JP7045130B2 - 毛髪用処理剤、毛髪処理方法 - Google Patents

毛髪用処理剤、毛髪処理方法 Download PDF

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本発明は、毛髪に塗布した後に洗い流さない態様で使用される毛髪用処理剤、及び当該毛髪用処理剤を使用する毛髪処理方法に関するものである。
頭髪に関する悩みは様々であり、頭髪のボリュームダウンも数ある悩みの一種となっている。このボリュームダウンを解消していくための方策として、整髪用高分子の配合が知られている。そして、整髪用高分子が形成する被膜が毛髪を補強し、ボリュームが改善される。しかし、毛髪表面に形成される被膜は、ハリ・コシといった毛髪の感触を向上させるが、本来の毛髪表面にはない被膜は、ごわつき、摩擦、引っ掛かるなどといった望ましくない手触りを生じさせる。そのため、ボリュームを改善することによって新たに生じる手触りの改善が必要となる。
特許文献1には、スタイリングポリマー(整髪用高分子)によらずとも頭髪のボリュームを向上させる観点から、ミョウバン、硫酸マグネシウム、塩化アルミニウムなどの金属塩を所定量配合した整髪用組成物の開示がある。また、特許文献2には、ボリューム感を付与するために、POE硬化ヒマシ油及びPOEヒマシ油0.01~20質量%、モノ高級脂肪酸モノグリセリル0.01~10質量%、モノ高級脂肪酸ポリグリセリル0.1~20質量%、並びに高級アルコール0.1~10質量%含有するスタイリング剤の開示がある。以上のように、上記の各特許文献は、ボリュームを向上させる内容を開示するものの、整髪用高分子の配合を開示しない上に、同高分子の被膜が生じさせる手触り改善についての言及はない。
特開2014-227356号公報 特開2014-58492号公報
本発明は、上記事情に鑑み、配合した整髪用高分子の被膜が生じさせる手触りを改善した毛髪用処理剤、及び当該毛髪用処理剤を使用する毛髪処理方法の提供を目的とする。
本発明者等が鋭意検討を行った結果、整髪用高分子と共に、ヒアルロン酸又はヒアルロン酸塩と、カチオン化セルロースとを毛髪用処理剤に配合すれば、整髪用高分子による手触りを改善できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明に係る毛髪用処理剤は、下記(A)~(C)が配合され、洗い流さない態様で使用されるものである。下記(A)と(B)との複合体が、本発明の効果を奏させると考えられる。
(A)ヒアルロン酸及びその塩から選ばれた一種又は二種以上
(B)カチオン化セルロース
(C)整髪用高分子
本発明に係る毛髪用処理剤において、前記(B)の配合量に対する前記(A)の配合量の比である配合比(A)/(B)は、0.05以上が良い。前記(A)の配合量は、例えば0.002質量%以上0.20質量%以下であり、前記(B)の配合量は、例えば0.002質量%以上0.20質量%以下である。
本発明に係る毛髪用処理剤には、香料などの任意成分の分散性を高めるために、下記(D)を配合すると良い。
(D)ノニオン界面活性剤
また、前記(D)として、下記一般式(I)で表されるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルを配合すれば、ボリュームアップにも必要となる毛髪の根本の立ち上がりと、手触りが良好となる。
1735COOCHCH(OH)CH(OCHCHOH (I)
[上記一般式(I)において、nは平均付加モル数が5以上10以下を表す。]
本発明によれば、毛髪用処理剤に配合される整髪用高分子がボリュームを改善し、当該整髪用高分子の配合に伴う望ましくない手触りを、ヒアルロン酸又はヒアルロン酸塩とカチオン化セルロースとの併用が改善する。
本発明の実施形態に基づき、本発明を以下に説明する。
本実施形態に係る毛髪用処理剤は、下記(A)、(B)、(C)、及び水が配合されたものである(水の配合量は、例えば90質量%以上)。また、実使用上許容されるのであれば、更に公知の毛髪用処理剤に配合されている原料を、本実施形態の毛髪用処理剤に配合しても良い。
(A)ヒアルロン酸及びその塩から選ばれた一種又は二種以上
(B)カチオン化セルロース
(C)整髪用高分子
((A)ヒアルロン酸及びその塩から選ばれた一種又は二種以上)
上記(A)であるヒアルロン酸は、例えば、その1質量%水溶液の粘度が15000mPa・s以上30000mPa・s以下のものである。ここでの粘度は、B型粘度計を用いて、25℃、M4ロータ、12rpmの条件で測定開始から60秒後の値を意味する。
また、上記(A)であるヒアルロン酸塩は、公知のヒアルロン酸塩から選定される。例えば、ヒアルロン酸ナトリウム、ヒアルロン酸カリウムである。
上記(A)の本実施形態の毛髪用処理剤における配合量の下限値は、毛髪の手触りを良好にするためには、0.002質量%が良く、0.004質量%が好ましい。一方、上記(A)の配合量の上限値は、当該毛髪用処理剤を高価としないために、0.20質量%が良く、0.15質量%が好ましい。
また、前記(B)の配合量に対する前記(A)の配合量の比である配合比(A)/(B)は、0.05以上が良く、0.07以上が好ましく、0.10以上がより好ましく、0.15以上が更に好ましい。配合比(A)/(B)が0.05以上であれば、毛髪のボリュームアップと手触りがより良好になる。配合比(A)/(B)の上限は、例えば0.30である。
((B)カチオン化セルロース)
上記(B)であるカチオン化セルロースとしては、例えば、ヒドロキシエチルセルロースに塩化グリシジルトリメチルアンモニウムを付加して得られる4級アンモニウム塩の重合体である塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロースが挙げられる。当該カチオン化セルロースは市販されており、例えば、ダウ・ケミカル日本社製「UCARE Polymer JR-30M」、東邦化学工業社製「カチナールHC-200」、東邦化学工業社製「カチナールLC-200」が挙げられる。
上記(B)は、2質量%水溶液にしたときの粘度が20000mPa・s以上40000mPa・s以下のものを選定すると良い。この粘度が高くなるほどに、本実施形態の毛髪用処理剤の粘度も高くなる傾向にある。なお、ここでの2質量%水溶液の粘度については、B型粘度計を用いて、25℃、M4ロータ、12rpmの条件で測定開始から60秒後の値を採用する。
上記(B)であるカチオン化セルロースのカチオン化度(カチオン化セルロースにおける窒素含有質量の百分率)は、例えば1.3%以上2.0%以下である。
本実施形態の毛髪用処理剤における上記(B)の配合量は、適宜設定されるべきものであるが、例えば0.002質量%以上0.20質量%以下である。
((C)整髪用高分子)
上記(C)である整髪用高分子は、毛髪表面に被膜を形成し、髪型を維持可能な性質を有するものとして公知の整髪用高分子から選定されたものである。
上記(C)としては、例えば、アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸ブチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体、アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体、アクリル酸・アクリル酸アミド・アクリル酸エチル共重合体、アクリル酸アルキル(C~C,C)共重合体、アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ヒドロキシエチル共重合体、アクリル樹脂アルカノールアミン、アクリル酸アルキルエステル・メタクリル酸アルキルエステル、ジアセトンアクリルアミド・メタクリル酸重合体、アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸ブチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体、アクリル酸アルキル(C,C,C12)・酢酸ビニル共重合体、ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体が挙げられる。
本実施形態の毛髪用処理剤には、上記(C)の一種又は二種以上が配合される。また、本実施形態の毛髪用処理剤における上記(C)の配合量は、0.2質量%以上2.5質量%以下が良く、0.5質量%以上1.5質量%以下が好ましく、0.7質量%以上1.3質量%以下がより好ましい。その配合量が0.2質量%以上であると、毛髪のボリュームアップにより適し、2.5質量%以下であると、毛髪の手触りにより適する。
(任意原料)
本実施形態の毛髪用処理剤には、上記(A)~(C)以外にも、任意原料が当該毛髪用処理剤の用途・目的に応じて適宜配合される。例えば、カチオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、高級アルコール、多価アルコール、糖類、エステル油、油脂、シリコーン、高分子化合物、アミノ酸、動植物抽出物、微生物由来物、香料、防腐剤から選定されたものが、任意原料として配合される。
ノニオン界面活性(以下において、「ノニオン界面活性剤」を「(D)」と称することがある。)を、本実施形態の毛髪用処理剤に配合すれば、香料などの任意成分の分散性が高まる。
上記(D)としては、公知のノニオン界面活性剤が挙げられ、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトールテトラ脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、アルキルグルコシド、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルアルカノールアミドが挙げられる。
一種又は二種以上の(D)を本実施形態の毛髪用処理剤に配合すると良く、(D)の配合量は、適宜設定されるものであるが、例えば0.5質量%以上2.0質量%以下である。
また、上記(D)として下記一般式(I)で表されるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルを配合すれば、ボリュームアップと手触りが良好となる。当該イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルとしては、エチレンオキシドの平均付加モル数が5であるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(5E.O.)、エチレンオキシドの平均付加モル数が6であるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(6E.O.)、エチレンオキシドの平均付加モル数が8であるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(8E.O.)、エチレンオキシドの平均付加モル数が10であるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(10E.O.)が挙げられる。
1735COOCHCH(OH)CH(OCHCHOH (I)
[上記一般式(I)において、nは平均付加モル数が5以上10以下を表す。]
一種又は二種以上の上記一般式(I)で表されるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルを本実施形態の毛髪用処理剤に配合すると良い。当該イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルの配合量は、適宜設定されるものであるが、例えば0.05質量%以上0.5質量%以下である。
炭素数5以下のアルコールを配合すれば、低温環境下における本実施形態の毛髪用処理剤の凍結が抑えられる。
上記炭素数5以下のアルコールとしては、例えば、エタノール、グリセリン、エチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、1,3-プロパンジオールが挙げられる。なかでも、低温での経時安定性に優れる点で、グリセリン、1,3-プロパンジオールが好ましい。
炭素数5以下のアルコールの一種又は二種以上を、本実施形態の毛髪用処理剤に配合すると良い。当該アルコールの配合量は、低温安定性の観点からは、0.2質量%以上が良く、0.5質量%以上が好ましく、毛髪のボリュームアップの観点からは、2質量%以下が良く、1.5質量%以下が好ましく、1質量%以下がより好ましい。
(剤型)
本実施形態の毛髪用処理剤の使用時の剤型は、例えば、液状、ローション状、クリーム状、ゲル状、霧状である。この剤型を液状、噴霧前の剤型を液状に調整する場合、B型粘度計を使用して25℃で計測した60秒後の粘度は、例えば1000mPa・s以下である。
(pH)
本実施形態の毛髪用処理剤の25℃におけるpHは、例えば4.0以上6.0以下である。
(使用方法)
本実施形態の毛髪用処理剤は、シャンプーのように毛髪に塗布した後に洗い流す使用態様ではなく、毛髪に塗布した後に洗い流さない使用態様のもの(毛髪に塗布した後にそのまま乾燥させて使用するもの)である。髪の根本に噴霧し、乾燥させることで、根本からのボリュームアップを図れる。
以下、実施例に基づき本発明を詳述するが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるものではない。
実施例及び比較例の毛髪用処理剤を製造し、これら毛髪用処理剤による毛髪処理を行った。詳細は、次の通りである。
(毛髪用処理剤)
ヒアルロン酸ナトリウム、塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルピロリドン、アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸ソルビタン(20E.O.)、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(8E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(10E.O.)、モノオレイン酸ソルビタン、1,3-ブチレングリコール、エタノール、デキストリン、及び香料から選定した原料と、水とを配合することにより、液状である実施例1及び比較例1a~1cの毛髪用処理剤と、ジェル状である実施例2a~2c及び実施例3a~3eの毛髪用処理剤を製造した。水と配合した原料及びその配合量は、下記表1~3の通りとした。
(毛髪処理)
毛髪処理対象の毛髪は、ボリュームダウンしていると思われ、酸化染毛処理履歴がある30~40代の日本人女性の頭髪とした。毛髪の根本から毛先に向けて、上記実施例及び比較例の毛髪用処理剤を塗布した(実施例1及び比較例1a~1cの塗布は、噴霧により行った)。この塗布の際には、頭部の左半分と右半分とに異なる毛髪用処理剤を使用した。その後、塗布箇所を手で解すようにしつつ、毛髪を温風乾燥させた。
(評価)
ボリュームアップの要素となる毛髪の「根本の立ち上がり」を、評価者の目視により評価した。また、整髪用高分子の配合により生じる毛髪同士の摩擦感及び引っ掛かりを抑制しているかの「手触り」を、評価者の官能により評価した。「根本の立ち上がり」及び「手触り」の評価は、下記表毎に行うこととし、評価者7名にて頭部の左半分と右半分を比較し、半数以上が他方より良いと判断した場合に差があると判断した。評価基準は、一番良いものを「A」、「A」の次に良いものを「B」、「B」の次に良いものを「C」、「C」の次に良いものを「D」とし、差があると判断できなかった場合は、評価基準を同じとした。
下記表1に、実施例1、比較例1a~1cの毛髪用処理剤についての配合した原料及びその配合量、並びに評価結果を示す。下記表1において、ヒアルロン酸ナトリウム、及び塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロースの双方を配合することで、整髪用高分子(ポリビニルピロリドン及びアクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体)の配合で向上する「根本の立ち上がり」の低下を抑制しつつ、「手触り」が良好になったことを確認できる。
Figure 0007045130000001
下記表2に、実施例2a~2cの毛髪用処理剤についての配合した原料及びその配合量、並びに評価結果を示す。下記表2において、ヒアルロン酸ナトリウムの配合量及び配合比(A)/(B)を高めれば、「根本の立ち上がり」及び「手触り」が良好になる傾向を確認できる。
Figure 0007045130000002
下記表3に、実施例3a~3eの毛髪用処理剤についての配合した原料及びその配合量、並びに評価結果を示す。下記表3において、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(8E.O.)を配合すれば、「根本の立ち上がり」及び「手触り」が良好になる傾向を確認できる。
Figure 0007045130000003

Claims (7)

  1. 下記(A)~(C)が配合され、
    下記(C)として、アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸ブチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体、アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体、アクリル酸・アクリル酸アミド・アクリル酸エチル共重合体、アクリル酸アルキル(C~C,C)共重合体、アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体、アクリル酸ブチルメタクリル酸ヒドロキシエチル共重合体、アクリル樹脂アルカノールアミン、アクリル酸アルキルエステル・メタクリル酸アルキルエステル共重合体、ジアセトンアクリルアミド・メタクリル酸重合体、アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸ブチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体、アクリル酸アルキル(C,C,C12)・酢酸ビニル共重合体ポリ酢酸ビニル及び酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体から選ばれた一種又は二種以上が配合され、
    毛髪に塗布した後にそのまま乾燥させるという洗い流さない態様で使用される毛髪用処理剤。
    (A)ヒアルロン酸及びその塩から選ばれた一種又は二種以上
    (B)カチオン化セルロース
    (C)整髪用高分子
  2. 前記(B)の配合量に対する前記(A)の配合量の比である配合比(A)/(B)が、0.05以上である請求項1に記載の毛髪用処理剤。
  3. 前記(A)の配合量が、0.002質量%以上0.20質量%以下である請求項1又は2に記載の毛髪用処理剤。
  4. 前記(B)の配合量が、0.002質量%以上0.20質量%以下である請求項1~3のいずれか1項に記載の毛髪用処理剤。
  5. 下記(D)が配合された請求項1~4のいずれか1項に記載の毛髪用処理剤。
    (D)ノニオン界面活性剤
  6. 前記(D)として、下記一般式(I)で表されるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルが配合された請求項5に記載の毛髪用処理剤。
    1735COOCHCH(OH)CH(OCHCHOH (I)
    [上記一般式(I)において、nは平均付加モル数が5以上10以下を表す。]
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載の毛髪用処理剤を使用する毛髪処理方法。
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