JP7047851B2 - 粘着剤組成物及びその利用 - Google Patents
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Description
(関連出願の相互参照)
本出願は、2017年12月20日に出願された日本国特許出願である特願2017-244452の関連出願であり、この日本出願に基づく優先権を主張するものであり、この日本出願に記載された全ての内容をここに援用するものである。
前記ビニル重合体(A)は、ガラス転移温度(Tg)が30℃以上200℃以下であり、数平均分子量が500以上10,000以下であって、前記アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)100質量部に対して0.5質量部以上60質量部以下含有し、
前記粘着剤組成物をセパレーターに塗工し、重合させて粘着剤層を得た際に、当該粘着剤層のX線光電子分光分析により得られるその表層部分から計算されるガラス転移温度である第2のTgが、粘着剤層全体のガラス転移温度である第1のTgよりも30℃以上高い、粘着剤組成物。
(2)前記アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)を重合して得られるアクリル系粘着性ポリマーのガラス転移温度が-80℃以上10℃以下である、(1)に記載の組成物。
(3)前記アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)は、ポリマーシロップを構成する全単量体単位に対し、炭素数2~4のアルコキシアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル及び炭素数1~3のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物を10質量%以上99質量%以下含む、(1)又は(2)に記載の組成物。
(4)前記重合開始剤が、光重合開始剤である、(1)~(3)のいずれかに記載の組成物。
(5)前記第1のTgが-80℃以上10℃以下であり、 前記第2のTgが40℃以上である、(1)~(4)のいずれかに記載の組成物。
(6)さらに、架橋剤を含有する、(1)~(5)のいずれかに記載の組成物。
(7)粘着剤層を備える粘着製品であって、
前記粘着剤層は、ビニル重合体(A)、アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)及び重合開始剤を含む粘着剤組成物であって、前記ビニル重合体(A)は、ガラス転移温度(Tg)が30℃以上200℃以下であり、数平均分子量が500以上10,000以下であって、前記アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)100質量部に対して0.5質量部以上60質量部以下含有する組成物を硬化して得られる、粘着製品。
(8)基材の片面又は両面に、前記粘着剤層を備えた粘着シート又は粘着テープである、(7)に記載の粘着製品。
(9)前記粘着剤層の厚みが50μm以上5mm以下である、(7)又は(8)に記載の粘着製品。
(10)前記粘着剤層のX線光電子分光分析により得られるその表層部分から計算されるガラス転移温度である第2のTgが、粘着剤層全体のガラス転移温度である第1のTgよりも30℃以上高い、(7)~(9)のいずれかに記載の粘着製品。
(11)粘着剤組成物の製造方法であって、
ビニル重合体(A)、アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)及び重合開始剤を混合する工程と、
前記ビニル重合体(A)は、ガラス転移温度(Tg)が30℃以上200℃以下であり、数平均分子量が500以上10,000以下であって、前記アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)100質量部に対して0.5質量部以上60質量部以下を混合し、
前記粘着剤組成物を硬化させて得られる粘着剤層が、当該粘着剤層のX線光電子分光分析により得られるその表層部分から計算されるガラス転移温度である第2のTgが、粘着剤層全体のガラス転移温度である第1のTgよりも30℃以上高い、製造方法。
(12)粘着剤層を備える粘着製品の製造方法であって、
ビニル重合体(A)、アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)及び重合開始剤を含み、
前記ビニル重合体(A)は、ガラス転移温度(Tg)が30℃以上200℃以下であり、数平均分子量が500以上10,000以下であって、前記アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)100質量部に対して0.5質量部以上60質量部以下含有する前記粘着剤組成物を基材に塗工する工程と、
前記粘着剤用セパレータ上において前記粘着剤組成物を硬化させて粘着剤層を形成する工程と、
を備える、方法。
(13)前記粘着剤層は、X線光電子分光分析により得られるその表層部分から計算されるガラス転移温度である第2のTgが、粘着剤層全体のガラス転移温度である第1のTgよりも30℃以上高いガラス転移温度特性を有する粘着剤層である、(12)に記載の方法。
本粘着剤組成物は、ビニル重合体(A)及びアクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)を含有するものである。当該ビニル重合体(A)、アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)及びこれらを含有する粘着剤組成物の詳細について、以下に順次説明する。
本発明のビニル重合体(A)は、30℃以上200℃以下のTgを備えることができる。Tgの範囲は、アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)から得られる粘着性ポリマーのTgにもよるが、ビニル重合体(A)のTgが高い場合には、良好な耐熱性が得られ易い。Tgが30℃未満であると、高温条件下で各種被着体への接着強度が十分でなく耐久性に劣る場合がある。また、原料単量体の制約等から、一般に200℃を超えることはない。
アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)(以下、単に本シロップともいう。)は、以下に説明するアクリル系粘着性ポリマー(以下、単に、本粘着性ポリマーともいう。)を得ることができるポリマーシロップである。本明細書において、本シロップは、本粘着性ポリマーの一部であるポリマー成分と、本粘着性ポリマーの残余を構成する(メタ)アクリル系モノマーとを含有することができる。以下、本粘着性ポリマーについて説明する。
本粘着性ポリマーは、-80℃以上10℃以下の範囲にあるTgを有することができる。Tgが-80℃以上であれば粘着剤として十分な凝集力を有するとともに、良好な接着性を示すことができる。一方、Tgが10℃以下であれば、良好な応力緩和性を示すからである。Tgの下限は、例えば-70℃以上であり、また例えば-60℃以上であり、また例えば-50℃以上であり、また例えば-40℃以上であり、また例えば-30℃以上であり、また例えば-25℃以上である。また、Tgの上限は、例えば5℃以下であり、また例えば1℃以下であり、また例えば0℃以下である。Tgの範囲は、これらの上限及び下限を適宜組み合わせることで設定できるが、例えば、-70℃以上10℃以下、また例えば-60℃以上10℃以下、また例えば-50℃位及び上10℃以下、また例えば-40℃以上10℃以下、また例えば-30℃以上10℃以下、また例えば-30℃以上5℃以下などとすることができる。
(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステルとしては、例えば、(メタ)アクリル酸メトキシメチル、(メタ)アクリル酸エトキシメチル、(メタ)アクリル酸ブトキシメチル、(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メタ)アクリル酸エトキシエチル、(メタ)アクリル酸ブトキシエチル、(メタ)アクリル酸メトキシブチル、(メタ)アクリル酸エトキシブチル及び(メタ)アクリル酸ブトキシブチル等の炭素数2~8のアルコキシアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル等を挙げることができ、上記ビニル重合体(A)の偏析を生じさせ易い点で炭素数2~4のアルコキシアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステルを用いることもできる。また、(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステルは、上記の内の1種又は2種以上を使用することができる。
アルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n-プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸n-ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸n-ヘキシル、(メタ)アクリル酸n-オクチル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸2-エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸n-ノニル、(メタ)アクリル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸n-デシル、(メタ)アクリル酸ラウリル等が挙げることができ、これらの内の1種又は2種以上を使用することができる。
本シロップは、本粘着性ポリマーを得ることができるポリマーシロップである。本明細書において、本シロップは、本粘着性ポリマーの一部であるポリマー成分と、本粘着性ポリマーの残余を構成するためのモノマー成分とを含有することができる。より具体的には、本シロップは本粘着性ポリマーを構成する全モノマーを部分的に重合させることによって得られるポリマー成分/モノマー成分の混合物であってもよいし、前記混合物に別の種類のモノマーを添加して得られるポリマー成分/モノマー成分であってもよい。さらには、公知の重合法によりあらかじめポリマー成分を得ておき、そこに所定のモノマーを添加して得られる、ポリマー成分/モノマー成分の混合物であってもよい。
本粘着剤組成物は、上記ビニル重合体(A)と、本シロップ(B)と、重合開始剤と、含有することができる。
本粘着剤組成物をセパレーターに塗工し、乾燥させて粘着剤層を得た際に、当該粘着剤層の全体のガラス転移温度である第1のTgが、-80℃以上10℃以下とすることができる。この範囲であると、良好な粘着性能を発揮することができる。第1のTgの下限は、例えば-70℃以上であってもよいし、また例えば-60℃以上、また例えば-50℃以上また例えば-40℃以上、また例えば-30℃以上、また例えば-20℃以上であってもよい。また第1のTgの上限は、例えば5℃以下であってもよく、また例えば4℃以下、また例えば3℃以下、また例えば2℃以下また例えば1℃以下、また例えば0℃以下であってもよい。第1のTgの範囲は、これらの上限及び下限を適宜組み合わせることで設定できるが、例えば-70℃以上10℃以下、また例えば-50℃以上10℃以下、また例えば-40℃以上5℃以下、また例えば-30℃以上5℃以下、また例えば-25℃以上5℃以下、また例えば-25℃以上1℃以下、また例えば-20℃以上1℃以下、また例えば-20℃以上0℃以下などとすることができる。
また、本実施例において得られた重合体の各種分析は、以下に記載の方法により実施した。
測定サンプル約1gを秤量(a)し、次いで、送風乾燥機155℃、30分間乾燥後の残分を測定(b)し、以下の式より算出した。測定には秤量ビンを使用した。その他の操作については、JIS K 0067-1992(化学製品の減量及び残分試験方法)に準拠した。
固形分(%)=(b/a)×100
分子量はGPCにて下記の条件で測定した。
GPC:東ソー(HLC-8120)
カラム:東ソー(TSKgel-Super MP-M×4本)
試料濃度:0.1%
流量:0.6ml/分
溶離液:テトラヒドロフラン
カラム温度:40℃
検出器:示差屈折計(RI)
標準物質:ポリスチレン
ビニル重合体(A)、アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)から得られる粘着性ポリマー及び粘着剤層全体のTgはDSCにて以下の条件で測定した。
DSC:TA Instrument製(Q-100)
昇温温度:10℃/分測定
雰囲気:窒素
ポリマー組成はモノマー仕込量とGC測定によるモノマー消費量から算出した。
GC:Agilent Technolosies製(7820A GC System)
検出器:FID
カラム:100%ジメチルシロキサン(CP-Sil 5CB)長さ30m、内径0.32mm
算出方法:内部標準法
内容積1リットルの4つ口フラスコに、メタクリル酸メチル(以下、「MMA」という)(45質量部)、スチレン(以下、「St」という)(5.3質量部)、酢酸ブチル(257質量部)、ジメチル2,2’-アゾビス(2-メチルプロピオネート)(和光純薬社製、商品名「V-601」)(2.7質量部)とからなる混合液を仕込み、この混合液を窒素ガスのバブリングにより十分に脱気し、混合液の内温を90℃に上昇した。別途、MMA(180質量部)、St(19質量部)、V-601(24質量部)、酢酸ブチル(90質量部)からなる混合液を滴下ロートからフラスコ内に5時間かけて滴下することにより重合を行った。滴下終了後、重合溶液をヘキサン(6000質量部)に滴下することにより、重合溶液中のビニル重合体を単離して、重合体A-1を得た。得られた重合体A-1のポリマー組成は、仕込量とGC測定によるモノマー消費量から計算した結果、MMA90質量%及びSt10質量%からなり、Mw5600、Mn3300、Mw/Mn1.70であった。Tgは80℃であった。重合体A-1の組成及び分析結果を表2に示す。
内容積1リットルの4つ口フラスコに、酢酸ブチル(200質量部)とV-601(0.9質量部)とからなる混合液を仕込み、この混合液を窒素ガスのバブリングにより十分に脱気し、混合液の内温を90℃に上昇した。別途、MMA(165質量部)、メタクリル酸イソボルニル(以下、「IBXMA」という)(44質量部)、V-601(17質量部)、酢酸ブチル(90質量部)からなる混合液を滴下ロートからフラスコ内に5時間かけて滴下することにより重合を行った。滴下終了後、重合溶液をメタノール(4800質量部)、蒸留水(1200質量部)からなる混合溶液に滴下することにより、重合溶液中のビニル重合体を単離して、重合体A-2を得た。重合体A-2の組成及び分析結果を表2に示す。
内容積1リットルの4つ口フラスコに、酢酸ブチル(280質量部)、V-601(0.3質量部)からなる混合液を仕込み、この混合液を窒素ガスのバブリングにより十分に脱気し、混合液の内温を90℃に上昇した。別途、MMA(233質量部)、IBXMA(26質量部)、V-601(5.1質量部)、酢酸ブチル(90質量部)からなる混合液を滴下ロートからフラスコ内に5時間かけて滴下することにより重合を行った。滴下終了後、重合溶液をヘキサン(6000質量部)に滴下することにより、重合溶液中のビニル重合体を単離して、重合体A-3を得た。重合体A-3の組成及び分析結果を表2に示す。
内容積1リットルの4つ口フラスコに、MMA(50質量部)、酢酸ブチル(227質量部)、V-601(12質量部)からなる混合液を仕込み、この混合液を窒素ガスのバブリングにより十分に脱気し、混合液の内温を90℃に上昇した。別途、MMA(200質量部)、V-601(46質量部)、酢酸ブチル(90質量部)からなる混合液を滴下ロートからフラスコ内に5時間かけて滴下することにより重合を行った。滴下終了後、重合溶液をヘキサン(6000質量部)に滴下することにより、重合溶液中のビニル重合体を単離して、重合体A-4を得た。重合体A-4の組成及び分析結果を表2に示す。
内容積1リットルの4つ口フラスコに、酢酸ブチル(221質量部)、V-601(3.2質量部)からなる混合液を仕込み、この混合液を窒素ガスのバブリングにより十分に脱気し、混合液の内温を90℃に上昇した。別途、MMA(34質量部)、メタクリル酸ブチル(以下、「BMA」という)(215質量部)、V-601(60質量部)、酢酸ブチル(90質量部)からなる混合液を滴下ロートからフラスコ内に5時間かけて滴下することにより重合を行った。滴下終了後、重合溶液をメタノール(4200質量部)、蒸留水(1800質量部)からなる混合溶液に滴下することにより、重合溶液中のビニル重合体を単離して、重合体A-5を得た。重合体A-5の組成及び分析結果を表2に示す。
内容積1リットルの4つ口フラスコに、酢酸ブチル(200質量部)、V-601(6.2質量部)からなる混合液を仕込み、この混合液を窒素ガスのバブリングにより十分に脱気し、混合液の内温を90℃に上昇した。別途、MMA(114質量部)、IBXMA(140質量部)、V-601(110質量部)、酢酸ブチル(90質量部)からなる混合液を滴下ロートからフラスコ内に5時間かけて滴下することにより重合を行った。滴下終了後、重合溶液をメタノール(4800質量部)、蒸留水(1200質量部)からなる混合溶液に滴下することにより、重合溶液中のビニル重合体を単離して、重合体A-6を得た。重合体A-6の組成及び分析結果を表2に示す。
内容積3リットルの4つ口フラスコに、アクリル酸メトキシエチル(以下、「MEA」という)(500質量部)、アクリル酸2-ヒドロキシエチル(以下、「HEA」という)(27質量部)、酢酸エチル(980質量部)を仕込み、この混合液を窒素ガスのバブリングにより十分に脱気し、混合液の内温を75℃に上昇し、アゾビスバレロニトリル(以下、「V-65」という)(0.25質量部)を仕込み、5時間重合した。酢酸エチルを固形分濃度が30%となるように追加して、重合体C-1の酢酸エチル溶液を得た。得られた重合体は、MEA95質量%、HEA5質量%とからなり、Mw520000、Mn116000、Mw/Mn4.48であった。Tgは-31℃であった。
内容積3リットルの4つ口フラスコに、MEA(413質量部)、HEA(27質量部)、アクリル酸ブチル(以下、「BA」という)(90質量部)、酢酸エチル(980質量部)を仕込み、この混合液を窒素ガスのバブリングにより十分に脱気し、混合液の内温を75℃に上昇し、V-65(0.25質量部)を仕込み、5時間重合した。酢酸エチルを固形分濃度が30%となるように追加して、重合体C-2の酢酸エチル溶液を得た。重合体C-2の組成及び分析結果を表3に示す。
内容積3リットルの4つ口フラスコに、MEA(254質量部)、HEA(27質量部)、BA(90質量部)、アクリル酸メチル(以下、「MA」という)(159質量部)、酢酸エチル(980質量部)を仕込み、この混合液を窒素ガスのバブリングにより十分に脱気し、混合液の内温を75℃に上昇し、V-65(0.20質量部)を仕込み、5時間重合した。酢酸エチルを固形分濃度が30%となるように追加して、重合体C-3の酢酸エチル溶液を得た。重合体C-3の組成及び分析結果を表3に示す。
内容積3リットルの4つ口フラスコに、HEA(27質量部)、BA(192質量部)、MA(330質量部)、酢酸エチル(1200質量部)を仕込み、この混合液を窒素ガスのバブリングにより十分に脱気し、混合液の内温を75℃に上昇し、V-65(0.23質量部)を仕込み、5時間重合した。酢酸エチルを固形分濃度が30%となるように追加して、重合体C-4の酢酸エチル溶液を得た。重合体C-4の組成及び分析結果を表3に示す。
(シロップB-1の調製)
重合体C-1の酢酸エチル溶液を60℃で2日間減圧乾燥して重合体固形分を得た。この重合体固形分(30質量部)に対して、MEA(66.5質量部)、HEA(3.5質量部)を加え、均一になるまで撹拌することでシロップB-1を得た。シロップB-1を構成するモノマー成分は、MEA95質量%、HEA5質量%であった。シロップB-1の組成を表4に示す。
重合体C-2の酢酸エチル溶液を60℃で2日間減圧乾燥して重合体固形分を得た。この重合体固形分(30質量部)に対して、MEA(54.6質量部)、HEA(3.5質量部)、BA(11.9質量部)を加え、均一になるまで撹拌することでシロップB-2を得た。シロップB-2の組成を表4に示す。
重合体C-3の酢酸エチル溶液を60℃で2日間減圧乾燥して重合体固形分を得た。この重合体固形分(30質量部)に対して、MEA(33.6質量部)、HEA(3.5質量部)、BA(11.9質量部)、MA(21質量部)を加え、均一になるまで撹拌することでシロップB-3を得た。シロップB-3の組成を表4に示す。
重合体C-4の酢酸エチル溶液を60℃で2日間減圧乾燥して重合体固形分を得た。この重合体固形分(30質量部)に対して、HEA(3.5質量部)、BA(24.5質量部)、MA(42質量部)を加え、均一になるまで撹拌することでシロップB-4を得た。シロップB-4の組成を表4に示す。
実施例1
上記合成例1で得られた重合体A-1(4質量部)と合成例11で得られたシロップB-1(100質量部)、架橋剤としてタケネートD-110N(三井化学社製、固形分濃度75%)(0.53質量部)を乾燥させて得た固形分(0.4質量部)及び光開始剤としてIrgacure184(BASF社製)(0.2質量部)を混合して、粘着剤組成物を得た。
これらの実施例については、表5に示す組成に基づいて、実施例1と同様に操作して、粘着フィルム試料を得た。
重合体A-1(4質量部)とシロップB-1(100質量部)、架橋剤としてトリメチロールプロパントリアクリレート(東亞合成社製、商品名「アロニックスM-309」)(0.04質量部)及び光開始剤としてIrgacure184(0.2質量部)を混合して、粘着剤組成物を得た。
これらの実施例については、表5に示す組成に基づいて、実施例6と同様に操作して、粘着フィルム試料を得た。
これらの比較例については、表6に示す組成に基づいて、実施例1と同様に操作して、粘着フィルム試料を得た。
重合体A-1(4質量部)を酢酸エチルに溶解させた固形分濃度30質量%の重合体(A-1)溶液を、重合体C-1溶液と混合し、重合体A-1(4質量部)と重合体C-1(100質量部)を含む固形分30質量%の溶液を調製した。ここに、架橋剤としてタケネートD-110N(0.53質量部)(固形分としては0.4質量部)を混合し、粘着剤組成物を得た。
これらの比較例については、表7に示す組成に基づいて、比較例8と同様に操作して、粘着フィルム試料を得た。
得られた粘着フィルム試料について、次に示す方法により各種測定及び評価を行った。得られた結果を併せて表5~7に示す。尚、比較例8~11において、粘着剤層の厚みが150μmである粘着フィルム試料には発泡が観察されたため、発泡していない部分を選んで剥離試験及び耐発泡性試験を行った。
粘着フィルム試料から粘着剤を0.2g採取し、粘着剤の初期重量を秤量した。その粘着剤を50gの酢酸エチルに浸漬し、室温で16時間静置する。その後、200メッシュ金網にろ過し、メッシュに残った残分を80℃で3時間乾燥し、秤量した。初期の重量と残分の重量から、ゲル分率を算出した。
粘着フィルム(50μm)試料から剥離フィルムを剥がし、ガラスプレート(1mm厚)に転写し、もう一方の剥離フィルムを剥がした。23℃、50%RH条件下で1日静置した後、日本電色社製ヘイズメーター「ヘイズメーターNDH2000」(型式名)を使用してヘイズ値を測定した。
粘着フィルム試料のX線光電子分光装置(XPS)測定によるO1sとC1sのピーク面積比から、粘着剤層の表層部分におけるビニル重合体(A)及び重合後のアクリル系シロップ(B)の総量に対する、ビニル重合体(A)及び重合後のアクリル系シロップ(B)の各質量分率(wA及びwB)を算出し、FOXの式に基づき表層部分のTgを算出した。尚、XPS測定は以下の条件で測定した。
装置:アルバック・ファイ社製 PHI5000 VersaProbe
X線:Al-Kα(1486.6eV)
試料へのX線入射角:0°(試料測定面の法線に対する角度)
光電子検出角:45°(試料測定面の法線に対する角度)
XPS測定によるO1sとC1sのピーク面積比は、下式(1)の通り、ビニル重合体(A)及びアクリル系シロップ(B)からなる粘着剤組成物を重合させて形成した粘着剤層表層部の単位質量当りに存在する酸素原子数と炭素原子数の比で表される。
Mw-A:ビニル重合体(A)の全構成単量体単位の加重平均分子量
Mw-B:アクリル系シロップ(B)の全構成単量体単位の加重平均分子量
NO-A:ビニル重合体(A)を構成する全構成単量体の平均単量体構造式中に含まれる酸素原子数
NO-B:アクリル系シロップ(B)を構成する全構成単量体の平均単量体構造式中に含まれる酸素原子数
NC-A:ビニル重合体(A)を構成する全構成単量体の平均単量体構造式中に含まれる炭素原子数
NC-B:アクリル系シロップ(B)を構成する全構成単量体の平均単量体構造式中に含まれる炭素原子数
(O/C)A+B:0.320(実測値)
(O/C)A:0.308(実測値)
(O/C)B:0.474(実測値)
NC-A:MMA1分子中の炭素原子数(5)、St1分子中の炭素原子数(8)及び組成比より、5×90(%)+8×10(%)=5.3NC-B:MEA1分子中の炭素原子数(6)、HEA1分子中の炭素原子数(5)及び組成比より、6×94(%)+5×6(%)=5.9
Mw-A:MMAの分子量(100)、Stの分子量(104)及び組成比より、100×90(%)+104×10(%)=100Mw-B:MEAの分子量(130)、HEAの分子量(116)及び組成比より、130×94(%)+116×6(%)=129 これらの値を式(4)に代入することによりWA=0.92が得られ、(5)式よりWB=0.08が得られた。
1/〔表層部分のTg〕(K)=WA/TgA+WB/TgB (6)
ここで、
TgA:ビニル重合体(A)のTg(80℃) TgB:重合後のアクリル系シロップ(B)のTg(-31℃)
粘着フィルム試料を易接着処理したPETフィルム(100μm)に転写した後、25mm幅の短冊状に裁断し、評価用の粘着シートを得た。被着体をガラス板(旭硝子社製、ファブリテックFL11A、1mm厚)とし、上記評価用の粘着シートを貼り合せ、卓上加圧脱泡装置TBR-200(千代田電気工業社製)を用いて0.5MPa、50℃の条件下で20分間圧着した後、恒温槽付き引張り試験機ストログラフR型(東洋精機社製)を用いて、温度が23℃と85℃、剥離速度が300mm/min.の条件で、JIS Z-0237「粘着テープ・粘着シート試験方法」に準じて粘着シートの180度剥離強度を測定し、接着強度とした。
5cmm×6cmの粘着フィルム試料を易接着処理したPETフィルム(100μm)に転写して評価用の粘着シートを得た。被着体としてポリカーボネート板を貼り合わせた積層体を作製し、前記積層体に50℃、0.5MPa、20分の圧着処理を行った。その後、積層体に恒温恒湿槽を用いて、85℃/85%RHで24時間の湿熱負荷を与え、外観(発泡の有無)を目視で確認し、以下の基準に従って評価した。
○:外観変化無
△:試験片の面積に対し、発泡を生じた部分の面積が10%以下
×:試験片の面積に対し、発泡を生じた部分の面積が10%超
Claims (10)
- ビニル重合体(A)、アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)及び重合開始剤を含む粘着剤組成物であって、
前記ビニル重合体(A)は、ガラス転移温度(Tg)が30℃以上200℃以下であり、数平均分子量が500以上10,000以下であって、前記アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)100質量部に対して0.5質量部以上60質量部以下含有し、
前記粘着剤組成物をセパレーターに塗工し、重合させて粘着剤層を得た際に、当該粘着剤層のX線光電子分光分析により得られるその表層部分から計算されるガラス転移温度である第2のTgが、粘着剤層全体のガラス転移温度である第1のTgよりも30℃以上高い、粘着剤組成物。 - 前記アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)を重合して得られるアクリル系粘着性ポリマーのガラス転移温度が-80℃以上10℃以下である、請求項1に記載の組成物。
- 前記アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)は、ポリマーシロップを構成する全単量体単位に対し、炭素数2~4のアルコキシアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル及び炭素数1~3のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物を10質量%以上99質量%以下含む、請求項1又は2に記載の組成物。
- 前記重合開始剤が、光重合開始剤である、請求項1~3のいずれかに記載の組成物。
- 前記第1のTgが-80℃以上10℃以下であり、
前記第2のTgが40℃以上である、請求項1~4のいずれかに記載の組成物。 - さらに、架橋剤を含有する、請求項1~5のいずれかに記載の組成物。
- 粘着剤層を備える粘着製品であって、
前記粘着剤層は、ビニル重合体(A)、アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)及び重合開始剤を含む粘着剤組成物であって、前記ビニル重合体(A)は、ガラス転移温度(Tg)が30℃以上200℃以下であり、数平均分子量が500以上10,000以下であって、前記アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)100質量部に対して0.5質量部以上60質量部以下含有する組成物を硬化して得られ、
前記粘着剤層のX線光電子分光分析により得られるその表層部分から計算されるガラス転移温度である第2のTgが、粘着剤層全体のガラス転移温度である第1のTgよりも30℃以上高い、粘着製品。 - 粘着剤組成物の製造方法であって、
ビニル重合体(A)、アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)及び重合開始剤を混合する工程と、
前記ビニル重合体(A)は、ガラス転移温度(Tg)が30℃以上200℃以下であり、数平均分子量が500以上10,000以下であって、前記アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)100質量部に対して0.5質量部以上60質量部以下を混合し、
前記粘着剤組成物を硬化させて得られる粘着剤層が、当該粘着剤層のX線光電子分光分析により得られるその表層部分から計算されるガラス転移温度である第2のTgが、粘着剤層全体のガラス転移温度である第1のTgよりも30℃以上高い、製造方法。 - 粘着剤層を備える粘着製品の製造方法であって、
ビニル重合体(A)、アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)及び重合開始剤を含み、
前記ビニル重合体(A)は、ガラス転移温度(Tg)が30℃以上200℃以下であり、数平均分子量が500以上10,000以下であって、前記アクリル系粘着性ポリマーシロップ(B)100質量部に対して0.5質量部以上60質量部以下含有する前記粘着剤組成物を基材に塗工する工程と、
前記粘着剤用セパレーター上において前記粘着剤組成物を硬化させて粘着剤層を形成する工程と、
を備える、方法。 - 前記粘着剤層は、X線光電子分光分析により得られるその表層部分から計算されるガラス転移温度である第2のTgが、粘着剤層全体のガラス転移温度である第1のTgよりも30℃以上高いガラス転移温度特性を有する粘着剤層である、請求項9に記載の方法。
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