JP7073496B2 - 乗員拘束装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の座席に着座した乗員を拘束する乗員拘束装置に関するものである。
近年の車両にはエアバッグ装置がほぼ標準装備されている。エアバッグ装置は、車両衝突などの緊急時に作動する安全装置であって、ガス圧で膨張展開して乗員を受け止めて保護する。エアバッグ装置には、設置箇所や用途に応じて様々な種類がある。例えば特許文献1の乗員拘束装置では、座席の両側の側部に乗員のすぐ脇へ膨張展開するサイドエアバッグが設けられている。
特に特許文献1の乗員拘束装置では、エアバッグの膨張展開時に張力を与えられてエアバッグとシートクッションの両側面との間に広がる張力布を設けている。これにより、張力布によってエアバッグの移動を規制することができる。したがって、エアバッグによる乗員拘束性能を高めることが可能となる。
国際公開第2016/039160号
特許文献1の乗員拘束装置によれば、乗員から離れる方向、特に左右方向へのエアバッグの移動を張力布によって好適に規制することができ、エアバッグによる乗員拘束性能が飛躍的に高まった。しかしながら、乗員拘束装置には、乗員拘束性能の向上が常に求められている。このため、発明者らは特許文献1の技術の更なる改良について検討した。
本発明は、このような課題に鑑み、エアバッグの膨張展開時に座席の側部に展開する張力布を備える構成において乗員拘束性能の更なる向上を図ることが可能な乗員拘束装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる乗員拘束装置の代表的な構成は、車両の座席に着座した乗員を拘束する乗員拘束装置であって、当該乗員拘束装置は、座席のシートバック内に収納されていて座席に着座した乗員の側方に膨張展開するエアバッグと、収納されているエアバッグの膨張展開時に乗員とは反対側の表面を通って展開するように、座席のシートバック内からシートクッション内にわたって収納されている第1張力布および第2張力布とを備え、第1張力布および第2張力布はそれぞれ、シートバックの上面と、シートクッションの側面とに保持され、第1張力布のほうが第2張力布よりもシートバックの左右方向の中央から離れた位置でシートバックの上面に保持されていて、第1張力布および第2張力布は、エアバッグの膨張展開によって座席の側部に展開し、シートバックからシートクッションまで張り渡されてエアバッグを支持することを特徴とする。
上記構成では、エアバッグに対して、それを支持する張力布は2本設けられる。これにより、エアバッグの移動をより効果的に規制することができる。特に上記構成では、2本の張力布のうち、第1張力布はシートバックの左右方向の中央から離れた位置でシートバックに保持される。これにより、第1張力布は、エアバッグの膨張展開時に座席の側方に向かって展開してエアバッグを支持する。一方、第2張力布は、第1張力布よりもシートバックの左右方向の中央に近い位置でシートバックに保持される。これにより、第2張力布は、エアバッグの膨張展開時に座席の前方に向かって展開してエアバッグを支持する。
したがって、上記構成によれば、第1張力布によってエアバッグの側方側を支持し、第2張力布によってエアバッグの前方側を支持することができる。このため、エアバッグを乗員に向かって更に効率的に付勢することができ、乗員拘束性能の更なる向上を図ることが可能となる。
上記第1張力布および第2張力布は、座席の表皮を開裂することにより座席の側部に展開するとよい。または当該乗員拘束装置は、少なくとも座席の側部に配置されたエアバッグ、または第1張力布、第2張力布を収容するケースを備え、第1張力布および第2張力布は、ケースから座席の側部に展開するとよい。いずれの構成によっても、上述した効果を良好に得ることが可能となる。
上記第1張力布は、シートバックの左右方向の端部に近接する位置でシートバックの上面に固定されているとよい。これにより、エアバッグの膨張展開時に第1張力布をより確実に座席の側方に向かって展開させることができる。したがって、エアバッグを左右方向で乗員に向かって付勢する効果を高めることが可能となる。
上記第2張力布は、座席のヘッドレストに近接する位置でシートバックの上面に固定されているとよい。これにより、エアバッグの膨張展開時に第2張力布をより確実に座席の前方に向かって展開させることができる。したがって、エアバッグを前後方向で乗員に向かって付勢する効果を高めることが可能となる。
上記第2張力布は、シートクッションの前後方向の中央よりも前方の位置でシートクッションの側面に保持されていて、第1張力布は、第2張力布よりも後方の位置でシートクッションの側面に保持されているとよい。かかる構成によれば、第2張力布を、エアバッグを前後方向で跨ぐように展開させることができる。また第1張力布を、エアバッグを左右方向で跨ぐように展開させることができる。したがって、上述した効果を高めることが可能となる。
上記第2張力布は、前記シートクッションの前後方向の中央よりも前方の位置で該シートクッションの側面に保持されていて、第1張力布は、前記第2張力布と同じ位置で前記シートクッションの側面に保持されている。かかる構成によっても、第2張力布を、エアバッグを前後方向で跨ぐように展開させることができる。
上記第1張力布は、座席の側部に展開したときに乗員の腰部近傍の側方を通過するとよい。これにより、座席の側部に展開した第1張力布によって乗員の腰部を拘束することができる。したがって、乗員拘束性能を更に高めることが可能となる。
上記第1張力布または第2張力布は、座席の側部に展開したときに乗員の大腿部の側方を通過するとよい。これにより、座席の側部に展開した第1張力布または第2張力布によって乗員の大腿部を拘束することができる。したがって、乗員拘束性能を更に高めることが可能となる。
本発明によれば、エアバッグの膨張展開時に座席の側部に展開する張力布を備える構成において乗員拘束性能の更なる向上を図ることが可能な乗員拘束装置を提供することができる。
本実施形態にかかる乗員拘束装置を例示する図である。 図1の座席に乗員が着座している状態を例示する図である。 図2の座席への張力布の保持位置について説明する模式図である。 本実施形態の乗員拘束装置の他の例を説明する図である。 本実施形態の乗員拘束装置の他の例を説明する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
なお、本実施形態においては、乗員が正規の姿勢で座席に着座した際に、乗員が向いている方向を前方、その反対方向を後方と称する。また乗員が正規の姿勢で座席に着座した際に、乗員の右側を右方向、乗員の左側を左方向と称する。更に、乗員が正規の姿勢で着座した際に、乗員の頭部方向を上方、乗員の腰部方向を下方と称する。そして、以下の説明において用いる図面では、必要に応じて、上述した乗員を基準とした前後左右上下方向を、Fr、Rr、L、R、Up、Downと示す。
図1は、本実施形態にかかる乗員拘束装置100を例示する図である。理解を容易にするために、図1では、座席110の内部に収納されている部材を仮想線にて示している。また図1では、エアバッグが非膨張展開時の座席を例示している。
本実施形態の乗員拘束装置100は、座席110に着座した乗員を拘束するための装置である。図1に例示するように、本実施形態の乗員拘束装置100は、車両(全体は不図示)の座席110、エアバッグ120a・120bおよび左側張力布130a・右側張力布130bを備える。座席110は、乗員の上半身を支持するシートバック112を備える。シートバック112の下方には乗員が着座するシートクッション114が設けられている。シートバックの上方には乗員の頭部を支持するヘッドレスト116が設けられている。
エアバッグ120a・120b(サイドエアバッグ)は、図1に例示するように座席110のシートバック112の左右両側の内部にそれぞれ収納されている。左右両側の一対のエアバッグ120a・120bは、車両の衝突時等に、座席110に着座した乗員の両側方に膨張展開する。
左側張力布130a・右側張力布130bは、本実施形態では一対のエアバッグ120a・120bそれぞれに対して設けられる。左側張力布130a・右側張力布130bは、収納されている一対のエアバッグ120a・120bの膨張展開時に、乗員とは反対側の表面をそれぞれ通って展開するように、座席110のシートバック112内からシートクッション114内にわたって収納されている。
図2は、図1の座席110に乗員Pが着座している状態を例示する図である。図2(a)は、図1の座席110を前方から観察した状態を例示している。図2(b)は、図1の座席110を側方から観察した状態を例示している。図2(a)および(b)では、エアバッグ120a・120bが膨張展開した状態を例示し、乗員PとしてAM50ダミーを例示している。
図2(a)および図2(b)に例示するように、本実施形態の乗員拘束装置100では、左側張力布130aは、第1張力布132aおよび第2張力布134aを有し、右側張力布130bは、第1張力布132bおよび第2張力布134bを有する。
図2(a)に例示するように、車両の衝突時等にはエアバッグ120a・120bが膨張展開する。左側張力布130a(第1張力布132a・第2張力布134a)および右側張力布130b(第1張力布132b・第2張力布134b)は、エアバッグ120a・120bの膨張展開によって座席110の表皮を開裂することにより、座席110の側部にそれぞれ展開する。これにより、図2(a)に例示するように、展開した左側張力布130aおよび右側張力布130bは、シートバック112からシートクッション114まで張り渡される。膨張展開したエアバッグ120a・120bはそれぞれ、左側張力布130aおよび右側張力布130bに支持される。
本実施形態の乗員拘束装置100のように、エアバッグ120a・120bそれぞれに対して張力布を2本ずつ設けることにより、エアバッグ120a・120bを複数の箇所で支持することができる。したがって、乗員Pから離れる方向へのエアバッグ120a・120bの移動がより好適に規制される。これにより、エアバッグ120a・120bを乗員Pに対して付勢する効果を高め、乗員拘束性能の更なる向上を図ることが可能となる。
なお、図2(a)および図2(b)では、左側張力布130a(第1張力布132a・第2張力布134a)および右側張力布130b(第1張力布132b・第2張力布134b)がシートクッション114の上面から座席110の外部に展開する構成を例示しているが、これに限定するものではない。例えば、左側張力布130a(第1張力布132a・第2張力布134a)および右側張力布130b(第1張力布132b・第2張力布134b)がシートクッション114の側面や、側面と上面との間の境界近傍から座席110の外部に展開する構成としても同様の効果を得ることが可能である。
図3は、図2の座席110への張力布の保持位置について説明する模式図である。図3では、図2(a)のエアバッグ120aが膨張展開した際の座席110を上方から観察した状態を例示している。理解を容易にするために、図3では、張力布のシートバック112への保持箇所F1~F4を黒丸で例示し、張力布のシートクッション114への保持箇所F5~F8を白丸で例示する。
図3に例示するように、本実施形態の乗員拘束装置100では、第1張力布132a・132bおよび第2張力布134a・134bはそれぞれ、シートバック112の上面112aと、シートクッション114の側面114a・114b・114cとに保持される。このとき、第1張力布132a・132bのシートバック112の上面112aへの保持箇所F1・F2は、第2張力布134a・134bのシートバック112の上面112aへの保持箇所F3・F4よりも、シートバック112の左右方向の中央C1から離れた位置である。
上記構成では、第1張力布132a・132bがシートバック112の左右方向の中央C1から離れた位置でシートバック112に保持される。これにより、図3に例示するように、第1張力布132a・132bは、エアバッグ120a・120bの膨張展開時に座席110の側方に向かって展開し、エアバッグ120a・120bの乗員Pと接触しない側の面を支持する。一方、第2張力布134a・134bは、第1張力布132a・132bよりもシートバック112の左右方向の中央C1に近い位置でシートバック112に保持される。これにより、第2張力布132a・132bは、座席110の前方に向かって展開し、エアバッグ120a・120bの前側を支持する。
上記説明したように、本実施形態の乗員拘束装置100によれば、膨張展開したエアバッグエアバッグ120a・120bは、第1張力布132a・132bによって側面が支持され、第2張力布134a・134bによって前側が支持される。これにより、左右方向および前後方向へのエアバッグ134a・134bの移動が規制される。したがって、エアバッグ134a・134bを乗員Pに向かってより効率的に付勢することができ、乗員拘束性能の更なる向上を図ることが可能となる。
特に本実施形態では、第1張力布132a・132bは、シートバック112の左右方向の端部に近接する位置でシートバック112の上面112aに固定されている。これにより、第1張力布132a・132bをより確実に座席110ひいてはエアバッグ120a・120bの側方に向かって展開させることができる。したがって、エアバッグ120a・120bを左右方向で乗員Pに向かって付勢する効果を高めることが可能となる。
また第2張力布134a・134bは、座席110のヘッドレスト116に近接する位置でシートバック112の上面112aに固定されている。これにより、第2張力布134a・134bをより確実に座席110ひいてはエアバッグ120a・120bの前方に向かって展開させることができる。したがって、エアバッグ120a・120bを前後方向で乗員Pに向かって付勢する効果を高めることが可能となる。
更に本実施形態では、第2張力布134a・134bのシートクッション114の側面114cへの保持箇所F7・F8は、シートクッション114の前後方向の中央C2よりも前方の位置である。一方、第1張力布132a・132bのシートクッションの側面114a・114bへの保持箇所F5・F6は、第2張力布134a・134bの保持箇所F7・F8よりも後方の位置である。これにより、第2張力布134a・134bを、エアバッグ120a・120bを前後方向で跨ぐように展開させ、第1張力布132a・132bを、エアバッグ120a・120bを左右方向で跨ぐように展開させることができる。したがって、上述した効果を高めることが可能となる。
図2(b)では、右側の張力布(第1張力布132bおよび第2張力布134b)を例示している。図2(b)に例示するように、第1張力布132bは、座席110の側部に展開した際に、乗員Pの腰部P2近傍の側方を通過する。したがって乗員Pの腰部P2を拘束することができる。また図2(b)に例示するように、第2張力布134bは、座席110の側部に展開した際に、乗員Pの大腿部P3の側方を通過する。したがって乗員Pの大腿部P3を拘束することができる。このようにして乗員拘束性能の更なる向上を図ることが可能となる。
図4および図5は、本実施形態の乗員拘束装置の他の例を説明する図である。図4に例示する乗員拘束装置200は、座席110の側部に配置されるケース118a・118bを備える。ケース118aは、エアバッグ120a・120bを収容するケースであり、ケース118bは、第1張力布132a・132bおよび第2張力布134a・134bからなる左側張力布130aおよび右側張力布130bを収容するケースである。
図4に例示する乗員拘束装置200では、エアバッグ120a・120bの膨張展開時に、第1張力布132a・132bおよび第2張力布134a・134bは、ケース118bから座席110の側部に展開する。このような構成によっても、上述した乗員拘束装置100と同様の効果を得ることができる。
また図5に例示する乗員拘束装置200では、第2張力布134bは、シートクッション114の前後方向の中央よりも前方の位置でシートクッション114の側面に保持されていて、第1張力布132bは、第2張力布134bと同じ位置でシートクッション114の側面に保持されている。かかる構成によれば、第1張力布132bおよび第2張力布134bによって、乗員Pの大腿部P3をより効率的に拘束することが可能となる。
なお、上記説明した実施形態では、一対のエアバッグの両方に対して張力布を設ける構成を例示したが、これに限定するものではない。本実施形態にかかる発明は、一対のエアバッグの一方のエアバッグに対して張力布を設ける場合、および乗員Pの左右の片側のみにエアバッグが設けられる場合においても適用することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、以上に述べた実施形態は、本発明の好ましい例であって、これ以外の実施態様も、各種の方法で実施または遂行できる。特に本願明細書中に限定される主旨の記載がない限り、この発明は、添付図面に示した詳細な部品の形状、大きさ、および構成配置等に制約されるものではない。また、本願明細書の中に用いられた表現および用語は、説明を目的としたもので、特に限定される主旨の記載がない限り、それに限定されるものではない。
したがって、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両の座席に着座した乗員を拘束する乗員拘束装置に利用することができる。
100…乗員拘束装置、110…座席、112…シートバック、112a…上面、114…シートクッション、114a…側面、114b…側面、114c…側面、116…ヘッドレスト、120a…エアバッグ、120b…エアバッグ、130a…左側張力布、130b…右側張力布、132a…第1張力布、132b…第1張力布、134a…第2張力布、134b…第2張力布、P…乗員

Claims (7)

  1. 車両の座席に着座した乗員を拘束する乗員拘束装置であって、
    当該乗員拘束装置は、
    前記座席のシートバック内に収納されていて該座席に着座した乗員の側方に膨張展開するエアバッグと、
    前記収納されているエアバッグの膨張展開時に前記乗員とは反対側の表面を通って展開するように、前記座席のシートバック内からシートクッション内にわたって収納されている第1張力布および第2張力布とを備え、
    前記第1張力布および前記第2張力布はそれぞれ、前記シートバックの上面と、前記シートクッションの側面とに保持され、
    前記第1張力布のほうが前記第2張力布よりも前記シートバックの左右方向の中央から離れた位置で該シートバックの上面に保持されていて、
    前記第2張力布は、前記シートクッションの側面に保持されていて、該第2張力布の前記シートクッションへの側面への保持箇所は、前記シートクッションの前後方向中央よりも前方の位置であり、
    前記第1張力布は、前記シートクッションの側面に保持されていて、該第1張力布の前記シートクッションの側面への保持箇所は、前記第2張力布の保持箇所よりも後方の位置であり、
    前記第1張力布は、膨張展開した該エアバッグを左右方向で跨ぐようにして該エアバッグの側面を支持し、
    前記第2張力布は、膨張展開した該エアバッグを前後方向で跨ぐようにして該エアバッグの前側を支持し、
    前記第1張力布および前記第2張力布は、前記エアバッグの膨張展開時に、前記シートバックから前記シートクッションまで張り渡されて該エアバッグを支持することを特徴とする乗員拘束装置。
  2. 前記第1張力布および前記第2張力布は、前記座席の表皮を開裂することにより該座席の側部に展開することを特徴とする請求項1に記載の乗員拘束装置。
  3. 当該乗員拘束装置は、少なくとも前記座席の側部に配置された前記エアバッグ、または前記第1張力布、前記第2張力布を収容するケースを備え、
    前記第1張力布および前記第2張力布は、前記ケースから前記座席の側部に展開することを特徴とする請求項1に記載の乗員拘束装置。
  4. 前記第1張力布は、前記シートバックの左右方向の端部に近接する位置で該シートバックの上面に固定されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に乗員拘束装置。
  5. 前記第2張力布は、前記座席のヘッドレストに近接する位置で前記シートバックの上面に固定されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の乗員拘束装置。
  6. 前記第1張力布は、前記座席の側部に展開したときに前記乗員の腰部近傍の側方を通過することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の乗員拘束装置。
  7. 前記第1張力布または前記第2張力布は、前記座席の側部に展開したときに前記乗員の大腿部の側方を通過することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の乗員拘束装置。
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