JP3219175U - コンパクト設計のカゴ台車 - Google Patents

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賢一 大竹
賢一 大竹
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Abstract

【課題】コンパクトな設計ながら荷物を載置してスムーズに移動でき、必要に応じてカートのように傾斜させた移動も可能で、収納時には持ち運び自在なカゴ台車を提供する。
【解決手段】コンパクト設計のパイプによって枠体をなす背面パネル1の両側に、コンパクト設計のパイプによって枠体をなす左右のパネル2、3が取り付けられ、背面パネル1と左右のパネル2、3の下端に底板4が取り付けられ、背面パネル1の下部両端と、左右のパネル2、3の各下部先端にキャスター5・・・が取り付けられている。左右のパネル2、3は、背面パネル1の両側で内方に回動自在に取り付けられていると共に、底板4も背面パネル1の内方に回動自在に取り付けられており、左右のパネル2、3と底板4を内方に回動させた折り畳み状態で、当該台車が持ち運び可能に構成される。底板4の上に荷物を載置して4つのキャスター5・・・により移動自在に、又は背面パネル1を傾斜させて同背面パネル1下部の2つのキャスター5、5により移動自在である。
【選択図】図1

Description

本考案はコンパクト設計のカゴ台車に係り、さらに言えば、小型ながら所望の荷物を載置してスムーズに移動でき、必要に応じてカートのように当該カゴ台車を傾斜させて移動も可能で、収納時には軽量で持ち運び自在なカゴ台車の技術分野に関する。
従来、いわゆる「カゴ台車」と言われる運搬用の台車が種々公知である。
例えば、下記特許文献1には(同文献1の符号をそのまま援用する)、後部枠11と左右の固定側枠12、可動側枠13が、それぞれ四角形状の外枠フレームと内部に交差した複数の縦部材と横部材とで構成された運搬用かご台車が開示されている(同文献1の段落番号[0018]、[0020]、[0022]参照)。
また、同文献1の図2によれば、後部枠11と左右の固定側枠12、可動側枠13において、それぞれ複数の縦部材に直交する横部材が4本備わっている。
一方、同特許文献1に記載された運搬用かご台車の高さや重量の明示はないが、通常この種のかご台車の高さは170cmぐらいで、重量は35kgぐらいである。
特開2011−183932公報
前記特許文献1に記載の運搬用かご台車は、各面において補強用の水平バーに相当する横部材が4本もの多くを要する。それは、この種のかご台車の高さが、通例人間の身長にも相当する170cmもの高さに設計されており、それを補強するためである。というのも、底板16の上に多くの荷物を載置しようとすると、後部枠11と左右の固定側枠12、可動側枠13をそのように170cm位の高くて大きなかご台車にする必要があるからである。
それに対し、従来品に比べてコンパクトに設計され、小回りのきくカゴ台車の需要もある。特に、当該カゴ台車を傾斜させて移動したり、折り畳んで当該カゴ台車を持ち運べるコンパクト設計のカゴ台車は扱い易くて便利だが、そのような商品はない。
したがって、本考案が解決しようとする課題は、コンパクトな設計ながら所望の荷物を載置してスムーズに移動でき、必要に応じてカートのように当該カゴ台車を傾斜させての使用も可能で、収納時には軽量ゆえに持ち運び自在で使い勝手に優れたコンパクト設計のカゴ台車を提供することにある。
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の考案のコンパクト設計のカゴ台車は、コンパクト設計の背面パネル1の両側に、左右のパネル2、3が取り付けられ、前記背面パネル1と左右のパネル2、3の下端に底板4が取り付けられ、前記背面パネル1の下部両端と、左右のパネル2、3の各下部先端にキャスター5・・・が取り付けられて成るカゴ台車であって、
前記底板4の上に荷物7を載置して前記4つのキャスター5・・・により移動自在に、又は前記背面パネル1を傾斜させて同背面パネル1下部の2つのキャスター5、5により移動自在に構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載した考案は、前記コンパクト設計の左右のパネル2、3が、コンパクト設計の背面パネル1の両側で内方に回動自在に取り付けられていると共に、底板4も背面パネル1の内方に回動自在に取り付けられており、前記左右のパネル2、3と底板4を内方に回動させた折り畳み状態で、当該台車が持ち運び可能に構成されていることを特徴とする、請求項1に記載したコンパクト設計のカゴ台車である。
請求項3した考案は、前記左右のパネル2、3又は背面パネル1に、補強用の水平バー20、30、10がそれぞれ1本又は2本取り付けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載したコンパクト設計のカゴ台車である。
請求項4した考案は、前記左右のパネル2、3及び背面パネル1の高さは、60cm〜100cmであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載したコンパクト設計のカゴ台車である。
請求項5した考案は、当該カゴ台車の重量が4kg〜7kgの軽量で構成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載したコンパクト設計のカゴ台車である。
本考案の請求項1に係るカゴ台車は、コンパクト設計の背面パネルの両側に、コンパクト設計の左右のパネルが取り付けられ、前記各パネルの下端に底板とキャスターが取り付けられて成るので、底板の上に段ボール箱等の荷物を載置して、荷崩れの心配なく個人でスムーズに移動できる。また、小型で軽量なため、背面パネルを傾斜させて下部の2つのキャスターによりカートのように移動できる自在性にも優れている。
また、請求項2のように、コンパクト設計の左右のパネルと底板を、コンパクト設計の背面パネルの内方に回動させた折り畳み状態で、当該台車を持ち運ぶことができ便利である。
左右のパネルや背面パネルに取り付けられる水平バーは、それぞれ補強用に必要最小限の1本又は2本のみで構成され(請求項3)、当該コンパクト設計のカゴ台車の軽量化と、生産の容易化・低廉化に寄与する。
さらに、左右のパネル及び背面パネルの高さは、60cm〜100cmであるので(請求項4)、当該カゴ台車のコンパクト化が実現される上、重量が4kg〜7kgの軽量で構成され扱い易い(請求項5)。
本考案のコンパクト設計のカゴ台車を示した全体斜視図である。 カートとしての使用要領を示した斜視図である。 Aはカゴ台車の背面パネル、Bは右のパネルを一部省略して示した各正面図である。 Aはコンパクト設計のカゴ台車の一部省略平面視説明図、BはAの底板部分の一部省略側面視説明図、CはAの底板部分の一部省略正面視説明図である。 コンパクト設計のカゴ台車の収納要領を正面方向から示した全体図である。
本考案のコンパクト設計のカゴ台車の好適な実施形態について、以下図面にしたがいながら説明する。当該カゴ台車は、小型ながら所望の荷物を載置してスムーズに移動でき、必要に応じてカートのように傾斜させて移動することも可能で、収納時には軽量で持ち運び自在にコンパクト設計で構成されているものである。
図1は、本実施形態のコンパクト設計のカゴ台車の全体図を示している。
このカゴ台車は、コンパクト設計の背面パネル1の両側に、やはりコンパクト設計の左右のパネル2、3が取り付けられ、前記背面パネル1と左右のパネル2、3の下端に底板4が取り付けられ、前記背面パネル1の下部両端と、左右のパネル2、3の各下部先端にキャスター5・・・が取り付けられた構成とされている。カゴ台車の重量は、例えば6kgの軽量に設定されており、後述するように当該カゴ台車自体の持ち運びが可能となっている。
背面パネル1は、図3Aに示した如く、パイプによって下部がコ字状に開放された門構え状の枠体Aをなし、その左右の垂直なパイプが垂直部A2、A2に形成され、その下端部は水平な下端バー12が取り付けられている。本実施例の場合、この枠体Aの高さは80cm、幅寸は40cmである。しかし、その高さと幅寸はその限りでなく、コンパクトな小型版のカゴ台車を形成するものとして、例えば高さは60〜100cmの間で適宜設計変更可能である。
この枠体Aの内部に、前記高さを有する細い垂直バー11が等間隔で3本取り付けられている。と共に、補強用の水平バー10が2本、間隔をあけて取り付けられている。つまり、補強用の2本の水平バー10、10は、40cmかそれより若干短い長さに形成され、前記3本の垂直バー11・・・に対して直交する配置で、同垂直バー11及び枠体Aの左右の垂直部A2、A2に亘って取り付けられている。
左のパネル2と右のパネル3は、同形・同大で、互いに対称である。そのため、図3Bに図示した右のパネル3について説明する。この右のパネル3も、前記背面パネル1と同様にコンパクトに設計されている。パイプによって下部がコ字状に開放された門構え状の枠体Cをなし、その左右のパイプが垂直部C2、C2に形成され、その下端部には水平な下端バー32が取り付けられている。この枠体Cの高さは80cm、幅寸は26cmである。しかし、高さと幅寸はその限りでなく、小型版のカゴ台車を形成するものとして、前記背面パネル1と同様に、例えば高さは60〜100cmの間で適宜設計変更可能である。
この枠体Cの内部に、前記高さを有する細い垂直バー31が等間隔で2本取り付けられている。そして、補強用の水平バー30が2本、間隔をあけて取り付けられている。補強用の2本の水平バー30、30は、40cmかそれより若干短い長さに形成され、前記2本の垂直バー31、31に対して直交する配置で、同垂直バー31及び枠体Cの左右の垂直部C2、C2に亘って取り付けられている。
左のパネル2は、上述した右のパネル3と同様の構成であり、詳細説明は省略するが、図中、符号Bが枠体、同B2が垂直部、同20が水平バー、同21が垂直バー、同23が係止片、同23aが貫通孔をそれぞれ示している。
前記左右のパネル2、3は、ブラケット6を介して、背面パネル1に対し内方に回動自在に取り付けられている。すなわち、このブラケット6は、背面パネル1をなす枠体Aの左右の垂直部A2、A2において、上側の水平バー10のやや上方位置に、直角配置に突き出して固着されている(図1、図4)。その先端は、左右のパネル2、3の各垂直部B2、C2(パイプ)を嵌挿可能な環状に形成されている。よって、同環状のブラケット6の先端に、左右のパネル2、3の枠体B、Cの各垂直部B2、C2が嵌挿され、左右のパネル2、3が、背面パネル1の両側で内方に回動自在に取り付けられている。
次に、底板4について説明する。この底板4は、左右のたわみを防ぐ補強材40の上に、幅寸×奥行が35×24cmの矩形状の板材が設置されて成る。但し、軽量化のため補強材40を省略する形態でも実施される。
ここで、図4Bに示したように、背面パネル1の下端バー12の両端に、直交配置のブラケット14が取り付けられているので(図面上は片側のみ示す)、当該底板4の内側の内端で外向きに突き出た軸45が、前記ブラケット14の貫通孔41に挿通されている。よって、当該底板4は、背面パネル1の内方に回動自在に取り付けられている。
また、図4A、Cに示したように、底板4の底面には、外方の両端に左右のパネル2、3を底板4に各々固定するストッパーS、Sが取り付けられている。ストッパーSは、基台43と、左右のパネル2、3に突き出し自在なT字状の支持杆44が前記基台43に支持されて成る。
一方、右のパネル3(左のパネル2も同じ)の下端バー32の外方端部には、前記ストッパーSの支持杆44の先端部44aを嵌挿する貫通孔33aが穿設された係止片33が取り付けられている(図4B)。
したがって、このカゴ台車の使用時には、図5の折り畳んだ状態から、左右のパネル2、3を回動させて開いた後、底板4を回動させて展開する。そして、ストッパーSの支持杆44(先端部44a)を左右のパネル2、3の係止片23、33(貫通孔23a、33a)に挿通して、左右のパネル2、3を底板4に固定する。
かくして、前記底板4の上に、段ボール箱等の荷物7を幾つか載置して段積みし、1人の作業員8で前記4つのキャスター5・・・により移動自在である(図2、図1)。また、図2に示したように、作業員8は、このカゴ台車の背面パネル1を手前に傾斜させて、同背面パネル1の下部の2つのキャスター5、5によって、カートのように移動することも好適に実施される。
一方、当該カゴ台車を持ち運ぶ際には、前記した使用時の動作要領と反対の要領で、まず底板4を背面パネル1側の内側に回動させた後、左右のパネル2、3をやはり背面パネル1側の内側に回動させて折り畳めばよい(図5)。
以上、実施形態を図面に基づいて説明したが、本考案は、図示例の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために言及する。
1 背面パネル
10 補強用の水平バー
2 左のパネル
20 補強用の水平バー
3 右のパネル
30 補強用の水平バー
4 底板
5 キャスター
6 ブラケット
7 荷物
S ストッパー
A、B、C 枠体
本考案はコンパクト設計のカゴ台車に係り、さらに言えば、小型ながら所望の荷物を載置してスムーズに移動でき、必要に応じてカートのように当該カゴ台車を傾斜させて移動も可能で、収納時には軽量で持ち運び自在なカゴ台車の技術分野に関する。
従来、いわゆる「カゴ台車」と言われる運搬用の台車が種々公知である。
例えば、下記特許文献1には(同文献1の符号をそのまま援用する)、後部枠11と左右の固定側枠12、可動側枠13が、それぞれ四角形状の外枠フレームと内部に交差した複数の縦部材と横部材とで構成された運搬用かご台車が開示されている(同文献1の段落番号[0018]、[0020]、[0022]参照)。
また、同文献1の図2によれば、後部枠11と左右の固定側枠12、可動側枠13において、それぞれ複数の縦部材に直交する横部材が4本備わっている。
一方、同特許文献1に記載された運搬用かご台車の高さや重量の明示はないが、通常この種のかご台車の高さは170cmぐらいで、重量は35kgぐらいである。
特開2011−183932公報
前記特許文献1に記載の運搬用かご台車は、各面において補強用の水平バーに相当する横部材が4本もの多くを要する。それは、この種のかご台車の高さが、通例人間の身長にも相当する170cmもの高さに設計されており、それを補強するためである。というのも、底板16の上に多くの荷物を載置しようとすると、後部枠11と左右の固定側枠12、可動側枠13をそのように170cm位の高くて大きなかご台車にする必要があるからである。
それに対し、従来品に比べてコンパクトに設計され、小回りのきくカゴ台車の需要もある。特に、当該カゴ台車を傾斜させて移動したり、折り畳んで当該カゴ台車を持ち運べるコンパクト設計のカゴ台車は扱い易くて便利だが、そのような商品はない。
したがって、本考案が解決しようとする課題は、コンパクトな設計ながら所望の荷物を載置してスムーズに移動でき、必要に応じてカートのように当該カゴ台車を傾斜させての使用も可能で、収納時には軽量ゆえに持ち運び自在で使い勝手に優れたコンパクト設計のカゴ台車を提供することにある。
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の考案のコンパクト設計のカゴ台車は、コンパクト設計のパイプによって枠体Aをなす背面パネル1の両側に、コンパクト設計のパイプによって枠体B、Cをなす左右のパネル2、3が取り付けられ、前記背面パネル1と左右のパネル2、3の下端に底板4が取り付けられ、前記背面パネル1の下部両端と、左右のパネル2、3の各下部先端にキャスター5・・・が取り付けられて成るカゴ台車であって、
前記コンパクト設計の左右のパネル2、3が、コンパクト設計の背面パネル1の両側で内方に回動自在に取り付けられていると共に、底板4も背面パネル1の内方に回動自在に取り付けられており、前記左右のパネル2、3と底板4を内方に回動させた折り畳み状態で、当該台車が持ち運び可能に構成され、
前記底板4の上に荷物7を載置して前記4つのキャスター5・・・により移動自在に、又は前記背面パネル1を傾斜させて同背面パネル1下部の2つのキャスター5、5により移動自在に構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載した考案は、前記左右のパネル2、3又は背面パネル1に、補強用の水平バー20、30、10がそれぞれ1本又は2本取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載したコンパクト設計のカゴ台車である。
請求項3に記載した考案は、前記左右のパネル2、3及び背面パネル1の高さは、60cm〜100cmであることを特徴とする、請求項1又は2に記載したコンパクト設計のカゴ台車である。
請求項4に記載した考案は、当該カゴ台車の重量が4kg〜7kgの軽量で構成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載したコンパクト設計のカゴ台車である。
本考案の請求項1に係るカゴ台車は、コンパクト設計の背面パネルの両側に、コンパクト設計の左右のパネルが取り付けられ、前記各パネルの下端に底板とキャスターが取り付けられて成るので、底板の上に段ボール箱等の荷物を載置して、荷崩れの心配なく個人でスムーズに移動できる。また、小型で軽量なため、背面パネルを傾斜させて下部の2つのキャスターによりカートのように移動できる自在性にも優れている。
また、コンパクト設計の左右のパネルと底板を、コンパクト設計の背面パネルの内方に回動させた折り畳み状態で、当該台車を持ち運ぶことができ便利である。
左右のパネルや背面パネルに取り付けられる水平バーは、それぞれ補強用に必要最小限の1本又は2本のみで構成され(請求項2)、当該コンパクト設計のカゴ台車の軽量化と、生産の容易化・低廉化に寄与する。
さらに、左右のパネル及び背面パネルの高さは、60cm〜100cmであるので(請求項3)、当該カゴ台車のコンパクト化が実現される上、重量が4kg〜7kgの軽量で構成され扱い易い(請求項4)。
本考案のコンパクト設計のカゴ台車を示した全体斜視図である。 カートとしての使用要領を示した斜視図である。 Aはカゴ台車の背面パネル、Bは右のパネルを一部省略して示した各正面図である。 Aはコンパクト設計のカゴ台車の一部省略平面視説明図、BはAの底板部分の一部省略側面視説明図、CはAの底板部分の一部省略正面視説明図である。 コンパクト設計のカゴ台車の収納要領を正面方向から示した全体図である。
本考案のコンパクト設計のカゴ台車の好適な実施形態について、以下図面にしたがいながら説明する。当該カゴ台車は、小型ながら所望の荷物を載置してスムーズに移動でき、必要に応じてカートのように傾斜させて移動することも可能で、収納時には軽量で持ち運び自在にコンパクト設計で構成されているものである。
図1は、本実施形態のコンパクト設計のカゴ台車の全体図を示している。
このカゴ台車は、コンパクト設計の背面パネル1の両側に、やはりコンパクト設計の左右のパネル2、3が取り付けられ、前記背面パネル1と左右のパネル2、3の下端に底板4が取り付けられ、前記背面パネル1の下部両端と、左右のパネル2、3の各下部先端にキャスター5・・・が取り付けられた構成とされている。カゴ台車の重量は、例えば6kgの軽量に設定されており、後述するように当該カゴ台車自体の持ち運びが可能となっている。
背面パネル1は、図3Aに示した如く、パイプによって下部がコ字状に開放された門構え状の枠体Aをなし、その左右の垂直なパイプが垂直部A2、A2に形成され、その下端部は水平な下端バー12が取り付けられている。本実施例の場合、この枠体Aの高さは80cm、幅寸は40cmである。しかし、その高さと幅寸はその限りでなく、コンパクトな小型版のカゴ台車を形成するものとして、例えば高さは60〜100cmの間で適宜設計変更可能である。
この枠体Aの内部に、前記高さを有する細い垂直バー11が等間隔で3本取り付けられている。と共に、補強用の水平バー10が2本、間隔をあけて取り付けられている。つまり、補強用の2本の水平バー10、10は、40cmかそれより若干短い長さに形成され、前記3本の垂直バー11・・・に対して直交する配置で、同垂直バー11及び枠体Aの左右の垂直部A2、A2に亘って取り付けられている。
左のパネル2と右のパネル3は、同形・同大で、互いに対称である。そのため、図3Bに図示した右のパネル3について説明する。この右のパネル3も、前記背面パネル1と同様にコンパクトに設計されている。パイプによって下部がコ字状に開放された門構え状の枠体Cをなし、その左右のパイプが垂直部C2、C2に形成され、その下端部には水平な下端バー32が取り付けられている。この枠体Cの高さは80cm、幅寸は26cmである。しかし、高さと幅寸はその限りでなく、小型版のカゴ台車を形成するものとして、前記背面パネル1と同様に、例えば高さは60〜100cmの間で適宜設計変更可能である。
この枠体Cの内部に、前記高さを有する細い垂直バー31が等間隔で2本取り付けられている。そして、補強用の水平バー30が2本、間隔をあけて取り付けられている。補強用の2本の水平バー30、30は、40cmかそれより若干短い長さに形成され、前記2本の垂直バー31、31に対して直交する配置で、同垂直バー31及び枠体Cの左右の垂直部C2、C2に亘って取り付けられている。
左のパネル2は、上述した右のパネル3と同様の構成であり、詳細説明は省略するが、図中、符号Bが枠体、同B2が垂直部、同20が水平バー、同21が垂直バー、同23が係止片、同23aが貫通孔をそれぞれ示している。
前記左右のパネル2、3は、ブラケット6を介して、背面パネル1に対し内方に回動自在に取り付けられている。すなわち、このブラケット6は、背面パネル1をなす枠体Aの左右の垂直部A2、A2において、上側の水平バー10のやや上方位置に、直角配置に突き出して固着されている(図1、図4)。その先端は、左右のパネル2、3の各垂直部B2、C2(パイプ)を嵌挿可能な環状に形成されている。よって、同環状のブラケット6の先端に、左右のパネル2、3の枠体B、Cの各垂直部B2、C2が嵌挿され、左右のパネル2、3が、背面パネル1の両側で内方に回動自在に取り付けられている。
次に、底板4について説明する。この底板4は、左右のたわみを防ぐ補強材40の上に、幅寸×奥行が35×24cmの矩形状の板材が設置されて成る。但し、軽量化のため補強材40を省略する形態でも実施される。
ここで、図4Bに示したように、背面パネル1の下端バー12の両端に、直交配置のブラケット14が取り付けられているので(図面上は片側のみ示す)、当該底板4の内側の内端で外向きに突き出た軸45が、前記ブラケット14の貫通孔41に挿通されている。よって、当該底板4は、背面パネル1の内方に回動自在に取り付けられている。
また、図4A、Cに示したように、底板4の底面には、外方の両端に左右のパネル2、3を底板4に各々固定するストッパーS、Sが取り付けられている。ストッパーSは、基台43と、左右のパネル2、3に突き出し自在なT字状の支持杆44が前記基台43に支持されて成る。
一方、右のパネル3(左のパネル2も同じ)の下端バー32の外方端部には、前記ストッパーSの支持杆44の先端部44aを嵌挿する貫通孔33aが穿設された係止片33が取り付けられている(図4B)。
したがって、このカゴ台車の使用時には、図5の折り畳んだ状態から、左右のパネル2、3を回動させて開いた後、底板4を回動させて展開する。そして、ストッパーSの支持杆44(先端部44a)を左右のパネル2、3の係止片23、33(貫通孔23a、33a)に挿通して、左右のパネル2、3を底板4に固定する。
かくして、前記底板4の上に、段ボール箱等の荷物7を幾つか載置して段積みし、1人の作業員8で前記4つのキャスター5・・・により移動自在である(図2、図1)。また、図2に示したように、作業員8は、このカゴ台車の背面パネル1を手前に傾斜させて、同背面パネル1の下部の2つのキャスター5、5によって、カートのように移動することも好適に実施される。
一方、当該カゴ台車を持ち運ぶ際には、前記した使用時の動作要領と反対の要領で、まず底板4を背面パネル1側の内側に回動させた後、左右のパネル2、3をやはり背面パネル1側の内側に回動させて折り畳めばよい(図5)。
以上、実施形態を図面に基づいて説明したが、本考案は、図示例の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために言及する。
1 背面パネル
10 補強用の水平バー
2 左のパネル
20 補強用の水平バー
3 右のパネル
30 補強用の水平バー
4 底板
5 キャスター
6 ブラケット
7 荷物
S ストッパー
A、B、C 枠体

Claims (5)

  1. コンパクト設計の背面パネルの両側に、コンパクト設計の左右のパネルが取り付けられ、前記背面パネルと左右のパネルの下端に底板が取り付けられ、前記背面パネルの下部両端と、左右のパネルの各下部先端にキャスターが取り付けられて成るカゴ台車であって、
    前記底板の上に荷物を載置して前記4つのキャスターにより移動自在に、又は前記背面パネルを傾斜させて同背面パネル下部の2つのキャスターにより移動自在に構成されていることを特徴とするコンパクト設計のカゴ台車。
  2. 前記コンパクト設計の左右のパネルは、コンパクト設計の背面パネルの両側で内方に回動自在に取り付けられていると共に、底板も背面パネルの内方に回動自在に取り付けられており、前記左右のパネルと底板を内方に回動させた折り畳み状態で、当該台車が持ち運び可能に構成されていることを特徴とする、請求項1に記載したコンパクト設計のカゴ台車。
  3. 前記左右のパネル又は背面パネルに、補強用の水平バーがそれぞれ1本又は2本取り付けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載したコンパクト設計のカゴ台車。
  4. 前記左右のパネル及び背面パネルの高さは、60cm〜100cmであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載したコンパクト設計のカゴ台車。
  5. 当該カゴ台車の重量が4kg〜7kgの軽量で構成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載したコンパクト設計のカゴ台車。
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