JP7065352B2 - Led点灯装置および照明器具 - Google Patents

Led点灯装置および照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP7065352B2
JP7065352B2 JP2018099417A JP2018099417A JP7065352B2 JP 7065352 B2 JP7065352 B2 JP 7065352B2 JP 2018099417 A JP2018099417 A JP 2018099417A JP 2018099417 A JP2018099417 A JP 2018099417A JP 7065352 B2 JP7065352 B2 JP 7065352B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led
power supply
loads
lighting device
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018099417A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019204696A (ja
Inventor
直輝 竹口
滋 井戸
大志 城戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2018099417A priority Critical patent/JP7065352B2/ja
Priority to DE102019113552.4A priority patent/DE102019113552A1/de
Priority to CN201910435136.8A priority patent/CN110536504A/zh
Publication of JP2019204696A publication Critical patent/JP2019204696A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7065352B2 publication Critical patent/JP7065352B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/40Details of LED load circuits
    • H05B45/44Details of LED load circuits with an active control inside an LED matrix
    • H05B45/46Details of LED load circuits with an active control inside an LED matrix having LEDs disposed in parallel lines
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/30Driver circuits
    • H05B45/37Converter circuits
    • H05B45/3725Switched mode power supply [SMPS]
    • H05B45/39Circuits containing inverter bridges
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/50Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED] responsive to malfunctions or undesirable behaviour of LEDs; responsive to LED life; Protective circuits
    • H05B45/52Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED] responsive to malfunctions or undesirable behaviour of LEDs; responsive to LED life; Protective circuits in a parallel array of LEDs
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/50Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED] responsive to malfunctions or undesirable behaviour of LEDs; responsive to LED life; Protective circuits
    • H05B45/59Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED] responsive to malfunctions or undesirable behaviour of LEDs; responsive to LED life; Protective circuits for reducing or suppressing flicker or glow effects

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

本発明は、異なる発光色を有する複数のLED(Light Emitting Diode)負荷を点灯させるLED点灯装置に関する。
特許文献1は、異なる発光色を有する複数のLEDを順次切り替えて点灯させ、かつ、各発光色の強度および混合割合を調整することにより調光および調色可能な照明装置を開示している。
特開2004-311635号公報
しかしながら、上記従来技術によれば、例えば調光により暗いほど、色ちらつきが生じることがあるという問題がある。ここで、色ちらつきとは、照明光の下に、例えば扇風機の羽のような動きの速い物体が存在するときに、当該物体にLEDの個別の発光色が現れて、人に知覚されることをいう。色ちらつきが激しい場合、人に不快感や違和感を与えることがある。
そこで本発明は、調光により照明光が暗いときに生じやすい色ちらつきを軽減するLED点灯装置および照明器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明のLED点灯装置は、異なる発光色を有する複数のLED負荷を点灯させるLED点灯装置であって、前記複数のLED負荷に給電する電源回路と、前記複数のLED負荷から1つのLED負荷を順次巡回的に選択することによって、選択したLED負荷に対して前記電源回路から給電させるセレクタ回路と、前記複数のLED負荷の選択が一巡する周期内で、前記複数のLED負荷のそれぞれに対して前記電源回路から給電される給電区間のうち、少なくとも2つの給電区間が連続するように前記セレクタ回路の選択を制御する制御回路とを備える。
本発明のLED点灯装置および照明器具によれば、調光により照明光が暗いときに生じやすい色ちらつきを軽減することができる。
図1は、実施の形態1に係るLED点灯装置を有する照明器具の構成例を示すブロック図である。 図2は、実施の形態1に係るLED点灯装置を有する照明器具の電流波形を示す図である。 図3は、実施の形態1に係るLED点灯装置を有する照明器具の回路構成例を示す図である。 図4は、実施の形態1に係るLED点灯装置を有する照明器具の各部の電流波形および電圧波形を示す図である。 図5は、実施の形態2に係るLED点灯装置を有する照明器具の電流波形を示す図である。 図6は、実施の形態3に係るLED点灯装置を有する照明器具の電流波形を示す図である。 図7は、実施の形態4に係るLED点灯装置を有する照明器具の電流波形およびタイマー出力を示す図である。 図8Aは、各実施の形態に係るLED点灯装置を有する照明器具の外観例を示す図である。 図8Bは、各実施の形態に係るLED点灯装置を有する照明器具の他の外観例を示す図である。 図8Cは、各実施の形態に係るLED点灯装置を有する照明器具のさらに他の外観例を示す図である。 図9は、比較例の照明器具の構成を示す図である。 図10は、比較例の照明器具の電流波形を示す図である。
(本発明の基礎となった知見)
本発明者は、「背景技術」の欄において記載した照明装置に関し、以下の問題が生じることを見出した。
まず、本発明者の知見に係る照明器具を比較例として説明する。
図9は、本発明者の知見に係る比較例の照明器具の構成を示す図である。同図の照明器具は、電源回路90、LED負荷91~94、スイッチング素子SW3~SW6を備える。電源回路90は、スイッチング素子SW1、SW2、インダクタL0を有し、いわゆる降圧チョッパー型のDC-DCコンバータである。スイッチング素子SW1、SW2は、排他的にオン状態になるように制御される。インダクタL0は、スイッチング素子SW1、SW2の接続点から供給されるエネルギーを蓄積および放出する。
LED負荷91~94は、異なる発光色を有する。
スイッチング素子SW3~SW6は、1周期内で順にオンになるように制御される。
図10は、比較例の照明器具の電流波形を示す図である。同図の縦軸は、インダクタ電流を示す。インダクタ電流は、インダクタL0を介していずれかのLED負荷に供給される、電源回路90の出力電流である。横軸は時間を示す。同図の上段は比較的明るい状態を示す。同図の下段は調光により暗くなった状態を示す。また、色α、色β、色γ、色δは、LED負荷91~94の発光色を示す。LED負荷91~94の発光色は、例えば、赤、緑、青、白である。
図10のように、LED負荷91~94は、周期Tsにおいて一巡して発光する。この動作を順送り点灯と呼ぶ。また、図10では、周期Tsが固定であり、スイッチング素子SW3~SW6のスイッチング周波数が固定である場合を示している。スイッチング周波数が固定された状態で調光する場合、オン時間が短くなると同時に休止区間Txが長くなる。休止区間Txが長くなると、順送り点灯時は人間の目に色ちらつきが知覚されることがあるという問題がある。
色ちらつきは、照明光の下で素早く動く物体が存在したときに、例えば、照明光の下で手を素早く振ったとき、扇風機の羽根が回転しているときなどに、個々の発光色が分かれて見える現象である。色ちらつきは、休止区間Txが長いほど、素早く動く物体上で色が分離して見えやすくなる。このような、色ちらつきは、人に不快感や違和感を与えてしまうことがある。
このような問題を解決するために、本発明の一態様に係るLED点灯装置は、異なる発光色を有する複数のLED負荷を点灯させるLED点灯装置であって、前記複数のLED負荷に給電する電源回路と、前記複数のLED負荷から1つのLED負荷を順次巡回的に選択することによって、選択したLED負荷に対して前記電源回路から給電させるセレクタ回路と、前記複数のLED負荷の選択が一巡する周期内で、前記複数のLED負荷のそれぞれに対して前記電源回路から給電される給電区間のうち、少なくとも2つの給電区間が連続するように前記セレクタ回路の選択を制御する制御回路とを備える。
これにより、給電区間が連続することにより、素早く動く物体上で発光色が分離して見えることが軽減され、つまり、色ちらつきを軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態1)
[1.1 LED点灯装置および照明器具の構成]
まず、実施の形態1に係るLED点灯装置30を備える照明器具100の構成例について説明する。
図1は、実施の形態1に係るLED点灯装置30を有する照明器具100の構成例を示すブロック図である。同図の照明器具100は、AC-DC電源10、光源20およびLED点灯装置30を備える。
AC-DC電源10は、例えば商用100V電源に接続され、交流電力を入力し直流電力に変換する。
光源20は、LED負荷21~24を備える。LED負荷21~24は、異なる発光色を有する。LED負荷21~24の発光色は、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)、W(白)である。
LED点灯装置30は、異なる発光色を有する複数のLED負荷21~24を点灯させる装置である。そのためLED点灯装置30は、電源回路31、セレクタ回路32および制御回路33を備える。
電源回路31は、AC-DC電源10からの直流電力を電圧の異なる直流電力に変換し、変換した直流電力を光源20に供給するDC-DCコンバータである。
セレクタ回路32は、複数のLED負荷21~24から1つのLED負荷を順次巡回的に選択することによって、選択したLED負荷に対して電源回路31から給電させる。そのため、セレクタ回路32は、スイッチング素子M3~M6を備える。スイッチング素子M3~M6のそれぞれは、複数のLED負荷21~24のうちのいずれかのLED負荷と直列に接続される。例えば図1では、スイッチング素子M3は、LED負荷21に直列に接続される。スイッチング素子M4は、LED負荷22に直列に接続される。スイッチング素子M5は、LED負荷23に直列に接続される。スイッチング素子M6は、LED負荷24に直列に接続される。これらのスイッチング素子M3~M6は、例えば、排他的にオン状態になるように制御される。これにより、LED負荷21~24は排他的につまり1つずつ発光する。
制御回路33は、複数のLED負荷21~24から1つのLED負荷を順次巡回的に選択するようにセレクタ回路32を制御する。このとき、制御回路33は、LED負荷21~24の選択が一巡する周期内で、複数のLED負荷21~24のそれぞれに対して電源回路31から給電される給電区間のうち、少なくとも2つの給電区間が連続するようにセレクタ回路32の選択を制御する。例えば、制御回路33は、N個のLED負荷に対応するN個の給電区間が連続し、連続するN個の給電区間の直前および直後に、いずれのLED負荷にも給電されない休止区間を設けるようにセレクタ回路32を制御してもよい。ここで、Nは3以上の整数であり、図1ではN=4の例を示している。
図2は、実施の形態1に係るLED点灯装置30を有する照明器具100の電流波形の一例を示す図である。図2では、電源回路31がインダクタを含むスイッチング電源であり、インダクタを介してLED負荷21~24に給電するものとする。同図の上段および下段において、縦軸はインダクタ電流、つまり電源回路31からいずれかのLED負荷に供給される電流を示す。横軸は時間を示す。同図の上段は、調光率が第1の値であるときのインダクタ電流の波形を示す。同図の下段は、調光率が第1の値より小さい第2の値であるときのインダクタ電流の波形を示す。
図2において、区間Tsは、LED負荷21~24が一巡して点灯する周期である一巡点灯周期を示す。ここでは一巡点灯周期Tsは固定であるものとする。色α、β、γ、δは、LED負荷21~24の発光色を示し、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)、W(白)である。
区間Taは、電源回路31から発光色αのLED負荷21に給電される給電区間である。区間Tb、Tc、Tdも同様に、電源回路31からLED負荷22、23、24に給電される給電区間である。
区間Txは、いずれのLED負荷にも給電されない休止区間である。
同図に示すように、上段および下段に示すように調光率を変化させても休止区間Txは、一巡点灯周期Ts内で1区間にまとめられている。4つの給電区間Ta~Tbは、連続しており、休止区間を挟まない。図2では、図10に示した比較例と比べて、色ちらつきを軽減することができる。
次に、LED点灯装置を有する照明器具100のより具体的な回路例について説明する。
図3は、実施の形態1に係るLED点灯装置30を有する照明器具100の回路構成例を示す図である。図3のように、照明器具100は、光源20とLED点灯装置30とを備える。ただし、図3では、図1に示したAC-DC電源10は省略してある。
光源20内のLED負荷21は、スイッチング素子M3と直列に接続され、スイッチング素子M3のオンおよびオフによって点灯を制御され、スイッチング素子M3のオン時間が長いほど多くの電流が流れて発光量も多くなる。
具体的な回路例として、図3のLED負荷21は、LEDd1~d3と、LEDd1~d3と並列に接続された平滑コンデンサC2と、LEDd1~d3および平滑コンデンサC2を含む並列回路と直列に接続された逆流防止用のダイオードDaと、電源オフ時の放電用の抵抗R2とを有する。
LEDd1~d3は、直列接続された同じ発光色のLED発光素子であり、スイッチング素子M3と直列に接続される。
平滑コンデンサC2は、インダクタL1からダイオードDaを介して供給されるインダクタ電流を平滑化する。
ダイオードDaは、平滑コンデンサC2からインダクタL1に電流が逆流することを防止する。つまり、ダイオードDaは、平滑コンデンサC2にチャージされた電荷をLEDd1~d3のみに供給させる。
抵抗R2は、高抵抗値を有し、電源オン状態からオフ状態になった後に平滑コンデンサC2の電荷を放電させる。
LED負荷22~24は、発光色が異なる点以外はLED負荷21と類似の構成である。なお、LED負荷21は、平滑コンデンサC2、逆流防止用のダイオードDaを備えない構成であってもよい。また、LED負荷22~24も同様である。
LED点灯装置30内の電源回路31は、図3では降圧チョッパー回路の例を示す。具体的には、電源回路31は、レギュレータ34、HVIC(High Voltage Integrated Circuit)35、入力抵抗R6、R7、スイッチング素子M1、M2およびインダクタL1を備える。
レギュレータ34は、AC-DC電源10からの直流電力を受け、HVIC35および制御回路33に安定化した電源電圧を供給する.
HVIC35は、制御回路33の制御に従って、入力抵抗R6、R7を介してスイッチング素子M1、M2にゲート信号を供給する。スイッチング素子M1、M2のゲート信号は、高速かつ周期的に排他的にアクティブになる。
スイッチング素子M1、M2は、AC-DC電源10から供給される直流電圧とグラウンドレベルとを交互にインダクタL1に接続するためのハイサイドトランジスタ、ローサイドトランジスタである。
インダクタL1は、スイッチング素子M1、M2のスイッチングに応じて電気エネルギーを蓄積および放出する。
セレクタ回路32は、入力抵抗R8~R11およびスイッチング素子M3~M6を備える。
スイッチング素子M3は、LED負荷21と直列に接続される。スイッチング素子M3のゲートには、制御回路33から入力抵抗R8を介してオンおよびオフを指示するゲート信号が入力される。スイッチング素子M3はゲート信号に応じてオンおよびオフする。
スイッチング素子M4~M6も、スイッチング素子M3と同様である
制御回路33は、プロセッサ、メモリおよびタイマー36を内蔵するMCU(Micro Controller Unit またはMicro Computer Unit)により構成してもよい。タイマー36は、周期的な各種時間を計測する。例えば複数のLED負荷21~24の選択が一巡する周期、給電区間、休止区間などを計測するのに用いられる。
[1.2 LED点灯装置および照明器具の動作]
次に、実施の形態1に係るLED点灯装置30を備える照明器具100の動作例について説明する。
図4は、実施の形態1に係るLED点灯装置を有する照明器具の各部の電流波形および電圧波形を示す図である。同図の横軸は時間軸である。縦軸は各部の電流または電圧を示す。インダクタ電流ILは、インダクタL1を流れる電流、つまり、電源回路31からいずれかのLED負荷に供給される電流を示す。同図においてインダクタ電流ILが流れている区間は、給電区間である。給電区間Taは、電源回路31からLED負荷21に給電されている区間を示す。同様に、給電区間Tb~Tdは、電源回路31からLED負荷22~24に給電されている区間をそれぞれ示す。また、LED負荷21~24の発光色は、R、G、B、Wであるものとする。
ゲート電圧V0は、制御回路33からHVIC35を介してスイッチング素子M1のゲートに入力される電圧を示す。ゲート電圧Voがハイレベルのときスイッチング素子M1はオン状態になる。ゲート電圧V0がハイレベルの区間ではインダクタ電流ILは増加していく。このとき、インダクタL1は電気エネルギーを磁気エネルギーとして蓄積する。ゲート電圧V0がローレベルのときスイッチング素子M1はオフ状態になる。スイッチング素子M1がオン状態からオフ状態に切り替わった直後は、インダクタL1は蓄積したエネルギーを放出する、つまり、インダクタL1の逆起電力によりインダクタ電流ILが0まで減少しながらLED負荷21に供給される。その結果、給電区間Taは、ゲート電圧V0のハイレベル区間よりも長くなる。インダクタ電流ILは同図では三角波となる。電源回路31からLED負荷に給電される給電区間Taは、1つの三角波の区間と等しい。
ゲート電圧Vrは、制御回路33からスイッチング素子M3のゲートに入力される電圧を示す。ゲート電圧Vrがハイレベルのときスイッチング素子M3はオン状態になり、つまり、対応するLED負荷21が選択された状態となる。また、ゲート電圧Vrのハイレベル区間は、ゲート電圧V0のハイレベル区間を含み、かつ対応するインダクタ電流ILの三角波を含む期間になるように制御される。ゲート電圧Vg、Vb、Vwも、ゲート電圧Vrと同様である。なお、ゲート電圧Vr、Vg、Vb、Vwのハイレベル区間同士の間には、4つともローレベルになるデッドタイムが設けられる。
LED電流Irは、LED負荷21内のLEDd1~d3を流れる電流を示す。給電区間Taの後、つまり、電源回路31からLED負荷21への給電が終わった後もLED電流Irは0にならずに電流が減少しながら流れ続けている。これは、平滑コンデンサC2および逆流防止ダイオードDaによる。
LED電流Ig、Ib、Iwについても、LED電流Irと同様である。
図4に示すように、給電区間Ta~Tdは連続する。つまり、制御回路33は、給電区間Ta~Tdが連続するようにゲート電圧V0を制御する。給電区間Taの終了時点はインダクタ電流ILが減少して0になった時点である。制御回路33は、インダクタ電流ILが減少して0レベルになるのを検出して、0レベルを検出した時点でゲート電圧V0の次のパルスを立ち上げる。また、休止区間Txは、一巡点灯周期Ts内で1区間にまとめられている。
このように、給電区間Ta~Tdが連続しているので、給電区間の間に休止区間がある場合と比べて、色ちらつきを軽減することができる。
なお、照明器具100において照明光の色を調整する調色は、複数の発光色の明るさの割合を変更することにより実現される。具体的には、図4では、制御回路33が給電区間Ta~Tdのゲート電圧V0の4つのパルス幅の割合を変更することによって調色する。また、照明器具100において照明光の明るさを調整する調光は、複数の発光色の明るさの割合を一定に保ったまま、明るさを変更することにより実現される。具体的には、図4では、制御回路33が給電区間Ta~tdのゲート電圧V0の4つのパルス幅の割合を一定に保ったまま、ゲート電圧V0の4つのパルス幅を増減することにより調光する。
図4に示す例では、セレクタ回路32によっていずれかのLED負荷が選択された期間内に、電源回路31のスイッチング素子M1がオンになるように制御される。すなわち、スイッチング電源である電源回路31におけるスイッチング動作と、セレクタ回路32における選択動作とが同期している。
なお、一巡点灯周期Tsは、人に知覚できない速度で周期的であればよい。例えば、一巡点灯周期Tsの逆数である周波数は、100Hz以上としてもよい。
ここで、「人が知覚できない速度で周期的な」は「人にちらつきを知覚させない」ことを意味している。LED照明のちらつき対策については、例えば、電気用品安全法(PSE)の解説書類である、「電気用品安全法の改正政省令施行について(平成24年7月1日から施行)」(経済産業省商務流通グループ製品安全課による)に基準が示されている。同解説書類28頁の「光出力のちらつき(フリッカー)対策」では、「光出力はちらつきを感じないものであること」に相当する効果をもたらす周波数を次のように解釈している。すなわち、同解説書類においては、「光出力はちらつきを感じないものであること」を満たすのは、(1)繰り返し周波数が100Hz以上で光出力に欠落部がない、(2)繰り返し周波数が500Hz以上、のいずれかと解釈されている。
本実施の形態の照明器具100において、図4の例では光出力に欠落がないと考えられるので上記(1)を満たせばよいと考えられる。この場合、一巡点灯周期Tsの逆数である周波数は、100Hz以上としてもよい。
あるいは、図3で平滑コンデンサC2~C5等を備えない構成である場合は光出力に欠落が生じる場合に該当し、上記(2)を満たせばよいと考えられる。この場合、一巡点灯周期Tsの逆数である周波数は、500Hz以上としてもよい。
以上説明してきたように実施の形態1に係るLED点灯装置30は、異なる発光色を有する複数のLED負荷21~24を点灯させるLED点灯装置30であって、複数のLED負荷21~24に給電する電源回路31と、複数のLED負荷21~24から1つのLED負荷を順次巡回的に選択することによって、選択したLED負荷に対して電源回路31から給電させるセレクタ回路32と、複数のLED負荷21~24の選択が一巡する周期内で、複数のLED負荷21~24のそれぞれに対して電源回路31から給電される給電区間のうち、少なくとも2つの給電区間が連続するようにセレクタ回路32の選択を制御する制御回路33とを備える。
これにより、給電区間が連続することにより、色ちらつきを軽減することができる。すなわち、照明光の下で素早く動く物体が存在する場合に、物体上で発光色が分離して見えることを軽減することができる。
ここで、複数のLED負荷はN(Nは3以上の整数)個のLED負荷であり、制御回路33は、N個のLED負荷に対応するN個の給電区間が連続し、連続するN個の給電区間の直前および直後に、いずれのLED負荷にも給電されない休止区間を設けるようにセレクタ回路32を制御してもよい。
これによれば、どの発光色に対応する給電区間も他の発光色に対応する給電区間と連続するので、素早く動く物体上で発光色が分離して見えることが軽減される、つまり、色ちらつきをより軽減することができる。
ここで、複数のLED負荷の選択が一巡する周期の逆数である周波数は、100Hz以上としてもよい。
これによれば、複数のLED負荷の周期的な発光によるちらつきを、人に知覚させにくくすることができる。
ここで、電源回路31は、インダクタL1を含むスイッチング電源であり、インダクタL1を介して複数のLED負荷21~24に給電してもよい。
これによれば、電源回路の小型化、高効率化および低コスト化を図ることができる。
ここで、制御回路33は、スイッチング電源である電源回路31におけるスイッチング動作と、セレクタ回路32における選択動作とを同期させてもよい。
ここで、セレクタ回路32は、複数のスイッチング素子M3~M6を含み、複数のスイッチング素子M3~M6のそれぞれは、複数のLED負荷21~24のうちのいずれかのLED負荷と直列に接続され、制御回路33は、複数のスイッチング素子M3~M6から1つのスイッチング素子を順次巡回的にオンすることによって、対応するLED負荷を順次巡回的に選択してもよい。
これによれば、セレクタ回路32を簡単な回路構成で高速動作させることができる。
ここで、複数のLED負荷21~24の選択が一巡する周期は、調光率に関わらず一定にしてもよい。
これによれば、調光を容易にすることができる。
また、実施の形態1に係る照明器具100は、上記のLED点灯装置30と、複数のLED負荷21~24とを備える。
ここで、複数のLED負荷21~24のそれぞれは、1つ以上のLEDd1等と、1つ以上のLEDと並列に接続された平滑コンデンサC2と、1つ以上のLEDおよび平滑コンデンサC2を含む並列回路と直列に接続された逆流防止用のダイオードDaとを有していてもよい。
なお、LED負荷91~94の発光色の組み合わせは、赤、緑、青、白に限らない。
(実施の形態2)
実施の形態1では休止区間が一巡点灯周期Ts内で1区間にまとめられている例を説明した。実施の形態2では、少なくとも1つの給電区間の直前および直後に休止区間を設け、それ以外の給電区間が連続する例について説明する。
[2.1 LED点灯装置および照明器具の構成]
実施の形態2に係る照明器具100の構成は、図1および図3と同じでよい。ただし、制御回路33によるセレクタ回路32が行う制御が異なっている。以下異なる点を中心に説明する。
制御回路33は、少なくとも1つの給電区間の直前および直後に、いずれのLED負荷にも給電されない休止区間を設けるようにセレクタ回路32を制御する。言い換えれば、制御回路33は、複数のLED負荷に対応する全ての給電区間が連続するのではなく、少なくとも2つの休止区間が存在するようにセレクタ回路32を制御する。上記の少なくとも1つの給電区間は、例えば、白色のLED負荷の給電区間でよい。つまり、白色のLED負荷の給電区間の直前および直後に休止区間を設けてもよい。
LED負荷21~24は、4つのLED負荷でなくてもよく、3つ以上のLED負荷で構成されていてもよい。
[2.2 LED点灯装置および照明器具の動作]
次に、実施の形態2に係るLED点灯装置30を備える照明器具100の動作例について説明する。
図5は、実施の形態2に係るLED点灯装置30を有する照明器具100の電流波形を示す図である。同図は、図2と比べて、色δの給電区間Tdの直前および直後に休止区間Txが設けられている点が異なっている。以下、異なる点を中心に説明する。
図5では、色α、色β、色γの3つの給電区間Ta、Tb、Tcは連続し、色δの給電区間Tdは他の給電区間と連続していない。色δの給電区間Tdの直前と直後には休止区間Tx、Tyが設けられている。
ここで、色δは、白としてもよい。図5において色δは、他の色よりも色ちらつきが発生しやすいと考えられるが、白色が分離して見えても他の原色が分離して見える場合と比べて、人が知覚する違和感は小さい。
以上のように実施の形態2に係るLED点灯装置30において、複数のLED負荷21~24は3つ以上のLED負荷で構成されており、制御回路33は、少なくとも1つの給電区間の直前および直後に、いずれのLED負荷にも給電されない休止区間を設けるようにセレクタ回路32を制御する。
この構成によっても、連続する給電区間が存在するので、色ちらつきを軽減することができる。
ここで、少なくとも1つの給電区間に対応する少なくとも1つのLED負荷は、白色で発光するLED負荷を含んでもよい。
これによれば、素早く動く物体上に白色の発光色が分離して見えても他の原色よりも色ちらつきの違和感が小さいので、白色に対応する給電区間の直前および直後に休止区間が存在しても色ちらつきを生じにくくすることができる。
なお、休止区間Txは、休止区間Tyと同じ長さでもよいし、異なる長さでもよい。
(実施の形態3)
実施の形態1では休止区間が一巡点灯周期Ts内で1区間にまとめられている例を説明した。実施の形態3では、それぞれの給電区間が少なくとも1つの他の給電区間と連続し、2つ以上の休止区間を設ける例について説明する。
[3.1 LED点灯装置および照明器具の構成]
実施の形態3に係る照明器具100の構成は、図1および図3と同じでよい。ただし、制御回路33によるセレクタ回路32が行う制御が異なっている。以下異なる点を中心に説明する。
光源20は、N個のLED負荷を備えるものとする。N=N1+N2(Nは4以上の整数、N1は2以上の整数、N2は2以上の整数)であるものとする。図1および図3は、N=4の例である。
制御回路33は、次の(a)~(d)を実現するようにセレクタ回路32を制御する。(a)N1個のLED負荷に対応するN1個の給電区間が連続する。(b)N2個のLED負荷に対応するN2個の給電区間が連続する。(c)N1個のLED負荷に対応する連続するN1個の給電区間の直前および直後に、いずれのLED負荷にも給電されない休止区間を設ける。(d)N2個のLED負荷に対応する連続するN2個の給電区間の直前および直後に休止区間を設ける。
[3.2 LED点灯装置および照明器具の動作]
次に、実施の形態3に係るLED点灯装置30を備える照明器具100の動作例について説明する。
図6は、実施の形態3に係るLED点灯装置30を有する照明器具100の電流波形を示す図である。同図は、N=4、N1=2、N2=2の場合を示す。同図は、図2と比べて、色βの給電区間Tbと色γの給電区間Tcとの間に休止区間Txが設けられる点が主に異なっている。以下、異なる点を中心に説明する。
図6では、(a)N1個のLED負荷21、22に対応するN1個の給電区間Ta、Tbが連続している。(b)N2個のLED負荷23、24に対応するN2個の給電区間Tc、Tdが連続している。(c)N1個のLED負荷21、22に対応する連続するN1個の給電区間Ta、Tbの直前および直後に、いずれのLED負荷にも給電されない休止区間Ty、Txが設けられている。(d)N2個のLED負荷23、24に対応する連続するN2個の給電区間Tc、Tdの直前および直後に休止区間Tx、Tyが設けられている。
図6の例では、色αおよび色βは、給電区間Ta、Tbが連続するので、素早く動く物体上で色分離が生じにくい。色γおよび色δも、給電区間Tc、Tdが連続するので、素早く動く物体上で色分離が生じにくい。色βおよび色γは、給電区間Tb、Tcの間に休止区間Txを挟んでいるので、色αおよび色βの混色と、色γおよび色δの混色との色分離が生じるかもしれないが、色βおよび色γの色分離は生じにくい。
以上のように実施の形態3に係るLED点灯装置30は、複数のLED負荷21~24はN個のLED負荷であり、N=N1+N2(Nは4以上の整数、N1は2以上の整数、N2は2以上の整数)としたとき、制御回路33は、N1個のLED負荷に対応するN1個の給電区間が連続し、N2個のLED負荷に対応するN2個の給電区間が連続し、N1個のLED負荷に対応する連続するN1個の給電区間の直前および直後に、いずれのLED負荷にも給電されない休止区間を設け、N2個のLED負荷に対応する連続するN2個の給電区間の直前および直後に休止区間を設けるようにセレクタ回路32を制御する。
これによれば、全ても給電区間を連続させなくても、色ちらつきを軽減することができる。
(実施の形態4)
実施の形態4では、一巡点灯周期を、タイマー36を用いて計数する例について説明する。
[4.1 LED点灯装置および照明器具の構成]
実施の形態4に係る照明器具100の構成は、図3と同じでよい。ただし、制御回路33は、プロセッサ、メモリおよびタイマー36を内蔵するMCU(Micro Controller Unit またはMicro Computer Unit)により構成される。タイマー36は、複数のLED負荷21~24の選択が一巡する周期の長さを計数するのに用いられる。
[4.2 LED点灯装置および照明器具の動作]
次に、実施の形態4に係るLED点灯装置30を備える照明器具100の動作例について説明する。
図7は、実施の形態4に係るLED点灯装置30を有する照明器具100の電流波形を示す図である。同図は、図2と同じ照明動作の例であり、タイマー36により一巡点灯周期を固定している。図7の下段に示すように、タイマー36は、一巡点灯周期Tsが経過する毎にタイムアウトを示す信号を出力するようにプログラムされる。制御回路33は、タイムアウトが発生する毎に、LED負荷21~LED負荷24を一巡点灯させるようにセレクタ回路32を制御する。
以上のように実施の形態4に係るLED点灯装置30において、制御回路33は、タイマー36を有するマイクロコンピュータで構成され、複数のLED負荷の選択が一巡する周期の長さを、タイマー36を用いて計数してもよい。
これによれば、制御回路33によるセレクタ回路32の制御において、一巡点灯周期を柔軟かつ簡単に固定して、周期的な制御を容易にすることができる。
なお、タイマー36は、一巡点灯周期Tsだけでなく、給電区間Ta~Td、休止区間Txそれぞれを計数してもよい。タイマー36は、1つのタイマー回路を備える構成でもよいし、複数のタイマー回路を備える構成でもよい。
(実施の形態5)
実施の形態5では、上記各実施の形態に係るLED点灯装置30を備える照明器具100の例について、図8A~図8Cを用いて説明する。
図8Aは、各実施の形態に係るLED点灯装置30を有する照明器具100の外観例を示す図である。図8Aでは、照明器具100の例として、ダウンライト100aの外観を示す。
ダウンライト100aは、回路ボックス101a、灯体102aおよび配線103aを備える。回路ボックス101a、上記各実施の形態に係るLED点灯装置30の全部または一部を収納する筐体である。灯体102aは、光源20を装着した灯体である。配線103aは、回路ボックス101aと灯体102a内の光源20とを電気的に接続する。
図8Bは、各実施の形態に係るLED点灯装置30を有する照明器具100の他の外観例を示す図である。図8Bでは、照明器具100の例として、スポットライト100bの外観を示す。スポットライト100bは、回路ボックス101b、灯体102bおよび配線103bを備える。これらの回路ボックス101b、灯体102bおよび配線103bは、図8Aの回路ボックス101a、灯体102aおよび配線103aと同様である。
図8Cは、各実施の形態に係るLED点灯装置30を有する照明器具100のさらに他の外観例を示す図である。図8Cでは、照明器具100の例として、スポットライト100cの外観を示す。スポットライト100cは、スポットライト100cは、回路ボックス101cおよび灯体102cを備える。これらも図8Aの回路ボックス101aおよび灯体102bと同様である。
実施の形態5においても、上記各実施の形態と同様の効果が得られる。
なお、光源20内のLEDd1~d12は、いわゆる発光ダイオードだけでなく、有機EL発光素子(OLED:Organic Light Emitting Diode)、レーザー発光素子などの固体発光素子でもよい。
以上、本開示の一つまたは複数の態様に係るLED点灯装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、この実施の形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本開示の範囲内に含まれてもよい。
21、22、23、24 LED負荷
30 LED点灯装置
31 電源回路
32 セレクタ回路
33 制御回路)
36 タイマー
100 照明器具
C2、C3、C4、C5 平滑コンデンサ
d1~d12 LED
Da、Db、Dc、Dd ダイオード
L1 インダクタ
M3、M4、M5、M6 スイッチング素子

Claims (10)

  1. 異なる発光色を有する複数のLED(Light Emitting Diode)負荷を点灯させるLED点灯装置であって、
    前記複数のLED負荷に給電する電源回路と、
    前記複数のLED負荷から1つのLED負荷を順次巡回的に選択することによって、選択したLED負荷に対して前記電源回路から給電させるセレクタ回路と、
    前記複数のLED負荷の選択が一巡する周期内で、前記複数のLED負荷のそれぞれに対して前記電源回路から給電される給電区間のうち、少なくとも2つの給電区間が連続するように前記セレクタ回路の選択を制御する制御回路とを備え
    前記セレクタ回路は、複数のスイッチング素子を含み、
    前記複数のスイッチング素子のそれぞれは、前記複数のLED負荷のいずれか1つのLED負荷と直列に接続され、
    前記制御回路は、前記複数のスイッチング素子から1つのスイッチング素子を順次巡回的にオンすることによって、対応するLED負荷を順次巡回的に選択し、
    前記複数のLED負荷の選択が一巡する周期は、調光率に関わらず一定であり、
    前記給電区間の長さは、調光率に応じて変化する
    LED点灯装置。
  2. 前記複数のLED負荷は3つ以上のLED負荷で構成されており、
    前記制御回路は、少なくとも1つの給電区間の直前および直後に、いずれのLED負荷にも給電されない休止区間を設けるように前記セレクタ回路を制御する
    請求項1に記載のLED点灯装置。
  3. 前記少なくとも1つの給電区間に対応する少なくとも1つのLED負荷は、白色で発光するLED負荷を含む
    請求項2に記載のLED点灯装置。
  4. 前記複数のLED負荷はN個のLED負荷であり、
    N=N1+N2(Nは4以上の整数、N1は2以上の整数、N2は2以上の整数となるとしたとき、
    前記制御回路は、
    N1個のLED負荷に対応するN1個の給電区間が連続し、
    N2個のLED負荷に対応するN2個の給電区間が連続し、
    前記N1個のLED負荷に対応する連続するN1個の給電区間の直前および直後に、いずれのLED負荷にも給電されない休止区間を設け、
    前記N2個のLED負荷に対応する連続するN2個の給電区間の直前および直後に前記休止区間を設けるように前記セレクタ回路を制御する
    請求項1に記載のLED点灯装置。
  5. 前記複数のLED負荷はN(Nは3以上の整数)個のLED負荷であり、
    前記制御回路は、
    N個のLED負荷に対応するN個の給電区間が連続し、
    連続するN個の給電区間の直前および直後に、いずれのLED負荷にも給電されない休止区間を設けるように前記セレクタ回路を制御する
    請求項1に記載のLED点灯装置。
  6. 前記制御回路は、タイマーを有するマイクロコンピュータで構成され、前記複数のLED負荷の選択が一巡する周期の長さを、タイマーを用いて計数する
    請求項1~5のいずれか1項に記載のLED点灯装置。
  7. 前記複数のLED負荷の選択が一巡する周期の逆数である周波数は、100Hz以上である
    請求項1~6のいずれか1項に記載のLED点灯装置。
  8. 前記電源回路は、インダクタを含むスイッチング電源であり、前記インダクタを介して前記複数のLED負荷に給電する
    請求項1~7のいずれか1項に記載のLED点灯装置。
  9. 請求項1~のいずれか1項に記載のLED点灯装置と、
    前記複数のLED負荷とを備える
    照明器具。
  10. 前記複数のLED負荷のそれぞれは、
    1つ以上のLEDと、
    前記1つ以上のLEDと並列に接続された平滑コンデンサと、
    前記1つ以上のLEDおよび前記平滑コンデンサを含む並列回路と直列に接続された逆流防止用のダイオードとを有する
    請求項に記載の照明器具。
JP2018099417A 2018-05-24 2018-05-24 Led点灯装置および照明器具 Active JP7065352B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018099417A JP7065352B2 (ja) 2018-05-24 2018-05-24 Led点灯装置および照明器具
DE102019113552.4A DE102019113552A1 (de) 2018-05-24 2019-05-21 Led-beleuchtungsvorrichtung und leuchte
CN201910435136.8A CN110536504A (zh) 2018-05-24 2019-05-23 Led点亮装置和照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018099417A JP7065352B2 (ja) 2018-05-24 2018-05-24 Led点灯装置および照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019204696A JP2019204696A (ja) 2019-11-28
JP7065352B2 true JP7065352B2 (ja) 2022-05-12

Family

ID=68659295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018099417A Active JP7065352B2 (ja) 2018-05-24 2018-05-24 Led点灯装置および照明器具

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7065352B2 (ja)
CN (1) CN110536504A (ja)
DE (1) DE102019113552A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120200229A1 (en) 2011-02-07 2012-08-09 Cypress Semiconductor Corporation Mutli-string led current control system and method
JP2015103505A (ja) 2013-11-28 2015-06-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 点灯装置および照明器具
JP2016527655A (ja) 2013-11-25 2016-09-08 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 照明装置を制御する方法、照明コントローラ及び照明システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6206757B2 (ja) * 2013-08-02 2017-10-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具及びそれに用いる点灯装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120200229A1 (en) 2011-02-07 2012-08-09 Cypress Semiconductor Corporation Mutli-string led current control system and method
JP2016527655A (ja) 2013-11-25 2016-09-08 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 照明装置を制御する方法、照明コントローラ及び照明システム
JP2015103505A (ja) 2013-11-28 2015-06-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 点灯装置および照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019204696A (ja) 2019-11-28
CN110536504A (zh) 2019-12-03
DE102019113552A1 (de) 2020-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6206757B2 (ja) 照明器具及びそれに用いる点灯装置
US9674918B2 (en) Illumination system and luminaire
JP5725736B2 (ja) Led電源装置及びled照明器具
JP6057906B2 (ja) Led照明装置
JP6566293B2 (ja) 照明システムおよび照明器具
US20130293134A1 (en) Led lighting device and led luminaire
JP5665382B2 (ja) Led電源装置及びled照明器具
JP6434700B2 (ja) 発光ダイオード照明装置およびその制御方法
GB2459009A (en) Driving LEDs connected in parallel
JP6507449B2 (ja) 点灯装置、照明装置、および照明器具
CN108029171B (zh) 用于多个led的照明控制电路和方法
JP2014513383A (ja) Led列を用いて空間を照らす方法及びデバイス
JP5538078B2 (ja) Led電源装置
US10616984B2 (en) LED lighting device and luminaire
JP7065352B2 (ja) Led点灯装置および照明器具
JP5656004B2 (ja) 光源点灯装置および照明器具
JP7042430B2 (ja) Led点灯装置および照明器具
JP6501177B2 (ja) 点灯装置、該点灯装置を用いた照明器具、並びに、前記照明器具を用いた照明システム
JP2019204710A (ja) Led点灯装置および照明器具
JP2018101542A (ja) 調光制御装置、照明器具、及び、制御方法
JP2019207849A (ja) Led点灯装置および照明器具
US10492250B2 (en) Lighting system, and related lighting module
JP2020061324A (ja) Led点灯装置および照明器具
JP2020129470A (ja) Led点灯装置および照明器具
JP6886628B2 (ja) 照明器具および照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220328

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7065352

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151