JP7052779B2 - 画像投射システムの制御方法、及び画像投射システム - Google Patents

画像投射システムの制御方法、及び画像投射システム Download PDF

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Description

本発明は、画像投射システムの制御方法、及び画像投射システムに関する。
従来、投射画像を互いに重畳する複数のプロジェクターの投射画像の位置を補正する方法に関する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の投影画像補正装置は、同一の投影面に画像を投影する第一及び第二の投影手段、投影面の画像を撮像する撮像手段、第一及び第二の投影手段に対して各々異なるタイミングで投影面にテスト用画像を投影させるように指示する第一の指示手段、投影面にテスト用画像が投影されているときに撮像手段に対してテスト用画像の撮影を指示する第二の指示手段、撮像手段で撮影された第一の投影手段からのテスト用画像と第二の投影手段からのテスト用画像とに基づいて、第一及び第二の投影手段に与える画像を補正する補正手段を備える。なお、テスト用画像は、白色の画像である。
特開2006-245737号公報
しかしながら、複数のプロジェクターの各々から投射される投射画像の位置が互いに大きくずれている場合には、特許文献1に記載の投影画像補正装置では、投射画像の位置を補正することができない可能性がある。
また、ユーザーが手動で投射画像の位置を調整する場合には、特許文献1に記載の投影画像補正装置のように、異なるタイミングで白色のテスト画像を投射する場合には、投影画像が互いにどの程度重なっているかをユーザーが視認することが難しい。更に、複数のプロジェクターの各々が、仮に同じタイミングでテスト画像を投射する場合であっても、どのプロジェクターからの投射画像がどのようにずれているのかを、ユーザーが視認することはやはり難しい。
上記課題を解決する一態様は、複数のプロジェクターを含む画像投射システムの制御方法であって、投射画像が互いに重畳されるプロジェクターの台数を示す重畳台数に基づいて、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射するパターン画像の色を決定する決定ステップと、前記重畳台数分のプロジェクターの各々に、前記決定ステップにおいて決定された色の前記パターン画像を投射させる投射ステップと、を含み、前記決定ステップにおいて、前記重畳台数分の前記パターン画像が重畳された場合に、重畳された前記重畳台数分の前記パターン画像が特定色になるように、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射する前記パターン画像の色が決定される、画像投射システムの制御方法である。
上記画像投射システムの制御方法において、前記特定色は、白色であってもよい。
上記画像投射システムの制御方法において、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が、前記決定ステップにおいて投射する前記パターン画像の色は、前記特定色と相違する色になるように決定されてもよい。
上記画像投射システムの制御方法において、前記重畳台数が3台以上である場合に、前記決定ステップにおいて、前記パターン画像が重畳された画像を示す重畳画像に対応するプロジェクターの台数が前記重畳台数未満であるときには、前記重畳画像の色が前記特定色と相違する色になるように、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射する前記パターン画像の色が決定されてもよい。
上記画像投射システムの制御方法において、前記決定ステップにおいて、2つの前記重畳画像の各々に対応するプロジェクターの少なくとも1台が相違する場合に、前記2つの重畳画像の色が互いに相違する色になるように、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射する前記パターン画像の色が決定されてもよい。
上記画像投射システムの制御方法において、前記決定ステップにおいて、前記重畳画像の色は、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射する前記パターン画像の色と相違する色になるように、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射する前記パターン画像の色が決定されてもよい。
上記画像投射システムの制御方法において、前記決定ステップにおいて、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射する前記パターン画像の色は、比視感度が閾値以上になるように決定されてもよい。
上記画像投射システムの制御方法において、前記パターン画像は、四隅の各々に矩形画像を有し、前記矩形画像のサイズは、前記プロジェクターの投射領域のサイズを補正する能力に応じて決定されてもよい。
上記課題を解決する別の一態様は、複数のプロジェクターを含む画像投射システムであって、投射画像が互いに重畳されるプロジェクターの台数を示す重畳台数に基づいて、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射するパターン画像の色を決定する決定部と、前記重畳台数分のプロジェクターの各々に、前記決定部によって決定された色の前記パターン画像を投射させる投射制御部と、を備え、前記決定部は、前記重畳台数分の前記パターン画像が重畳された場合に、重畳された前記重畳台数分の前記パターン画像が特定色になるように、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射する前記パターン画像の色を決定する、画像投射システムである。
画像投射システムの構成の一例を示す図。 制御装置の構成の一例を示す図。 第1プロジェクターの構成の一例を示す図。 制御装置の第1制御部の構成の一例を示す図。 スタック台数が4台である場合の投射状態の一例を示す斜視図。 第1色番号テーブルの一例を示す図表。 第2色番号テーブルの一例を示す図表。 スタック台数が4台である場合の投射画像の重畳状態の一例を示す図。 図8に示す各画像のR、G、B成分の一例を示す図表。 第1制御部の処理の一例を示すフローチャート。 パターン画像の一例を示す画像図。
以下、図面を参照して本実施形態について説明する。
[1.画像投射システムの構成]
[1-1.画像投射システムの全体構成]
図1は、画像投射システム1の構成の一例を示す図である。
本実施形態の画像投射システム1は、制御装置100と、複数のプロジェクター200とを備える。制御装置100と、複数のプロジェクター200の各々とはネットワークNWを介して、通信可能に接続される。ネットワークNWは、例えば、LAN(Local Area Network)であって、Ethernet(登録商標)規格に従って通信が実行される。
画像投射システム1は、複数のプロジェクター200として、第1プロジェクター200A、第2プロジェクター200B、第3プロジェクター200C、第4プロジェクター200D、第5プロジェクター200E、及び第6プロジェクター200Fを備える。
第1プロジェクター200A~第6プロジェクター200Fの各々は、互いに略同一の構成を有する。
以下の説明において、第1プロジェクター200A~第6プロジェクター200Fの各々を特に区別する必要がない場合は、プロジェクター200と記載する場合がある。
制御装置100は、例えば、第1プロジェクター200A~第6プロジェクター200Fのうちの少なくとの2台のプロジェクター200の各々が投射する画像が互いに重畳されるように、少なくとの2台のプロジェクター200の各々が投射する画像の位置を設定する。換言すれば、第1プロジェクター200A~第6プロジェクター200Fのうちの少なくとの2台のプロジェクター200の各々が投射する画像は、スタック投射される。
また、制御装置100は、第1プロジェクター200A~第6プロジェクター200Fの各々の投射するパターン画像400の色を制御する。パターン画像400については、後述にて図11を参照して詳細に説明する。
また、第1プロジェクター200A~第6プロジェクター200Fの各々は、ユーザーの操作を受け付けて、各プロジェクター200が投射するパターン画像400の位置を調整する。具体的には、ユーザーは、プロジェクター200の本体の位置の調整、レンズシフトの調整、及びズームの調整等を行うことによって、プロジェクター200が投射するパターン画像400の位置を調整する。
制御装置100の構成については、後述にて図2及び図4を参照して詳細に説明する。
本実施形態では、制御装置100が、第1プロジェクター200A~第6プロジェクター200Fの各々の投射するパターン画像400の色を制御するが、本発明はこれに限定されない。例えば、図3を参照して後述する第1プロジェクター200Aの第2制御部250が、第1プロジェクター200A~第6プロジェクター200Fの各々の投射するパターン画像400の色を制御してもよい。
また、本実施形態では、第1プロジェクター200Aが、第2プロジェクター200B~第6プロジェクター200Fの各々と、ネットワークNWを介して接続されるが、第1プロジェクター200Aが、第2プロジェクター200B~第6プロジェクター200Fの各々とデイジーチェーン接続されてもよい。例えば、第1プロジェクター200Aが、第2プロジェクター200BとUSB(Universal Serial Bus)接続され、第2プロジェクター200Bが、第3プロジェクター200CとUSB接続され、第3プロジェクター200Cが第4プロジェクター200DとUSB接続される。また、第4プロジェクター200Dが第5プロジェクター200EとUSB接続され、第5プロジェクター200Eが第6プロジェクター200FとUSB接続される。
また、第1プロジェクター200Aが、第2プロジェクター200B~第6プロジェクター200Fの各々と、Wi-Fi(登録商標)規格等に従って無線通信可能に構成されてもよい。
[1-2.制御装置の構成]
図2は、制御装置100の構成の一例を示す図である。
制御装置100は、プロジェクター200と通信可能に接続され、プロジェクター200に対して種々の設定情報、及び種々の指示情報を送信する。本実施形態では、制御装置100は、プロジェクター200と、ネットワークNWを介して通信可能に接続される。
制御装置100は、例えば、パーソナルコンピューターで構成され、第1制御部110と、第1記憶部120と、第1操作部130と、第1表示部140と、第1通信部150と、第1インターフェース部160とを備える。
第1記憶部120、第1操作部130、第1表示部140、第1通信部150及び第1インターフェース部160の各々は、第1内部バス170によって、第1制御部110に接続される。
第1制御部110は、第1プロセッサー111及び第1メモリー112を備え、制御装置100の各部を制御する。
第1メモリー112は、第1プロセッサー111が実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。第1メモリー112は、磁気的記憶装置、フラッシュROM(Read Only Memory)等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置により構成される。また、第1メモリー112は、第1プロセッサー111のワークエリアを構成するRAM(Random Access Memory)を含んでもよい。第1メモリー112は、第1制御部110により処理されるデータや、第1プロセッサー111が実行する第1制御プログラムを記憶する。
第1プロセッサー111は、単一のプロセッサーで構成されてもよいし、複数のプロセッサーが第1プロセッサー111として機能する構成であってもよい。第1プロセッサー111は、第1制御プログラムを実行して制御装置100の各部を制御する。
第1記憶部120は、第1制御部110により実行されるプログラムや、第1制御部110が処理するデータを不揮発的に記憶する。第1記憶部120は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気的記録装置、又は、フラッシュメモリー等の半導体記憶素子を用いた記憶装置である。
また、第1記憶部120は、第1制御部110が実行する基本制御プログラムとしてのオペレーティングシステム(OS:Operating System)、OSをプラットフォームとして動作するアプリケーションプログラム等を記憶する。また、第1記憶部120は、アプリケーションプログラムの実行時に処理されるデータや処理結果のデータ等を記憶する。
第1操作部130は、ユーザーからの操作を受け付け、操作信号を生成し、操作信号を第1制御部110に出力する。第1操作部130は、例えば、キーボードと、マウスとを備える。
第1表示部140は、第1制御部110の制御に従って各種画像を表示する表示パネル141を備える。表示パネル141は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)を含む。表示パネル141は、矩形状に構成される。本実施形態では、表示パネル141は、長方形状である。
本実施形態では、表示パネル141はタッチパネルとして構成される。すなわち、表示パネル141には、表示パネル141上にペンやユーザーの指等が接触した位置を検出するタッチセンサーが配置される。
本実施形態では、表示パネル141がユーザーからの操作を受け付ける場合について説明する。
第1通信部150は、プロジェクター200を含む外部装置とデータ通信を実行する通信インターフェースであり、送受信する信号を処理するインターフェース回路を備える。第1通信部150は、例えば、Wi-Fi(登録商標)規格に対応する無線通信インターフェースである。
第1インターフェース部160は、外部の装置に接続されるインターフェースである。第1インターフェース部160は、例えば、Ethernet(登録商標)規格に準拠した通信を実行する。第1インターフェース部160は、Ethernet(登録商標)ケーブルを接続するコネクター、及びコネクターを伝送される信号を処理するインターフェース回路を備える。第1インターフェース部160は、コネクター及びインターフェース回路を有するインターフェース基板であり、第1制御部110のプロセッサー等が実装されるメイン基板に接続される。或いは、第1インターフェース部160を構成するコネクター及びインターフェース回路が、制御装置100のメイン基板に実装される。
本実施形態では、第1制御部110が、第1インターフェース部160を介して、種々の設定情報、及び種々の指示情報をプロジェクター200に送信するが、第1制御部110が、第1通信部150を介して、種々の設定情報、及び種々の指示情報をプロジェクター200に送信してもよい。換言すれば、本実施形態では、第1制御部110が有線通信で種々の設定情報、及び種々の指示情報をプロジェクター200に送信するが、第1制御部110が無線通信で種々の設定情報、及び種々の指示情報をプロジェクター200に送信してもよい。
本実施形態では、制御装置100が、パーソナルコンピューターで構成されるが、制御装置100が、タブレット端末やスマートフォン等で構成されてもよい。
[1-3.プロジェクターの構成]
図3は、第1プロジェクター200Aの構成の一例を示す図である。
第1プロジェクター200A~第6プロジェクター200Fの各々は、互いに略同一の構成を有するため、図3を参照して、第1プロジェクター200Aの構成について説明し、第2プロジェクター200B~第6プロジェクター200Fの各々の構成については、その説明を省略する。
第1プロジェクター200Aは、投射部210と、投射部210を駆動する駆動部220とを備える。投射部210は、光学的な画像の形成を行い、スクリーンSCに画像を投射する。
投射部210は、光源部211、光変調装置212及び投射光学系213を備える。駆動部220は、光源駆動部221及び光変調装置駆動部222を備える。
光源部211は、ハロゲンランプ、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ等のランプ、又はLED(Light Emitting Diode)やレーザー光源等の固体光源を備える。
また、光源部211は、光源が発した光を光変調装置212に導くリフレクター、及び補助リフレクターを備えてもよい。更に、光源部211は、投射光の光学特性を高めるためのレンズ群、偏光板、又は光源が発した光の光量を光変調装置212に至る経路上で低減させる調光素子等を備えてもよい。
光源駆動部221は、第2内部バス207に接続され、同じく第2内部バス290に接続された第2制御部250の指示に従って、光源部211の光源を点灯及び消灯させる。
光変調装置212は、例えば、R、G及びBの三原色に対応した3枚の液晶パネル215を備える。Rは赤色を示し、Gは緑色を示し、Bは青色を示す。すなわち、光変調装置212は、R色光に対応した液晶パネル215と、G色光に対応した液晶パネル215と、B色光に対応した液晶パネル215とを備える。
光源部211が発する光はRGBの3色の色光に分離され、それぞれ対応する液晶パネル215に入射される。3枚の液晶パネル215の各々は、透過型の液晶パネルであり、透過する光を変調して画像光PLを生成する。各液晶パネル215を通過して変調された画像光PLは、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投射光学系213に射出される。
以下の説明において、第1プロジェクター200Aの画像光PLを画像光PLAと記載し、第2プロジェクター200Bの画像光PLを画像光PLBと記載し、第3プロジェクター200Cの画像光PLを画像光PLCと記載し、第4プロジェクター200Dの画像光PLを画像光PLDと記載する場合がある。
本実施形態では、光変調装置212が光変調素子として透過型の液晶パネル215を備える場合について説明するが、本実施形態はこれに限定されない。光変調素子は反射型の液晶パネルであってもよいし、デジタルマイクロミラーデバイス(Digital Micromirror Device)であってもよい。
光変調装置212は、光変調装置駆動部222によって駆動される。光変調装置駆動部222は、画像処理部245に接続される。
光変調装置駆動部222には、画像処理部245からR,G,Bの各原色に対応する画像データが入力される。光変調装置駆動部222は、入力された画像データを液晶パネル215の動作に適したデータ信号に変換する。光変調装置駆動部222は、変換したデータ信号に基づいて、各液晶パネル215の各画素に電圧を印加し、各液晶パネル215に画像を描画する。
投射光学系213は、入射された画像光PLをスクリーンSC上に結像させるレンズやミラー等を備える。また、投射光学系213は、スクリーンSCに投射される画像を拡大又は縮小させるズーム機構や、フォーカスの調整を行うフォーカス調整機構等を備えてもよい。
プロジェクター200は、第2操作部231、リモコン受光部233、入力インターフェース235、第2記憶部237、画像インターフェース241、第2インターフェース部242、フレームメモリー243、画像処理部245及び第2制御部250を更に備える。入力インターフェース235、第2記憶部237、画像インターフェース241、第2インターフェース部242、画像処理部245及び第2制御部250は、第2内部バス207を介して相互にデータ通信可能に接続される。
第2操作部231は、プロジェクター200の筐体表面に設けられた各種のボタンやスイッチを備え、これらのボタンやスイッチの操作に対応した操作信号を生成して、入力インターフェース235に出力する。入力インターフェース235は、第2操作部231から入力された操作信号を第2制御部250に出力する回路を備える。
リモコン受光部233は、リモコン5から送信される赤外線信号を受光し、受光した赤外線信号をデコードして操作信号を生成する。リモコン受光部233は、生成した操作信号を入力インターフェース235に出力する。入力インターフェース235は、リモコン受光部233から入力された操作信号を第2制御部250に出力する。
第2記憶部237は、例えば、ハードディスクドライブやSSD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶装置である。第2記憶部237は、第2制御部250が実行するプログラムや、第2制御部250が処理したデータ、画像データ等を記憶する。
画像インターフェース241は、コネクター及びインターフェース回路を備え、プロジェクター200に画像データを供給する図略の画像供給装置に有線接続が可能に構成される。
第2インターフェース部242は、制御装置100とEthernet(登録商標)規格に従って通信を実行する通信インターフェースである。第2インターフェース部242は、Ethernet(登録商標)ケーブルを接続するコネクター、及びコネクターを伝送される信号を処理するインターフェース回路を備える。第2インターフェース部242は、コネクター及びインターフェース回路を有するインターフェース基板であり、第2制御部250の第2プロセッサー253等が実装されるメイン基板に接続される。或いは、第2インターフェース部242を構成するコネクター及びインターフェース回路が、第2制御部250のメイン基板に実装される。第2インターフェース部242は、例えば、種々の設定情報、及び種々の指示情報を制御装置100から受信する。
第2制御部250は、第2メモリー251及び第2プロセッサー253を備える。
第2メモリー251は、第2プロセッサー253が実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。第2メモリー251は、磁気的記憶装置、フラッシュROM等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置により構成される。また、第2メモリー251は、第2プロセッサー253のワークエリアを構成するRAMを含んでもよい。第2メモリー251は、第2制御部250により処理されるデータや、第2プロセッサー253が実行する第2制御プログラムを記憶する。
第2プロセッサー253は、単一のプロセッサーで構成されてもよいし、複数のプロセッサーが第2プロセッサー253として機能する構成であってもよい。第2プロセッサー253は、第2制御プログラムを実行してプロジェクター200の各部を制御する。例えば、第2プロセッサー253は、第2操作部231やリモコン5により受け付けた操作に対応した画像処理の実行指示と、この画像処理に用いるパラメーターとを画像処理部245に出力する。パラメーターには、例えば、スクリーンSCに投射する画像の幾何的な歪みを補正するための幾何補正パラメーター等が含まれる。また、第2プロセッサー253は、光源駆動部221を制御して光源部211の点灯と消灯とを制御し、また光源部211の輝度を調整する。
画像処理部245及びフレームメモリー243は、例えば、集積回路により構成することができる。集積回路は、LSI、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)を含む。PLDには、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)が含まれる。また、集積回路の構成の一部にアナログ回路が含まれていてもよく、プロセッサーと集積回路との組み合わせであってもよい。プロセッサーと集積回路との組み合わせは、マイクロコントローラー(MCU)、SoC(System-on-a-chip)、システムLSI、チップセットなどと呼ばれる。
画像処理部245は、画像インターフェース241から入力された画像データをフレームメモリー243に展開する。フレームメモリー243は、複数のバンクを備える。各バンクは、1フレーム分の画像データを書き込み可能な記憶容量を有する。フレームメモリー243は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)により構成される。
画像処理部245は、フレームメモリー243に展開した画像データに対して、例えば、解像度変換処理又はリサイズ処理、歪曲収差の補正、形状補正処理、デジタルズーム処理、画像の色合いや輝度の調整等の画像処理を行う。
また、画像処理部245は、垂直同期信号の入力フレーム周波数を描画周波数に変換した垂直同期信号を生成する。生成した垂直同期信号を出力同期信号という。画像処理部245は、生成した出力同期信号を光変調装置駆動部222に出力する。
[1-4.第1制御部の構成]
図4は、制御装置100の第1制御部110の構成の一例を示す図である。
制御装置100の第1制御部110は、決定部113と、投射制御部114と、色番号記憶部115と、を備える。具体的には、第1制御部110の第1プロセッサー111が、第1メモリー112に記憶された第1制御プログラムを実行することによって、決定部113、及び投射制御部114として機能する。また、第1制御部110の第1プロセッサー111が、第1メモリー112に記憶された第1制御プログラムを実行することによって、第1メモリー112を色番号記憶部115として機能させる。
色番号記憶部115は、第1色番号テーブルTBL1と、第2色番号テーブルTBL2とを記憶する。
第1色番号テーブルTBL1は、スタック台数NSに応じて、各プロジェクター200が投射する投射画像PMの色番号NCを規定する。スタック台数NSは、投射画像PMが互いに重畳されるプロジェクター200の台数を示す。スタック台数NSは、「重畳台数」の一例に対応する。色番号NCは、プロジェクター200が投射するパターン画像400の色を規定する。パターン画像400は、投射画像PMの一例に対応する。
第1色番号テーブルTBL1については、後述にて図6を参照して詳細に説明する。
第2色番号テーブルTBL2は、色番号NCと、色番号NCの示す投射画像PMのR成分LR、G成分LG、及びB成分LBとの関係を規定する。
第2色番号テーブルTBL2については、後述にて図7を参照して詳細に説明する。
本実施形態では、投射画像PMがパターン画像400である場合について説明する。
決定部113は、スタック台数NSに基づいて、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色を決定する。
また、決定部113は、スタック台数NS分のパターン画像400が重畳された場合に、重畳されたスタック台数NS分のパターン画像400が特定色になるように、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色を決定する。
具体的には、決定部113は、スタック台数NSに基づいて、第1色番号テーブルTBL1を参照して、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色番号NCを決定する。そして、決定部113は、第2色番号テーブルTBL2を参照して、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400のR成分LR、G成分LG、B成分LBを決定する。
本実施形態では、「特定色」は、例えば白色である。
投射制御部114は、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々に、決定部113によって決定された色のパターン画像400を投射させる。
[2.具体的な態様]
[2-1.スタック台数が4台である場合の投射状態]
図5は、スタック台数NSが4台である場合の投射状態の一例を示す斜視図である。
スタック台数NSが4台である場合には、例えば、第1プロジェクター200A~第4プロジェクター200Dの各々が、画像光PLA~画像光PLDがスクリーンSC上で互いに重畳されるように画像光PLA~画像光PLDの各々を投射する。
第1プロジェクター200Aと、第2プロジェクター200Bとは、互いに左右方向DHに配置される。第3プロジェクター200Cと、第4プロジェクター200Dとは、互いに左右方向DHに配置される。左右方向DHは、水平方向と平行な方向を示す。
また、第1プロジェクター200Aと、第3プロジェクター200Cとは、互いに上下方向DVに配置される。第2プロジェクター200Bと、第4プロジェクター200Dとは、互いに上下方向DVに配置される。上下方向DVは、水平方向に対して垂直な方向を示す。
[2-2.第1色番号テーブル]
図6は、第1色番号テーブルTBL1の一例を示す図表である。
第1色番号テーブルTBL1は、スタック台数NSに応じて、スタック台数NS分の各プロジェクター200が投射するパターン画像400の色番号NCを規定する。
例えば、スタック台数NSが2台であり、第1プロジェクター200Aと第2プロジェクター200Bとの投射画像PMが互いに重畳される場合には、決定部113は、色番号NCを以下のように決定する。すなわち、決定部113は、第1プロジェクター200Aが投射するパターン画像400の色の色番号NCを「No.1」に決定し、第2プロジェクター200Bが投射するパターン画像400の色の色番号NCを「No.2」に決定する。
また、例えば、スタック台数NSが4台であり、第1プロジェクター200Aと第2プロジェクター200Bと第3プロジェクター200Cと第4プロジェクター200Dとの投射画像PMが互いに重畳される場合には、決定部113は、色番号NCを以下のように決定する。すなわち、決定部113は、第1プロジェクター200Aが投射するパターン画像400の色の色番号NCを「No.2」に決定し、第2プロジェクター200Bが投射するパターン画像400の色の色番号NCを「No.3」に決定する。また、決定部113は、第3プロジェクター200Cが投射するパターン画像400の色の色番号NCを「No.6」に決定し、第4プロジェクター200Dが投射するパターン画像400の色の色番号NCを「No.7」に決定する。
また、例えば、スタック台数NSが6台であり、第1プロジェクター200A~第6プロジェクター200Fの投射画像PMが互いに重畳される場合には、決定部113は、色番号NCを以下のように決定する。すなわち、決定部113は、第1プロジェクター200Aが投射するパターン画像400の色の色番号NCを「No.2」に決定し、第2プロジェクター200Bが投射するパターン画像400の色の色番号NCを「No.3」に決定する。また、決定部113は、第3プロジェクター200Cが投射するパターン画像400の色の色番号NCを「No.12」に決定し、第4プロジェクター200Dが投射するパターン画像400の色の色番号NCを「No.13」に決定する。また、決定部113は、第5プロジェクター200Eが投射するパターン画像400の色の色番号NCを「No.8」に決定し、第6プロジェクター200Fが投射するパターン画像400の色の色番号NCを「No.4」に決定する。
[2-3.第2色番号テーブル]
図7は、第2色番号テーブルTBL2の一例を示す図表である。第2色番号テーブルTBL2は、色番号NCと、色番号NCの示すパターン画像400のR成分LR、G成分LG、及びB成分LBとの関係を規定する。
本発明の実施形態では、R成分LR、G成分LG、及びB成分LBの各々は256諧調で規定される。すなわち、R成分LR、G成分LG、及びB成分LBの各々の値は、0から255までの値である。
例えば、スタック台数NSが2台であり、第1プロジェクター200Aと第2プロジェクター200Bとの投射画像PMが互いに重畳される場合には、第1プロジェクター200Aが投射するパターン画像400の色の色番号NCは「No.1」であり、第2プロジェクター200Bが投射するパターン画像400の色の色番号NCは「No.2」である。
図7に示すように、色番号NCが「No.1」のパターン画像400の色は、次の式(1)で規定され、色番号NCが「No.2」のパターン画像400の色は、次の式(2)で規定される。
(LR,LG,LB)=(0、255、255) (1)
(LR,LG,LB)=(255、0、0) (2)
また、例えば、スタック台数NSが4台であり、第1プロジェクター200Aと第2プロジェクター200Bと第3プロジェクター200Cと第4プロジェクター200Dとの投射画像PMが互いに重畳される場合には、第1プロジェクター200Aが投射するパターン画像400の色の色番号NCは「No.2」であり、第2プロジェクター200Bが投射するパターン画像400の色の色番号NCは「No.3」であり、第3プロジェクター200Cが投射するパターン画像400の色の色番号NCは「No.6」であり、第4プロジェクター200Dが投射するパターン画像400の色の色番号NCは「No.7」である。
図7に示すように、色番号NCが「No.2」のパターン画像400の色は、上記式(2)で規定され、色番号NCが「No.3」のパターン画像400の色は、次の式(3)で規定され、色番号NCが「No.6」のパターン画像400の色は、次の式(4)で規定され、色番号NCが「No.7」のパターン画像400の色は、次の式(5)で規定される。
(LR,LG,LB)=(0、255、0) (3)
(LR,LG,LB)=(0、128、192) (4)
(LR,LG,LB)=(128、0、192) (5)
なお、色番号NCが、「No.1」~「No.13」のパターン画像400の色は、図6に示すように、スタック台数NSが2台~6台の場合に、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色を規定する。
また、色番号NCが、「No.1」~「No.13」のパターン画像400の色は、特定色と相違する色になるように設定される。本実施形態では、「特定色」は白色である。すなわち、色番号NCが、「No.1」~「No.13」のパターン画像400の色は、白色と相違する色になるように設定される。
このように、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色が、白色と相違する色であるため、ユーザーは、プロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の位置と、重畳されたスタック台数NS分のパターン画像400の位置とを容易に視認できる。
また、色番号NCが、「No.1」~「No.13」のパターン画像400の色は、比視感度が閾値以上になるように設定される。「比視感度」は、人間の目が光の各波長の明るさを感じる強さを示す。
このように、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色の比視感度が閾値以上になるように設定されるため、ユーザーは、プロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の位置を容易に視認できる。
[2-4.スタック台数が4台である場合の重畳状態]
図8は、スタック台数NSが4台である場合の投射画像PMの重畳状態の一例を示す図である。図8では、便宜上、投射画像PMが、矩形のベタ画像である場合について説明する。投射画像PMは、「パターン画像」の一例に対応する。
図8に示す投射画像300は、スタック台数NSが4台である場合に、第1プロジェクター200A~第4プロジェクター200Dによって、スクリーンSC上に投射される投射画像PMの一例を示す。
投射画像300は、投射画像301、投射画像302、投射画像303、及び投射画像304を含む。
投射画像301は、第1プロジェクター200Aが投射する投射画像PMを示す。投射画像302は、第2プロジェクター200Bが投射する投射画像PMを示す。投射画像303は、第3プロジェクター200Cが投射する投射画像PMを示す。投射画像304は、第4プロジェクター200Dが投射する投射画像PMを示す。
投射画像300は、重畳画像305、重畳画像306、重畳画像307、重畳画像308、重畳画像309、重畳画像310、重畳画像311、重畳画像312及び重畳画像313を含む。以下、重畳画像305~重畳画像313の各々を重畳画像PDと記載する場合がある。
重畳画像305~重畳画像313の各々は、投射画像301~投射画像304のうち、2つ以上の投射画像PMが重畳された画像を示す。
重畳画像305~重畳画像309の各々は、投射画像301~投射画像304のうち、2つの投射画像PMが重畳された画像を示す。
具体的には、重畳画像305は、投射画像301と投射画像302とが重畳された画像を示す。重畳画像306は、投射画像301と投射画像303とが重畳された画像を示す。重畳画像307は、投射画像302と投射画像303とが重畳された画像を示す。重畳画像308は、投射画像303と投射画像304とが重畳された画像を示す。重畳画像309は、投射画像302と投射画像304とが重畳された画像を示す。
重畳画像310~重畳画像312の各々は、投射画像301~投射画像304のうち、3つの投射画像PMが重畳された画像を示す。
具体的には、重畳画像310は、投射画像301と投射画像302と投射画像304とが重畳された画像を示す。重畳画像311は、投射画像302と投射画像303と投射画像304とが重畳された画像を示す。重畳画像312は、投射画像301と投射画像302と投射画像303とが重畳された画像を示す。
重畳画像313は、投射画像301~投射画像304の全てが重畳された画像を示す。
図9は、図8に示す各画像のR、G、B成分の一例を示す図表である。
図9に示す図表の左端の欄は、投射画像301~投射画像304、及び重畳画像305~重畳画像313の各々の参照符号を示す。図9に示す図表の左側から2番目の欄は、重畳状態SSを示す。
例えば、重畳画像305の重畳状態SSの欄には、「301+302」と記載されており、重畳画像305が、投射画像301と投射画像302とが重畳された画像であることを示す。また、例えば、重畳画像310の重畳状態SSの欄には、「301+302+304」と記載されており、重畳画像310が投射画像301と投射画像302と投射画像304とが重畳された画像であることを示す。また、例えば、重畳画像313の重畳状態SSの欄には、「301+302+303+304」と記載されており、重畳画像313が投射画像301~投射画像304の全てが重畳された画像であることを示す。
図9に示すように、重畳画像305~重畳画像309の各々の色は、次の式(6)~式(10)で規定される。
(LR,LG,LB)=(255、255、0) (6)
(LR,LG,LB)=(255、128、192) (7)
(LR,LG,LB)=(0、383、192) (8)
(LR,LG,LB)=(128、128、384) (9)
(LR,LG,LB)=(128、255、192) (10)
また、重畳画像310~重畳画像313の各々の色は、次の式(11)~式(14)で規定される。
(LR,LG,LB)=(383、255、192) (11)
(LR,LG,LB)=(128、383、384) (12)
(LR,LG,LB)=(255、383、192) (13)
(LR,LG,LB)=(383、383、384) (14)
このように、スタック台数NSが4台である場合に、重畳画像305~重畳画像309の各々の色は、式(6)~式(10)に示すように、白色と相違する色である。また、重畳画像310~重畳画像312の各々の色は、式(11)~式(13)に示すように、白色と相違する色である。重畳画像313の色は、白色である。
換言すれば、重畳画像305~重畳画像312の各々の色が、白色と相違する色になるように、第1プロジェクター200A~第4プロジェクター200Dの各々が投射するパターン画像400の色が決定される。
したがって、ユーザーは、重畳画像313の位置と、重畳画像305~重畳画像312の位置とを容易に認識できる。
また、重畳画像305~重畳画像312の各々の色は、互いに相違する色である。換言すれば、重畳画像305~重畳画像312の各々の色が互いに相違する色になるように、第1プロジェクター200A~第4プロジェクター200Dの各々が投射するパターン画像400の色が決定される。
したがって、重畳画像305~重畳画像312の各々の位置を容易に認識できる。
また、重畳画像305~重畳画像312の各々の色は、投射画像301~投射画像304の各々の色と互いに相違する色である。換言すれば、重畳画像305~重畳画像312の各々の色が投射画像301~投射画像304の各々の色と互いに相違する色になるように、第1プロジェクター200A~第4プロジェクター200Dの各々が投射するパターン画像400の色が決定される。
したがって、投射画像301~投射画像304の各々と重畳画像305~重畳画像312との位置を容易に認識できる。
[3.第1制御部の処理]
図10は、第1制御部110の処理の一例を示すフローチャートである。
図10に示すように、ステップS101において、第1制御部110は、ユーザーの操作に基づき、スタック台数NSを受け付ける。
次に、ステップS103において、決定部113は、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色を決定する。
具体的には、決定部113は、スタック台数NSに基づいて、第1色番号テーブルTBL1を参照して、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色番号NCを決定する。そして、決定部113は、第2色番号テーブルTBL2を参照して、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400のR成分LR、G成分LG、B成分LBを決定する。
次に、ステップS105において、投射制御部114は、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々に、決定部113によって決定された色のパターン画像400を投射させる。
次に、ステップS107において、第1制御部110は、ユーザーの操作に基づいて、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々のパターン画像400の位置等を調整する。
次に、ステップS109において、第1制御部110は、ユーザーの操作に基づいて、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々のパターン画像400の位置等の調整が完了したか否かを判定する。
スタック台数NS分のプロジェクター200の各々のパターン画像400の位置等の調整が完了していないと第1制御部110が判定した場合(ステップS109;NO)には、処理がステップS107に戻る。スタック台数NS分のプロジェクター200の各々のパターン画像400の位置等の調整が完了したと第1制御部110が判定した場合(ステップS109;YES)には、処理が終了する。
ステップS103が、「決定ステップ」の一例に対応する。ステップS105が、「投射ステップ」の一例に対応する。
[4.パターン画像]
図11は、パターン画像400の一例を示す画像図である。
図11に示すように、パターン画像400は、矩形画像401、対角線画像402、水平線画像403、中心線画像404、垂直線画像405、及び中心線画像406を含む。
矩形画像401は、矩形状に形成された画像であって、パターン画像400の四隅の各々に配置される。矩形画像401のサイズは、プロジェクター200の投射領域のサイズを補正する能力に応じて決定される。
ユーザーは、例えば、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々のパターン画像400を構成する4つの矩形画像401の各々について、少なくとも一部が重畳するように、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々のパターン画像400の位置等を調整する。
具体的には、ユーザーは、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々のパターン画像400の左上に配置された矩形画像401について、少なくとも一部が重畳するように、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々のパターン画像400の位置等を調整する。
また、ユーザーは、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々のパターン画像400の右上に配置された矩形画像401について、少なくとも一部が重畳するように、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々のパターン画像400の位置等を調整する。
また、ユーザーは、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々のパターン画像400の左下に配置された矩形画像401について、少なくとも一部が重畳するように、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々のパターン画像400の位置等を調整する。
また、ユーザーは、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々のパターン画像400の右下に配置された矩形画像401について、少なくとも一部が重畳するように、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々のパターン画像400の位置等を調整する。
対角線画像402は、パターン画像400の対角線に対応する画像を示す。
水平線画像403は、左右方向DHと平行な方向の直線の画像を示す。水平線画像403は、矩形画像401の上端及び下端の各々に対応する位置に配置される。
中心線画像404は、パターン画像400の上下方向DVの中心に配置され、左右方向DHと平行な方向の直線の画像を示す。
垂直線画像405は、上下方向DVと平行な方向の直線の画像を示す。垂直線画像405は、矩形画像401の右端及び左端の各々に対応する位置に配置される。
中心線画像406は、パターン画像400の左右方向DHの中心に配置され、上下方向DVと平行な方向の直線の画像を示す。
[5.本実施形態及び作用効果]
以上、図1~図11を参照して説明したように、本実施形態に係る画像投射システム1の制御方法は、複数のプロジェクター200を含む画像投射システム1の制御方法であって、投射画像PMが互いに重畳されるプロジェクター200の台数を示すスタック台数NSに基づいて、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色を決定する決定ステップと、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々に、決定ステップにおいて決定された色のパターン画像400を投射させる投射ステップと、を含み、前記決定ステップにおいて、スタック台数NS分のパターン画像400が重畳された場合に、重畳されたスタック台数NS分のパターン画像400が特定色になるように、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色が決定される、画像投射システム1の制御方法である。
よって、重畳されたスタック台数NS分のパターン画像400が特定色になるように、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色が決定されるため、スタック台数NS分のパターン画像400が重畳された重畳画像PDの位置を、ユーザーが容易に視認できる。したがって、ユーザーがスタック台数NS分のパターン画像400が重畳されるように、スタック台数NS分のパターン画像400の各々の位置を容易に調整できる。
また、前記特定色は、白色である。
よって、スタック台数NS分のパターン画像400が重畳された重畳画像PDの位置を、ユーザーが容易に視認できる。
また、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が、決定ステップにおいて投射するパターン画像400の色は、前記特定色と相違する色になるように決定される。
よって、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色が前記特定色と相違するため、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400と、スタック台数NS分のパターン画像400が重畳された重畳画像PDとの位置関係を、ユーザーが容易に視認できる。
また、スタック台数NSが3台以上である場合に、決定ステップにおいて、パターン画像400が重畳された画像を示す重畳画像PDに対応するプロジェクター200の台数がスタック台数NS未満であるときには、重畳画像PDの色が前記特定色と相違する色になるように、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色が決定される。
よって、パターン画像400が重畳された画像を示す重畳画像PDに対応するプロジェクター200の台数がスタック台数NS未満であるときには、重畳画像PDの色が前記特定色と相違する。したがって、スタック台数NS未満の台数のプロジェクター200のパターン画像400が重畳された重畳画像PDと、スタック台数NS分のパターン画像400が重畳された重畳画像PDとの位置関係を、ユーザーが容易に視認できる。
また、前記決定ステップにおいて、2つの重畳画像PDの各々に対応するプロジェクター200の少なくとも1台が相違する場合に、2つの重畳画像PDの色が互いに相違する色になるように、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色が決定される。
よって、2つの重畳画像PDの各々に対応するプロジェクター200の少なくとも1台が相違する場合に、2つの重畳画像PDの色が互いに相違する色になる。したがって、複数の重畳画像PDの位置を、ユーザーが容易に視認できる。
また、前記決定ステップにおいて、重畳画像PDの色は、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色と相違する色になるように、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色が決定される。
よって、重畳画像PDの色は、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色と相違する。したがって、ユーザーは、重畳画像PDと、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400との位置関係を容易に視認できる。
また、前記決定ステップにおいて、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色は、比視感度が閾値以上になるように決定される。
したがって、ユーザーは、プロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の位置を容易に視認できる。
また、パターン画像400は、四隅の各々に矩形画像401を有し、矩形画像401のサイズは、プロジェクター200の投射領域のサイズを補正する能力に応じて決定される。
したがって、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々のパターン画像400の位置等を適正に調整できる。
具体的には、プロジェクター200の投射領域のサイズを補正する能力が高い程、矩形画像401のサイズを大きく設定する。矩形画像401のサイズを大きい程、ユーザーがスタック台数NS分のプロジェクター200の各々の矩形画像401の少なくとも一部が重畳するように、プロジェクター200の各々のパターン画像400の位置を調整する作業が容易になる。なお、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々の矩形画像401の少なくとも一部が重畳する状態になれば、特許文献1等に記載の方法で、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々のパターン画像400の位置を補正できる。
また、本実施形態に係る画像投射システム1は、複数のプロジェクター200を含む画像投射システム1であって、投射画像PMが互いに重畳されるプロジェクター200の台数を示すスタック台数NSに基づいて、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色を決定する決定部113と、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々に、決定部113によって決定された色のパターン画像400を投射させる投射制御部114と、を備え、決定部113は、スタック台数NS分のパターン画像400が重畳された場合に、重畳されたスタック台数NS分のパターン画像400が特定色になるように、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色を決定する、画像投射システム1である。
よって、重畳されたスタック台数NS分のパターン画像400が特定色になるように、スタック台数NS分のプロジェクター200の各々が投射するパターン画像400の色が決定されるため、スタック台数NS分のパターン画像400が重畳された領域を、ユーザーが容易に視認できる。したがって、ユーザーがスタック台数NS分のパターン画像400が重畳されるように、スタック台数NS分のパターン画像400の各々の位置を容易に調整できる。
[6.他の実施形態]
上述した本実施形態は、好適な実施の形態である。ただし、上述の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。
本実施形態では、図5~図9を参照して、スタック台数NSが4台である場合について詳細に説明したが、本発明はこれに限定されない。スタック台数NSが2台以上であればよい。
本実施形態では、制御装置100の第1制御部110が決定部113及び投射制御部114を備えるが、本発明の実施形態はこれに限定されない。画像投射システム1を構成する複数のプロジェクター200のいずれか1台が、決定部113及び投射制御部114を備えてもよい。この場合には、画像投射システム1は、制御装置100を備えなくてもよい。
本実施形態では、投射画像PMがパターン画像400であるが、本発明の実施形態はこれに限定されない。投射画像PMがパターン画像であればよい。例えば、投射画像PMが図8に示すようにベタ画像でもよい。
本実施形態では、制御装置100の第1制御部110が色番号記憶部115を備えるが、本発明の実施形態はこれに限定されない。色番号記憶部115が、ネットワークNWを介して通信可能に接続されたサーバー装置に配置されてもよい。この場合には、第1制御部110がサーバー装置の色番号記憶部115から必要な情報を取得すればよい。また、色番号記憶部115が、CD、DVD等の記憶媒体に形成されてもよい。この場合には、第1制御部110が記憶媒体から必要な情報を読み出せばよい。
本実施形態では、制御装置100がパーソナルコンピューターで構成される場合について説明するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。制御装置100が、例えばタブレット端末、スマートフォン、又はPDA(Personal Digital Assistant)等で構成されてもよい。
また、本実施形態では、制御装置100がプロジェクター200とLANで通信可能に接続される場合について説明するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。制御装置100がプロジェクター200とWi-Fi(登録商標)等の無線通信で通信可能に接続されてもよい。
また、図2、図3及び図4に示した各機能部は機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、制御装置100の他の各部の具体的な細部構成についても、趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
また、図10に示すフローチャートの処理単位は、制御装置100の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。図10の各々のフローチャートに示す処理単位の分割の仕方や名称によって制限されることはなく、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできるし、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
また、制御装置100の制御方法は、制御装置100が備える第1プロセッサー111に、制御装置100の制御方法に対応した第1制御プログラムを実行させることで実現できる。また、この第1制御プログラムは、コンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体に記録しておくことも可能である。記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、HDD、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD、Blu-ray(登録商標) Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、記録媒体は、画像処理装置が備える内部記憶装置であるRAM、ROM、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。また、制御装置100の制御方法に対応した第1制御プログラムをサーバー装置等に記憶させておき、サーバー装置から制御装置100に、第1制御プログラムをダウンロードすることで制御装置100の制御方法を実現することもできる。
1…画像投射システム、100…制御装置、110…第1制御部、111…第1プロセッサー、112…第1メモリー、113…決定部、114…投射制御部、115…色番号記憶部、120…第1記憶部、130…第1操作部、140…第1表示部、141…表示パネル、150…第1通信部、160…第1インターフェース部、200…プロジェクター、200A…第1プロジェクター、200B…第2プロジェクター、200C…第3プロジェクター、200D…第4プロジェクター、200E…第5プロジェクター、200F…第6プロジェクター、210…投射部、211…光源部、212…光変調装置、213…投射光学系、215…液晶パネル、220…駆動部、221…光源駆動部、222…光変調装置駆動部、231…第2操作部、235…入力インターフェース、241…画像インターフェース、245…画像処理部、250…第2制御部、251…第2メモリー、253…第2プロセッサー、300、301、302、303、304…投射画像、305、306、307、308、309、310、311、312、313…重畳画像、400…パターン画像、401…矩形画像、402…対角線画像、DH…左右方向、DV…上下方向、LB…B成分、LG…G成分、LR…R成分、NC…色番号、NS…スタック台数、NW…ネットワーク、PD…重畳画像、PL…画像光、PM…投射画像、SC…スクリーン、TBL1…第1色番号テーブル、TBL2…第2色番号テーブル。

Claims (7)

  1. 複数のプロジェクターを含む画像投射システムの制御方法であって、
    投射画像が互いに重畳されるプロジェクターの台数を示す重畳台数に基づいて、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射するパターン画像の色を決定する決定ステップと、
    前記重畳台数分のプロジェクターの各々に、前記決定ステップにおいて決定された色の前記パターン画像を投射させる投射ステップと、
    を含み、
    前記決定ステップにおいて、前記重畳台数分の前記パターン画像が重畳された場合に、重畳された前記重畳台数分の前記パターン画像が特定色になるように、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射する前記パターン画像の色が決定され、
    前記重畳台数が3台以上である場合に、前記決定ステップにおいて、
    前記パターン画像が重畳された画像を示す重畳画像のうち、2つの前記重畳画像の各々に対応するプロジェクターの少なくとも1台が相違する場合に、前記2つの重畳画像の色が互いに視認可能な程度に相違する色になるように、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射する前記パターン画像の色が決定され、
    前記重畳画像の色は、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射する前記パターン画像の色と視認可能な程度に相違する色になるように、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射する前記パターン画像の色が決定される、画像投射システムの制御方法。
  2. 前記特定色は、白色である、請求項1に記載の画像投射システムの制御方法。
  3. 前記重畳台数分のプロジェクターの各々が、前記決定ステップにおいて投射する前記パターン画像の色は、前記特定色と相違する色になるように決定される、請求項1又は請求項2に記載の画像投射システムの制御方法。
  4. 前記重畳台数が3台以上である場合に、前記決定ステップにおいて、前記重畳画像に対応するプロジェクターの台数が前記重畳台数未満であるときには、前記重畳画像の色が前記特定色と相違する色になるように、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射する前記パターン画像の色が決定される、請求項1から3のいずれか1項に記載の画像投射システムの制御方法。
  5. 前記決定ステップにおいて、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射する前記パターン画像の色は、比視感度が閾値以上になるように決定される、請求項1から4のいずれか1項に記載の画像投射システムの制御方法。
  6. 前記パターン画像は、四隅の各々に矩形画像を有し、前記矩形画像のサイズは、前記プロジェクターの投射領域のサイズを補正する能力に応じて決定される、請求項1から5のいずれか1項に記載の画像投射システムの制御方法。
  7. 複数のプロジェクターを含む画像投射システムであって、
    投射画像が互いに重畳されるプロジェクターの台数を示す重畳台数に基づいて、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射するパターン画像の色を決定する決定部と、
    前記重畳台数分のプロジェクターの各々に、前記決定部によって決定された色の前記パターン画像を投射させる投射制御部と、
    を備え、
    前記決定部は、前記重畳台数分の前記パターン画像が重畳された場合に、重畳された前記重畳台数分の前記パターン画像が特定色になるように、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射する前記パターン画像の色を決定し、
    前記重畳台数が3台以上である場合に、前記決定部は、
    前記パターン画像が重畳された画像を示す重畳画像のうち、2つの前記重畳画像の各々に対応するプロジェクターの少なくとも1台が相違する場合に、前記2つの重畳画像の色が互いに視認可能な程度に相違する色になるように、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射する前記パターン画像の色を決定し、
    前記重畳画像の色を、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射する前記パターン画像の色と視認可能な程度に相違する色になるように、前記重畳台数分のプロジェクターの各々が投射する前記パターン画像の色を決定する、画像投射システム。
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