JP7070840B2 - 積層セラミックコンデンサおよび積層セラミックコンデンサの製造方法 - Google Patents

積層セラミックコンデンサおよび積層セラミックコンデンサの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、積層セラミックコンデンサに関し、更に詳しくは、耐湿性、外部電極の機械的強度、外部電極の電気的な接続信頼性が改善された積層セラミックコンデンサに関する。
積層セラミックコンデンサが、種々の電子機器に広く使用されている。積層セラミックコンデンサにおいては、耐湿性の向上が重要な課題の1つになっている。
耐湿性の改善をはかった積層セラミックコンデンサが、特許文献1(特開2018-110212号公報)に開示されている。図7に、特許文献1に開示された積層セラミックコンデンサ1000を示す。
積層セラミックコンデンサ1000は、複数のセラミック層102と、複数の第1内部電極層103と、複数の第2内部電極層104とが積層された容量素子101を備えている。
容量素子101の両端面に、導体層105が形成されている。一方の端面に形成された導体層105に、第1内部電極層103が電気的に接続され、他方の端面に形成された導体層105に、第2内部電極層104が電気的に接続されている。
導体層105が、セラミックを主成分とする絶縁部106によって覆われている。導体層105および絶縁部106が、外部電極107によって覆われている。外部電極107は、下地外部電極層108と、めっき層109とで構成されている。
容量素子101の側面側および主面側の導体層105の端部において、導体層105と下地外部電極層108とが接合され、電気的に接続されている。導体層105と下地外部電極層108とが接合され、電気的に接続されている部分を符号Pで示す。
積層セラミックコンデンサ1000は、導体層105と下地外部電極層108との間に、セラミックを主成分とする絶縁部106を形成したため、耐湿性が改善されている。すなわち、絶縁部106を形成したため、容量素子101の端面のセラミック層102と第1内部電極層103との隙間や、セラミック層102と第2内部電極層104との隙間から、内部に水分が侵入することが抑制されている。
特開2018-110212号公報
積層セラミックコンデンサ1000は、導体層105と絶縁部106との接合強度、および、絶縁部106と下地外部電極層108との接合強度が、それぞれ低いため、外部電極107の機械的強度が低いという問題があった。すなわち、金属を主成分とする導体層105、下地外部電極層108と、セラミックを主成分とする絶縁部106との接合強度が低いため、外力や熱サイクルによって、外部電極107が容量素子101から剥がれてしまう虞があった。
また、積層セラミックコンデンサ1000は、導体層105と下地外部電極層108との接合および電気的な接続を、符号Pで示す部分のみでおこなっているため、導体層105の厚みが小さくなると、導体層105と下地外部電極層108との接合強度が不十分になり、導体層105と下地外部電極層108との電気的な接続が不十分になったり、断線したりする虞があった。
従来の課題を解決するための手段として、本発明の一実施態様にかかる積層セラミックコンデンサは、積層された複数のセラミック層と複数の第1内部電極層と複数の第2内部電極層とを含み、高さ方向において相対する第1主面および第2主面と、高さ方向に直行する幅方向において相対する第1側面および第2側面と、高さ方向および幅方向の両方に直行する長さ方向において相対する第1端面および第2端面とを有する容量素子を備え、第1内部電極層が第1端面に引出され、第2内部電極層が第2端面に引出され、第1端面の少なくとも一部分、および、第2端面の少なくとも一部分が、それぞれ、導体層によって覆われ、導体層の一部分が、絶縁部によって覆われ、第1端面および第2端面において、導体層および絶縁部の少なくとも一部分が、下地外部電極層によって覆われ、容量素子が、第1主面の一部分および第2主面の一部分、第1側面の一部分および第2側面の一部分において、下地外部電極層によって覆われ、下地外部電極層の少なくとも一部分が、めっき層によって覆われ、容量素子が、BaTiO 、CaTiO 、SrTiO 、CaZrO のいずれかを主成分とする誘電体セラミックによって作製され、絶縁部が、容量素子を作製した誘電体セラミックと同じ種類のセラミックを主成分とする誘電体セラミックによって作製されたものとする。
本発明の積層セラミックコンデンサは、耐湿性、外部電極の機械的強度、外部電極の電気的な接続信頼性が改善されている。
第1実施形態にかかる積層セラミックコンデンサ100の斜視図である。 図1における積層セラミックコンデンサ100のX-X部分の断面図である。 図3(A)、(B)は、それぞれ、積層セラミックコンデンサ100の分解斜視図である。 図4(A)、(B)は、それぞれ、積層セラミックコンデンサ100の分解斜視図である。 第2実施形態にかかる積層セラミックコンデンサ200の分解斜視図である。 第3実施形態にかかる積層セラミックコンデンサ300の分解斜視図である。 特許文献1に開示された積層セラミックコンデンサ1000の断面図である。
以下、図面とともに、本発明を実施するための形態について説明する。
なお、各実施形態は、本発明の実施の形態を例示的に示したものであり、本発明が実施形態の内容に限定されることはない。また、異なる実施形態に記載された内容を組合せて実施することも可能であり、その場合の実施内容も本発明に含まれる。また、図面は、明細書の理解を助けるためのものであって、模式的に描画されている場合があり、描画された構成要素または構成要素間の寸法の比率が、明細書に記載されたそれらの寸法の比率と一致していない場合がある。また、明細書に記載されている構成要素が、図面において省略されている場合や、個数を省略して描画されている場合などがある。
[第1実施形態]
図1、図2、図3(A)、(B)、図4(A)、(B)に、第1実施形態にかかる積層セラミックコンデンサ100を示す。なお、図中に、積層セラミックコンデンサ100の高さ方向T、幅方向W、長さ方向Lを示しており、以下の説明において、これらの方向に言及する場合がある。
図1は、積層セラミックコンデンサ100の斜視図である。図2は、積層セラミックコンデンサ100の断面図であり、図1に一点鎖線矢印で示したX-X部分を示している。図3(A)、(B)、図4(A)、(B)は、それぞれ、積層セラミックコンデンサ100の分解斜視図である。なお、図3(A)は、後述する、導体層4、絶縁部5、外部電極6(下地外部電極層7、めっき層8)を省略した状態を示している。図3(B)は、絶縁部5、外部電極6を省略した状態を示している。図4(A)は、外部電極6を省略した状態を示している。図4(B)は、外部電極6のめっき層8を省略した状態を示している。
積層セラミックコンデンサ100は、複数のセラミック層1aと、複数の第1内部電極層2と、複数の第2内部電極層3とが積層された、容量素子1を備えている。容量素子1は、直方体形状からなり、高さ方向Tにおいて相対する第1主面1A、第2主面1Bと、高さ方向Tに直行する幅方向Wにおいて相対する第1側面1C、第2側面1Dと、高さ方向Tおよび幅方向Wの両方に直行する長さ方向Lにおいて相対する第1端面1E、第2端面1Fとを有している。
容量素子1(セラミック層1a)の材質は任意であり、たとえば、BaTiOを主成分とする誘電体セラミックを使用することができる。ただし、BaTiOに代えて、CaTiO、SrTiO、CaZrOなど、他の材質を主成分とする誘電体セラミックを使用してもよい。セラミック層1aの厚みは任意であるが、例えば、0.1~1.0μmである。
第1内部電極層2、第2内部電極層3の主成分は任意であり、たとえば、Niを使用することができる。ただし、Niに代えて、Pd、Ag、Cuなど、他の金属を使用してもよい。また、NiやPd、Ag、Cuなどは、他の金属との合金であってもよい。第1内部電極層2、第2内部電極層3の厚みは任意であるが、例えば、0.1~1.0μmである。
第1内部電極層2が第1端面1Eに引出され、第2内部電極層3が第2端面1Fに引出されている。
第1端面1E、第2端面1Fが、それぞれ、導体層4によって覆われている。第1端面1Eにおいて、第1内部電極層2が導体層4に電気的に接続され、第2端面1Fにおいて、第2内部電極層3が導体層4に電気的に接続されている。なお、導体層4は、第1端面1E、第2端面1F、それぞれの全面を覆っているが、全面を覆うことは必須ではなく、第1端面1Eにおいて、少なくとも第1端面1Eに引出された第1内部電極層2を覆っていればよく、第2端面1Fにおいて、少なくとも第2端面1Fに引出された第2内部電極層3を覆っていればよい。
導体層4の主成分は任意であり、たとえば、Niを使用することができる。ただし、Niに代えて、Pd、Ag、Cuなど、他の金属を使用してもよい。また、NiやPd、Ag、Cuなどは、他の金属との合金であってもよい。導体層4の厚みは任意であるが、例えば、0.3~5.0μmである。
導体層4の一部分が、絶縁部5によって覆われている。本実施形態においては、絶縁部5は円形であり、導体層4の表面に複数の絶縁部5が千鳥状に配置されている。絶縁部5の厚みは任意であるが、例えば、0.3~5.0μmである。
導体層4の表面における絶縁部5の被覆率は、20%以上、98%以下であることが好ましい。20%未満であると、絶縁部5によって耐湿性を向上させる効果が不十分になる虞があるからである。また、98%を超えると、導体層4と、後述する下地外部電極層7との接合強度が低下する虞があるからである。
なお、導体層4の表面における絶縁部5の被覆率の測定は、外部電極6を除去した容量素子1の端面(第1端面1E、第2端面1F)を映した写真から、画像解析ソフトを用いて実施する。より具体的には、次の方法によって測定する。
まず、容量素子1の端面(第1端面1E、第2端面1F)から、外部電極6(下地外部電極層7、めっき層8)を除去する。外部電極6の除去方法には、物理的に研磨する方法や、化学的に除去する方法がある。物理的に研磨する方法は、容量素子1を固定し、端面部を研磨紙で水平に研磨することで、除去することができる。化学的に除去する方法は、たとえば、下地外部電極層7がCuを主成分にしている場合には、Cuを溶解する溶液に浸漬することで、可能である。はんだ槽にチップを浸漬することでもCu喰われを利用し、除去することが可能である。
次に、外部電極6を除去した容量素子1の端面の写真を撮像する。端面の写真は、以下に注意して撮像する。撮像は、光学顕微鏡、もしくはマイクロスコープを用いておこなう。ただし、絶縁部5と導体層4とを色調から識別できない場合は、SEM(Scanning Electron Microscope;走査型電子顕微鏡)像(たとえば反射電子の検出)、もしくはEDX(Energy Dispersive X-ray spectrometry;エネルギー分散型X線分析法)、WDX(Wavelength Dispersive x-ray Spectrometry;波長分散型X線分析法)などを使い、マッピングすることで、絶縁部5と導体層4とを識別することが可能となる。
絶縁部5と導体層4との識別が可能な写真を用意したら、次に、画像解析ソフトで2値化処理をおこない、絶縁部5と導体層4との割合を面積比率で算出する。以上により、導体層4の表面における絶縁部5の被覆率を測定することができる。
絶縁部5の材質は任意である。ただし、本実施形態においては、絶縁部5はセラミックを主成分としている。なお、セラミックの種類も任意であるが、例えば、容量素子1(セラミック層1a)と同じ材質を使用することできる。
容量素子1の第1端面1E、第2端面1Fに、それぞれ、外部電極6が形成されている。外部電極6は、下地外部電極層7とめっき層8とで構成されている。なお、外部電極6は、それぞれ、キャップ状に形成されており、第1端面1E、第2端面1Fから、それぞれ、第1主面1A、第2主面1Bおよび第1側面1C、第2側面1Dに延出して形成されている。
導体層4および絶縁部5が、下地外部電極層7によって覆われている。金属を主成分とする導体層4とセラミックを主成分とする絶縁部5との接合強度、および、セラミックを主成分とする絶縁部5と金属を主成分とする下地外部電極層7との接合強度は、それぞれ、あまり高くない。しかしながら、絶縁部5の隙間から、金属を主成分とする導体層4と金属を主成分とする下地外部電極層7とが強固に接合されているため、導体層4、絶縁部5、下地外部電極層7は、強固に一体化されている。
下地外部電極層7の材質は任意であるが、たとえば、Cuおよびガラスを使用することができる。ただし、Cuに代えて、Ag、Niなど、他の金属を使用してもよい。また、CuやAg、Niなどは、他の金属との合金であってもよい。なお、下地外部電極層7は、ガラスが含まれていないものであってもよい。下地外部電極層7の厚みは任意であるが、例えば、2~100μmである。
下地外部電極層7が、めっき層8によって覆われている。めっき層8の材質、層数は任意であるが、たとえば、第1層目をNiめっき膜、第2層目をSnめっき膜とした2層構造にすることができる。ただし、図2においては、見やすくするため、めっき層8を1層に示している。めっき層8の1層あたりの厚みは任意であるが、例えば、0.1~5.0μmである。
上述したとおり、下地外部電極層7とめっき層8とで、外部電極6が構成されている。
本実施形態の積層セラミックコンデンサ100は、導体層4と下地外部電極層7との間に、セラミックを主成分とする絶縁部5が形成されているため、耐湿性が改善されている。すなわち、絶縁部5を形成したことによって、容量素子1の第1端面1Eにおけるセラミック層1aと第1内部電極層2との隙間や、容量素子1の第2端面1Fにおけるセラミック層1aと第2内部電極層3との隙間から、内部に水分が侵入することが抑制されている。
また、積層セラミックコンデンサ100は、導体層4と下地外部電極層7との間に絶縁部5が形成されているが、絶縁部5の隙間から、導体層4と下地外部電極層7とが強固に接合されているため、導体層4、絶縁部5、下地外部電極層7は、強固に一体化されている。そのため、積層セラミックコンデンサ100は、外部電極6の機械的強度が高く、外部電極6が容量素子1から剥がれにくい。
また、積層セラミックコンデンサ100は、絶縁部5の隙間から、導体層4と下地外部電極層7とが面によって接合されて、導体層4と下地外部電極層7との電気的な接続がはかられているため、導体層4の厚みが小さくても、電気的な接続信頼性が高い。すなわち、例えば、図7に示した特許文献1に開示された積層セラミックコンデンサ1000では、導体層105の厚みが小さくなると、符号Pで示す部分での導体層105と下地外部電極層108との電気的な接続が不十分になることがあったが、積層セラミックコンデンサ100では、導体層4の厚みが小さくても、導体層4と下地外部電極層7とが良好に電気的に接続される。例えば、積層セラミックコンデンサ100では、導体層4の厚みが5.0μm以下であっても、導体層4と下地外部電極層7とが良好に電気的に接続される。
下地外部電極層7に含まれるガラスは、接合強度を向上させるために添加されたものである。しかしながら、一般的に、ガラスの含有量を多くすると、接合強度が高くなるが、下地外部電極層7の導電率が低下してしまうという問題が発生する。しかしながら、積層セラミックコンデンサ100は、上述したとおり、導体層4と下地外部電極層7とが、絶縁部5の隙間から、面によって強固に接合されるため、下地外部電極層7のガラスの含有量が少なくても問題がない。積層セラミックコンデンサ100は、下地外部電極層7のガラスの含有量が40体積%以下であっても、下地外部電極層7が導体層4および絶縁部5と良好に接合される。また、下地外部電極層7のガラスの含有量が40体積%以下であれば、下地外部電極層7は十分な導電率を備える。
積層セラミックコンデンサ100において、導体層4に、共材として、容量素子1(セラミック層1a)に含まれるセラミックと同じ種類のセラミックや、絶縁部5に含まれるセラミックと同じ種類のセラミックを添加することも好ましい。この場合には、容量素子1と導体層4との接合強度や、導体層4と絶縁部5との接合強度を向上させることができる。
第1実施形態にかかる積層セラミックコンデンサ100は、例えば、次の方法で製造することができる。
まず、誘電体セラミックスの粉末、バインダ樹脂、溶剤などを用意し、これらを湿式混合してセラミックスラリーを作製する。
次に、キャリアフィルム上に、セラミックスラリーをダイコータ、グラビアコーター、マイクログラビアコーターなどを用いてシート状に塗布し、乾燥させて、セラミックグリーンシートを作製する。
次に、所定のセラミックグリーンシートの主面に、第1内部電極層2、第2内部電極層3を形成するために、予め用意した導電性ペーストを所望のパターン形状に印刷する。なお、保護層となるセラミックグリーンシートには、導電性ペーストは印刷しない。
次に、セラミックグリーンシートを所定の順番に積層し、加熱圧着して一体化させ、未焼成の容量素子を作製する。
次に、導体層4を形成するために、Niシートを作製する。具体的には、まず、Niの粉末、バインダ樹脂、溶剤などを用意し、これらを湿式混合してNiスラリーを作製する。
次に、キャリアフィルム上に、Niスラリーをダイコータ、グラビアコーター、マイクログラビアコーターなどを用いてシート状に塗布し、乾燥させて、Niシートを作製する。
次に、未焼成の容量素子の端面をNiシートに押し付け、未焼成の容量素子の端面にNiシートを付着させる。
次に、絶縁部5を形成するために、セラミックスラリーを作製する。具体的には、まず、セラミックの粉末、バインダ樹脂、溶剤などを用意し、これらを湿式混合してセラミックスラリーを作製する。
次に、作製したセラミックスラリーを、例えばインクジェット法によって、未焼成の容量素子の端面に付着されたNiシートの表面に、所望の形状に塗布する。
次に、端面にNiシートが付着され、Niシートの表面にセラミックスラリーが塗布された未焼成の容量素子を、所定のプロファイルで焼成して、容量素子1を完成させる。なお、このとき、セラミックグリーンシートの主面に印刷された導電性ペーストが同時に焼成され、容量素子1の内部に第1内部電極層2、第2内部電極層3が形成される。また、Niシートが同時に焼成され、容量素子1の端面に導体層4が形成される。また、Niシートの表面に塗布されたセラミックスラリーが同時に焼成され、導体層4の表面に絶縁部5が形成される。
なお、未焼成の容量素子の焼成は、通常、多数個を一度にまとめて実施するが、このとき、Niシートの表面に塗布されセラミックスラリーによって、隣接する未焼成の容量素子のNiシートどうしが、くっつくことが抑制される。
次に、容量素子1に下地外部電極層7を形成するために、容量素子1の両端部に、導電性ペーストを塗布する。具体的には、容量素子1の端部を、導電性ペーストが入れられた浴に浸す。
次に、両端部に導電性ペーストが塗布された容量素子1を、所定の温度で加熱し、導電性ペーストを焼付けて、容量素子1の両端部に下地外部電極層7を形成する。
次に、電解めっきにより、下地外部電極層7の表面にめっき層8を形成して、外部電極6を完成させる。以上により、第1実施形態にかかる積層セラミックコンデンサ100が完成する。
[第2実施形態]
図5に、第2実施形態にかかる積層セラミックコンデンサ200を示す。ただし、図5は積層セラミックコンデンサ200の分解斜視図であり、外部電極6(下地外部電極層7、めっき層8)を省略した状態を示している。
第2実施形態にかかる積層セラミックコンデンサ200は、第1実施形態にかかる積層セラミックコンデンサ100の構成の一部に変更を加えた。具体的には、積層セラミックコンデンサ100では、導体層4が複数の円形の絶縁部5によって覆われていたが、積層セラミックコンデンサ200では、これを変更し、導体層4を1つの面積の大きな絶縁部25によって覆った。絶縁部25は、導体層4の四隅を、それぞれ切り欠いた形状からなる。積層セラミックコンデンサ200の他の構成については、積層セラミックコンデンサ100と同じにした。
積層セラミックコンデンサ200においては、切り欠いた部分で、導体層4と下地外部電極層7とが強固に接合される。また、この部分で、導体層4と下地外部電極層7との電気的な接続がはかられる。
[第3実施形態]
図6に、第3実施形態にかかる積層セラミックコンデンサ300を示す。ただし、図6は積層セラミックコンデンサ300の分解斜視図であり、外部電極6(下地外部電極層7、めっき層8)を省略した状態を示している。
第3実施形態にかかる積層セラミックコンデンサ300も、第1実施形態にかかる積層セラミックコンデンサ100の構成の一部に変更を加えた。具体的には、積層セラミックコンデンサ100では、導体層4が複数の円形の絶縁部5によって覆われていたが、積層セラミックコンデンサ300では、これを変更し、導体層4を1つの格子状の絶縁部35によって覆った。積層セラミックコンデンサ300の他の構成については、積層セラミックコンデンサ100と同じにした。
積層セラミックコンデンサ300においては、導体層4における格子状の絶縁部35に形成された窓状の絶縁部が形成されていない部分で、導体層4と下地外部電極層7とが強固に接合される。また、この部分で、導体層4と下地外部電極層7との電気的な接続がはかられる。
以上、第1実施形態~第3実施形態にかかる積層セラミックコンデンサ100、200、300について説明した。しかしながら、本発明が上述した内容に限定されることはなく、発明の趣旨に沿って種々の変更をなすことができる。
たとえば、上記実施形態では、導体層4を1層で構成したが、導体層4は複数の層で構成されてもよい。例えば、導体層4を、金属(Niなど)とセラミックとを含む第1層と、金属を含む第2層とで構成してもよい。
また、上記実施形態では、Niシートを使用して導体層4を形成したが、Niシートに代えて、Pdシート、Agシート、Cuシートなどを使用してもよい。
また、上記実施形態では、未焼成の容量素子の端面に金属シート(Niシート)を付着させて導体層4を形成したが、これに代えて、未焼成の容量素子の端面に導電性ペーストを塗布して導体層4を形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、未焼成の容量素子の端面に金属シート(Niシート)を付着させた後に、金属シートの表面に、インクジェット法によって絶縁部5を形成するためのセラミックスラリーを塗布したが、これに代えて、未焼成の容量素子の端面に付着させる前の金属シートの表面に、予めセラミックスラリーを印刷しておいてもよい。
また、上記実施形態では、金属シート(Niシート)の表面に絶縁部5を形成するためのセラミックスラリーを部分的に塗布したが、金属シートの表面の全面にセラミックスラリーを塗布しておき、焼成時の熱によってセラミックスラリーを収縮させ、導体層4の表面に絶縁部5を部分的に形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、外部電極6を、第1端面1E、第2端面1Fから、それぞれ、第1主面1A、第2主面1Bおよび第1側面1C、第2側面1Dに延出させてキャップ状に形成したが、外部電極6は、少なくとも第1端面1Eおよび第2端面1Fに形成されていればよい。
本願発明の一実施態様にかかる積層セラミックコンデンサは、「課題を解決するための手段」の欄に記載したとおりである。
この積層セラミックコンデンサにおいて、導体層の表面に絶縁部が分散配置されることも好ましい。この場合には、複数の絶縁部の隙間において、導体層と下地電極層とが接合される。
また、絶縁部は、端面において、四隅を切り欠いた形状であることも好ましい。この場合には、四隅において、導体層と下地電極層とが接合される。
また、導体層の表面における絶縁部の被覆率が、20%以上、98%以下であることも好ましい。20%未満であると、絶縁部によって耐湿性を向上させる効果が不十分になる虞があるからである。また、95%を超えると、導体層と下地外部電極層7との接合強度が低下する虞があるからである。
また、導体層の表面における絶縁部の被覆率が、30%以上、75%以下であることも更に好ましい。被覆率を30%以上にすれば、絶縁部により十分な耐湿性を得ることができるからである。また、被覆率を75%以下にすれば、導体層と下地外部電極層との接合強度が十分に大きくなるからである。
また、絶縁部は、例えば、セラミックを主成分とするものとすることができる。
また、導体層がセラミックを含有することも好ましい。この場合には、容量素子と導体層との接合強度や、導体層と絶縁部との接合強度を向上させることができる。
また、導体層の厚みは、5.0μm以下であってもよい。5.0μm以下であっても、導体層と下地外部電極層とは、良好に電気的に接続されるからである。
また、下地外部電極層がガラスを含有することも好ましい。この場合には、下地電極層の接合強度を向上させることができる。また、この場合において、ガラスの含有率が40体積%以下であることも好ましい。ガラスの含有率が40体積%以下であっても、絶縁部の隙間から、導体層と下地外部電極層とが良好に接合されるからである。また、ガラスの含有率が40体積%以下であれば、下地外部電極層は良好な導電率を備えるからである。
1・・・容量素子
1a・・・セラミック層
1A・・・第1主面
1B・・・第2主面
1C・・・第1側面
1D・・・第2側面
1E・・・第1端面
1F・・・第2端面
2・・・第1内部電極層
3・・・第2内部電極層
4・・・導体層
5、25、35・・・絶縁部
6・・・外部電極
7・・・下地外部電極層
8・・・めっき層

Claims (10)

  1. 積層された複数のセラミック層と複数の第1内部電極層と複数の第2内部電極層とを含み、高さ方向において相対する第1主面および第2主面と、前記高さ方向に直行する幅方向において相対する第1側面および第2側面と、前記高さ方向および前記幅方向の両方に直行する長さ方向において相対する第1端面および第2端面とを有する容量素子を備え、
    前記第1内部電極層が前記第1端面に引出され、前記第2内部電極層が前記第2端面に引出され、
    前記第1端面の少なくとも一部分、および、前記第2端面の少なくとも一部分が、それぞれ、導体層によって覆われ、
    前記導体層の一部分が、絶縁部によって覆われ、
    前記第1端面および前記第2端面において、前記導体層および前記絶縁部の少なくとも一部分が、下地外部電極層によって覆われ、
    前記容量素子が、前記第1主面の一部分および前記第2主面の一部分、前記第1側面の一部分および前記第2側面の一部分において、前記下地外部電極層によって覆われ、
    前記下地外部電極層の少なくとも一部分が、めっき層によって覆われ
    前記容量素子が、BaTiO 、CaTiO 、SrTiO 、CaZrO のいずれかを主成分とする誘電体セラミックによって作製され、
    前記絶縁部が、前記容量素子を作製した前記誘電体セラミックと同じ種類のセラミックを主成分とする誘電体セラミックによって作製された、積層セラミックコンデンサ。
  2. 前記導体層の表面に前記絶縁部が分散配置された、請求項1に記載された積層セラミックコンデンサ。
  3. 前記絶縁部は、前記端面において、四隅を切り欠いた形状である、請求項1に記載された積層セラミックコンデンサ。
  4. 前記導体層の表面における前記絶縁部の被覆率が、20%以上、98%以下である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載された積層セラミックコンデンサ。
  5. 前記導体層の表面における前記絶縁部の被覆率が、30%以上、75%以下である、請求項4に記載された積層セラミックコンデンサ。
  6. 前記導体層がセラミックを含有する、請求項1ないしのいずれか1項に記載された積層セラミックコンデンサ。
  7. 前記導体層の厚みが5.0μm以下である、請求項1ないしのいずれか1項に記載された積層セラミックコンデンサ。
  8. 前記下地外部電極層がガラスを含有する、請求項1ないしのいずれか1項に記載された積層セラミックコンデンサ。
  9. 前記下地外部電極層における前記ガラスの含有率が40体積%以下である、請求項に記載された積層セラミックコンデンサ。
  10. 積層された複数のセラミック層と複数の第1内部電極層と複数の第2内部電極層とを含み、高さ方向において相対する第1主面および第2主面と、前記高さ方向に直行する幅方向において相対する第1側面および第2側面と、前記高さ方向および前記幅方向の両方に直行する長さ方向において相対する第1端面および第2端面とを有する容量素子を備え、
    前記第1内部電極層が前記第1端面に引出され、前記第2内部電極層が前記第2端面に引出され、
    前記第1端面の少なくとも一部分、および、前記第2端面の少なくとも一部分が、それぞれ、導体層によって覆われ、
    前記導体層の一部分が、絶縁部によって覆われ、
    前記第1端面および前記第2端面において、前記導体層および前記絶縁部の少なくとも一部分が、下地外部電極層によって覆われ、
    前記容量素子が、前記第1主面の一部分および前記第2主面の一部分、前記第1側面の一部分および前記第2側面の一部分において、前記下地外部電極層によって覆われ、
    前記下地外部電極層の少なくとも一部分が、めっき層によって覆われ、
    前記容量素子が、BaTiO 、CaTiO 、SrTiO 、CaZrO のいずれかを主成分とする誘電体セラミックによって作製され、
    前記絶縁部が、前記容量素子を作製した前記誘電体セラミックと同じ種類のセラミックを主成分とする誘電体セラミックによって作製された、積層セラミックコンデンサの製造方法であって、
    未焼成の容量素子を作製する工程と、
    前記未焼成の容量素子の前記第1端面および前記第2端面に、前記導体層を形成するための金属シートを付着させる工程と、
    前記金属シートの表面に、前記絶縁部を形成するためのセラミックスラリーを塗布する工程と、
    前記未焼成の容量素子と、前記金属シートと、前記セラミックスラリーとを、同時に焼成する工程と、を備えた積層セラミックコンデンサの製造方法。
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