JP7072895B2 - 折畳み型コンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、主に収穫した玉ねぎやジャガイモ、ニンニクなどの農産物を収容するための折畳み型コンテナに関するものである。
収穫した玉ねぎやジャガイモなどの農産物は、コンテナと呼ばれる箱に収容され、倉庫に保管したり、トラックなどに搭載されて移送される。
また、ニンニクなどは、乾燥させて微生物の繁殖やカビの発生などを抑制する乾燥作業が必要となる。近年では、送風機により乾燥用空気を農作物に当てて乾燥を行う際にもコンテナが使用されている。
本出願人はこれまでに、収容物の乾燥作業に適したコンテナについて鋭意工夫を重ねるとともに、特許出願を行っている。特開2019-82301号公報では、側面パネルの上部側に乾燥用空気を誘導する遮蔽板を設けた折畳み型コンテナが開示されている(特許文献1)。この特許文献1によれば、遮蔽板によって乾燥用空気が折畳み型コンテナの側面側から流出するのを抑制し、農産物を乾燥むら無く効率的に乾燥させることができるとされている。
また、この特許文献1に記載の発明では、前面パネルおよび後面パネルを回動可能に支持する支持ピンを磁力によって変位不能にすることで、振動等によって架台から脱落しない安全性に優れた折畳み型コンテナに係る発明が開示されている。
特開2019-82301号公報
ところで、近年、農作物の収容作業および排出作業の作業性を高めるため、前面パネルおよび後面パネルを容易に取り外したり、前面パネルおよび後面パネルの下側を開いて作物を傷めずに少しずつ取り出したいというニーズが生じている。
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、構造上、支持ピンを軸孔から引き抜けば前面パネルおよび後面パネルの取り外しや下開きは可能なものの、振動等により外れないようにすることを目的としているため、支持ピンを引き抜く際に用いられるピン作動片は小さく、容易に引き抜くことができる構造ではない。特に、農作物を収容した状態で前面パネルおよび後面パネルを取り外す場合、各パネルに農作物の重量による負荷がかかるため支持ピンと軸孔との摩擦力が増加し引き抜くことが困難になる。
本発明は、以上のようなニーズを解決するためになされたものであって、乾燥作業に用いることができるとともに、収容物を収容した状態で前面パネルおよび後面パネルと支柱との連結を容易に取り外しすることができる、折畳み型コンテナを提供することを目的としている。
本発明に係る折畳み型コンテナは、乾燥作業に用いることができ、かつ収容物を収容した状態の前面パネルおよび後面パネルと支柱との連結を取り外し、各パネルの取り外しや下開きを容易にするという課題を解決するために、平面略四角形の架台と、この架台の四隅に立設される支柱と、これら支柱に支持させて前記架台の四辺縁部に沿って立設される前面パネル、後面パネルおよび左右の側面パネルとを有するとともに、前記前面パネルおよび前記後面パネルが、前記支柱の下端近傍に挿脱可能に挿入された連結軸によって軸支されている、折畳み型コンテナであって、前記連結軸が当該連結軸の軸方向と直交する方向に沿って突設されるハンドル部を備えているとともに、前記各パネルまたは前記支柱には、前記各パネルが前記支柱に軸支されている状態において前記ハンドル部を上側垂直方向に沿う状態に保持し、前記連結軸を軸孔から引き抜く際には前記ハンドル部を保持状態から解放するハンドルストッパーが設けられている。
また、本発明の一態様として、前後両側から収容作業および排出作業を行うことができるとともに、複数台の折畳み型コンテナを並べて設置する場合の各コンテナ同士の間の隙間を最小限にして収容物の乾燥効率を高めるという課題を解決するために、前記前面パネルおよび前記後面パネルは、前記支柱に軸支される下パネル部と、この下パネル部にヒンジを介して回動可能に連結される上パネル部とを有しており、前記前面パネルの前面パネル側ヒンジと、前記後面パネルの後面パネル側ヒンジとが、互いに上下方向に異なる高さ位置に設けられていてもよい。
さらに、本発明の一態様として、連結軸を前面パネルおよび後面パネルの中央方向に引き抜き易くするという課題を解決するために、前記連結軸は、前記軸孔に挿入された状態で前記各パネル側に延出される長さを有するとともに、先端に屈曲形成されたロック部を備えており、前記ハンドル部は、前記連結軸における前記軸孔から前記ロック部までの間において前記ロック部の屈曲方向と同方向に突設されており、前記ハンドルストッパーは、前記ロック部を上側垂直方向に沿った状態で保持可能に構成されているようにしてもよい。
また、本発明の一態様として、連結軸の軸回転方向の動きを規制するとともに、軸方向の動きを規制して前面パネルおよび後面パネルと支柱との連結状態を保持するという課題を解決するために、前記ハンドルストッパーは、前記ロック部を挿入可能な内周形状を備えた環状部を有するとともに、前記ロック部を挿脱可能に上下垂直方向にスライド可能に設けられていてもよい。
さらに、本発明の一態様として、連結軸を支柱側に引き抜き易くするという課題を解決するために、前記連結軸は、前記軸孔に挿入された状態で前記支柱側に延出される長さを有しており、前記ハンドル部は、前記連結軸の軸方向に対し直交する方向に設けられた1本または複数本の棒状部材を有しており、前記ハンドルストッパーは、前記棒状部材に沿ってスライド可能なスライド部と、このスライド部の支柱側端部から下方垂直方向に形成されており、前記棒状部材の基端側に配置された状態のときに前記支柱に係止して前記ハンドル部の傾倒を防止する傾倒防止部とを有する。
また、本発明の一態様として、軸方向の動きを規制して前面パネルおよび後面パネルと支柱との連結状態を保持するという課題を解決するために、前記支柱から前記ハンドル部側に突設されており、前記ハンドルストッパーにより上方垂直方向に沿う状態に保持された前記ハンドル部に係止して軸方向の動きを止める横ずれ防止ストッパーを有するようにしてもよい。
本発明によれば、乾燥作業に用いることができるとともに、収容物を収容した状態で前面パネルおよび後面パネルと支柱との連結を容易に取り外しすることができる。
本発明に係る折畳み型コンテナの第一実施形態を示す斜視図である。 本第一実施形態の前面パネルと支柱との連結部分を示す拡大斜視図である。 本第一実施形態の折畳み型コンテナにおいて各パネルが折り畳まれた状態を示す斜視図である。 本第一実施形態の折畳み型コンテナの(a)前面側および(b)後面側を示す図である。 本第一実施形態の折畳み型コンテナにおいて前面パネルおよび後面パネルの上パネル部を折り畳んだ状態を示す斜視図である。 本第一実施形態の折畳み型コンテナにおいて前面パネルおよび後面パネルの下パネル部を下開きした状態を示す斜視図である。 本第一実施形態の折畳み型コンテナを2台併設した状態を示す側面図である。 図7における前面パネル側ヒンジおよび後面パネル側ヒンジの部分を示す拡大図である。 本第一実施形態における連結軸を示す斜視図である。 本第一実施形態における軸孔部材を示す斜視図である 本第一実施形態におけるハンドルストッパーを示す斜視図である 本第一実施形態における連結軸の引き抜き工程を示す斜視図である。 本第一実施形態において前面パネルを取り外した状態を示す斜視図である。 本発明に係る折畳み型コンテナの第二実施形態の前面パネルと支柱との連結部分を示す拡大斜視図である。 本第二実施形態における連結軸を示す斜視図である。 本第二実施形態におけるハンドルストッパーを示す斜視図である。 本第二実施形態における連結軸にハンドルストッパーを組み付けた状態を示す斜視図である。 本第二実施形態におけるハンドルストッパーが棒状部材の基端側に配置された状態を示す(a)斜視図および(b)側面図である。 本第二実施形態におけるハンドルストッパーが棒状部材に沿って上方にスライドさせた状態を示す(a)斜視図および(b)側面図である。 本第二実施形態におけるハンドル部を手前側に傾倒させた状態を示す(a)斜視図および(b)側面図である。 本第二実施形態における連結軸の引き抜き工程を示す正面側斜視図である。
以下、本発明に係る折畳み型コンテナの第一実施形態について図面を用いて説明する。
本第一実施形態の折畳み型コンテナ1は、図1および図2に示すように、平面略四角形の架台2と、この架台2の四隅に立設される支柱3と、これら支柱3に支持させて前記架台2の四辺縁部に沿って立設される前面パネル4、後面パネル5および左右の側面パネル6,6と、前記前面パネル4および前記後面パネル5を軸支する連結軸7と、この連結軸7に備えられたハンドル部72を上側垂直方向に沿う状態に保持するハンドルストッパー8とを有する。以下、各構成について説明する。
架台2は、主に鋼材により形成された平面形状を四角形とする架台であり、本第一実施形態では、前後の縁部を長辺とする長方形状に形成されている。この架台2の前後側部には、フォークリフトによる運搬を可能とするため、前記フォークリフトのフォークを挿脱することのできるフォーク挿入口21が開口されている。
支柱3は、前面パネル4、後面パネル5および左右の側面パネル6,6を支持するためのものであり、架台2の四隅に立設されている。本第一実施形態における支柱3は、図2に示すように、横断面形状が略コの字状に形成されており、前後・左右に支持する各パネル4,5,6,6の厚さ程度の幅、例えば、5cm~10cm程度の寸法幅を有している。支柱3の上下方向の長さは、特に限定されるものではないが、図3に示すように、各パネル4,5,6,6が折り畳まれた状態において最上部に配置されるパネル(本第一実施形態では左右の両側面パネル6,6)より上方に突出しない程度の長さに形成されていることが好ましい。
前面パネル4は、架台2の四辺縁部における前側の縁部に沿って立設されるパネルであり、本第一実施形態では、図4(a)に示すように、支柱3に支持される下パネル部41と、この下パネル部41に前面パネル側ヒンジ43を介して回動可能に連結される上パネル部42とを有する。
下パネル部41は、架台2の前縁側の左右端部に設けられた支柱3,3間の長さ寸法に相当する横幅を有する四角形状に形成された外枠411と、この外枠411内に設置される複数本の補強枠412とを有する。また、図示しないが、各枠411,412に囲まれたスペースには、農産物などの収容物がこぼれ落ちないように、網状部材が設けられている。
上パネル部42は、下パネル部41と同程度の横幅を有する四角形状に形成された外枠421と、この外枠421内に設置された複数本の補強枠422とを有し、各枠421,422によって囲まれたスペースには図示しない網状部材が設けられている。
前面パネル側ヒンジ43は、下パネル部41と、その上に配置される上パネル部42とを回動可能に連結するためのものである。本第一実施形態における前面パネル側ヒンジ43は、下パネル部41の上端外側および上パネル部42の下端外側を連結する複数個のヒンジ部材からなる。この前面パネル側ヒンジ43は、下パネル部41および上パネル部42のいずれか一方のパネルが他方のパネルに対して外側に折り畳み可能にするため、各パネル41,42の外側面に設けられている。
このように前面パネル4を前面パネル側ヒンジ43によって折り畳み可能にすることで、図5に示すように、上パネル部42を折り畳んで前面パネル4の高さを低くしたり、図6に示すように、下パネル部41を折り畳んでパネルの下部側を開口することができる構成としている。
前面パネル4の高さ(下パネル部41および上パネル部42とあわせた上下方向の高さ)は、特に限定されるものではないが、図3に示すように、折り畳んだ前面パネル4が架台2の外周より外側に突出しないように、架台2の短辺側の幅程度の高さに形成されることが好ましい。
後面パネル5は、架台2の四辺縁部における後側の縁部に沿って立設されるパネルであり、図4(b)に示すように、支柱3に支持される下パネル部51と、この下パネル部51に回動可能に連結される上パネル部52とを有する。このように、前面パネル4および後面パネル5の両パネルを折り畳み可能に構成することにより、前後両側から収容作業や排出作業を行うことができる。
前面パネル4と同様、下パネル部51は、外枠511と、補強枠512と、図示しない網状部材とを有する。また、上パネル部52は、外枠521と、補強枠522と、図示しない網状部材とを有する。
また、後面パネル5の下パネル部51および上パネル部52を回動可能に連結する後面パネル側ヒンジ53は、下パネル部51の上端外側および上パネル部52の下端外側を連結する複数個のヒンジ部材からなる。この後面パネル側ヒンジ53は、図4に示すように、前面パネル側ヒンジ43と上下方向に異なる高さ位置に設けられている。
これにより、図7および図8に示すように、他の折畳み型コンテナ1を横方向に並べて使用する場合、後面パネル側ヒンジ53と他の折畳み型コンテナ1の前面パネル側ヒンジ43とがぶつかり合わないため、折畳み型コンテナ1同士の間に形成される隙間を最小限にすることができる。よって、送風機による乾燥作業を行う際に隣接する折畳み型コンテナ1同士の間の隙間を流れる乾燥用空気の量が減り、収容物に多くの乾燥用空気を当てることができるため、乾燥効率を高めることができる。
左右の側面パネル6,6は、架台2における左右の短辺側の縁部に沿って立設されるパネルであり、本第一実施形態では、図1に示すように、矩形状に形成された外枠61と、この外枠61の内側に十字状に設けられた補強枠62と、前記外枠61の上部側に設けられた遮蔽板63と、各枠61,62および遮蔽板63によって囲まれたスペースに設けられた図示しない網状部材とを有している。
遮蔽板63は、収容物の上方を通過する乾燥用空気の量を減らし収容物側に乾燥用空気を導くための板である。特に乾燥に伴って収容物の体積が減り収容物の上方に隙間ができ易くなるため、折畳み型コンテナ1の上部側を覆うように設置されている。
左右の側面パネル6,6は、支柱3に回動可能に軸支されている。本第一実施形態では、支柱3の上端側に軸孔64が開口しており、側面連結軸65によって回動可能に連結されている。
また、図1に示すように、各パネル4,5,6,6は、立設された状態で隣接する他のパネルと連結する連結機構9を有する。本第一実施形態における連結機構9は、側面パネル6の側部に回動可能に設けられた係合レバー91と、前面パネル4および後面パネル5の側部に形成された前記係合レバー91を係止させる係止孔92とを有しており、前記係合レバー91を前記係止孔92に係止させることで、隣接するパネル同士が連結されるようになっている。
次に、連結軸7について説明する。連結軸7は前面パネル4および後面パネル5を支柱3に回動可能に軸支するための軸部材である。本第一実施形態における連結軸7は、図2および図9に示すように、先端に屈曲形成されたロック部71と、軸孔10から引き抜く際に把持する部分となるハンドル部72とを有している。この連結軸7は、軸孔10に挿入されている状態において、前面パネル4側または後面パネル5側に延出される長さを有している。つまり、本第一実施形態における連結軸7は、軸孔10から引き抜くためのハンドル部72を軸方向に大きく形成できるように、前面パネル4側または後面パネル5側に長く形成されている。
ロック部71は、連結軸7の先端に屈曲形成された部分であり、後述するハンドルストッパー8によって連結軸7の軸方向の動きおよび軸回転方向の動きを規制するために形成された部分である。本第一実施形態におけるロック部71は、連結軸7の軸方向に対して直交する方向に屈曲した略L字状に形成されている。
ハンドル部72は、連結軸7を軸孔10から引き抜く際に把持する部分であり、連結軸7の軸方向と直交する方向に沿って突設されている。本第一実施形態におけるハンドル部72は、連結軸7の軸方向に対し直交する方向に設けられた左右一対の棒状部材721と、これら棒状部材721の先端部を連結する棒連結部材722とから構成されており、軸孔10に挿入された状態において、支柱3側の軸孔10から先端のロック部71までの間に設けられている。また、ハンドル部72は、ロック部71の屈曲方向と同方向に突設されている。
本第一実施形態におけるハンドル部72は、把持し易いように軸方向の幅、具体的には棒連結部材722の軸方向の長さを長く形成されている。このハンドル部72の軸方向の幅は、特に限定されるものではないが、成人男性が握れる程度の握り拳が握れる程度であって、例えば、10cm~25cm程度の寸法に形成されていることが好ましい。
軸孔10は、連結軸7を挿脱可能に設置する孔である。折畳み型コンテナ1においては、前面パネル4および後面パネル5を折り畳み可能とするため、軸孔10は、支柱3および各パネル4,5の下端近傍に形成されている。本第一実施形態における軸孔10は、支柱3の下端近傍に開口された支柱側軸孔101とともに、前面パネル4および後面パネル5の下端近傍に開口したパネル側軸孔102a,102bとから構成されている。
パネル側軸孔102a,102bは、図10に示すように、長尺状の板材を門形に屈曲させて形成された軸孔部材11の脚部111,111に開口されている。前記軸孔部材11は、図2に示すように、前面パネル4の下パネル部41の外枠411および後面パネル5の下パネル部51の外枠511の支柱3側の下端近傍において、パネル側軸孔102a,102bと支柱側軸孔101とが連通するように設置されている。
そして、連結軸7は、ロック部71がパネル側軸孔102bより外側(パネル中央側)に配置されるように挿入されており、ハンドル部72を把持して軸方向に沿って引き抜いた場合、支柱側軸孔101から引き抜かれ、支柱3との連結が解除されるようになっている。
ハンドルストッパー8は、前面パネル4および後面パネル5が支柱3に軸支されている状態においてハンドル部72を上側垂直方向に沿う状態に保持するとともに、連結軸7を軸孔10から引き抜く際にはハンドル部72を保持状態から解放するためのものである。本第一実施形態におけるハンドルストッパー8は、図11に示すように、ロック部71を挿入可能な内周形状を備えた環状部81を有している。
また、本第一実施形態におけるハンドルストッパー8は、図12(a)に示すように、軸孔部材11の脚部111に沿って上下垂直方向にスライド可能に設けられている。これにより、環状部81は、ロック部71を挿入させることができ、前記ロック部71を上側垂直方向に沿った状態で保持することができる。本第一実施形態におけるハンドル部72は、ロック部71の屈曲方向と同方向に突設されているため、前記ロック部71と同方向の上側垂直方向に沿った状態で保持される。
よって、ハンドル部72は、前面パネル4および後面パネル5の厚みの中に収まり外側に突出しない状態となり、収容物の収容作業や排出作業、移送作業の邪魔にならず、他の折畳み型コンテナ1を横に並べる際にも邪魔にならない。また、連結軸7および軸孔10を支柱3や各パネル4,5の下端近傍に形成しても、架台2とは逆側のスペースを使用することができるため、ハンドル部72を大きく形成することができる。
また、環状部81は、連結軸7の軸方向の動きも規制している。つまり、ロック部71は環状部81に挿入された場合、軸方向に動くことができない。よって、ハンドルストッパー8は、連結軸7が意図せず軸孔10から抜け落ちるのを防止することもできる。
一方、本第一実施形態におけるハンドルストッパー8は、図12(b)に示すように、軸孔部材11の脚部111に沿って上垂直方向にスライドさせることができる。これによりロック部71の規制が解除され、同時にハンドル部72の保持状態も解放される。連結軸7が軸孔10に対して軸回転することが可能となるため、図12(c)に示すように、ハンドル部72を手前側に倒すことができる。これにより、ハンドル部72が握りやすくなり、図12(d)に示すように、連結軸7を軸孔10から軸方向に引き抜く際に力が入り易くなる。連結軸7が、支柱側軸孔101から引き抜かれると、支柱3と前面パネル4または後面パネル5の下パネル部41,51との連結が解除される。
ここで、図6に示すように、連結機構9により上パネル部42,52が左右の側面パネル6と連結されている場合においては、下パネル部41,51は、前面パネル側ヒンジ43および後面パネル側ヒンジ53を基点として外側に折り畳むことができる。また、連結機構9による上パネル部42,52と左右の側面パネル6との連結を解除することで、前面パネル4および後面パネル5は、図13に示すように、架台2から取り外すことができる。
以上のような本第一実施形態における折畳み型コンテナ1によれば、以下の作用、効果を奏することができる。
1.大きく形成されたハンドル部72は握り易く、連結軸7を強い力で軸方向にスライドさせることができるため、収容物を収容した状態であっても、連結軸7を支柱側軸孔101から容易に引き抜くことができる。
2.連結軸7を支柱側軸孔101から引き抜くことで、前面パネル4および後面パネル5の下パネル部41,51を外側に折り畳んで開口させたり、架台2から取り外すことができる。
3.ハンドル部72が上側垂直方向に沿う状態で保持されていたり、前面パネル側ヒンジ43と後面パネル側ヒンジ53との高さ位置をずらして配置することで、並設される他の折畳み型コンテナ1と間の隙間を最小限にすることができるため、乾燥効率を高めることができる。
4.前面パネル4および後面パネル5の両パネルを外側に折り畳んだり、取り外したりすることができるため、折畳み型コンテナ1の前後方向を気にせず前後両側から収容作業や排出作業を行うことができる。
次に、本発明に係る折畳み型コンテナの第二実施形態について図面を用いて説明する。なお、前述した第一実施形態で説明した構成と同一または相当する構成については同一の符号を付して再度の説明を省略する。
本第二実施形態の折畳み型コンテナ1は、連結軸7が、支柱3側に引き抜くことができるように構成したものであり、特に、軸方向の幅の狭い支柱3側においてハンドル部72を大きく形成することを可能としたものである。
本第二実施形態における連結軸7は、図14に示すように、軸孔10に挿入された状態で支柱3側に延出される長さを有している。軸孔10は、前面パネル4および後面パネル5の下端近傍に開口したパネル側軸孔102とともに、支柱3の下端近傍に開口された2つの支柱側軸孔101,101を有する。
本第二実施形態におけるハンドル部72は、連結軸7の軸方向に対し直交する方向に設けられた1本または複数本の棒状部材721を有している。具体的には、図15に示すように、2本の棒状部材721と、各棒状部材721,721の先端部を連結する棒連結部材722とを有している。棒状部材721の長さは、特に限定されるものではないが、成人男性が握れる程度の握り拳が握れる程度であって、例えば、10cm~25cm程度の長さを有することが好ましい。つまり、本第二実施形態におけるハンドル部72は、支柱3の軸方向の幅が狭く、軸方向には大きく形成することができないため、軸方向と直交させた棒状部材721の長さを長く形成することでハンドル部72を大きくし、握り易いく形状にしたものである。
本第二実施形態におけるハンドルストッパー8は、図16および図17に示すように、ハンドル部72を構成する棒状部材721に設けられており、前記棒状部材721に沿ってスライド可能なスライド部82と、このスライド部82の支柱側端部に形成されている傾倒防止部83とを有する。
スライド部82は、2つの挿通孔84を有し2本の棒状部材721にスライド可能に挿通されている。
傾倒防止部83は、ハンドル部72の傾倒を防止するためのものであり、スライド部82からの支柱側端部から下方垂直方向に形成されている。つまり、傾倒防止部83は、図18に示すように、棒状部材721の基端側に配置された状態のときには連結軸7と支柱3との間に配置されて、前記連結軸7と前記支柱3の内側面31とに係止される。よって、ハンドル部72は、前記連結軸7および前記支柱3に係止されて傾倒することができないため、上側垂直方向に沿う状態に保持される。
一方、ハンドルストッパー8は、図19に示すように、棒状部材721に沿って上方向にスライドさせることができる。傾倒防止部83の下端が、連結軸7よりも上方に配置されると、傾倒防止部83が連結軸7による係止力から解放される。これによりハンドル部72は、図20に示すように、軸回転方向に傾倒することができる。
横ずれ防止ストッパー12は、ハンドルストッパー8により上方垂直方向に沿う状態に保持されたハンドル部72に係止して軸方向の動きを止めるものである。本第二実施形態における横ずれ防止ストッパー12は、図18および図19に示すように、支柱3からハンドル部72側に突設されている。これにより、ハンドル部72の軸方向の動きが規制され、連結軸7が意図せず軸孔10から抜け落ちるのを防止することができる。突設させる高さは、特に限定されるものではないが、前記ハンドル部72に係止できる程度であって、他の折畳み型コンテナ1と並設させた際に邪魔にならないように、支柱3より外側に出ない程度に形成されることが好ましい。
一方、図20に示すように、ハンドル部72を軸回転方向に傾倒させると、ハンドル部72の横ずれ防止ストッパー12による軸方向の動きの規制から解放される。よって、図21に示すように、連結軸7は、軸方向にスライドすることができる。連結軸7が、パネル側軸孔102から引き抜かれると、支柱3と前面パネル4または後面パネル5の下パネル部41,51との連結が解除される。これにより、前面パネル4および後面パネル5は、架台2から取り外すことができる。
以上のような、本第二実施形態の折畳み型コンテナ1によれば、第一実施形態と同様の効果を奏するとともに、支柱3側にハンドル部72などを配置することができる。
なお、本発明に係る折畳み型コンテナは、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。例えば、架台2は、前後の縁部を長辺とする長方形状に限定されるものではなく、左右の縁部を長辺とする長方形状に形成されていてもよく、各辺部の長さが等しい正方形状に形成されていてもよい。
1 折畳み型コンテナ
2 架台
3 支柱
4 前面パネル
5 後面パネル
6 側面パネル
7 連結軸
8 ハンドルストッパー
9 連結機構
10 軸孔
11 軸孔部材
21 フォーク挿入口
41,51 下パネル部
42,52 上パネル部
43 前面パネル側ヒンジ
53 後面パネル側ヒンジ
61 外枠
62 補強枠
63 遮蔽板
64 軸孔
65 側面連結軸
71 ロック部
72 ハンドル部
81 環状部
82 スライド部
83 傾倒防止部
84 挿通孔
91 係合レバー
92 係止孔
101 支柱側軸孔
102 パネル側軸孔
111 脚部
411,421,511,521 外枠
412,422,512,522 補強枠
721 棒状部材
722 棒連結部材

Claims (4)

  1. 平面略四角形の架台と、この架台の四隅に立設される支柱と、これら支柱に支持させて前記架台の四辺縁部に沿って立設される前面パネル、後面パネルおよび左右の側面パネルとを有するとともに、前記前面パネルおよび前記後面パネルが、前記支柱の下端近傍に形成された支柱側軸孔に挿脱可能に挿入された連結軸によって軸支されている、折畳み型コンテナであって、
    前記前面パネルおよび前記後面パネルの下端近傍には、平板材を門形に屈曲させてなる軸孔部材が設けられており、当該軸孔部材の一対の脚部にはそれぞれパネル側軸孔が形成されており、これらのパネル側軸孔に前記連結軸が挿通されているとともに、当該連結軸の先端をパネル中央側に位置する前記パネル側軸孔から突出させて屈曲させることによりロック部を構成し、当該ロック部に挿脱可能な環状部を有するハンドルストッパーをパネル中央側の平板状の前記脚部に上下スライド可能に設け、前記連結軸には門形の前記軸孔部材の内側に収容可能な大きさのハンドル部が前記ロック部の屈曲方向と同じ方向に突出するように設けられており、
    前記前面パネルおよび前記後面パネルを前記支柱に沿って立設させる際には、前記連結軸を前記支柱側軸孔に挿通するとともに、前記ハンドル部を上方に向けることにより前記ロック部を上方に向けておき、前記ハンドルストッパーを前記脚部に沿って下方にスライドさせることにより環状部を前記ロック部に嵌合させてロック状態を保持し、
    前記前面パネルおよび前記後面パネルの取り外しおよび下開きを行う際には、前記ハンドルストッパーを前記脚部に沿って上方にスライドして前記環状部を前記ロック部から解除するとともに、前記ハンドル部を把持して前記連結軸をパネル中央側へスライドさせることにより当該連結軸を前記支柱側軸孔から外して前記前面パネルおよび前記後面パネルを取り外しおよび下開き可能な状態にする、前記折畳み型コンテナ。
  2. 平面略四角形の架台と、この架台の四隅に立設される支柱と、これら支柱に支持させて前記架台の四辺縁部に沿って立設される前面パネル、後面パネルおよび左右の側面パネルとを有するとともに、前記前面パネルおよび前記後面パネルが、前記支柱の下端近傍に挿脱可能に挿入された連結軸によって軸支されている、折畳み型コンテナであって、
    前記連結軸が当該連結軸の軸方向と直交する方向に沿って突設されるハンドル部を備えているとともに、
    前記支柱には、前記各パネルが前記支柱に軸支されている状態において前記ハンドル部を上側垂直方向に沿う状態に保持し、前記連結軸を軸孔から引き抜く際には前記ハンドル部を保持状態から解放するハンドルストッパーが設けられており、
    前記連結軸は、前記軸孔に挿入された状態で前記支柱側に延出される長さを有しており、
    前記ハンドル部は、前記連結軸の軸方向に対し直交する方向に設けられた1本または複数本の棒状部材を有しており、
    前記ハンドルストッパーは、前記棒状部材に沿ってスライド可能なスライド部と、このスライド部の支柱側端部から下方垂直方向に形成されており、前記棒状部材の基端側に配置された状態のときに前記支柱に係止して前記ハンドル部の傾倒を防止する傾倒防止部とを有する、前記折畳み型コンテナ。
  3. 前記支柱から前記ハンドル部側に突設されており、前記ハンドルストッパーにより上方垂直方向に沿う状態に保持された前記ハンドル部に係止して軸方向の動きを止める横ずれ防止ストッパーを有する、請求項2に記載の折畳み型コンテナ。
  4. 前記前面パネルは、架台の前縁側の左右端部に設けられた支柱間に配置されるとともにそれら支柱に軸支される下パネル部と、前記下パネル部の上方に配置される上パネル部と、前記下パネル部の上端外側と前記上パネル部の下端外側とを回動可能に連結する複数個のヒンジ部材からなる前面パネル側ヒンジとを有し、
    前記後面パネルは、架台の後縁側の左右端部に設けられた支柱間に配置されるとともにそれら支柱に軸支される下パネル部と、前記下パネル部の上方に配置される上パネル部と、前記下パネル部の上端外側と上パネル部の下端外側とを回動可能に連結する複数個のヒンジ部材からなる後面パネル側ヒンジとを有し、
    前記前面パネル側ヒンジと、前記後面パネル側ヒンジとが、互いに上下方向に異なる高さ位置に設けられている、請求項1から請求項3のいずれかに記載の折畳み型コンテナ。
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