JP7044358B2 - 得点集計システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の審判員によって競技内容を評価する数値が決定され、当該数値に基づいて得点が集計される競技の得点集計システムに関する。
複数の審判員によって競技内容を評価する数値が決定され、その数値に基づいて得点が集計される個人あるいは団体の競技、例えば、新体操などにおいては、以下のようにして得点の集計を行っている。
すなわち、複数の審判員の手元に数値を入力するためのノート型パーソナルコンピュータあるいはタブレット型パーソナルコンピュータが配置され、それら複数のパーソナルコンピュータを通信回線を介して1台のホストコンピュータに接続する。
競技毎に各審判員が数値を複数のパーソナルコンピュータに入力すると、各数値は通信回線を介してホストコンピュータに送信される。
ホストコンピュータでは、各審判員が入力した数値を受け付け、それら数値に基づいて得点を集計する。
なお、特許文献1には、バスケットボールや柔道などの対戦型スポーツの得点を表示する技術が開示されているものの、複数の審判員によって得点が与えられる個人あるいは団体の競技において得点の集計を行なう点については開示されていない。
特開2013-81616号公報
しかしながら、例えば、女子の新体操競技の規定では、審判員が10人前後と多く、これに対応する数の機器を用意しなくてはならず、設備コストが大きな負担となっている。これは、1つの試合会場に複数の競技コートが設置され、同時に複数の試合が行われるため、10人前後の審判グループが複数配置されるという背景があり、必然的に設備も大量に必要となるためである。
また、数多くのノート型パーソナルコンピュータあるいはタブレット型パーソナルコンピュータを設置するためには広いスペースが必要となり、同時に多くの競技が行なわれるような場合、競技会場でのスペース確保が容易ではないという問題が有る。
一方、USB通信機能を備えた電卓が市場に流通している。
本発明は、このUSB通信機能を備えた電卓に着目して案出されたものであり、その目的は、新体操などの競技において、設備費用の低減を図りつつ、限られたスペースに容易に設置する上で有利な得点集計システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、複数の審判員によって競技内容を評価する数値が決定され前記数値に基づいて得点が集計される競技の得点集計システムであって、前記審判員毎に設置されUSB通信が可能な複数の電卓と、前記電卓とUSB回線を介して接続された制御コンピュータと、を備え、前記電卓は、当該電卓を使用する前記審判員による評価に基づく前記数値が入力され、前記制御コンピュータは、前記電卓のそれぞれをいずれの審判員が使用しているかを識別する審判員識別部と、それぞれの前記電卓から送信された数値を予め定められた採点ルールに基づいて処理することにより競技の総合得点を含む集計情報を生成する集計情報生成部と、を備え、前記審判員識別部は、それぞれの前記審判員に対して前記電卓で入力可能な識別用数値を割り当て、それぞれの前記電卓から当該電卓を使用する前記審判員に対応する前記識別用数値を入力させることにより当該電卓を使用する前記審判員を識別する、ことを特徴とする。
また、本発明は、複数の審判員によって競技内容を評価する数値が決定され前記数値に基づいて得点が集計される競技の得点集計システムであって、前記審判員毎に設置されUSB通信が可能な複数の電卓と、前記電卓とUSB回線を介して接続された制御コンピュータと、を備え、前記電卓は、当該電卓を使用する前記審判員による評価に基づく前記数値が入力され、前記制御コンピュータは、前記電卓のそれぞれをいずれの審判員が使用しているかを識別する審判員識別部と、それぞれの前記電卓から送信された数値を予め定められた採点ルールに基づいて処理することにより競技の総合得点を含む集計情報を生成する集計情報生成部と、を備え、前記集計情報生成部は、任意に定めた複数の前記審判員による前記数値の入力が完了すると自動的に前記集計情報の生成を開始し、前記集計情報の生成が完了すると自動的に前記集計情報を前記制御コンピュータのモニタに表示する自動得点集計機能を有し、前記集計情報生成部は、前記集計情報の生成が完了した後に所定の審判が前記数値の修正値を入力した場合、警告メッセージまたは所定の審判の審判名を含む情報を前記制御コンピュータのモニタに表示させる、ことを特徴とする。
また、本発明は、複数の審判員によって競技内容を評価する数値が決定され前記数値に基づいて得点が集計される競技の得点集計システムであって、前記審判員毎に設置されUSB通信が可能な複数の電卓と、前記電卓とUSB回線を介して接続された制御コンピュータと、を備え、前記電卓は、当該電卓を使用する前記審判員による評価に基づく前記数値が入力され、前記制御コンピュータは、前記電卓のそれぞれをいずれの審判員が使用しているかを識別する審判員識別部と、それぞれの前記電卓から送信された数値を予め定められた採点ルールに基づいて処理することにより競技の総合得点を含む集計情報を生成する集計情報生成部と、を備え、前記競技が行われる会場内に設置され、前記競技を行う競技者および観覧者に視認可能な大型モニタを更に備え、前記制御コンピュータは、前記集計情報を前記大型モニタに表示する表示制御部を更に備え、前記表示制御部は、前記競技者の競技終了後、前記集計情報の表示を開始させるまでの間、前記モニタに広告情報を表示する、ことを特徴とする。
本発明によれば、従来のようにノート型パーソナルコンピュータあるいはタブレット型パーソナルコンピュータを多数の審判員のそれぞれに対応して設置する場合に比較して、市販品である安価なUSB通信機能を備えた電卓をそれぞれ審判員の人数分だけ用意すれば足りる。
そのため、得点集計システムのコスト低減を図る上で有利となる。
また、各審判員の手元には、小さな電卓を載置すれば足りるため、ノート型パーソナルコンピュータあるいはタブレット型パーソナルコンピュータを各審判員の手元に配置する場合に比べて、各審判員の手元に各種の資料を載置するスペースを大きく確保でき、各審判員による審判を効率よく行なう上で有利となる。
また、従来のように審判員の数に対応したノート型パーソナルコンピュータあるいはタブレット型パーソナルコンピュータを使用する場合に比べ、電卓は小型で軽量なため、また消費電力も少なく、その運搬作業、設置作業の簡略化を図る上で有利となり、さらに連続運用時間で有利など、小型化設備で運用できるため設備投資の削減などで有利となる。
また、制御コンピュータにおいて各電卓をいずれの審判員が使用するかを識別するので、競技ルールが複雑な場合、すなわち団体競技や個人種目別競技において、審判員の構成の変更があっても、容易にかつ正確に当該審判の電卓を特定することができる。
実施の形態にかかる得点集計システム10の構成を模式的に示す説明図である。 電卓12の外観図である。 電卓12の構成を示すブロック図である。 各コンピュータ140,142,144の構成を示すブロック図である。 各コンピュータ140,142,144の機能的構成を示すブロック図である。 識別用数値の一例を示す表である。 各電卓12を使用する審判員の識別結果を示す表である。 入力値情報の一例を示す表である。 ホストコンピュータ140の集計情報画面の一例を示す説明図である。 ホストコンピュータ140の集計情報画面の一例を示す説明図である。 集計中表示画面の一例を示す。 集計情報表示画面の一例を示す説明図である。 得点集計システム10の動作を示すフローチャートである。 得点集計システム10の動作を示すフローチャートである。 2つの審判グループで審判する場合の識別用数値の付与を説明する図である。 訂正ボタンを設置した場合のホストコンピュータ140の集計情報画面の一例を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態に係る得点集計システムについて図面を参照して説明する。
なお、本実施の形態では、得点を集計する競技が女子の新体操である場合について説明する。
まず、新体操の採点ルールについて説明する。
新体操では、複数の審判員は、例えば、以下のように分類される。
審判員の数や配置は大会により異なる、また頻繁にルール改正が行われるので、以下の分類は本特許出願時の標準的なものである。
(1)技術点(難度)(D点)を採点する審判員(合計4名)
審判員D1、D2が第1の組となり、審判員D1、D2の採点結果の平均値を得点とする。
審判員D3、D4が第2の組となり、審判員D3、D4の採点結果の平均値を得点とする。
第1の組と第2の組の得点の合計が技術点(D点)の得点となる。
(2)芸術点(実施)(E点)を採点する審判員(合計6名)
審判員E1、E2が第3の組となり、審判員E1、E2が減点を決定し、減点結果の平均値を得点とする。
審判員E3~E6が第4の組となり、審判員E3~E6が減点を決定し、減点結果の最高点と最低点とを除く残りの減点の平均値を得点とする。
第3の組と第4の組の得点の合計点を10点の持ち点から減算した結果が芸術点(E点)の得点となる。
(3)線審(2名)
2名の線審が矩形状の競技エリアの規定のラインを競技者または手具が逸脱した回数を計数し、その合計に0.3を乗じた結果を減点とする。
(4)計審(1名)
1名の計審が競技者の演技時間が規定時間を超過した時間を測定し、超過時間(秒)に0.05点を乗じた結果を減点とする。
上記の(1)技術点と(2)芸術点の合計から(3)線審の減点および(4)計審の減点を差し引いた値を競技者の総合得点とする。
ただし、この他に衣装に関する減点なども稀に減点対象に加わる場合もある。
また、上述した審判員の人数は固定されたものではなく、以下のように変更が可能である。
例えば、第1、第2、第3の組では、審判員は1名でも2名でもよい。
第4の組では、審判員は3名、4名、5名の何れでも良い。
上述した採点ルールによれば、審判員の人数は、最低でも7名、最高で13名と多いものとなっている。
なお、本明細書では、説明の簡略化を図るため、実際に運用される採点ルールに比較して単純化した内容で記載している。
また、このような採点ルールは、定期的に見直され改定されている。
図1に示すように、得点集計システム10は、競技会場に設置されるものであり、電卓12(12A~12L)と、制御コンピュータ14(140,142,144)と、大型モニタ(モニタ)16を含んで構成されている。
電卓12は、審判員毎に設置されるものであり、例えば審判員が着席する座席の卓上、あるいは各審判員の手元に置かれている。後述するように、電卓12には、当該電卓12を使用する審判員による評価に基づく数値が入力される。
電卓12は、USB通信が可能に構成されているが、LAN通信の機能は備えていない。USB通信が可能な電卓12は、市販品であり安価である。例えば、カシオ計算機株式会社のUSB通信機能を備えた電卓である商品名MZ-20は5000円である。
図2および図3に示すように、電卓12は、CPU1602と、置数キー1604と、操作キー1606と、クリアキー1607と、送信キー1608と、表示器1610と、通信部1612と、太陽電池1614とを含んで構成されている。
CPU1602は、置数キー1604、操作キー1606、クリアキー1607の操作に応じた処理を行ない、その結果を表示器1610に表示させ、また、送信キー1608の操作に応じて通信部1612を制御するものである。
置数キー1604は、0~9までの数値や小数点を入力するために操作するものである。
操作キー1606は、加減乗除の演算やメモリ機能を用いるために操作するものである。
クリアキー1607は、置数キー1604で入力した数値や計算結果をクリアするために操作するものである。
送信キー1608は、置数キー1604で入力した数値を送信するために操作するものである。
表示器1610は、置数キー1604で入力された数値、演算結果の数値を表示するものである。
通信部1612は、送信キー1608が操作されるとCPU1602の制御により、表示器1610に表示されている数値をUSB回線24を介して送信するものである。
太陽電池1614は、CPU1602、表示器1610および通信部1612に電力を供給するものである。なお、内部ボタン電池や乾電池などと太陽電池1614を併用して電力を供給してもよい。
なお、電卓12に対して入力される数値(審判員による評価に基づく値)は、上述した採点ルールに基づいて決定されるものであり、数値には以下の種類がある。
(1)技術点(D点)を採点する審判員D1~D4が入力する得点を示す数値。
(2)芸術点(E点)を採点する審判員E1~E6が入力する減点を示す数値。
(3)線審が入力する競技者または手具が矩形状の競技エリアの規定のラインを逸脱した回数を示す数値。
(4)計審が入力する演技時間を示す数値。
図1に示すように、各電卓12は、その近傍(例えば電卓12が載置されるのと同一の卓上)に設けられたUSBハブ22(22A~22D)に、USB回線24を介して接続されている。図1の例では、12個の電卓12A~12Lを図示しているが、電卓12A~12CはUSBハブ22Aに、電卓12D~12FはUSBハブ22Bに、電卓12G~12IはUSBハブ22Cに、電卓12J~12LはUSBハブ22Dに、それぞれ接続されている。
また、USBハブ22AとUSBハブ22B、およびUSBハブ22CとUSBハブ22Dは、それぞれUSB回線24により直列接続されている。さらに、USBハブ22AはUSB回線24を介して管理コンピュータ144Aに接続されており、USBハブ22CはUSB回線24を介して管理コンピュータ144Bに接続されている。
このような接続は、例えば12人の審判員が6名ずつ2台の机に分かれて横並びに着席して審判を行うことを想定している。すなわち、第1のテーブルに電卓12A~12Fを配置し、第2のテーブルに電卓12G~12Lを配置し、電卓3台ごとに1つのUSBハブ22を配置することを想定している。少数の電卓12ごとにUSBハブ22を配置することにより、各電卓12から延びる配線の長さを短くすることができ、審判員席の卓上が乱雑になるのを防止することができる。
また、審判員は9名~13名と多く、また審判員のうち線審は競技エリアの直近にいることから、複数の電卓12のうち一部の電卓12を制御コンピュータ14から遠く離れた箇所に設置せざるを得ない場合が想定される。しかしながら、USB回線24の長さは5mが上限となる。この場合も、少数の電卓12ごとに電力供給タイプのUSBハブ22を配置することにより、USB回線24の上限長さ以上で接続することが可能となる。
また、線審など制御コンピュータ14から遠く離れた審判が使う電卓12の場合、当該線審の近くに小型パソコン、例えばスティックパソコンを設置し、このスティックパソコンからLANケーブル26を経由して制御コンピュータ14に接続することで、当該線審が使う電卓12の入力数値を送信することができる。
なお、例えば3台以上の電卓(例えば電卓12A~12F)を1台のUSBハブ22(例えばUSBハブ22A)に接続できる場合には、1台のUSBハブ22のみを設置すれば良いことは無論である。また、例えば電卓12の数が管理コンピュータ144のUSBポート数以下、かつ上記USB回線24の上限長さ以内の位置にある場合には、USBハブ22を介さずに直接電卓12と管理コンピュータ144を接続してもよい。
また、図1では電卓12とUSBハブ22との間を有線(USBケーブル)で接続したが、無線通信(例えばBluetооth(登録商標)など)により接続するようにしてもよい。この場合、例えば各電卓12とセットになったUSBレシーバをUSBハブ22の端子に接続する。
制御コンピュータ14は、ホストコンピュータ140、サブコンピュータ142、管理コンピュータ144(144A,144B)を含んで構成される。
各コンピュータ140,142,144は、LAN回線26を介してルータ23(またはルータ23に接続される、図示されていないLAN用ハブ)に接続されており、相互に接続可能である。すなわち、電卓12から送信された情報(数値等)は、管理コンピュータ144まではUSB回線24を介して伝達され、管理コンピュータ144から他のコンピュータ140,142間ではLAN回線26を介して伝達される。
また、図示していないが、LANケーブルのHUB(ハブ)を任意に設置し、USBケーブル24の距離を短くしたり、USBハブ22を増設することができる。
なお、本実施の形態ではルータ23を有線式としたが、ルータ23を無線式とし、LAN回線26を無線回線としてもよい。
また、本実施の形態では、制御コンピュータ14が複数のコンピュータ140,142,144であるものとしたが、これらの機能を1台に集約、または本実施の形態で示した以外の台数のコンピュータに分散してもよいことは無論である。
各コンピュータ140,142,144は、ノート型パーソナルコンピュータ、あるいは、タブレット型パーソナルコンピュータ、あるいは、デスクトップ型パーソナルコンピュータ、スティックパソコン等で構成されている。
図4に示すように、140,142,144は、CPU38と、バスラインを介して接続されたROM40、RAM42、ハードディスク装置44、表示装置46、入力装置48、通信部50、インターフェース52などを含んで構成されている。
ROM40は、各種のデータを格納・記憶するものである。
RAM42はCPU38のワーキングエリアを提供するものである。
ハードディスク装置44は、CPU38が実行するプログラムを格納するものである。
表示装置46は、文字や画像を表示するものであり、例えば液晶表示装置などのフラットパネルディスプレイで構成されている。
入力装置48は、入力操作を受け付けるものであり、キーボードおよびマウスによって構成されている。なお、入力装置48は、表示装置46の表示面上に設けられたタッチパネルで構成してもよく、入力装置48として従来公知の様々な構成の入力デバイスが使用可能である。
通信部50は、LAN通信を行なうものであり、本実施の形態では、LAN回線26を介してルータ23に接続されている。
つぎに、各コンピュータ140,142,144の機能について説明する。
図5は、各コンピュータ140,142,144の機能的構成を示すブロック図である。なお、図5に示す各機能部は、各コンピュータ140,142,144のCPU38がハードディスク装置44等に記憶されたプログラムを実行することにより実現する。
管理コンピュータ144(144A,144B)は、自装置のUSBポートに接続されたUSBハブ22に接続されている電卓12のそれぞれを、いずれの審判員が使用しているかを識別する審判員識別部1440として機能する。
通常、コンピュータは、USBポート(自装置のUSBポートに接続されたUSBハブのUSBポートを含む)のポート番号と、当該ポートに接続された接続機器(本実施の形態では電卓12)の識別情報との対応は認識できるものの、接続機器を使用するユーザ(本実施の形態では審判員)を識別することはできない。一方で、新体操などの競技では、上述のようにそれぞれの審判員が評価する内容は異なり(技術点(D点)を採点する審判員D1~D4、芸術点(E点)を採点する審判員E1~E6、線審および計審)、各電卓12に入力される数値の意味も異なってくる。よって、どの電卓12をどの審判員が使用するかを把握する必要がある。
このため、審判員識別部1440は、それぞれの審判員(より詳細には、審判員が評価する評価内容)に対して電卓で入力可能な識別用数値を割り当てる。そして、例えば競技の開始前にそれぞれの電卓から当該電卓を使用する審判員に対応する識別用数値を入力させることにより当該電卓を使用する審判員を識別する。
図6は、識別用数値の一例を示す表である。
図6の例では、審判員D1には「999901」、審判員D2には「999902」、審判員D3には「999903」が、識別用数値として割り当てられている。
識別用数値として設定する値は任意であるが、誤入力等を防止するため、例えば競技内容を評価する数値(競技内容に対して審判員が入力する数値)が取り得る範囲以外の値に設定することが好ましい。
また、競技の形態によっては、1つの競技コートで交互に異なる種目を採点する場合がある。この時には、図15に示すように、例えば「888801」が上記D1と同じ判定領域を担当する審判でありながら異なる種目を担当するD1審判ということで管理することができる。
図7は、各電卓12を使用する審判員の識別結果を示す表である。
図7の表には、USBハブ22のUSBポートの識別番号および当該電卓を使用する審判員(より詳細には、審判員が評価する評価内容)の識別番号が記憶されている。
審判員識別部1440は、USBポートを介して識別用数値が入力されると、当該USBポートに対して審判員の識別番号を紐付けて記憶する。
これにより、例えば識別番号P001のUSBポートに入力される情報(数値)は、審判員D1が入力したと判断することができる。
なお、各電卓12を使用する審判員の識別処理は、例えば競技開始前や審判員の席替えを行った直後など、審判に影響がないタイミングで行うのが好ましい。
管理コンピュータ144は、電卓12から数値の入力を受けた場合、当該入力数値と当該入力を行った審判員の識別情報とを関連付けてルータ23へと送信する。ルータ23は、入力数値と審判員の識別情報とをサブコンピュータ142およびホストコンピュータ140へと転送する。
図5の説明に戻り、サブコンピュータ142は、それぞれの電卓12に対して入力された数値と、当該電卓12を使用する審判員の識別情報と、評価対象事項とを関連づけた入力値情報を生成する入力値情報生成部1420として機能する。
サブコンピュータ142は、各管理コンピュータ144A,144Bから送信された入力数値と審判員の識別情報とを、予め評価対象事項(競技者名や種目など)が入力された表計算用データに入力し、入力値情報を生成する。入力値情報は、サブコンピュータ142の表示装置46に表示され、例えば審判長が常時参照可能な状態となっている。
図8は、入力値情報の一例を示す表である。
図8の例では、入力値情報は、評価対象となる競技者の情報、すなわち種目800、競技順序801、所属チーム名802、氏名803および各審判員の入力値804を含んでいる。競技者の情報は、例えば予め表計算用データとして競技の主催者から提供を受けておく。入力値情報は、例えば1つの大会に対して1つのデータとして生成される。すなわち、同一画面上に各審判員の本大会における入力値が一覧表示される。
入力値情報は表計算ソフト上に表示されているため、例えば特定の審判員の入力値をソート(並び替え)して表示したり、特定のチームに対する入力値をソートして表示したりすることができる。審判長は、審判員の評価に偏り等がある場合には個別に注意をしたり、採点のやり直しを命じる。
このように、審判員全員の入力値を過去に渡って参照可能とすることにより、審判員による審判のバラつきを防止して、より適正な評価を行うことができる。
なお、後述するように、ホストコンピュータ140の表示装置46(図9および図10)には、各審判員の入力値に基づく集計値(例えばD点審判員の組における平均値)が表示され、各審判員の個別の入力値も表示されている。
また、後述するホストコンピュータ140の選択済み競技者表示部94において、過去の入力値を参照することは可能であるが、ある競技者の特定の種目に対する入力値のみしか参照できず、特定の審判員の入力値を比較等するのは困難である。10人前後の全ての審判の過去の入力情報を表示することも考えられるが、モニタのレイアウトの関係で情報量に制限があり、実際には困難である。
また、ホストコンピュータ140に入力値情報生成部1420を設けて、表示を切り替え可能としてもよいことは無論であるが、入力値確認用のサブコンピュータ142を設けることによって、誤操作等により後述するモニタ16の表示に影響が及ぶのを防止することができる。
図4の説明に戻り、ホストコンピュータ140は、それぞれの電卓12から送信された数値を予め定められた採点ルールに基づいて処理することにより競技の総合得点を含む集計情報を生成する集計情報生成部1400と、競技が行われる会場内に設置され、競技を行う競技者および観覧者に視認可能なモニタ16に集計情報を表示する表示制御部1402として機能する。
集計情報生成部1400は、複数の電卓12から送信された数値を、管理コンピュータ144、ルータ23等を経て受け付け、受け付けた数値を予め定められた採点ルールに基づいて処理することにより競技の総合得点を含む集計情報を生成するものである。
集計情報生成部1400による数値の処理は、上述した採点ルールに基づいて行なわれる。
集計情報は、例えば、各審判員が入力した数値、数値の平均値、得点の合計、減点の合計、それら得点の合計と減点の合計とを加算した総合得点を含む。
図9は、ホストコンピュータ140の表示画面に表示される集計情報の一例を示す説明図である。
図9に示す表示画面90は、評価対象競技者選択部92、選択済み競技者表示部94(既に集計が済んで登録されている選手得点情報)、集計値表示部96(画面左半分)を含んでいる。
評価対象競技者選択部92は、今回の評価対象となる競技者を選択するインターフェースであり、競技選択タブ9202、競技者情報表示部9204および競技者選択ボタン9214を備えている。
競技選択タブ9202は、新体操の種目別に設けられており、所望のタブをクリック(タッチパネルの場合はタップ、以下同様)することにより、当該種目に出場する競技者の一覧が表示される。
競技者情報表示部9204には、一行ごとに1名の競技者を特定する情報が表示されている。より詳細には、番号表示部9206には、選択された種目における競技者の通し番号(競技順)が表示される。所属チーム表示部9208には、競技者の所属チーム名が表示される。氏名表示部9210には、競技者の氏名が表示される。
競技者選択ボタン9214は、競技者情報表示部9204のそれぞれの行に対応して設けられている。競技者選択ボタン9214をクリックすると、集計値表示部96(画面左半分)に選手名情報が転送され、審判の入力待ち(選択された競技者への評価を示す数値の入力待機画面)となる。従って、競技者選択ボタン9214をクリックすると、D1を初めとする各審判の採点記入欄C2はリセット値として通常は0(ゼロ)もしくは空欄に設定される。
選択済み競技者表示部94は、既に評価(競技)が終了した競技者情報が表示される。選択済み競技者表示部94には、例えば競技順(評価対象競技者選択部92における選択順)に上から競技者情報が表示されていく。よって、最後に競技を終えた競技者または現在競技中の競技者は、選択済み競技者表示部94の最終行に表示されることとなる。
または競技順(評価対象競技者選択部92における選択順)に下から競技者情報が表示されていくのであっても良い。
選択済み競技者表示部94は、例えばD点表示部9402、E点表示部9404、減点表示部9406、総合得点表示部9408、種目表示部9410、番号表示部9412、氏名表示部9414および表示ボタン9420を含んでいる。
このうち、表示ボタン9420をクリックすると、当該競技者への評価が大型モニタ16に表示される。
つぎに、集計値表示部96について説明する。
符号C1は、採点を行なう審判員の識別情報を表示する審判員表示欄であり、審判員表示欄C1には、上述したように審判員を示す識別情報として「D1~D4」、「E1~E7」が表示されている。
符号C2は、審判員D1~D4、E1~E7が電卓12により入力した対応数値データ、ここでは得点あるいは減点が表示される第1の数値データ表示欄を示す。
チェックボックスCBは、各識別情報に対応して第1の数値データ表示欄C2に隣接した箇所に表示される。
チェックボックスCBは、マウスの操作によりポインタをチェックボックスCB内に位置させ、クリックすることでチェックの入力がなされ、再度クリックすることでチェックの入力が取り消される。
チェックボックスCBのチェックが入力された状態は、そのチェックボックスCBに対応する識別情報の審判員が存在し、チェックボックスCBのチェックが入力されていない状態は、そのチェックボックスCBに対応する識別情報の審判員が欠員であることを示す(またはこの逆の設定であってもよい)。
なお、新体操の採点ルールでは、線審1、線審2、計審の3名の人数は固定であり、審判員D1~D4、E1~E6の10名について欠員が認められているため、チェックボックスCBは審判員D1~D4、E1~E6の10名に対応してそれぞれ設けられている。
例えば、審判員が13名全員存在する場合は、図9に示すように、全てのチェックボックスCBにチェックを入力する。
また、一部の審判員が欠員の場合、図10に示すように当該審判員の識別情報に対応するチェックボックスCBのチェックを外す。図10の例は、審判員E2、E6が欠員の場合であり、審判員E2、E6の識別情報に対応するチェックボックスCBのチェックが外されている。
チェックボックスCBのチェックが外された審判員については、第1の数値データ表示欄C2および審判員表示欄C1をグレーアウト表示したり、画面の背景色と反転表示したり、あるいは、画面の背景色とは異なる色で薄く表示した無効表示状態とする。
このような無効表示状態とすることで、表示領域に表示される識別情報に対応する審判員が欠員であり、かつ、その審判員に対応する対応数値データが得点の算出に用いる対象から除外されたことが明確に表示される。
符号C3は、第1の組の審判員D1、D2が入力した得点の平均値が表示される第1の得点表示欄を示す。
符号C4は、第2の組の審判員D3、D4が入力した得点の平均値が表示される第2の得点表示欄を示す。
符号C5は、第3の組の審判員E1、E2が入力した減点の平均値が表示される第1の減点表示欄を示す。
符号C6は、第4の組の審判員E3~E6が入力した減点のうち、最高点と最低点とを除外した残りの減点が表示される第2の減点表示欄を示す。
符号C7は、第1の平均値表示欄C3に表示される得点と、第2の平均値表示欄C4に表示される得点とを加算した得点が表示される第3の得点表示欄を示す。
符号C8は、減点表示欄C5に表示された減点と、減点表示欄C6に表示された減点とを加算した計算値を10点の持ち点から減算した結果得点が表示される第4の得点表示欄を示す。
符号C9は、第3の得点表示欄C7に表示される得点と、第4の得点表示欄C8に表示される得点とを加算した得点合計が表示される得点合計表示欄である。
符号C10は、計審、線審を表示する審判員表示欄であり、審判員表示欄には、上述したように審判員を示す識別情報として「計」、「線1」、「線2」が表示されている。
符号C11は、計審が電卓12により入力し識別情報と対応付けられた対応数値データ、ここでは競技時間が表示される第2の数値データ表示欄を示す。
符号C12は、線審1、線審2が電卓12により入力し識別情報と対応付けられた対応数値データ、ここでは競技者または手具が規定のラインを逸脱した回数が表示される第3の数値データ表示欄を示す。
符号C13は、第2の数値データ表示欄C11に表示された競技時間が規定の演技時間を超過した場合に、超過した時間(秒)に0.05点を乗じて得られた減点を表示する第2の減点表示欄を示す。
符号C14、C15は、第3の数値データ表示欄C12に表示された回数に0.3を乗じて得られた減点を表示する第3の減点表示欄を示す。
符号C16は、第2の減点表示欄C13、第3の減点表示欄C14、C15に表示された減点を合計した減点合計を表示する減点合計表示欄を示す。
符号C17は、得点合計表示欄C9に表示された得点から減点合計表示欄C16に表示された減点を減算した総合得点を表示する総合得点表示欄を示す。
符号C18は、今回の評価対象となる競技者の氏名や所属チーム等が表示される競技者情報表示欄を示す。
操作ボタンB1~B3は、集計情報の確定や表示の切り替え等を指示するためのボタンであり、所定の担当者(審判長やコーディネータージャッジ、モニタ16の表示切替担当者など)によって操作される。
操作ボタンB1~B3の説明の前に、ホストコンピュータ140の表示制御部1402(図5参照)について説明する。
表示制御部1402は、競技が行われる会場内に設置され、競技を行う競技者および観覧者に視認可能なモニタ16の表示内容を制御する。
本実施の形態では、モニタ16には、得点の集計中であることを示す「集計中表示画面」と、集計情報生成部1400で生成された集計情報を示す「集計情報表示画面」とを切り替えて表示可能であるものとする。なお、この他、例えば競技中であることを示す「競技中表示」を表示可能としてもよい。
図11に集計中表示画面の一例を示す。
集計中表示画面M1は、図9または図10の表示ボタン9420の操作(クリック)により表示される。すなわち、表示ボタン9420は、会場内に設置されたモニタ16の表示を、集計中表示画面M1に切り替えるための操作部である。
表示切替担当者は、ある競技者の競技が終了すると、表示ボタン9420を操作してモニタ16の表示を集計中表示画面M1に切り替える。また、各審判員は、手元の電卓12を用いて数値を入力する。
集計中表示画面M1には、得点集計中であることを示すメッセージ1102、競技者情報1104、広告表示1106、審判員入力状態表示1108、入力値表示1110が表示されている。
審判員入力状態表示1108は、別途審判席に小型モニタを設置し、当該小型モニタに表示してもよい。
競技者情報1104は、評価対象の競技者名や所属チーム、番号などを含む評価対象者を特定するための情報である。
広告表示1106は、本大会に出資する企業名などが表示される。すなわち、表示制御部1402は、競技の終了後、後述する集計情報の表示を開始させるまでの間、モニタ16に広告情報を表示する。これは、集計中表示画面M1には、競技後の評価結果を確認するために会場内の観覧者や競技者の注目が集まっており、高い広告効果を得られることが予想できるためである。
なお、広告表示1106の内容は、所定時間ごとに切り替わるようにしてもよい。
また、審判員入力状態表示1108は主催者の意向により、表示させない場合もあるので、表示の有無を別途設定できるようにしてもよい。
審判員入力状態表示1108は、各審判員が電卓12に数値の入力を完了したか否かを示す情報である。図11の例では、審判員入力状態表示1108として審判員D1~D4、E1~E6の識別情報が表示されており、入力が完了した審判員の識別情報と、入力が完了した審判員の識別情報との表示態様(表示色)を変更するようにしている。
すなわち、表示制御部1402は、競技の終了後にそれぞれの電卓12を使用する審判員の識別情報をモニタ16に表示するとともに、電卓12への数値の入力の完了の有無に基づいて識別情報の表示態様を変更する。
例えば、図11の例では審判D2、E1、E4、E6は数値の入力を完了しておらず、これ以外の審判は入力を完了していることがわかる。
審判員入力状態表示1108により、審判員の評価の進捗状況を競技者や観覧者が確認することができる。
図12に集計情報表示画面の一例を示す。
集計情報表示画面M2は、図9または図10の表示ボタン9420の操作(クリック)により決定点情報(図9または図10の符号9402、9404、9404、9406、9408、9410、9412、9414)が大型モニタ16に表示される。すなわち表示ボタン9420は、会場内に設置されたモニタ16の表示を、集計情報表示画面M2に切り替えるための操作部である。
なお、図9および図10のクリアボタンB3は、各欄C2~C17に表示された対応数値データ、得点、減点をゼロクリアための操作部である。なお、クリアボタンB3の操作後の各欄C2~C17には、0(ゼロ)が表示、または空欄に設定される。
表示切替担当者は、全ての審判員による電卓12への数値の入力が完了し、審判長による入力内容の確認が完了すると、表示ボタン9420を操作してモニタ16の表示を集計情報表示画面M2に切り替える。
集計情報表示画面M2には、競技者識別情報1202、総合得点情報1204、E点情報1206、D点情報1208、減点情報1210が表示されている。
集計情報表示画面M2により競技者や観覧者は、今回の競技内容に対する評価を確認することができる。
また、大型モニタ16に、複数の競技者(競技が終了した競技者)に関する集計情報(総合得点など)を表示するようにしてもよい。このとき、総合得点順に競技者を並び替えて集計情報を表示してもよい。具体的には、表計算システムと連動して、自動的に総合得点の順位を整列(並び替え)させ、整列(並び替え)の結果を大型モニタ16に表示させる。すなわち、表示制御部1402は、集計情報内の総合得点に基づいて大型モニタ16上における競技者ごとの集計情報の並び順を変更可能である。
つぎに、得点集計システム10の動作について図13および図14のフローチャートを参照して説明する。
まず、図13を用いて競技開始前の処理について説明する。
はじめに、競技会場内において得点集計システム10の各構成部となる機器類を接続する(ステップS1300)。各管理コンピュータ144の審判員識別部1440は、自装置の下流側に接続された各電卓12から審判員の識別用数値が送信されるまで待機する(ステップS1302:No)。このとき各審判員は、自身が使用する電卓12から自身に割り振られた識別用数値を入力し、送信ボタンを押下する。または特定の管理者が識別用数値を入力しても良い。
電卓12から識別用数値が送信されると(ステップS1302:Yes)、識別用数値で特定される審判員の識別情報と、当該電卓12が接続されたUSBポートの識別情報とを対応付けて管理コンピュータ144が記憶する(ステップS1304)。
管理コンピュータ144に接続された全ての電卓12から識別用数値が送信され、使用する審判員の特定が完了すると(ステップS1306:Yes)、本フローチャートによる処理を終了する。
つぎに、図14を用いて競技実施前後の処理について説明する。
図14の処理は、各競技者が競技を行うごとに繰り返される。
ある競技者による競技が実施されると、表示切替担当者は、ホストコンピュータ140の集計ボタンB1をクリック(操作)する。集計ボタンB1が操作されると(ステップS1400:Yes)、ホストコンピュータ140の表示制御部1402は、モニタ16の表示を集計中表示画面M1に切り替える(ステップS1402)。
各審判員は、それぞれ得点、減点、回数、時間などの数値を自分の電卓12に入力し、送信する。電卓12から数値データが送信されると(ステップS1404:Yes)、管理コンピュータ144の審判員識別部1440は、各数値を送信した電卓12(送信元)が接続されているUSBポート番号に基づいて、当該電卓12を用いている審判員の識別情報を特定する(ステップS1406)。そして、送信されてきた数値に審判員の識別情報を付して、ルータ23を経由してホストコンピュータ140に送信する(ステップS1408)。
ホストコンピュータ140はルータ23を経由して、管理コンピュータ144から送信された情報を、サブコンピュータ142に送信する。
サブコンピュータ142には、予め競技者名や種目、および審判員の識別情報が入力された表計算用データが記録されている。サブコンピュータ142の入力値情報生成部1420は、送信されてきた情報に含まれる審判員の識別情報に対応する箇所に、同情報に含まれる数値を書き込むことにより、入力値情報を生成する(ステップS1410)。
また、ホストコンピュータ140では、表示制御部1402が、送信されてきた情報に含まれる審判員の識別情報および数値に基づいて、集計中表示画面M1の審判員入力状態表示1108および入力値表示1110を更新する(ステップS1412)。
全ての審判員の数値入力が完了するまでは(ステップS1416:No)、ステップS1404に戻り以降の処理をくり返す。そして、全ての審判員の数値入力が完了すると(ステップS1416:Yes)、入力された数値を審判長が確認する。
審判長による数値の確認を得て、所定の担当者(審判長やコーディネータージャッジなど)が確定ボタンB2を押下すると(ステップS1418:Yes)、ホストコンピュータ140の集計情報生成部1400は、各電卓12から送信された数値を予め定められた採点ルールに基づいて集計し、集計情報を生成する(ステップS1420)。
集計が完了すると、今回の競技者の集計情報が選択済み競技者表示部94に表示される。審判長等により集計情報の確認を行った後、表示切替担当者は、ホストコンピュータ140の表示ボタン9420をクリック(操作)する。表示ボタン9420をクリック(操作)されると(ステップS1422:Yes)、ホストコンピュータ140の表示制御部1402は、モニタ16の表示を集計情報表示画面M2に切り替え(ステップS1424)、本フローチャートによる処理を終了する。
なお、上述した説明では、審判員による数値の入力後、確定ボタンB2が押されるまでは集計情報の生成を開始しなかった。一方で、確定ボタンB2の押し忘れ等により、集計情報の生成が行われないまま、次の競技者に対応する競技者選択ボタン9214が操作されると、入力された数値がクリアされてしまい、前競技者への評価が行えなくなってしまうという課題がある。
このため、任意に定めた複数の審判員による数値の入力が完了すると自動的に集計情報の生成を開始し、集計情報の生成が完了すると自動的に集計情報をホストコンピュータ140のモニタに表示する自動得点集計機能を設けてもよい。
この場合、確定ボタンB2(図9等参照)に代えて、例えば図16に示すように訂正ボタンB4を設ける。
自動得点集計機能を採用した場合の流れについて説明する。
ある競技者が演技しようとすると、システム管理者は、評価対象競技者選択部92から当該競技者(または団体)に対応する表示ボタン9214を押下する。表示ボタン9214が押下されると、各審判が入力する数値データC2はリセットされ、0(ゼロ)または空欄が表示される。
競技者の演技が終わり、各審判は電卓12で審査結果を入力する。この時、所定の審判員(全ての審判員であってもよいし、所定の属性の審判、所定数以上の審判員など任意である)の入力が完了すると、確定ボタンB2を押さなくても、自動的に集計情報の計算が開始され、選択済み競技者表示部94に総合得点C17等の集計結果が表示される(自動得点集計機能)。
システム管理者は審判長の了解を得て、入力数値に問題がなければ表示ボタン9420を押下する。表示ボタン9420の押下によりモニタ16に競技者の得点結果が表示される。
ただし、自動得点集計機能で選択済み競技者表示部94に集計結果が表示された後、審判長が了解する前に、何らかの事情で審判が電卓12で再度異なる数値を入力した場合、選択済み競技者表示部94の数値と集計値表示部96の数値が異なるという事象が発生する。この時、数値が異なることを知らずにシステム管理者が表示ボタン9420を押してしまうと、競技の進行に支障をきたす可能性がある。
よって、制御コンピュータ14内の入力値情報生成部1420および集計情報生成部1400で、数値の差や各審判の入力数値履歴の差を比較演算し、異なる数値が入力された場合、システム管理者が表示ボタン9420を押した際に警告メッセージを吹き出し等の視認しやすい手段で表示させる。この時、異なる数値を入力した審判名を表記させるようにしてもよい。
すなわち、集計情報生成部1400は、集計情報の生成が完了した後に所定の審判が数値の修正値を入力した場合、警告メッセージまたは所定の審判の審判名を含む情報を制御コンピュータのモニタに表示させる。これにより、システム管理者に解りやすく、正確な競技運用が可能な自動得点集計機能を提供することができる。
また、上記のように異なる数値を入力した場合に、訂正ボタンB4を押すことで、選択済み競技者表示部94に変更後の前記競技者の集計結果が更新される、または改行されたところに、「手動」または「訂正」などの注意書きで集計情報が記載される。
この訂正ボタンB4を用いることにより、例えば2通りの集計結果が選択済み競技者表示部94に記載されても、「手動」または「訂正」などの注意書きがあることで、システム管理者が正しい集計結果をモニタ16に表示させることができる。
以上説明したように、実施の形態にかかる得点集計システム10は、審判員毎に設置される複数の電卓12と、制御コンピュータ14とを備え、制御コンピュータ14は、電卓12のそれぞれをいずれの審判員が使用しているかを識別する審判員識別部1440と、それぞれの電卓12から送信された数値を予め定められた採点ルールに基づいて処理することにより競技の総合得点を含む集計情報を生成する集計情報生成部1400とを備える。
したがって、従来のようにノート型パーソナルコンピュータあるいはタブレット型パーソナルコンピュータなどを9名~14名といった多数の審判員のそれぞれに対応して設置する場合に比較して、安価な電卓12をそれぞれ審判員の人数分だけ用意すれば足りる。
そのため、得点集計システム10のコスト低減を図る上で有利となる。
また、各審判員の手元には、小さな電卓12を載置すれば足りるため、ノート型パーソナルコンピュータあるいはタブレット型パーソナルコンピュータを各審判員の手元に配置する場合に比べて、各審判員の手元に各種の資料を載置するスペースを大きく確保でき、各審判員による審判を効率よく行なう上で有利となる。
また、従来のように審判員の数に対応したノート型パーソナルコンピュータあるいはタブレット型パーソナルコンピュータを使用する場合に比べ、電卓12は小型で軽量なため、その運搬作業、設置作業の簡略化を図る上で有利となる。
さらに電卓12の場合、消費電力が極めて少ないため、ノート型パーソナルコンピュータあるいはタブレット型パーソナルコンピュータを使用する場合に比べバッテリー容量が少ないシステムで運用することができる。
また、審判員識別部1440において各電卓12をいずれの審判員が使用するかを識別するので、競技ルールが複雑な場合、すなわち審判員の入力値を単に合計や平均するのではなく、個々の審判員の入力値が異なる意味を持つ数値である場合にも、正確に得点を集計する上で有利となる。
また、得点集計システム10は、それぞれの審判員に対して電卓12で入力可能な識別用数値を割り当て、それぞれの電卓12から当該電卓12を使用する審判員に対応する識別用数値を入力させることにより当該電卓12を使用する審判員を識別する。これにより、予め電卓12とこれを使用する審判員との対応関係を固定する場合と比較して、例えば競技中に審判員の席替えが行われる場合などにも迅速に電卓12と審判員との対応関係を変更することができ、競技運営上の利便性を向上させる上で有利となる。
また、識別用数値を、競技内容を評価する数値が取り得る範囲以外の値に設定することにより、競技内容を評価する数値を識別用数値と誤認識することを防止し、得点集計システム10の運用安定性を向上させる上で有利となる。
また、得点集計システム10では、それぞれの電卓12に対して入力された数値と、当該電卓12を使用する審判員の識別情報と、評価対象事項とを関連づけた入力値情報を生成することにより、過去における各審判員の入力数値を容易に参照することができる。これにより、各審判員による評価が適切に行われているかを逐次確認し、公平な競技運営を遂行する上で有利となる。
また、得点集計システム10は、競技が行われる会場内に設置されたモニタに集計情報を表示するので、競技者および観覧者が競技の得点を迅速に把握する上で有利となる。
また、それぞれの電卓12を使用する審判員の識別情報をモニタ16に表示するとともに、電卓12への数値の入力の完了の有無に基づいて各審判員の識別情報の表示態様を変更するので、競技者や観覧者が評価の進捗状況を確認する上で有利となる。
また、得点集計システム10は、競技の終了後、集計情報の表示を開始させるまでの間、モニタに広告情報を表示する。集計情報表示画面M2の表示開始前に表示される集計中表示画面M1には、競技後の評価結果を確認するために会場内の観覧者や競技者の注目が集まっており、高い広告効果を得る上で有利である。
なお、実施の形態では、得点が集計される競技が女子の新体操である場合について説明したが、本発明は、複数の審判員によって競技内容を評価する数値が決定され数値に基づいて得点が集計される従来公知の様々な競技に適用可能である。
10 得点集計システム
12(12A-12L) 電卓
14 制御コンピュータ
140 ホストコンピュータ
142 サブコンピュータ
144(144A,144B) 各管理コンピュータ
16 モニタ
22(22A-22D) USBハブ
23 ルータ
24 USB回線
26 LAN回線
1400 集計情報生成部
1402 表示制御部
1420 入力値情報生成部
1440 審判員識別部

Claims (7)

  1. 複数の審判員によって競技内容を評価する数値が決定され前記数値に基づいて得点が集計される競技の得点集計システムであって、
    前記審判員毎に設置されUSB通信が可能な複数の電卓と、
    前記電卓とUSB回線を介して接続された制御コンピュータと、を備え、
    前記電卓は、当該電卓を使用する前記審判員による評価に基づく前記数値が入力され、
    前記制御コンピュータは、
    前記電卓のそれぞれをいずれの審判員が使用しているかを識別する審判員識別部と、
    それぞれの前記電卓から送信された数値を予め定められた採点ルールに基づいて処理することにより競技の総合得点を含む集計情報を生成する集計情報生成部と、を備え
    前記審判員識別部は、それぞれの前記審判員に対して前記電卓で入力可能な識別用数値を割り当て、それぞれの前記電卓から当該電卓を使用する前記審判員に対応する前記識別用数値を入力させることにより当該電卓を使用する前記審判員を識別する、
    ことを特徴とする得点集計システム。
  2. 前記識別用数値は、前記競技内容を評価する数値が取り得る範囲以外の値に設定される、ことを特徴とする請求項記載の得点集計システム。
  3. 複数の審判員によって競技内容を評価する数値が決定され前記数値に基づいて得点が集計される競技の得点集計システムであって、
    前記審判員毎に設置されUSB通信が可能な複数の電卓と、
    前記電卓とUSB回線を介して接続された制御コンピュータと、を備え、
    前記電卓は、当該電卓を使用する前記審判員による評価に基づく前記数値が入力され、
    前記制御コンピュータは、
    前記電卓のそれぞれをいずれの審判員が使用しているかを識別する審判員識別部と、
    それぞれの前記電卓から送信された数値を予め定められた採点ルールに基づいて処理することにより競技の総合得点を含む集計情報を生成する集計情報生成部と、を備え
    前記集計情報生成部は、任意に定めた複数の前記審判員による前記数値の入力が完了すると自動的に前記集計情報の生成を開始し、前記集計情報の生成が完了すると自動的に前記集計情報を前記制御コンピュータのモニタに表示する自動得点集計機能を有し、
    前記集計情報生成部は、前記集計情報の生成が完了した後に所定の審判が前記数値の修正値を入力した場合、警告メッセージまたは所定の審判の審判名を含む情報を前記制御コンピュータのモニタに表示させる、
    ことを特徴とする得点集計システム。
  4. 複数の審判員によって競技内容を評価する数値が決定され前記数値に基づいて得点が集計される競技の得点集計システムであって、
    前記審判員毎に設置されUSB通信が可能な複数の電卓と、
    前記電卓とUSB回線を介して接続された制御コンピュータと、を備え、
    前記電卓は、当該電卓を使用する前記審判員による評価に基づく前記数値が入力され、
    前記制御コンピュータは、
    前記電卓のそれぞれをいずれの審判員が使用しているかを識別する審判員識別部と、
    それぞれの前記電卓から送信された数値を予め定められた採点ルールに基づいて処理することにより競技の総合得点を含む集計情報を生成する集計情報生成部と、を備え、
    前記競技が行われる会場内に設置され、前記競技を行う競技者および観覧者に視認可能な大型モニタを更に備え、
    前記制御コンピュータは、前記集計情報を前記大型モニタに表示する表示制御部を更に備え、
    前記表示制御部は、前記競技者の競技終了後、前記集計情報の表示を開始させるまでの間、前記モニタに広告情報を表示する、
    ことを特徴とする得点集計システム。
  5. 前記表示制御部は、前記集計情報内の前記総合得点に基づいて前記大型モニタ上における前記競技者ごとの前記集計情報の並び順を変更可能である、
    ことを特徴とする請求項記載の得点集計システム。
  6. 前記制御コンピュータは、それぞれの前記電卓に対して入力された前記数値と、当該電卓を使用する前記審判員の識別情報と、評価対象事項とを関連づけた入力値情報を生成する入力値情報生成部を更に備える、ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の得点集計システム。
  7. 前記競技は新体操である、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の得点集計システム。
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