JP7076344B2 - 係留システム - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の係留システムであって、前記付加物が前記係留ラインに設けられていないと仮定した場合、前記浮体の揺動に起因する前記係留鎖の横揺れの振動モードの次数は2次以上であり、前記付加物は、前記振動モードの節よりも上側に位置する第1付加物であり、前記係留ラインは、前記浮体と前記水底との間において前記係留鎖の前記長手方向の途中に設けられて前記振動モードの前記節よりも下側に位置する第2付加物をさらに備え、前記第2付加物は、前記係留鎖に取り付けられて前記係留鎖の前記長手方向に沿って延びる柱状の第2取付部と、前記第2取付部の周囲にて前記第2取付部の中心軸を中心とする周方向に配列され、それぞれが前記第2取付部から前記第2取付部の前記中心軸を中心とする径方向の外方へと突出するとともに前記長手方向に沿って延びる板状である3つ以上の第2抵抗部とを備える。
請求項3に記載の発明は、浮体を係留する係留システムであって、水面に浮かぶ浮体と、水底に固定された係留基体と、前記浮体と前記係留基体とを接続する係留ラインとを備え、前記係留ラインは、上端部が前記浮体に接続された係留鎖と、上端部が前記係留鎖の下端部に接続される係留ロープと、前記係留ロープの下端部と前記係留基体とを接続する他の係留鎖と、前記浮体と前記水底との間において前記係留鎖の長手方向の途中に設けられた上付加物と、前記係留ロープの長手方向の途中に設けられ、前記上付加物よりも下側に位置する下付加物とを備え、前記上付加物は、前記係留鎖に取り付けられて前記係留鎖の前記長手方向に沿って延びる柱状の上取付部と、前記上取付部の周囲にて前記上取付部の中心軸を中心とする周方向に配列され、それぞれが前記上取付部から前記上取付部の前記中心軸を中心とする径方向の外方へと突出するとともに前記長手方向に沿って延びる板状である3つ以上の上抵抗部とを備え、前記下付加物は、前記係留ロープに取り付けられて前記係留ロープの前記長手方向に沿って延びる柱状の下取付部と、前記下取付部の周囲を囲んで前記下取付部から前記下取付部の中心軸を中心とする径方向の外方へと突出する下抵抗部とを備え、前記3つ以上の上抵抗部の各上抵抗部において、前記上取付部の前記中心軸を中心とする前記径方向の外端部に、前記各上抵抗部に垂直な平板状のエンドプレートが設けられる。
2 浮体
3 係留基体
4 係留ライン
41 上係留鎖
42 係留ロープ
43 下係留鎖
44 上付加物
45 下付加物
85 (振動モードの)腹
86 (振動モードの)節
91 水面
92 水底
441 上取付部
442 上抵抗部
451 下取付部
452 下抵抗部
Claims (7)
- 浮体を係留する係留システムであって、
水面に浮かぶ浮体と、
水底に固定された係留基体と、
前記浮体と前記係留基体とを接続する係留ラインと、
を備え、
前記係留ラインは、
上端部が前記浮体に直接的に接続された係留鎖と、
前記浮体と前記水底との間において前記係留鎖の長手方向の途中に設けられた係留鎖用の付加物と、
を備え、
前記付加物は、
前記係留鎖に取り付けられて前記係留鎖の前記長手方向に沿って延びる柱状の取付部と、
前記取付部の周囲にて前記取付部の中心軸を中心とする周方向に配列され、それぞれが前記取付部から前記取付部の前記中心軸を中心とする径方向の外方へと突出するとともに前記長手方向に沿って延びる板状である3つ以上の抵抗部と、
を備え、
前記3つ以上の抵抗部の各抵抗部において、前記取付部の前記中心軸を中心とする前記径方向の外端部に、前記各抵抗部に垂直な平板状のエンドプレートが設けられることを特徴とする係留システム。 - 請求項1に記載の係留システムであって、
前記付加物が前記係留ラインに設けられていないと仮定した場合、前記浮体の揺動に起因する前記係留鎖の横揺れの振動モードの次数は2次以上であり、
前記付加物は、前記振動モードの節よりも上側に位置する第1付加物であり、
前記係留ラインは、前記浮体と前記水底との間において前記係留鎖の前記長手方向の途中に設けられて前記振動モードの前記節よりも下側に位置する第2付加物をさらに備え、
前記第2付加物は、
前記係留鎖に取り付けられて前記係留鎖の前記長手方向に沿って延びる柱状の第2取付部と、
前記第2取付部の周囲にて前記第2取付部の中心軸を中心とする周方向に配列され、それぞれが前記第2取付部から前記第2取付部の前記中心軸を中心とする径方向の外方へと突出するとともに前記長手方向に沿って延びる板状である3つ以上の第2抵抗部と、
を備えることを特徴とする係留システム。 - 浮体を係留する係留システムであって、
水面に浮かぶ浮体と、
水底に固定された係留基体と、
前記浮体と前記係留基体とを接続する係留ラインと、
を備え、
前記係留ラインは、
上端部が前記浮体に接続された係留鎖と、
上端部が前記係留鎖の下端部に接続される係留ロープと、
前記係留ロープの下端部と前記係留基体とを接続する他の係留鎖と、
前記浮体と前記水底との間において前記係留鎖の長手方向の途中に設けられた上付加物と、
前記係留ロープの長手方向の途中に設けられ、前記上付加物よりも下側に位置する下付加物と、
を備え、
前記上付加物は、
前記係留鎖に取り付けられて前記係留鎖の前記長手方向に沿って延びる柱状の上取付部と、
前記上取付部の周囲にて前記上取付部の中心軸を中心とする周方向に配列され、それぞれが前記上取付部から前記上取付部の前記中心軸を中心とする径方向の外方へと突出するとともに前記長手方向に沿って延びる板状である3つ以上の上抵抗部と、
を備え、
前記下付加物は、
前記係留ロープに取り付けられて前記係留ロープの前記長手方向に沿って延びる柱状の下取付部と、
前記下取付部の周囲を囲んで前記下取付部から前記下取付部の中心軸を中心とする径方向の外方へと突出する下抵抗部と、
を備え、
前記3つ以上の上抵抗部の各上抵抗部において、前記上取付部の前記中心軸を中心とする前記径方向の外端部に、前記各上抵抗部に垂直な平板状のエンドプレートが設けられることを特徴とする係留システム。 - 浮体を係留する係留システムであって、
水面に浮かぶ浮体と、
水底に固定された係留基体と、
前記浮体と前記係留基体とを接続する係留ラインと、
を備え、
前記係留ラインは、
上端部が前記浮体に直接的に接続された係留鎖と、
前記浮体と前記水底との間において前記係留鎖の長手方向の途中に設けられた係留鎖用の付加物と、
を備え、
前記付加物は、
前記係留鎖に取り付けられて前記係留鎖の前記長手方向に沿って延びる柱状の取付部と、
前記取付部の周囲にて前記取付部の中心軸を中心とする周方向に配列され、それぞれが前記取付部から前記取付部の前記中心軸を中心とする径方向の外方へと突出するとともに前記長手方向に沿って延びる板状である3つ以上の抵抗部と、
を備え、
前記付加物が前記係留ラインに設けられていないと仮定した場合、前記浮体の揺動に起因する前記係留鎖の横揺れの振動モードの次数は2次以上であり、
前記付加物は、前記振動モードの腹に位置することを特徴とする係留システム。 - 浮体を係留する係留システムであって、
水面に浮かぶ浮体と、
水底に固定された係留基体と、
前記浮体と前記係留基体とを接続する係留ラインと、
を備え、
前記係留ラインは、
上端部が前記浮体に直接的に接続された係留鎖と、
前記浮体と前記水底との間において前記係留鎖の長手方向の途中に設けられた係留鎖用の付加物と、
を備え、
前記付加物は、
前記係留鎖に取り付けられて前記係留鎖の前記長手方向に沿って延びる柱状の取付部と、
前記取付部の周囲にて前記取付部の中心軸を中心とする周方向に配列され、それぞれが前記取付部から前記取付部の前記中心軸を中心とする径方向の外方へと突出するとともに前記長手方向に沿って延びる板状である3つ以上の抵抗部と、
を備え、
前記付加物が前記係留ラインに設けられていないと仮定した場合、前記浮体の揺動に起因する前記係留鎖の横揺れの振動モードの次数は2次以上であり、
前記付加物は、前記振動モードの節と前記振動モードの腹との中央に位置することを特徴とする係留システム。 - 浮体を係留する係留システムであって、
水面に浮かぶ浮体と、
水底に固定された係留基体と、
前記浮体と前記係留基体とを接続する係留ラインと、
を備え、
前記係留ラインは、
上端部が前記浮体に直接的に接続された係留鎖と、
前記浮体と前記水底との間において前記係留鎖の長手方向の途中に設けられた係留鎖用の付加物と、
を備え、
前記付加物は、
前記係留鎖に取り付けられて前記係留鎖の前記長手方向に沿って延びる柱状の取付部と、
前記取付部の周囲にて前記取付部の中心軸を中心とする周方向に配列され、それぞれが前記取付部から前記取付部の前記中心軸を中心とする径方向の外方へと突出するとともに前記長手方向に沿って延びる板状である3つ以上の抵抗部と、
を備え、
前記付加物が前記係留ラインに設けられていないと仮定した場合、前記浮体の揺動に起因する前記係留鎖の横揺れの振動モードの次数は2次以上であり、
前記付加物は、前記振動モードの節に位置することを特徴とする係留システム。 - 請求項1ないし6のいずれか1つに記載の係留システムであって、
前記浮体は、前記係留ラインにより1点係留されていることを特徴とする係留システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018168853A JP7076344B2 (ja) | 2018-09-10 | 2018-09-10 | 係留システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2020040493A JP2020040493A (ja) | 2020-03-19 |
JP7076344B2 true JP7076344B2 (ja) | 2022-05-27 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018168853A Active JP7076344B2 (ja) | 2018-09-10 | 2018-09-10 | 係留システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012201297A (ja) | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Doi Tekko Kk | 浮体係留装置 |
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2018
- 2018-09-10 JP JP2018168853A patent/JP7076344B2/ja active Active
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