JP7058136B2 - 排気管支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排気管支持装置に関するものである。
従来より、原動機等の振動発生源に接続された排気管を車体等の被支持体に対して吊り下げ支持するための排気管支持装置が知られている。
例えば特許文献1には、第1取付孔と、該第1取付孔周囲から二股に分岐して伸びた一対の撓み部と、該撓み部の先端にそれぞれ形成された一対の第2取付孔とからなる平面視で略V字状をなす構成とした排気管支持装置が開示されている。そして、この排気管支持装置では、前記第1取付孔を車体および排気管の一方から延びるピンに取付け、2つの前記第2取付孔を該車体および該排気管の他方から延びる2本のピンに取付けて3点で支持する。これにより、2点支持に比べて排気管の移動を確実に防止することができる。
実公平6-12185号公報
しかし、上記特許文献1のものでは、撓み部は第1取付孔及び第2取付孔を直線的に連結するので、その自由長が短くなる。このため、撓み部に生じる応力が大きくなりやすく、耐久性が低くなるという問題があった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、耐久性を向上させることにある。
上記の目的を達成するために、第1の発明では、排気管を車体に吊り下げ支持するためのゴム製の排気管支持装置であって、左右方向に並設され、それぞれ上記排気管側及び上記車体側の一方に取り付けるための第1取付孔が1つずつ形成された2つの第1取付部と、上記第1取付部よりも上下方向一方側で且つ左右方向において上記両第1取付部の間に位置するように1つだけ配設され、上記排気管側及び上記車体側の他方に取り付けるための第2取付孔が1つだけ形成された第2取付部とを備え、上記第1取付部と上記第2取付部との間には、上記第1取付孔の中心と上記第2取付孔の中心とを結ぶ第1仮想直線を分断するように空間部が形成され、上記第1取付部と上記第2取付部とは、上記第1仮想直線を挟む両側においてそれぞれ、該両取付部と共に上記空間部を取り囲む上下2つの連結部だけで連結されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、第1取付部と第2取付部との間には、第1取付孔の中心と第2取付孔の中心とを結ぶ第1仮想直線を分断するように空間部が形成されているので、応力が集中しやすい第1仮想直線上に応力が集中するのを抑制することができる。
また、第1取付部と第2取付部とが、第1仮想直線を挟む両側においてそれぞれ、両取付部と共に空間部を取り囲む上下2つの連結部で連結されているので、応力を両連結部に分散させることできる。
以上より、耐久性を向上させることができる。
第2の発明では、排気管を車体に吊り下げ支持するためのゴム製の排気管支持装置であって、左右方向に並設され、それぞれ上記排気管側及び上記車体側の一方に取り付けるための第1取付孔が1つずつ形成された2つの第1取付部と、上記第1取付部よりも上下方向一方側で且つ左右方向において上記両第1取付部の間に位置するように配設され、上記排気管側及び上記車体側の他方に取り付けるための第2取付孔が1つだけ形成された1つの第2取付部とを備え、上記第1取付部と上記第2取付部との間には、上記第1取付孔の中心と上記第2取付孔の中心とを結ぶ第1仮想直線を分断するように空間部が形成され、上記第1取付部と上記第2取付部とは、上記第1仮想直線を挟む両側においてそれぞれ、該両取付部と共に上記空間部を取り囲む上下2つの連結部で連結され、上記空間部は、上記第1取付孔の中心同士を結ぶ第2仮想直線も分断するように形成されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、空間部が、第1取付孔の中心同士を結ぶ第2仮想直線も分断するように形成されているので、応力が集中しやすい第2仮想直線上に応力が集中するのを抑制することができ、耐久性をより向上させることができる。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、上記空間部は、その上下方向他方側の端が上記第1取付孔における上下方向他方側の端よりも上下方向他方側に位置するように形成されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、空間部が、その上下方向他方側の端が第1取付孔における上下方向他方側の端よりも上下方向他方側に位置するように形成されているので、空間部が上下方向他方側に広がり、その分、両連結部のうち第1取付孔側の連結部の自由長が長くなる。このため、第1取付孔側の連結部に生じる応力が大きくなるのを抑制することができ、耐久性をより向上させることができる。
以上のように、本発明によれば、耐久性を向上させることができる。
本発明の実施形態1に係る排気管支持装置の使用状態を示す斜視図である。 排気管支持装置を示す正面図である。 図2のIII-III線矢視断面図である。 実施形態2を示す図2相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
<実施形態1>
図1~図3は、本発明の実施形態1に係る排気管支持装置Aを示し、この排気管支持装置Aは、排気管7を車体8に吊り下げ支持するためのゴム製のものであって、排気管7側からの上下方向の振動を吸収して、その振動が車体8側に伝達されるのを抑制するものである。
排気管支持装置Aは、一定の厚みを有している。この厚みは、排気管支持装置Aに要求されるばね特性によって決まる。排気管支持装置Aは、その左右方向中央(後述する第2取付孔31の中央)を上下方向に延びる中心線Cを軸に左右対称に形成されている。
排気管支持装置Aの外周面は、左右方向に延びる上面11と、この上面11よりも左右方向長さが短く、左右方向(上面と平行)に延びる下面12と、上面11の左右方向両端と下面12の左右方向両端とをそれぞれ連結する左右一対の湾曲面13,14とからなる。
排気管支持装置Aは、左右方向に距離を置いて並設された左右2つの第1取付部2a,2bと、この第1取付部2a,2bよりも下側(上下方向一方側)で且つ左右方向において両第1取付部2a,2bの中間に位置するように配設された1つの第2取付部3とを備えている。
各第1取付部2a,2bは、厚さ方向視で略円状に形成されている。各第1取付部2a,2bの中心部には、車体8側の支持部材8aを挿入して取り付けるための円状の第1取付孔21が1つだけ形成されている。以下の説明では、第1取付孔21のうち左側のものを左側第1取付孔21aと、右側のものを右側第1取付孔21bという。第2取付部3は、厚さ方向視で略円状に形成されている。第2取付部3の中心部には、排気管7側の支持部材7aを挿入して取り付けるための円状の第2取付孔31が1つだけ形成されている。
左側第1取付部2aと第2取付部3との間には、左側第1取付孔21aの中心と第2取付孔31の中心とを結ぶ左側第1仮想直線VL1aと、左右の第1取付孔21a,21bの中心同士を結ぶ第2仮想直線VL2とを分断するように、厚さ方向に貫通する略V字状の左側空間部41が1つだけ形成されている。つまり、この左側空間部41は、左側第1仮想直線VL1a上及び第2仮想直線VL2上に位置している。
右側第1取付部2bと第2取付部3との間には、右側第1取付孔21bの中心と第2取付孔31の中心とを結ぶ右側第1仮想直線VL1bと、第2仮想直線VL2とを分断するように、厚さ方向に貫通する略V字状の右側空間部42が1つだけ形成されている。つまり、この右側空間部42は、右側第1仮想直線VL1b上及び第2仮想直線VL2上に位置している。左右の第1仮想直線VL1a,VL1b及び第2仮想直線VL2は、全体として二等辺三角形の形状をしている。
ここで、排気管支持装置Aは、上記したように、中心線Cを軸に左右対称に形成されているので、左側空間部41及び右側空間部42も、この中心線Cを軸に左右対称に形成されている。そこで、以下の説明では、左側空間部41の構成のみを説明し、右側空間部42の構成の説明は省略する。
左側空間部41は、その上端(上下方向他方側の端)が左側第1取付孔21aにおける上端よりも上側に位置するように形成されている。具体的に、左側空間部41は、左右の第1取付部2a,2bの間を通って排気管支持装置Aの上面11近傍の高さ位置から左側第1取付孔21aの下端近傍の高さ位置まで下側に延びた後、左側第1取付部2aと第2取付部3との間を通って排気管支持装置Aにおける左右方向外側(左側)の湾曲面13近傍で且つ第2取付孔31の下端近傍の高さ位置まで左右方向外側(左側)で且つ下側に延びている。左側空間部41の幅は、排気管支持装置Aの上面11近傍の高さ位置から左側第1取付孔21aの下端近傍の高さ位置まで略同一であり、左側第1取付孔21aの下端近傍の高さ位置から左側第1仮想直線VL1aまで左側第1仮想直線VL1aに向かうに従って徐々に小さくなった後、排気管支持装置Aの左側湾曲面13に向かうに従って徐々に大きくなる。
左側第1取付部2aと第2取付部3とは、左側第1仮想直線VL1aを挟む両側においてそれぞれ、これらの両取付部2a,3と共に左側空間部41を取り囲む上下2つの第1連結部5で連結されている。右側第1取付部2bと第2取付部3とは、右側第1仮想直線VL1bを挟む両側においてそれぞれ、これらの両取付部2b,3と共に右側空間部42を取り囲む上下2つの第2連結部6で連結されている。
ここで、排気管支持装置Aは、上記したように、中心線Cを軸に左右対称に形成されているので、第1連結部5及び第2連結部6も、この中心線Cを軸に左右対称に形成されている。そこで、以下の説明では、第1連結部5の構成を主に説明する。
上側第1連結部51は、厚み方向視で略L字状に形成されている。上側第1連結部51は、上下方向に延びる鉛直部51aと、左右方向に延びる水平部51bとを有している。鉛直部51aは、中心線C上に位置している。鉛直部51aの下端部は、第2取付部3の上端部に連結されている。鉛直部51aの幅は、略同一である。水平部51bは、鉛直部51aの上端部と左側第1取付部2aの上端部で且つ左右方向内側端部(右端部)とを連結している。水平部51bの幅は、鉛直部51aの上端部から水平部51bの左右方向中央に向かうに従って徐々に小さくなった後、左側第1取付部2aに向かうに従って徐々に大きくなる。上側第1連結部51の鉛直部51aは、上側第2連結部61の鉛直部61aを兼ねている。上側第1連結部51及び上側第2連結部61の各水平部51b,61bと上側第1連結部51の鉛直部51a(上側第2連結部61の鉛直部61a)の幅は、略同一である。上側第1連結部51及び上側第2連結部61は、全体として厚み方向視で略T字状に形成されている。
下側第1連結部52は、左側第1取付部2aの下端部と第2取付部3の下端部で且つ左右方向一端部(左端部)とを連結している。下側第1連結部52は、左側第1取付部2aから第2取付部3に向かって左右方向内側(右側)で且つ下側に延びている。下側第1連結部52の幅は、略同一である。
本実施形態の排気管支持装置Aについて、シミュレーションにより応力解析を行った。具体的には、空間部のない従来の排気管支持装置及び排気管支持装置Aに対してそれぞれ下方向に所定の荷重を付与したときの最大応力値を測定した。排気管支持装置Aにおける応力の最大値は、従来の排気管支持装置における応力の最大値と比べて50%程度小さかった。この結果から、排気管支持装置Aは、従来の排気管支持装置に比べ、応力が分散され、耐久性が向上していることが確認された。
-効果-
以上より、本実施形態によれば、左側第1取付部2aと第2取付部3との間には、左側第1取付孔21aの中心と第2取付孔31の中心とを結ぶ左側第1仮想直線VL1aを分断するように左側空間部41が形成されているので、応力が集中しやすい左側第1仮想直線VL1a上に応力が集中するのを抑制することができる。
また、左側第1取付部2aと第2取付部3とが、左側第1仮想直線VL1aを挟む両側においてそれぞれ、両取付部2a,3と共に左側空間部41を取り囲む第1連結部5で連結されているので、応力を上側第1連結部51及び下側第1連結部52に分散させることできる。
ここで、排気管支持装置Aは、上述したように、中心線Cを軸に左右対称に形成されているので、左側空間部41及び右側空間部42は、この中心線Cを軸に左右対称に形成されている。したがって、右側空間部42は左側空間部41と同様の作用効果を得ることができる。
以上より、耐久性を向上させることができる。
また、左側空間部41及び右側空間部42が、左右の第1取付孔21a,21bの中心同士を結ぶ第2仮想直線VL2も分断するように形成されているので、応力が集中しやすい第2仮想直線VL2上に応力が集中するのを抑制することができ、耐久性をより向上させることができる。
また、左側空間部41が、その上端が第1取付孔21における上端よりも上側に位置するように形成されているので、左側空間部41が上側に広がり、その分、上側第1連結部51及び下側第1連結部52のうち上側第1連結部51の自由長が長くなる。排気管支持装置Aは、中心線Cを軸に左右対称に形成されているので、右側空間部42においても、左側空間部41と同様の作用効果を得ることができる。このため、上側第1連結部51及び上側第2連結部61に生じる応力が大きくなるのを抑制することができ、耐久性をより向上させることができる。
また、排気管支持装置Aに形成された左側及び右側空間部41,42の構成を工夫することで耐久性を向上させているので、排気管支持装置Aを小型化することができ、狭いスペースにも設置することができる。
<実施形態2>
図4は、本発明の実施形態2を示したものである。なお、本実施形態では、図1~図3と同じ部分については同じ符号を付する。また、以下の説明では、実施形態1の構成要素と同様の構成要素については、重複説明を省略する場合がある。
排気管支持装置Aは、全体として厚み方向視で略ハート状に形成されている。各第1取付部2a,2bは、厚さ方向視で円状に形成されている。両第1取付部2a,2bの厚みは、略同一である。第2取付部3は、厚さ方向視で円状に形成されている。第2取付部3の厚みは、第1取付部2a,2bの厚みと略同一である。
左側空間部41は、左側第1仮想直線VL1a及び第2仮想直線VL2のうち左側第1仮想直線VL1aのみを分断するように略矩形状に形成されている。つまり、この左側空間部41は、左側第1仮想直線VL1a上及び第2仮想直線VL2上のうち左側第1仮想直線VL1a上のみに位置している。
右側空間部42は、右側第1仮想直線VL1b及び第2仮想直線VL2のうち右側第1仮想直線VL1bのみを分断するように略矩形状に形成されている。つまり、この右側空間部42は、右側第1仮想直線VL1b上及び第2仮想直線VL2上のうち右側第1仮想直線VL1b上のみに位置している。
ここで、左側空間部41及び右側空間部42は、中心線Cを軸に左右対称に形成されている。そこで、以下の説明では、左側空間部41の構成のみを説明し、右側空間部42の構成の説明は省略する。
左側空間部41は、左側第1取付部2aと第2取付部3との間を通って、左側第1取付孔21aの下端近傍の高さ位置から第2取付孔31の上端近傍の高さ位置まで左右方向外側(左側)で且つ下側に延びている。左側空間部41の幅は、左側第1取付孔21aの下端近傍の高さ位置から左側第1仮想直線VL1aに向かうに従って徐々に小さくなった後、第2取付孔31の上端近傍の高さ位置に向かうに従って徐々に大きくなる。
ここで、第1連結部5及び第2連結部6は、中心線Cを軸に左右対称に形成されている。ここで、以下の説明では、第1連結部5の構成を主に説明する。
第1連結部5及び第2連結部6の厚みは、略同一であり、第1取付部2a,2b及び第2取付部3の厚みよりも薄い。これらの厚みは、排気管支持装置Aに要求されるばね特性によって決まる。
上側第1連結部51は、左側第1取付部2aの上下方向中央部で且つ左右方向内側端部(右端部)と第2取付部3の上端部とを連結している。上側第1連結部51は、左側第1取付部2aから第2取付部3に向かって左右方向内側(右側)で且つ下側に延びている。上側第1連結部51の上面(左側空間部41とは反対側の面)は、左側第1取付部2aの外周面と滑らかに連続する略平面である。上側第1連結部51の幅は、略同一である。上側第1連結部51の下端部は、上側第2連結部61の下端部を兼ねている。上側第1連結部51及び上側第2連結部61は、全体として厚み方向視で略V字状に形成されている。
下側第1連結部52は、左側第1取付部2aの下端部と第2取付部3の下部で且つ左右方向一端部(左端部)とを連結している。下側第1連結部52は、左側第1取付部2aから第2取付部3に向かって左右方向内側(右側)で且つ下側に延びている。下側第1連結部52の下面(左側空間部41とは反対側の面)は、左側第1取付部2a及び第2取付部3の外周面と滑らかに連続する湾曲面である。下側第1連結部52の幅は、略同一である。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
本実施形態の排気管支持装置Aについて、シミュレーションにより応力解析を行った。具体的には、実施形態1と同様に、空間部のない従来の排気管支持装置及び排気管支持装置Aに対してそれぞれ下方向に所定の荷重を付与したときの最大応力値を測定した。排気管支持装置Aにおける応力の最大値は、従来の排気管支持装置における応力の最大値と比べて14%程度小さかった。この結果から、排気管支持装置Aは、従来の排気管支持装置に比べ、応力が分散され、耐久性が向上していることが確認された。
以上より、本実施形態によれば、左側第1取付部2aと第2取付部3との間には、左側第1仮想直線VL1aを分断するように左側空間部41が形成されるとともに、左側第1取付部2aと第2取付部3とが、左側第1仮想直線VL1aを挟む両側においてそれぞれ、両取付部2a,3と共に左側空間部41を取り囲む第1連結部5で連結され、左側空間部41及び右側空間部42が、中心線Cを軸に左右対称に形成されているので、実施形態1と同様に、耐久性を向上させることができる。
<その他の実施形態>
なお、上記各実施形態では、第1取付孔21は車体8側の支持部材8aを、第2取付孔31は排気管7側の支持部材7aを挿入するために形成されているが、第1取付孔21に排気管7側の支持部材7aを、第2取付孔31に車体8側の支持部材8aを挿入してもよい。
また、上記各実施形態では、第2取付部を第1取付部2a,2bよりも下側に配設したが、第1取付部2a,2bよりも上側に配設してもよい。
また、上記各実施形態では、第1仮想直線VL1a,VL1b及び第2仮想直線VL2を全体として二等辺三角形の形状としたが、これに限られず、例えば、正三角形の形状としてもよい。
また、上記実施形態1では、第2仮想直線VL2を左側及び右側空間部41,42によって分断したが、これに限られず、例えば上面11に中心線C上で下方向に凹む凹部を形成し、その凹部によって分断してもよい。
また、上記実施形態1では、左側及び右側空間部41,42の上端を第1取付孔21よりも上側に位置させたが、下側に位置させてもよい。
A 排気管支持装置
2a,2b 第1取付部
21a,21b 第1取付孔
3 第2取付部
31 第2取付孔
41,42 空間部
5 第1連結部
6 第2連結部
7 排気管
8 車体
VL1a,VL1b 第1仮想直線
VL2 第2仮想直線

Claims (3)

  1. 排気管を車体に吊り下げ支持するためのゴム製の排気管支持装置であって、
    左右方向に並設され、それぞれ上記排気管側及び上記車体側の一方に取り付けるための第1取付孔が1つずつ形成された2つの第1取付部と、
    上記第1取付部よりも上下方向一方側で且つ左右方向において上記両第1取付部の間に位置するように1つだけ配設され、上記排気管側及び上記車体側の他方に取り付けるための第2取付孔が1つだけ形成された第2取付部とを備え、
    上記第1取付部と上記第2取付部との間には、上記第1取付孔の中心と上記第2取付孔の中心とを結ぶ第1仮想直線を分断するように空間部が形成され、
    上記第1取付部と上記第2取付部とは、上記第1仮想直線を挟む両側においてそれぞれ、該両取付部と共に上記空間部を取り囲む上下2つの連結部だけで連結されていることを特徴とする排気管支持装置。
  2. 排気管を車体に吊り下げ支持するためのゴム製の排気管支持装置であって、
    左右方向に並設され、それぞれ上記排気管側及び上記車体側の一方に取り付けるための第1取付孔が1つずつ形成された2つの第1取付部と、
    上記第1取付部よりも上下方向一方側で且つ左右方向において上記両第1取付部の間に位置するように配設され、上記排気管側及び上記車体側の他方に取り付けるための第2取付孔が1つだけ形成された1つの第2取付部とを備え、
    上記第1取付部と上記第2取付部との間には、上記第1取付孔の中心と上記第2取付孔の中心とを結ぶ第1仮想直線を分断するように空間部が形成され、
    上記第1取付部と上記第2取付部とは、上記第1仮想直線を挟む両側においてそれぞれ、該両取付部と共に上記空間部を取り囲む上下2つの連結部で連結され、
    上記空間部は、上記第1取付孔の中心同士を結ぶ第2仮想直線も分断するように形成されていることを特徴とする排気支持装置。
  3. 請求項1又は2において、
    上記空間部は、その上下方向他方側の端が上記第1取付孔における上下方向他方側の端よりも上下方向他方側に位置するように形成されていることを特徴とする排気支持装置。
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