JP7071682B1 - 軸流ファン及び空気調和機 - Google Patents

軸流ファン及び空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP7071682B1
JP7071682B1 JP2021007660A JP2021007660A JP7071682B1 JP 7071682 B1 JP7071682 B1 JP 7071682B1 JP 2021007660 A JP2021007660 A JP 2021007660A JP 2021007660 A JP2021007660 A JP 2021007660A JP 7071682 B1 JP7071682 B1 JP 7071682B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rib
wall
hub
radial
axial flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021007660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022112050A (ja
Inventor
洋峻 富岡
登博 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2021007660A priority Critical patent/JP7071682B1/ja
Priority to PCT/JP2021/047267 priority patent/WO2022158223A1/ja
Priority to EP21921324.6A priority patent/EP4283133A1/en
Priority to CN202180091561.5A priority patent/CN116783394B/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP7071682B1 publication Critical patent/JP7071682B1/ja
Publication of JP2022112050A publication Critical patent/JP2022112050A/ja
Priority to US18/355,570 priority patent/US11859635B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/26Rotors specially for elastic fluids
    • F04D29/32Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps
    • F04D29/325Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps for axial flow fans
    • F04D29/329Details of the hub
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D19/00Axial-flow pumps
    • F04D19/002Axial flow fans
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/26Rotors specially for elastic fluids
    • F04D29/32Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps
    • F04D29/38Blades
    • F04D29/384Blades characterised by form
    • F04D29/386Skewed blades
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/60Mounting; Assembling; Disassembling
    • F04D29/64Mounting; Assembling; Disassembling of axial pumps
    • F04D29/644Mounting; Assembling; Disassembling of axial pumps especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/646Mounting or removal of fans

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】ハブの強度を高めることができる軸流ファンを提供する。【解決手段】軸流ファンは、ハブ12と複数の翼13とを備え、ハブ12は、筒形状の外壁15、外壁15の径方向内側の筒形状の内壁16、内壁16の径方向内側のボス17、ハブ12の回転軸心方向の一方側における外壁15の端部と内壁16の端部とを連結する第1側壁21、回転軸心方向の一方側における内壁16の端部とボス17の端部とを連結する第2側壁22、内壁16の内周面16bとボス17の外周面17bとを連結する第1リブ41、第1リブ41と周方向に隣接して配置され、内壁16の内周面16bとボス17の外周面17bとを連結する第2リブ42、及び外壁15の内周面15bと内壁16の外周面16aとを連結する第3リブ43を備え、第3リブ43の径方向内端部43aが、第1リブ41の径方向外端部41bと第2リブ42の径方向外端部42bとの周方向の間に配置されている。【選択図】図6

Description

本開示は、軸流ファン及び空気調和機に関する。
下記特許文献1には、ハブと、ハブの外周面に設けられた複数の翼とを備えた軸流ファンが開示されている。ハブは、円筒形状の外壁部と、外壁部の径方向内側に配置された傾斜壁部と、傾斜壁部の径方向内側に配置された軸受部とを有している。外壁部と傾斜壁部との間には、放射状に配置された複数のリブが周方向に間隔をあけて設けられている。
特開2006-161758号公報
軸流ファンが回転すると、ハブの外壁部には翼から径方向外側に引っ張る方向の負荷が付与され、この負荷によってハブの外壁部は径方向外側へ広がるように変形しようとする。このようなハブの変形を抑制するため、ハブの強度を高めることが求められている。
本開示は、ハブの強度を高めることができる軸流ファン及び空気調和機を提供することを目的とする。
本開示の軸流ファンは、
ハブと、前記ハブの外周面に周方向に間隔をあけて設けられた複数の翼と、を備え、
前記ハブは、
筒形状の外壁と、
前記外壁の径方向内側に配置された筒形状の内壁と、
前記内壁の径方向内側に配置され回転軸が取り付けられるボスと、
前記ハブの回転軸心方向の一方側における前記外壁の端部と前記内壁の端部とを連結する第1側壁と、
前記回転軸心方向の前記一方側における前記内壁の端部と前記ボスの端部とを連結する第2側壁と、
前記内壁の内周面と前記ボスの外周面とを連結する第1リブと、
前記第1リブと周方向に隣接して配置され、前記内壁の内周面と前記ボスの外周面とを連結する第2リブと、
前記外壁の内周面と前記内壁の外周面とを連結する第3リブと、を備え、
前記第3リブの径方向内端部が、前記第1リブの径方向外端部と前記第2リブの径方向外端部との周方向の間に配置されている。
以上の構成を有する軸流ファンにおいては、当該軸流ファンが回転すると、ハブの外壁には、翼から径方向外側に引っ張る方向の負荷が付与される。ハブの外壁は、第3リブによって支持され、さらに内壁を介して2つの第1リブ及び第2リブによっても支持される。そのため、ハブは、径方向の負荷に対して強い構造となり、ハブの変形を抑制することができる。
好ましくは、前記第1リブの径方向外端部と前記第2リブの径方向外端部との周方向の間には、単一の前記第3リブの径方向内端部が配置されている。
好ましくは、前記第3リブの径方向外端部が、前記ハブの回転方向における前記翼の前縁部の径方向内端部近傍に配置されている。
この構成によれば、ハブの回転方向における翼の前縁部は、空気から最も大きな荷重を受ける部位であり、翼からハブの外壁にかかる負荷も、翼の前縁部の径方向内端部付近で大きくなる。そのため、翼の前縁部の径方向内端部の近傍に第3リブの径方向内端部を配置することで、翼から大きな負荷がかかる部分においてハブの強度を効果的に高めることができる。
好ましくは、前記第1リブと前記第2リブとが前記ハブの径方向に沿って配置されており、
前記第1リブと前記第2リブとの間の角度が、次の式(1)を満たす。
θ≦360/2N ・・・ (1)
(ただし、θ:前記第1リブと前記第2リブとの間の角度、N:前記翼の数)
好ましくは、前記ハブは、
前記第1リブと前記第2リブとの組み合わせからなる第1のセットと、
前記第1のセットを構成する前記第1リブ及び前記第2リブとは異なる前記第1リブと前記第2リブとの組み合わせからなり、前記第1のセットと周方向に隣接して配置された第2のセットと、を備え、
前記第1のセットと前記第2のセットとの間の角度が、前記第1のセット及び前記第2のセットのそれぞれにおける前記第1リブと前記第2リブとの間の角度よりも大きい。
好ましくは、前記第1のセットと前記第2のセットとの周方向の間において、前記外壁の内周面と前記内壁の外周面とを連結する第4リブを備えている。
好ましくは、前記第4リブの径方向外端部が、前記ハブの回転方向における前記翼の後縁部の径方向内端部近傍に配置されている。
好ましくは、前記回転軸心方向の他方側における前記第1リブ及び前記第2リブの端部が、前記回転軸心方向の前記他方側における前記第3リブの端部よりも、前記回転軸心方向の前記一方側に位置している。
好ましくは、前記回転軸心方向の他方側における前記第1リブ及び前記第2リブの端部が、前記回転軸心方向の前記他方側における前記内壁の端部よりも、前記回転軸心方向の前記一方側に位置している。
好ましくは、前記回転軸心方向の他方側における前記第3リブの端部と前記内壁の端部とが、前記第3リブと前記内壁との接続部分において同一面上に配置されている。
好ましくは、前記第1リブ及び前記第2リブの厚さが、前記第3リブの厚さよりも大きい。
本開示の空気調和機は、上記のいずれかに記載の軸流ファンを備える。
本開示の軸流ファンを回転軸心方向の一方側より見た図である。 本開示の軸流ファンを回転軸心方向の他方側より見た図である。 本開示の軸流ファンを回転軸心方向に直交する方向から見た図である。 軸流ファンのハブを回転軸心方向の一方側において斜めから見た斜視図である。 軸流ファンのハブを回転軸心方向の他方側において斜めから見た斜視図である。 軸流ファンのハブを回転軸心方向の他方側より見た図である。 図6のD-D線における概略的な断面図である。 図6のE-E線における概略的な断面図である。 図6のF-F線における概略的な断面図である。 軸流ファンのハブの一部を回転軸心方向の一方側より見た図である。 図9のG-G線における概略的な断面図である。 複数の軸流ファンを積層した状態を示す説明図である。 本開示の軸流ファンを採用した空気調和機の内部を上方から見た概略的な平面図である。
以下、実施形態について説明する。
[軸流ファンの全体構成]
図1は、本開示の軸流ファンを回転軸心方向の一方側より見た図である。図2は、本開示の軸流ファンを回転軸心方向の他方側より見た図である。図3は、本開示の軸流ファンを回転軸心方向に直交する方向から見た図である。
軸流ファン11は、図示しないファンモータによって中心軸C回りに回転する。したがって、軸流ファン11の中心軸Cは、軸流ファン11の回転軸心となる。したがって、本明細書では、軸流ファン11の回転軸心にも中心軸と同様の符号Cを付す。本明細書では、軸流ファン11の中心軸Cが延びる方向、及び、これに平行な方向を回転軸心方向という。軸流ファン11の中心軸Cに直交する方向を径方向という。軸流ファン11の中心軸C回りの方向を周方向という。
図1~図3に示すように、軸流ファン11は、プロペラファンである。軸流ファン11は、合成樹脂材料、例えば、AS樹脂(アクリロニトリルスチレン)や、これをグラスファイバーで強化したもの等により形成されている。軸流ファン11は、ハブ12と、複数の翼13とを有する。複数の翼13は、ハブ12の外周面に周方向に間隔をあけて設けられている。本実施形態の軸流ファン11は、3枚の翼13を有している。ハブ12と翼13とは、合成樹脂材によって一体に成形されている。なお、軸流ファン11の材料となる合成樹脂は、上記に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
図1に示すように、軸流ファン11は、回転軸心方向の一方側から見て反時計回りの方向(矢印Aの方向)に回転する。本明細書では、軸流ファン11の回転方向を基準として、回転方向における前側を回転方向前側といい、後側を回転方向後側という。
[翼の構成]
図1~図3に示すように、翼13は、板状に形成されており、内周縁部31と、外周縁部32と、前縁部33と、後縁部34と、を有している。内周縁部31は、翼13の径方向内側の端部である。内周縁部31は、回転方向前側から回転方向後側に向かって、回転軸心方向の一方側に傾斜している。内周縁部31は、ハブ12の外周面に繋がっている。
外周縁部32は、翼13の径方向外側の端部である。外周縁部32は、回転方向前側から回転方向後側に向かって、回転軸心方向の一方側に傾斜している。外周縁部32は、内周縁部31に比べて周方向の長さが大きい。
前縁部33は、翼13の回転方向前側の端部である。前縁部33は、内周縁部31と外周縁部32の回転方向前側の端部同士を繋いでいる。後縁部34は、翼13の回転方向後側の端部である。後縁部34は、内周縁部31と外周縁部32の回転方向後側の端部同士を繋いでいる。
軸流ファン11が、中心軸C回りに矢印Aの方向へ回転すると、当該軸流ファン11の回転軸心方向の他方側が負圧となり、かつ、回転軸心方向の一方側が正圧となる。このため、軸流ファン11が中心軸C回りに矢印Aの方向へ回転すると、回転軸心方向の他方側から回転軸心方向の一方側へ空気が流れる。本明細書では、翼13の回転軸心方向の一方側の翼面を正圧面13aと称し、回転軸心方向の他方側の翼面を負圧面13bと称する。
翼13は、周方向について回転軸心方向の他方側へ緩やかに湾曲しており、正圧面13a側が凹んだ形状を有している。
[ハブの構成]
図4は、軸流ファンのハブを回転軸心方向の一方側において斜めから見た斜視図である。図5は、軸流ファンのハブを回転軸心方向の他方側において斜めから見た斜視図である。図6は、軸流ファンのハブを回転軸心方向の他方側より見た図である。
ハブ12は、外壁15、内壁16、ボス17、及び側壁18を有する。
外壁15は、筒形状に形成されている。具体的に、外壁15は、円筒形状に形成されている。外壁15の中心は、軸流ファン11の中心軸Cと一致している。外壁15の外周面15aは、ハブ12の外周面を構成している。外壁15の外周面15aには翼13が接続されている。
内壁16は、筒形状に形成されている。具体的に、内壁16は、円筒形状に形成されている。内壁16は、外壁15の径方向内側に配置されている。内壁16の中心は、外壁15の中心と一致している。
ボス17は、筒形状に形成されている。具体的に、ボス17は、円筒形状に形成されている。ボス17は、内壁16の径方向の内側に配置されている。ボス17の中心は、内壁16及び外壁15の中心と一致している。ボス17の中心には、貫通孔17aが形成されている。この貫通孔17aには、図示しないモータの出力軸が取り付けられる。
図7は、図6のD-D線における概略的な断面図である。図8は、図6のE-E線における概略的な断面図である。図9は、図6のF-F線における概略的な断面図である。
ハブ12の内壁16は、外壁15よりも回転軸心方向に短い。内壁16の回転軸心方向の一方側の端部は、外壁15の回転軸心方向の一方側の端部よりも、回転軸心方向の他方側(図8の上側)に配置されている。内壁16の回転軸心方向の他方側の端部は、外壁15の回転軸心方向の他方側の端部よりも、回転軸心方向の一方側(図8の下側)に配置されている。
ハブ12の側壁18は、外壁15、内壁16、及びボス17の回転軸心方向の一方側の端部に設けられている。側壁18は、円筒形状の外壁15及び内壁16の回転軸心方向の一方側の端部を塞いでいる。側壁18は、ハブ12の回転軸心方向の一方側の端面を構成している。
側壁18は、第1側壁21と、第2側壁22とを含む。第1側壁21は、回転軸心方向の一方側における外壁15の端部と内壁16の端部とを連結する。第2側壁22は、回転軸心方向の一方側における内壁16の端部とボス17の端部とを連結する。
第1側壁21は、径方向外側に配置された円環部21aと、径方向内側に配置された傾斜部21bとを有する。円環部21aは、円環状に形成され、軸流ファン11の中心軸Cに直交する方向に配置されている。円環部21aの径方向外端部は、外壁15の回転軸心方向の一方側の端部に連結されている。
傾斜部21bは、円すい形状に形成され、軸流ファン11の中心軸Cに対して傾斜している。傾斜部21bの径方向外端部は、円環部21aの径方向内端部に連結されている。傾斜部21bの径方向内端部は、内壁16の回転軸心方向の一方側の端部に連結されている。
第2側壁22は、円環状に形成され、軸流ファン11の中心軸Cに直交する方向に配置されている。第2側壁22の径方向外端部は、傾斜部21bの径方向内端部及び内壁16の回転軸心方向の一方側の端部に連結されている。第2側壁22の径方向内端部は、ボス17の回転軸心方向の一方側の端部に連結されている。第2側壁22は、円筒形状の内壁16の回転軸心方向の一方側の端部を塞いでいる。
ハブ12の側壁18には、傾斜部21b及び第2側壁22によって回転軸心方向の他方側へ凹む凹部18aが形成されている。傾斜部21bは、凹部18aの周壁を構成し、第2側壁22は、凹部18aの底壁を構成している。
図4に示すように、ハブ12の側壁18には、回転軸心方向の一方側へ向けて突出する突起24が形成されている。具体的に、突起24は、第1側壁21における円環部21aに設けられている。突起24は、周方向に間隔をあけて複数設けられている。本実施形態では、3個の突起24が、周方向に等間隔(120°間隔)で設けられている。
図10は、軸流ファンのハブの一部を回転軸心方向の一方側より見た図である。各突起24は、軸流ファン11の中心軸Cを中心とした中心角θが60°未満の範囲に形成されている。
各突起24は、外壁部(第1壁部)25と、内壁部(第2壁部)26と、一対の端壁部(第3壁部及び第4壁部)27,28と、頂壁部(第5壁部)29とを有している。
図9に示すように、外壁部25は、ハブ12の外壁15から回転軸心方向の一方側へ延長されている。外壁部25の外周面25aと外壁15の外周面15aとは同一面上に配置されている。外壁部25は、ハブ12の周方向に延び、回転軸心方向から見て円弧状に湾曲している。
突起24の内壁部26は、ハブ12の第1側壁21における傾斜部21bから回転軸心方向の一方側へ延長されている。内壁部26の内周面26bと傾斜部21bの内周面21b1(凹部18aの内周面21b1)とは同一面上に配置されている。内壁部26は、中心軸Cに対して傾斜している。内壁部26は、ハブ12の周方向に延び、回転軸心方向から見て円弧状に湾曲している。
外壁部25の外周面25aには、翼13の回転方向Aの後側の端部が接続されている(図4参照)。内壁部26は、外壁部25の径方向内側に間隔をあけて配置されている。外壁部25と内壁部26とは、径方向に対向して配置されている。
図11は、図9のG-G線における概略的な断面図である。
一対の端壁部27,28は、突起24の周方向両側に位置し、互いに対向している。一対の端壁部27,28は、ハブ12の径方向に延びている。各端壁部27,28は、第1側壁21の円環部21aから回転軸心方向の一方側へ立ち上がっている。端壁部27,28は、回転軸心方向の一方側ほど径方向の長さが小さくなるような台形状に形成されている。端壁部27,28の径方向の長さは、外壁部25及び内壁部26の周方向の長さよりも小さい。
突起24は、外壁部25と、内壁部26と、一対の端壁部27,28とによって、中心軸Cに直交する断面が略矩形状に形成されている。突起24における外壁部25と内壁部26と一対の端壁部27,28との間には、空間S3が形成されている。言い換えると、突起24の内部は中空となっている。図9に示すように、突起24内の空間S3は、ハブ12の外壁15と内壁16との間の空間S4に連通している。突起24内の空間S3は、回転軸心方向の一方側が頂壁部29によって塞がれている。頂壁部29は、軸流ファン11の中心軸Cに直交する方向に配置されている。突起24内の空間S3には、後述する板状のリブ(第3外側リブ45)が設けられている。このリブ45は、突起24内の空間S3から、回転軸心方向の他方側へ延び、ハブ12内の空間S4に到っている。
図4に示すように、ハブ12の外壁15には、凹部15cが形成されている。具体的に、凹部15cは、回転軸心方向の他方側における外壁15の端部に形成されている。この凹部15cは、周方向において突起24と同じ位相に形成されている。
図12は、軸流ファンを積層した状態を示す説明図である。
凹部15cは、径方向外側から見て台形状に形成されている。突起24も、径方向外側から見て台形状に形成されている。凹部15cを径方向外側から見た外形は、突起24を径方向外側から見た外形よりも大きい。具体的に、凹部15cの開放端(図12の下端)の周方向の長さL1は、突起24の付け根部の周方向の長さL2よりもやや大きい。凹部15cの底部の周方向の長さL3は、突起24の先端部の周方向の長さL4よりもやや大きい。回転軸心方向における凹部15cの長さ(深さ)L5は、突起24の長さ(高さ)L6よりもやや大きい。
軸流ファン11は、製造後の保管や輸送のために回転軸心方向に積層される。軸流ファン11の回転軸心方向の一方側の端面には突起24が形成され、他方側の端面には凹部15cが形成されているので、複数の軸流ファン11を積層したときに、積層方向に並ぶ軸流ファン11のうち一方の軸流ファン11の凹部15cに他方の軸流ファン11の突起24が嵌め合わせられる。
そのため、複数の軸流ファン11を積層したときの積層方向の高さを可及的に小さくすることができる。また、積層方向に並ぶ軸流ファン11の周方向のずれを抑制することができる。
(リブの構成)
図5及び図6に示すように、ハブ12は、複数のリブ41,42,43,44,45を有している。本実施形態のハブ12は、外側リブ43,44,45と、内側リブ41,42とを有する。外側リブ43,44,45は、外壁15と内壁16との間に配置されている。内側リブ41,42は、内壁16とボス17との間に配置されている。いずれのリブ41,42,43,44,45も、軸流ファン11の中心軸Cを中心として放射方向(径方向)に沿って延びた板状部材である。ただし、リブ41,42,43,44,45は、径方向に対して傾斜する方向に延びていてもよい。
本実施形態の内側リブ41,42は、内壁16の内周面16bとボス17の外周面17bとを連結する。内側リブ41,42は、周方向に間隔をあけて6個設けられている。内側リブは、3個の第1内側リブ41と3個の第2内側リブ42とを有する。第1内側リブ41と第2内側リブ42とは周方向に交互に配置されている。第1内側リブ41と、この第1内側リブ41の周方向一方側に隣接する第2内側リブ42との間の角度をθ1とし、この第1内側リブ41と、この第1内側リブ41の周方向他方側に隣接する第2内側リブ42との間の角度をθ2としたとき、角度θ1と角度θ2とは、θ1≦θ2の関係がある。
角度θ1の間隔で配置された第1内側リブ41と第2内側リブ42とは1つの組(セット)Xをなしている。本実施形態のハブ12には、このような第1内側リブ41と第2内側リブ42とのセットXが、周方向に間隔をあけて3組設けられている。第1内側リブ41と第2内側リブ42との一のセットXと、これに隣接する第1内側リブ41と第2内側リブ42との他のセットXとの周方向の間隔は、角度θ2となる。
1つのセットXをなす第1内側リブ41と第2内側リブ42との間の角度θ1は、次の式(1)を満たす。
θ1≦360/2N(°) ・・・ (1)
(ただし、N:翼13の数)
本実施形態の軸流ファン11は3枚の翼13を有しているので、θ1は次の式(2)のように設定される。
θ1≦60° ・・・ (2)
一方、一のセットXと、これに隣接する他のセットXとの間の角度θ2は、次の式(3)を満たす。
θ2≧360/2N(°) ・・・ (3)
本実施形態の軸流ファン11は3枚の翼13を有しているので、θ2は次の式(4)のように設定される。
θ2≧60° ・・・ (4)
図8に示すように、回転軸心方向の他方側における第1内側リブ41の端部41cとボス17の端部17cとは、回転軸心方向において同一位置に配置されている。回転軸心方向の他方側における第1内側リブ41の端部41cは、回転軸心方向の他方側における内壁16の端部16cよりも、回転軸心方向の一方側(図8の下側)に配置されている。
第1内側リブ41と第2内側リブ42とは同じ形状であるため、第2内側リブ42と、ボス17及び内壁16との回転軸心方向における位置関係も、第1内側リブ41と、ボス17及び内壁16との回転軸心方向における位置関係と同じである。
図6に示すように、本実施形態の外側リブ43,44,45は、外壁15の内周面15bと内壁16の外周面16aとを連結する。外側リブ43,44,45は、周方向に間隔をあけて9個設けられている。9個の外側リブ43,44,45は、周方向に等間隔で設けられている。外側リブ43,44,45は、内側リブ41,42よりも薄い板材からなる。内側リブ41,42は、外側リブ43,44,45よりも数が少ないが、外側リブ43,44,45よりも厚い板材からなるので、強度が高められている。
外側リブ43,44,45は、3個の第1外側リブ43と、3個の第2外側リブ44と、3個の第3外側リブ45とを含む。複数の外側リブは、回転方向Aとは反対方向に、第1外側リブ43、第2外側リブ44、第3外側リブ45、第1外側リブ43、第2外側リブ44、第3外側リブ45…というように、順番に並べて配置されている。
並べて配置された第1外側リブ43、第2外側リブ44、及び第3外側リブ45の3枚の外側リブ43,44,45は、1枚の翼13に対応して配置されている。第1外側リブ43の径方向外端部は、翼13の前縁部33における径方向内端部の近傍に配置されている。第3外側リブ45の径方向外端部は、翼13の後縁部34における径方向内端部の近傍に配置されている。第2外側リブ44の径方向外端部は、回転方向Aにおける翼13の中間部に対応して配置されている。
図6に示すように、第1外側リブ43は、1つのセットXをなす第1内側リブ41と第2内側リブ42との周方向の間に配置されている。具体的に、第1外側リブ43の径方向内端部43aは、第1内側リブ41の径方向外端部41bと第2内側リブ42の径方向外端部42bとの周方向の間に配置されている。
図7に示すように、回転軸心方向の他方側における第1外側リブ43の端部43cは、回転軸心方向の他方側における第2内側リブ42の端部42cよりも回転軸心方向の他方側(図7の上側)に配置されている。回転軸心方向の他方側における第1外側リブ43の端部43cと、内壁16の端部16cとは、両者の接続部分において、同一面上に配置されている。
第2外側リブ44は、第1外側リブ43と同一の形状に形成されている。したがって、第2外側リブ44と、第1内側リブ41(及び第2内側リブ42)及び内壁16との回転軸心方向の位置関係は、第1外側リブ43と、第1内側リブ41(及び第2内側リブ42)及び内壁16との回転軸心方向の位置関係と同じである。
図9に示すように、第3外側リブ45は、前述したように突起24内の空間S3に配置されている。第3外側リブ45は、突起24内の空間S3から、外壁15と内壁16との間の空間S4へ回転軸心方向の他方側に向けて延びている。回転軸心方向の他方側における第3外側リブ45の端部45cは、第1側壁21における傾斜部21bに到る位置まで延び、さらに傾斜部21bを越えて内壁16に到る位置まで延びている。回転軸心方向の他方側における第3外側リブ45の端部45cは、外壁15に形成された凹部15cの底部よりも、回転軸心方向の一方側に位置している。回転軸心方向の他方側における第3外側リブ45の端部45cは、第2内側リブ42の端部42cよりも回転軸心方向の一方側に位置している。
以上の構成を有する軸流ファン11は、回転することによって遠心力が発生し、翼13からハブ12に径方向外側へ引っ張る方向の負荷が付与される。本実施形態のハブ12は、第1外側リブ43、第2外側リブ44、及び第3外側リブ45を備えており、これらの外側リブ43,44,45は、翼13からハブ12の外壁15に付与される径方向の負荷に抗して外壁15を支持することができる。
特に、軸流ファン11が回転するとハブ12は翼13の前縁部33付近から最も大きい径方向の負荷を受ける。図6に示すように、翼13の前縁部33における径方向内端部の近傍に配置された第1外側リブ43は、その径方向内端部43aが一のセットXを構成する第1内側リブ41と第2内側リブ42との周方向の間に配置されている。そのため、翼13の前縁部33付近から外壁15に付与される大きな負荷を、第1外側リブ43だけでなく内壁16を介して第1内側リブ41及び第2内側リブ42によっても受けることができる。そのため、ハブ12の強度が一層向上され、ハブ12の変形がより抑制される。
ハブ12には、翼13から径方向の負荷だけでなく周方向の負荷も付与される。図4に示すように、回転軸心方向の一方側におけるハブ12の端面には、突起24が設けられており、この突起24は、周方向に延びる外壁部25及び内壁部26と、径方向に延びる一対の端壁部27,28とを有し、中心軸Cに直交する方向の断面が略矩形状に形成されている(図11参照)。突起24のうち一対の端壁部27,28は、主に、ハブ12に付与される径方向の負荷に抗してハブ12の変形を抑制することができる。突起24のうち外壁部25及び内壁部26は、主に、ハブ12に付与される周方向の負荷に抗してハブ12の変形を抑制することができる。そのため、ハブ12は、突起24の存在によって径方向及び周方向の負荷に対して強い構造となり、強度が向上される。
突起24の外壁部25には、翼13の一部が接続されており、翼13から直接的に径方向及び周方向の負荷を受けるが、断面略矩形状の突起24によってこれらの負荷に抗してハブ12の外壁15を好適に支持することができる。
[空気調和機の構成]
図13は、本開示の軸流ファンを採用した空気調和機の内部を上方から見た概略的な平面図である。図13は、室外機と室内機とに分離されたセパレートタイプの空気調和機50における室外機51を示しており、この室外機51に軸流ファン11が搭載されている。
室外機51は、筐体52を備えている。筐体52は、直方体形状に形成されている。筐体52の内部は、区画壁53によって機械室S1と、熱交換室S2とに区画されている。熱交換室S2側に配置された筐体52の2つの隣接する側壁52a,52bには、空気取入口52a1,52b1が形成されている。空気取入口52b1が形成された一方の側壁52bに隣接した他の側壁52cには、空気吹出口52c1が形成されている。
筐体52の機械室S1には、圧縮機54、図示しない四路切換弁、アキュームレータ、オイルセパレータ、膨張弁等が収容される。筐体52の熱交換室S2には、熱交換器55、ファンモータ56、及び軸流ファン11等が収容されている。軸流ファン11は、ファンモータ56と、回転軸56aを介して接続されており、このファンモータ56によって回転駆動される。回転軸56aは、図2、図5等に示す軸流ファン11のボス17に取り付けられる。
軸流ファン11は、空気吹出口52c1が形成された側壁52c側に正圧面13a(図3参照)を対向させるとともに、空気取入口52a1が形成された側壁52a側に負圧面13b(図3参照)を対向させる姿勢で配置されている。ファンモータ56が作動すると、軸流ファン11が回転し、空気取入口52a1,52b1から筐体52内に空気が取り入れられ、空気吹出口52c1から排出される。図8に示す矢印aは、空気取入口52a1,52b1から筐体52に取り入れられる空気の流れの方向を示し、矢印bは、空気吹出口52c1から筐体52の外部に放出される空気の流れの方向を示す。
熱交換器55は、平面視でL字形状に形成されている。熱交換器55は、空気取入口52a1,52b1が形成された2つの側壁52a,52bの間の角部52eの付近で屈曲し、2つの側壁52a,52bに沿って配置されている。熱交換器55は、一対のヘッダ61,62と、板状の面が平行になるように並設されたフィン群63と、その並設方向にフィン群63を貫通する伝熱管64とを備えている。熱交換器55の伝熱管64内には、冷媒回路を循環する冷媒が流れる。また、熱交換器55は、配管(図示せず)を介して機械室S1内の圧縮機54と接続される。
本実施形態の空気調和機50では、室外機51に軸流ファン11を備えているが、本開示の空気調和機は、室内機(図示せず)に軸流ファン11を備えていてもよい。また、空気調和機50は、回転軸心を上下方向に向けた状態で軸流ファン11を備えていてもよい。
なお、上述の各実施形態については、その少なくとも一部を、相互に任意に組み合わせてもよい。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態の軸流ファン11は、ハブ12と、ハブ12の外周面に周方向に間隔をあけて設けられた複数の翼13と、を備える。ハブ12は、筒形状の外壁15と、外壁15の径方向内側に配置された筒形状の内壁16と、内壁16の径方向内側に配置され回転軸が取り付けられるボス17と、ハブ12の回転軸心方向の一方側における外壁15の端部と内壁16の端部とを連結する第1側壁21と、回転軸心方向の前記一方側における内壁16の端部とボス17の端部とを連結する第2側壁22と、内壁16の内周面とボス17の外周面とを連結する第1内側リブ(第1リブ)41と、第1内側リブ41と周方向に隣接して配置され、内壁16の内周面とボス17の外周面とを連結する第2内側リブ(第2リブ)42と、外壁15の内周面と内壁16の外周面とを連結する第1外側リブ(第3リブ)43と、を備える。第1外側リブ43の径方向内端部が、第1内側リブ41の径方向外端部と第2内側リブ42の径方向外端部との周方向の間に配置されている。
軸流ファン11が回転すると、ハブ12の外壁15には、翼13から径方向外側に引っ張る方向の負荷が付与される。ハブ12の外壁15は、第1外側リブ43によって支持され、さらに内壁16を介して2つの第1内側リブ41及び第2内側リブ42によっても支持される。そのため、ハブ12は、径方向の負荷に対して強い構造となり、ハブ12の変形が抑制される。
第1内側リブ41の径方向外端部と第2内側リブ42の径方向外端部との周方向の間には、単一の第1外側リブ43の径方向内端部が配置されている。したがって、1つの第1外側リブ43を2つの第1、第2内側リブ41,42で補強することができる。
第1外側リブ43の径方向外端部は、ハブ12の回転方向Aにおける翼13の前縁部33の径方向内端部の近傍に配置されている。ハブ12の回転方向における翼13の前縁部33は、空気から最も大きな荷重を受ける部位であり、翼13からハブ12の外壁15にかかる負荷も、翼13の前縁部33の径方向内端部付近で大きくなる。そのため、翼13の前縁部33の径方向内端部の近傍に第1外側リブ43の径方向外端部を配置することで、翼13から大きな負荷がかかる部位でハブ12の強度を効果的に高めることができる。
第1内側リブ41と第2内側リブ42とがハブ12の径方向に沿って配置されており、
第1内側リブ41と前記第2内側リブ42との間の角度が、次の式(1)を満たす。
θ≦360/2N ・・・ (1)
(ただし、θ:前記第1リブと前記第2リブとの間の角度、N:前記翼の数)
第1内側リブ41と第2内側リブ42との角度が大きすぎると、径方向に関して第1外側リブ43を支持する効果が小さくなる可能性があるため、上記の式(1)により第1内側リブ41と第2内側リブ42との間隔を設定することが好適である。
ハブ12は、第1内側リブ41と第2内側リブ42との組み合わせからなる第1のセットXと、第1のセットXを構成する第1内側リブ41及び第2内側リブ42とは異なる第1内側リブ41と第2内側リブ42との組み合わせからなり、第1のセットXと周方向に隣接して配置された第2のセットXと、を備える。第1のセットXと第2のセットXとの間の角度が、第1のセットX及び第2のセットXのそれぞれにおける第1内側リブ41と第2内側リブ42との間の角度よりも大きい。そのため、各セットXを構成する第1内側リブ41と第2内側リブ42とによって第1外側リブ43を効果的に補強することができる。
上記実施形態のハブ12は、第1のセットXと第2のセットXとの周方向の間に、外壁15の内周面15bと内壁16の外周面16aとを連結する第3外側リブ(第4リブ)45を備えている。第3外側リブ45の径方向外端部は、ハブ12の回転方向Aにおける翼13の後縁部34の径方向内端部の近傍に配置されている。そのため、翼13の後縁部34側から外壁15に径方向外側への負荷がかかった場合に、第3外側リブ45によって外壁15を支持し、ハブ12の強度を高めることができる。
以上、実施形態について説明したが、特許請求の範囲の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
例えば、外側リブの数は、上記実施形態に限定されることなく、適宜変更することができる。例えば、第1外側リブ43と第3外側リブ45との間に、複数の第2外側リブ44が設けられていてもよい。第1外側リブ43と第3外側リブ45との間に、第2外側リブ44が設けられていなくてもよい。内側リブの数も、上記実施形態に限定されることなく、適宜変更することができる。第1内側リブと第2内側リブとの組み合わせであるセットの数は、翼13の数に応じて変更することができる。1つのセットを構成する第1内側リブと第2内側リブとの間には2以上の外側リブを設けてもよい。
ハブ12の側壁18は、凹部18aを有していなくてもよい。突起24の数は、翼13の数に応じて適宜変更することができる。
11 :軸流ファン
12 :ハブ
13 :翼
15 :外壁
15a :外周面
15b :内周面
16 :内壁
16a :外周面
16b :内周面
16c :端部
17 :ボス
17b :外周面
17c :端部
18 :側壁
21 :第1側壁
22 :第2側壁
33 :前縁部
34 :後縁部
41 :第1内側リブ(第1リブ)
41b :径方向外端部
41c :端部
42 :第2内側リブ(第2リブ)
42b :径方向外端部
42c :端部
43 :第1外側リブ(第3リブ)
43a :径方向内端部
43c :端部
45 :第3外側リブ(第4リブ)
50 :空気調和機
A :回転方向

Claims (10)

  1. ハブ(12)と、前記ハブ(12)の外周面に周方向に間隔をあけて設けられた複数の翼(13)と、を備え、
    前記ハブ(12)は、
    筒形状の外壁(15)と、
    前記外壁(15)の径方向内側に配置された筒形状の内壁(16)と、
    前記内壁(16)の径方向内側に配置され回転軸が取り付けられるボス(17)と、
    前記ハブ(12)の回転軸心方向の一方側における前記外壁(15)の端部と前記内壁(16)の端部とを連結する第1側壁(21)と、
    前記回転軸心方向の前記一方側における前記内壁(16)の端部と前記ボス(17)の端部とを連結する第2側壁(22)と、
    前記内壁(16)の内周面(16b)と前記ボス(17)の外周面(17b)とを連結する第1リブ(41)と、
    前記第1リブ(41)と周方向に隣接して配置され、前記内壁(16)の内周面(16b)と前記ボス(17)の外周面(17b)とを連結する第2リブ(42)と、
    前記外壁(15)の内周面(15b)と前記内壁(16)の外周面(16a)とを連結する第3リブ(43)と、を備え、
    前記第3リブ(43)の径方向内端部(43a)が、前記第1リブ(41)の径方向外端部(41b)と前記第2リブ(42)の径方向外端部(42b)との周方向の間に配置されており、
    前記第1リブ(41)と前記第2リブ(42)とが前記ハブ(12)の径方向に沿って配置されており、
    前記第1リブ(41)と前記第2リブ(42)との間の角度が、次の式(1)を満たし、
    前記ハブ(12)は、
    前記第1リブ(41)と前記第2リブ(42)との組み合わせからなる第1のセット(X)と、
    前記第1のセット(X)を構成する前記第1リブ(41)及び前記第2リブ(42)とは異なる前記第1リブ(41)と前記第2リブ(42)との組み合わせからなり、前記第1のセット(X)と周方向に隣接して配置された第2のセット(X)と、を備え、
    前記第1のセット(X)と前記第2のセット(X)との間の角度(θ2)が、前記第1のセット(X)及び前記第2のセット(X)のそれぞれにおける前記第1リブ(41)と前記第2リブ(42)との間の角度(θ1)よりも大きい、軸流ファン。
    θ≦360/2N ・・・ (1)
    (ただし、θ:前記第1リブ(41)と前記第2リブ(42)との間の角度、N:前記翼(13)の数)
  2. 前記第1リブ(41)の径方向外端部(41b)と前記第2リブ(42)の径方向外端部(42b)との周方向の間には、単一の前記第3リブ(43)の径方向内端部(43a)が配置されている、請求項1に記載の軸流ファン。
  3. 前記第3リブ(43)の径方向外端部が、前記ハブ(12)の回転方向(A)における前記翼(13)の前縁部(33)の径方向内端部近傍に配置されている、請求項1又は2に記載の軸流ファン。
  4. 前記第1のセット(X)と前記第2のセット(X)との周方向の間において、前記外壁(15)の内周面(15b)と前記内壁(16)の外周面(16a)とを連結する第4リブ(45)を備えている、請求項1~3のいずれか1項に記載の軸流ファン。
  5. 前記第4リブ(45)の径方向外端部が、前記ハブ(12)の回転方向(A)における前記翼(13)の後縁部(34)の径方向内端部近傍に配置されている、請求項に記載の軸流ファン。
  6. 前記回転軸心方向の他方側における前記第1リブ(41)及び前記第2リブ(42)の端部(41c、42c)が、前記回転軸心方向の前記他方側における前記第3リブ(43)の端部(43c)よりも、前記回転軸心方向の前記一方側に位置している、請求項1~のいずれか1項に記載の軸流ファン。
  7. 前記回転軸心方向の他方側における前記第1リブ(41)及び前記第2リブ(42)の端部(41c、42c)が、前記回転軸心方向の前記他方側における前記内壁(16)の端部(16c)よりも、前記回転軸心方向の前記一方側に位置している、請求項1~のいずれか1項に記載の軸流ファン。
  8. 前記回転軸心方向の他方側における前記第3リブ(43)の端部(43c)と前記内壁(16)の端部(16c)とが、前記第3リブ(43)と前記内壁(16)との接続部分において同一面上に配置されている、請求項1~のいずれか1項に記載の軸流ファン。
  9. 前記第1リブ(41)及び前記第2リブ(42)の厚さが、前記第3リブ(43)の厚さよりも大きい、請求項1~のいずれか1項に記載の軸流ファン。
  10. 請求項1~請求項のいずれか1項に記載の軸流ファン(11)を備える空気調和機。
JP2021007660A 2021-01-21 2021-01-21 軸流ファン及び空気調和機 Active JP7071682B1 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021007660A JP7071682B1 (ja) 2021-01-21 2021-01-21 軸流ファン及び空気調和機
PCT/JP2021/047267 WO2022158223A1 (ja) 2021-01-21 2021-12-21 軸流ファン及び空気調和機
EP21921324.6A EP4283133A1 (en) 2021-01-21 2021-12-21 Axial flow fan and air conditioner
CN202180091561.5A CN116783394B (zh) 2021-01-21 2021-12-21 轴流风扇以及空调机
US18/355,570 US11859635B2 (en) 2021-01-21 2023-07-20 Axial-flow fan and air conditioner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021007660A JP7071682B1 (ja) 2021-01-21 2021-01-21 軸流ファン及び空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7071682B1 true JP7071682B1 (ja) 2022-05-19
JP2022112050A JP2022112050A (ja) 2022-08-02

Family

ID=81653399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021007660A Active JP7071682B1 (ja) 2021-01-21 2021-01-21 軸流ファン及び空気調和機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11859635B2 (ja)
EP (1) EP4283133A1 (ja)
JP (1) JP7071682B1 (ja)
CN (1) CN116783394B (ja)
WO (1) WO2022158223A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7502645B2 (ja) 2021-01-21 2024-06-19 ダイキン工業株式会社 軸流ファン、及び空気調和機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013099905A1 (ja) 2011-12-28 2013-07-04 ダイキン工業株式会社 軸流ファン
US20180112675A1 (en) 2016-10-26 2018-04-26 Man Truck & Bus Ag Axial fan wheel
CN111075759A (zh) 2019-12-31 2020-04-28 佛山市云米电器科技有限公司 具有加强框的聚类风叶结构、轴流风扇及空调

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08121387A (ja) 1994-10-24 1996-05-14 Daikin Ind Ltd 送風機の羽根車
JP3803184B2 (ja) * 1997-10-24 2006-08-02 東芝キヤリア株式会社 軸流ファン
JP4321690B2 (ja) * 1999-09-21 2009-08-26 東芝キヤリア株式会社 軸流送風機
JP2006161758A (ja) 2004-12-09 2006-06-22 Daikin Ind Ltd 軸流ファンの製造方法及び軸流ファン
JP2007303333A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Nippon Densan Corp 二重反転式軸流ファン
WO2008065985A1 (fr) * 2006-11-27 2008-06-05 Nidec Corporation Ventilateur axial en série
JP5353994B2 (ja) * 2011-11-21 2013-11-27 ダイキン工業株式会社 軸流ファン
JP2015209832A (ja) 2014-04-30 2015-11-24 日清紡メカトロニクス株式会社 樹脂製ファンの中央部の形状
JP6597952B2 (ja) * 2015-01-23 2019-10-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 軸流ファン
JP2020012461A (ja) * 2018-07-09 2020-01-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 羽根車、及び軸流ファン

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013099905A1 (ja) 2011-12-28 2013-07-04 ダイキン工業株式会社 軸流ファン
US20180112675A1 (en) 2016-10-26 2018-04-26 Man Truck & Bus Ag Axial fan wheel
CN111075759A (zh) 2019-12-31 2020-04-28 佛山市云米电器科技有限公司 具有加强框的聚类风叶结构、轴流风扇及空调

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022112050A (ja) 2022-08-02
US20230358249A1 (en) 2023-11-09
CN116783394A (zh) 2023-09-19
EP4283133A1 (en) 2023-11-29
WO2022158223A1 (ja) 2022-07-28
US11859635B2 (en) 2024-01-02
CN116783394B (zh) 2024-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3299631B1 (en) Propeller fan and air conditioner having the same
JP7071682B1 (ja) 軸流ファン及び空気調和機
EP2728197B1 (en) Propeller fan and air conditioner having the same
JP7502645B2 (ja) 軸流ファン、及び空気調和機
KR101819002B1 (ko) 공기조화기
US11512710B2 (en) Propeller fan
WO2019030867A1 (ja) プロペラファン、送風装置及び冷凍サイクル装置
CN217558622U (zh) 一种轴流风扇及其空调器
JP4720203B2 (ja) 遠心送風機、空気調和機
CN110914550B (zh) 空调机的室内机
JP7093042B1 (ja) プロペラファン、及び空気調和機
JP2016173210A (ja) 空気調和機の室外ユニット及びそれに備えられるベルマウス
EP3591234A1 (en) Air blower and indoor unit of air conditioner
JP5818984B2 (ja) 空気調和装置の室外ユニット及びそれを備えた空気調和装置
US6210114B1 (en) Cross flow fan for air conditioner
CN220452237U (zh) 挂脖风扇
AU2019387842B2 (en) Propeller fan
CN217462650U (zh) 叶轮以及包括该叶轮的风扇
JP7245339B2 (ja) プロペラファンの羽根車、送風機、および空気調和機の室外機
JP2020056368A (ja) プロペラファン及びこのプロペラファンを備えた室外機
KR100243040B1 (ko) 에어컨 실외기의 프로펠라팬 및 그 제작방법
JP2003013888A (ja) 多翼送風機の羽根車及びそれを備えた多翼送風機
JP2022112049A (ja) プロペラファン、及び空気調和機
CN111520346A (zh) 高效大风量的两侧进风叶轮风机
JPS6134074B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220418

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7071682

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151