JP7052484B2 - 制御プログラム及びプログラム群 - Google Patents

制御プログラム及びプログラム群 Download PDF

Info

Publication number
JP7052484B2
JP7052484B2 JP2018064088A JP2018064088A JP7052484B2 JP 7052484 B2 JP7052484 B2 JP 7052484B2 JP 2018064088 A JP2018064088 A JP 2018064088A JP 2018064088 A JP2018064088 A JP 2018064088A JP 7052484 B2 JP7052484 B2 JP 7052484B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
parameter information
size
image data
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018064088A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019175235A (ja
Inventor
憲一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2018064088A priority Critical patent/JP7052484B2/ja
Publication of JP2019175235A publication Critical patent/JP2019175235A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7052484B2 publication Critical patent/JP7052484B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

本発明は、画像形成プログラムがインストールされた情報処理装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラム等に関する。
下記特許文献には、印刷処理の設定パラメータの入力を受け付け、その設定パラメータをプリンタに送信する制御プログラムが記載されている。
特開2011-159095号公報
近年、種々のプリンタが開発されており、プリンタの機能が多様化していき、多様化したプリンタに制御プログラムが対応することが困難になってくることが想定される。そこで、上記想定に好適に対処可能な制御プログラム等の提供を課題とする。
上記課題を解決するために、実施例に開示する制御プログラムは、情報処理装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラムであって、前記制御プログラムは、プリンタドライバに対応付けて前記情報処理装置にインストールされたプログラムであり、前記プリンタドライバは、印刷処理の設定パラメータの範囲を示すパラメータ情報を、前記情報処理装置にインストールされたオペレーティングシステムに出力し、当該パラメータ情報の出力の後に、当該パラメータ情報に対応する画像データを前記オペレーティングシステムから受け付け、当該画像データに基づいて印刷用画像データを作成した後に、当該印刷用画像データをプリンタに送信するように構成されており、前記コンピュータを、前記プリンタに印刷させるための印刷用画像データを、前記パラメータ情報に対応して作成し、当該印刷用画像データを出力するように構成されている画像形成プログラムから、前記パラメータ情報の要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段による要求を受け付けたことに応じて、前記パラメータ情報を前記画像形成プログラムに出力する出力手段と、前記プリンタドライバが前記オペレーティングシステムに出力する前記パラメータ情報から、対応不能パラメータ情報を除いたパラメータ情報である、除去済パラメータ情報を、生成する生成手段と、して機能させ、前記対応不能パラメータ情報は、前記プリンタによる、前記プリンタドライバを介さない印刷処理では対応不能なパラメータの範囲を示す情報であり、前記出力手段は、前記生成手段が生成した除去済パラメータ情報を前記画像形成プログラムに出力することを特徴とする。
実施例に開示する制御プログラムにより、プリンタドライバに適用可能なパラメータのうち、プリンタで対応可能なパラメータを画像形成プログラムへ出力する。これにより、画像形成プログラムは、プリンタで対応可能な印刷用画像データを作成することが可能となる。
プリンタシステム1のブロック図である。 アプリケーション30と画像形成プログラム32とプリンタドライバ34とプリンタ特性提供モジュール36とドライバ専用ファイル40との関係を概念的に示すブロック図である。 プリンタシステム1の作動シーケンスを示す図である。 用紙サイズ情報Zと印刷領域サイズ情報X1と余白サイズ情報Yとを概念的に示す図である。 用紙サイズ情報Zと拡大印刷領域サイズ情報X2と余白サイズ情報Yとを概念的に示す図である。 印刷領域サイズ情報X1により示される領域を示す図である。 画像形成画面100を示す図である。 プリンタシステム1の作動シーケンスを示す図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。例えば、後述する各処理の実行順序は、本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜変更できる。
図1は、本実施形態に係るプリンタシステム1のブロック図である。図1に示すプリンタシステム1は、PC(情報処理装置の一例)10、プリンタ50を備える。PC10は、CPU(コンピュータの一例)12、メモリ14、LCD16、入力I/F18、ネットワークI/F20を主に備えている。これらの構成要素は、バス22を介して互いに通信可能とされている。
PC10及びプリンタ50は、ネットワークI/F20及びネットワーク52を通じて通信可能となっている。通信の方式としては、例えば、有線LAN、USB、Wi-Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)を採用できる。また、プリンタ50は、例えば、ラベルプリンタであり、PC10との間で各種の情報や指示信号を送受信し、PC10による制御に基づいて、所望のテキストや画像等を印字したラベルを作成する。
CPU12は、メモリ14内のアプリケーション30,画像形成プログラム32,プリンタドライバ34,プリンタ特性提供モジュール(制御プログラム)36,OS37に従って処理を実行する。アプリケーション30は、所定の形式の画像データ、具体的には、PDFファイル(PDF形式の画像データの一例)に基づく画像の表示,印刷などを行うためのプログラムである。アプリケーション30は、例えば、Acrobat Reader(登録商標)、Chrome(登録商標)などである。画像形成プログラム32は、ラベルプリンタに印刷させるためのラベル画像を示す画像データを作成するプログラムである。文書作成アプリケーション、表計算アプリケーション、画像編集アプリケーションなどが画像形成プログラム32の一例であってもよい。各アプリケーションが作成する文書データ、表計算データなどが、画像データの一例であってもよい。プリンタドライバ34は、プリンタ50のデバイスドライバであり、例えば、画像形成プログラム32により形成された画像データを、プリンタ50に対応する形式の印刷用画像データに変換するプログラムである。
プリンタ特性提供モジュール36は、プリンタドライバ34に対応しており、プリンタドライバ34がPC10にインストールされる際に、そのプリンタドライバ34とともにPC10にインストールされる。なお、プリンタ特性提供モジュール36は、プリンタドライバ34に応じたプリンタ50のモデル特有の情報を提供するためのプログラムである。
OS37は、アプリケーション30,画像形成プログラム32等に利用される基本的な機能を提供するプログラムである。OS37は、例えば、Windows(登録商標)、MacOS(登録商標)、Linux(登録商標)、Android(登録商標)、iOS(登録商標)等のオペレーティングシステムである。なお、以下の説明では、アプリケーション30等を実行するCPU12のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「アプリケーション30が」という記載は、「アプリケーション30を実行するCPU12が」ということを意味する場合がある。
また、メモリ14は、データ記憶領域38を備える。データ記憶領域38は、アプリケーション30等の実行に必要なデータなどを記憶する領域である。なお、メモリ14は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、HDD、PC10に着脱されるUSBメモリ等の可搬記憶媒体、CPU12が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。また、メモリ14は、プリンタドライバ34の専用のドライバ専用ファイル(記憶領域の一例)40を記憶している。ドライバ専用ファイル40は、プリンタドライバ34がPC10にインストールされる際に、そのプリンタドライバ34とともにPC10にインストールされる。つまり、ドライバ専用ファイル40とプリンタ特性提供モジュール36とは、プリンタドライバ34がPC10にインストールされる際に、プリンタドライバ34とともにPC10にインストールされており、プリンタドライバ34とプリンタ特性提供モジュール36とドライバ専用ファイル40とが対応付けられている。
プリンタドライバ34は、OS37が定義するレジストリにプリンタドライバを示す情報が記憶されることで、OS37に登録されるようになっている。また、OS37に登録されたプリンタドライバ34は、プリンタ50を識別するプリンタ識別情報と対応付けられる。アプリケーション30及び画像形成プログラム32は、プリンタ識別情報を選択して、画像データの印刷を指示することができるように構成されている。そして、アプリケーション30若しくは、画像形成プログラム32が印刷を指示すると、OS37はプリンタ識別情報に対応するプリンタドライバ34に、アプリケーション30若しくは、画像形成プログラム32が出力した画像データに基づいて印刷データを作成するよう指示し、プリンタドライバ34が作成した印刷データをプリンタ50に送信することで、プリンタ50に印刷させる。プリンタドライバ34が、作成した印刷データをOS37に渡すことを、「プリンタドライバ34がプリンタ50に印刷を指示する」と記載してもよい。
プリンタドライバ34のインストーラは、プリンタドライバ34をOS37に登録し、プリンタドライバ34とプリンタ識別情報とを対応付けるときに、プリンタドライバ34を示す情報と、プリンタ特性提供モジュール36のファイル名とを対応付けてレジストリに記憶する。これにより、プリンタドライバ34とプリンタ特性提供モジュール36とは対応付けられる。プリンタ特性提供モジュール36はドライバ専用ファイル40のファイル名をモジュール内に記憶しているため、プリンタ特性提供モジュール36とドライバ専用ファイル40とは、インストールされた時点で対応付けられることになる。
また、プリンタドライバ34のインストール時において、ドライバ専用ファイル40及びプリンタ特性提供モジュール36だけでなく、プリンタドライバ34に対応するドライバ専用のドライバインタフェースもインストールされるが、ドライバインタフェースの図示は省略する。
なお、メモリ14は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non-transitoryな媒体である。non-transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD-ROM、DVD-ROM等の記録媒体も含まれる。また、non-transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non-transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
また、図2に、アプリケーション30,画像形成プログラム32等の各プログラムとドライバ専用ファイル40との関係を概念的に示す。具体的には、アプリケーション30及び画像形成プログラム32は、画像データを、OS37を介してプリンタドライバ34に出力する。そして、プリンタドライバ34は、ネットワークI/F20を介して、受け付けた画像データ及び印刷指示を、プリンタ50に送信する。これにより、プリンタ50による印刷処理が実行される。
また、ドライバ専用ファイル40には、プリンタ50のモデル特有のモデル情報,プリンタ50で印刷可能な印刷用紙に関する情報等が記憶されており、プリンタドライバ34及びプリンタ特性提供モジュール36は、ドライバ専用ファイル40から各種情報を取得することができる。そして、プリンタ特性提供モジュール36は、取得した情報を画像形成プログラム32に提供することができ、プリンタドライバ34は、取得した情報を、OS37を介してアプリケーション30に提供することができる。
また、LCD16は、PC10の各種情報を表示する。なお、本願のディスプレイは、液晶ディスプレイに限らず、有機ELディスプレイ等の他の表示方式のディスプレイでも良い。入力I/F18は、キーボード、マウス等を含み、ユーザ操作を入力するためのインタフェースである。なお、入力I/F18は、キーボード等に限らず、LCD16の表示画面に重畳された膜状のタッチセンサでも良い。
プリンタシステム1では、アプリケーション30により読み込まれたPDF形式の画像データに基づく画像の印刷処理が、OS37及びプリンタドライバ34を介して実行される。ただし、通常の印刷処理では、PDF形式の画像データに基づく画像が印刷された場合に、当該画像の上端部分が印刷用紙に印刷されず、画像の上端部分の印字切れが生じる虞がある。以下に、通常の印刷時において印字切れが生じる理由について説明する。
なお、本明細書では、基本的に、プログラムに記述された命令に従ったCPU12の処理を示す。すなわち、以下の説明における「判断」、「抽出」、「選択」、「算出」、「決定」、「特定」、「取得」、「受付」、「制御」「設定」等の処理は、CPU12の処理を表している。CPU12による処理は、OS37を介したハードウェア制御も含む。なお、「取得」は要求を必須とはしない概念で用いる。すなわち、CPU12が要求することなくデータを受信するという処理も、「CPU12がデータを取得する」という概念に含まれる。また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータに読取可能なビット列で表される。そして、実質的な意味内容が同じでフォーマットが異なるデータは、同一のデータとして扱われるものとする。本明細書中の「情報」についても同様である。また、「命令」「応答」「要求」等の処理は、「命令」「応答」「要求」等を示す情報を通信することにより行われる。また、「命令」「応答」「要求」等の文言を、「命令」「応答」「要求」等を示す情報そのものという意味で記載してもよい。また、CPUによる、情報Aは事柄Bであることを示しているか否かを判断する処理を、「情報Aから、事柄Bであるか否かを判断する」のように概念的に記載することがある。CPUによる、情報Aが事柄Bであることを示しているか、事柄Cであるかを示しているかを判断する処理を、「情報Aから、事柄Bであるか事柄Cであるかを判断する」のように概念的に記載することがある。
以下に、アプリケーション30が、図4に示すような、「ABC」~「JKL」の文字が配置された文書を示すPDFファイルを読み込んだ場合を例に説明する。PDFファイルを読み込んだアプリケーション30は、「ABC」~「JKL」の文字が配置された文書を含むアプリケーション画面をLCD16に表示する。ユーザがアプリケーション30に、入力I/F18を介して印刷指示操作をすると、アプリケーション30は、印刷用紙のうちの余白及び印刷可能な領域のサイズに関する情報(以下、「余白・印刷領域情報」と記載する)を、OS37を介してプリンタドライバ34に要求する。
なお、アプリケーション30は、任意のタイミングで、余白・印刷領域情報を要求してもよい。例えば、アプリケーション30の起動時でもよい。アプリケーション30がプリンタドライバ34を選択したときでもよい。アプリケーション30からの要求を受けると、プリンタドライバ34は、図3に示すように、余白・印刷領域情報を、OS37を介して、アプリケーション30に出力する(S100)。余白・印刷領域情報は、印刷用紙のサイズを示す用紙サイズ情報と、印刷用紙の印刷可能な領域のサイズを示す印刷領域サイズ情報と、印刷用紙の余白のサイズを示す余白サイズ情報とを含む。例えば、印刷用紙のサイズが、103mm×164mmのラベルサイズである場合に、通常の印刷時の用紙サイズ情報は1941であり、通常の印刷時の印刷領域サイズ情報は1822であり、通常の印刷時の余白サイズ情報は59である。詳しくは後述するが、アプリケーション30が通常印刷用の余白・印刷領域情報を出力する場合と、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報を出力する場合とがある。
なお、各種サイズ情報は、ピクセル単位であり、印刷用紙の縦方向のサイズを示している。本来は、当然、各種サイズ情報は、印刷用紙の縦方向のサイズだけでなく、横方向のサイズも含んでいるが、ここでは、画像印刷時の画像の上端部、つまり、縦方向において印字切れが生じる要因に特化して説明するべく、各種サイズ情報として、印刷用紙の縦方向における各種サイズのみについて説明する。
これら各種のサイズ情報を図式化すると、図4に示すように、用紙サイズ情報Z(=1941)は、印刷用紙の縦方向における全体のサイズを示しており、余白サイズ情報Y(=59)は、印刷用紙の上端部における縦方向の余白のサイズを示しており、印刷領域サイズ情報X1(=1822)は、印刷用紙の縦方向における余白を除いた領域、つまり、印刷可能な領域のサイズを示している。このため、印刷領域サイズ情報X1により示される領域の下方、つまり、印刷用紙の下端部に、縦方向におけるピクセル単位の60(=1941-59-1822)に相当する余白が存在する。
そして、アプリケーション30は、余白・印刷領域情報をプリンタドライバ34から受け付けると、その余白・印刷領域情報に含まれる用紙サイズ情報Zに応じたサイズの画像の画像データを、OS37に出力する(S102)。この際、アプリケーション30が、余白・印刷領域情報に含まれる余白サイズ情報Y及び、印刷領域サイズ情報X1を考慮して画像データを出力すれば、図6にグレースケールで示した画像を示す画像データが、OS37からプリンタドライバ34に入力される。そして、プリンタドライバ34は、受け付けた画像データに基づいて、図6のグレースケール部分の画像と余白とを示す印刷用画像データを作成し、プリンタ50に送信する。プリンタ50は、印刷用画像データに基づく画像の印刷処理を実行することで、図6に示す画像を印刷用紙に印刷することになる。
ところが、アプリケーション30によっては、余白・印刷領域情報に含まれる余白サイズ情報Yを考慮しない場合がある。この場合、アプリケーション30は、アプリケーション画面に文書全体を示す図6のような表示をしているにも係らず、画像データをOS37出力する処理において、図4のような描画をしてしまうことになる。なお、ここでの「描画」は、アプリケーション30からOS37へ画像データを出力する処理の一部である。そのため、図4に示すように、画像の一部(ここでは、「ABC」の文字)が、印刷領域サイズ情報X1により示される領域に描画されず、余白サイズ情報Yにより示される領域に描画された画像を示す画像データが、アプリケーション30から、OS37を介してプリンタドライバ34に出力されることになる(S106)。そして、プリンタドライバ34は、受け付けた画像データに基づいて、印刷用画像データを作成し(S112)、プリンタ50に送信する(S114)。これにより、図4のグレースケールの画像が印刷用紙に印刷されることになる。つまり、「ABC」の文字が切れた状態の画像が印刷用紙に印刷されることになる。
PDFファイルは、印刷された文書全体を余白部分も含めて示すよう、余白部分の白画像を示す画像データを含んでいる場合がある。そのため、余白サイズ情報Yを考慮しないようにアプリケーション30を設定ができる場合がある。余白サイズ情報Yを考慮しないようにアプリケーション30が設定され、余白部分の白画像データをほとんど含まない画像データ(例えば、図6のグレースケール部分のみを示す画像データ)をアプリケーション30が読み込んだ場合には、余白ではない画像の一部が、余白サイズ情報Yにより示される余白領域に描画されてしまうことになる。
このようなことに鑑みて、プリンタドライバ34は、上述した通常印刷用の余白・印刷領域情報の代わりに、印刷用紙の全体を印刷可能な領域とし、余白の無い状態での印刷(以下、「余白なし印刷」と記載する)を行うための余白・印刷領域情報を、アプリケーション30に出力することも可能になっている(S100)。詳しくは、プリンタドライバ34は、印刷設定時において、設定画面(図示省略)をLCD16に表示する。設定画面には、通常の印刷処理と余白なし印刷処理との何れかを選択するための選択ボタンが表示されている。ユーザが、入力I/F18を介して選択ボタンへの操作により余白なし印刷処理を選択すると、プリンタドライバ34は、データ記憶領域38に、余白なし印刷の設定フラグを記憶させる。設定フラグがデータ記憶領域38に記憶されている場合、プリンタドライバ34は、通常印刷用の余白・印刷領域情報の代わりに、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報をアプリケーション30に出力する(S100)。
余白なし印刷用の余白・印刷領域情報は、通常印刷用の余白・印刷領域情報と同様に、印刷用紙のサイズを示す用紙サイズ情報Zを含むが、印刷領域情報X1の代わりに、通常印刷時より印刷可能な領域を拡大させたサイズを示す拡大印刷領域サイズ情報X2を含む。また、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報は、印刷可能な領域の拡大に伴って、通常印刷時より縮小させた余白のサイズを示す余白サイズ情報Yも含む。
例えば、印刷用紙のサイズが、103mm×164mmのラベルサイズである場合に、余白なし印刷用の用紙サイズ情報Zは1941であり、余白なし印刷用の拡大印刷領域サイズ情報X2も1941であり、余白なし印刷用の余白サイズ情報Yは0である。
これら各種のサイズ情報を図式化すると、図5に示すように、用紙サイズ情報Z(=1941)は、印刷用紙の縦方向における全体のサイズを示しており、余白サイズ情報Y(=0)は、印刷用紙の上端部における縦方向の余白が無いことを示している。そして、拡大印刷領域サイズ情報X2は、印刷用紙の縦方向における余白が無く、印刷可能領域が印刷用紙の縦方向に最大限に拡大されることで、印刷用紙の縦方向における全体のサイズを示している。つまり、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報では、印刷用紙の縦方向における余白が無いため、用紙サイズ情報Zと拡大印刷領域サイズ情報X2とが同じとされている。なお、プリンタドライバ34は、任意のタイミングで設定画面を表示してよい。例えば、OS37から指示されたときでもよい。アプリケーション30から指示されたときでもよい。
そして、アプリケーション30は、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報をプリンタドライバ34から受け付けると、その余白・印刷領域情報に含まれる用紙サイズ情報Z(=1941)に応じたサイズの画像の画像データを、OS34に出力する(S102)。この際、アプリケーション30が出力する画像データに基づく画像では、図5に示すように、拡大印刷領域サイズ情報X2が用紙サイズ情報Zと同じとされているため、画像の全域が、拡大印刷領域サイズ情報X2により示される領域に描画される。
そして、OS37は、アプリケーション30から画像データを受け付けると、その画像データに基づく画像から、拡大印刷領域サイズ情報X2に応じたサイズの画像を取得し、取得した画像データを、プリンタドライバ34に出力する(S106)。なお、OS34は、拡大印刷領域サイズ情報X2に応じたサイズの画像を抽出し、ラスター形式の画像データに変換することで、画像データを取得してもよい。そして、プリンタドライバ32は、余白なし印刷用の画像データ、つまり、拡大印刷領域サイズ情報X2に応じたサイズの画像のラスター形式の画像データを、OS34から取得してもよい。
そして、プリンタドライバ34は、受け付けた画像データ、つまり、図5のグレースケールの画像のラスター形式の画像データに基づいて、印刷用画像データを作成するが、図5のグレースケールの画像、つまり、拡大印刷領域サイズ情報X2に応じたサイズの画像は、103mm×164mmのラベルサイズにおける印刷可能な領域より大きいため、103mm×164mmのラベルに適切に画像を印刷することができない。つまり、103mm×164mmのラベルにおいて、ラベル全体の縦方向の長さは、ピクセル単位で1941であるが(用紙サイズ情報Z))、ラベルへの印刷可能な領域の縦方向の長さは、ピクセル単位で1822であるため(印刷領域サイズ情報X1)、拡大印刷領域サイズ情報X2に応じたサイズの画像は、103mm×164mmのラベルの印刷可能な領域からはみ出てしまう。
そこで、プリンタドライバ34は、拡大印刷領域サイズ情報X2に応じたサイズの画像(以下、「全体画像」と記載する)から、印刷領域サイズ情報X1に応じたサイズの画像(以下、「部分画像」と記載する)を抽出し、その部分画像の印刷用画像データを作成する。詳しくは、プリンタドライバ34は、OS37から受け付けた画像データ、つまり、図5のグレースケールの画像の画像データに基づいて、その画像の上端に位置する空白でない画像、つまり、画像の上端に位置する文字を検出する。なお、文字検出は、一般的な手法であるため、説明を省略する。
そして、プリンタドライバ34は、検出された文字が部分画像の上端部に含まれるように、部分画像の上端(以下、「画像基端」と記載する)を決定する(S108)。なお、画像基端は、例えば、検出された文字の上端から設定距離、上方に位置するように決定される。次に、プリンタドライバ34は、画像基端を起点として、全体画像から部分画像を抽出する。つまり、例えば、図6に示す画像では、全体画像の上端の近い位置に、文字が位置しており、全体画像の上端が、画像基端として決定される。そして、プリンタドライバ34は、画像基端を上端とする、印刷領域サイズ情報X1に応じたサイズの画像、つまり、図6のグレースケールの画像を、部分画像として抽出する(S110)。
そして、プリンタドライバ34は、抽出した部分画像の印刷用画像データを作成し(S112)、プリンタ50に送信する(S114)。これにより、プリンタ50は、印刷用画像データに基づく画像の印刷処理を実行し、図6のグレースケールの画像が印刷用紙に印刷される。このように、プリンタドライバ34が、通常印刷用の余白・印刷領域情報の代わりに、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報をアプリケーション30に出力することで、文字切れの無い適切な画像を印刷用紙に印刷することが可能となる。
なお、プリンタドライバ34からアプリケーション30に出力される通常印刷用の余白・印刷領域情報および、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報は、プリンタドライバ34に記憶されておらず、ドライバ専用ファイル40に記憶されている。このため、プリンタドライバ34は、S100において、ドライバ専用ファイル40から余白・印刷領域情報を取得し、アプリケーション30に出力する。
詳しくは、まず、アプリケーション30が、余白・印刷領域情報の要求をプリンタドライバ34に出力する。次に、プリンタドライバ34が、余白・印刷領域情報の要求をドライバ専用ファイル40に出力する。続いて、ドライバ専用ファイル40が、通常印刷用の余白・印刷領域情報及び、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報を、プリンタドライバ34に出力する。そして、プリンタドライバ34は、通常印刷用の余白・印刷領域情報または、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報を、アプリケーション30に出力する(S100)。
一方で、画像形成プログラム32は、印刷用紙の余白を考慮して画像データを作成するため、印字切れは生じず、余白なし印刷処理を実行する必要が無い。詳しくは、画像形成プログラム32は、後述するS220~S230の処理によって通常印刷用の余白・印刷領域情報を取得し、通常印刷用の余白・印刷領域情報に基づいて、図7に示す画像形成画面100をLCD16に表示する。この際、画像形成プログラム32は、画像形成画面100に、用紙サイズ情報Zにより示される印刷用紙のサイズに相当する印刷用紙枠102を表示する。また、画像形成プログラム32は、印刷用紙枠102の上端から、余白サイズ情報Yにより示される余白のサイズ分、離間させた状態で、印刷領域サイズ情報X1により示される印刷可能領域のサイズに相当する印刷可能領域枠104を、印刷用紙枠102の内部に表示する。そして、画像形成プログラム32では、印刷可能領域枠104の内部にのみ、テキスト等の画像を入力することが可能とされている。便宜上、「ABC」~「JKL」のテキストが画像形成プログラム32に入力されたものとして説明すると、画像形成プログラム32は、余白サイズ情報を考慮して、図6と同様の、余白サイズ情報Yにより示される領域には文字等の画像が含まれず、印刷領域サイズ情報X1により示される領域にのみ文字等の画像が含まれた画像を、画像形成画面100に表示する。すなわち、画像形成プログラム32は、印刷可能領域枠104の内側の領域には文字等の画像が含まれるものの、印刷用紙枠102と印刷可能領域枠104との間の領域には、文字等の画像が含まれない画像形成画面100を表示する。
このように、画像形成プログラム32は、余白サイズ情報Yにより示される領域、つまり、余白を考慮し、印刷可能領域枠104の内部のみへの画像の入力を許容し、印刷可能領域枠104の内部のみに描画された画像の画像データを作成する。画像形成プログラム32が作成した画像データをOS37に出力すると、S102~S110と同様の処理によって、画像の印刷が行われる。すなわち、画像形成画面100に表示した画像に相当する、図6のグレースケールの画像が印刷用紙に印刷される。説明を省略しているが、「ABC」~「JKL」のテキスト以外の画像が画像形成プログラム32に入力された場合も、画像形成プログラム32は、入力された画像を含む画像形成画面100を表示し、入力された画像を含む画像データをOS37に出力する。
このように、画像形成プログラム32は、通常印刷用の余白・印刷領域情報を必要とし、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報を必要としない。しかしながら、上述したように、プリンタドライバ34は、通常印刷用の余白・印刷領域情報を出力する場合と、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報を出力する場合とがある(図3:S100参照)。余白なし印刷用の余白・印刷領域情報を取得した場合、画像形成プログラム32は、図5と同様の画像を含む画像形成画面100を表示する。しかしながら、画像形成プログラム32が作成した画像データをOS37へ出力しても、余白なし印刷をするようプリンタドライバ34に設定されているため、図6と同様の画像が印刷されることになる。画像形成画面100に表示される画像と印刷される画像とが異なるため、画像形成プログラム32のユーザに違和感を与えることになってしまう。このようなことに鑑みて、画像形成プログラム32は、余白・印刷領域情報の要求をリンタ特性提供モジュール36に出力し、プリンタ特性提供モジュール36から、通常印刷用の余白・印刷領域情報のみを取得する。
詳しくは、画像形成プログラム32は、図8に示すように、余白・印刷領域情報の要求をプリンタ特性提供モジュール36に出力する(S220)。次に、プリンタ特性提供モジュール36が、余白・印刷領域情報の要求をドライバ専用ファイル40に出力する(S222)。続いて、ドライバ専用ファイル40が、通常印刷用の余白・印刷領域情報及び、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報を、プリンタ特性提供モジュール36に出力する(S224)。
そして、プリンタ特性提供モジュール36は、取得した余白・印刷領域情報から、プリンタ50で対応不能な情報、つまり、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報を除去する(S226)。つまり、プリンタ特性提供モジュール36は、取得した余白・印刷領域情報から、プリンタ50で対応可能な情報、つまり、通常印刷用の余白・印刷領域情報をピックアップする。続いて、プリンタ特性提供モジュール36は、プリンタ50で対応可能な情報、つまり、通常印刷用の余白・印刷領域情報のみを画像形成プログラム32に出力する(S228)。そして、画像形成プログラム32は、取得した通常印刷用の余白・印刷領域情報に基づいて、画像形成画面100をLCD16に表示する(S230)。
このように、プリンタ特性提供モジュール36が、ドライバ専用ファイル40から、通常印刷用の余白・印刷領域情報及び、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報を取得し、取得した余白・印刷領域情報のうちのプリンタ50で対応可能な情報、つまり、通常印刷用の余白・印刷領域情報のみを、画像形成プログラム32に出力することで、画像形成プログラム32は、プリンタ50で対応可能な余白・印刷領域情報に応じた画像の画像データを作成することが可能となる。
なお、S100を実行するCPU12は、第1出力手段の一例である。S106を実行するCPU12は、第1受付手段の一例である。S112を実行するCPU12は、第1作成手段の一例である。S114を実行するCPU12は、送信手段の一例である。S220を実行するCPU12は、受付手段の一例である。S224を実行するCPU12は、取得手段の一例である。S228を実行するCPU12は、生成手段の一例である。S228を実行するCPU12は、出力手段及び第2出力手段の一例である。
<実施例の効果>
上記した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
プリンタ特性提供モジュール36は、画像形成プログラム32から余白・印刷領域情報の要求を受け付けると、ドライバ専用ファイル40から、通常印刷用の余白・印刷領域情報および、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報を取得する。そして、プリンタ特性提供モジュール36は、取得した余白・印刷領域情報のうちのプリンタ50で対応不能な情報、つまり、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報を除去し、通常印刷用の余白・印刷領域情報のみを、画像形成プログラム32に出力する。これにより、画像形成プログラム32は、プリンタ50で対応可能な余白・印刷領域情報に応じた画像の画像データを作成することが可能となる。
プリンタ特性提供モジュール36は、余白・印刷領域情報をドライバ専用ファイル40から取得し、プリンタドライバ34も余白・印刷領域情報をドライバ専用ファイル40から取得する。これにより、余白・印刷領域情報の記憶先をドライバ専用ファイル40のみにすることができる。
余白・印刷領域情報が、用紙サイズ情報Zを含むことで、画像形成プログラム32は、用紙サイズに応じた画像データを作成することができる。また、余白・印刷領域情報が、印刷領域サイズ情報X1及び余白サイズ情報Yを含むことで、画像形成プログラム32は、印刷可能領域に画像が描画される画像データを作成することができ、余白・印刷領域情報が、拡大印刷領域サイズ情報X2及び余白サイズ情報Yを含むことで、アプリケーション30は、余白なし印刷処理により印字切れの発生を防止することができる。
プリンタドライバ34は、余白なし印刷処理が設定されている場合に、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報をアプリケーション30に出力する。余白なし印刷用の余白・印刷領域情報には、余白が無いことを示す余白サイズ情報Yと、拡大印刷領域サイズ情報X2とが含まれている。なお、拡大印刷領域サイズ情報X2により示される領域は、印刷用紙の縦方向の全体の領域と同じである。このように、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報がアプリケーション30に出力されると、プリンタドライバ34は、拡大印刷領域サイズ情報X2に応じたサイズの画像の画像データを、OS34から取得する。続いて、プリンタドライバ34は、拡大印刷領域サイズ情報X2に応じたサイズの画像から、印刷領域サイズ情報X1に応じたサイズの画像を抽出し、抽出した画像の印刷用画像データを作成する。そして、プリンタドライバ34は、作成した印刷用画像データをプリンタ50に送信する。これにより、文字切れの無い適切な画像を印刷用紙に印刷することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施形態では、用紙サイズ,余白,印刷可能領域などを示す余白・印刷領域情報が、パラメータ情報として採用されているが、印刷処理の設定に関する情報であれば、種々の情報、例えば、印刷色に関する情報などをパラメータ情報として採用することが可能である。
余白なし印刷用の余白・印刷領域情報に含まれる拡大印刷領域サイズ情報X2が、用紙サイズ情報Zと同じとされているが、拡大印刷領域サイズ情報X2を1941より大きな値とされてもよい。つまり、プリンタドライバ34は、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報に含まれる拡大印刷領域サイズ情報X2として、実際の用紙サイズより大きな領域を示す情報をアプリケーション30に出力してもよい。これにより、プリンタドライバ34が、更に大きな領域の画像データを取得することが可能となり、好適に文字切れ印刷を防止することが可能となる。
また、上記実施形態では、余白なし印刷処理において、余白がなく、拡大印刷領域サイズ情報X2により示される領域は、印刷用紙の縦方向の全体の領域と同じとされているが、余白なし印刷処理において、通常印刷処理時の余白より小さくされ、通常印刷処理時の印刷可能領域より大きくされれば、文字切れ印刷を防止することができる。このため、余白・印刷領域情報の余白サイズ情報Yを59より小さくし、拡大印刷領域サイズ情報X2を1822より大きくすることで、文字切れ印刷を防止することができる。
また、プリンタドライバ34が、S100で、通常印刷用の余白・印刷領域情報及び、余白なし印刷用の余白・印刷領域情報を、アプリケーション30に出力してもよい。この場合、S100で出力された情報を取得されたアプリケーション30が、通常印刷処理と余白なし印刷処理との何れかを選択するための選択画面を、LCD16に表示し、入力I/Fを介した操作によって選択された印刷処理に対応する画像データを作成してもよい。そして、どちらの印刷処理が選択されたかを示す情報も、アプリケーション30からプリンタドライバ34へ出力してもよい。プリンタドライバ34は、どちらの印刷処理が選択されたかを示す情報が示す印刷処理を実行してもよい。
また、上記実施形態では、CPU12によって図3,8に示す処理が実行される例を説明したが、これら処理は、CPU12に限らず、ASICや他の論理集積回路により実行されてもよいし、これら処理が、CPU等やASIC、他の論理集積回路が協働することにより実行されてもよい。
10:PC、12:CPU、30:アプリケーション、32:画像形成プログラム、34:プリンタドライバ、36:プリンタ特性提供モジュール、37:OS、40:ドライバ専用ファイル、50:プリンタ

Claims (6)

  1. 情報処理装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラムであって、
    前記制御プログラムは、プリンタドライバに対応付けて前記情報処理装置にインストールされたプログラムであり、
    前記プリンタドライバは、印刷処理の設定パラメータの範囲を示すパラメータ情報を、前記情報処理装置にインストールされたオペレーティングシステムに出力し、当該パラメータ情報の出力の後に、当該パラメータ情報に対応する画像データを前記オペレーティングシステムから受け付け、当該画像データに基づいて印刷用画像データを作成した後に、当該印刷用画像データをプリンタに送信するように構成されており、
    前記コンピュータを、
    前記プリンタに印刷させるための印刷用画像データを、前記パラメータ情報に対応して作成し、当該印刷用画像データを出力するように構成されている画像形成プログラムから、前記パラメータ情報の要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段による要求を受け付けたことに応じて、前記パラメータ情報を前記画像形成プログラムに出力する出力手段と、
    前記プリンタドライバが前記オペレーティングシステムに出力する前記パラメータ情報から、対応不能パラメータ情報を除いたパラメータ情報である、除去済パラメータ情報を、生成する生成手段と、
    して機能させ、
    前記対応不能パラメータ情報は、前記プリンタによる、前記プリンタドライバを介さない印刷処理では対応不能なパラメータの範囲を示す情報であり、
    前記出力手段は、
    前記生成手段が生成した除去済パラメータ情報を前記画像形成プログラムに出力し、
    前記コンピュータを、
    記憶領域から前記パラメータ情報を取得する取得手段として機能させ、
    前記記憶領域は、前記プリンタドライバ専用の記憶領域であり、
    前記プリンタドライバは、前記記憶領域から前記パラメータ情報を取得し、取得したパラメータ情報を前記オペレーティングシステムに出力するように構成され、
    前記生成手段は、
    前記取得手段により取得されたパラメータ情報から対応不能パラメータ情報を除いた除去済パラメータ情報を生成することを特徴とする制御プログラム。
  2. 前記生成手段は、
    前記受付手段による要求を受け付けたことに応じて、前記除去済パラメータ情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の制御プログラム。
  3. 前記パラメータ情報は、印刷処理の設定パラメータとして、印刷用紙の用紙サイズを示す情報であることを特徴とする請求項1又は2に記載の制御プログラム。
  4. 前記パラメータ情報は、印刷処理の設定パラメータとして、印刷用紙の余白のサイズを示す情報と、用紙サイズから余白を除いた印刷可能領域のサイズを示す情報との少なくとも一方であることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の制御プログラム。
  5. 情報処理装置のコンピュータが読み取り可能なプリンタドライバと、制御プログラムと、画像形成プログラムとにより構成されるプログラム群であって、
    前記プリンタドライバは、前記コンピュータを、
    印刷処理の設定パラメータの範囲を示すパラメータ情報を、前記情報処理装置にインストールされているオペレーティングシステムに出力する第1出力手段と、
    前記第1出力手段によるパラメータ情報の出力に応じて、当該パラメータ情報に対応する画像データを前記オペレーティングシステムから受け付ける第1受付手段と、
    前記第1受付手段により受け付けられた画像データに基づいて印刷用画像データを作成する第1作成手段と、
    前記第1作成手段により作成された印刷用画像データをプリンタに送信する送信手段と、
    して機能させ、
    前記制御プログラムは、前記コンピュータを、
    前記画像形成プログラムから前記パラメータ情報の要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段による要求を受け付けたことに応じて、前記パラメータ情報を、前記画像形成プログラムに出力する第2出力手段と、
    前記プリンタドライバが前記オペレーティングシステムに出力する前記パラメータ情報から、対応不能パラメータ情報を除いたパラメータ情報である、除去済パラメータ情報を、生成する生成手段と、
    して機能させ、
    前記対応不能パラメータ情報は、前記プリンタによる、前記プリンタドライバを介さない印刷処理では対応不能なパラメータの範囲を示す情報であり、
    前記第2出力手段は、
    前記生成手段が生成した除去済パラメータ情報を前記画像形成プログラムに出力し、
    前記画像形成プログラムは、前記コンピュータを、
    前記第2出力手段による除去済パラメータ情報の出力に応じて、前記プリンタに印刷させるための印刷用画像データを、当該除去済パラメータ情報に対応して作成する第2作成手段と、
    前記第2作成手段により作成された印刷用画像データを出力する第3出力手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム群。
  6. 前記パラメータ情報は、用紙サイズから余白を除いた印刷可能領域のサイズを示す印刷用サイズ情報と、前記印刷用サイズ情報により示される印刷可能領域のサイズより大きな拡大印刷可能領域のサイズを示す拡大サイズ情報とを含み、
    前記第1受付手段は、
    前記第1出力手段が前記拡大サイズ情報を前記オペレーティングシステムに出力した場合に、当該拡大サイズ情報により示される拡大印刷可能領域のサイズの画像の画像データを、前記オペレーティングシステムから受け付け、
    前記第1作成手段は、
    部分画像を示す印刷用画像データを作成し、
    前記部分画像は、前記第1受付手段により受け付けられた画像データに基づく全体画像に含まれる部分画像であって、前記印刷用サイズ情報により示される印刷可能領域のサイズの部分画像であり、
    前記生成手段は、
    前記パラメータ情報から、前記拡大サイズ情報を前記対応不能パラメータ情報として除いた前記印刷用サイズ情報を、前記除去済パラメータ情報として作成し、
    前記第2出力手段は、
    前記生成手段が生成した印刷用サイズ情報を、前記除去済パラメータ情報として、前記画像形成プログラムに出力し、
    前記第2作成手段は、
    前記第2出力手段による印刷用サイズ情報の出力の後に、当該印刷用サイズ情報により示される印刷可能領域のサイズの画像の印刷用画像データを作成することを特徴とする請求項に記載のプログラム群。
JP2018064088A 2018-03-29 2018-03-29 制御プログラム及びプログラム群 Active JP7052484B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018064088A JP7052484B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 制御プログラム及びプログラム群

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018064088A JP7052484B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 制御プログラム及びプログラム群

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019175235A JP2019175235A (ja) 2019-10-10
JP7052484B2 true JP7052484B2 (ja) 2022-04-12

Family

ID=68168946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018064088A Active JP7052484B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 制御プログラム及びプログラム群

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7052484B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008269324A (ja) 2007-04-20 2008-11-06 Canon Inc プリンタドライバ
JP2010165261A (ja) 2009-01-16 2010-07-29 Canon Inc 印刷制御装置とその制御方法
JP2010214668A (ja) 2009-03-13 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム、及び該プログラムを記録した記録媒体
JP2012181823A (ja) 2011-02-09 2012-09-20 Ricoh Co Ltd 情報処理装置及びプログラム
JP2014203391A (ja) 2013-04-09 2014-10-27 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008269324A (ja) 2007-04-20 2008-11-06 Canon Inc プリンタドライバ
JP2010165261A (ja) 2009-01-16 2010-07-29 Canon Inc 印刷制御装置とその制御方法
JP2010214668A (ja) 2009-03-13 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム、及び該プログラムを記録した記録媒体
JP2012181823A (ja) 2011-02-09 2012-09-20 Ricoh Co Ltd 情報処理装置及びプログラム
JP2014203391A (ja) 2013-04-09 2014-10-27 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019175235A (ja) 2019-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2306301A2 (en) Image processing system, image processing method and image processing program
US9641705B2 (en) Image forming apparatus for reading indicia on a sheet and inserting images on a subsequent printed sheet at a location corresponding to the location of the read indicia
US11418658B2 (en) Image processing apparatus, image processing system, image processing method, and storage medium
JP6066108B2 (ja) 電子文書生成システムおよびプログラム
US8947695B2 (en) Information processing device, information processing method and computer-readable record medium
US8854674B2 (en) Image forming apparatus equipped with real size preview function, method of displaying image, and storage medium
JP7196494B2 (ja) プログラム、および通信システム
JP2009147656A5 (ja)
JP7052484B2 (ja) 制御プログラム及びプログラム群
US8315458B2 (en) Image-processing device, image-forming device, image-processing method, and computer readable medium
US11403048B2 (en) Print control device, print control method, and non-transitory computer-readable storage medium storing print control program which converts and generates second printing data based on custom setting value
JP7067176B2 (ja) プリンタドライバ
US8213043B2 (en) Printing apparatus, printing apparatus control method, printing apparatus control program, and printing system
JP7397400B2 (ja) プログラム、および情報処理装置
US8908227B2 (en) Image forming apparatus, image forming system, image data processing method, program, and storage medium
JP7006301B2 (ja) 制御プログラム及びプログラム群
US9444968B2 (en) Image forming apparatus that continues without halt to perform print job including sign where glyph is invalid data, and recording medium
JP2007152580A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
US8913294B2 (en) Image processing apparatus and image processing system
JP2004192394A (ja) 情報処理装置
US10642552B2 (en) Information processing apparatus, and non-transitory computer-readable medium storing instruction therefor
US10445030B2 (en) Information processing apparatus configured to execute drawing process, and non-transitory computer-readable medium storing instruction therefor
JP2013083862A (ja) 画像処理装置及び画像処理システム
JP6848410B2 (ja) ドライバプログラム
JP6950372B2 (ja) 印刷データ生成プログラムおよび印刷データ生成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7052484

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150