JP7066016B2 - 通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信を行う通信装置、サーバおよび無線通信方法に関する。
近年、家電機器をインターネットに接続するケースが増えている。通信機能を有していない家電機器については、無線通信機能を有する通信アダプタと接続させ、通信アダプタを介してインターネットに接続させることができる。一般的に、通信アダプタを介して家電機器をインターネットに接続させる場合、通信アダプタと通信キャリアが設置するアクセスポイントとの間は、無線通信で接続される。通信キャリアによって多数のアクセスポイントが設置されている場合、家電アダプタは、異なるアクセスポイントを経由する複数の通信経路から1つの通信経路を選択し、インターネットに接続することができる。特許文献1には、無線通信装置が、複数の無線通信経路のそれぞれについて、テストフレームを送信してから応答テストフレームを受信するまでの通信時間を算出し、最適な無線通信経路を選択して通信相手先と無線通信を行う技術が開示されている。
特開2003-198563号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、無線通信装置と通信相手先との間の通信時間のみでは、無線通信経路の通信品質の変動に追従できない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の通信経路で無線通信が可能な場合において、通信品質に応じて通信経路を選択可能な通信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る通信装置は、通信装置と無線通信可能な複数のアクセスポイントを備える無線通信システムにおいて、異なるアクセスポイントを経由する複数の通信経路でサーバと通信可能な通信装置である。通信装置は、通信装置から複数のアクセスポイントまでの各無線通信区間の通信品質を測定する無線通信品質測定部と、通信装置とサーバとの間の信号の送受信にかかる通信時間を計測するための第1の信号を、無線通信区間を含み各無線通信区間に対応する複数の通信経路でサーバに送信し、サーバからの第1の信号に対する応答である第2の信号を複数の通信経路で受信する通信部と、を備える。また、通信装置は、通信部が複数の通信経路で送信した第1の信号の送信時刻と通信部が複数の通信経路で受信した第2の信号の受信時刻とを用いて複数の通信経路での通信時間を算出し、算出した複数の通信経路の通信時間と、通信装置から複数のアクセスポイントまでの各無線通信区間の通信品質とを用いて、サーバとの通信に使用する通信経路を選択する制御部と、を備える。無線通信品質測定部が定期的に各無線通信区間の通信品質を測定する第1の時間間隔は、通信部が定期的に第1の信号を複数の通信経路で送信して第2の信号を複数の通信経路で受信し、制御部が定期的に複数の通信経路での通信時間を算出する第2の時間間隔よりも短い。制御部は、通信時間の短い順にサーバとの通信に使用する通信経路を選択し、通信装置から選択した通信経路で経由するアクセスポイントまでの無線通信区間の通信品質が閾値以上の場合、選択した通信経路でサーバに接続要求を行い、第2の時間間隔内において、通信装置から選択した通信経路で経由するアクセスポイントまでの無線通信区間の通信品質が閾値未満の場合、次に通信時間の短い通信経路を選択する。
本発明に係る通信装置は、複数の通信経路で無線通信が可能な場合において、通信品質に応じて通信経路を選択できる、という効果を奏する。
実施の形態1に係る無線通信システムの構成例を示す図 実施の形態1に係るIoT家電の構成例を示すブロック図 実施の形態1に係るサーバの構成例を示すブロック図 実施の形態1に係る通信アダプタがサーバと通信を開始する際の動作を示すフローチャート 実施の形態1に係る通信アダプタがサーバと通信中のときの動作を示すフローチャート 実施の形態1に係るサーバの動作を示すフローチャート 実施の形態1に係る通信アダプタが備えるハードウェア構成の例を示す図 実施の形態2に係る通信アダプタの制御部が将来の通信品質を推定する動作の第1のイメージを示す図 実施の形態2に係る通信アダプタの制御部が将来の通信品質を推定する動作の第2のイメージを示す図 実施の形態2に係る通信アダプタの制御部が無線通信区間の通信品質を推定する動作を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態に係る通信装置、サーバおよび無線通信方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線通信システム100の構成例を示す図である。無線通信システム100は、IoT(Internet of Things)家電10a,10bと、アクセスポイント40a,40bと、アクセスポイント50と、インターネット網60と、サーバ70と、を備える。
IoT家電10a,10bは、アクセスポイント40aまたはアクセスポイント40b、アクセスポイント50、およびインターネット網60を介してサーバ70と接続する。以降の説明において、IoT家電10a,10bを区別しない場合はIoT家電10と称することがある。
アクセスポイント40a,40bは、IoT家電10と無線通信可能な通信機器である。アクセスポイント40a,40bは、IoT家電10との無線通信についてはLPWA(Low Power Wide Area)の通信を行う、例えば、LoRaWAN(LoRa Wide Area Network)規格の通信機器である。アクセスポイント40aは、ゾーン41aの範囲でIoT家電10と無線通信を行うことができる。アクセスポイント40bは、ゾーン41bの範囲でIoT家電10と無線通信を行うことができる。以降の説明において、アクセスポイント40a,40bを区別しない場合はアクセスポイント40と称し、ゾーン41a,41bを区別しない場合はゾーン41と称することがある。
アクセスポイント50は、アクセスポイント40a,40bとインターネット網60とを接続する通信機器である。図1では、アクセスポイント40a,40bとアクセスポイント50との間を無線通信としているが、一例であり、有線通信であってもよい。
インターネット網60は、アクセスポイント50とサーバ70とを接続するネットワークである。無線通信システム100では、インターネット網60の部分を専用のネットワークで構成してもよい。
サーバ70は、インターネット網60、アクセスポイント50、およびアクセスポイント40を介してIoT家電10と接続する。サーバ70は、IoT家電10にサービスなどを提供する情報処理装置である。
図1において、IoT家電10は、無線通信機能を備える家電機器であってもよいし、無線通信機能を備えない家電機器に無線通信機能を有する通信アダプタを接続させた構成であってもよい。本実施の形態では、IoT家電10が、後者の無線通信機能を備えない家電機器に無線通信機能を有する通信アダプタを接続させた構成の場合を例にして説明する。IoT家電10の構成について説明する。図2は、実施の形態1に係るIoT家電10の構成例を示すブロック図である。IoT家電10は、家電機器20と、通信アダプタ30と、を備える。
家電機器20は、ユーザ宅に設置される家電機器である。家電機器20は、例えば、空気調和機、給湯機器、照明機器などであるがこれらに限定されない。
通信アダプタ30は、家電機器20に接続され、家電機器20に無線通信機能を提供する通信装置である。通信アダプタ30は、通信アダプタ30と無線通信可能な複数のアクセスポイント40を備える無線通信システム100において、異なるアクセスポイント40を経由する複数の通信経路でサーバ70と通信を行うことができる。IoT家電10において、通信アダプタ30と家電機器20とは、例えば、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)などのシリアル通信によって接続される。通信アダプタ30は、通信部31と、無線通信品質測定部32と、制御部33と、記憶部34と、を備える。
通信部31は、アクセスポイント40を経由する通信経路でサーバ70と通信を行う通信装置通信部である。通信部31は、サーバ70と通信を行う際に、アクセスポイント40との間で無線通信を行う。通信部31は、制御部33の制御によって、通信アダプタ30とサーバ70との間の信号の送受信にかかる通信時間を計測するためのゾーン選択メッセージを複数の通信経路でサーバ70に送信する。また、通信部31は、サーバ70からのゾーン選択メッセージに対する応答であるゾーン選択応答メッセージを複数の通信経路で受信する。複数の通信経路とは、図1の例では、アクセスポイント40aを経由する通信経路、およびアクセスポイント40bを経由する通信経路である。以降の説明において、ゾーン選択メッセージを第1の信号と称し、ゾーン選択応答メッセージを第2の信号と称することがある。なお、ゾーン選択メッセージおよびゾーン選択応答メッセージのフォーマットについては、通信経路を識別する情報が含まれていればよいので、例えば、先行技術文献の特許文献1に記載されているフレームフォーマットを使用することができるが、これに限定されない。
無線通信品質測定部32は、通信アダプタ30から複数のアクセスポイント40、図1の例ではアクセスポイント40a,40bまでの各無線通信区間の通信品質を測定する。通信品質は、例えば、SNR(Signal to Noise Ratio)であるがこれに限定されない。通信品質は、RSSI(Received Signal Strength Indicator)、BER(Bit Error Rate)などであってもよい。
制御部33は、通信アダプタ30の動作を制御する通信装置制御部である。具体的には、制御部33は、通信部31が複数の通信経路で送信したゾーン選択メッセージの送信時刻と通信部31が複数の通信経路で受信したゾーン選択応答メッセージの受信時刻とを用いて複数の通信経路での通信アダプタ30とサーバ70との信号の送受信にかかる通信時間を算出する。ゾーン選択メッセージの送信時刻、およびゾーン選択応答メッセージの受信時刻については、タイムスタンプによって管理することができる。制御部33は、算出した複数の通信経路の通信時間と、通信アダプタ30から複数のアクセスポイント40までの各無線通信区間の通信品質とを用いて、サーバ70との通信に使用する通信経路を選択する。制御部33は、通信部31が接続要求を送信してから規定された期間内にサーバ70からの接続応答を通信部31が受信した場合、選択した通信経路でサーバ70との通信を開始する。通信アダプタ30での規定された期間を第1の期間とする。
記憶部34は、無線通信品質測定部32で測定された各無線通信区間の通信品質の情報を記憶する。記憶部34は、無線通信品質測定部32で過去に測定された各無線通信区間の通信品質の情報についても一定期間分記憶する。記憶部34は、通信部31が複数の通信経路で送信したゾーン選択メッセージの送信時刻の情報、および通信部31が複数の通信経路で受信したゾーン選択応答メッセージの受信時刻の情報を記憶していてもよい。
つぎに、サーバ70の構成について説明する。図3は、実施の形態1に係るサーバ70の構成例を示すブロック図である。サーバ70は、通信部71と、制御部72と、を備える。
通信部71は、IoT家電10と通信を行うサーバ通信部である。本実施の形態では、通信部71は、IoT家電10の通信アダプタ30と通信を行う。通信部71は、通信アダプタ30とサーバ70との間の信号の送受信にかかる通信時間を計測するための通信アダプタ30からのゾーン選択メッセージを複数の通信経路で受信する。通信部71は、制御部72の制御によって、ゾーン選択メッセージに対する応答であるゾーン選択応答メッセージを複数の通信経路で通信アダプタ30に送信する。
制御部72は、サーバ70の動作を制御するサーバ制御部である。具体的には、制御部72は、通信部71がゾーン選択応答メッセージを送信してから規定された期間内に通信アダプタ30から接続要求を受信した場合、接続要求を受信した通信経路で通信アダプタ30との通信を開始する。サーバ70での規定された期間を第2の期間とする。
サーバ70は、通信アダプタ30と無線通信可能な複数のアクセスポイント40を備える無線通信システム100において、異なるアクセスポイント40を経由する複数の通信経路で通信アダプタ30と通信を行うことができる。
つづいて、通信アダプタ30がサーバ70と通信を開始する際の動作について説明する。図4は、実施の形態1に係る通信アダプタ30がサーバ70と通信を開始する際の動作を示すフローチャートである。
通信アダプタ30において、通信部31は、制御部33の制御によって、ゾーン選択メッセージを複数の通信経路、すなわち異なるアクセスポイント40を経由する通信経路でサーバ70に送信する(ステップS101)。通信部31は、通信アダプタ30が存在するゾーン41を形成するアクセスポイント40に向けて、通信経路を識別する情報を含んだゾーン選択メッセージを送信する。通信部31は、サーバ70からのゾーン選択応答メッセージを複数の通信経路、すなわち異なるアクセスポイント40を経由する通信経路で受信する(ステップS102)。制御部33は、通信部31が複数の通信経路で送信したゾーン選択メッセージの送信時刻と通信部31が複数の通信経路で受信したゾーン選択応答メッセージの受信時刻とを用いて複数の通信経路での通信アダプタ30とサーバ70との信号の送受信にかかる通信時間を算出する(ステップS103)。通信時間は、ゾーン選択応答メッセージの受信時刻とゾーン選択メッセージの送信時刻との差分の時間である。制御部33は、算出した各通信経路の通信時間を比較し、サーバ70との通信に使用する通信経路として、通信時間の短い通信経路を選択する(ステップS104)。
なお、通信アダプタ30では、通信部31が定期的にゾーン選択メッセージを送信する動作と並行して、無線通信品質測定部32が、定期的に通信アダプタ30から複数のアクセスポイント、すなわちアクセスポイント40a,40bまでの各無線通信区間の通信品質を測定しているものとする。無線通信品質測定部32が定期的に各無線通信区間の通信品質を測定する時間間隔を第1の時間間隔とする。第1の時間間隔は、数十ms単位の時間間隔である。無線通信品質測定部32は、測定して得られた通信品質の情報を記憶部34に記憶させる。
制御部33は、通信アダプタ30から選択した通信経路で経由するアクセスポイント40までの無線通信区間の通信品質の情報を記憶部34から取得する(ステップS105)。このとき、制御部33は、記憶部34から最新の通信品質の情報を取得する。制御部33は、取得した通信品質が規定された閾値以上であるか否かを判定する(ステップS106)。制御部33は、取得した通信品質が閾値未満の場合(ステップS106:No)、選択した通信経路が規定された回数選択されたか否かを判定する(ステップS107)。規定された回数については、1回でもよいし、2回以上の複数回であってもよい。制御部33は、規定された回数選択されていた場合(ステップS107:Yes)、選択していたアクセスポイント40を選択対象から除外する(ステップS108)。制御部33は、規定された回数選択されていない場合(ステップS107:No)、ステップS104の動作に進む。
制御部33は、通信部31が前回ゾーン選択メッセージを送信してから規定された時間間隔が経過したか否かを判定する(ステップS109)。通信部31が定期的にゾーン選択メッセージを複数の通信経路で送信してゾーン選択応答メッセージを複数の通信経路で受信し、制御部33が定期的に複数の通信経路での通信時間を算出する時間間隔を第2の時間間隔とする。規定された時間間隔である第2の時間間隔は、秒単位の時間間隔である。すなわち、第1の時間間隔は、第2の時間間隔よりも短い。制御部33は、通信部31が前回ゾーン選択メッセージを送信してから規定された時間間隔が経過した場合(ステップS109:Yes)、ステップS101の動作に進む。制御部33は、通信部31が前回ゾーン選択メッセージを送信してから規定された時間間隔が経過していない場合(ステップS109:No)、ステップS104の動作に進む。
制御部33は、取得した通信品質が閾値以上の場合(ステップS106:Yes)、選択した通信経路でサーバ70に接続要求を行う(ステップS110)。具体的には、制御部33は、選択した通信経路で経由するアクセスポイント40宛にサーバ70への接続要求を送信するよう、通信部31を制御する。通信部31は、制御部33の制御によって、制御部33で選択された通信経路でサーバ70に接続要求を送信する。
制御部33は、通信部31が接続要求を送信してから第1の期間内に、接続要求に対するサーバ70からの接続応答を通信部31が受信したか否かを判定する(ステップS111)。制御部33は、第1の期間内にサーバ70からの接続応答を通信部31が受信しなかった場合(ステップS111:No)、ステップS107の動作に進む。制御部33は、第1の期間内にサーバ70からの接続応答を通信部31が受信した場合(ステップS111:Yes)、選択した通信経路でサーバ70との通信を開始する(ステップS112)。制御部33は、通信経路の選択対象をリセットする(ステップS113)。具体的には、制御部33は、ステップS108で選択対象から除外したアクセスポイント40がある場合、除外したアクセスポイント40を選択対象に復帰させる。
通信アダプタ30は、サーバ70と通信を開始した後も、通信経路の通信時間が長くなった、通信経路の通信品質が悪化したなどの場合に通信経路を変更できるように、継続して通信経路の状態を確認する動作を行う。図5は、実施の形態1に係る通信アダプタ30がサーバ70と通信中のときの動作を示すフローチャートである。図4に示すフローチャートと同一の動作については同一のステップ番号を付与して説明を省略する。
制御部33は、取得した通信品質が閾値以上の場合(ステップS106:Yes)、選択した通信経路が現在の通信経路と同一の通信経路か否かを判定する(ステップS121)。制御部33は、選択した通信経路が現在使用している通信経路と同一の通信経路の場合(ステップS121:Yes)、ステップS109の動作に進む。制御部33は、選択した通信経路が現在の通信経路と異なる場合(ステップS121:No)、選択した通信経路でサーバ70に接続要求を行う(ステップS110)。制御部33は、第1の期間内にサーバ70からの接続応答を通信部31が受信しなかった場合(ステップS111:No)、ステップS107の動作に進む。制御部33は、第1の期間内にサーバ70からの接続応答を通信部31が受信した場合(ステップS111:Yes)、通信経路を選択した通信経路に変更してサーバ70との通信を行う(ステップS122)。制御部33は、ステップS113の動作の後、ステップS109の動作に進む。通信アダプタ30は、電源オンの状態では、図5に示すフローチャートの動作を繰り返し実施する。
このように、制御部33は、通信時間の短い順にサーバ70との通信に使用する通信経路を選択する。制御部33は、通信アダプタ30から選択した通信経路で経由するアクセスポイント40までの無線通信区間の通信品質が閾値以上の場合、選択した通信経路でサーバ70に接続要求を行う。これにより、制御部33は、ゾーン選択メッセージの送信頻度を高くしてインターネット網60を輻輳させることなく、通信品質に応じて、サーバ70との通信に使用する通信経路を選択することができる。具体的には、制御部33は、ゾーン選択メッセージの送信間隔である第2の時間間隔内において、通信アダプタ30から選択した通信経路で経由するアクセスポイント40までの無線通信区間の通信品質が閾値未満の場合、次に通信時間の短い通信経路を選択することができる。
つぎに、サーバ70の動作について説明する。図6は、実施の形態1に係るサーバ70の動作を示すフローチャートである。サーバ70において、通信部71は、通信アダプタ30から複数の通信経路でゾーン選択メッセージを受信すると(ステップS201)、制御部72の制御によって、通信アダプタ30に対して複数の通信経路でゾーン選択応答メッセージを送信する(ステップS202)。制御部72は、通信部71がゾーン選択応答メッセージを送信してから第2の期間内に通信部71が通信アダプタ30から接続要求を受信したか否かを判定する(ステップS203)。第2の期間内に通信部71が通信アダプタ30から接続要求を受信していない場合(ステップS203:No)、通信部71は、制御部72の制御によって、ステップS201の動作に進む。第2の期間内に通信部71が通信アダプタ30から接続要求を受信した場合(ステップS203:Yes)、通信部71は、制御部72の制御によって、通信アダプタ30に対して、接続要求を受信した通信経路で接続応答を送信する(ステップS204)。制御部72は、通信部71が接続要求を受信した通信経路で通信アダプタ30との通信を開始する(ステップS205)。
サーバ70は、図6に示すフローチャートの動作を繰り返し実施する。サーバ70は、通信アダプタ30との通信開始後に現在の通信経路と異なる通信経路から接続要求を受信した場合、新たに接続要求を受信した通信経路に変更して、通信アダプタ30との通信を継続する。
つづいて、通信アダプタ30のハードウェア構成について説明する。通信アダプタ30において、通信部31は通信機である。記憶部34はメモリである。無線通信品質測定部32および制御部33は、処理回路により実現される。処理回路は、例えば、メモリ92に格納されるプログラムを実行するプロセッサ91、およびメモリ92である。
図7は、実施の形態1に係る通信アダプタ30が備えるハードウェア構成の例を示す図である。処理回路がプロセッサ91およびメモリ92で構成される場合、処理回路の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ92に格納される。処理回路では、メモリ92に記憶されたプログラムをプロセッサ91が読み出して実行することにより、各機能を実現する。また、これらのプログラムは、各装置が実施する動作の手順および方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
ここで、プロセッサ91は、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などであってもよい。また、メモリ92には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
処理回路については、専用のハードウェアであってもよい。処理回路が専用のハードウェアで構成される場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。各装置の処理回路について、各機能を機能別に複数の処理回路で実現してもよいし、各機能をまとめて1つの処理回路で実現してもよい。
なお、各装置の処理回路の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
つぎに、サーバ70のハードウェア構成について説明する。サーバ70において、通信部71は通信機である。制御部72は、処理回路により実現される。処理回路の構成は、前述の通信アダプタ30の処理回路の構成と同様である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、通信アダプタ30は、アクセスポイント40までの無線通信区間の通信品質を第1の時間間隔で測定し、サーバ70までの信号の送受信にかかる通信時間を第1の時間間隔よりも長い第2の時間間隔で算出する。通信アダプタ30は、算出した通信時間と、測定した無線通信区間の通信品質とを用いて、サーバ70との通信に使用する通信経路を選択することとした。これにより、通信アダプタ30は、複数の通信経路で無線通信が可能な場合において、通信品質に応じてサーバ70との通信に使用する通信経路を選択することができる。
なお、通信アダプタ30において、制御部33は、図4および図5に示すフローチャートのステップS109の動作で、通信部31が前回ゾーン選択メッセージを送信してから規定された時間間隔が経過していない場合(ステップS109:No)、規定された時間間隔すなわち第2の時間間隔が経過するまで待機してもよい。制御部33は、ステップS109:Noの場合は待機して、通信部31が前回ゾーン選択メッセージを送信してから規定された時間間隔が経過してから(ステップS109:Yes)、ステップS101の動作に進む。図4および図5に示すフローチャートの動作と比較して、制御部33が通信経路を選択する回数は減るが、この場合においても、通信アダプタ30は、複数の通信経路で無線通信が可能な場合において、通信品質に応じてサーバ70との通信に使用する通信経路を選択することができる。また、通信アダプタ30において、制御部33は、図4および図5に示すフローチャートのステップS107の動作で、規定された回数選択されていない場合(ステップS107:No)、ステップS109の動作に進んでもよい。さらに、制御部33が通信経路を選択する回数は減るが、この場合においても、通信アダプタ30は、複数の通信経路で無線通信が可能な場合において、通信品質に応じてサーバ70との通信に使用する通信経路を選択することができる。
また、本実施の形態では、通信アダプタ30が家電機器20に接続される構成の場合について説明したが一例であり、これに限定されない。無線通信機能を備える家電機器が、前述の通信アダプタ30と同様の動作を行ってもよい。また、家電機器などに接続されない単独の通信装置が、前述の通信アダプタ30と同様の動作を行ってもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、通信アダプタ30において、制御部33は、通信アダプタ30から選択した通信経路で経由するアクセスポイント40までの無線通信区間の通信品質として、最新の通信品質を使用していた。実施の形態2では、制御部33は、通信アダプタ30から選択した通信経路で経由するアクセスポイント40までの無線通信区間の将来の通信品質を推定する。
実施の形態2において、無線通信システム100、通信アダプタ30、およびサーバ70の構成は、図1から図3に示す実施の形態1のときと同様である。通信アダプタ30において、記憶部34には、無線通信品質測定部32で測定された各無線通信区間の過去の通信品質の情報が記憶されている。制御部33は、各無線通信区間の過去の通信品質の情報を参照することで、周期的に通信品質が変動する無線通信区間については、将来の通信品質を推定することができる。周期的に通信品質が変動する場合とは、例えば、通信アダプタ30とアクセスポイント40との間を障害物が周期的に通過する場合である。
図8は、実施の形態2に係る通信アダプタ30の制御部33が将来の通信品質を推定する動作の第1のイメージを示す図である。図8において、閾値80は、無線通信区間の通信品質に対する前述の閾値である。曲線81は、ある無線通信区間において過去の通信品質の推移から得られた通信品質の変動を示す曲線である。制御部33は、ある無線通信区間について、記憶部34に記憶されている過去の通信品質の値の推移から曲線81を求めることができる。ここで、実施の形態1の場合、制御部33は、時刻aにおいて通信品質は閾値未満と判定してしまう(ステップS106:No)。しかしながら、過去の通信品質の推移を参照すると、時刻aの後、通信品質は閾値以上になることが予想される。そのため、実施の形態2において、制御部33は、現在の時刻a以降に通信品質が閾値以上になると推定した場合、時刻aにおいて通信品質は閾値以上と判定する(ステップS106:Yes)。
図9は、実施の形態2に係る通信アダプタ30の制御部33が将来の通信品質を推定する動作の第2のイメージを示す図である。図9において、閾値80は、無線通信区間の通信品質に対する前述の閾値である。曲線82は、ある無線通信区間において過去の通信品質の推移から得られた通信品質の変動を示す曲線である。制御部33は、ある無線通信区間について、記憶部34に記憶されている過去の通信品質の値の推移から曲線82を求めることができる。ここで、実施の形態1の場合、制御部33は、時刻bにおいて通信品質は閾値以上と判定してしまう(ステップS106:Yes)。しかしながら、過去の通信品質の推移を参照すると、時刻bの後、通信品質は閾値未満になることが予想される。そのため、実施の形態2において、制御部33は、現在の時刻b以降に通信品質が閾値未満になると推定した場合、時刻bにおいて通信品質は閾値未満と判定する(ステップS106:No)。
図10は、実施の形態2に係る通信アダプタ30の制御部33が無線通信区間の通信品質を推定する動作を示すフローチャートである。制御部33は、通信アダプタ30から選択した通信経路で経由するアクセスポイント40までの無線通信区間について、過去から現在までの通信品質の情報を記憶部34から取得する(ステップS131)。制御部33は、取得した過去から現在までの通信品質の値が周期的に変動しているか否かを判定する(ステップS132)。制御部33は、通信品質の値が周期的に変動している場合(ステップS132:Yes)、過去から現在までの通信品質の値の推移から、規定された将来の期間の、通信アダプタ30から選択した通信経路で経由するアクセスポイント40までの無線通信区間の通信品質を推定する。規定された将来の期間については、例えば、制御部33が次に通信経路を選択する(ステップS104)までの期間にすることができるが、これに限定されない。制御部33は、推定した通信品質を用いて、ステップS106の動作を行う。制御部33は、通信品質の値が周期的に変動していない場合(ステップS132:No)、動作を終了する。ステップS132:Noの場合、ステップS106での制御部33の判定は、実施の形態1のときと同様の結果となる。
このように、制御部33は、記憶部34に記憶されている通信品質の情報を用いて、規定された将来の期間の、通信アダプタ30から選択した通信経路で経由するアクセスポイント40までの無線通信区間の通信品質を推定する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、通信アダプタ30は、過去の通信品質の情報を用いて、規定された将来の期間の、通信アダプタ30から選択した通信経路で経由するアクセスポイント40までの無線通信区間の通信品質を推定することとした。これにより、通信アダプタ30は、実施の形態1と比較してより柔軟に、通信品質に応じてサーバ70との通信に使用する通信経路を選択することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10,10a,10b IoT家電、20 家電機器、30 通信アダプタ、31,71 通信部、32 無線通信品質測定部、33,72 制御部、34 記憶部、40a,40b,50 アクセスポイント、60 インターネット網、70 サーバ、100 無線通信システム。

Claims (4)

  1. 通信装置と無線通信可能な複数のアクセスポイントを備える無線通信システムにおいて、異なるアクセスポイントを経由する複数の通信経路でサーバと通信可能な前記通信装置であって、
    前記通信装置から前記複数のアクセスポイントまでの各無線通信区間の通信品質を測定する無線通信品質測定部と、
    前記通信装置と前記サーバとの間の信号の送受信にかかる通信時間を計測するための第1の信号を、無線通信区間を含み前記各無線通信区間に対応する前記複数の通信経路で前記サーバに送信し、前記サーバからの前記第1の信号に対する応答である第2の信号を前記複数の通信経路で受信する通信部と、
    前記通信部が前記複数の通信経路で送信した前記第1の信号の送信時刻と前記通信部が前記複数の通信経路で受信した前記第2の信号の受信時刻とを用いて前記複数の通信経路での前記通信時間を算出し、算出した前記複数の通信経路の通信時間と、前記通信装置から前記複数のアクセスポイントまでの各無線通信区間の通信品質とを用いて、前記サーバとの通信に使用する通信経路を選択する制御部と、
    を備え
    前記無線通信品質測定部が定期的に各無線通信区間の通信品質を測定する第1の時間間隔は、前記通信部が定期的に前記第1の信号を前記複数の通信経路で送信して前記第2の信号を前記複数の通信経路で受信し、前記制御部が定期的に前記複数の通信経路での通信時間を算出する第2の時間間隔よりも短く、
    前記制御部は、前記通信時間の短い順に前記サーバとの通信に使用する通信経路を選択し、前記通信装置から選択した通信経路で経由するアクセスポイントまでの無線通信区間の通信品質が閾値以上の場合、選択した通信経路で前記サーバに接続要求を行い、
    前記第2の時間間隔内において、前記通信装置から選択した通信経路で経由するアクセスポイントまでの無線通信区間の通信品質が前記閾値未満の場合、次に通信時間の短い通信経路を選択する、
    通信装置。
  2. 前記無線通信品質測定部で測定された各無線通信区間の通信品質の情報を記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶されている通信品質の情報を用いて、規定された将来の期間の、前記通信装置から選択した通信経路で経由するアクセスポイントまでの無線通信区間の通信品質を推定する、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 通信装置と無線通信可能な複数のアクセスポイントを備える無線通信システムにおいて、異なるアクセスポイントを経由する複数の通信経路でサーバと通信可能な前記通信装置における無線通信方法であって、
    無線通信品質測定部が、前記通信装置から前記複数のアクセスポイントまでの各無線通信区間の通信品質を測定する測定ステップと、
    通信部が、前記通信装置と前記サーバとの間の信号の送受信にかかる通信時間を計測するための第1の信号を、無線通信区間を含み前記各無線通信区間に対応する前記複数の通信経路で前記サーバに送信し、前記サーバからの前記第1の信号に対する応答である第2の信号を前記複数の通信経路で受信する通信ステップと、
    制御部が、前記通信部が前記複数の通信経路で送信した前記第1の信号の送信時刻と前記通信部が前記複数の通信経路で受信した前記第2の信号の受信時刻とを用いて前記複数の通信経路での前記通信時間を算出する算出ステップと、
    前記制御部が、算出した前記複数の通信経路の通信時間と、前記通信装置から前記複数のアクセスポイントまでの各無線通信区間の通信品質とを用いて、前記サーバとの通信に使用する通信経路を選択する選択ステップと、
    を含み、
    前記無線通信品質測定部が定期的に各無線通信区間の通信品質を測定する第1の時間間隔は、前記通信部が定期的に前記第1の信号を前記複数の通信経路で送信して前記第2の信号を前記複数の通信経路で受信し、前記制御部が定期的に前記複数の通信経路での通信時間を算出する第2の時間間隔よりも短く、
    前記選択ステップにおいて、前記制御部は、前記通信時間の短い順に前記サーバとの通信に使用する通信経路を選択し、前記通信装置から選択した通信経路で経由するアクセスポイントまでの無線通信区間の通信品質が閾値以上の場合、選択した通信経路で前記サーバに接続要求を行い、
    前記第2の時間間隔内において、前記通信装置から選択した通信経路で経由するアクセスポイントまでの無線通信区間の通信品質が前記閾値未満の場合、次に通信時間の短い通信経路を選択する、
    無線通信方法。
  4. 前記選択ステップにおいて、前記制御部は、前記無線通信品質測定部で測定された各無線通信区間の通信品質の情報を記憶する記憶部に記憶されている通信品質の情報を用いて、規定された将来の期間の、前記通信装置から選択した通信経路で経由するアクセスポイントまでの無線通信区間の通信品質を推定する、
    請求項に記載の無線通信方法。
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