JP6848410B2 - ドライバプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像出力装置に出力動作を実行させる情報処理端末のプログラムに関する。
例えば特許文献1には、アプリケーションから印刷要求を取得したことに応じて、印刷設定用ダイアログを通じてユーザに印刷条件を設定させ、ユーザが設定した印刷条件に従ってプリンタに印刷を実行させるプリンタドライバが開示されている。また、特許文献1に記載のプリンタドライバは、ユーザによる印刷条件の設定結果を統計データとして保存し、保存した統計データに基づいて印刷条件を自動設定する機能を有する。
特開2002−149365号公報
特許文献1のプリンタドライバは、設定頻度が規定頻度を超えたことを自動設定の条件としている。しかしながら、プリンタの使用態様は時間の経過と共に変化することが多いので、単純に設定頻度を集計するだけでは、ユーザの意図に沿った印刷条件が自動設定されるとは言い難い。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザによるプリンタの使用態様の時間変化に合わせて、プリント動作の適切な実行条件を報知可能な情報処理端末のドライバプログラムを提供することにある。
本明細書では様々な開示を行う。開示例の1つであるドライバプログラムは、メモリと、ディスプレイと、入力インタフェースと、通信インタフェースとを備える情報処理端末によって読み取り可能である。前記メモリは、時期を示す時期情報と、画像出力装置に実行させる出力動作の実行条件を示す条件情報との複数のセットを記憶している。該ドライバプログラムは、前記情報処理端末にインストールされた外部プログラムからOSを介して、前記出力動作の対象となる指定データを取得する取得処理と、前記メモリに記憶された複数の前記条件情報のうち、現在日時を含む前記時期情報に対応付けられた推奨条件情報を読み出す読出処理と、前記読出処理で読み出した前記推奨条件情報で示される実行条件を、前記ディスプレイに表示させる表示処理と、前記指定データを対象とする前記出力動作の実行条件を指定するユーザ操作を、前記表示処理を実行した後に前記入力インタフェースを通じて受け付ける受付処理と、前記通信インタフェースを通じて前記画像出力装置に出力指示情報を送信する出力指示処理とを前記情報処理端末に実行させる。前記出力指示情報は、前記指定データを対象とする前記出力動作を、前記受付処理で指定された実行条件に従って実行させるための情報である。
上記の開示例に係るドライバプログラムによれば、現在日時を含む時期情報に対応付けて予めメモリに記憶された条件情報が推奨条件情報として読み出されるので、現在のユーザの使用態様に適した実行条件を認識させることができる。
他の開示例であるドライバプログラムは、メモリと、通信インタフェースとを備える情報処理端末によって読み取り可能である。前記メモリは、時期を示す時期情報と、画像出力装置に実行させる出力動作の実行条件を示す条件情報との複数のセットを記憶している。該ドライバプログラムは、前記情報処理端末にインストールされた外部プログラムからOSを通じて推奨条件情報の通知を要求されたことに応じて、前記メモリに記憶された複数の前記条件情報のうち、現在日時を含む前記時期情報に対応付けられた前記推奨条件情報を読み出す読出処理と、前記読出処理で読み出した前記推奨条件情報を前記OSを介して前記外部プログラムに通知する通知処理と、前記出力動作の対象となる指定データ及び当該出力動作の実行条件を示す指定条件情報を、前記外部プログラムから前記OSを介して取得する取得処理と、前記通信インタフェースを通じて前記画像出力装置に出力指示情報を送信する出力指示処理とを前記情報処理端末に実行させる。前記出力指示情報は、前記指定データを対象とする前記出力動作を、前記指定条件情報で示される実行条件に従って実行させるための情報である。
他の開示例であるドライバプログラムは、メモリと、通信インタフェースとを備える情報処理端末によって読み取り可能である。前記メモリは、時期を示す時期情報と、画像出力装置に実行させる出力動作の実行条件を示す条件情報との複数のセットを記憶している。該ドライバプログラムは、前記情報処理端末にインストールされた外部プログラムからOSを介して、前記出力動作の対象となる指定データを取得する取得処理と、前記メモリに記憶された複数の前記条件情報のうち、現在日時を含む前記時期情報に対応付けられた推奨条件情報を読み出す読出処理と、前記通信インタフェースを通じて前記画像出力装置に出力指示情報を送信する出力指示処理とを前記情報処理端末に実行させる。前記出力指示情報は、前記指定データを対象とする前記出力動作を、前記推奨条件情報で示される実行条件に従って実行させるための情報である。
他の開示例に係るドライバプログラムによれば、現在日時を含む時期情報に対応付けて予めメモリに記憶された条件情報が推奨条件情報として読み出されるので、ユーザによる画像出力装置の使用態様の時間変化に合わせて、適切な実行条件で出力動作を実行させることができる。
図1は、本実施形態に係るシステム100を構成するMFP10及び情報処理端末50のブロック図である。 図2は、メモリ62に記憶された情報の例であって、(A)は設定条件リストを、(B)は履歴リストを示す。 図3は、メモリ62に記憶された学習条件リストの例であって、(A)は初期状態を、(B)はS56の実行直後の状態を、(C)はS58の実行直後の状態を示す。 図4は、ドライバプログラム66が編集プログラム65に条件情報を通知する処理のフローチャートである。 図5は、編集プログラム65の指示に従ってドライバプログラム66がMFP10にプリント動作を実行させる処理のフローチャートである。 図6は、実行条件決定処理のフローチャートである。 図7は、学習条件更新処理のフローチャートである。 図8は、ディスプレイ53の表示例であって、(A)は編集画面を、(B)はプリント画面を示す。 図9は、実行条件編集画面の表示例であって、(A)は初期状態を、(B)は項目“色”、“レイアウト”のパラメータが変更された状態を示す。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。例えば、後述する各処理の実行順序は、本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜変更することができる。
図1は、本実施形態に係るシステム100の概略図である。図1に示されるシステム100は、MFP10と、情報処理端末50とで構成されている。また、システム100は、MFP10に代えて、プリンタ単能機を含んでもよい。MFP10及び情報処理端末50は、通信ネットワーク101を通じて相互に通信可能に構成されている。通信ネットワーク101の具体例は特に限定されないが、例えば、インターネット、有線LAN、無線LAN、或いはこれらの組み合わせであってもよい。または、MFP10及び情報処理端末50は、USBケーブル等によって接続されていてもよい。
MFP10は、図1に示されるように、プリンタ11と、FAX部13と、ディスプレイ23と、入力I/F24と、通信I/F25と、CPU31と、メモリ32と、通信バス33とを主に備える。MFP10を構成する各構成要素は、通信バス33を通じて相互に接続されている。MFP10は、画像出力装置の一例である。プリンタ11及びFAX部13は、画像出力部の一例である。
プリンタ11は、画像データで示される画像をシートに記録するプリント動作を実行するハードウェアである。プリンタ11の記録方式としては、インクジェット方式や電子写真方式などの公知の方式を採用することができる。FAX部13は、画像データを外部装置にFAX送信するFAX送信動作と、画像データを外部装置からFAX受信するFAX受信動作とを実行するハードウェアである。MFP10は、原稿に記録された画像を読み取って画像データを生成するスキャナをさらに備えていてもよい。プリント動作及びFAX送信動作は、出力動作の一例である。
プリンタ11は、実行条件に従ってプリント動作を実行する。実行条件は、複数の項目(例えば、“サイズ”、“色”、“レイアウト”)それぞれに対応する複数のパラメータの組み合わせによって特定される。項目“サイズ”のパラメータは、画像を記録するシートの大きさ(例えば、“A4”、“A3”、“ハガキ”)を示す。項目“色”のパラメータは、シートに画像を記録するのに用いる色(例えば、“カラー”、“モノクロ”)を示す。項目“レイアウト”のパラメータは、1枚のシートに記録する画像の数(例えば、“なし”、“2in1”、“2×2”)を示す。但し、プリント動作の実行条件は、前述の例に限定されない。
同様に、FAX部13は、実行条件に従ってFAX送信動作及びFAX受信動作を実行する。FAX送信動作の実行条件は、例えば、項目“解像度”のパラメータ(例えば、“300dpi”、“600dpi”)と、項目“宛先”のパラメータ(例えば、FAX番号)との組み合わせによって特定される。FAX受信動作の実行条件は、例えば、項目“色”のパラメータ(例えば、“カラー”、“モノクロ”)と、項目“出力先”のパラメータ(例えば、“シート”、“メモリ”)との組み合わせによって特定される。
ディスプレイ23は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等であり、各種情報を表示する表示面を備える。
入力I/F24は、ユーザによる入力操作を受け付けるユーザインタフェースである。具体的には、入力I/F24はボタンを有しており、押下されたボタンに対応づけられた各種の操作信号をCPU31へ出力する。さらに、入力I/F24は、ディスプレイ23の表示面に重畳された膜状のタッチセンサを有していてもよい。ディスプレイ23の表示面に表示されたオブジェクトを指定する操作、文字列或いは数字列を入力する操作は、ユーザ操作の一例である。「オブジェクト」とは、例えば、ディスプレイ23に表示された文字列、アイコン、ボタン、リンク、ラジオボタン、チェックボックス、プルダウンメニュー等である。
タッチセンサとして実現される入力I/F24は、ユーザがタッチした表示面上の位置を示す位置情報を出力する。なお、本明細書中における「タッチ」とは、入力媒体を表示面に接触させる操作全般を含む。また、入力媒体が表示面に触れていなくても、表示面との間の距離がごく僅かな位置まで入力媒体を近接させる「ホバー」或いは「フローティングタッチ」を、前述の「タッチ」の概念に含めてもよい。さらに入力媒体とは、ユーザの指であってもよいし、タッチペン等であってもよい。ディスプレイ23に表示されたオブジェクトの位置をタップするユーザ操作は、当該オブジェクトを指定するユーザ操作の一例である。
通信I/F25は、通信ネットワーク101を通じて外部装置と通信可能なインタフェースである。すなわち、MFP10は、通信I/F25を通じて外部装置に各種情報を送信し、通信I/F25を通じて外部装置から各種情報を受信する。通信I/F25の具体的な通信手順は特に限定されないが、例えば、Wi−Fi(登録商標)を採用することができる。また、MFP10及び情報処理端末50がUSBケーブルで接続される場合、通信I/F25は、USBケーブルを着脱可能なUSBインタフェースであってもよい。
CPU31は、MFP10の全体動作を制御するものである。CPU31は、入力I/F24から出力される各種情報、通信I/F25を通じて外部装置から受信した各種情報等に基づいて、後述する各種プログラムをメモリ32から取得して実行する。CPU31及びメモリ32は、コントローラの一例を構成する。
メモリ32は、OS34と、装置プログラム35とを記憶している。装置プログラム35は、単一のプログラムであってもよいし、複数のプログラムの集合体であってもよい。また、メモリ32は、装置プログラム35の実行に必要なデータ或いは情報等を記憶する。メモリ32は、例えば、RAM、ROM、EEPROM、HDD、MFP10に着脱されるUSBメモリ等の可搬記憶媒体、CPU31が備えるバッファ等、或いはそれらの組み合わせによって構成される。
メモリ32は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。後述する情報処理端末50のメモリ62についても同様である。
情報処理端末50は、図1に示されるように、ディスプレイ53と、入力I/F54と、通信I/F55と、CPU61と、メモリ62と、通信バス63とを主に備える。情報処理端末50に含まれるディスプレイ53、入力I/F54、通信I/F55、CPU61、メモリ62、及び通信バス63は、MFP10に含まれるディスプレイ23、入力I/F24、通信I/F25、CPU31、メモリ32、及び通信バス33と同様の構成であるので、説明は省略する。CPU61及びメモリ62は、コントローラの一例である。
情報処理端末50は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、或いはPC等であってもよい。メモリ62は、OS64と、編集プログラム65と、ドライバプログラム66とを記憶している。さらに、メモリ62は、図2(A)に示される設定条件リストと、図2(B)に示される履歴リストと、図3に示される学習条件リストとを記憶することができる。なお、設定条件リスト、履歴リスト、及び学習条件リストの一部又は全部は、インターネット上の不図示のサーバ等に記憶されていてもよい。
編集プログラム65は、ユーザ操作に従ってコンテンツデータを編集する外部プログラムの一例である。編集プログラム65は、例えば図8(A)に示されるように、指定されたコンテンツデータで示される画像をディスプレイ53に表示させ、コンテンツデータの編集を指示するユーザ操作を入力I/F54を通じて受け付け、受け付けたユーザ操作に従ってコンテンツデータを編集する。コンテンツデータの形式は、例えば、テキスト形式、画像形式、スプレッドシート形式、プレゼンテーション形式等が挙げられる。
ドライバプログラム66は、情報処理端末50にインストールされた編集プログラム65から指定された画像データを対象とするプリント動作の実行を、MFP10に実行させるためのプログラムである。より詳細には、ドライバプログラム66は、プリント動作の対象となる画像データを編集プログラム65から取得し、通信I/F55を通じてMFP10にプリント指示情報を送信する。プリント指示情報は、指定された画像データを対象とするプリント動作の実行を指示する出力指示情報の一例である。
設定条件リストは、1以上の設定条件レコードを含む。設定条件レコードは、時期情報と、設定条件情報とを含む。設定条件レコードは、例えば、ドライバプログラム66のインストール時にメモリ62に記憶されてもよいし、ドライバプログラム66がインストールされた後に追加されてもよい。設定条件レコードに含まれる時期情報及び設定条件情報の組み合わせは、例えば、ドライバプログラム66の開発者によって設定される。設定条件レコードは、時期情報及び条件情報のセットの一例である。
時期情報は、任意の長さの時期を示す。時期とは、例えば、開始日時及び終了日時の組み合わせで特定される時間的な幅を指す。すなわち、開始日時“3月15日”から終了日時“4月15日”まで、開始日時“15:00”から終了日時“15:59”までは、時期の一例である。但し、時期の特定方法は前述の例に限定されず、6月(6月1日〜6月30日)、午前中(9:00〜11:59)等であってもよい。一方、開始日時及び終了日時が特定されない時間の長さ(例えば、1ヶ月、1時間など)は、本明細書の「時期」に含まれない。
設定条件情報は、時期情報で示される時期に適したプリント動作の実行条件を示す。一例として、4月1日を含む時期“3月15日〜4月15日”は、マニュアル等を大量に印刷するので、パラメータ“A4”、“モノクロ”、“2in1”の組み合わせで特定される実行条件が適していると考えられる。他の例として、お祭りが多く開催される時期“10月1日〜10月31日”は、大判のポスターを印刷するので、パラメータ“A3”、“カラー”、“2×2”の組み合わせで特定される実行条件が適していると考えられる。さらに他の例として、年末の時期“12月1日〜12月25日”は、年賀状の準備をするので、パラメータ“ハガキ”、“カラー”、“なし”の組み合わせで特定される実行条件が適していると考えられる。
履歴リストは、1以上の履歴レコードを含む。履歴レコードは、日時情報と、履歴条件情報とを含む。日時情報は、後述する出力指示処理の実行日時を示す。履歴条件情報は、出力指示処理でMFP10に実行させたプリント動作の実行条件を示す。履歴レコードは、後述するS51でドライバプログラム66によって登録される。履歴レコードは、履歴情報の一例である。
学習条件リストは、1以上の学習条件レコードを含む。学習条件レコードのデータ構造は、設定条件レコードと共通する。一方、学習条件レコードは、後述する学習条件更新処理でドライバプログラム66が生成する点において、設定条件レコードと相違する。設定条件レコードは、時期情報及び条件情報のセットの一例である。
[システム100の動作]
図4及び図7を参照して、本実施形態に係るシステム100の動作を説明する。なお、図4に示される処理の開始時点において、図3(A)に示される学習条件リストがメモリ62に記憶されているものとする。
本明細書のフローチャートは、基本的に、プログラムに記述された命令に従ったCPU31、61の処理を示す。すなわち、以下の説明における「判断」、「抽出」、「選択」、「算出」、「決定」、「特定」、「制御」等の処理は、CPU31、61の処理を表している。CPU61による処理は、OS64を介したハードウェア制御も含む。また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータに読取可能なビット列で表される。そして、実質的な意味内容が同じでフォーマットが異なるデータは、同一のデータとして扱われるものとする。本明細書中の「情報」についても同様である。
本実施形態において、OS64、編集プログラム65、ドライバプログラム66は、ステップS12、S13、S21、S22、S31、S32において、各プログラムに定義された関数を呼び出すことによって、当該関数の引数に指定した情報を受け渡す。ここで、前述の各ステップで呼び出される関数は、1つでもよいし、複数でもよい。また、受け渡される情報は、同一の関数の引数として指定されてもよいし、異なる関数の引数として指定されてもよい。
まず、情報処理端末50の編集プログラム65は、図8(A)に示される編集画面をディスプレイ53に表示させる。編集画面は、読出指示アイコン111と、プリント指示アイコン113と、編集画像114とを含む。そして、編集プログラム65は、編集画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける。
編集プログラム65は、読出指示アイコン111の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、読み出し可能なコンテンツデータの一覧をディスプレイ53に表示させ、ユーザが指定したコンテンツデータで示される編集画像114をディスプレイ53に表示させる。また、編集プログラム65は、編集画像114の編集を指示するユーザ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、コンテンツデータを編集する。
また、編集プログラム65は、プリント指示アイコン113の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S11)、編集中のコンテンツデータを識別するデータIDを、メモリ62に一時記憶させる。以下、ここで一時記憶されたデータIDを「指定データID」と表記し、指定データIDで識別されるコンテンツデータを「指定データ」と表記する。また、編集プログラム65は、条件情報を記憶させるのに必要なメモリ領域(以下、「指定領域」と表記する。)をメモリ62内に確保する。
さらに、編集プログラム65は、第1ポインタを引数として指定して、OS64に定義された読出関数を呼び出す(S12)。第1ポインタは、メモリ62内に確保した指定領域の先頭アドレスを示す。以下、ステップSxxで呼び出される関数を「関数Sxx」と表記することがある。次に、OS64は、読出関数S12が呼び出されたことに応じて、読出関数S12の引数として指定された第1ポインタを引数として指定して、ドライバプログラム66に定義された読出関数S13を呼び出す(S13)。
次に、ドライバプログラム66は、読出関数S13が呼び出されたことに応じて、読出関数S13の引数として指定された第1ポインタを取得する。読出関数S13が呼び出されたことは、外部プログラムから推奨条件情報の通知を要求されたことの一例である。また、ドライバプログラム66は、不図示のシステムクロックから現在日時“2016/4/10 16:00”を示す日時情報を取得する。
次に、ドライバプログラム66は、図2(A)に示される設定条件レコードのうち、時期情報が現在日時を含む設定条件レコードを、メモリ62から読み出す。そして、ドライバプログラム66は、第1ポインタで示される指定領域に、読み出した設定条件レコードに含まれる設定条件情報“A4”、“モノクロ”、“2in1”を、推奨条件情報として記憶させる(S14)。S14の処理は、読出処理の一例である。
次に、ドライバプログラム66は、読出関数S13を終了する(S15)。また、OS64は、読出関数S13が終了されたことに応じて(S15)、読出関数S12を終了する(S16)。さらに、編集プログラム65は、読出関数S12が終了されたことに応じて(S16)、指定領域に記憶された推奨条件情報を読み出す。すなわち、S14〜S16の処理は、ドライバプログラム66がOS64を介して編集プログラム65に推奨条件情報等を通知する通知処理の一例である。
次に、編集プログラム65は、図8(B)に示されるプリント画面をディスプレイ53に表示させる(S17)。プリント画面は、プルダウンメニュー121、122、123と、[OK]アイコン124と、[ドライバ]アイコン125と、プレビュー画像126とを含む。そして、編集プログラム65は、プリント画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S18)。
プルダウンメニュー121〜123は、実行条件を構成する複数の項目“サイズ”、“色”、“レイアウト”に対応するパラメータを、ユーザに指定させるための項目オブジェクトの一例である。最初に表示されるプリント画面のプルダウンメニュー121〜123には、指定領域に記憶された推奨条件情報“A4”、“モノクロ”、“2in1”が指定された状態になっている。
また、項目“サイズ”に対応するプルダウンメニュー121は、パラメータの候補“A4”、“A3”、“ハガキ”に対応する3つの選択肢を有する。項目“色”に対応するプルダウンメニュー122は、パラメータの候補“カラー”、“モノクロ”に対応する2つの選択肢を有する。項目“レイアウト”に対応するプルダウンメニュー123は、パラメータの候補“なし”、“2in1”、“2×2”に対応する3つの選択肢を有する。
そして、編集プログラム65は、プルダウンメニュー121〜123で指定されたパラメータの変更を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、指定領域に記憶されたパラメータを、新たに指定されたパラメータで上書きする。そして、編集プログラム65は、新たに指定されたパラメータが表示されたプルダウンメニュー121〜123を含むプリント画面を、ディスプレイ53に表示させる。本実施形態において、ユーザは、項目“レイアウト”のパラメータを、プルダウンメニュー123を通じて“2in1”から“なし”に変更したものとする。
次に、編集プログラム65は、[OK]アイコン124の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S18:OK)、第1ポインタ及び第2ポインタを引数として指定して、OS64に定義された第1プリント指示関数を呼び出す(S21)。第2ポインタは、指定データを記憶するメモリ領域の先頭アドレスを示す。または、第2ポインタに代えて、指定データIDが引数として指定されてもよい。
次に、OS64は、第1プリント指示関数S21が呼び出されたことに応じて、第1プリント指示関数S21の引数として指定された第1ポインタ及び第2ポインタを引数として指定して、ドライバプログラム66に定義された第1プリント指示関数を呼び出す(S22)。次に、ドライバプログラム66は、第1プリント指示関数S22が呼び出されたことに応じて、第1プリント指示関数S22の引数として指定された第1ポインタ及び第2ポインタを取得する(S22)。
ドライバプログラム66は、第1ポインタで示される指定領域から条件情報“A4”、“モノクロ”、“なし”を読み出し、第2ポインタで示されるメモリ領域から指定データを読み出す。すなわち、ドライバプログラム66は、OS64を介して編集プログラム65から条件情報及び指定データを取得する。ステップS22で取得した第1ポインタで示される指定領域に記憶された条件情報は、外部プログラムが入力I/F54を通じて受け付けた指定条件情報の一例である。ステップS22でドライバプログラム66が第1ポインタ及び第2ポインタを取得する処理は、取得処理の一例である。
次に、ドライバプログラム66は、後述する学習条件更新処理を実行する(S23)。また、ドライバプログラム66は、通信I/F55を通じてMFP10にプリント指示情報を送信する(S24)。プリント指示情報は、指定データを対象とするプリント動作を、指定条件情報で示される実行条件に従って実行することを指示するための情報である。プリント指示情報は、例えば、指定データと、指定条件情報とを含む。S24の処理は、出力指示処理の一例である。次に、ドライバプログラム66は、第1プリント指示関数S22を終了する。また、OS64は、第1プリント指示関数S22が終了されたことに応じて、第1プリント指示関数S21を終了する。
一方図示は省略するが、MFP10の装置プログラム35は、通信I/F25を通じて情報処理端末50からプリント指示情報を受信する。そして、装置プログラム35は、プリント指示情報に従ったプリント動作を、プリンタ11に実行させる(S25)。すなわち、プリンタ11は、指定データで示される画像を、A4サイズのシートにモノクロで記録する。
また図4に戻って、編集プログラム65は、[ドライバ]アイコン125の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S18:ドライバ)、第2ポインタを引数として指定して、OS64に定義された第2プリント指示関数を呼び出す(S31)。次に、OS64は、第2プリント指示関数S31が呼び出されたことに応じて、第2プリント指示関数S31の引数として指定された第2ポインタを引数として指定して、ドライバプログラム66に定義された第2プリント指示関数を呼び出す(S32)。
次に、ドライバプログラム66は、第2プリント指示関数S32が呼び出されたことに応じて、第2プリント指示関数S32の引数として指定された第2ポインタを取得する(S32)。次に、ドライバプログラム66は、第2ポインタで示されるメモリ領域から指定データを読み出す。すなわち、ドライバプログラム66は、OS64を介して編集プログラム65から指定データを取得する。ステップS32でドライバプログラム66が第2ポインタを取得する処理は、取得処理の一例である。
次に、ドライバプログラム66は、実行条件決定処理を実行する(S33)。実行条件決定処理は、プリント指示情報に含める指定条件情報を、ユーザの指示に従って決定する処理である。図6を参照して、実行条件決定処理の詳細を説明する。
まず、ドライバプログラム66は、不図示のシステムクロックから現在日時“2016/12/10 16:15”を示す日時情報を取得する。次に、ドライバプログラム66は、図2(A)に示される設定条件レコードのうち、時期情報が現在日時を含む設定条件レコードをメモリ62から読み出す(S41)。また、ドライバプログラム66は、図3(A)に示される学習条件レコードのうち、時期情報が現在日時を含む学習条件レコードをメモリ62から読み出す(S41)。
読み出した設定条件レコードに含まれる設定条件情報“ハガキ”、“カラー”、“なし”、及び読み出した学習条件レコードに含まれる学習条件情報“A4”、“モノクロ”、“2in1”は、推奨条件情報の一例である。S41の処理は、読出処理の一例である。そして、ドライバプログラム66は、読み出した学習条件レコードに含まれる学習条件情報を、指定条件情報としてメモリ62に一時記憶させる。
次に、ドライバプログラム66は、図9(A)に示される実行条件編集画面を、ディスプレイ53に表示させる(S42)。実行条件編集画面は、プリント動作の実行条件をユーザに編集させる編集領域131と、設定条件情報を報知する報知領域132とを含む。そして、ドライバプログラム66は、実行条件編集画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S43)。S42の処理は表示処理の一例であり、S43の処理は受付処理の一例である。
編集領域131は、項目オブジェクトの一例であるプルダウンメニュー133、134、135と、[OK]アイコン136とを含む。また、プルダウンメニュー133〜135は、メモリ62に一時記憶させた指定条件情報“A4”、“モノクロ”、“2in1”が指定された状態になっている。報知領域132は、S41で読み出した設定条件情報“ハガキ”、“カラー”、“なし”を示す文字列と、一括オブジェクトの一例である[一括]アイコン137とを含む。
ドライバプログラム66は、例えば、プルダウンメニュー133〜135で指定されたパラメータの変更を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S43:プルダウンメニュー)、メモリ62に一時記憶された指定条件情報のパラメータを、新たに指定されたパラメータで上書きする(S44)。そして、ドライバプログラム66は、新たに指定されたパラメータが表示されたプルダウンメニュー133〜135を含む実行条件編集画面を、ディスプレイ53に表示させる(S42)。
また、ドライバプログラム66は、[一括]アイコン137の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S43:一括)、S42で読み出した設定条件情報を指定条件情報に上書きする(S45)。S45の処理は、一括変更処理の一例である。そして、ドライバプログラム66は、設定条件情報“ハガキ”、“カラー”、“なし”が表示されたプルダウンメニュー133〜135を含む実行条件編集画面を、ディスプレイ53に表示させる(S42)。
本実施形態において、ユーザは、図9(B)に示されるように、項目“レイアウト”のパラメータを、プルダウンメニュー134を通じて“モノクロ”から“カラー”に変更し、プルダウンメニュー135を通じて“2in1”から“なし”に変更したものとする。そして、ドライバプログラム66は、[OK]アイコン136の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S43:OK)、後述する学習条件更新処理を実行する(S46)。
さらに図4に戻って、ドライバプログラム66は、通信I/F55を通じてMFP10にプリント指示情報を送信する(S34)。S34の処理は、出力指示処理の一例である。そして、MFP10の装置プログラム35は、情報処理端末50から受信したプリント指示情報に従って、プリンタ11にプリント動作を実行させる(S35)。S34、S35の処理は、S24、S25と同様であってもよい。
次に、図7を参照して、学習条件更新処理を説明する。以下、S46で実行される学習条件更新処理の例を説明するが、S23で実行される学習条件更新処理についても同様である。
まず、ドライバプログラム66は、不図示のシステムクロックから現在日時“2016/12/10 16:15”を示す日時情報を取得する。そして、ドライバプログラム66は、取得した日時情報と、S46の時点でメモリ62に記憶された指定条件情報“A4”、“カラー”、“なし”とを含む履歴レコードを、履歴リストに登録する(S51)。S51の処理は、第1記憶処理の一例である。
次に、ドライバプログラム66は、図3(A)に示される学習条件レコードのうち、時期情報が現在日時を含む学習条件レコードをメモリ62から読み出す。次に、ドライバプログラム66は、学習条件更新処理の実行時点における指定条件情報“A4”、“カラー”、“なし”と、読み出した学習条件レコードに含まれる学習条件情報“A4”、“モノクロ”、“2in1”とが一致するか否かを判断する(S52)。
次に、ドライバプログラム66は、指定条件情報と学習条件情報とが異なると判断したことに応じて(S52:異なる)、抽出条件に合致する複数の履歴レコードが履歴リストに登録されているか否かを判断する(S53)。本実施形態に係る抽出条件は、現在日時“2016/12/10 16:15”から閾値時間(例えば、1時間)内の日時情報と、指定条件情報“A4”、“カラー”、“なし”と同一の履歴条件情報とを含むことである。
そして、ドライバプログラム66は、抽出条件に合致する複数の履歴レコードが履歴リストに登録されていると判断したことに応じて(S53:Yes)、抽出条件に合致する全ての履歴レコードを履歴リストから読み出す。そして、ドライバプログラム66は、読み出した履歴レコードの日時情報のうちの最も早い実行日時“15:21”から最も遅い実行日時“16:15”までの時期を示す時期情報とし、読み出した履歴レコードの履歴条件情報“A4”、“カラー”、“なし”を学習条件情報とする学習条件レコードを生成する。S52、S53の処理は、生成処理の一例である。
次に、ドライバプログラム66は、生成した学習条件レコードを、学習条件リストに登録する(S54)。S54の処理は、第2記憶処理の一例である。また、ドライバプログラム66は、S54で登録した学習条件レコードの時期情報で示される時期が重複する他の学習条件レコードが、学習条件リストに登録されているか否かを判断する(S55)。そして、ドライバプログラム66は、時期が重複する他の学習条件レコードが登録されていると判断したことに応じて(S55:Yes)、図3(B)に示されるように、当該学習条件レコードの時期情報を、S54で登録した学習条件レコードの時期情報と重複しないように減縮する(S56)。
ドライバプログラム66は、前述の例において、図3(A)の1行目及び2行目の学習条件レコードの間に、時期情報“15:21〜16:15”と、学習条件情報“A4”、“カラー”、“なし”とを含む学習条件レコードを新たに追加する(S54)。また、ドライバプログラム66は、図3(B)の1行目の時期情報の終了日時を“15:59”から“15:20”に減縮し、図3(B)の3行目の時期情報の開始日時を“16:00”から“16:16”に減縮する(S56)。
次に、ドライバプログラム66は、S54で登録した学習条件レコードの学習条件情報と、当該学習条件レコードに隣接する他の学習条件レコードの学習条件情報とが同一か否かを判断する(S57)。そして、ドライバプログラム66は、時期情報が隣接する学習条件レコードの学習条件情報が同一だと判断したことに応じて(S57:Yes)、図3(C)に示されるように、時期情報が隣接する複数の学習条件レコードをマージする(S58)。より詳細には、ドライバプログラム66は、図3(B)の1行目及び2行目の学習条件レコードを、先の学習条件レコードの開始日時“15:00”から後の学習条件レコードの終了日時“16:15”までの時期を示す時期情報を含む1つの学習条件レコードにマージする。
一方、ドライバプログラム66は、時期情報が隣接する学習条件レコードの学習条件情報が異なると判断したことに応じて(S57:No)、S58の処理をスキップして、学習条件更新処理を終了する。また、ドライバプログラム66は、時期が重複する他の学習条件レコードが登録されていないと判断したことに応じて(S55:No)、S56〜S58の処理をスキップして、学習条件更新処理を終了する。また、ドライバプログラム66は、抽出条件に合致する複数の履歴レコードが履歴リストに登録されていないと判断したことに応じて(S53:No)、S54〜S58の処理をスキップして、学習条件更新処理を終了する。さらに、ドライバプログラム66は、指定条件情報と学習条件情報とが同一だと判断したことに応じて(S52:同一)、S53〜S58の処理をスキップして、学習条件更新処理を終了する。
[本実施形態の作用効果]
上記の実施形態によれば、現在日時を含む時期情報に対応付けて予めメモリ62に記憶された条件情報が推奨条件情報としてディスプレイ53に表示される。これにより、現在の使用態様に適した実行条件をユーザに認識させることができる。また、プリント画面或いは実行条件編集画面を通じて、推奨条件情報をベースにして所望の実行条件をユーザに指定させることができる。これにより、実行条件を指定するユーザ操作を簡素化することができる。なお、S14〜S16で編集プログラム65に通知する条件情報は、設定条件情報に限定されず、学習条件情報であってもよい。
また、上記の実施形態によれば、設定条件情報を報知領域に表示させてユーザに認識させると共に、[一括]アイコン137を指定するユーザ操作のみで、設定条件情報に含まれるパラメータをプルダウンメニュー133〜135に一括して設定することができる。これにより、現在のユーザの使用態様に適した実行条件を指定するユーザ操作を簡素化することができる。なお、実行条件編集画面のレイアウトは、前述の例に限定されない。例えば、S41で読み出した設定条件情報に含まれるパラメータがプルダウンメニュー133〜135に設定されてもよいし、報知領域132が省略されてもよい。
また、上記の実施形態によれば、閾値時間内に同一の指定条件情報を用いて繰り返し出力動作を実行させている場合に、出力指示処理の実行日時から生成した時期情報及び指定条件情報を含む学習条件レコードが学習条件リストに登録される。これにより、ユーザによるMFP10の使用態様の時間変化に合わせて、出力動作の適切な実行条件を報知することができる。但し、学習条件レコードの生成方法は図7の例に限定されず、履歴リストを用いた他の方法が採用されてもよい。
なお、上記の実施形態では、S41で読み出した設定条件情報及び学習条件情報を、推奨条件情報としてユーザに報知する例を説明したが、推奨条件情報の取り扱いは前述の例に限定されない。例えば、ドライバプログラム66は、編集プログラム65から取得した指定データを対象とするプリント動作を、S41で読み出した推奨条件情報に従ってMFP10に実行させてもよい。これにより、ユーザによるMFP10の使用態様の時間変化に合わせて、適切な実行条件で出力動作を実行させることができる。
また、上記の実施形態のMFP10及び情報処理端末50において、メモリ32、62に記憶された各種プログラムがCPU31、61によって実行されることによって、本発明のコントローラが実行する各処理が実現される例を説明した。しかしながら、コントローラの構成はこれに限定されず、その一部又は全部を集積回路等のハードウェアで実現してもよい。
さらに、本発明は、MFP10及び情報処理端末50として実現できるだけでなく、MFP10及び情報処理端末50に処理を実行させるプログラムとして実現してもよい。そして、当該プログラムは、non−transitoryな記録媒体に記録されて提供されてもよい。non−transitoryな記録媒体は、CD−ROM、DVD−ROM等の他、通信ネットワークを通じてMFP10及び情報処理端末50に接続可能なサーバに搭載された記憶部を含んでもよい。そして、サーバの記憶部に記憶されたプログラムは、当該プログラムを示す情報或いは信号として、インターネット等の通信ネットワークを通じて配信されてもよい。
10・・・MFP
11・・・プリンタ
13・・・FAX部
23,53・・・ディスプレイ
24,54・・・入力I/F
25,55・・・通信I/F
31,61・・・CPU
32,62・・・メモリ
34,64・・・OS
35・・・装置プログラム
50・・・情報処理端末
65・・・編集プログラム
66・・・ドライバプログラム

Claims (6)

  1. メモリと、ディスプレイと、入力インタフェースと、通信インタフェースとを備える情報処理端末によって読み取り可能なドライバプログラムであって、
    前記メモリは、時期を示す時期情報と、画像出力装置に実行させる出力動作の実行条件を示す条件情報との複数のセットを記憶しており、
    該ドライバプログラムは、
    前記情報処理端末にインストールされた外部プログラムからOSを介して、前記出力動作の対象となる指定データを取得する取得処理と、
    前記メモリに記憶された複数の前記条件情報のうち、現在日時を含む前記時期情報に対応付けられた推奨条件情報を読み出す読出処理と、
    前記読出処理で読み出した前記推奨条件情報で示される実行条件を、前記ディスプレイに表示させる表示処理と、
    前記指定データを対象とする前記出力動作の実行条件を指定するユーザ操作を、前記表示処理を実行した後に前記入力インタフェースを通じて受け付ける受付処理と、
    前記通信インタフェースを通じて前記画像出力装置に出力指示情報を送信する出力指示処理とを前記情報処理端末に実行させ、前記出力指示情報は、前記指定データを対象とする前記出力動作を、前記受付処理で指定された実行条件に従って実行させるための情報であり、
    前記条件情報は、複数の項目それぞれに対応する複数のパラメータを含み、
    該ドライバプログラムは、前記表示処理において、各々が複数の前記項目の1つに対応する複数の項目オブジェクトを前記ディスプレイに表示させ、前記項目オブジェクトは、前記推奨条件情報に含まれる前記パラメータが指定された状態であり、
    該ドライバプログラムは、
    前記受付処理において、前記項目オブジェクトで指定された前記パラメータを変更するユーザ操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付け、
    前記出力指示処理において、複数の前記項目オブジェクトそれぞれで指定された複数の前記パラメータの組み合わせで示される実行条件に従って、前記画像出力装置に前記出力動作を実行させるドライバプログラム。
  2. メモリと、ディスプレイと、入力インタフェースと、通信インタフェースとを備える情報処理端末によって読み取り可能なドライバプログラムであって、
    前記メモリは、時期を示す時期情報と、画像出力装置に実行させる出力動作の実行条件を示す条件情報との複数のセットを記憶しており、
    該ドライバプログラムは、
    前記情報処理端末にインストールされた外部プログラムからOSを介して、前記出力動作の対象となる指定データを取得する取得処理と、
    前記メモリに記憶された複数の前記条件情報のうち、現在日時を含む前記時期情報に対応付けられた推奨条件情報を読み出す読出処理と、
    前記読出処理で読み出した前記推奨条件情報で示される実行条件を、前記ディスプレイに表示させる表示処理と、
    前記指定データを対象とする前記出力動作の実行条件を指定するユーザ操作を、前記表示処理を実行した後に前記入力インタフェースを通じて受け付ける受付処理と、
    前記通信インタフェースを通じて前記画像出力装置に出力指示情報を送信する出力指示処理とを前記情報処理端末に実行させ、前記出力指示情報は、前記指定データを対象とする前記出力動作を、前記受付処理で指定された実行条件に従って実行させるための情報であり、
    前記条件情報は、複数の項目それぞれに対応する複数のパラメータを含み、
    該ドライバプログラムは、前記表示処理において、各々が複数の前記項目の1つに対応する複数の項目オブジェクトと、前記項目オブジェクトと異なる領域に前記推奨条件情報に含まれる複数の前記パラメータと、一括オブジェクトとを前記ディスプレイに表示させ、前記項目オブジェクトは、対応する前記項目に対して指定可能な複数の前記パラメータの1つが指定された状態であり、
    該ドライバプログラムは、
    前記受付処理で前記一括オブジェクトが指定されたことに応じて、前記推奨条件情報で示される前記パラメータが指定された状態に、複数の前記項目オブジェクトを一括して変更する一括変更処理を前記情報処理端末に実行させ、
    前記出力指示処理において、複数の前記項目オブジェクトそれぞれで指定された複数の前記パラメータの組み合わせで示される実行条件に従って、前記画像出力装置に前記出力動作を実行させるドライバプログラム。
  3. メモリと、ディスプレイと、入力インタフェースと、通信インタフェースとを備える情報処理端末によって読み取り可能なドライバプログラムであって、
    前記メモリは、時期を示す時期情報と、画像出力装置に実行させる出力動作の実行条件を示す条件情報との複数のセットを記憶しており、
    該ドライバプログラムは、
    前記情報処理端末にインストールされた外部プログラムからOSを介して、前記出力動作の対象となる指定データを取得する取得処理と、
    前記メモリに記憶された複数の前記条件情報のうち、現在日時を含む前記時期情報に対応付けられた推奨条件情報を読み出す読出処理と、
    前記読出処理で読み出した前記推奨条件情報で示される実行条件を、前記ディスプレイに表示させる表示処理と、
    前記指定データを対象とする前記出力動作の実行条件を指定するユーザ操作を、前記表示処理を実行した後に前記入力インタフェースを通じて受け付ける受付処理と、
    前記通信インタフェースを通じて前記画像出力装置に出力指示情報を送信する出力指示処理とを前記情報処理端末に実行させ、前記出力指示情報は、前記指定データを対象とする前記出力動作を、前記受付処理で指定された実行条件に従って実行させるための情報であり、
    該ドライバプログラムは、
    前記出力指示処理の実行日時を示す日時情報と、当該出力指示処理で指示した前記出力動作の実行条件を示す履歴条件情報とを含む履歴情報を、前記メモリに記憶させる第1記憶処理と、
    前記第1記憶処理で記憶させた複数の前記履歴情報に基づいて、前記時期情報及び前記条件情報のセットを生成する生成処理と、
    前記生成処理で生成した前記時期情報及び前記条件情報のセットを、前記メモリに記憶させる第2記憶処理とを前記情報処理端末に実行させるドライバプログラム。
  4. メモリと、通信インタフェースとを備える情報処理端末によって読み取り可能なドライバプログラムであって、
    前記メモリは、時期を示す時期情報と、画像出力装置に実行させる出力動作の実行条件を示す条件情報との複数のセットを記憶しており、
    該ドライバプログラムは、
    前記情報処理端末にインストールされた外部プログラムからOSを通じて推奨条件情報の通知を要求されたことに応じて、前記メモリに記憶された複数の前記条件情報のうち、現在日時を含む前記時期情報に対応付けられた前記推奨条件情報を読み出す読出処理と、
    前記読出処理で読み出した前記推奨条件情報を前記OSを介して前記外部プログラムに通知する通知処理と、
    前記出力動作の対象となる指定データ及び当該出力動作の実行条件を示す指定条件情報を、前記外部プログラムから前記OSを介して取得する取得処理と、
    前記通信インタフェースを通じて前記画像出力装置に出力指示情報を送信する出力指示処理とを前記情報処理端末に実行させ、前記出力指示情報は、前記指定データを対象とする前記出力動作を、前記指定条件情報で示される実行条件に従って実行させるための情報であり、
    該ドライバプログラムは、
    前記出力指示処理の実行日時を示す日時情報と、当該出力指示処理で指示した前記出力動作の実行条件を示す履歴条件情報とを含む履歴情報を、前記メモリに記憶させる第1記憶処理と、
    前記第1記憶処理で記憶させた複数の前記履歴情報に基づいて、前記時期情報及び前記条件情報のセットを生成する生成処理と、
    前記生成処理で生成した前記時期情報及び前記条件情報のセットを、前記メモリに記憶させる第2記憶処理とを前記情報処理端末に実行させるドライバプログラム。
  5. メモリと、通信インタフェースとを備える情報処理端末によって読み取り可能なドライバプログラムであって、
    前記メモリは、時期を示す時期情報と、画像出力装置に実行させる出力動作の実行条件を示す条件情報との複数のセットを記憶しており、
    該ドライバプログラムは、
    前記情報処理端末にインストールされた外部プログラムからOSを介して、前記出力動作の対象となる指定データを取得する取得処理と、
    前記メモリに記憶された複数の前記条件情報のうち、現在日時を含む前記時期情報に対応付けられた推奨条件情報を読み出す読出処理と、
    前記通信インタフェースを通じて前記画像出力装置に出力指示情報を送信する出力指示処理とを前記情報処理端末に実行させ、前記出力指示情報は、前記指定データを対象とする前記出力動作を、前記推奨条件情報で示される実行条件に従って実行させるための情報であり、
    該ドライバプログラムは、
    前記出力指示処理の実行日時を示す日時情報と、当該出力指示処理で指示した前記出力動作の実行条件を示す履歴条件情報とを含む履歴情報を、前記メモリに記憶させる第1記憶処理と、
    前記第1記憶処理で記憶させた複数の前記履歴情報に基づいて、前記時期情報及び前記条件情報のセットを生成する生成処理と、
    前記生成処理で生成した前記時期情報及び前記条件情報のセットを、前記メモリに記憶させる第2記憶処理とを前記情報処理端末に実行させるドライバプログラム。
  6. 該ドライバプログラムは、前記生成処理において、前記日時情報で示される実行日時が閾値時間内で且つ同一の前記履歴条件情報を含む複数の前記履歴情報が前記メモリに記憶されていることに応じて、当該履歴情報に含まれる前記日時情報のうちの最も早い実行日時から最も遅い実行日時までの時期を示す前記時期情報と、当該履歴情報に含まれる前記履歴条件情報とのセットを生成する請求項3から5のいずれかに記載のドライバプログラム。
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