JP7075049B2 - 画像形成装置、ジョブ実行システムおよびジョブ実行方法 - Google Patents

画像形成装置、ジョブ実行システムおよびジョブ実行方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、ジョブ実行システムおよびジョブ実行方法に関する。
従来、ユニバーサルデザインに配慮した複合機が種々提案されている。
特許文献1には、視覚障害者専用端末から起動された複合機へのジョブの実行状態を取得し、実行状態に基づいた音声データを視覚障害者専用端末へと送信する複合機が記載されている。
本発明が解決しようとする課題は、ユーザがジョブを実行する画像形成装置の位置を音により把握するのが困難なことである。
上記課題を解決するために、請求項1にかかる発明は、端末装置が生成した実行命令であるジョブを実行する画像形成装置であって、報知音を出力するスピーカを有し、あらかじめ所定の情報を記憶するユーザ情報記憶部を有し、前記端末装置によって前記ジョブに付与された前記報知音に関する情報である報知情報に基づき前記報知音を出力し、前記ジョブを実行し、前記報知情報は、前記端末装置のユーザに関する情報であるユーザ情報、報知要否情報、音種別情報および出力継続時間を含み、前記ユーザ情報記憶部は、前記ユーザ情報と、前記ユーザ情報以外の前記報知情報とを対応付けたテーブルを記憶し、前記スピーカは、前記ユーザ情報に対応付けられた前記報知情報に基づき前記報知音を出力する画像形成装置である。
本発明によれば、ユーザがジョブを実行する画像形成装置の位置を音により把握できる。
第1の実施形態のシステム構成図である。 第1の実施形態の画像形成装置のハードウェア構成図である。 第1の実施形態の端末装置のハードウェア構成図である。 端末装置の使用形態の説明図である。 報知情報の入力画面例である。 第1の実施形態の画像形成装置の機能ブロック図である。 報知情報テーブルの例である。 第1の実施形態の端末装置の機能ブロック図である。 第1の実施形態の端末装置の処理フローを示すフローチャートである。 第1の実施形態の画像形成装置の処理フローを示すフローチャートである。 第1の実施形態のシステムの処理の一例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態のシステム構成図である。 第2の実施形態の画像形成装置のハードウェア構成図である。 第2の実施形態の画像形成装置の機能ブロック図である。 第2の実施形態の端末装置の処理フローを示すフローチャートである。 第2の実施形態の画像形成装置の処理フローを示すフローチャートである。 第2の実施形態のシステムの処理の一例を示すシーケンス図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の実施の形態を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
まず、本発明の第1の実施形態のシステム構成について説明する。図1は、第1の実施形態のシステム図である。
図1に示すように画像形成装置100と、PC(Personal Computer)などの端末装置200とが、ネットワーク1000によって接続されている。ここで、ネットワーク1000はLAN(Local Area Network)、インターネット、LAN経由のインターネット等を含む概念である。端末装置200はネットワーク1000に有線で接続されていてもよいし、無線接続のいわゆるモバイル端末などでもよい。一つの画像形成装置100に対し、複数の端末装置200が接続されていてもよい。
画像形成装置100は、コピー機能、FAX機能、プリント機能、スキャナ機能、また、入力画像(スキャナ機能による読み取り原稿や、プリンタ機能あるいはFAX機能により入力された画像)を保存や配信する機能等を複合して有するいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称される複合機である。なお、本実施形態において、画像形成装置100で処理される「画像」には画像データだけでなく、画像データが含まれていないデータ、つまりテキスト情報のみのデータも含むものとする。
端末装置200は、画像形成装置100の各種機能が実行する処理内容であるジョブを生成して出力する。端末装置200から出力されたジョブはネットワーク1000を介し、画像形成装置100に入力され、画像形成装置100によって実行される。以上説明したように、画像形成装置100はジョブを実行するためジョブ実行装置、端末装置200はジョブを生成するためジョブ生成装置、システムS1はジョブ実行システムということも可能である。
次に、画像形成装置100のハードウェア構成について説明する。図2は、第1の実施形態の画像形成装置のハードウェア構成図である。
図2に示すように、画像形成装置100は、画像形成装置100への操作入力を受け付ける操作パネル11と、操作パネル11等からの入力に基づき画像形成装置100の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)12と、CPU12の動作に必要なプログラムやデータを記憶する記憶媒体であるROM(Read Only Memory)13およびHDD(Hard Disk Drive)15と、CPU12がプログラムを実行する際のワークエリア(作業領域)であるRAM(Random Access Memory)14と、画像形成装置100の外部装置との通信インタフェースである通信I/F(interface)16と、画像形成装置100の外部装置との無線による通信インタフェースである無線通信I/F17と、CPU12の制御に基づきコピー機能等の各種機能を実現するためのハードウェア構成であるエンジン部18と、CPU12の制御に基づき音を出力するスピーカ19とを有し、これらがシステムバスB1を介して相互に接続されている。
操作パネル11は、操作者の操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば受け付けた操作を示す情報、画像形成装置100の動作状況を示す情報、画像形成装置100の設定状態を示す情報など)を表示する。操作パネル11は、一例としてタッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD:Liquid Cristal Display)で構成されるが、これに限られるものではない。例えばタッチパネル機能が搭載された有機EL(Electoro-Luminescence)表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。
CPU12は、操作パネル11からの入力、または外部装置からの通信による入力による動作指示に基づき、画像形成装置100の動作を制御する。CPU12は、RAM14をワークエリア(作業領域)としてROM13又はHDD15に格納されたプログラムを実行することで、画像形成装置100全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種機能を実現する。これらの各種機能の実行する動作(以降ジョブと呼ぶことがある)は、その都度、画像形成装置100の動作ログとしてHDD15に保存することも可能である。
通信I/F16は、外部装置との通信インタフェースであり、インターネット、LAN、LAN経由のインターネット等と接続可能である。画像形成装置100は、通信I/F16によって、一例として端末装置200や、汎用の携帯通信端末やサーバ装置等ともネットワーク1000を介して通信可能である。
無線通信I/F17は、外部装置との無線による通信の通信インタフェースであり、同様に無線I/Fを有する装置との間で無線通信可能である。さらに社内LANなどのネットワーク接続にはアクセスポイントPを介して接続可能である。画像形成装置100は、無線通信I/F17によって、一例として端末装置200や、その他汎用の携帯通信端末やサーバ装置等とも通信可能である。
エンジン部18は、コピー機能、FAX機能、プリンタ機能、スキャナ機能などを実現させるための、汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行うハードウェアである。コピー機能を行うコピー部181、FAX機能を行うFAX部182、プリンタ機能を行うプリンタ部183、スキャナ機能を行うスキャナ部184を有する。なお、プリンタ機能は、用紙等の記録媒体へ印刷可能な方式として電子写真方式やインクジェット方式などを採用することができるが、これに限られない。またエンジン部18は、その他に印刷済み記録媒体を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(Auto Document Feeder)のような特定のオプションを備えることもできる。
スピーカ19は、CPU12の制御に基づき、画像形成装置100外部に聞こえるように音を出力するハードウェアである。スピーカ19は、ユーザに対し情報を報知する音である報知音を出力する。報知音は、情報の内容を示す言語を出力した音でもよいし、あらかじめ情報と対応付けがされた音でもよい。
次に、端末装置200のハードウェア構成について説明する。図3は、第1の実施形態の端末装置のハードウェア構成図である。
図3に示すように、端末装置200は、入力を受け付ける入力手段21と、入力手段21等からの入力に基づき端末装置200の動作を制御するCPU22と、CPU22の動作に必要なプログラムやデータを記憶する記憶媒体であるROM23およびHDD25と、CPU22がプログラムを実行する際のワークエリア(作業領域)であるRAM24と、端末装置200の外部装置との通信インタフェースである通信I/F(interface)26と、画像形成装置100の外部装置との無線による通信インタフェースである無線通信I/F27と、端末装置200の操作者に対し必要なデータを表示するディスプレイ28を有し、これらがシステムバスB2を介して相互に接続されている。
入力手段21は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付ける。例えば、キーボード、マウス、タッチパネル機能を搭載したタブレット、音声入力のためのマイクなどで構成されるがこれらに限られるものではない。例えば端末装置200を操作するためにログインする時に用いるICカードを読み込ませるICカードリーダ等であってもよい。
CPU22は、RAM24をワークエリア(作業領域)としてROM23又はHDD25に格納されたプログラムを実行することで、端末装置200全体の動作を制御し、端末装置200の各種機能を実現する。
通信I/F26は、外部装置との通信インタフェースであり、インターネット、LAN、LAN経由のインターネット等と接続可能である。端末装置200は、通信I/F26によって、一例として画像形成装置100や、汎用の携帯通信端末やサーバ装置等ともネットワーク1000を介して通信可能である。
無線通信I/F27は、外部装置との無線による通信の通信インタフェースである。同様に無線LAN I/Fを有する装置との間で通信可能である。さらに社内LANなどのネットワーク接続にはアクセスポイントPを介して接続可能である。端末装置200は、無線通信I/F27によって、一例として画像形成装置100や、その他汎用の携帯通信端末やサーバ装置等とも通信可能である。
ディスプレイ28は、各種の情報、例えば端末装置200が受け付けた操作を示す情報、端末装置200で操作者が作成しているデータ、端末装置200や画像形成装置100の動作状況を示す情報、端末装置200や画像形成装置100の設定状態を示す情報などを表示する。ディスプレイ28は、一例として液晶表示装置(LCD:Liquid Cristal Display)や有機EL(Electro Luminescence)表示装置で構成されるが、これに限られるものではない。またタッチパネル機能を搭載し、入力手段21として機能してもよい。
端末装置200は上述以外にも、外部接続I/Fとして、IC(Integrated Circuit)カードを読み込ませるICカードリーダと接続するためのインタフェースや、USB(Universal serial Bus)やSDカード等の外部記憶媒体と接続するためのインタフェース等を有していてもよい。
図4は、本実施形態に係る端末装置の使用形態の説明図である。図4を用いて、操作者による端末装置200の使用形態を説明する。
端末装置200のHDD25にはCPU22が実行可能なプログラムである印刷画像作成アプリケーション(以下印刷アプリと呼ぶことがある)2001およびプリンタドライバ2002が記憶されている。
印刷アプリ2001は、入力手段21による入力に従って、印刷画像を作成するアプリケーションである。ここで印刷画像とは、用紙などの記憶媒体へ印刷する画像である。プリンタドライバ2002は、入力手段21を用いて端末装置200の操作者が入力する印刷に関する各種設定(以下印刷設定と呼ぶことがある)、例えば画質、印刷部数、ページ割付、トレイ等に基づき、印刷画像を印刷データに変換するアプリケーションである。ここで印刷データとは、画像形成装置100が解釈してエンジン部18で記憶媒体への画像形成を実行可能なデータである。
端末装置200の動作としては、端末装置200の操作者が印刷アプリ2001を立ち上げ印刷画像を作成する。作成した印刷画像について操作者が印刷指示を入力すると、プリンタドライバ2002が立ち上がり、操作者はプリンタドライバ2002に対し印刷設定を入力する。このときプリンタドライバ2002はディスプレイ28に操作者による印刷設定、例えば画質、印刷部数、ページ割付、トレイ等、の入力を補助するための画面を出力してもよい。この場合操作者は、出力された画面を見ながらプリンタドライバ2002に印刷設定を入力できる。
するとプリンタドライバ2002は、印刷アプリ2001を使って作成された印刷画像および入力された各種印刷設定に基づき、印刷画像を印刷データに変換する。プリンタドライバ2002は、画像形成装置100のプリント機能の実行命令を含むジョブ(以降プリントジョブと呼ぶ)として、少なくとも印刷データおよび印刷設定を、通信I/F26から出力する。ネットワーク1000を通じて出力されたジョブを受け付けた画像形成装置100は、プリンタ部183によって印刷を実行する。
以上ジョブとして、プリンタドライバ2002によって生成されたプリントジョブをプリンタ部183が実行する場合を説明したが、画像形成装置100が実行する各種機能に対する実行の指示であればジョブはこれに限られない。また、ジョブを受け付けた後にユーザが画像形成装置に設けられた認証装置によって認証してジョブ実行を指示する画像形成装置が知られているが、本実施形態の画像形成装置100は一例として、端末装置200にIPアドレスなどで指定されてジョブを受け付け、ICカードなどの認証を行うことなく実行する画像形成装置として説明する。
図5は、端末装置200に表示される報知情報の入力画面例である。ユーザによる印刷設定の入力を補助するために、ディスプレイ28に表示される。図5に示される画面例は、プリンタドライバ2002が立ち上がると、またはプリンタドライバ2002が立ち上がった後、さらにユーザがジョブを実行したい画像形成装置を選択する等すると、表示される。ユーザは図5に示される画面を見ながら入力手段21を用いて、印刷設定や報知情報の各項目を入力することができる。
図5に示される画面例において、「印刷方法」「原稿サイズ」「印刷用紙サイズ」「用紙種類」「給紙トレイ」「排紙先」「カラー/白黒」「集約」「ページ配列」「両面/製本」「ステープル」「パンチ」「ソート」と示される項目についてはプルダウンメニューから選択することで入力可能である。また「原稿方向」についてはラジオボタンで選択することで入力可能である。「部数」については数値を入力可能である。「仕切り線」についてはチェックボックスにチェックを入れることで入力可能である。このように図5に示される画面例ではこれらの印刷設定の各項目を入力可能である。
そして図5に示される画面例においてRと示される領域は、ユーザに対し情報を報知する音である報知音に関する情報である報知情報、例としては報知要否情報、音種別情報、出力継続時間情報について入力可能な領域である。
ここで領域R内の各項目についてさらに述べる。「要否」と示された項目によりユーザは報知要否情報を入力可能である。具体的には、報知音を出力する、すなわちスピーカにより音を鳴らすことの要不要を、ボタンを選択することで入力可能である。項目「報知音」によりユーザは音種別情報を入力可能である。具体的には、報知音の音の種別情報であり、一例として「メロディー1」、「メロディー2」等をプルダウンで選択することで入力可能である。また項目「継続時間」によりユーザは出力継続時間情報を入力可能である。具体的には、報知音が出力される出力を継続する時間情報、一例として「30秒」、「1分」等をプルダウンで選択することで入力可能である。
このように、ユーザは「音声誘導」と示される領域Rに示される各項目に入力して印刷指示を行なうことで、画像形成装置100が出力した報知音が聞こえる方向に、ジョブを実行する画像形成装置100が位置することがわかり、その位置に向かうことでジョブを実行する画像形成装置100に到達することができる。つまり、いわゆる音声誘導を受けることができる。
なお図5で示される画面例への入力の際、端末装置200が有するスピーカで画面の入力内容をユーザに対し音声で知らせてもよい。また端末装置200が有するマイクにユーザが音声を入力することにより、図5で示される画面への入力を受け付けてもよい。
図6は、第1の実施形態の画像形成装置100の機能ブロック図である。
画像形成装置100は、入力を受け付ける入力受付部110と、操作パネル11への表示を制御する表示制御部120と、画像形成装置100の外部との通信を制御する通信制御部130と、受け付けたジョブを処理するジョブ処理部140と、画像形成装置100に関する各種データやプログラムを記憶する記憶部150と、記憶部150に対する各種データやプログラムの読出・書込を行う読出・書込処理部160とを有する。
入力受付部110は、操作パネル11の処理によって実現され、ユーザの操作に応じた入力を受け付ける機能を実行する。ユーザに対し操作に必要な情報を表示してもよい。
表示制御部120は、CPU12がHDD15に記憶されたプログラムを実行することで実現され、入力受付部110に表示する表示画面を制御する機能を実行する。
通信制御部130は、通信I/F16または無線通信I/F17の処理によって実現され、画像情報など各種データをネットワークや外部装置に送信したり、各種データや各種設定情報を、ネットワークを介したり、外部装置から取得したりする機能を実行する。
ジョブ処理部140は、CPU12がHDD15に記憶されたプリンタアプリケーション、コピーアプリケーション、FAXアプリケーション等を実行することによって実現され、受け付けたジョブを実行する。
記憶部150は、HDD15の処理によって実行され、プログラムや文書データ、画像形成装置100の動作に必要な各種設定情報、画像形成装置100の動作ログ等を格納する機能を実行する。
読出・書込処理部160は、HDD15の処理によって実行され、記憶部150に各種データを記憶したり、記憶部150に記憶された各種データを読み出したりする機能を実行する。
記憶部150は、あらかじめ音データが記憶された音種別記憶部151と、あらかじめユーザ情報が記憶されたユーザ情報記憶部152を有する。音データおよびユーザ情報は入力受付部110から登録可能であり、入力受付部110は音データ登録部、ユーザ情報登録部として機能する。
ここで図7を用いて、図6の音種別記憶部151、ユーザ情報記憶部152に記憶される報知情報テーブルについて説明する。
音種別記憶部151にはあらかじめ、システムの管理者等によって音種別と出力データが対応付けられたテーブルが記憶されている。すなわち、図5の表示画面の領域Rで端末装置200からユーザによって入力された、報知情報の一例である音の種別名と、スピーカ19で出力可能な音データの出力ファイル名が対応付けられたテーブルである。一例として図7(a)に示されるように、音データ名「メロディー1」と出力ファイル名「Melody1」とが対応付けられ記憶されている。
そしてユーザ情報記憶部152にはあらかじめ、システムの管理者等によって以下の報知情報が対応付けられたテーブルが記憶されている。すなわち、端末装置200の入力手段21から入力された、ユーザに関する情報であるユーザ情報、一例として端末装置200を使用する際に入力されたログインID等と、ユーザ情報以外の報知情報が対応付けられたテーブルである。一例として図7(b)に示されるように、ログインID「1234」と要否情報「要」と出力ファイル名「Melody1」と継続時間「1分」とが対応付けられている。また、ログインID「3456」については、要否情報「要」と出力ファイル名「bird2」とが対応付けられているが、継続時間は対応付けられていない。このようにログインIDと全ての報知情報が対応付けられている必要はない。またログインID「5678」には、要否情報「否」が対応付けられている。よってログインID「5678」については報知音の出力がされないため、出力ファイル名および継続時間は対応付けられていない。
図8は、第1の実施形態の端末装置の機能ブロック図である。
図8に示されるように端末装置200は、端末装置200へ入力を受け付ける端末入力受付部である入力受付部210と、ディスプレイ28に表示する表示画面を制御する機能を実行する表示制御部220と、端末装置200の外部との通信を制御する機能を実行する通信制御部230と、画像形成装置100に指示するジョブを出力するジョブ出力部240を有する。
入力受付部210は、入力手段21の処理によって実現され、ユーザによる各種入力を受け付ける機能を実行する。
表示制御部220は、CPU22がHDD25に記憶されたプログラムを実行することで実現され、ディスプレイ28に表示する表示画面を制御する機能を実行する。
通信制御部230は、通信I/F26または無線通信I/F27の処理によって実現され、画像情報など各種データをネットワークや外部装置に送信したり、各種データや各種設定情報を、ネットワークを介したり、外部装置から取得したりする機能を実行する。
ジョブ出力部240は、CPU22がHDD25にインストールされたプログラム、一例として印刷アプリ2001とプリンタドライバ2002を実行することで実現され、画像形成装置100への各種機能の実行の要求であるジョブを出力する機能を実行する。
ジョブ出力部240は、ユーザの操作に基づき各種データを生成するデータ生成部241と、データ生成部241により生成されたデータからジョブを生成するジョブ生成部242と、ジョブ生成部242により生成されたジョブに報知情報を付与する報知情報付与部243を有する。ジョブ出力部240は、データ生成部241、ジョブ生成部242、報知情報付与部243の各部を制御してジョブを出力する。
データ生成部241は、CPU22がHDD25に保存されたプログラム、一例として印刷アプリ2001を実行して実現され、端末装置200に対するユーザの操作に基づく入力内容に従い画像形成装置100で印刷する画像を作成する機能を実行する。
ジョブ生成部242は、CPU22がHDD25に保存されたプログラム、一例として、プリンタドライバ2002を実行して実現され、作成された印刷画像に基づきデータを画像形成装置100で処理可能なデータに変換してジョブを生成する。
報知情報付与部243は、CPU22がHDD25に保存されたプログラム、一例として、印刷アプリ2001またはプリンタドライバ2002を実行して実現され、ジョブ生成部242によって生成されたジョブに、入力受付部210から入力された報知情報を付与する。報知情報は、ユーザに対し情報を報知する音である報知音に関する情報、例えば、報知要否情報、音種別情報、出力継続時間、またはユーザ情報等である。ユーザ情報の例としては、ジョブを出力した端末装置200へのユーザのログインID等である。
なお、ここでいう付与とは、出力されたジョブと報知情報が対応付けられていればよく、すなわち、あるジョブの一部として報知情報を含めることも含むし、あるジョブと、そのジョブとは別のデータとしての報知情報とを対応付けることも含む。
ジョブは画像形成装置100が実行するプリンタ機能の実行指示であるがこれに限られず、コピー機能、FAX機能、スキャナ機能、その他の各種機能の実行を指示するものであればよい。
また、ジョブ生成部242および報知情報付与部243は、プリンタドライバ2002を実行することにより実現しているがこれに限られず、例えば報知情報付与部243として機能する別のドライバがインストールされていてもよい。なお、従来より画像形成装置にプリントジョブを出力する端末装置にはプリンタドライバがインストールされているため、プリンタドライバに報知情報を付与する機能をもたせれば、報知情報を付与するための別なドライバを新たに開発したり、プリンタドライバとは別のドライバを新たにユーザにインストールさせたりする煩雑さがない。
図9は、第1の実施形態の端末装置の処理フローを示すフローチャートである。本処理フローは、端末装置200に対しユーザがジョブを生成するための入力をするとスタートするジョブ出力フローである。
まず入力受付部210は、入力受付ステップとして、端末装置200への入力を受け付ける(S1)。ジョブ生成部242はジョブ生成ステップとして、受け付けた入力内容に基づき、ジョブを生成する(S2)。そして報知情報付与ステップとして、報知情報付与部243は、ジョブに対して、受け付けた入力内容に含まれる報知情報を付与する(S3)。そしてジョブ出力ステップとして、ジョブ出力部240は、報知情報が付与されたジョブを一例として通信制御部230に出力する(S4)。すると通信制御部230は、ネットワークを介して画像形成装置100に対しジョブを出力する。なお、報知情報の入力が無い場合はステップS3の処理はスキップしてもよいし、入力内容に報知情報が含まれていないというフラグなどを付与してもよい。
図10は、第1の実施形態の画像形成装置の処理フローを示すフローチャートである。本処理フローは、画像形成装置100がネットワーク1000を介する等してジョブを受け付けるとスタートするジョブ処理フローである。
まず、入力受付部110はジョブ受付ステップとして、ジョブを受け付ける(S5)。そして報知処理部141は、出力要否判断ステップとして、報知情報に基づき、報知音の出力要か否かを判断する(S6)。報知音の出力が要となる場合とは、一例として報知要否情報が「要」の場合である。報知音の出力が「要」となる他の例としては、報知情報であるユーザ情報をキーとして、図7(b)のテーブルにおける「要否」列を参照した際に「要」が対応付けされていた場合である。
ステップS6において報知音の出力が「要」の場合、報知処理部141は、報知音出力ステップとして、スピーカ19による報知音の出力を開始する(S7)。
このように、ジョブに付与された報知音を出力するため、端末装置のユーザは、報知音のする方向から画像形成装置100の位置を把握して画像形成装置100の方へ移動できる。つまりユーザを、ジョブを実行する画像形成装置100の前まで誘導することができる。例えば従来技術として、視覚障害者専用端末から起動された複合機へのジョブの実行状態を取得し、実行状態に基づいた音声データを視覚障害者専用端末へと送信する複合機が知られている。この従来技術である複合機では、端末装置のユーザはジョブを実行している画像形成装置の位置を把握できないという課題があるが、この課題を解決できる。またこの従来技術の複合機では、視覚障害者用専用端末からのジョブについて音声データの出力を行っており、つまりあらかじめ決められた専用端末を用意しなければならないという課題があるが、本発明ではジョブに付与された報知情報に基づき報知音を出力するため、特別な端末を用意する必要が無い。
さらに、端末装置200は入力を受け付ける端末入力受付部210を有し、報知情報は端末入力受付部210から入力されるため、ユーザは端末装置200から報知音の要否を決定したり、所望の報知音を出力させたりすることができる。
さらに、報知情報としてユーザ情報を用いるため、端末装置200にログインする際のログインID等に対応付けられた報知音を出力させることができる。
ステップS7についてより具体的には、報知情報として、報知要否情報が「要」以外に、音種別情報が含まれている場合には、さらに音種別情報をキーに図7(a)に示されるテーブルを参照し、対応付けられた出力ファイル名の音データを再生することにより報知音を出力する。また報知情報としてユーザ情報、一例として端末装置200にログインするためのログインIDが含まれている場合には、ログインIDをキーに図7(b)に示されるテーブルを参照し、報知要否情報が「要」であれば報知音を出力する。このとき、さらに対応付けられた出力ファイル名がある場合には、その出力ファイル名の音データを再生することにより報知音を出力する。このように報知情報は、報知音の種別を含み、スピーカは種別に応じた前記報知音を出力するため、例えば画像形成装置100が並んでいるオフィスで複数人がジョブを実行する場合に、互いに異なる報知音を出力して区別できる。
次に、ジョブ実行処理部142はジョブ実行ステップとして、ジョブの実行を開始する(S8)。ジョブの実行を開始してから報知音を出力してもよいが、報知音の出力を開始してからジョブの実行を開始することで、ユーザがより早く画像形成装置の位置を把握できる。
そしてジョブ実行処理部142は、停止条件判断ステップとして、停止条件を満たすかを判断する(S9)。停止条件を満たす場合は、報知音の出力を停止し(S10)、本フローを終了する。このように停止条件を満たした場合に停止することで、報知音が鳴ったままになるのを防止できる。
ステップS9についてより具体的には、停止条件の一例として、報知情報の一例である出力継続時間が経過したか否かである。この場合、ユーザは所望の時間、報知音を鳴らした後に停止することができる。また停止条件の他の例としては、画像形成装置100に対するユーザによる操作入力が入力受付部110に受け付けられたかでもよい。この場合、ユーザは画像形成装置100に入力を行うことにより、報知音を停止することができる。
ステップS6において報知音の出力が否、つまり報知情報の一例である報知要否情報が不要つまり端末装置200から「否」が入力された場合や、図7(b)で示したテーブルを参照した結果ユーザ情報の一例である端末装置200のログインIDに「否」が対応付けられていた場合は、報知音を出力せずにジョブを実行し(S11)、本フローを終了する。
図11は、第1の実施形態のシステムの処理の一例を示すシーケンス図である。本処理は、端末装置200が、報知音出力要を示す報知情報が付与されたジョブを出力し、画像形成装置100がそのジョブを実行するまでのシーケンスである。
まず、端末装置200のジョブ出力部240はジョブを出力する(S101)。通信制御部230は、ジョブを画像形成装置100に対し出力する(S102)。画像形成装置100の入力受付部110はジョブを受け付ける(S103)。
そして報知処理部141は、受け付けたジョブは報知音出力要と判断される為、付与された報知情報に基づき、スピーカ19による報知音の出力を開始する(S104)。次に、ジョブ実行処理部142はジョブの実行を開始する(S105)。ステップS105以降は、画像形成装置100において図10で示されるステップS9とステップS10が実行される。
図12は、本発明の第2の実施形態に係るシステム構成について説明する。図12に示すようにシステムS2は、画像形成装置100-1、画像形成装置100-2…と、PCなどの端末装置200と、サーバ装置300が、ネットワーク1000によって接続されている。ここで、ネットワーク1000はLAN、インターネット、LAN経由のインターネット等を含む概念である。端末装置200はネットワーク1000に有線で接続されていてもよいし、無線接続のいわゆるモバイル端末などでもよい。
なお、図12において画像形成装置は画像形成装置100-1と100-2の2台のみ示しているが、2台に限られず、複数の画像形成装置を有することが可能である。実施形態2の説明においては、複数の画像形成装置に共通の構成については100-nの構成として説明する。
画像形成装置100-nそれぞれ、コピー機能、FAX機能、プリント機能、スキャナ機能、また、入力画像(スキャナ機能による読み取り原稿や、プリンタ機能あるいはFAX機能により入力された画像)を保存や配信する機能等を複合して有するいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称される複合機である。なお、本実施形態において、画像形成装置100で処理される「画像」には画像データだけでなく、画像データが含まれていないデータ、つまりテキスト情報のみのデータも含むものとする。
端末装置200は、画像形成装置100の各種機能が実行する処理内容であるジョブを生成して出力する。出力されたジョブはネットワーク1000を介し、画像形成装置100-nいずれかに入力され、入力を受け付けた画像形成装置100-nによって実行される。
サーバ装置300は、端末装置200から出力されたジョブを記憶する。またサーバ装置300は記憶したジョブを画像形成装置100-nに対し出力可能である。
第2の実施形態の画像形成装置100-nのハードウェア構成は、第1の実施形態の画像形成装置100と同様であるため説明を省略する。また第2の実施形態の端末装置200、サーバ装置300は、第1の実施形態の端末装置200と同様であるため説明を省略する。
図13は、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置100-nの機能ブロック図である。第1の実施形態の画像形成装置100の構成に加え、外部に画像形成装置の位置情報を出力する位置情報出力部143と、端末装置200が出力したジョブを取得するジョブ取得部144とを有する。
図14は、本発明の第2の実施形態に係る端末装置200の機能ブロック図である。第1の実施形態の端末装置200の構成に加え、端末装置200に最も近い画像形成装置を判断する画像形成装置判断部244と、画像形成装置100-nと端末装置200自身との位置情報を記憶する位置情報記憶部251を有する。
図15を用いて第2の実施形態の端末装置の処理フローを説明する。図15は、端末装置200のジョブ生成処理フロー示すフローチャートである。本処理は、端末装置200に対しユーザがジョブを生成するための入力をするとスタートするフローである。
まず入力受付部210は、入力受付ステップとして、端末装置200への入力を受け付ける(S12)。ジョブ生成部242はジョブ生成ステップとして、受け付けた入力内容に基づき、ジョブを生成する(S13)。そして報知情報付与ステップとして、報知情報付与部243は、ジョブに対して、受け付けた入力内容に含まれる報知情報を付与する(S14)。
次にジョブ出力部240は、サーバ装置への出力ステップとして、サーバ装置300にジョブを送信することにより出力する(S15)。そして画像形成装置判断部244は、位置情報要求ステップとして、システム内のn台の画像形成装置にそれぞれの位置情報を要求する(S16)。画像形成装置判断部244は、位置情報取得ステップとして、各画像形成装置からn個の位置情報nを受け付けることにより取得する(S17)。画像形成装置判断部244は、画像形成装置判断ステップとして、位置情報記憶部251を参照して、位置情報nに基づき端末装置200に最も近い画像形成装置である画像形成装置100Nを判断する(S18)。そして画像形成装置判断部244は、ジョブ実行要求ステップとして、判断した最も近い画像形成装置100nに対し、ジョブ実行要求を出力する(S19)。
このように端末装置200から最も近い画像形成装置にジョブの実行要求を行うことで、ユーザは報知音に基づき画像形成装置に向かいやすくなる。なお、ジョブ実行要求によって報知音出力が実行されるため、ジョブ実行要求は報知処理実行要求と呼ぶこともできる。
図16は、第2の実施形態の画像形成装置のジョブ受付処理フローを示すフローチャートである。なお、本処理における画像形成装置は、端末装置200に最も近い画像形成装置である画像形成装置100Nであるものとして説明する。
まず位置情報出力部143は、位置情報要求受付ステップとして、端末装置200から出力された位置情報要求を受け付ける(S20)。すると位置情報出力部143は、位置情報出力ステップとして、自身の位置情報を端末装置200に出力する(S21)。すると、本処理における画像形成装置は端末装置200に最も近い画像形成装置100Nであるため、入力受付部110は、端末装置200からジョブ実行要求を受け付ける(S22)。するとジョブ取得部144は、ジョブ取得ステップとして、サーバ装置300に対しジョブを要求する(S23)。そして入力受付部110は、サーバ装置300に記憶されていたジョブを受け付け(S24)、ジョブ受付処理フローは終了する。ジョブを受け付けた以降、画像形成装置100Nは、図10で示したステップS5~ステップS11を実行する。
図17は、第2の実施形態の画像形成装置100と端末装置200とサーバ装置300の処理を示すシーケンス図である。本処理は、端末装置200が、報知情報を付与したジョブを出力してから画像形成装置100がジョブを実行するまでのシーケンスである。
まず、端末装置200のジョブ出力部240はジョブを出力する(S201)。通信制御部230は、ジョブをサーバ装置300に対し出力する(S202)。サーバ装置300は、ジョブを記憶する(S203)。
端末装置200は、画像形成装置100-1に対して、位置情報を要求する(S204)。画像形成装置100-1は、端末装置200に対し、自身の位置情報である位置情報1を出力する(S205)。端末装置200はさらに画像形成装置100-2に対して、位置情報を要求する(S206)。画像形成装置100-2は、端末装置200に対し、自身の位置情報である位置情報2を出力する(S207)。図17においては画像形成装置100-1と100-2のみ示したが、端末装置200は画像システム内のn台の画像形成装置100-n全てに対し、位置情報を要求し、画像形成装置100-nは、端末装置200に対し、自身の位置情報nを出力する。
端末装置200は位置情報nから、端末装置200に最も近い画像形成装置100Nを判断する(S208)。、本実施形態では以降、画像形成装置100-2が最も近い画像形成装置100Nであるとして説明する。端末装置200は、最も近い画像形成装置100-2にジョブ実行要求を送信することにより出力する(S209)。
画像形成装置100-2は、サーバ装置300に対しジョブを要求し(S210)、サーバ装置300に記憶されたジョブを取得する(S211)。そいて画像形成装置100の入力受付部110がジョブを受け付ける(S212)。
そして報知処理部141は、付与された報知情報に基づき、スピーカ19による報知音の出力を開始する(S213)。するとジョブ実行処理部142はジョブの実行を開始する(S214)。ステップS105以降は、画像形成装置100-2において、図10で示されるステップS9とステップS10が実行される。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その技術的要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。上記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者であれば、開示した内容から様々な変形例を実現することが可能である。そのような変形例も、特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
100 画像形成装置
110 入力受付部
140 ジョブ処理部
141 報知処理部
142 ジョブ実行処理部
143 位置情報出力部
144 ジョブ取得部
150 記憶部
151 音種別記憶部
152 ユーザ情報記憶部
200 端末装置
210 入力受付部
240 ジョブ出力部
241 データ生成部
242 ジョブ生成部
243 報知情報付与部
244 画像形成装置判断部
300 サーバ装置
特開2006-155267

Claims (16)

  1. 端末装置が生成した実行命令であるジョブを実行する画像形成装置であって、
    報知音を出力するスピーカを有し、
    あらかじめ所定の情報を記憶するユーザ情報記憶部を有し、
    前記端末装置によって前記ジョブに付与された前記報知音に関する情報である報知情報に基づき前記報知音を出力し、
    前記ジョブを実行し、
    前記報知情報は、前記端末装置のユーザに関する情報であるユーザ情報、報知要否情報、音種別情報および出力継続時間を含み、
    前記ユーザ情報記憶部は、前記ユーザ情報と、前記ユーザ情報以外の前記報知情報とを対応付けたテーブルを記憶し、
    前記スピーカは、前記ユーザ情報に対応付けられた前記報知情報に基づき前記報知音を出力する画像形成装置。
  2. 前記報知情報は、前記画像形成装置が前記報知音の出力の要否を判断する報知要否情報を含み、前記報知要否情報が要の場合、前記スピーカは前記報知音を出力する請求項1の画像形成装置。
  3. 前記報知情報の出力を開始し、
    その後、前記ジョブの実行を開始する請求項1または2の画像形成装置。
  4. 前記報知情報は、前記報知音の種別を含み、前記スピーカは前記種別に応じた前記報知音を出力する請求項1ないし3いずれかの画像形成装置。
  5. 前記報知情報は、前記報知音の出力継続時間を含み、前記スピーカは、前記報知音を前記出力継続時間が経過するまで出力する請求項1ないし4いずれかの画像形成装置。
  6. ユーザによる入力を受け付ける入力受付部を有する請求項1ないし5いずれかの画像形成装置。
  7. 前記報知音の出力を開始した後、前記入力受付部が入力を受け付けると、前記報知音の出力を停止する請求項6の画像形成装置。
  8. 前記テーブルは前記入力受付部から入力可能である請求項6または7の画像形成装置。
  9. 前記端末装置はユーザによる入力を受け付ける端末入力受付部を有し、前記報知情報は前記端末入力受付部から入力される請求項1ないし8いずれかの画像形成装置。
  10. プリンタ機能を実行するプリンタ部を有し、
    前記ジョブは前記プリンタ部による前記プリンタ機能に対する実行命令であるプリントジョブであり、
    前記プリントジョブは前記端末装置にインストールされたプリンタドライバによって生成される請求項1ないし9いずれかの画像形成装置。
  11. 前記端末装置からの位置情報の要求に対し、自身の位置情報を出力し、
    前記端末装置からジョブ実行要求を受け付けた後に前記報知音を出力し、前記ジョブを実行する請求項1ないし10いずれの画像形成装置。
  12. 前記端末装置から受け付けた前記ジョブを記憶するサーバ装置から、記憶された前記ジョブを受け付け、受け付けた前記ジョブを実行する請求項11の画像形成装置。
  13. 実行命令であるジョブを生成する端末装置と、
    前記ジョブを実行するジョブ実行装置を有するジョブ実行システムであって、
    前記ジョブ実行装置は報知音を出力するスピーカを有し、
    前記端末装置は、前記ジョブに前記報知音に関する情報である報知情報を付与し、
    前記ジョブ実行装置は、
    前記報知情報に基づき前記報知音を出力し、
    前記ジョブを実行し、
    前記報知情報は、前記端末装置のユーザに関する情報であるユーザ情報、報知要否情報、音種別情報および出力継続時間を含み、
    前記ジョブ実行装置は、前記ユーザ情報と、前記ユーザ情報以外の前記報知情報とを対応付けたテーブルを記憶するユーザ情報記憶部を有し、
    前記ユーザ情報に対応付けられた前記報知情報に基づき前記報知音を出力するジョブ実行システム。
  14. 前記ジョブ実行装置を複数有し、
    前記端末装置は、
    前記複数のジョブ実行装置からそれぞれの位置情報を取得し、
    前記位置情報に基づき前記端末装置に最も近い前記ジョブ実行装置を判断し、
    前記最も近いジョブ実行装置が前記ジョブを実行する請求項13のジョブ実行システム。
  15. サーバ装置を有し、
    前記端末装置は前記ジョブを前記サーバ装置に出力し、
    前記サーバ装置は前記ジョブを記憶し、
    前記端末装置は前記最も近いジョブ実行装置に前記ジョブを実行する要求であるジョブ実行要求を出力し、
    前記最も近いジョブ実行装置は、前記サーバ装置から、記憶された前記ジョブを受け付け、前記ジョブを実行する請求項14のジョブ実行システム。
  16. 報知音を出力するスピーカを有するジョブ実行装置に対する実行命令であるジョブを生成するジョブ生成ステップと、
    前記ジョブに前記報知音に関する情報であり、且つ前記ジョブを生成する端末装置のユーザに関する情報であるユーザ情報と、前記ユーザ情報に対応付けられた報知要否情報、音種別情報および出力継続時間とを含んだ報知情報を付与する報知情報付与ステップと、
    前記報知情報に基づき前記報知音を出力する報知音出力ステップと、
    前記ジョブを実行するジョブ実行ステップを含むジョブ実行方法。
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