JP7069180B2 - 電力ヘッドルーム報告を報告する方法及びデバイス - Google Patents

電力ヘッドルーム報告を報告する方法及びデバイス Download PDF

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Description

本発明は通信分野に関連し、特に電力ヘッドルーム報告(PHR)を報告する方法及びデバイスに関する。
中国経済の急速な発展と共に、通信産業もその開発を加速化している。1980年代の1世代通信端末の登場から、移動インターネット技術に基づいた3世代端末装置(3G移動電話)の出現まで、これら全部は韓国の通信技術の巨大な開発潜在力を示す。最近、3Gは、全世界範囲のより良い無線ローミングを達成し、これは国際インターネットのようなマルチメディア通信と無線通信を結合し、イメージ、音楽、ビデオフローのような多様な形態のメディアコンテンツを処理し、Webページブラウジング、遠隔会議、電子商取引を含む多様な情報サービスを提供する。
しかしながら、情報技術の開発には終わりがなく、LTE(Long-Term Evolution)システムは、改善された情報データレートで市場に出てきた。LTEシステムの目的は、現在の3G技術の性能を改善及び向上させて新たに開発中の無線広帯域アクセス技術、例えばWiMAXと競争し、広帯域無線アクセス市場で3G技術の競争力を促進することにある。2004年末にLTEプロジェクトがセミナー方式を通じて開始されてから、その標準は基本的に2008年末に完成された。LTEシステムは3Gの進化であり、これは、4Gの核心技術の実現により一般的に3.9Gと称される。3Gのエアーアクセス技術を改善及び向上させるLTEシステムは、移動通信と広帯域無線アクセスの融合である。一般的に言えば、LTEシステムは、現在の3G技術のデータサービス能力を大きく改善させて他の無線通信技術に比べて以後数年間3G技術の競争利点を保証する。現在、ほぼ大部分の電話通信オペレータ及び装置メーカーがLTEを開発し始め、それによって急速な開発が進んでいる。一方、LTE技術がこれらオペレータ及びメーカーのような電話通信エンタープライズに対してより優れた技術的利点及び経済的利点を提供できるため、LTEの開発状態が広く注目を集めている。
LTEシステムでは、より高い送信レートをサポートするために、複数のコンポーネントキャリア(CC)、ここで、各CCは通信システムのアップリンク及びダウンリンクを構成するサービングセルと呼ばれうる、を組み合わせること、すなわちキャリアアグリゲーション(CA)技術によって、より大きい動作帯域幅が獲得される。CAモードに設定されるUEに対して、セルのうちの一つはプライマリセル(Primary cell:Pcell)、他のセルはセカンダリセル(Secondary cell:Scell)と称される。LTE方法によれば、物理アップリンク共有チャンネル(PUSCH)はすべてのアップリンクサービングセル上で送信される一方で、物理アップリンク制御チャンネル(PUCCH)はPcell又は指定されたアップリンクScell上で送信される。
LTEシステムにおいて基地局に対するアップリンクリソースをスケジューリングする基準を提供するために、UEは、基地局にPUCCH及びPUSCHについての残りの電力ヘッドルームを報告する必要があるだけでなく、どのように電力ヘッドルームを決定するかがLTEシステムで解決する核心問題となった。
したがって、上記した従来技術の問題点を克服し、あるいは少なくとも部分的に解決するために、次のような技術的解決方式が提供される。
上記の目的を達成するために、本発明の一態様によれば、電力ヘッドルーム報告(PHR)を報告する方法が提供される。その方法は、送信される物理アップリンク制御チャンネル(PUCCH)のタイプに基づいて前記PHRのタイプを決定するステップと、PHRのタイプに基づいて対応する電力ヘッドルームを決定しPHRを報告するステップとを有する。
本発明の他の態様によれば、PHRを報告するデバイスが提供される。そのデバイスは、情報決定モジュール及び情報報告モジュールを含み、情報決定モジュールはPUCCHのタイプに基づいてPHRのタイプを決定するように構成され、情報報告モジュールはPHRのタイプに基づいて対応する電力ヘッドルームを決定してPHRを報告するように構成される。
UEから送信されるPUCCHのタイプに基づいて、上記技術的解決方式は、電力ヘッドルームのタイプを決定し、その後に電力ヘッドルームのタイプにより、対応する電力ヘッドルームを決定し、電力ヘッドルームを受信ユニット、例えば基地局に報告し、基地局がPHRを受信した後にPHRで電力ヘッドルームを獲得する。獲得された電力ヘッドルームに基づいて、基地局は、UEからPUCCHを送信するための電力の使用量を認識する。したがって、PUCCHを送信するための電力使用量に基づき、基地局は、サービングセルの個数及び周期チャンネル状態情報(CSI)のフィードバックモードをよりよく設定し、同時にハイブリッド自動再送要求確認応答(HARQ-ACK)をバインディングするか否かを判定することができる。
本発明の追加的な側面及び利点は、下記の説明から部分的に与えられるか、明らかになり、あるいは本発明の実行からよく理解されることである。
本発明の上記、及び/又は追加的な態様及び利点は、添付された図面を参照して、実施形態の後述する詳細な説明から明らかになり、より容易に理解できる
本発明の一実施形態のPHRを報告する方法を示すフローチャートである。 本発明の望ましい実施形態のUEにより送信される、時間においてオーバーラップされない第1タイプの物理アップリンク制御チャンネル(PUCCH)及び第2タイプのPUCCHを示す概略図である。 本発明の望ましい実施形態のUEにより送信される時間においてオーバーラップされる第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHを示す概略図である。 本発明の追加的な望ましい実施形態の物理アップリンク共有チャンネル(PUSCH)との周波数分割多重化を使用して送信される、UEにより送信される第1タイプのPUCCHを示す概略図である。 本発明の他の望ましい実施形態のPUSCHとの時分割多重化を使用して送信される、UEにより送信される第2タイプのPUCCHを示す概略図である。 本発明の望ましい実施形態のPUSCHとの周波数分割多重化を使用して送信される、UEにより送信される第2タイプのPUCCHを示す概略図である。 本発明の他の望ましい実施形態のUEにより送信される第2タイプのPUCCH又は第1タイプのPUCCH及び第1のPUCCH及びPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信され、第2タイプのPUCCH及びPUSCHが時分割多重化により送信される同一のタイムスロット内で送信される第2タイプのPUCCH又は第1タイプのPUCCHの送信を示す概略図である。 本発明の他の望ましい実施形態のUEにより送信される第2タイプのPUCCH又は第1タイプのPUCCH及び第1タイプのPUCCH及びPUSCHが周波数分割多重化を用いて送信され、第2タイプのPUCCH及びPUSCHが周波数分割多重化を用いて送信される同一のタイムスロット内で送信される第2タイプのPUCCH又は第1タイプのPUCCHの送信を示す概略図である。 本発明の他の望ましい実施形態のUEにより送信される第2タイプのPUCCH及び/又は第1タイプのPUCCHと、同一のタイムスロットで同時に送信される第2タイプのPUCCH及び第1タイプのPUCCHの送信を示す概略図である。ここで、第1タイプのPUCCH及びPUSCHは周波数分割多重化を使用して送信され、第2タイプのPUCCH及びPUSCHは時分割多重化を使用して送信され、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHは時間においてオーバーラップされない。 本発明の他の望ましい実施形態のUEにより送信される第2タイプのPUCCH及び/又は第1タイプのPUCCHと、同時に同一のタイムスロットで送信される第2タイプのPUCCH及び第1タイプのPUCCHの送信を示す概略図である。ここで、第1タイプのPUCCH及びPUSCHは周波数分割多重化を使用して送信され、第2タイプのPUCCH及びPUSCHは周波数分割多重化を使用して送信され、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHは時間内にオーバーラップされない。 本発明の他の望ましい実施形態のUEにより送信される第2タイプのPUCCH及び/又は第1タイプのPUCCHと、同時に同一のタイムスロットで送信される第2タイプのPUCCH及び第1タイプのPUCCHの送信を示す概略図である。ここで、第1タイプのPUCCH及びPUSCHは周波数分割多重化を使用して送信され、第2タイプのPUCCH及びPUSCHは時分割多重化を使用して送信され、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHは時間内にオーバーラップされる。 本発明の他の望ましい実施形態のUEにより送信される第2タイプのPUCCH及び/又は第1タイプのPUCCHと、同時に同一のタイムスロットで送信される第2タイプのPUCCH及び第1タイプのPUCCHの送信を示す概略図である。ここで、第1タイプのPUCCH及びPUSCHは、周波数分割多重化を使用して送信され、第2タイプのPUCCH及びPUSCHは周波数分割多重化を使用して送信され、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHは時間内にオーバーラップされない。 本発明の他の望ましい実施形態のPHRを報告するデバイスの構造的フレームワークを示す概略図である。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
本発明の実施形態は、同一の又は類似した参照番号が同一の又は類似した構成要素又は同一の又は類似の機能を有する構成要素を示す添付の図面に示す。添付の図面を参照して、説明される実施形態は例示的なものであり、 単にその実例を示すものに過ぎず、本発明の範囲を限定するものとして捉えてはならない。
英文明細書に記載の“a”、“an”、及び“the”、すなわち単数形は、コンテキスト中に特記で明示されない限り、複数形を含むことは、当業者にはわかることである。また、用語‘含む(comprising)’は、明細書上に記載された特徴、整数、段階、動作、構成要素、部品又はコンポーネントが存在することを指定しようとするものであって、一つ又はそれ以上の他の特徴、整数、段階、動作、構成要素、コンポーネント、及び/又はこれらの組み合わせの存在を排除しないことを加えて理解しなければならない。一つの構成要素が他の構成要素に“接続され(connected to)”又は“結合され(coupled to)”と記載する場合には、一つの構成要素が他の構成要素に直接的に接続され又は結合されるか、あるいは他の構成要素を介して接続される。ここで使用される“接続される”“結合される”は、無線接続又は結合を含む。さらに、ここで使用されるように、“及び/又は”との用語は、複数の関連した記載項目の組み合わせ又は複数の関連した記載項目のうちいずれかの項目を含む。
別に定義されない限り、ここで使用される技術的及び科学的な用語を含むすべての用語は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者に一般的に理解される意味と同一の意味を有する。一般的に使用される辞書で定義されるような用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致する意味を有すると理解されなければならなく、ここで明白に定義されない限り、理想的又は過度に形式的な意味で理解されない。
図1は、本発明の一実施形態の電力ヘッドルーム報告(PHR)を報告する方法を示すフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態の電力ヘッドルーム報告(PHR)を報告する方法を示すフ 実施形態の実行主体はユーザー装置(UE)であることが説明されなければならない。
ステップS101において、送信される物理アップリンク制御チャンネル(PUCCH)のタイプに基づいてPHRのタイプを決定し、ステップS102において、PHRのタイプに基づいて対応する電力ヘッドルームを決定してPHRを報告する。
電力ヘッドルームのタイプは、UEで送信されるPUCCHのタイプに従って決定され、対応する電力ヘッドルームは電力ヘッドルームのタイプに従って決定され、電力ヘッドルームは受信端末、例えば基地局がUEからPUCCHを送信するための電力の使用量を認識するように報告される。したがって、PUCCHの電力の使用量に基づき、基地局は、サービングセルの個数を設定し、ハイブリッド自動再送要求確認応答(HARQ-ACK)をよりよくバインディングするか否かを判定し、その間に周期的チャンネル状態情報(CSI)のフィードバックを一層良く設定することができる。
また、各ステップの具体的な実現に関する説明は、下記のとおりである。
ステップS101において、送信されるPUCCHのタイプに基づいてPHRのタイプを決定する。
ここで、PUCCHのタイプは、第1タイプのPUCCHと第2タイプのPUCCHに分類され、第1タイプのPUCCHは少なくとも一つのタイムスロット内に位置し、所定の値M(Mはプロトコルにより予め定められた、あるいは上位レイヤシグナリングにより構成された正の整数)よりも多くの個数の直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルを占有する。第2タイプのPUCCHは、1つのタイムスロット内の少なくとも一つのOFDMシンボル内に位置し、値P(Pはプロトコルにより予め定められた、あるいは上位レイヤシグナリングにより構成された正の整数)よりも少ないか等しい個数のシンボルを占有する。
上位レイヤシグナリングに基づいて構成されるPUCCHのタイプは、第1タイプのPUCCH又は第2タイプのPUCCHであり、あるいはUEにより送信されるPUCCHのタイプは、第1タイプのPUCCH又は第2タイプのPUCCHであってもよく、物理階層シグナリングに基づいて指示されるPUCCHのタイプは、第1タイプのPUCCH又は第2タイプのPUCCHであり、あるいはUEにより送信されるPUCCHのタイプは、第1タイプのPUCCH若しくは第2タイプのPUCCH、又は同一のタイムスロットで同時に送信される第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHであり得る。
その上、図2に示すように、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHは、時間においてオーバーラップされずに送信されるが、図3に示すように、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHは、時間においてオーバーラップされて送信されることも可能である。UEが複数のPUCCHセルグループを構成しない場合、すなわちUEがプライマリセル(Pcell)内のみでPUCCHを送信する場合、実施形態においてUEが同一のタイムスロットで同時にPUCCH及びPUSCHを送信できるように構成されるか否かはすべてのサービングセルに関することであり、UEが複数のPUCCHセルグループを構成し、すなわちUEがPcell内でPUCCHを送信するだけでなく、指定されたセカンダリセル(Scell)でPUCCHを送信する場合、実施形態においてUEが同一のタイムスロットで同時にPUCCH及びPUSCHを送信するように構成されるか否かは、各PUCCHセルグループのサービングセルに関することである。
ここで、PHRは、次のタイプのうち少なくとも一つを含む。PHRタイプ1、PHRタイプ2、第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1、及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2。
特に、送信されるPUCCHのタイプに基づいてPHRのタイプを決定するステップは、次のことを含む。PUSCH及び第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるように構成される場合、PHRのタイプは次のうち少なくとも一つの組合せを含むように決定される。PHRタイプ1及びPHRタイプ2;PHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1;PHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2。PUSCH及び第2タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるように構成される場合、PHRのタイプは、次のうち少なくとも一つの組合せを含むように決定される。PHRタイプ1及びPHRタイプ2、PHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1、PHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2。
送信されるPUCCHのタイプに基づいて、PHRのタイプを決定するステップは、次のことをさらに含む。PUSCHと第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるように構成されず、また、送信されるPUCCHのタイプは第1タイプのPUCCHであり、送信される第1タイプのPUCCH及びPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信される場合、PHRのタイプはPHRタイプ1であると決定される。
PHRタイプ1は、アップリンクサービングセルの全てにおいてPUSCHを送信することが可能なPHRのタイプであり、PHRタイプ2は、アップリンクサービングセルの全てにおいてPUSCHを送信し、Pcell又は指定されたScellにおいて第1タイプのPUCCH又は第2タイプのPUCCHを送信することが可能なPHRのタイプであり、第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1は、アップリンクサービングセルの全てにおいてPUSCHを送信し、Pcell又は指定されたScellにおいて第2タイプのPUCCHを送信することが可能なPHRのタイプであり、第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2は、アップリンクサービングセルの全てにおいてPUSCHを送信し、Pcell又は指定されたScellにおいて2タイプのPUCCHを送信することが可能なPHRのタイプであることが説明されなければならない。
9個のシナリオにおけるステップS101に関する更なる説明は、次のとおりである。
図4に示すようなシナリオ1:送信されるPUCCHのタイプが第1タイプのPUCCHであり、送信される第1タイプのPUCCHと送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信される場合、PUSCH及び第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成されない場合は、PHRのタイプをPHRタイプ1として決定し、PUSCH及び第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合は、PHRのタイプは、PHRタイプ1及びPHRタイプ2として決定される。
図5に示すようなシナリオ2:送信されるPUCCHのタイプが第2タイプのPUCCHであり、送信される第2タイプのPUCCHと送信されるPUSCHが時分割多重化を使用して送信され、PUSCH及び第2タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合、PHRのタイプは、第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1及びPHRタイプ1として決定される。
図6に示すようなシナリオ3:送信されるPUCCHのタイプが第2タイプのPUCCHであり、送信される第2タイプのPUCCHと送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信され、UEがPUSCH及び第2タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるように構成される場合、PHRのタイプは、第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1又はPHRタイプ1及びPHRタイプ2として決定される。
図7に示すようなシナリオ4:送信されるPUCCHのタイプが第1タイプのPUCCH又は第2タイプのPUCCHであり、第1タイプのPUCCH又は第2タイプのPUCCHが同一のタイムスロット内で送信され、送信される第1タイプのPUCCHと送信されるPUSCHが周波数分割多重化で送信され、送信される第2タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHが時分割多重化で送信される場合、PUSCH及び第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合は、PHRのタイプは、PHRタイプ1及びPHRタイプ2として決定され、PUSCH及び第2タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合は、PHRのタイプは、第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1及びPHRタイプ1として決定される。
図8に示すようなシナリオ5:送信されるPUCCHのタイプが第1タイプのPUCCH又は第2タイプのPUCCHであり、第1タイプのPUCCH又は第2タイプのPUCCHが同一のタイムスロット内で送信され、送信される第1タイプのPUCCHと送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第2タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信される場合、PUSCH及び第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合は、PHRのタイプは、PHRタイプ1及びPHRタイプ2として決定され、PUSCH及び第2タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合は、PHRのタイプは、PHRタイプ1及びPHRタイプ2、又はPHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1として決定される。
図9に示すようなシナリオ6:送信されるPUCCHのタイプが第1タイプのPUCCH及び/又は第2タイプのPUCCHであり、第1タイプのPUCCH又は第2タイプのPUCCHが同一のタイムスロット内で同時に送信され、送信される第1タイプのPUCCHと送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第2タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHが時分割多重化を使用して送信され、送信される第1タイプのPUCCHと送信される第2タイプのPUCCHが時間においてオーバーラップされない場合、PUSCH及び第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合は、PHRのタイプは、PHRタイプ1及びPHRタイプ2として決定され、PUSCH及び第2タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合は、PHRのタイプは、PHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1として決定される。
図10に示すようなシナリオ7:送信されるPUCCHのタイプが第1タイプのPUCCH及び/又は第2タイプのPUCCHであり、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHが同一のタイムスロット内で同時に送信され、送信される第1タイプのPUCCHと送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第2タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第1タイプのPUCCHと送信される第2タイプのPUCCHが時間においてオーバーラップされない場合、PUSCH及び第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合は、PHRのタイプは、PHRタイプ1及びPHRタイプ2として決定され、PUSCH及び第2タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合は、PHRのタイプは、PHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1、又はPHRタイプ1及びPHRタイプ2として決定される。
図11に示すようなシナリオ8a:送信されるPUCCHが第1タイプのPUCCH及び/又は第2タイプのPUCCHであり、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHが同一のタイムスロット内で同時に送信され、送信される第1タイプのPUCCHと送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第2タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHが時分割多重化を使用して送信され、送信される第1タイプのPUCCHと送信される第2タイプのPUCCHが時間においてオーバーラップされる場合、電力が制限され、送信される第1タイプのPUCCHの電力が優先順位を有し、予約電力(reserved power)が設定されない場合、PUSCH及び第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合は、PHRのタイプはPHRタイプ1及びPHRタイプ2として決定され、PUSCH及び第2タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合は、PHRのタイプは、PHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2として決定される。
図11に示すようなシナリオ8b:送信されるPUCCHのタイプが第1タイプのPUCCH及び/又は第2タイプのPUCCHであり、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHが同一のタイムスロット内で同時に送信され、送信される第1タイプのPUCCHと送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第2タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHが時分割多重化を使用して送信され、送信される第1タイプのPUCCHと送信される第2タイプのPUCCHが時間においてオーバーラップされる場合、電力が制限され、第1タイプのPUCCHの電力が優先順位を有し、送信される第2タイプのPUCCHの予約電力が設定されている場合、PUSCH及び第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合は、PHRのタイプはPHRタイプ1及びPHRタイプ2として決定され、PUSCH及び第2タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合は、PHRのタイプはPHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2として決定される。
図12に示すようなシナリオ9a:送信されるPUCCHのタイプが第1タイプのPUCCH及び/又は第2タイプのPUCCHであり、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信され、送信される第1タイプのPUCCHと送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第2タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第1タイプのPUCCHと送信される第2タイプのPUCCHが時間においてオーバーラップされる場合、電力が制限され、送信される第1タイプのPUCCHの電力が優先順位を有し、その間に第2タイプのPUCCHの予約電力が設定されない場合、PUSCH及び第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合は、PHRのタイプはPHRタイプ1及びPHRタイプ2として決定され、PUSCH及び第2タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合、PHRのタイプは、PHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2、又はPHRタイプ1及びPHRタイプ2として決定される。
図12に示すようなシナリオ9b:送信されるPUCCHが第1タイプのPUCCH及び/又は第2タイプのPUCCHであり、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHが同一のタイムスロット内で同時に送信され、送信される第1タイプのPUCCHと送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第2タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第1タイプのPUCCHと送信される第2タイプのPUCCHが時間においてオーバーラップされる場合、電力が制限され、送信される第1タイプのPUCCHの電力が優先順位を有し、送信される第2タイプのPUCCHの予約電力が設定されない場合、PUSCH及び第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合は、PHRのタイプはPHRタイプ1及びPHRタイプ2として決定され、PUSCH及び第2タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合は、PHRのタイプはPHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2、又はPHRタイプ1及びPHRタイプ2として決定される。
ステップS102:対応する電力ヘッドルームはPHRのタイプに基づいて決定され、PHRが報告される。
9個のシナリオでステップS102に関する更なる説明は、次のとおりである。
特に、PHRのタイプがPHRタイプ1として決定される場合、PHRのタイプに基づいて対応する電力ヘッドルームを決定するステップは、任意のタイムスロット内で送信されるPUSCHの状況に基づいて、任意のタイムスロットでのPUSCHの実際の送信電力が決定され、任意のタイムスロット内で送信されるPUSCH及びPUCCHの状況に基づいて、任意のタイムスロットでのPUSCHの最大送信電力が決定され、任意のタイムスロットでのPUSCHの実際の送信電力及び任意のタイムスロットでのPUSCHの最大送信電力に基づいてPHRタイプ1の電力ヘッドルームを決定するステップを有する。
任意のタイムスロットで送信されるPUSCH及びPUCCHの状況に基づき、任意のタイムスロットでのPUSCHの最大送信電力を決定するステップは、次のような状況のうちの一つを含む。PUSCHと第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるか、あるいはPUSCHと第2タイプのPUCCHが同時に送信される場合、任意のタイムスロットでのPUSCHの最大送信電力は、任意のタイムスロット内で送信されるPUSCHのみの状況でのPUSCHの最大送信電力として決定される。任意のタイムスロット内でPUSCHが送信され、第1タイプのPUCCHが送信されない場合、あるいは任意のタイムスロット内でPUSCHは送信され、第2タイプのPUCCHは送信されない場合、任意のタイムスロットでのPUSCHの最大送信電力は、任意のタイムスロットでの最大送信電力として決定される。任意のタイムスロット内で第1タイプのPUCCH又は第2タイプのPUCCHが送信されるか、あるいはPUSCHが送信されない場合、最大電力減少(MPR)=0、追加最大電力減少(A-MPR)=0、電力管理MPR(P-MPR)=0、及び許可された動作帯域エッジ送信電力緩和(ΔT)=0の条件を満たす場合、任意のタイムスロットでのPUSCHの最大送信電力は、任意のタイムスロットでのPUSCHの最大送信電力として決定される。PUSCH又は第1タイプのPUCCHもしくは第2タイプのPUCCHのいずれもが任意のタイムスロット内で送信されない場合、任意のタイムスロットでのPUSCHの最大送信電力は、MPR=0、A-MPR=0、P-MPR=0、及びΔT=0の条件を満たす場合、任意のタイムスロットでのPUSCHの最大送信電力として決定される。
PHRのタイプがPHRタイプ2として決定される場合、PHRのタイプに基づいて対応する電力ヘッドルームを決定するステップは、任意のタイムスロット内で送信されるPUSCHの状況に基づいて任意のタイムスロットでのPUSCHの実際の送信電力が決定され、任意のタイムスロット内で送信される第1タイプのPUCCH又は第2タイプのPUCCHの状況に基づいて、任意のタイムスロットでの対応するPUCCHの実際の送信電力が決定され、任意のタイムスロット内で送信される第1タイプのPUCCH又は第2タイプのPUCCHの状況に基づいて、任意のタイムスロットでの第1タイプのPUCCH又は第2タイプのPUCCHに対応する実際の送信電力が決定され、任意のタイムスロット内で送信されるPUSCH又は第1タイプのPUCCHの状況に基づいて、任意のタイムスロットでの最大送信電力又はPUSCHの最大送信電力が決定され、あるいは任意のタイムスロット内で送信されるPUSCH及び第2タイプのPUCCHの状況に基づいて、任意のタイムスロットでの最大送信電力又はPUSCHの最大送信電力が決定され、任意のタイムスロットでのPUSCHの実際の送信電力、任意のタイムスロットでの対応するタイプのPUCCHの実際の送信電力、任意のタイムスロットでの最大送信電力又はPUSCHの最大送信電力に基づいてPHRタイプ2の電力ヘッドルームが決定されることを含む。
任意のタイムスロット内で送信されるPUSCH及び第1タイプのPUCCHの状況に基づいて、任意のタイムスロットでの最大送信電力又はPUSCHの最大送信電力を決定するステップは、PUSCH及び第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信される場合、あるいはPUSCHのみが任意のタイムスロット内で送信される場合、あるいは第1タイプのPUCCHのみが任意のタイムスロット内で送信される場合、任意のタイムスロットでの最大送信電力が決定され、あるいは任意のタイムスロット内でPUSCH又は第1タイプのPUCCHが送信されない場合、MPR=0、A-MPR=0、P-MPR=0、ΔT=0の条件を満たす場合、任意のタイムスロットでのPUSCHの最大送信電力が決定されることを含む。
任意のタイムスロット内で送信されるPUSCH及び第2タイプのPUCCHの状況に基づいて、任意のタイムスロットでの最大送信電力又はPUSCHの最大送信電力を決定するステップは、PUSCH及び第2タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信される場合、あるいはPUSCHのみが任意のタイムスロット内で送信される場合、あるいは第2タイプのPUCCHのみが任意のタイムスロット内で送信される場合、任意のタイムスロットでの最大送信電力が決定され、あるいは任意のタイムスロット内でPUSCH又は第2タイプのPUCCHが送信されない場合、そしてMPR=0、A-MPR=0、P-MPR=0、ΔT=0の条件を満たす場合、任意のタイムスロットでのPUSCHの最大送信電力が決定されることを含む。
シナリオ1:図4に示すように、送信されるPUCCHのタイプが第1タイプのPUCCHであり、送信される第1タイプのPUCCHと送信されるPUSCHが周波数分割多重化を用いて送信される場合:
ケース1:第1タイプのPUCCH及びPUSCHが同一のタイムスロット内で同時に送信されるようにUEが構成される場合、UEは、PHRタイプ1及びPHRタイプ2により、異なる状況で第1タイプのPUCCHに対する電力ヘッドルームを計算できる。
状況a:UEがサービングセルcのタイムスロットi内でPUSCHと第1タイプのPUCCHを同時に送信する場合、UEにより報告されるPHRタイプ1に対応する電力ヘッドルームは、次のとおりである。
Figure 0007069180000001
UEは同時に
Figure 0007069180000002
を報告する。
ここで、
Figure 0007069180000003
は、サービングセルcのタイムスロットi内でPUSCHのみがUEにより送信されるという仮定の下に計算されるPUSCHの最大送信電力であり、MPUSCH,c(i)はPUSCHにより占有される物理リソースブロック(PRB)の個数であり、P0_PUSCH,c(j)は上位レイヤシグナリングにより構成される電力オフセット値であり、α(j)はリンク損失であり、PLは制御補償リンク損失の全部又は一部である。ここで、半永久的スケジューリング(SPS)のPUSCH又はPUSCH再送信に対してj=0であり、ダイナミックスケジューリングのPUSCH又はPUSCH再送信に対してj=1であり、ランダムアクセス応答(RAR)スケジューリングのPUSCH又はPUSCH再送信に対してj=2であり、ΔTF,c(i)はアップリンク送信の変調及び符号化方式(MCS)に関連されるパラメータである。具体的に説明すると、パラメータKが1.25に等しい場合、
Figure 0007069180000004
であり、非周期的チャンネル状態情報(A-CSI)のみが送信され、いかなるアップリンクデータも送信されない場合、
Figure 0007069180000005
であり、アップリンクデータが送信される場合、
Figure 0007069180000006
であり、Cは送信ブロック(TB)により分割されるコードブロック(CB)の個数であり、Kはr番目のCBのビット個数であり、NREはPUSCHチャンネルに含まれているリソースエレメント(RE)の総個数であり、f(i)は閉ループ電力制御の累積回数である。
UEが同時にサービングセルcのタイムスロットi内でPUSCHと第1タイプのPUCCHを送信する場合、UEにより報告されるPHRタイプ2に対応する電力ヘッドルームは、次のとおりである。
Figure 0007069180000007
UEは、同時にPCMAX,c(i)を報告する。
ここで、PCMAX,c(i)は、サービングセルcのタイムスロットi内でのUEの構成された最大送信電力であり、P0_PUCCHは上位レイヤシグナリングにより構成される電力オフセットであり、PLはリンク損失であり、h(nCQI,nHARQ,nSR)はPUCCHのフォーマットとフィードバックが要求されるアップリンク制御情報(UCI)のビット個数に関連される電力オフセットであり、nCQIはタイムスロットi内でフィードバックを必要とするチャンネル状態情報(CSI)のビット個数であり、nSRはタイムスロットi内でフィードバックを必要とするスケジューリング要求(SR)のビット個数であり、0又は1に等しく、nHARQはタイムスロットi内で実際にフィードバックを必要とする有効ハイブリッド自動再送要求確認応答(HARQ-ACK)のビット個数であり、例えばPUCCHフォーマット3に対して、CSIがフィードバックを必要とする場合、
Figure 0007069180000008
であり、ΔF_PUCCH(F)は基準フォーマットに対する電力オフセットである。ここで、基準フォーマットはLTEシステムにおけるPUCCHフォーマット1aであり、ΔTxD(F′)はPUCCHフォーマット及び送信ダイバーシティを採用するか否かに関するパラメータである。
基地局は、上記のような状況aでのこれら数値及び下記のような式3に基づいて第1タイプのPUCCHのみが送信される場合の電力ヘッドルームを計算できる。
Figure 0007069180000009
ここで、
Figure 0007069180000010
はUEがサービングセルcのタイムスロットi内で第1タイプのPUCCHのみを送信するという仮定の下に計算された第1タイプのPUCCHの最大送信電力であり、
Figure 0007069180000011
は次のような2つの方式により獲得される。
一つの方式:
Figure 0007069180000012
はタイムスロットi内でPUSCHのみが送信されるという仮定の下に計算された
Figure 0007069180000013
に等しいと見なされ、PHRタイプ2を報告する場合に
Figure 0007069180000014
を別に報告することは不要である。
他の方式:UEがPHRタイプ1を報告する場合、タイムスロットi内でPUSCHのみが送信されている状況で計算された
Figure 0007069180000015
を報告することが要求される。UEがPHRタイプ2を報告する場合、タイムスロットi内でPUSCH及び第1タイプのPUCCHが送信されている状況で計算されたPCMAX,c(i)を報告することが要求され、その間にタイムスロットi内で第1タイプのPUCCHのみが送信されている状況で計算された
Figure 0007069180000016
を報告することが必要とされる。状況b:UEがサービングセルcのタイムスロットi内で第1タイプのPUCCHよりはむしろPUSCHを送信する場合、UEにより報告されるPHRタイプ1に対応する電力ヘッドルームは、次のとおりである
Figure 0007069180000017
UEは、同時にPCMAX,c(i)を報告する。
UEがサービングセルcのタイムスロットi内で第1タイプのPUCCHよりはむしろPUSCHを送信する場合、UEにより報告されるPHRタイプ2に対応する電力ヘッドルームは、次のとおりである。
Figure 0007069180000018
UEは、同時にPCMAX,c(i)を報告する。
基地局は、上記のような状況bでの数値及び下記のような<式6>に基づいて第1タイプのPUCCHのみが送信される場合の電力ヘッドルームを計算できる。
Figure 0007069180000019
ここで、
Figure 0007069180000020
はUEがサービングセルcのタイムスロットi内で第1タイプのPUCCHのみを送信するという仮定の下で計算された第1タイプのPUCCHの最大送信電力であり、ここで、
Figure 0007069180000021
は次のような2つの方式により獲得されうる。
一つの方式:
Figure 0007069180000022
はタイムスロットi内でPUSCHのみが送信されるという仮定の下に計算されたPCMAX,c(i)に等しいと見なされ、PHRタイプ2を報告する場合に
Figure 0007069180000023
を別に報告することは不要である。
他の方式:UEがPHRタイプ1を報告する場合、タイムスロットi内でPUSCHのみが送信されている状況で計算されたPCMAX,c(i)を報告することが要求される。UEがPHRタイプ2を報告する場合、タイムスロットi内でPUSCHが送信されている状況で計算されたPCMAX,c(i)を報告することが必要とされ、その間にタイムスロットi内で第1タイプのPUCCHのみが送信されている状況で計算された
Figure 0007069180000024
を報告することが必要とされる。
状況c:UEがサービングセルcのタイムスロットi内でPUSCHよりはむしろ第1タイプのPUCCHを送信する場合、UEにより報告されるPHRタイプ1に対応する電力ヘッドルームは、次のとおりである。
Figure 0007069180000025
UEは、同時に
Figure 0007069180000026
を報告する。
ここで、
Figure 0007069180000027
はMPR=0dB、A-MPR=0dB、P-MPR=0dB、及びΔT=0dBである仮定の下で計算されたPUSCHの最大送信電力である。
UEがサービングセルcのタイムスロットi内でPUSCHよりはむしろ第1タイプのPUCCHを送信する場合、UEにより報告されるPHRタイプ2の対応する電力ヘッドルームは、次のとおりである。
Figure 0007069180000028
UEは同時にPCMAX,c(i) を報告する。
基地局は、上記のような状況cでの数値及び<式9>に基づいて第1タイプのPUCCHのみが送信される場合の電力ヘッドルームを計算することができ、電力ヘッドルームは次のとおりである。
Figure 0007069180000029
状況d:UEがサービングセルcのタイムスロットi内で第1タイプのPUCCH及びPUSCHを送信しない場合、UEにより報告されるPHRタイプ1に対応する電力ヘッドルームは次のとおりである。
Figure 0007069180000030
UEは、同時に
Figure 0007069180000031
を報告する。
UEがサービングセルcのタイムスロットi内で第1タイプのPUCCH及びPUSCHを送信しない場合、UEにより報告されるPHRタイプ2に対応する電力ヘッドルームは次のとおりである。
Figure 0007069180000032
UEは、同時に
Figure 0007069180000033
を報告する。
基地局は、上記のような状況dでの数値及び<式12>に基づいて第1タイプのPUCCHのみが送信される場合の電力ヘッドルームを計算でき、電力ヘッドルームは次のとおりである。
Figure 0007069180000034
ケース2:UEが同一のタイムスロット内で同時に第1タイプのPUCCH及びPUSCHを送信するように構成されない場合、UEは、PHRタイプ1のみを報告する。
UEが同一のタイムスロット内で同時に第1タイプのPUCCH及びPUSCHを送信するように構成されない場合、基地局がUEにより報告されるPHRタイプ1に従って第1タイプのPUCCHに対する電力ヘッドルームを計算しない場合、UEは、PHRタイプ1及びPHRタイプ2を同時に報告する必要があり、その後に基地局は、上記したケース1での方法によって第1タイプのPUCCHに対する電力ヘッドルームを計算することが説明されなければならない。
特に、PHRのタイプを第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1であると決定する場合、PHRのタイプに基づいて対応する電力ヘッドルームを決定するステップは、任意のタイムスロット内で送信されている第2タイプのPUCCHのみの状況に基づいて任意のタイムスロットでの第2タイプのPUCCHの最大送信電力が決定され、任意のタイムスロット内で送信されている第2タイプのPUCCHの状況に基づいて任意のタイムスロットでの第2タイプのPUCCHの実際の送信電力が決定され、任意のタイムスロットでの第2タイプのPUCCHの最大送信電力と任意のタイムスロットでの第2タイプのPUCCHの実際の送信電力に基づいて、第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1の電力ヘッドルームが決定されることを含む。
シナリオ2:図5に示すように、送信されるPUCCHのタイプが第2タイプのPUCCHであり、送信される第2タイプのPUCCHと送信されるPUSCHが時間分割多重化により送信される場合、PHRのタイプは、PHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1として決定される。
第2タイプのPUCCHに対して、第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1に対応する電力ヘッドルームがUEにより報告され、特に、これは次のとおりである。
Figure 0007069180000035
UEは同時に
Figure 0007069180000036
を報告する。
ここで、
Figure 0007069180000037
は、UEがサービングセルcのタイムスロットi内で第2タイプのPUCCHのみを送信するという仮定に下で計算された第2タイプのPUCCHの最大送信電力であり、パラメータP0_PUCCH、PL、h(nCQI,nHARQ,nSR)、ΔF_PUCCH(F)、ΔTxD(F′)、及びg(i)は、第2タイプのPUCCHに対して決定される。
PUSCHに対して、UEにより報告されるPHRタイプ1に対応する電力ヘッドルームは、上記の<式1>、<式4>、<式7>、及び<式10>における対応する状況により決定される。
シナリオ2において、UEが同時に同一のタイムスロット内で第2タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEが第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1及びPHRタイプ1を報告することが説明されなければならない。
シナリオ3:図6に示すように、送信されるPUCCHのタイプが第2タイプのPUCCHであり、送信される第2タイプのPUCCHと送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信される場合、PHRのタイプは、第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1及びPHRタイプ1、又はPHRタイプ1及びPHRタイプ2として決定される。
第2タイプのPUCCHに対して、PHRタイプに対応する電力ヘッドルームは下記の2つの方式により決定される。
方式1:UEは第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1を報告し、このタイプに対応する電力ヘッドルームは次のとおりである。
Figure 0007069180000038
UEは同時に
Figure 0007069180000039
を報告する。
PUSCHに対して、UEにより報告されるPHRタイプ1に対応する電力ヘッドルームは上記の<式1>、<式4>、<式7>、及び<式10>の対応する状況により決定される。
シナリオ3の方式1において、UEが同時に同一のタイムスロット内で第2タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEが第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1及びPHRタイプ1を報告することが説明されなければならない。
方式2:UEは、PHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告し、2つのタイプに対応する電力ヘッドルームは、上記の<式1>、<式2>、<式4>、<式5>、<式7>、<式8>、<式10>、及び<式11>の対応する状況により決定される。ここで、上記の数式中の第1タイプのPUCCHに関連するパラメータの全部は、第2タイプのPUCCHに関連するパラメータに置き換えられる。
シナリオ3の方式2で、UEが同時に同一のタイムスロット内で第2タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEがPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告することが説明されなければならない。
図7に示すようなシナリオ4:送信されるPUCCHのタイプが第1タイプのPUCCH又は第2タイプのPUCCHであり、第1タイプのPUCCH又は第2タイプのPUCCHが同一のタイムスロット内で送信される場合、送信される第1タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHは周波数分割多重化を用いて送信され、送信される第2タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHは時分割多重化を使用して送信され、PHRのタイプはPHRタイプ1及びPHRタイプ2、及び/又は第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1及びPHRタイプ1として決定される。
第1タイプのPUCCHに対して、UEは、PHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告し、2つのタイプに対応する電力ヘッドルームは、上記の<式1>、<式2>、<式4>、<式5>、<式7>、<式8>、<式10>、及び<式11>の対応する状況により決定される。
シナリオ4において、UEが同時に同一のタイムスロット内で第1タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEがPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告することが説明されなければならない。
第2タイプのPUCCHに対して、UEにより報告される第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1の電力ヘッドルームは次のとおりである。
Figure 0007069180000040
UEは同時に
Figure 0007069180000041
を報告する。
ここで、
Figure 0007069180000042
はUEがサービングセルcのタイムスロットi内で第2タイプのPUCCHのみを送信するという仮定の下に計算された第2タイプのPUCCHの最大送信電力であり、パラメータP0_PUCCH、PL、h(nCQI,nHARQ,nSR)、ΔF_PUCCH(F)、ΔTxD(F′)、及びg(i)は第2タイプのPUCCHに対して決定される。
PUSCHに対して、UEにより報告されるPHRタイプ1に対応する電力ヘッドルームは、上記の<式1>、<式4>、<式7>、及び<式10>の対応する状況により決定される。
シナリオ4において、UEが同時に同一のタイムスロット内で第2タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEが第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1及びPHRタイプ1を報告することが説明されなければならない。
このとき、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHの各々に対して報告されることを必要とする2個のPHRが存在する。
図8に示すようなシナリオ5:送信されるPUCCHのタイプが第1タイプのPUCCH又は第2タイプのPUCCHであり、第1タイプのPUCCH又は第2タイプのPUCCHが同一のタイムスロット内で送信され、送信される第1タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHは周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第2タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHは周波数分割多重化を用いて送信される場合、PHRのタイプは、PHRタイプ1及びPHRタイプ2、及び/又はPHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1として決定される。
第1タイプのPUCCHに対して、UEはPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告し、それに対応する電力ヘッドルームは、上記の<式1>、<式2>、<式4>、<式5>、<式7>、<式8>、<式10>、及び<式11>での対応する状況に従って決定される。
シナリオ5において、UEが同時に同一のタイムスロット内で第1タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEがPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告することが説明されなければならない。
第2タイプのPUCCHに対して、PHRタイプに対応する電力ヘッドルームは下記の2つの方式により決定される。
方式1:UEは第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1を報告し、このタイプに対応する電力ヘッドルームは次のとおりである。
Figure 0007069180000043
UEは同時に
Figure 0007069180000044
を報告する。
PUSCHに対して、UEはPHRタイプ1を報告し、このタイプに対応する電力ヘッドルームは上記の<式1>、<式4>、<式7>、及び<式10>の状況に従って決定される。
ケース5の方式1において、UEが同時に同一のタイムスロット内で第2タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEが第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1及びPHRタイプ1を報告することが説明されなければならない。
方式2:UEはPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告し、2つのタイプに対応する電力ヘッドルームは、上記の<式1>、<式2>、<式4>、<式5>、<式7>、<式8>、<式10>、及び<式11>の対応する状況により決定される。ここで、上記の数式中の第1タイプのPUCCHに関連されるパラメータの全部は、第2タイプのPUCCHに関連するパラメータに置き換えられる。
シナリオ5の方式2において、UEが同時に同一のタイムスロット内で第2タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEがPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告することが説明されなければならない。このとき、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHの各々に対して、2個のPHRが報告される必要がある。
図9に示すようなシナリオ6:送信されるPUCCHのタイプが第1タイプのPUCCH及び/又は第2タイプのPUCCHであり、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHが同一のタイムスロット内で同時に送信され、送信される第1タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHは周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第2タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHは時分割多重化を使用して送信され、送信される第1タイプのPUCCH及び送信される第2タイプのPUCCHが時間においてオーバーラップされない場合、PHRのタイプは、PHRタイプ1及びPHRタイプ2、及び/又はPHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1として決定される。
第1タイプのPUCCHに対して、UEは、PHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告し、2つのタイプに対応する電力ヘッドルームは、上記の<式1>、<式2>、<式4>、<式5>、<式7>、<式8>、<式10>、及び<式11>の対応する状況により決定される。
シナリオ6において、UEが同時に同一のタイムスロット内で第1タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEがPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告することが説明されなければならない。
第2タイプのPUCCHに対して、UEにより報告される第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1に対応する電力ヘッドルームは次のとおりである。
Figure 0007069180000045
UEは、同時に
Figure 0007069180000046
を報告する。
ここで、
Figure 0007069180000047
はUEがサービングセルcのタイムスロットi内で第2タイプのPUCCHのみを送信するという仮定の下で計算された第2タイプのPUCCHの最大送信電力であり、パラメータP0_PUCCH、PLc、h(nCQI,nHARQ,nSR)、ΔF_PUCCH(F)、ΔTxD(F′)、及びg(i)は、第2タイプのPUCCHに対して決定される。
PUSCHに対して、UEは、上記の<式1>、<式4>、<式7>、及び<式10>の対応する状況により決定されるPHRタイプ1に対応する電力ヘッドルームを報告する。
シナリオ6において、UEが同時に同一のタイムスロット内で第2タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEが第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1及びPHRタイプ1を報告することが説明されなければならない。
このとき、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHの各々に対して、報告されることを必要とする2個のPHRが存在する。
図10に示すようなシナリオ7:送信されるPUCCHのタイプが第1タイプのPUCCH及び/又は第2タイプのPUCCHであり、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHが同一のタイムスロット内で同時に送信され、送信される第1タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHは周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第2タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHは周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第1タイプのPUCCH及び送信される第2タイプのPUCCHが時間においてオーバーラップされない場合、このPHRのタイプは、PHRタイプ1及びPHRタイプ2、及び/又はPHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1として決定される。
第1タイプのPUCCHに対して、UEは、PHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告し、2つのタイプに対応するPHRを上記の<式1>、<式2>、<式4>、<式5>、<式7>、<式8>、<式10>、及び<式11>の対応する状況により決定される。
シナリオ7において、UEが同時に同一のタイムスロット内で第1タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEがPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告することが説明されなければならない。
第2タイプのPUCCHに対して、PHRタイプに対応する電力ヘッドルームは下記のような2つの方式により決定される。
方式1:UEは第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1を報告し、このタイプに対応する電力ヘッドルームは次のとおりである。
Figure 0007069180000048
UEは同時に
Figure 0007069180000049
を報告する。
PUSCHに対して、UEはPHRタイプ1を報告し、このタイプに対応する電力ヘッドルームは上記の<式1>、<式4>、<式7>、及び<式10>の対応する状況により決定される。
シナリオ7の方式1で、UEが同時に同一のタイムスロット内で第2タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEが第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1及びPHRタイプ1を報告することが説明されなければならない。
方式2:UEはPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告し、2つのタイプに対応する電力ヘッドルームは上記の<式1>、<式2>、<式4>、<式5>、<式7>、<式8>、<式10>、及び<式11>の対応する状況により決定される。ここで、上記の数式中の第1タイプのPUCCHに関連されるパラメータの全部は、第2タイプのPUCCHに関連するパラメータに置き換えられる。
シナリオ7の方式2で、UEが同時に同一のタイムスロット内で第1タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEがPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告することが説明されなければならない。
このとき、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHの各々に対して2個のPHRが報告される必要がある。
特に、PHRのタイプが第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2として決定される場合、PHRのタイプに基づいて対応する電力ヘッドルームを決定するステップは、任意のタイムスロット内で送信されている第1タイプのPUCCHと送信されている第2タイプのPUCCHの状況に基づいて、任意のタイムスロットでの第2タイプのPUCCHの最大送信電力が決定され、任意のタイムスロットでの第2タイプのPUCCHの最大送信電力、送信されるPUCCHのタイプ及び送信されるタイプに対応する制限電力条件に基づいて、任意のタイムスロットでの対応する制限電力を含まない第2タイプのPUCCHの最大送信電力の最大値が決定され、任意のタイムスロット内で送信される第2タイプのPUCCHの状況に基づいて、任意のタイムスロットでの第2タイプのPUCCHの実際の送信電力が決定され、任意のタイムスロットでの対応する制限電力を含まない第2タイプのPUCCHの最大送信電力の最大値と、任意のタイムスロット内での第2タイプのPUCCHの実際の送信電力に基づいて、第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2の電力ヘッドルームが決定される。
図11に示すようなシナリオ8a:送信されるPUCCHのタイプが第1タイプのPUCCH及び/又は第2タイプのPUCCHであり、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHが同一のタイムスロット内で同時に送信され、送信される第1タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第2タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHが時分割多重化を使用して送信され、送信される第1タイプのPUCCH及び送信される第2タイプのPUCCHが時間においてオーバーラップされる場合、電力が制限され、第1タイプのPUCCHの電力が優先順位を有し、予約電力が設定されない場合、電力ヘッドルームのタイプは、PHRタイプ1及びPHRタイプ2、及び/又はPHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2として決定される。
第1タイプのPUCCHに対して、UEはPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告し、2つのタイプに対応する電力ヘッドルームは上記の<式1>、<式2>、<式4>、<式5>、<式7>、<式8>、<式10>、及び<式11>の対応する状況により決定される。
シナリオ8aにおいて、UEが同時に同一のタイムスロット内で第1タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEがPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告することが説明されなければならない。
第2タイプのPUCCHに対して、UEは第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2を報告し、それに対応する電力ヘッドルームは次のとおりである。
Figure 0007069180000050
UEは同時に
Figure 0007069180000051
を報告する。
ここで、
Figure 0007069180000052
はUEがサービングセルcのタイムスロットi内で第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHを送信するという仮定の下で計算された第2タイプのPUCCHの最大送信電力である。ここで、PLong_PUCCHは優先順位を有する第1タイプのPUCCHの電力であり、パラメータP0_PUCCH、PL、h(nCQI,nHARQ,nSR)、ΔF_PUCCH(F)、ΔTxD(F′)、及びg(i)は第2タイプのPUCCHに対して決定される。
シナリオ8aにおいて、UEは同一のタイムスロット内で同時に第2タイプのPUCCH及びPUSCHを送信するように構成され、UEはPHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2を報告することが説明されなければならない。
特に、PHRのタイプに基づいて対応する電力ヘッドルームを決定するステップは、送信されるPUCCHのタイプ及び送信されるPUCCHのタイプの所定の予約電力の対応する制限電力条件に基づいて、送信される第1タイプのPUCCHに対して、任意のタイムスロットでの最大送信電力は任意のタイムスロットでの対応する制限電力のない最大送信電力に修正され、任意のタイムスロットでのPUSCHの実際の送信電力及び任意のタイムスロットでの対応する制限電力のない最大送信電力に基づいて、送信される第1タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1の電力ヘッドルーム及びPHRタイプ2の電力ヘッドルームが決定されることを含む。
特に、第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2に関して、任意のタイムスロットでの第2タイプのPUCCHの最大送信電力と、送信されるPUCCHのタイプ及び送信されるタイプの対応する制限電力条件に基づいて、任意のタイムスロットでの対応する制限電力のない第2タイプのPUCCHの最大送信電力の最大値を決定するステップは、対応する制限電力条件が、電力が制限され、送信される第1タイプのPUCCHの電力が優先順位を有し、その間に送信される第2タイプのPUCCHの予約電力が設定されない場合に、任意のタイムスロット内で対応する制限電力のない第2タイプのPUCCHの最大送信電力の最大値は、第2タイプのPUCCHの最大送信電力と任意のタイムスロット内で送信される第1タイプのPUCCHの電力との間の差値であり、対応する制限電力条件は、上記電力が制限され、送信される第1タイプのPUCCHが優先順位を有し、その間に送信される第2タイプのPUCCHの予約された電力が設定される場合に、任意のタイムスロット内で対応する制限電力のない第2タイプのPUCCHの最大送信電力の最大値は、第2タイプのPUCCHの最大送信電力と任意のタイムスロット内で送信される第1タイプのPUCCHの電力との間の差値と第2タイプのPUCCHの予約電力との間の最大値として決定されることを含む。
図11に示すようなシナリオ8b:送信されるPUCCHのタイプが第1タイプのPUCCH及び/又は第2タイプのPUCCHであり、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHが同一のタイムスロット内で同時に送信され、送信される第1タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第2タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHが時分割多重化を使用して送信され、送信される第1タイプのPUCCH及び送信される第2タイプのPUCCHが時間においてオーバーラップされる場合、電力が制限され、第1タイプのPUCCHの電力が優先順位を有し、送信される第2タイプのPUCCHの予約電力が設定されている場合、PHRのタイプは、PHRタイプ1及びPHRタイプ2、及び/又はPHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2として決定される。
第1タイプのPUCCHに対して、UEは、PHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告し、2つのタイプに対応する電力ヘッドルームは上記の<式1>、<式2>、<式4>、<式5>、<式7>、<式8>、<式10>、及び<式11>の対応する状況により決定される。ここで、最大電力PCMAXX,c(i)はPCMAX,c(i)-PC_Reserved,c(i)に置き換えられ、これは最大電力PCMAXX,c(i)と第2タイプのPUCCHの予約電力との間の差値である。
シナリオ8bにおいて、UEが同時に同一のタイムスロット内で第1タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEがPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告することが説明されなければならない。
第2タイプのPUCCHに対して、UEは第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2を報告し、このタイプに対応する電力ヘッドルームは次のとおりである。
Figure 0007069180000053
Figure 0007069180000054
が同時に報告される。
ここで、パラメータP0_PUCCH、PL、h(nCQI,nHARQ,nSR)、ΔF_PUCCH(F)、ΔTxD(F′)、及びg(i)は第2タイプのPUCCHに対して決定される。
シナリオ8bにおいて、UEは同一の同じタイムスロット内で同時に第2タイプのPUCCH及びPUSCHを送信するように構成され、UEはPHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2を報告することが説明されなければならない。
特に、PHRのタイプに基づいて対応する電力ヘッドルームを決定するステップは、送信されるPUCCHのタイプ及び送信されるPUCCHのタイプの対応する制限電力条件に基づいて、送信される第2タイプのPUCCHに対して、任意のタイムスロットでの最大送信電力は任意のタイムスロットでの対応する制限電力のない最大送信電力と任意のタイムスロットでの所定の予約電力との間の最大値に修正され、任意のタイムスロットでのPUSCHの実際の送信電力、任意のタイムスロットでの対応するタイプのPUCCHの実際の送信電力及び任意のタイムスロットでの対応する制限電力のない最大送信電力と任意のタイムスロット内での所定の予約電力との間の最大値に従って、送信される第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1の電力ヘッドルーム及びPHRタイプ2の電力ヘッドルームが決定されることも含む。
送信されるPUCCHのタイプ及び送信されるPUCCHのタイプの対応する制限電力条件に基づいて、送信される第2タイプのPUCCHに対して、任意のタイムスロットでの最大送信電力を任意のタイムスロットでの対応する制限電力を有しない最大送信電力と任意のタイムスロットでの所定の予約電力との間の最大値に修正するステップは、対応する制限電力条件が、電力が制限され、送信される第1タイプのPUCCHの電力が優先順位を有し、その間に送信される第2タイプのPUCCHの予約電力が設定されない場合、任意のタイムスロットでの最大送信電力は任意のタイムスロットでの最大送信電力と優先順位を有する送信される第1タイプのPUCCHの電力との間の差値に修正され、対応する制限電力条件が、電力が制限され、送信される第1タイプのPUCCHの電力が優先順位を有し、その間に送信される第2タイプのPUCCHの予約された電力が設定されている場合、任意のタイムスロットでの最大送信電力は任意のタイムスロットでの最大送信電力と優先順位を有する、送信される第1タイプのPUCCHの電力との間の差値と送信される第2タイプのPUCCHが予約電力との間の最大値に修正されることを含む。
図12に示すようなシナリオ9a:送信されるPUCCHのタイプが第1タイプのPUCCH及び/又は第2タイプのPUCCHで、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHが同一のタイムスロット内で同時に送信され、送信される第1タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第2タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHが周波数分割多重化を用いて送信され、送信される第1タイプのPUCCH及び送信される第2タイプのPUCCHが時間においてオーバーラップされる場合、電力が制限され、第1タイプのPUCCHの電力が優先順位を有し、その間に送信される第2タイプのPUCCHの予約電力が設定されない場合、PHRのタイプはPHRタイプ1及びPHRタイプ2、及び/又はPHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2に決定される。
第1タイプのPUCCHに対して、UEはPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告し、2つのタイプに対応する電力ヘッドルームは上記の<式1>、<式2>、<式4>、<式5>、<式7>、<式8>、<式10>、及び<式11>での対応する状況により決定される。
シナリオ9aで、UEが同時に同一のタイムスロット内で第1タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEがPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告することが説明されなければならない。
第2タイプのPUCCHに対して、PHRのタイプに対応するPHRは下記のような2つの方式により決定される。
方式1:UEは第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2を報告し、このタイプに対応する電力ヘッドルームは次のとおりである。
Figure 0007069180000055
そして、UEは同時に
Figure 0007069180000056
を報告する。
ここで、
Figure 0007069180000057
はUEがサービングセルcのタイムスロットi内で第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHを送信するという仮定の下で計算された第2タイプのPUCCHの最大送信電力である。ここで、PLong_PUCCHは優先順位を有する第1タイプのPUCCHの電力であり、これらパラメータP0_PUCCH、PL、h(nCQI,nHARQ,nSR)、ΔF_PUCCH(F)、ΔTxD(F′)、及びg(i)は第2タイプのPUCCHに対して決定される。
シナリオ9aにおいて、UEが同時に同一のタイムスロット内で第2タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEがPHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2を報告することが説明されなければならない。
方式2:UEはPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告し、2つのタイプに対応する電力ヘッドルームは上記の<数1>、<数2>、<数4>、<数5>、<数7>、<数8>、<数10>、及び<数11>での対応する状況により決定される。ここで、上記の数式中の第1タイプのPUCCHに関連されるパラメータの全部は第2タイプのPUCCHに関連されるパラメータに置き換えられ、最大電力PCMAX,c(i)はPCMAX,c(i)-PLong_PUCCHに置き換えられた。
シナリオ9aにおいて、UEが同時に同一のタイムスロット内で第2タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEがPHRタイプ1及びPHR タイプ2を報告することが説明されなければならない。
図12に示すようなシナリオ9b:送信されるPUCCHのタイプが第1タイプのPUCCH及び/又は第2タイプのPUCCHであり、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHが同一のタイムスロット内で同時に送信され、送信される第1タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第2タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHが周波数分割多重化を使用して送信され、送信される第1タイプのPUCCH及び送信される第2タイプのPUCCHが時間においてオーバーラップされる場合、そして電力が制限され、第1タイプのPUCCHの電力が優先順位を有し、送信される第2タイプのPUCCHの予約電力が設定されている場合、PHRのタイプはPHRタイプ1及びPHRタイプ2、及び/又はPHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2として決定される。
第1タイプのPUCCHに対して、UEはPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告し、2つのタイプに対応する電力ヘッドルームは上記の<式1>、<式2>、<式4>、<式5>、<式7>、<式8>、<式10>、及び<式11>での対応する状況により決定され、最大電力PCMAX,c(i)はPCMAX,c(i)-PC_Reserved(i)に置き換えられた。
シナリオ9bにおいて、UEが同時に同一のタイムスロット内で第1タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEがPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告することが説明されなければならない。
第2タイプのPUCCHに対して、PHRのタイプに対応する電力ヘッドルームは、下記のような2つの方式として決定される。
方式1:第2タイプのPUCCHに対して、UEは第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2を報告し、このタイプに対応する電力ヘッドルームは次のとおりである。
Figure 0007069180000058
Figure 0007069180000059
が同時に報告される。
ここで、これらパラメータP0_PUCCH、PL、h(nCQI,nHARQ,nSR)、ΔF_PUCCH(F)、ΔTxD(F′)、及びg(i)は第2タイプのPUCCHに対して決定される。
シナリオ9bの方式1で、UEが同時に同一のタイムスロット内で第2タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEがPHRタイプ1及び第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2を報告することが説明されなければならない。
方式2:UEはPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告し、2つのタイプに対応する電力ヘッドルームは上記の<式1>、<式2>、<式4>、<式5>、<式7>、<式8>、<式10>、及び<式11>での対応する状況により決定される。ここで、上記の数式中の第1タイプのPUCCHに関連するパラメータの全部は、第2タイプのPUCCHに関連するパラメータに置き換えられ、最大電力PCMAX,c(i)は{(PCMAX,c(i)-PLong_PUCCH),PC_Reserved,c}に置き換えられる。
シナリオ9bの方式2で、UEが同時に同一のタイムスロット内で第2タイプのPUCCHとPUSCHを送信するように構成され、UEがPHRタイプ1及びPHRタイプ2を報告することが説明されなければならない。
各シナリオでチャンネル送信タイプで言及されないチャンネルタイプは、チャンネルタイプで送信が存在しないと見なされることが説明されなければならない。
図13は、本発明の他の実施形態の電力ヘッドルームを報告する報告デバイスの構造的フレームワークを示す概略図である。
報告デバイスは、情報決定モジュール及び情報報告モジュールを含む。ここで、情報決定モジュールは、送信されるPUCCHのタイプに基づいてPHRのタイプを決定するように構成され、情報報告モジュールは、PHRのタイプに基づいて対応する電力ヘッドルームを決定してPHRを報告するように構成される。
当該技術分野の当業者により、本発明が説明するような一つあるいはそれ以上の動作を実行するデバイスを含むことが理解されなければならない。そのようなデバイスは、意図により特に設計され生産され、あるいは汎用コンピュータに公知されているデバイスを含むことができる。これらデバイスは、その内部に格納されているコンピュータプログラムを有し、これは選択的にアクティブされるか、あるいは再構成される。このようなコンピュータプログラムは、各々バスに接続される、(コンピュータのような)デバイス読み取り可能なメディア又は電子命令を格納するのに適合した任意のタイプのメディアに格納され、コンピュータ読み取り可能なメディアは (フロッピーディスク、ハードディスク、光学ディスク、CD-ROM、及び光磁気ディスクを含む)任意のタイプのディスク、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ、磁気カード、又は光ラインカードを含むが、これに限定されるものではない。すなわち、読み取り可能なメディアは、デバイス(例えば、コンピュータ)読み取り可能な形態で情報を格納又は送信するメディアを含む。
構造チャート及び/又はブロック構成図及び/又はフローチャートの説明の各ブロック及び構造チャート及び/又はブロック構成図及び/又はフローチャートの説明などの組合せは、コンピュータプログラム命令により実現されることは当業者にはわかることである。さらに、コンピュータプログラム命令は、構造チャート及び/又はブロック構成図及び/又はフローチャートの説明のうちいずれか一つ以上のブロックで明示される方式がコンピュータあるいはデータ処理方法をプログラミングできる他のプロセッサにより実現されるように汎用コンピュータ、専用コンピュータあるいは実現のためのデータ処理方法をプログラミングできる他のプロセッサに提供可能であることは、該当技術分野における知識を持った者には理解されることである。
本発明で説明されたようなフロー、方策(measure)、及び方式での多様な動作、方法、及び過程は代替、変更、結合、あるいは削除が可能であることは、当業者にはわかることである。その上、本発明で説明されたようなフロー、方策、及び方式での多様な動作、方法、及び過程は追加的に代替され、変更され、あるいは再配列される。さらに、従来技術で、本発明で説明されたようなフロー、方策、及び方式での多様な動作、方法、及び過程は追加的に代替、変更、再配列、分離、結合、あるいは削除が可能である。
以上、本発明の詳細な説明においては具体的な実施形態に関して説明したが、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものに基づいて定められる本発明の範囲及び精神を逸脱することなく、形式や細部の様々な変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。

Claims (19)

  1. 電力ヘッドルーム報告(PHR)を報告する方法であって、
    送信される物理アップリンク制御チャンネル(PUCCH)のタイプに基づいて前記PHRのタイプを決定するステップと、
    前記PHRのタイプに基づいて対応する電力ヘッドルームを決定し、前記PHRを報告するステップと、を有し、
    前記PUCCHのタイプは第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHに分類され、
    前記PHRのタイプに基づいて対応する電力ヘッドルームを決定するステップは、
    送信される第1タイプのPUCCHに関して、前記送信されるPUCCHのタイプとそれに対応する所定の予約電力に対する制限電力条件に基づいて、任意のタイムスロットでの最大送信電力を前記任意のタイムスロットでの対応する制限電力のない最大送信電力として修正するステップと、
    前記任意のタイムスロットでのPUSCHの実際の送信電力と前記任意のタイムスロットでの対応する制限電力のない最大送信電力に基づいて、前記送信される第1タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1の電力ヘッドルームとPHRタイプ2の電力ヘッドルームを決定するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  2. 記第1タイプのPUCCHは少なくとも一つのタイムスロット内の少なくとも一つの直交周波数分割多重化(OFDM)シンボル内に位置し、占有されるOFDMシンボルの個数は所定個数よりも多く、
    前記第2タイプのPUCCHは少なくとも一つのタイムスロット内の少なくとも一つのOFDMシンボル内に位置し、前記占有されるOFDMシンボルの個数は前記所定個数よりも少ない又は等しいことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記PHRのタイプは、PHRタイプ1、PHRタイプ2、前記第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1又は前記第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記送信されるPUCCHのタイプに基づいて前記PHRのタイプを決定するステップは、
    PUSCH及び前記第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるように構成される場合、前記PHRのタイプが、
    前記PHRタイプ1及び前記PHRタイプ2、
    前記PHRタイプ1及び前記第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1、または
    前記PHRタイプ1及び前記第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2のうち少なくとも一つの組合せを含むと決定するステップと、
    前記PUSCH及び前記第2タイプのPUCCHが任意のタイムスロットで同時に送信されるように構成される場合、前記PHRのタイプが、
    前記PHRタイプ1及び前記PHRタイプ2、
    前記PHRタイプ1及び前記第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1、または
    前記PHRタイプ1及び前記第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2のうち少なくとも一つの組合せを含むと決定するステップと、
    を有することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記送信されるPUCCHのタイプに基づいて前記PHRのタイプを決定するステップは、
    前記PUSCHと前記第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信され、前記送信されるPUCCHのタイプが前記第1タイプのPUCCHであり、前記送信される第1タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHが周波数分割多重化を用いて送信されるように構成されない場合、前記PHRのタイプを前記PHRタイプ1として決定するステップを有することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 前記PHRのタイプが前記PHRタイプ1として決定される場合に前記PHRのタイプに基づいて前記対応する電力ヘッドルームを決定するステップは、
    任意のタイムスロット内で送信される前記PUSCHの状況に基づいて前記任意のタイムスロットでのPUSCHの実際の送信電力を決定するステップと、
    任意のタイムスロット内で送信される前記PUSCH及びPUCCHの状況に基づいて前記任意のタイムスロットでのPUSCHの最大送信電力を決定するステップと、
    前記PHRタイプ1である前記PHRの決定されたタイプに基づいて、そして前記任意のタイムスロットでのPUSCHの実際の送信電力及び前記任意のタイムスロットでPUSCHの最大送信電力との組合せで前記対応する電力ヘッドルームを決定するステップと、
    を有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の方法。
  7. 前記PHRのタイプが前記PHRタイプ2として決定される場合、前記PHRのタイプに基づいて前記対応する電力ヘッドルームを決定するステップは、
    任意のタイムスロット内で送信される前記PUSCHの状況に基づいて前記任意のタイムスロットでのPUSCHの実際の送信電力を決定するステップと、
    任意のタイムスロット内で送信される前記第1タイプのPUCCH又は前記第2タイプのPUCCHの状況に基づいて前記任意のタイムスロットでの前記第1タイプのPUCCH又は前記第2タイプのPUCCHに対応する実際の送信電力を決定するステップと、
    任意のタイムスロット内で送信される前記PUSCH又は前記第1タイプのPUCCHの状況に基づいて前記任意のタイムスロットでの最大送信電力又はPUSCHの最大送信電力を決定するステップと、
    任意のタイムスロット内で送信される前記PUSCH及び前記第2タイプのPUCCHの状況に基づいて前記任意のタイムスロットでの前記最大送信電力又は前記PUSCHの最大送信電力を決定するステップと、
    前記PHRタイプ2として決定される前記PHRのタイプに基づき、そして前記任意のタイムスロットでのPUSCHの実際の送信電力、前記任意のタイムスロットでの第1タイプのPUCCH又は第2タイプのPUSCHに対応する実際の送信電力、前記任意のタイムスロットでの最大送信電力又は前記PUSCHの最大送信電力の組合せで前記対応する電力ヘッドルームを決定するステップと、
    を有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の方法。
  8. 任意のタイムスロット内で送信される前記PUSCH及び前記第1タイプのPUCCHの状況に基づいて前記任意のタイムスロットでの前記最大送信電力又は前記PUSCHの最大送信電力を決定するステップは、
    前記PUSCH及び前記第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信される場合、あるいは前記PUSCHのみが任意のタイムスロット内で送信される場合、あるいは前記第1タイプのPUCCHのみが任意のタイムスロット内で送信される場合、前記任意のタイムスロットでの前記最大送信電力を決定するステップと、
    前記任意のタイムスロット内で前記PUSCHおよび前記第1タイプのPUCCHのいずれも送信されない場合、MPR=0、A-MPR=0、P-MPR=0、ΔTC=0である場合、前記任意のタイムスロットでのPUSCHの最大送信電力を決定するステップと、
    を有することを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記任意のタイムスロット内で送信される前記PUSCH及び前記第2タイプのPUCCHの状況に基づいて前記任意のタイムスロットでの最大送信電力又は前記PUSCHの最大送信電力を決定するステップは、
    前記PUSCH及び前記第2タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信される場合、あるいは前記PUSCHのみが任意のタイムスロット内で送信される場合、あるいは任意のタイムスロット内で前記第2タイプのPUCCHのみが送信される場合、前記任意のタイムスロット内での前記最大送信電力を決定するステップと、
    PUSCHおよび第2タイプのPUCCHのいずれも送信されない場合、MPR=0、A-MPR=0、P-MPR=0、ΔTC=0である場合、前記任意のタイムスロットでの前記PUSCHの最大送信電力を決定するステップと、
    を有することを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 前記PHRのタイプに基づいて前記対応する電力ヘッドルームを決定するステップは、
    前記送信される第2タイプのPUCCHに関して、前記送信されるPUCCHのタイプとそれに対する対応する制限電力条件に基づいて、前記任意のタイムスロットでの最大送信電力を前記任意のタイムスロットでの対応する制限電力のない最大送信電力と前記任意のタイムスロットでの所定の予約電力との間の最大値として修正するステップと、
    前記任意のタイムスロットでのPUSCHの実際の送信電力、前記任意のタイムスロットでの対応するタイプPUCCHの実際の送信電力、及び前記任意のタイムスロットでの前記対応する制限電力のない最大送信電力と所定の予約電力との間の最大値に基づいて、
    前記送信される第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1の電力ヘッドルームと前記PHRタイプ2の電力ヘッドルームを決定するステップと、
    を有することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  11. 前記送信される第2タイプのPUCCHに関して、前記送信されるPUCCHのタイプとそれに対応する制限電力条件に基づいて、前記任意のタイムスロットでの最大送信電力を前記任意のタイムスロットでの対応する制限電力のない最大送信電力と前記任意のタイムスロットでの所定予約電力との間の最大値として修正するステップは、
    前記対応する制限電力条件が、電力が制限されているとき、前記送信される第1タイプのPUCCHの電力が優先順位を有し、その間に前記送信される第2タイプのPUCCHの予約電力が設定されないということである場合、前記任意のタイムスロットでの最大送信電力を前記任意のタイムスロットでの最大送信電力と優先順位を有する前記送信される
    第1タイプのPUCCHの電力との間の差値として修正するステップと、
    前記対応する制限条件が、前記電力が制限されているとき、前記送信される第1タイプのPUCCHの電力が優先順位を有し、その間に前記送信される第2タイプのPUCCHの予約電力が設定されないということである場合、前記任意のタイムスロットでの最大送信電力を前記任意のタイムスロットでの最大送信電力と前記優先順位を有する前記送信される第1タイプのPUCCHの電力との間の差値と、前記送信される第2タイプのPUCCHの予約電力との間の最大値として修正するステップと、
    を有することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記PHRのタイプが前記第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1として決定される場合に前記PHRのタイプに基づいて前記対応する電力ヘッドルームを決定するステップは、
    前記任意のタイムスロットで送信される第2タイプのPUCCHのみの状況に基づいて前記任意のタイムスロットでの前記第2タイプのPUCCHの最大送信電力を決定するステップと、
    前記任意のタイムスロットで送信される第2タイプのPUCCHのみの状況に基づいて前記任意のタイムスロットでの前記第2タイプのPUCCHの実際の送信電力を決定するステップと、
    前記PHRの決定されたタイプが前記第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1であることに基づき、そして前記任意のタイムスロットで前記第2タイプのPUCCHの前記最大送信電力と、前記任意のタイムスロットでの前記第2タイプのPUCCHの前記実際の送信電力の組合せで、前記第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1の電力ヘッドルームを決定するステップと、
    を有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の方法。
  13. 前記PHRの決定されたタイプが前記第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2である場合に、前記PHRのタイプに基づいて前記対応する電力ヘッドルームを決定するステップは、
    前記送信される第1タイプのPUCCHと前記第2タイプのPUCCHの状況で前記任意のタイムスロットでの前記第2タイプのPUCCHの最大送信電力を決定するステップと、
    前記任意のタイムスロットでの前記第2タイプのPUCCHの最大送信電力、前記送信されるPUCCHのタイプ、及びそれに対応する制限電力条件に基づいて前記任意のタイムスロットでの前記対応する制限電力のない前記第2タイプのPUCCHの最大送信電力の最大値を決定するステップと、
    前記送信される第2タイプのPUCCHの状況に基づいて前記任意のタイムスロットでの前記第2タイプのPUCCHの実際の送信電力を決定するステップと、
    前記第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2である前記PHRの決定されたタイプに基づき、そして前記任意のタイムスロットで前記対応する制限電力のない前記第2タイプのPUCCHの前記最大送信電力の最大値と前記任意のタイムスロットでの前記第2タイプのPUCCHの実際の送信電力の組合せで、前記第2タイプのPUCCHに対する前記PHRタイプ2の電力ヘッドルームを決定するステップと、
    を有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の方法。
  14. 電力ヘッドルーム報告(PHR)を報告するデバイスであって、
    送信されるPUCCHのタイプに基づいて前記PHRのタイプを決定し、前記PHRのタイプに基づいて対応するPHRを決定し、前記PHRを報告するように構成されるプロセッサを含み、
    前記プロセッサは、前記PUCCHのタイプを第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHに分類し、
    前記PHRのタイプに基づいて対応する電力ヘッドルームを決定する場合に、
    送信される第1タイプのPUCCHに関して、前記送信されるPUCCHのタイプとそれに対応する所定の予約電力に対する制限電力条件に基づいて、任意のタイムスロットでの最大送信電力を前記任意のタイムスロットでの対応する制限電力のない最大送信電力として修正し、
    前記任意のタイムスロットでのPUSCHの実際の送信電力と前記任意のタイムスロットでの対応する制限電力のない最大送信電力に基づいて、前記送信される第1タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1の電力ヘッドルームとPHRタイプ2の電力ヘッドルームを決定することを特徴とするデバイス。
  15. 前記PUCCHのタイプは、第1タイプのPUCCH及び第2タイプのPUCCHに分類され、
    前記第1タイプのPUCCHは、少なくとも一つのタイムスロット内の少なくとも一つの直交周波数分割多重化(OFDM)シンボル内に位置し、占有されるOFDMシンボルの個数は所定個数よりも多く、
    前記第2タイプのPUCCHは、少なくとも一つのタイムスロット内の少なくとも一つのOFDMシンボル内に位置し、前記占有されるOFDMシンボルの個数は、前記所定個数よりも少ないか又は等しいことを特徴とする請求項14に記載のデバイス。
  16. 前記PHRのタイプは、PHRタイプ1、PHRタイプ2、前記第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1又は前記第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項15に記載のデバイス。
  17. 前記プロセッサは、
    前記PUSCH及び前記第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信されるように構成される場合、前記PHRのタイプは、
    前記PHRタイプ1及び前記PHRタイプ2、
    前記PHRタイプ1及び前記第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1、又は
    前記PHRタイプ1及び前記第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2のうち少なくとも一つの組合せを含むと決定し、
    前記PUSCH及び前記第2タイプのPUCCHが任意のタイムスロットで同時に送信されるように構成される場合、前記PHRのタイプは、
    前記PHRタイプ1及び前記PHRタイプ2、
    前記PHRタイプ1及び前記第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ1、又は
    前記PHRタイプ1及び前記第2タイプのPUCCHに対するPHRタイプ2のうち少なくとも一つの組合せを含むと決定することを特徴とする請求項16に記載のデバイス。
  18. 前記プロセッサは、
    前記PUSCHと前記第1タイプのPUCCHが任意のタイムスロット内で同時に送信され、前記送信されるPUCCHのタイプが前記第1タイプのPUCCHであり、前記送信される第1タイプのPUCCH及び送信されるPUSCHが周波数分割多重化を用いて送信されるように構成されない場合、前記PHRのタイプを前記PHRタイプ1として決定することを特徴とする請求項16に記載のデバイス。
  19. 前記プロセッサは、
    任意のタイムスロット内で送信される前記PUSCHの状況に基づいて前記任意のタイムスロットでのPUSCHの実際の送信電力を決定し、
    任意のタイムスロット内で送信される前記PUSCH及びPUCCHの状況に基づいて前記任意のタイムスロットでのPUSCHの最大送信電力を決定し、
    前記PHRタイプ1である前記PHRの決定されたタイプに基づいて、そして前記任意のタイムスロットでのPUSCHの実際の送信電力及び前記任意のタイムスロットでPUSCHの最大送信電力との組合せで前記対応する電力ヘッドルームを決定することを特徴とする請求項17又は請求項18に記載のデバイス。
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