JP7072987B2 - 吐出容器 - Google Patents

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Description

本発明は、内容物を収容する容器本体と、容器本体の口部に装着される吐出キャップとを備えた吐出容器に関する。
従来、化粧水などの化粧料や、シャンプーやリンスあるいは液体石鹸、また食品調味料や薬品などを内容物として収容する吐出容器として、内容物の収容空間を形成する容器本体と、内容物が吐出される吐出口を有し口部に装着される吐出キャップと、を備えた吐出容器が知られている。
また、このような吐出容器において、不正開封を防止する効果を得る目的から、吐出キャップを、口部に対するねじ結合ではなく打栓によって口部に装着するようにした打栓タイプのものが知られている(特許文献1参照)。
特開2018-2238号公報
ところで、近年では、資源の再利用や環境保護の見地から廃棄物を材料ごとに分別して廃棄することが要請されており、容器本体と吐出キャップとを分離した状態で別々に廃棄することが望まれている。
しかしながら、上記のような打栓タイプの吐出キャップは、容器本体の口部に対して強固に係合保持されるため、取外すことが困難であった。
それゆえ、本発明は、打栓タイプの吐出キャップを備えた吐出容器において、容器本体の口部から容易に吐出キャップを取り外すことが可能な吐出容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の吐出容器は、筒状の口部及び該口部に連なる胴部を有し、内容物の収容空間を形成する容器本体と、
内容物が吐出される吐出口を有し、前記口部に打栓により装着される吐出キャップと、を備え、
前記容器本体は、前記口部の外周面から突出する被摺動部を有し、 前記吐出キャップは、前記口部に装着された前記吐出キャップを回転させた際に前記被摺動部に対して摺動することにより前記吐出キャップを前記口部から軸方向に離間させる摺動部を有し、
前記摺動部又は前記被摺動部は、前記吐出キャップの軸線に垂直な平面に対して斜めに延在する傾斜面を有し
前記傾斜面は、前記摺動部又は前記被摺動部の左右両側に設けられ、一方の前記傾斜面の傾斜角度は他方の前記傾斜面の傾斜角度よりも大きくなっていることを特徴とするものである。
なお、前記傾斜面は、直線状に延在する平坦な面又は湾曲面とされることが好ましい。
なお、本発明の吐出容器にあっては、前記摺動部は、前記吐出キャップの外周壁の下端部に設けられていることが好ましい。
また、本発明の吐出容器にあっては、前記摺動部は、前記吐出キャップの外周壁の下端面に開口する切欠き状に形成されていることが好ましい。
また、本発明の吐出容器にあっては、前記傾斜面を有することが好ましい。
また、本発明の吐出容器にあっては、前記摺動部の左右両側に前記傾斜面が設けられていることが好ましい。
また、本発明の吐出容器にあっては、前記被摺動部は、前記吐出キャップを前記口部に装着した状態において前記摺動部の前記傾斜面に対向し、該傾斜面に平行に延在する被摺動傾斜面を有することが好ましい。
また、本発明の吐出容器にあっては、前記容器本体は、前記口部の外周面に設けられた前記吐出キャップを係合保持するための係合部と、該係合部の下方に位置するネックリングとを有し、
前記被摺動部は、前記口部の軸方向において、前記係合部と前記ネックリングとの間に位置することが好ましい。
また、本発明の吐出容器にあっては、複数の前記被摺動部が、前記口部の周方向に均等配置されていることが好ましい。
本発明によれば、打栓タイプの吐出キャップを備えた吐出容器において、容器本体の口部から容易に吐出キャップを取り外すことが可能な吐出容器を提供することができる。
本発明の一実施形態である吐出容器の一部を示す側面図である。 図1の吐出容器の断面図である。 本発明の吐出容器の変形例を示す図である。 本発明の吐出容器の変形例を示す図である。 本発明の吐出容器の変形例を示す図である。 本発明の吐出容器の変形例を示す図である。 本発明の吐出容器の変形例を示す図である。 本発明の吐出容器の変形例を示す図である。 本発明の吐出容器の変形例を示す図である。 本発明の吐出容器の変形例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に例示説明する。なお、本明細書において、「上」とは、吐出容器を起立姿勢で水平面上に載置した際に容器本体に対して吐出キャップが位置する側(図1の上側)であり、「下」とは、その反対側(図1の下側)である。
図1、2に示すように、本発明の一実施の形態である吐出容器1は、内容物の収容空間Sを形成する容器本体10と、容器本体10の口部11に打栓により装着される吐出キャップ20と、を備える。また、本例の吐出容器1は、中栓30、弁体40、及び蓋体50を備えているが、これらは必須の構成ではない。なお、内容物の種類は限定されず、例えば液体であってもよいし、粒状体等の固体であってもよい。また、図1、2に示す軸線Oは吐出容器1の中心軸線であり、容器本体10及び吐出キャップ20の中心軸線に一致するものである。なお、打栓とは、口部11に対して吐出キャップ20を軸方向に押し込むことにより、吐出キャップ20側に設けた係合部(本例では第2係合部22a)が、口部11側に設けた係合部(本例では第1係合部11a)を乗り越え下方から係合(アンダーカット係合)して、吐出キャップ20が容器本体10の口部11に係合保持されることを意味する。
容器本体10は、筒状の口部11を備え、口部11の下方に胴部及び底部が設けられたボトル形状となっている。本例の口部11は円筒状である。容器本体10は、例えば略円筒状の胴部と、当該胴部の下端を閉塞する略円板状の底部を有する構成とすることができるが、収容空間Sを形成するものであれば、胴部及び底部の形状は特に限定されない。
ここで、本例の容器本体10は、外層体10aと外層体10aの内側に収容された内層体10bとを備える二重構造となっている。容器本体10は、外層体10aを形成する層と内層体10bを形成する層とを備えた積層パリソンを、金型を用いてブロー成形する押出しブロー成形により形成することができる。なお、本例において容器本体10は、内層体10bを外層体10aの内面に剥離可能に積層配置した積層剥離容器(デラミ容器)としているが、これに限らず、容器本体10は、内層体10bを外層体10aの内部に組み込んだ組込みタイプのプリフォームを二軸延伸ブロー成形することで製造された積層剥離容器や二重容器であってもよいし、二重構造ではなく単一部材で構成される容器であってもよい。あるいは、容器本体10は、剥離しないように構成された複数の層を有する積層構造の容器であってもよい。
内層体10bは、例えば合成樹脂材料により減容変形可能な薄肉の袋状に形成され、外層体10aの内面に剥離可能に積層配置されている。内層体10bは、容器本体10の口部11の開口端にまで回り込んで当該開口端において開口しており、その内側は内容物の収容空間Sとなっている。
外層体10aは、例えば合成樹脂材料により所定の剛性を有するボトル形状に形成されて容器本体10の外郭を構成している。外層体10aの胴部に対応する部分は押圧(スクイズ)可能であるとともに元の形状への復元性を有している。また、外層体10aの口部11に対応する部分には、当該外層体10aを径方向に貫通して内層体10bと外層体10aとの間に連通する外気導入孔12が設けられている。本例では、図2に示すように、2つの外気導入孔12が軸線Oを挟んで対向する位置に設けられているが、少なくとも1つの外気導入孔12が設けられていればよい。
また、口部11の外周面には、外気導入孔12の上方において、軸線Oを通る縦断面視での輪郭線が軸線Oに略平行な直線となる第1ストレート面15aと、当該第1ストレート面15aの上方に連なり、上方に向けて先細り状に傾斜する第1段差部15b(段差部)と、当該第1段差部15bの上方に連なり、縦断面視での輪郭線が軸線Oに略平行な直線となる第2ストレート面15cと、が設けられている。第1ストレート面15aを有することにより、打栓の際に吐出キャップ20の内周面を第1ストレート面15aで案内することができるので、安定した姿勢で吐出キャップ20を口部11に装着することができる。また、第1ストレート面15aの上方に第1段差部15bを介して設けた第2ストレート面15cの領域は、第1ストレート面15aの領域よりも小径となるため、吐出キャップ20の下方から口部11を挿入することが容易となる。また、第1段差部15bを傾斜面としたことで、よりスムーズに、吐出キャップ20を口部11に装着することができる。なお、本実施形態において第1ストレート面15aの下方には第2段差部15dが設けられており、第2段差部15dよりも下方側は第1ストレート面15aよりも僅かに大径となっている。また、第2段差部15dよりも下方には縦断面視での輪郭線が軸線Oに略平行な直線となる第3ストレート面15eが設けられている。
口部11を構成する外層体10aの外周面には、吐出キャップ20を係合保持するための第1係合部11a(係合部)が一体に設けられている。第1係合部11aは、第2段差部15dよりも下方に設けられている。第1係合部11aは、口部11の周方向において外気導入孔12を避けるように設けられた間欠環状に形成されている。また、第1係合部11aは、口部11の軸線Oに沿う軸方向(本例での上下方向)において、外気導入孔12と部分的に重なる位置に設けられている。このように、第1係合部11aと外気導入孔12とを、周方向にずらして配置し、上下方向に重複する位置に設けることで、口部11の高さを低く抑えることができる。
また、第1係合部11aの下方には、径方向外側に突出した環状凸部である第1シール部11bが一体に設けられている。第1シール部11bは、第3ストレート面15eに連続して設けられており、第1シール部11bの外径は、第3ストレート面15eよりも大きい。第1シール部11bには、後述する被摺動部14が突設されている。口部11を構成する外層体10aの外周面には、径方向外側に突出するネックリング13が設けられている。ネックリング13は、第1シール部11b及び被摺動部14から下方に離間して設けられている。ネックリング13の下面13aは、口部11に吐出キャップ20を打栓により装着する際に、支持具で支持される打栓支持面を構成している。打栓支持面を構成するネックリング13の下面13aは、軸線Oに垂直で平坦であることが好ましく、これにより、より大きな応力に耐えることが可能となる。
なお、容器本体10は、外層体10aと内層体10bとの間に、上下方向に延びて内層体10bを外層体10aに対して部分的に接着する複数本の接着層(接着帯)を備えた構成とすることもできる。本例では、一対の接着層が、外気導入孔12から周方向に90°ずれた位置に設けられている。また、容器本体10は、例えば酸素や水蒸気に対するバリア性を有するバリア層が積層配置された構成や、各種コーティングによりバリア性が高められた構成とすることもできる。
吐出キャップ20は、例えば合成樹脂材料により形成され、容器本体10の口部11に打栓により装着される。吐出キャップ20は、口部11の開口の上方に位置する頂壁部21と、頂壁部21に連なり、口部11の径方向外側に位置する円筒状の外周壁22とを備えた有頂筒状に形成されている。外周壁22の内周面には第2係合部22aが設けられており、この第2係合部22aが口部11の外周面に設けられた第1係合部11aにアンダーカット係合することにより、吐出キャップ20が容器本体10の口部11に係合保持(固定)されるようになっている。第2係合部22aは、環状の凸部もしくは凹部とすることができるが、周方向において部分的に設けられた間欠環状に形成されてもよい。
頂壁部21には、当該頂壁部21から上方に向けて突出する吐出筒21aが一体に設けられており、その内側は内容物が吐出される吐出口23となっている。また、頂壁部21には、外気を取り込むための吸気孔24が設けられている。なお、口部11と外周壁22との間には、吸気孔24から外気導入孔12へと向かう空気の流路が形成されている。この空気の流路は、例えば、口部11の外周面及び外周壁22の内周面の少なくとも何れか一方に溝部を設けたり、少なくとも一方に突起を設けて相互間に隙間を形成したりすること等によって形成することができる。外周壁22の下端部には、第1シール部11bの外面に全周に亘って気密に当接して空気の流路を密封する第2シール部22bが形成されている。本実施形態において第2シール部22bは、外周壁22の内周面から僅かに突出した環状の突起により形成されているが、外周壁22の内周面から突出していなくてもよい。
容器本体10は、口部11を構成する外層体10aの外周面から径方向外側に突出する被摺動部14を有する。被摺動部14は、口部11の軸方向において、第1係合部11aとネックリング13との間に位置する。
また、吐出キャップ20には、口部11に装着された吐出キャップ20を回転させた際に被摺動部14に対して摺動することにより吐出キャップ20を口部11から軸方向に離間させる摺動部25が設けられている。すなわち、被摺動部14及び摺動部25は、容器本体10の口部11に対する吐出キャップ20の回転運動を、軸線Oに沿う軸方向の直線運動に変換するカム機構を構成している。
図1に示すように、本例の被摺動部14は、被摺動部14を径方向外側から見た正面視(吐出容器1の側面視)において台形状であり、左右両側にそれぞれ第1の被摺動面14a(被摺動傾斜面)及び第2の被摺動面14b(被摺動傾斜面)を有する。なお、本例の被摺動部14は等脚台形状であり、第1の被摺動面14a及び第2の被摺動面14bが左右対称の形状となっているが、これに限られない。
被摺動部14の左右に位置する第1の被摺動面14a及び第2の被摺動面14bはそれぞれ、軸線Oに垂直な平面に対して斜めに延在する上向きの傾斜面を構成している。また、本例の被摺動部14は、上方から下方に向けて幅が徐々に大きくなっている。すなわち、本例の被摺動部14は、上辺よりも下辺が大きい台形状である。
摺動部25は、吐出キャップ20の外周壁22の下端部に設けられているが、摺動部25の位置は特に限定されず、例えば、外周壁22の上部もしくは中間部から、下端部まで延在し、下端面に開口するように、当該外周壁22の内周面に凹状の摺動部25を設けてもよい。また、本例の摺動部25は、外周壁22の下端部において、外周壁22を径方向に貫通しているが、摺動部25は、外周壁22の下端部において係方向に貫通しない凹部としてもよい。すなわち、摺動部25は、外周壁22を径方向に貫通していても、貫通していなくてもよい。なお、本例のように、摺動部25が外周壁22を径方向に貫通する構成とすることで、摺動部25と被摺動部14との間で上下方向に対向し、当接及び摺動する面積が大きくなるため、安定して確実な案内(摺動)が可能となる。具体的に、摺動部25が外周壁22を径方向に貫通している場合、最大で外周壁22の壁厚分の被摺動部14に対する接触面積を確保することができる。
本例の摺動部25は、吐出キャップ20の外周壁22の下端面22cに開口する切欠き状に形成されている。また、本例の摺動部25は、被摺動部14の形状に対応する台形状に形成されており、左右両側にそれぞれ第1の摺動面25a(傾斜面)及び第2の摺動面25b(傾斜面)を有する。なお、第1の摺動面25a及び第2の摺動面25bは、左右対称の形状となっているが、これに限られない。
図1に示す吐出キャップ20の装着状態において、第1の被摺動面14aは、第1の摺動面25aに対向し、第1の摺動面25aに対して平行に延在している。このような構成により、第1の被摺動面14aに対して第1の摺動面25aがよりスムーズに摺動するため、吐出キャップ20の回転による取り外し操作がさらに容易となる。同様に、吐出キャップ20の装着状態において第2の被摺動面14bは第2の摺動面25bに対向して配置され、第2の摺動面25bに対して平行に延在している。
図1に二点鎖線で示すように、吐出キャップ20を容器本体10の口部11に対して一方側に回転させると、第1の被摺動面14aに対して第1の摺動面25aが当接し、摺動し、吐出キャップ20が上方に移動する。すなわち、吐出キャップ20の回転に伴い、吐出キャップ20は口部11から軸方向に離間することとなる。その結果、第1係合部11aに対する第2係合部22aの係合が解除され、吐出キャップ20を口部11から取り外すことができる。
このように、本実施形態の吐出容器1は、容器本体10の口部11に被摺動部14が設けられるとともに、吐出キャップ20に摺動部25が設けられており、口部11に対して吐出キャップ20を回転させるだけで、吐出キャップ20が取り外されるように構成されている。
したがって、本実施形態の吐出容器1によれば、打栓タイプの吐出キャップ20を備えた吐出容器1において、容器本体10の口部11から吐出キャップ20を容易に取り外すことができる。
なお、図1に示す方向とは逆の方向に吐出キャップ20を回転させた場合、第2の被摺動面14bに対して第2の摺動面25bが摺動するため、吐出キャップ20は同様に上方に移動する。このように、本例においては、口部11に対して吐出キャップ20を何れの回転方向に回転させた場合でも、吐出キャップ20を口部11から軸方向に離間させて吐出キャップ20を取り外すことができる。したがって、吐出キャップ20を取り外す際に、回転方向を気にする必要がないという利点がある。
ここで、本実施形態の吐出容器1にあっては、容器本体10の口部11に吐出キャップ20を打栓により装着する際に、摺動部25の位置を被摺動部14の位置に合わせる必要がある。本実施形態の吐出容器1にあっては、第1の摺動面25a及び第2の摺動面25bと、これらに対応する第1の被摺動面14a及び第2の被摺動面14bとが、吐出キャップ20を口部11に打栓する際に吐出キャップ20の周方向位置を適切な位置に誘導するガイド面となるため、位置合わせが容易となる。すなわち、切欠き状の摺動部25は、下方に向けて幅が大きくなっていることが好ましく、被摺動部14は、上方に向けて先細り状となっていることが好ましい。
なお、被摺動部14は、口部11の周方向において1箇所のみに設けてもよいが、複数箇所に設けられることが好ましく、特に、複数の被摺動部14を口部11の周方向に均等配置することが好ましい。この場合、被摺動部14に対応して、複数の摺動部25が吐出キャップ20の外周壁22の周方向に均等配置される。このような構成により、吐出キャップ20を回転させた際における吐出キャップ20を押し上げる力を周方向にバランスよく均等に生じさせることができる。その結果、吐出キャップ20を軸方向に真っ直ぐに押し上げることができ、スムーズに吐出キャップ20を取り外すことができる。なお、被摺動部14及び摺動部25の数、及びその位置は適宜変更可能である。
中栓30は、例えば合成樹脂材料により形成され、吐出キャップ20の内側に装着されている。中栓30は、口部11の開口を覆う隔壁31と、隔壁31の下面から突出して口部11の内周面(内層体10bの内周面)に当接する封止筒部32と、隔壁31の外周縁部から上方に向けて延びる支持筒部33とを有する。なお、封止筒部32は、その外周面を口部11の内周面に強く当接させて気密性を高めることができる。
支持筒部33は、その上端が頂壁部21の下面に当接するとともに外周部において外周壁22の内面に嵌合し、これにより中栓30は吐出キャップ20の内部に固定保持されている。
隔壁31は、頂壁部21の下方に間隔をあけて配置されている。隔壁31の中央部には、隔壁31を貫通する内容物の流出孔31aが設けられている。流出孔31aは、吐出キャップ20に設けられた吐出口23に連通可能となっている。収容空間Sに収容された内容物は、この流出孔31aを介して吐出口23に向けて流出することができる。中栓30の隔壁31の上面には、支持筒部33の径方向内側において流出孔31aを取り囲む環状溝31bが設けられている。隔壁31の外周縁には、隔壁31を上下に貫通する通気溝31cが形成され、支持筒部33の上端面には、通気溝31cに連通する連通溝33aが形成されている。
隔壁31には、上下に貫通する筒状壁34が設けられ、筒状壁34の下部には下方に向けて縮径する縮径部34aが形成されている。筒状壁34の内側には、筒状壁34の軸線方向に移動可能な移動弁体35が配置されている。図示例において移動弁体35は球体状であるが、これに限られるものではなく、種々の形状のものを採用可能である。
弁体40は、吐出キャップ20の頂壁部21と中栓30の隔壁31との間に配置され、隔壁31に設けた流出孔31aを開閉する。具体的に、弁体40は、収容空間Sから吐出口23への内容物の移動を許容するとともに、吐出口23から収容空間Sへの内容物や外気の流入を阻止している。弁体40は、例えば低密度ポリエチレン(軟質ポリエチレン)により形成され、円筒状の基部41と、基部41の内側に弾性片42を介して一体連結された円板状の弁本体43とを有している。基部41の上端部は、頂壁部21の下面に設けられた環状溝21bに嵌合しており、また、下端部は中栓30の隔壁31の環状溝31bに嵌合しており、これにより弁体40は吐出キャップ20と中栓30の間に固定保持されている。なお、本実施形態において弁体40は、弁本体43を3本の弾性片42で支持する所謂3点弁の形態をなしているが、弁本体43を1つのヒンジで支持する所謂1点弁等、他の形態の逆止弁を用いることができる。基部41の内側には、隔壁31に設けた流出孔31aから頂壁部21に設けた吐出口23へと向かう内容物の流路が形成されている。また、基部41の外側には、吸気孔24から、連通溝33a及び通気溝31cへと向かう空気の流路が形成されている。
蓋体50は、吐出キャップ20とほぼ同径の有頂筒状に形成されており、ヒンジ51により吐出キャップ20の外周壁22に回動自在に連結されて吐出筒21aを覆うことができるようになっている。蓋体50の内面には円筒状の封止壁部52が一体に設けられており、蓋体50が閉じられると封止壁部52が吐出筒21aの内側に嵌合して吐出口23を閉塞するようになっている。蓋体50のヒンジ51に対向する側には蓋体50を開操作する際の指掛かりとなる摘み部53が設けられている。蓋体50はヒンジ51により吐出キャップ20に一体連結される構成に限らず、吐出キャップ20とは別体に形成されて吐出キャップ20にねじ込みやアンダーカット等により装着される構成としてもよい。
吐出容器1から内容物を吐出する際には、蓋体50を開いた状態で吐出筒21aが下方を向くように容器本体10を傾けた傾倒(倒立)姿勢としつつ胴部をスクイズすることで、内層体10bが押圧され内容物を流出孔31aに向けて押し出すことができる。これにより、弁本体43を開いて、収容空間S内の内容物を流出孔31aから吐出口23に向けて流出させ、当該吐出口23から外部に向けて吐出させることができる。
一方、内容物の吐出後に胴部のスクイズを解除したときには、流出孔31aが弁本体43で閉塞されるとともに、外層体10aが元の形状に復元する際に生じる負圧によって吸気孔24から空気(外気)が導入される。吸気孔24から導入された空気は、連通溝33a、通気溝31c、及び口部11と外周壁22の間に形成された隙間、外気導入孔12により構成される空気流路を介して内層体10bと外層体10aとの間の内部空間に流入する。このように、内層体10bと外層体10aとの間に外気を導入することで、内層体10bを減容変形させたまま外層体10aを元の形状に復元させることができる。このため、収容空間Sに外気が導入されるのを抑制して、容器本体10に収容される内容物の空気との接触を減らして内容物の変質や劣化を抑制することができる。また、内容物の吐出のために吐出容器1を傾倒姿勢とした際には、移動弁体35が弁本体43側に移動し、内容物の吐出を終えて吐出容器1を傾倒姿勢から元の正立姿勢に戻す際に、移動弁体35が縮径部34a側に移動する。これに伴い、吐出筒21a内の内容物を、弾性片42と弁本体43との隙間を介して筒状壁34側に引き込むことができる。このような、所謂サックバック機能により、吐出筒21aからの液だれを防止することができる。
以下に、被摺動部14及び摺動部25の変形例について説明する。なお、上述した実施形態と基本的な機能が同一である部分は、図中、同一の符号を付して説明を省略する。
被摺動部14は、例えば、図3に示す上側が円弧状となる半円形、図4に示す円形、図5に示す四角形等とすることができる。なお、図5に示すように被摺動部14を長方形とした場合、摺動部25が、少なくとも第1の摺動面25a及び第2の摺動面25bの何れかを備えている必要がある。すなわち、口部11に対する吐出キャップ20の回転運動を、軸線Oに沿う軸方向の直線運動に変換するカム機構を構成するためには、被摺動部14及び摺動部25の少なくとも何れか一方が、軸線Oに垂直な平面に対して斜めに傾斜する部分を有している必要がある。なお、軸線Oに垂直な平面に対して斜めに傾斜する部分は直線状に延在する平坦な面に限らず、図3、4に示す被摺動部14の第1の被摺動面14a及び第2の被摺動面14bのように湾曲面であってもよい。
また、図6に示すように、摺動部25を正面視(吐出容器1の側面視)で四角形の切欠き状に形成してもよい。すなわち、図6に示す摺動部25は、左右両側に、軸線Oに平行な側面25cを有している。この場合、被摺動部14が、軸線Oに垂直な平面に対して斜めに傾斜する第1の被摺動面14a及び第2の被摺動面14bの少なくとも何れか一方を備えている必要がある。図6に示す例では、被摺動部14が正面視で三角形状であり、左右両側に、軸線Oに垂直な平面に対して斜めに傾斜する第1の被摺動面14a及び第2の被摺動面14bを有している。なお、被摺動部14を三角形状にする場合、図6に示す左右対称な二等辺三角形に限られず、左右の辺の長さが異なるものでもよい。
図7に示す例では、被摺動部14及び摺動部25の左右の一方側に、回転を阻止するストッパー部が設けられている。すなわち、被摺動部14の側面14c及び摺動部25の側面25cは共に、軸線Oに平行となるように延在しており、当該側面14cと側面25cが当接する方向に回転させると、側面14cと側面25cがストッパー部として働き、回転を阻止する。一方、側面14cと側面25cが離間する方向に回転させると、図1の実施形態と同様に第1の被摺動面14aに対して第1の摺動面25aが摺動して、吐出キャップ20を上方に移動させて吐出キャップ20を取り外すことができる。このように被摺動部14及び摺動部25の左右の一方側にストッパー部を形成することで、吐出キャップ20を取り外し可能な回転方向を1方向のみに限定することができる。
また、図8に示すように、被摺動部14及び摺動部25を左右非対称の形状として、吐出キャップ20の回転方向によって吐出キャップ20を取り外す際の回転量及び回転に必要となる力が異なるように設定してもよい。具体的に、図8に示す例では、軸線Oに垂直な平面に対する第1の被摺動面14aの傾斜角度が、当該平面に対する第2の被摺動面14bの傾斜角度よりも大きくなっている。同様に、軸線Oに垂直な平面に対する第1の摺動面25aの傾斜角度は、当該平面に対する第2の摺動面25bの傾斜角度よりも大きくなっている。このような構成とした場合、第1の被摺動面14aと第1の摺動面25aが摺動する方向に回転させると、比較的大きい力を必要とする代わりに、吐出キャップ20の回転量は小さくなる。一方、逆方向(第2の被摺動面14bと第2の摺動面25bが摺動する方向)に回転させると、吐出キャップ20の回転量は大きくなるものの、吐出キャップ20を回転させるために必要な力は小さくなる。
また、図9、10に示すように、摺動部25を吐出キャップ20の外周壁22の下端面22cから突出する凸部で構成し、被摺動部14を、下方に向けて凹となる凹部で構成してもよい。
図9に示す摺動部25は、吐出キャップ20の外周壁22の下端面22cから下方に突出し、下方に向けて徐々に幅が狭くなる台形状の凸部で構成されている。これに対応して、被摺動部14は、口部11の外周面から径方向外側に突出する凸部の上面に形成された、下方に向けて凹となる台形状の凹部で構成されている。
図10に示す例は、図9に示す台形状の摺動部25を、半円形状の凸部とした場合を示したものである。図9、10に示す場合においても、被摺動部14及び摺動部25は、口部11に対する吐出キャップ20の回転運動を、軸線Oに沿う軸方向の直線運動に変換するカム機構を構成している。よって、吐出キャップ20を回転させることで、口部11から吐出キャップ20を軸方向に離間させて、吐出キャップ20を口部11から容易に取り外すことができる。なお、図9、10に示す場合においても被摺動部14及び摺動部25の形状を図3~8の例のように変更することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であり、例えば、吸気孔24を開閉する外気導入弁を設けてもよい。その場合、弁体40の基部41の外周面から、径方向外側に突出する環状の弾性片を設け、その先端部を頂壁部21の下面の弁座に当接させることで吸気孔24を塞ぐ構成とすることができる。
1:吐出容器
10:容器本体
10a:外層体
10b:内層体
11:口部
11a:第1係合部(係合部)
11b:第1シール部
12:外気導入孔
13:ネックリング
13a:下面
14:被摺動部
14a:第1の被摺動面(被摺動傾斜面)
14b:第2の被摺動面(被摺動傾斜面)
14c:側面
15a:第1ストレート面
15b:第1段差部
15c:第2ストレート面
15d:第2段差部
15e:第3ストレート面
20:吐出キャップ
21:頂壁部
21a:吐出筒
21b:環状溝
22:外周壁
22a:第2係合部
22b:第2シール部
22c:下端面
23:吐出口
24:吸気孔
25:摺動部
25a:第1の摺動面(傾斜面)
25b:第2の摺動面(傾斜面)
25c:側面
30:中栓
31:隔壁
31a:流出孔
31b:環状溝
31c:通気溝
32:封止筒部
33:支持筒部
33a:連通溝
34:筒状壁
34a:縮径部
35:移動弁体
40:弁体
41:基部
42:弾性片
43:弁本体
50:蓋体
51:ヒンジ
52:封止壁部
53:摘み部
S:収容空間

Claims (9)

  1. 筒状の口部及び該口部に連なる胴部を有し、内容物の収容空間を形成する容器本体と、
    内容物が吐出される吐出口を有し、前記口部に打栓により装着される吐出キャップと、を備え、
    前記容器本体は、前記口部の外周面から突出する被摺動部を有し、
    前記吐出キャップは、前記口部に装着された前記吐出キャップを回転させた際に前記被摺動部に対して摺動することにより前記吐出キャップを前記口部から軸方向に離間させる摺動部を有し、
    前記摺動部又は前記被摺動部は、前記吐出キャップの軸線に垂直な平面に対して斜めに延在する傾斜面を有し
    前記傾斜面は、前記摺動部又は前記被摺動部の左右両側に設けられ、一方の前記傾斜面の傾斜角度は他方の前記傾斜面の傾斜角度よりも大きくなっていることを特徴とする吐出容器。
  2. 前記摺動部は、前記吐出キャップの外周壁の下端部に設けられている、請求項1に記載の吐出容器。
  3. 前記摺動部は、前記吐出キャップの外周壁の下端面に開口する切欠き状に形成されている、請求項1又は2に記載の吐出容器。
  4. 前記摺動部は、前記傾斜面を有する、請求項1~3の何れか一項に記載の吐出容器。
  5. 前記摺動部の左右両側に前記傾斜面が設けられている、請求項4に記載の吐出容器。
  6. 前記被摺動部は、前記吐出キャップを前記口部に装着した状態において前記摺動部の前記傾斜面に対向し、該傾斜面に平行に延在する被摺動傾斜面を有する、請求項4または5に記載の吐出容器。
  7. 前記容器本体は、前記口部の外周面に設けられた前記吐出キャップを係合保持するための係合部と、該係合部の下方に位置するネックリングとを有し、
    前記被摺動部は、前記口部の軸方向において、前記係合部と前記ネックリングとの間に位置する、請求項1~6の何れか一項に記載の吐出容器。
  8. 複数の前記被摺動部が、前記口部の周方向に均等配置されている、請求項1~7の何れか一項に記載の吐出容器。
  9. 前記傾斜面は、直線状に延在する平坦な面又は湾曲面である請求項1~8の何れか一項に記載の吐出容器。
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