JP7052328B2 - 表示制御装置、プログラム、表示システム及び表示制御方法 - Google Patents
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Description
そのような広告等は、立ち止まることなく通行人が歩きながら目を向けることが多く、通行人が実際に広告等を見ている時間が少ないと考えられる。そのため、必要最小限の情報を効率的に提示することが望まれる。
ところで、教育の分野において、リスニングの能力を向上させるために、文章内の重要語句を強調した音声を再生する学習支援装置が開示されている(例えば、特許文献1)。
第1の発明は、文章を解析して、前記文章の特徴を示す複数の特徴語を抽出する特徴語抽出手段と、前記文章を、表示装置に表示させる文章表示手段と、前記特徴語抽出手段により抽出した前記複数の特徴語を時間の経過と共に順番に強調して前記表示装置に表示させる強調表示手段と、を備える表示制御装置である。
第2の発明は、第1の発明の表示制御装置において、前記特徴語抽出手段は、前記文章を形態素解析して得られた単語ごとに重み付けをし、前記単語の重要度に応じて前記特徴語を抽出すること、を特徴とする表示制御装置である。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の表示制御装置において、撮影装置の撮影画像から前記表示装置の方向を向いているユーザの存在を判断するユーザ判断手段を備え、前記文章表示手段は、前記ユーザ判断手段により前記ユーザの存在を判断したことに応じて、前記文章を前記表示装置に表示させること、を特徴とする表示制御装置である。
第4の発明は、第3の発明の表示制御装置において、前記ユーザの視線方向を判断する視線判断手段と、前記視線判断手段により判断した前記視線方向から、前記ユーザが見ている前記表示装置の表示位置を特定する位置特定手段と、を備え、前記強調表示手段は、前記位置特定手段により特定された前記表示位置の近傍に有する前記特徴語を最初に強調させ、時間の経過と共に順番に前記複数の特徴語を強調して表示させること、を特徴とする表示制御装置である。
第5の発明は、第1の発明又は第2の発明の表示制御装置において、撮影装置の撮影画像から前記表示装置の方向を向いているユーザの存在を判断するユーザ判断手段を備え、前記強調表示手段は、前記ユーザ判断手段により前記ユーザの存在を判断したことに応じて、前記複数の特徴語を時間の経過と共に順番に強調して表示させること、を特徴とする表示制御装置である。
第6の発明は、第1の発明から第5の発明までのいずれかの表示制御装置において、前記強調表示手段は、前記特徴語を時間の経過と共に順番に強調して表示させる速度を、時間の経過と共に遅く変化させること、を特徴とする表示制御装置である。
第7の発明は、第1の発明から第6の発明までのいずれかの表示制御装置において、前記強調表示手段は、前記特徴語の文字数及び前記特徴語に含まれる各文字の構成のうち少なくとも一方に応じて、強調して表示させる時間の長さを決定し、決定した長さの時間、前記特徴語を強調して表示させること、を特徴とする表示制御装置である。
第8の発明は、第1の発明から第7の発明までのいずれかの表示制御装置において、前記文章に対応付けられた前記複数の特徴語から1以上の特徴語にまとめた複数の語群を生成する語群生成手段を備え、前記強調表示手段は、前記複数の特徴語を時間の経過と共に順番に強調することに代えて、前記文章のうち前記語群を、時間の経過と共に順番に強調して表示させること、を特徴とする表示制御装置である。
第9の発明は、第1の発明から第8の発明までのいずれかの表示制御装置において、前記特徴語抽出手段により抽出された前記複数の特徴語を、前記文章に対応付けて特徴語記憶部に記憶させる登録手段を備えること、を特徴とする表示制御装置である。
第10の発明は、第1の発明から第9の発明までのいずれかの表示制御装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
第11の発明は、第1の発明から第9の発明までのいずれかの表示制御装置と、前記表示制御装置に対して通信可能に接続され、前記文章を表示させる表示装置と、を備える表示システムである。
第12の発明は、特徴語抽出手段が、文章を解析して、前記文章の特徴を示す複数の特徴語を抽出するステップと、文章表示手段が、表示装置に文章を表示させるステップと、強調表示手段が、前記特徴語抽出手段により抽出した前記複数の特徴語を時間の経過と共に順番に強調して前記表示装置に表示させるステップと、を含む表示制御方法である。
第13の発明は、文章のデータと、前記文章の特徴を示す複数の特徴語を強調表示させるデータである強調データと、を備えた表示データである。
第14の発明は、第13の発明の表示データにおいて、前記強調データは、時間の経過と共に前記複数の特徴語を順番に強調表示させるものである、表示データである。
(実施形態)
<表示システム100>
図1は、本実施形態に係る表示システム100の全体概要図である。
図2は、本実施形態に係る表示システム100の機能ブロック図である。
図3は、本実施形態に係る表示制御装置1の記憶部30の例を示す図である。
図2に示すように、表示システム100は、表示制御装置1と、ディスプレイ4と、カメラ5(撮影装置)とを備える。表示制御装置1と、ディスプレイ4と、カメラ5とは、通信ネットワークNを介して通信可能に接続されている。通信ネットワークNは、例えば、インターネット回線等である。また、通信ネットワークNは、例えば、Bluetooth(登録商標)規格に基づく短距離無線通信等を用いるものであってもよい。
表示制御装置1は、ディスプレイ4に表示させる文章に関する処理を行う。表示制御装置1は、文章の特徴を示す特徴語を抽出しておき、文章をディスプレイ4に表示させる際に、特徴語を順番に強調して表示させる。
ここで、特徴語とは、文章内の語のうち、文章の内容を理解するために必要な重要語をいう。
表示制御装置1は、例えば、サーバである。表示制御装置1は、その他、パーソナルコンピュータ(PC)等であってもよい。
表示制御装置1は、制御部10と、記憶部30と、通信インタフェース部39とを備える。
制御部10は、表示処理部11と、文章処理部18とを備える。
表示処理部11は、文章をディスプレイ4に表示させるための処理を行う制御部である。
表示処理部11は、ユーザ判断部12(ユーザ判断手段)と、視線判断部13(視線判断手段)と、文章出力部14(文章表示手段)と、強調出力部15(強調表示手段)とを備える。
視線判断部13は、ユーザ判断部12がユーザの存在を判断した場合に、そのユーザの視線方向を判断する。ここで、視線判断部13は、ユーザ判断部12が複数のユーザの存在を判断した場合には、各ユーザの視線方向を判断してもよいし、ディスプレイ4に最も近いユーザの視線方向を判断してもよい。また、視線判断部13は、ディスプレイ4から近い距離の範囲(例えば、5m以内等)にいるユーザの視線方向を判断してもよい。
文章出力部14は、視線判断部13によりユーザの視線方向が、ディスプレイ4の方向を向いている場合に、ディスプレイ4に文章データ(文章のデータ)を出力し、ディスプレイ4に文章を表示させる。
強調出力部15は、文章出力部14により文章データが出力された場合に、ディスプレイ4に特徴語を強調した強調データを出力し、文章中の特徴語を順番に強調してディスプレイ4に表示させる。
文章処理部18は、文章解析部19と、特徴語抽出部20(特徴語抽出手段)と、特徴語登録部21(登録手段)とを備える。
文章解析部19は、処理対象の文章から複数の単語を抽出する。具体的には、文章解析部19は、例えば、文章に対して形態素解析を行うことによって、文章から複数の単語を抽出する。
語に対する重み付けとしては、例えば、語の品詞による重み付けや、他の文章との弁別性を用いた重み付け等がある。語の品詞による重み付けであれば、例えば、特徴をより表す品詞である名詞の重み付けを最も高く設定し、次に動詞の重み付けを高く設定する、等のルールを予め決めておき、そのルールに則って語に対して重み付けを付与する。ルールは、経験則から決められたものであってよく、例えば、名詞でも、固有名詞の重み付けをさらに高く設定したりしてもよい。また、他の文章との弁別性を用いた重み付けであれば、例えば、Web上の様々な文章を分析して抽出した単語との相対出現頻度であるIDF(Inverse Document Frequency)を算出し、算出したスコアにより語に対して重み付けを付与する。
特徴語登録部21は、特徴語抽出部20により抽出した特徴語を、文章に対応付けて特徴語記憶部33に記憶させる。
記憶部30は、プログラム記憶部31と、文章記憶部32と、特徴語記憶部33とを備える。
プログラム記憶部31は、各種のプログラムを記憶する記憶領域である。プログラム記憶部31は、表示制御プログラム31aを記憶している。表示制御プログラム31aは、表示制御装置1の制御部10が実行する各種機能を行うためのプログラムである。
図3(A)は、文章記憶部32の項目例を示す。文章記憶部32は、文章IDと、文章データとを対応付けて記憶する。文章IDは、文章を識別するための識別情報である。文章データは、例えば、テキストデータである。
特徴語記憶部33は、図3(B)に示すように、文章IDに対応付けてその文章の特徴語を記憶する記憶領域である。特徴語は、1つの文章に対して複数有するものであってよい。また、特徴語記憶部33は、特徴語に対応付けて特徴語の文章内での位置情報を有してもよい。
ここで、コンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、表示制御装置1は、制御部、記憶部等を備えた情報処理装置であり、コンピュータの概念に含まれる。
ディスプレイ4は、例えば、駅構内の壁や柱等に設けられ、縦が1~2m程度で、横幅が60~90cm程度の液晶ディスプレイ等のモニタである。ディスプレイ4は、表示制御装置1から受信した文章データ等を表示する。
カメラ5は、例えば、ディスプレイ4の上部等に設けられ、ディスプレイ4に対面する位置を撮影する。カメラ5は、ディスプレイ4の近傍にいるユーザ等を撮影するためのものであればよく、設置位置は、ディスプレイ4の上部に限らない。そして、カメラ5は、撮影データを、表示制御装置1に送信する。
次に、表示制御装置1での処理について説明する。
図4は、本実施形態に係る表示制御装置1の表示処理を示すフローチャートである。
図5は、本実施形態に係る表示制御装置1による表示処理の具体例を示す図である。
図4のステップS(以下、単に「S」という。)10において、表示制御装置1の制御部10(ユーザ判断部12)は、撮影データの画像からユーザの存在を確認する。具体的には、制御部10は、撮影データの画像を分析し、例えば、人検出や、顔検出等の公知な方法を用いて、画像から人(対象者)を検出する処理を行う。
また、顔検出の手法としては、例えば、Haar-like特徴を用いるものがある。Haar-like特徴を用いた顔検出に関しては、「P. Viola and M. J. Jones: “Rapid Object Detection Using a Boosted Cascade of Simple Features”,Proceedings of the 2001 IEEE Computer Society Conference on Computer Vision and Pattern Recognition, pp.511-518, (2001).」に記載されている。
S12において、制御部10(視線判断部13)は、ユーザの視線方向を確認する。具体的には、制御部10は、画像から顔画像を検出し、顔の各パーツ(器官)の配置位置に基づいて、顔の向きを判別する。そして、制御部10は、判別した顔の向きをユーザの見ている方向とする。顔の各器官(目、鼻、口等)の位置を求める手法としては、様々な公知の手法があるが、例えば、回帰モデルを用いた顔の器官検出手法を用いることができる。そして、回帰モデルを用いた顔の器官検出手法に関しては、例えば、米国特許出願公開第2014/0185924号明細書に記載されている。
なお、この処理において、制御部10は、ユーザがディスプレイ4の方向を向いていると判断しても、ユーザとディスプレイ4との距離に応じて、本処理としてはNOと判断してもよい。あまり遠くにいるユーザでは、ディスプレイ4に表示される文章をよく見ることができないからである。
S15において、制御部10(強調出力部15)は、出力した文章データに対応した特徴語を、特徴語記憶部33から抽出し、所定の特徴語を強調した強調データを、ディスプレイ4に出力する。ここで、所定の特徴語とは、文章内で最初に出現する特徴語をいう。
S17において、制御部10(ユーザ判断部12、視線判断部13)は、まだユーザがディスプレイ4の方向を向いているか否かを判断する。ユーザがディスプレイ4の方向を向いたままである場合(S17:YES)には、制御部10は、処理をS18に移す。他方、ユーザがディスプレイ4の方向を向いていない場合(S17:NO)には、制御部10は、処理をS20に移す。
図5は、文章中の特徴語を強調する処理に関する具体例を示す。
まず、制御部10は、文章データをディスプレイ4に出力することで、ディスプレイ4には、文章60が表示される。この例の文章60は、強調表示を説明するための例示であり、実際にディスプレイ4に表示されるものは、ニュース記事や広告の文章である。
次に、時間T2において、強調表示する特徴語が切り替えられ、強調表示領域61aの強調表示が解除され、強調表示領域61aに代わり次の特徴語を示す強調表示領域61bが強調表示される。
さらに、時間T3において、強調表示する特徴語がさらに切り替えられ、強調表示領域61bの強調表示が解除され、強調表示領域61bに代わり次の特徴語を示す強調表示領域61cが強調表示される。
なお、制御部10は、強調表示をする時間である切替時間を、時間の経過と共に長くするようにしてもよい。また、制御部10は、文章内の特徴語を順番に強調表示し、文章内の最後の特徴語を強調表示した後、文章内の最初の特徴語に戻って強調表示するときに、切替時間を、その前に強調表示した時間よりも長くするようにしてもよい。
なお、文章非表示処理として、制御部10は、文章内の最後の特徴語を強調表示するまで文章を表示させた後に、ディスプレイ4に対して出力した文章データ及び強調データを表示しないように制御してもよい。
また、表示制御装置1は、時間の経過と共に、各特徴語を強調表示させる時間を長くする。そのようにすることで、最初は、強調表示が順番に移動することによって、ユーザのディスプレイ4に対して注目を集めさせると共に、その後は、必要最小限の情報を効率的かつ見やすいように提示することができる。
次に、文章から特徴語を抽出する処理について説明する。
図6は、本実施形態に係る表示制御装置1の文章処理を示すフローチャートである。
S30において、表示制御装置1の制御部10(文章処理部18)は、文章データを受け付ける。制御部10は、文章データを、例えば、図示しない表示制御装置1の入力部を介して受け付けてもよいし、文章データを記録した記録媒体から読み取ってもよい。また、制御部10は、例えば、通信インタフェース部39を介して他の外部装置から文章データを受信してもよい。
S32において、制御部10(文章解析部19)は、文章データを形態素解析する。そして、制御部10は、形態素解析の結果として語を抽出する。
S33において、制御部10(特徴語抽出部20)は、抽出した語に重み付けを付与する。制御部10は、例えば、語の品詞に応じて、重み付けをする。
S35において、制御部10(特徴語登録部21)は、S34にて抽出した特徴語を、特徴語記憶部33に記憶させる。具体的には、制御部10は、文章IDに対応付けて、特徴語を記憶する。なお、制御部10は、特徴語の文章内における位置情報(最初から何文字目等)を含めて、特徴語を特徴語記憶部33に記憶させてもよい。その後、制御部10は、本処理を終了する。
(1)表示制御装置1によって、ディスプレイ4に文章を表示させる際、文章の特徴語を強調して順番に表示させるので、人の視線を、特徴語に注視させることができる。その結果、強調表示をした特徴語によって、必要最小限の情報を効率的に提示することができる。
(2)表示制御装置1は、文章の特徴語を、文章を分析して得るため、特徴語は、文章の内容を示す語になり得る。よって、表示制御装置1は、ユーザに全ての文章を読ませずとも、特徴語によって文章の内容が理解できるものを抽出できる。
(4)カメラ5を、ディスプレイ4の近傍に設けることで、ユーザがディスプレイ4の方向を見ているか否かを確認しやすいものにできる。
(1)本実施形態では、ディスプレイとカメラとは、通信ネットワークを介して接続されているものとして説明したが、これに限定されない。例えば、表示制御装置がディスプレイとカメラとの少なくとも一方を備える装置であってもよい。
(2)本実施形態では、ユーザの視線が表示装置の方向である場合に、ディスプレイに文章を表示し、所定の特徴語として、文章に出現する順番に、特徴語を強調表示するものを例に説明したが、これに限定されない。ユーザの視線がディスプレイのどこの位置であるかを判断し、判断した位置の近傍に表示されている特徴語を、最初に強調表示するものであってもよい。そのようにすることで、ユーザは、強調出力部分を自然に見ることができる。さらに、ユーザの視線が強調表示されている位置に向いたら、強調表示の位置を、文章に出現する順番に、次の特徴語に移すようにしてもよい。そのようにすることで、確実にユーザに強調表示を見させることができる。
(4)本実施形態では、1つの特徴語を強調表示する時間について、一律のものを例に説明したが、これに限定されない。特徴語の文字数や各文字の構成(例えば、ひらがな、漢字等であり、漢字であれば、画数を含む。)に応じた時間で強調表示するようにしてもよい。また、1つの特徴語を強調表示する時間は、経験則に基づくものであってもよい。その場合には、特徴語記憶部は、特徴語に対応付けて時間係数を記憶し、制御部は、時間係数に基づいて特徴語を強調表示する時間を決めればよい。
(6)本実施形態では、ユーザの視線がディスプレイの方向を向いていると判断した場合に、どのようなユーザであっても同じように文章を表示するものを例に説明したが、これに限定されない。例えば、撮影データからユーザの属性(例えば、性別、年齢)を取得し、ユーザの属性に応じて、文章を属性に合ったものにしたり、特徴語を強調表示する際の最初の速度を変えたりしてもよい。
(8)本実施形態では、特徴語を1つずつ順番に強調表示するものを例に説明したが、これに限定されない。2以上の特徴語をまとめた語群を強調表示してもよい。その場合であっても、時間の経過と共に、語群を順番に強調表示する。そのようにすることで、意味内容が分かる程度のまとまりを1回で強調表示させることができ、ユーザの理解を深めることができる。
(10)本実施形態では、文章記憶部と、特徴語記憶部とを備えるものを例に説明したが、これに限定されない。文章データと、特徴語とを対応付けて、1つの記憶部に記憶させてもよい。また、文章データと、特徴語とのうち少なくとも一方を、通信ネットワークを介して接続可能な外部装置に備えてもよい。さらに、文章データを記憶するだけであってもよい。
4 ディスプレイ
5 カメラ
10 制御部
11 表示処理部
12 ユーザ判断部
13 視線判断部
14 文章出力部
15 強調出力部
18 文章処理部
19 文章解析部
20 特徴語抽出部
21 特徴語登録部
30 記憶部
31a 表示制御プログラム
32 文章記憶部
33 特徴語記憶部
60 文章
61a,61b,61c 強調表示領域
100 表示システム
Claims (9)
- 文章を解析して、前記文章の特徴を示す複数の特徴語を抽出する特徴語抽出手段と、
前記文章を、表示装置に表示させる文章表示手段と、
前記特徴語抽出手段により抽出した前記複数の特徴語を時間の経過と共に前記文章に出現する順番に強調して前記表示装置に表示させる強調表示手段と、
撮影装置の撮影画像からユーザの視線方向を判断する視線判断手段と、
前記視線判断手段により判断した前記視線方向から、前記ユーザが見ている前記表示装置の表示位置を特定する位置特定手段と、
を備え、
前記強調表示手段は、前記位置特定手段により特定された前記表示位置の近傍に有する前記特徴語を最初に強調させ、その後時間の経過と共に前記文章に出現する順番に前記複数の特徴語を強調して表示させること、
を特徴とする表示制御装置。 - 請求項1に記載の表示制御装置において、
前記特徴語抽出手段は、前記文章を形態素解析して得られた単語ごとに重み付けをし、前記単語の重要度に応じて前記特徴語を抽出すること、
を特徴とする表示制御装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の表示制御装置において、
前記強調表示手段は、前記特徴語を時間の経過と共に前記文章に出現する順番に強調して表示させる速度を、時間の経過と共に遅く変化させること、
を特徴とする表示制御装置。 - 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の表示制御装置において、
前記強調表示手段は、前記特徴語の文字数及び前記特徴語に含まれる各文字の構成のうち少なくとも一方に応じて、強調して表示させる時間の長さを決定し、決定した長さの時間、前記特徴語を強調して表示させること、
を特徴とする表示制御装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の表示制御装置において、
前記文章に対応付けられた前記複数の特徴語から1以上の特徴語にまとめた複数の語群を生成する語群生成手段を備え、
前記強調表示手段は、前記複数の特徴語を時間の経過と共に前記文章に出現する順番に強調することに代えて、前記文章のうち前記語群を、時間の経過と共に前記文章に出現する順番に強調して表示させること、
を特徴とする表示制御装置。 - 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の表示制御装置において、
前記特徴語抽出手段により抽出された前記複数の特徴語を、前記文章に対応付けて特徴語記憶部に記憶させる登録手段を備えること、
を特徴とする表示制御装置。 - 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の表示制御装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
- 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の表示制御装置と、
前記表示制御装置に対して通信可能に接続され、前記文章を表示させる表示装置と、
を備える表示システム。 - 特徴語抽出手段が、文章を解析して、前記文章の特徴を示す複数の特徴語を抽出するステップと、
文章表示手段が、表示装置に文章を表示させるステップと、
強調表示手段が、前記特徴語抽出手段により抽出した前記複数の特徴語を時間の経過と共に前記文章に出現する順番に強調して前記表示装置に表示させるステップと、
視線判断手段が、撮影装置の撮影画像からユーザの視線方向を判断するステップと、
位置特定手段が、前記視線方向を判断するステップにより判断した前記視線方向から、前記ユーザが見ている前記表示装置の表示位置を特定するステップと、
を含み、
前記強調表示手段が、前記位置特定手段により特定された前記表示位置の近傍に有する前記特徴語を最初に強調させ、その後時間の経過と共に前記文章に出現する順番に前記複数の特徴語を強調して表示させること、
を特徴とする表示制御方法。
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