JP7066601B2 - 樹脂枠体及び建具 - Google Patents

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Description

本発明は、合成樹脂製の枠を備えた樹脂枠体と、樹脂枠体を備えた建具に関する。
建具の枠体として、金属(例えば、アルミニウム合金)製の枠体(金属枠体)が広く用いられている。また、近年では、合成樹脂(例えば、ポリ塩化ビニル)製の枠体(樹脂枠体)も普及している。金属枠体に比べて、樹脂枠体では、結露が発生し難く、断熱性も優れている。ところが、樹脂枠体の枠の強度は、金属枠体の枠の強度よりも劣るため、樹脂枠体では、複数の枠の端部同士をネジで接続して複数の枠を枠組みしても、必要な強度を得るのが難しい。そのため、枠の端部を45°の角度で切断し、枠の端部同士を溶着して、樹脂枠体を形成している。
樹脂枠体の枠の端部同士を施工現場で溶着するのは難しい。そのため、溶着設備のある樹脂枠体の製造工場で枠の端部同士が溶着されて、製造後の樹脂枠体が出荷される。この場合には、比較的小型の樹脂枠体であれば、作業効率の向上等において有利である。ただし、樹脂枠体が大型になるに従い、運搬時や保管中の取り扱いが困難になり、金属枠体に比べて、コストや作業効率等において不利になる。これに対し、従来、枠の端部同士を接着剤により接続する樹脂サッシが知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載された従来の樹脂サッシでは、複数の枠を接続せずに出荷して、枠の端部同士を施工現場で接続することが可能である。しかしながら、枠の端部同士を接着剤により接続するときには、接続時における接着剤の過不足や接着位置の適否について注意する必要があり、施工者の技術レベルに応じて、樹脂枠体の接続及び枠組みの品質にばらつきが生じることが懸念される。
特開2011-174247号公報
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、合成樹脂製の枠を備えた樹脂枠体であって、枠の端部同士を接続しなくても枠を枠組み可能な樹脂枠体を提供することである。
本発明は、合成樹脂製の上枠、下枠、及び、一対の縦枠が枠組みされた枠本体を備えた樹脂枠体であって、それぞれ前記上枠、下枠、一対の縦枠に装着されて互いに連結された状態で、前記枠本体を囲む金属製の上枠アタッチメント、下枠アタッチメント、一対の縦枠アタッチメントを有し、前記下枠アタッチメントは、建物の躯体に取り付けられたときに、室内側への漏水を防止する止水壁と室外に排水する排水部を有し、前記縦枠アタッチメントに水密に連結された樹脂枠体である。
本発明によれば、合成樹脂製の枠を備えた樹脂枠体であって、枠の端部同士を接続しなくても枠を枠組み可能な樹脂枠体を提供することができる。
本実施形態の建具の正面図である。 本実施形態の樹脂枠体のアタッチメントを示す斜視図である。 本実施形態の下枠アタッチメントの下枠への装着手順を示す断面図である。 本実施形態の建具の縦断面図である。 本実施形態の建具の横断面図である。 本実施形態の樹脂枠体の下側のコーナー部を示す斜視図である。 本実施形態の樹脂枠体の下枠と下枠アタッチメントを示す縦断面図である。 本実施形態の樹脂枠体の第1の組立手順を示す斜視図である。 本実施形態の樹脂枠体の第2の組立手順を示す斜視図である。 本実施形態の樹脂枠体の第3の組立手順を示す斜視図である。 建具の下枠側の部分を示す縦断面図である。 建具の他の例を示す縦断面図である。 図12に示す建具の横断面図である。 建具の他の例を示す縦断面図である。 図14に示す建具の横断面図である。
本発明の樹脂枠体と建具の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の樹脂枠体は、開口部を形成する開口枠であり、合成樹脂(例えば、ポリ塩化ビニル)製の複数の枠を備えている。また、本実施形態の建具は、樹脂枠体を備えた樹脂建具である。以下では、樹脂窓である引き違い窓を例にとり、建具と樹脂枠体について説明する。
図1は、本実施形態の建具1の正面図であり、室内側からみた建具1の概略構成を示している。なお、建具1を正面からみたときに、上下となる方向が上下方向であり、左右となる方向が左右方向である。図1では、上下方向は垂直方向であり、左右方向は水平方向である。
図示のように、建具1は、建物の開口部に設置されて、建物の室内と室外の間に配置されている。また、建具1は、樹脂枠体2と、樹脂枠体2の開口部2Aに配置された障子3A、3Bと、障子3A、3Bを施錠する施錠機構4を備えている。樹脂枠体2が障子3A、3Bを囲み、障子3A、3Bにより、樹脂枠体2の開口部2Aが開閉される。
障子3A、3Bは、方形状の可動障子であり、框体10と、框体10内に配置されたパネル体11を有している。框体10は、枠組みされた4つの框12、13、14(上框12、下框13、一対の縦框14)を有している。框12、13、14は、合成樹脂製の框材からなり、框12、13、14の長手方向の端部同士は、溶着により接続されている。框12、13、14により、合成樹脂製の樹脂框体である框体10が形成されている。パネル体11は、例えば、複数のガラス板を有する複層ガラスであり、框体10に嵌め込まれている。一対の障子3A、3Bが、樹脂枠体2の開口部2Aに引き違いに移動可能に配置されて、開口部2A内でスライドして移動する。障子3A、3Bの移動により、樹脂枠体2の開口部2Aが開閉される。
樹脂枠体2は、建物の開口部に設置される方形状の開口枠(窓枠)であり、合成樹脂製の枠本体5と、金属(例えば、アルミニウム合金)製の4つのアタッチメント6A、6B、6C(上枠アタッチメント6A、下枠アタッチメント6B、一対の縦枠アタッチメント6C)を備えている。なお、図1では、枠本体5は、樹脂枠体2の内周部側(開口部2A側)に位置しており、アタッチメント6A、6B、6Cは、樹脂枠体2の外周部側(開口部2Aの反対側)に位置している。
枠本体5は、枠組みされた4つの枠5A、5B、5C(上枠5A、下枠5B、一対の縦枠5C)を有している。上枠5Aと下枠5Bは、左右方向(横方向)に延びる一対の横枠であり、一対の縦枠5Cは、上枠5Aの端部と下枠5Bの端部の間で上下方向(縦方向)に延びる。枠本体5の枠5A、5B、5Cは、合成樹脂製の枠材からなる。枠5A、5B、5Cのそれぞれの長手方向の端部は、隣接する端部同士が突き合わせ可能なように、枠5A、5B、5Cのそれぞれの見付け方向に対して所定角度(ここでは、45°)で切断されている。枠組みされた合成樹脂製の上枠5A、下枠5B、及び、一対の縦枠5Cにより、方形状の枠本体5が形成されて、枠本体5の内側に樹脂枠体2の方形状の開口部2Aが形成されている。
アタッチメント6A、6B、6Cは、枠本体5の外周部を覆うように枠本体5に装着される装着部材であり、枠本体5の外周部に沿って配置されている。ここでは、アタッチメント6A、6B、6Cが枠本体5の外周部を含む外周側部に装着され、樹脂枠体2の4つのコーナー部において、アタッチメント6A、6B、6Cの長手方向の端部同士が連結手段により連結されている。アタッチメント6A、6B、6Cは、樹脂枠体2の枠状に連結された外枠部であり、枠本体5は、アタッチメント6A、6B、6Cの内側(樹脂枠体2の開口部2A側)に位置している。アタッチメント6A、6B、6Cにより、枠本体5が枠組みされて、樹脂枠体2が形成されている。
上枠アタッチメント6Aは、枠本体5の外周部の上部に配置されて、上枠5Aの長手方向の全体にわたって上枠5Aに装着されている。下枠アタッチメント6Bは、枠本体5の外周部の下部に配置されて、下枠5Bの長手方向の全体にわたって下枠5Bに装着されている。一対の縦枠アタッチメント6Cは、枠本体5の外周部の一対の側部に配置されて、それぞれ縦枠5Cの長手方向の全体にわたって縦枠5Cに装着されている。アタッチメント6A、6B、6Cは、枠本体5の枠5A、5B、5Cと建物の躯体の間に配置されて、建物の躯体に固定される。
図2は、本実施形態の樹脂枠体2のアタッチメント6A、6B、6Cを示す斜視図であり、連結していない4つのアタッチメント6A、6B、6Cを示している。
図示のように、樹脂枠体2は、枠本体5を囲む上枠アタッチメント6A、下枠アタッチメント6B、及び、一対の縦枠アタッチメント6Cを有している。アタッチメント6A、6B、6Cは、それぞれ、室内側に位置する室内側部60A、60B、60Cと、室外側に位置する室外側部61A、61B、61Cと、室内側部60A、60B、60Cと室外側部61A、61B、61Cを連結する連結部62A、62B、62Cからなる。
下枠アタッチメント6Bの室外側部61Bは、中空状に形成され、室外側部61B以外の室外側部61A、61Cと室内側部60A、60B、60Cは、板状に形成されている。室内側部60A、60B、60Cと室外側部61A、61B、61Cは、金属で形成されている。連結部62A、62B、62Cは、熱橋の防止等のための断熱部材であり、合成樹脂(例えば、硬質ウレタン)等の断熱性材料で形成されている。このように、アタッチメント6A、6B、6Cは、金属以外の材質製の部分を一部に含んでいてもよい。また、上枠アタッチメント6A、下枠アタッチメント6B、一対の縦枠アタッチメント6Cは、それぞれ断熱部材(連結部62A、62B、62C)で熱遮断された構造(熱遮断構造)に形成されており、室外側部61A、61B、61Cと室内側部60A、60B、60Cの間に設けられた断熱部材を有している。断熱部材により、室外側部61A、61B、61Cと室内側部60A、60B、60Cが熱遮断される。
アタッチメント6A、6B、6Cは、それぞれ、枠本体5及び枠5A、5B、5Cの外周部を覆うカバー部63A、63B、63Cと、カバー部63A、63B、63Cの室内側に位置する室内側突部64A、64B、64Cと、カバー部63A、63B、63Cの室外側に位置する室外側突部65A、65B、65Cと、枠本体5及び枠5A、5B、5Cに装着される凹状の装着部66A、66B、66Cと、建物の躯体に固定される固定部67A、67B、67Cを有している。アタッチメント6A、6B、6Cの各部は、アタッチメント6A、6B、6Cの長手方向に連続して形成されている。
カバー部63A、63B、63Cは、室内側突部64A、64B、64Cと室外側突部65A、65B、65Cの間に位置しており、アタッチメント6A、6B、6Cの幅方向である室内外方向に沿って配置される。室内側突部64A、64B、64Cは、カバー部63A、63B、63Cの室内側の端部から樹脂枠体2の内周部側に向かって突出している。室外側突部65A、65B、65Cは、カバー部63A、63B、63Cの室外側の端部から樹脂枠体2の内周部側に向かって突出している。室内側突部64A、64B、64Cと室外側突部65A、65B、65Cは、室内外方向において互いに対向している。
装着部66A、66B、66Cは、カバー部63A、63B、63C、室内側突部64A、64B、64C、及び、室外側突部65A、65B、65Cからなる凹状部であり、アタッチメント6A、6B、6Cの枠本体5側の部分に形成されている。固定部67A、67B、67Cは、ヒレ状の突片であり、カバー部63A、63B、63Cの枠本体5の反対側に設けられている。下枠アタッチメント6Bは、固定部67Bとして、下側に突出する第1固定部67B1と、室内側に突出する第2固定部67B2を有している。
上枠アタッチメント6Aと下枠アタッチメント6Bは、複数のビスホール部68A、68Bを有しており、縦枠アタッチメント6Cは、カバー部63Cの両端部に形成された貫通孔(図示せず)を有している。アタッチメント6A、6B、6Cの連結時には、連結手段(連結部材)であるビス(図示せず)が、縦枠アタッチメント6Cの貫通孔を貫通して、上枠アタッチメント6Aのビスホール部68Aと下枠アタッチメント6Bのビスホール部68Bに取り付けられる。
上枠アタッチメント6Aの両端部は、一対の縦枠アタッチメント6Cの上端部と当接し、下枠アタッチメント6Bの両端部は、一対の縦枠アタッチメント6Cの下端部と当接する。このように、アタッチメント6A、6B、6Cは、端部同士を当接させて、方形状に配置される。また、ビスにより、アタッチメント6A、6B、6Cの隣接する端部同士が連結されて、アタッチメント6A、6B、6Cが方形状に連結されて枠組みされる。その状態で、カバー部63A、63B、63Cの隣接する端部同士が当接し、装着部66A、66B、66Cの隣接する端部同士が当接する。
図3は、本実施形態の下枠アタッチメント6Bの下枠5Bへの装着手順を示す断面図であり、下枠5Bの長手方向に直交する方向に切断した下枠5Bと下枠アタッチメント6Bを示している。
図示のように、枠本体5の下枠5Bは、外周部50Bと、外周部50Bの室内側に位置する室内側壁部51Bと、外周部50Bの室外側に位置する室外側壁部52Bと、建物の躯体に固定される固定部53Bと、網戸レール54Bを有している(図3A参照)。外周部50Bは、枠本体5の外周部の一部(下部)であり、室内側壁部51Bと室外側壁部52Bの間に形成されている。室内側壁部51Bと室外側壁部52Bは、それぞれ外周部50Bの室内側の端部と室外側の端部から樹脂枠体2の開口部2A側(上側)に向かって形成されている。固定部53Bは、ヒレ状の突片であり、外周部50Bから開口部2Aの反対側(下側)に向かって突出している。網戸レール54Bは、下枠5Bの室外側の部分に形成されて、樹脂枠体2の開口部2A側(上側)に向かって突出している。
下枠アタッチメント6Bの装着前に、固定部53Bを外周部50Bから切断して、下枠5Bから固定部53Bを除去する(図3B参照)。続いて(図3C参照)、下枠アタッチメント6Bを下枠5Bの外周部50Bを覆うように下枠5Bに装着し、取付手段(例えば、ネジ、カシメ)により、下枠アタッチメント6Bを下枠5Bに取り付ける。下枠5Bは、下枠アタッチメント6Bの装着部66Bに収容されて、装着部66Bに嵌め込まれる。また、下枠アタッチメント6Bの装着部66Bは、下枠5Bを下方から覆うように、下枠5B(ここでは、下枠5Bの外周部50B、室内側壁部51B、及び、室外側壁部52B)に装着される。
下枠アタッチメント6Bのカバー部63Bは、下枠5Bの外周部50Bの下側において外周部50Bに沿って配置され、外周部50Bに装着されて、外周部50Bを覆う。下枠アタッチメント6Bの室内側突部64Bは、下枠5Bの室内側壁部51Bの室内側に配置され、室内側壁部51Bに装着されて、室内側壁部51Bの少なくとも一部(外周部50B側の部分)を覆う。下枠アタッチメント6Bの室外側突部65Bは、下枠5Bの室外側壁部52Bの室外側に配置され、室外側壁部52Bに装着されて、室外側壁部52Bの少なくとも一部(外周部50B側の部分)を覆う。
図4は、本実施形態の建具1の縦断面図であり、図5は、本実施形態の建具1の横断面図である。
図示のように、枠本体5の枠5A、5B、5Cは、押出成形された形材(押出形材)であり、それぞれ複数の中空部を有する中空形状に形成されている。また、上枠5Aと縦枠5Cは、下枠5Bと同様に構成されており、枠本体5の外周部の一部(上部、側部)である外周部50A、50Cと、室内側壁部51A、51Cと、室外側壁部52A、52Cを有している。
上枠5Aは、下枠5Bと同様に、網戸レール54Aを有している(図4参照)。網戸レール54Aは、上枠5Aの室外側の部分に形成されて、樹脂枠体2の開口部2A側(下側)に向かって突出している。上枠5Aの網戸レール54Aと下枠5Bの網戸レール54Bは、建具1の網戸20をガイドするガイドレールである。網戸20は、網戸レール54A、54Bにスライド可能に装着され、網戸レール54A、54Bに沿ってスライドして移動する。
下枠アタッチメント6Bの下枠5Bへの装着(図3参照)と同様に、上枠アタッチメント6Aが上枠5Aに装着され(図4参照)、縦枠アタッチメント6Cが縦枠5Cに装着される(図5参照)。具体的には、アタッチメント6A、6Cを枠5A、5Cの外周部50A、50Cを覆うように枠5A、5Cに装着し、取付手段により、アタッチメント6A、6Cを枠5A、5Cに取り付ける。枠5A、5Cは、アタッチメント6A、6Cの装着部66A、66Cに収容されて、装着部66A、66Cに嵌め込まれる。
アタッチメント6A、6Cの装着部66A、66Cは、枠5A、5C(ここでは、枠5A、5Cの外周部50A、50C、室内側壁部51A、51C、及び、室外側壁部52A、52C)に装着される。これにより、上枠アタッチメント6Aは、上枠5Aを上方から覆うように上枠5Aに装着され、縦枠アタッチメント6Cは、縦枠5Cを側方から覆うように縦枠5Cに装着される。アタッチメント6A、6Cのカバー部63A、63Cは、枠5A、5Cの外周部50A、50Cに沿って配置され、外周部50A、50Cに装着されて、外周部50A、50Cを覆う。
アタッチメント6A、6Cの室内側突部64A、64Cは、枠5A、5Cの室内側壁部51A、51Cの室内側に配置され、室内側壁部51A、51Cに装着されて、室内側壁部51A、51Cの少なくとも一部(外周部50A、50C側の部分)を覆う。アタッチメント6A、6Cの室外側突部65A、65Cは、枠5A、5Cの室外側壁部52A、52Cの室外側に配置され、室外側壁部52A、52Cに装着されて、室外側壁部52A、52Cの少なくとも一部(外周部50A、50C側の部分)を覆う。アタッチメント6A、6B、6Cの固定部67A、67B、67Cは、それぞれ固定手段であるネジ30により、建物の躯体31に固定される。これにより、建具1の樹脂枠体2は、建物の躯体31に取り付けられる。
上枠アタッチメント6A、下枠アタッチメント6B、一対の縦枠アタッチメント6Cは、それぞれ上枠5A、下枠5B、一対の縦枠5Cに装着されて互いに連結された状態で、枠本体5を外側から囲み、上枠5A、下枠5B、一対の縦枠5Cを枠組みされた状態で保持する。上枠5A、下枠5B、一対の縦枠5Cは、隣接する端部同士が溶着により接続されないときでも、連結されたアタッチメント6A、6B、6Cにより、端部同士を当接させて枠組みされる。また、上枠5A、下枠5B、一対の縦枠5Cは、隣接する端部同士が溶着により接続されているときには、連結されたアタッチメント6A、6B、6Cにより補強されて、端部同士の接続強度にかかわらず、端部同士を当接させて枠組みされた状態に維持される。
アタッチメント6A、6B、6Cの端部同士を連結するときには、アタッチメント6A、6B、6Cの連結部分の間にシーラー(水密材)(図示せず)を設けて、アタッチメント6A、6B、6Cを水密に連結する。連結されたアタッチメント6A、6B、6Cにより、樹脂枠体2の水密性能が確保される。従って、枠5A、5B、5Cの間(特に、下枠5Bと一対の縦枠5Cの間)における水密については、考慮する必要がない。また、枠5A、5B、5Cの端部同士を溶着する必要もないため、枠5A、5B、5Cの当接する端部を同じ断面形状に形成しなくてもよい。そのため、建物の開口部への納まりを考慮して、枠5A、5B、5Cを寸法や断面形状が互いに異なる形状に形成してもよい。これにより、建物の開口部に対する樹脂枠体2の納まりの対応力が向上する。また、樹脂枠体2の下枠5Bの部分では、互いに連結された下枠アタッチメント6Bと一対の縦枠アタッチメント6Cにより、雨水等に対する水密性能が確保される。
図6は、本実施形態の樹脂枠体2の下側のコーナー部を示す斜視図であり、図7は、本実施形態の樹脂枠体2の下枠5Bと下枠アタッチメント6Bを示す縦断面図である。
図示のように、下枠アタッチメント6Bは、下枠5Bの室内側に位置する止水壁69Bと、下枠5Bの室外側に位置する排水部70B(図7参照)を有している。止水壁69Bは、下枠アタッチメント6Bの室内側突部64Bであり、下枠5Bの室内側壁部51Bの室内側で室内側壁部51Bに沿って配置されている。シーラー21が、止水壁69Bと室内側壁部51Bの間に挟まれて、止水壁69Bと室内側壁部51Bの間の部分を密封している。排水部70Bは、下枠アタッチメント6Bの室外側突部65Bに設けられており、室外側突部65Bに形成された排水孔と、排水孔に取り付けられた排水弁を有している。
下枠アタッチメント6B及び止水壁69Bは、縦枠アタッチメント6Cに水密に連結されている。止水壁69Bは、樹脂枠体2の下枠5B側の部分に要求される水密性能に応じた高さHに形成されて、下枠5Bから室内側に向かう水を止める。また、止水壁69Bの高さHは、下枠5Bに水が溜まったときの水頭圧を考慮して設定される。樹脂枠体2及び下枠アタッチメント6Bが建物の躯体31に取り付けられたときに、止水壁69Bは、室内側への漏水を防止し、排水部70Bは、下枠5Bから室外側に向かう水を流出して室外に排水する。
次に、樹脂枠体2の複数の組立手順(組立方法)について説明する。
図8は、本実施形態の樹脂枠体2の第1の組立手順を示す斜視図である。
図示のように、第1の組立手順では、アタッチメント6A、6B、6Cをそれぞれ枠5A、5B、5Cに装着する(図8A参照)。その状態で、アタッチメント6A、6B、6Cを方形状に連結して(図8B参照)、枠5A、5B、5Cを方形状に枠組みする。これにより、枠5A、5B、5Cの端部同士を接続(溶着)せずに、枠本体5を形成して、樹脂枠体2を組み立てる。上枠5A、下枠5B、及び、一対の縦枠5Cは、隣接する端部同士が接続されずに当接した状態で、互いに連結された上枠アタッチメント6A、下枠アタッチメント6B、及び、一対の縦枠アタッチメント6Cにより枠組みされて、枠組みされた状態に維持される。
樹脂枠体2は、施工現場、又は、製造工場(製造現場)において、第1の組立手順で組み立てられる。樹脂枠体2を施工現場で組み立てるときには、アタッチメント6A、6B、6Cと枠5A、5B、5Cを施工現場に搬入して、第1の組立手順を実施する。これに対し、予めアタッチメント6A、6B、6Cを枠5A、5B、5Cに装着しておき、枠5A、5B、5Cに装着したアタッチメント6A、6B、6Cを施工現場に搬入して連結してもよい。
図9は、本実施形態の樹脂枠体2の第2の組立手順を示す斜視図である。
図示のように、第2の組立手順では、まず、アタッチメント6A、6B、6Cを方形状に連結する(図9A参照)。続いて、下枠5Bを下枠アタッチメント6Bに向かって移動して、下枠アタッチメント6Bを下枠5Bに装着する(図9B参照)。その後、他の枠5A、5Cを順に対応するアタッチメント6A、6Cに向かって移動して(図9C参照)、他のアタッチメント6A、6Cを順に対応する枠5A、5Cに装着する(図9D参照)。
このように、アタッチメント6A、6B、6Cを順に枠5A、5B、5Cに装着して、枠5A、5B、5Cを方形状に枠組みする。これにより、枠5A、5B、5Cの端部同士を接続せずに、枠本体5を形成して、樹脂枠体2を組み立てる。上枠5A、下枠5B、及び、一対の縦枠5Cは、隣接する端部同士が接続されずに当接した状態で、互いに連結された上枠アタッチメント6A、下枠アタッチメント6B、及び、一対の縦枠アタッチメント6Cにより枠組みされて、枠組みされた状態に維持される。樹脂枠体2は、施工現場、又は、製造工場において、第2の組立手順で組み立てられる。
図10は、本実施形態の樹脂枠体2の第3の組立手順を示す斜視図である。
図示のように、第3の組立手順では、枠5A、5B、5Cの端部同士を溶着により接続する。これにより、枠5A、5B、5Cを方形状に枠組みして、枠本体5を形成する。続いて、アタッチメント6A、6B、6Cを枠本体5の外側から枠5A、5B、5Cにそれぞれ装着する。上枠アタッチメント6A、下枠アタッチメント6B、一対の縦枠アタッチメント6Cは、隣接する端部同士が接続されて枠組みされた状態の上枠5A、下枠5B、一対の縦枠5Cにそれぞれ装着される。また、アタッチメント6A、6B、6Cを方形状に連結して、樹脂枠体2を組み立てる。
樹脂枠体2が比較的小型のときには、施工現場で樹脂枠体2を組み立てるよりも、製造工場で樹脂枠体2を組み立てるほうが、作業効率及びコストの点で有利である。このような場合に、樹脂枠体2は、製造工場において第3の組立手順で組み立てられて、施工現場に搬入される。樹脂枠体2の水密性能は、連結されたアタッチメント6A、6B、6Cにより確保される。そのため、枠5A、5B、5Cの端部同士を接続するときでも、枠5A、5B、5Cの水密については考慮する必要がない。
以上説明したように、本実施形態の建具1の樹脂枠体2では、連結されたアタッチメント6A、6B、6Cにより、合成樹脂製の枠5A、5B、5Cの端部同士を接続しなくても、枠5A、5B、5Cを確実に枠組み可能である。そのため、様々な場所(例えば、施工現場)において、枠5A、5B、5Cを枠組みでき、枠5A、5B、5C及びアタッチメント6A、6B、6Cから樹脂枠体2を組み立てることができる。この場合には、枠5A、5B、5C及びアタッチメント6A、6B、6Cの運搬時や保管中の取り扱いが容易になる。特に、樹脂枠体2が大型になるほど、輸送や作業の効率が高くなる。
ただし、枠5A、5B、5Cの端部同士を接続して、枠5A、5B、5Cを枠組みすることも可能である。そのため、枠5A、5B、5Cの枠組みの仕方として、枠5A、5B、5Cの端部同士を接続せずに枠5A、5B、5Cを枠組みする、或いは、枠5A、5B、5Cの端部同士を接続して枠5A、5B、5Cを枠組みする、のいずれかを選択可能である。これら2つの枠組みの仕方のいずれも選択でき、枠5A、5B、5Cの端部同士を接続せずに枠組みできるようにする、或いは、枠5A、5B、5Cの端部同士を接続して枠組みできるようにする、のいずれにおいても樹脂枠体2を形成可能である。
従って、樹脂枠体2の取り扱いが容易になり、樹脂枠体2を施工現場や製造工場において種々の手順で組み立てることができる。また、枠5A、5B、5Cの端部同士の接続の有無によらず、互いに連結されたアタッチメント6A、6B、6Cにより、枠5A、5B、5Cを枠組みされた状態に維持できるとともに、枠5A、5B、5Cの枠組みの品質と樹脂枠体2の強度を確保することができる。
枠5A、5B、5Cの端部同士を接続しなくても、アタッチメント6A、6B、6Cを連結することで、枠5A、5B、5Cを容易に枠組みすることができる。また、枠5A、5B、5Cのそれぞれの断面形状を変更して建物の開口部への納まりに容易に対応でき、樹脂枠体2の納まりの対応力を向上することができる。枠5A、5B、5Cの一部又は全部が破損したときには、破損した枠5A、5B、5Cを容易に交換することもできる。
枠5A、5B、5Cの端部同士を接続するときには、連結されたアタッチメント6A、6B、6Cにより、枠5A、5B、5Cを補強して枠組みされた状態に確実に維持することができる。アタッチメント6A、6B、6Cにより樹脂枠体2の水密性能を確保することで、枠5A、5B、5Cの形状や構造を簡単にすることもできる。
アタッチメント6A、6B、6Cの固定部67A、67B、67Cを建物の躯体31に固定することで、樹脂枠体2を躯体31に強固に固定することができる。下枠アタッチメント6Bの止水壁69Bにより、樹脂枠体2から室内への漏水を防止して、樹脂枠体2の水密性能を確保することができる。また、下枠アタッチメント6Bの排水部70Bにより、樹脂枠体2から室外に円滑に排水して、樹脂枠体2の排水性能を確保することができる。アタッチメント6A、6B、6Cの室外側部61A、61B、61Cと室内側部60A、60B、60Cの間に断熱部材(連結部62A、62B、62C)を設けることで、アタッチメント6A、6B、6C及び樹脂枠体2の断熱性能を向上することができる。
次に、建具1及び樹脂枠体2の他の例について説明する。
図11は、建具1の下枠5B側の部分を示す縦断面図である。
図示のように、ここでは、下枠5Bを他の枠5A、5C(図4、図5参照)とは異なる断面形状に形成している。下枠5Bは、外周部50Bの室内側の部分に形成された段部55Bを有している。下枠5Bの厚みは、室内側の段部55Bの部分で室外側の部分よりも薄くなっており、外周部50Bは、段部55Bの部分で上側に窪むように段形状に形成されている。外周部50Bの段部55Bは、外周部50Bの室外側の部分よりも上側に位置する。
下枠アタッチメント6Bは、下枠5Bの段部55Bに対応して、カバー部63Bの室内側の部分に形成された段部71Bを有している。カバー部63Bは、室内側の段部71Bの部分で上側に窪むように段形状に形成されており、カバー部63Bの段部71Bは、カバー部63Bの室外側の部分よりも上側に位置する。下枠アタッチメント6Bの段部71Bは、下枠5Bの段部55Bに配置されて、建物の躯体31に載置される。これにより、下枠5Bが標準的な下枠(図4参照)よりも下側に位置して、下枠5Bと床との段差が緩和される。このように、枠5A、5B、5Cの端部同士を接続しないため、建物の開口部への納まりに対応して、下枠5Bの断面形状のみを容易に変更することができる。
図12は、建具1の他の例を示す縦断面図であり、図13は、図12に示す建具1の横断面図である。
図示のように、ここでは、枠5A、5B、5Cは、それぞれの室外側の端部に形成された固定部53A、53B、53Cを有している。アタッチメント6A、6B、6Cのカバー部63A、63B、63Cは、中空状に形成されており、カバー部63A、63B、63Cの厚みは、固定部53A、53B、53Cの幅(外周部50A、50B、50Cから突出寸法)よりも厚くなっている。枠5A、5B、5Cから固定部53A、53B、53Cを除去することなく、アタッチメント6A、6B、6Cが枠5A、5B、5Cに装着される。
図14は、建具1の他の例を示す縦断面図であり、図15は、図14に示す建具1の横断面図である。
図示のように、ここでは、上枠5Aと下枠5Bが網戸レール54A、54Bを有しておらず、上枠アタッチメント6Aと下枠アタッチメント6Bが網戸レール72A、72Bを有している(図14参照)。上枠アタッチメント6Aの網戸レール72Aは、室外側突部65Aであり、上枠5Aの室外側に位置して、上枠5Aから樹脂枠体2の開口部2A側(下側)に向かって突出している。下枠アタッチメント6Bの網戸レール72Bは、室外側突部65Bであり、下枠5Bの室外側に位置して、下枠5Bから樹脂枠体2の開口部2A側(上側)に向かって突出している。
網戸レール72A、72Bは、枠5A、5Bの網戸レール54A、54Bと同様に、建具1の網戸20をガイドするガイドレールであり、アタッチメント6A、6Bの室外側の部分に形成されている。網戸20は、網戸レール72A、72Bにスライド可能に装着され、網戸レール72A、72Bに沿ってスライドして移動する。アタッチメント6A、6Bの網戸レール72A、72Bは、金属製である。そのため、網戸レール72A、72Bの強度を高くして、網戸レール72A、72Bの破損を抑制することができる。
なお、アタッチメント6A、6B、6Cの固定部67A、67B、67Cは、アタッチメント6A、6B、6Cのそれぞれに一体に形成してもよい。また、固定部67A、67B、67Cは、アタッチメント6A、6B、6Cのそれぞれとは別体な部材にして、アタッチメント6A、6B、6Cのそれぞれに取付手段(例えば、ネジ)で取り付けるようにしてもよい。固定部67A、67B、67Cをアタッチメント6A、6B、6Cの室外側の部分に設けるときには、樹脂枠体2が建物の開口部で室内側の位置に設置される。固定部67A、67B、67Cをアタッチメント6A、6B、6Cの室外側の端部に設けるときには、樹脂枠体2の全体を建物の開口部内に設置することができる。
アタッチメント6A、6B、6Cには、建具の付加構造(例えば、シャッター装置、面格子)を取り付けてもよい。また、建具は、引き違い窓以外の樹脂枠体を備えた建具(例えば、窓、戸)であってもよい。本発明は、建具の樹脂枠体に限定されず、合成樹脂製の枠を備えた種々の樹脂枠体に適用することができる。
以上のとおり、樹脂枠体は、合成樹脂製の上枠、下枠、及び、一対の縦枠が枠組みされた枠本体を備えた樹脂枠体であって、
それぞれ前記上枠、下枠、一対の縦枠に装着されて互いに連結された状態で、前記枠本体を囲む金属製の上枠アタッチメント、下枠アタッチメント、一対の縦枠アタッチメントを有する樹脂枠体である。
また、建具は、樹脂枠体を備えた建具である。
この樹脂枠体及び建具によれば、合成樹脂製の枠を備えた樹脂枠体であって、枠の端部同士を接続しなくても枠を枠組み可能な樹脂枠体を提供することができる。
前記上枠、下枠、一対の縦枠は、隣接する端部同士が接続されずに当接した状態で、互いに連結された前記上枠アタッチメント、下枠アタッチメント、一対の縦枠アタッチメントにより枠組みされている。
上枠、下枠、一対の縦枠の端部同士を接続しなくても、上枠アタッチメント、下枠アタッチメント、一対の縦枠アタッチメントを連結することで、上枠、下枠、一対の縦枠を容易に枠組みすることができる。
前記上枠アタッチメント、下枠アタッチメント、一対の縦枠アタッチメントは、隣接する端部同士が接続されて枠組みされた状態の前記上枠、下枠、一対の縦枠にそれぞれ装着されている。
連結された上枠アタッチメント、下枠アタッチメント、一対の縦枠アタッチメントにより、上枠、下枠、一対の縦枠を補強して枠組みされた状態に維持することができる。
前記上枠アタッチメント、下枠アタッチメント、一対の縦枠アタッチメントは、建物の躯体に固定される固定部を有する。
上枠アタッチメント、下枠アタッチメント、一対の縦枠アタッチメントの固定部を建物の躯体に固定することで、樹脂枠体を躯体に強固に固定することができる。
前記下枠アタッチメントは、建物の躯体に取り付けられたときに、室内側への漏水を防止する止水壁と室外に排水する排水部を有し、前記縦枠アタッチメントに水密に連結されている。
下枠アタッチメントの止水壁により、樹脂枠体から室内への漏水を防止して、樹脂枠体の水密性能を確保することができる。また、下枠アタッチメントの排水部により、樹脂枠体から室外に円滑に排水して、樹脂枠体の排水性能を確保することができる。
前記上枠アタッチメントと下枠アタッチメントは、網戸レールを有する。
上枠アタッチメントと下枠アタッチメントの網戸レールは、金属製である。そのため、網戸レールの強度を高くして、網戸レールの破損を抑制することができる。
前記上枠アタッチメント、下枠アタッチメント、一対の縦枠アタッチメントは、室外側部と室内側部の間に設けられた断熱部材を有する。
断熱部材により、上枠アタッチメント、下枠アタッチメント、一対の縦枠アタッチメントの断熱性能を向上することができる。
1・・・建具、2・・・樹脂枠体、3A・・・障子、3B・・・障子、4・・・施錠機構、5・・・枠本体、5A・・・上枠、5B・・・下枠、5C・・・縦枠、6A・・・上枠アタッチメント、6B・・・下枠アタッチメント、6C・・・縦枠アタッチメント、10・・・框体、11・・・パネル体、12・・・上框、13・・・下框、14・・・縦框、20・・・網戸、21・・・シーラー、30・・・ネジ、31・・・躯体、50A、50B、50C・・・外周部、51A、51B、51C・・・室内側壁部、52A、52B、52C・・・室外側壁部、53A、53B、53C・・・固定部、54A、54B・・・網戸レール、55B・・・段部、60A、60B、60C・・・室内側部、61A、61B、61C・・・室外側部、62A、62B、62C・・・連結部、63A、63B、63C・・・カバー部、64A、64B、64C・・・室内側突部、65A、65B、65C・・・室外側突部、66A、66B、66C・・・装着部、67A、67B、67C・・・固定部、68A、68B・・・ビスホール部、69B・・・止水壁、70B・・・排水部、71B・・・段部、72A、72B・・・網戸レール。

Claims (7)

  1. 合成樹脂製の上枠、下枠、及び、一対の縦枠が枠組みされた枠本体を備えた樹脂枠体であって、
    それぞれ前記上枠、下枠、一対の縦枠に装着されて互いに連結された状態で、前記枠本体を囲む金属製の上枠アタッチメント、下枠アタッチメント、一対の縦枠アタッチメントを有し、
    前記下枠アタッチメントは、建物の躯体に取り付けられたときに、室内側への漏水を防止する止水壁と室外に排水する排水部を有し、前記縦枠アタッチメントに水密に連結された樹脂枠体。
  2. 請求項1に記載された樹脂枠体において、
    前記上枠、下枠、一対の縦枠は、隣接する端部同士が接続されずに当接した状態で、互いに連結された前記上枠アタッチメント、下枠アタッチメント、一対の縦枠アタッチメントにより枠組みされた樹脂枠体。
  3. 請求項1に記載された樹脂枠体において、
    前記上枠アタッチメント、下枠アタッチメント、一対の縦枠アタッチメントは、隣接する端部同士が接続されて枠組みされた状態の前記上枠、下枠、一対の縦枠にそれぞれ装着された樹脂枠体。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載された樹脂枠体において、
    前記上枠アタッチメント、下枠アタッチメント、一対の縦枠アタッチメントは、建物の躯体に固定される固定部を有する樹脂枠体。
  5. 請求項1ないしのいずれかに記載された樹脂枠体において、
    前記上枠アタッチメントと下枠アタッチメントは、網戸レールを有する樹脂枠体。
  6. 請求項1ないしのいずれかに記載された樹脂枠体において、
    前記上枠アタッチメント、下枠アタッチメント、一対の縦枠アタッチメントは、室外側部と室内側部の間に設けられた断熱部材を有する樹脂枠体。
  7. 請求項1ないしのいずれかに記載された樹脂枠体を備えた建具。
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