JP7042153B2 - 車線変更支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の車線変更支援装置に関するものである。
車両の車線変更では、走行車線の状況だけでなく、車線変更先の状況を確認する必要がある。また、車線変更では、ハンドル操作やアクセル操作などの様々な操作を必要とする。さらに、車線変更では、車線変更が必須となるタイミングをナビゲーション装置や標識等で認識する必要がある。
このような高度の運転技術が求められる車線変更を支援する車線変更支援装置が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1には、自車両の走行地点の前方所定距離内に車線変更規制区間の起点又は終点が存在するか否かの判定を行い、起点又は終点が存在すると判定されたら、起点又は終点の情報を報知する構成が開示されている。これにより、自車両を運転するドライバが事前に車線変更規制区間の起点又は終点の存在を認識することができ、車線変更を考慮した適切な走行ができるように運転を支援する。
特許文献2には、案内分岐点で車線変更を行うと判定されると共に、車線変更禁止区間の存在する道路を走行していると判定された場合には、自車両が車線変更禁止区間内において車線変更しないように制御し、且つ、車線変更禁止区間以外の案内分岐点までの区間において車線変更するように制御する構成が開示されている。これにより、案内分岐点までの車線変更禁止区間の区間外において、自動運転によって車線変更する。
特開2013-019803号公報 特開2015-184722号公報
しかしながら、特許文献1,2の車線変更支援装置は、車線変更が困難な状況に対して、何ら支援をするものではない。
そこで、本発明は、車線変更が困難な状況に対応した車線変更支援装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の車線変更支援装置は、自車両がナビゲーション装置から提供された誘導経路に沿って走行中に、前記誘導経路上の分岐点において、一方の道路に進入するために車線変更の必要性を判断する車線変更判断部と、前記自車両から、前記分岐点の手前の車線変更禁止区間までの距離を検出する距離検出部と、車線変更先の車線を走行中の他車両間の距離を検出する車間距離検出部と、前記車間距離検出部の検出情報に基づいて、車線変更の可否を判断する車線変更可否判断部と、を備え、前記車線変更可否判断部は、車線変更をすることができないと判断した場合であって、前記距離検出部が所定の距離を検出した場合に、現状のままでは車線変更をすることができない旨を出力することを特徴とする。
このように構成された本発明の車線変更支援装置は、車線変更が困難な状況に対応した車線変更支援装置を提供することができる。
実施例1の車線変更支援装置の構成を示す構成図である。 実施例1の車線変更支援処理を説明するフローチャートである。 実施例1の車線変更支援装置の作用を説明する説明図である。 実施例1の車線変更支援装置の作用を説明する説明図である。 実施例1の車線変更支援装置の作用を説明する説明図である。 実施例1の車線変更支援装置の作用を説明する説明図である。 実施例2の車線変更支援装置の構成を示す構成図である。 実施例2の方向指示器の構成を示す構成図である。 実施例2の車線変更支援処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明による車線変更支援装置を実現する実施形態を、図面に示す実施例1および実施例2に基づいて説明する。
実施例1における車線変更支援装置は、目的地までの誘導経路をナビゲーションするナビゲーション装置を備えた自動車に搭載される。
[車線変更支援装置の構成]
図1は、実施例1の車線変更支援装置の構成を示す構成図である。以下、図1に基づいて、実施例1の車線変更支援装置の構成を説明する。
車線変更支援装置1は、車線変更支援ECU(Electronic Control Unit)3を備え、ナビゲーション装置2に接続される。
(ナビゲーション装置の構成)
ナビゲーション装置2は、車室内のインストルメントパネル面に備え付けられる。ナビゲーション装置2は、ナビゲーション制御部11と、現在地検出処理部12と、データ記録部13と、操作部14と、表示部15と、スピーカ16と、通信装置17と、タッチパネル18と、から構成されている。
ナビゲーション制御部11は、演算を行うCPU21と、経路データの記憶やワーキングメモリとして使用されるRAM23と、制御用プログラム等を記憶するROM22と、時間を計測するタイマ24と、を備える。ナビゲーション制御部11は、ナビゲーション装置2の全体の制御を司る。
現在地検出処理部12は、GPS31等からなり、現在の自車両の位置、方位、目標物(例えば、交差点)までの距離等を検出する。また、現在地検出処理部12は、車線変更禁止区間までの距離を検出する。
操作部14は、各種のキーや複数の操作スイッチから構成され、利用者からの操作内容(入力指示等)を受け付ける。
報知手段としての表示部15は、液晶ディスプレイ等からなり、操作者に対して地図等の情報を表示する。また、表示部15は、ナビゲーション制御部11からの指示に基づいて、誘導経路に沿った走行を案内する表示をする。
データ記録部13は、ナビゲーション装置2の走行案内や経路探索に使用される地図情報データベース(地図情報DB)41を有する。地図情報データベース41には、車線変更禁止区間の情報が含まれる。
報知手段としてのスピーカ16は、ナビゲーション制御部11からの指示に基づいて、誘導経路に沿った走行を案内する音声ガイダンス等を出力する。通信装置17は、VICS(登録商標)等から渋滞情報を取得する。タッチパネル18は、表示部15の前面に配置され、利用者からの操作内容(入力指示等)を受け付ける。
このように構成されたナビゲーション装置2は、所望する目的地を入力すると、ナビゲーション制御部11が、自車位置から目的地までの最適経路を探索し、探索された最適経路を誘導経路として設定し、表示部15に誘導経路を表示すると共に、交差点に接近した場合等には、スピーカ16から音声による案内をすることによって、ユーザを所望の目的地まで案内するようになっている。
(車線変更支援ECUの構成)
車線変更支援ECU3は、ナビゲーション装置2と、車載カメラ64と、ミリ波レーダ65と、車速センサ51と、方向指示器71と、に接続される。
車載カメラ64とミリ波レーダ65は、車両のフロントグリルと、車両のリアガーニッシュと、車両の左ドアミラーと、車両の右ドアミラーと、に設けられる。車載カメラ64とミリ波レーダ65は、車線や他車両等の自車両の周囲の状況を観測する。車載カメラ64の観測情報と、ミリ波レーダ65の観測情報は、車線変更支援ECU3に送信される。
車速センサ51は、自車両の速度を検出する。車速センサ51の検出情報は、車線変更支援ECU3に送信される。
方向指示器71は、車両の前方の左右と、車両の後方の左右と、左右のサイドミラーと、に設けられる。方向指示器71は、複数の点光源としてのLEDにより構成される。方向指示器71は、車室内に設けられた方向指示器操作部72の操作に応じて、右側又は左側が点滅する。方向指示器71の点滅情報は、車線変更支援ECU3に送信される。
車線変更支援ECU3は、演算を行うCPU80と、ワーキングメモリとして使用されるRAM62と、制御用プログラム等を記憶しているROM63と、を備える。車線変更支援ECU3は、車線変更支援装置1の全体の制御を司る。
CPU80は、車線変更判断部81と、車間距離検出部82と、車線変更可否判断部83と、相対速度検出部84と、距離検出部85と、加減速指示部86と、方向指示器点灯指示部87と、誘導経路設定指示部88と、を備える。
車線変更判断部81は、現在地検出処理部12の情報と、データ記録部13の情報とに基づいて、自車両がナビゲーション装置2から提供された誘導経路に沿って走行中に、誘導経路上の分岐点において、一方の道路に進入するために車線変更の必要性を判断する。
車間距離検出部82は、車載カメラ64の観測情報と、ミリ波レーダ65の観測情報とに基づいて、車線変更先の車線を走行中の他車両間の距離を検出する。他車両間の車間距離は、自車両の前方であっても、後方であってもよい。
車線変更可否判断部83は、車間距離検出部82の検出情報と、データ記録部13に記録された車線変更禁止区間の情報と、に基づいて、車線変更の可否を判断する。車線変更可否判断部83は、車線変更の可否の判断内容を出力する指示をナビゲーション装置2のナビゲーション制御部11に対して行う。
相対速度検出部84は、ミリ波レーダ65の観測情報と、車速センサ51の検出情報とに基づいて、自車両の車線変更先の車線を走行する他車両に対する相対速度を検出する。
距離検出部85は、ナビゲーション装置2を介して、データ記録部13の地図情報データベース41の車線変更禁止区間の情報と、現在地検出処理部12の現在の自車両の位置の情報と、に基づいて、自車両から分岐点の手前の車線変更禁止区間までの距離を検出する。
加減速指示部86は、相対速度検出部84による検出情報に基づいて、相対速度が所定の速度になるように、ナビゲーション装置2の表示部15とスピーカ16とを介して、ドライバに指示を与える。
方向指示器点灯指示部87は、車線変更先側の方向指示器71の点灯を促す内容を出力する指示をナビゲーション装置2の表示部15とスピーカ16に対して行う。
誘導経路設定指示部88は、ナビゲーション装置2に対して、新たな誘導経路を設定するように指示を与える。また、新たな誘導経路は、ナビゲーション装置2の表示部15で表示し、スピーカ16で音声を出力することで、ドライバに向けて報知が行われる。
[車線変更支援処理]
図2は、実施例1の車線変更支援処理を説明するフローチャートである。以下、図2に基づいて、実施例1の車線変更支援処理について説明する。
ナビゲーション装置2によって案内が開始されると、車線変更支援処理を開始する。車線変更判断部81は、車線変更が必要であるか否かを判断する(ステップS11)。ここで、車線変更が必要である場合とは、複数車線のうち一の車線を走行しており、次の分岐地点で右左折をする必要が発生し、かつ、車線変更が必要な車線を走行している場合をいう。
車線変更が必要であると判断した場合(ステップS11でYES)、ステップS12に進む。一方、車線変更が必要でないと判断した場合(ステップS11でNO)、ステップS11に戻る。
次いで、車線変更可否判断部83は、自車両が車線変更禁止区間にいるか否かを判断する(ステップS12)。自車両が車線変更禁止区間にいると判断した場合(ステップS12でYES)、ステップS12に戻る。一方、自車両が車線変更禁止区間にいないと判断した場合(ステップS12でNO)、ステップS13に進む。
次いで、車間距離検出部82が、車線変更先の車線を走行する他車両間の車間距離を検出する(ステップS13)。
次いで、車線変更可否判断部83が、車間距離検出部82によって検出された検出情報に基づいて、車線変更が可能であるか否かを判断する(ステップS14)。車線変更が可能であると判断した場合(ステップS14でYES)、車線変更可否判断部83は、車線変更が可能である旨を、ナビゲーション装置2の表示部15で表示する指示や、スピーカ16で音声を出力する指示を行い、自車両のドライバに向けて報知を行って(ステップS25)、ステップS11に戻る。
一方、車線変更が不可能であると判断した場合(ステップS14でNO)、距離検出部85は、分岐点の手前の車線変更禁止区間まで所定の距離以内にいるか否かを判断する(ステップS15)。ここで、分岐点の手前の車線変更禁止区間まで所定の距離以内にいるとは、例えば、渋滞等により車線変更をすることができないまま、車線変更禁止区間まで所定の距離(例えば、1km)を切った場合をいう。
分岐点の手前の車線変更禁止区間まで所定の距離以内にいると判断した場合(ステップS15でYES)、ステップS16に進む。一方、分岐点の手前の車線変更禁止区間まで所定の距離以内にいないと判断した場合(ステップS15でNO)、ステップS13に戻る。
次いで、車線変更可否判断部83は、現状のままでは車線変更が不可能である旨を、ナビゲーション装置2の表示部15で表示する指示や、スピーカ16で音声を出力する指示を行い、自車両のドライバに向けて報知を行う(ステップS16)。
次いで、相対速度検出部84が、自車両の車線変更先を走行する他車両に対する相対速度を検出する(ステップS17)。
次いで、加減速指示部86が、自車両の車線変更先を走行する他車両に対する相対速度の絶対値が、所定の相対速度(例えば、相対速度±3[km/h])より小さくになるように、ナビゲーション装置2の表示部15とスピーカ16とを介して、ドライバに指示を与える(ステップS18)。ここで、この指示の内容としては、例えば、「40km/hに速度を落としてください」と、表示部15に表示し、スピーカ16から音声を出力する。
次いで、方向指示器点灯指示部87が、車線変更先側の方向指示器71の点灯を促すように、ナビゲーション装置2の表示部15とスピーカ16に出力する指示を行う(ステップS19)。ここで、方向指示器点灯指示部87は、自車両と、車線変更先の他車両との相対速度が、例えば、±3[km/h]となったタイミングで、方向指示器71の点灯を促すように指示を与えてもよい。
次いで、車間距離検出部82が、車線変更先を走行する他車両間の車間距離を検出する(ステップS20)。
次いで、車線変更可否判断部83が、車間距離検出部82によって検出された検出情報に基づいて、車線変更が可能であるか否かを判断する(ステップS21)。車線変更が可能であると判断した場合(ステップS21でYES)、車線変更可否判断部83は、車線変更が可能である旨を、ナビゲーション装置2の表示部15で表示し、スピーカ16で音声を出力することで、自車両のドライバに向けて報知を行い(ステップS25)、ステップS11に戻る。
一方、車線変更が不可能であると判断した場合(ステップS21でNO)、CPU80は、ステップS22に進む。
次いで、車線変更可否判断部83は、自車両が車線変更禁止区間にいるか否かを判断する(ステップS22)。自車両が車線変更禁止区間にいると判断した場合(ステップS22でYES)、ステップS23に進む。一方、自車両が車線変更禁止区間にいないと判断した場合(ステップS22でNO)、ステップS20に戻る。
次いで、CPU80は、方向指示器71の消灯を促すように、ナビゲーション装置2の表示部15で表示し、スピーカ16で音声を出力することで、自車両のドライバに向けて報知が行われる(ステップS23)。
次いで、誘導経路設定指示部88は、ナビゲーション装置2に新たな誘導経路を設定させ、この新たな誘導経路を、ナビゲーション装置2の表示部15で表示し、スピーカ16で音声を出力することで、自車両のドライバに向けて報知を行い(ステップS24)、ステップS11に戻る。
以後、車線変更支援処理は、ステップS11からステップS25へのルーチンを繰り返す。
[車線変更支援装置の作用]
図3から図7は、実施例1の車線変更支援装置の作用を説明する説明図である。以下、図3から図7に基づいて、実施例1の車線変更支援装置の作用について説明する。
図3に示すように、自車両Mは、右車線を走行していて、ナビゲーション装置2から次の交差点で左折する誘導経路R1が与えられているとする。自車両Mが、左車線に車線変更をすることができずに、車線変更禁止区間Z1まで所定の区間Z2以内に進入すると、現状のままでは車線変更が不可能である旨が、ナビゲーション装置2の表示部15で表示し、スピーカ16で音声を出力することで、自車両Mのドライバに向けて報知が行われる(図2のステップS16)。
次いで、自車両Mが、車線変更先の車線を走行する他車両Nの速度S1となるようなに、ナビゲーション装置2の表示部15は、例えば、「40km/hに速度を落としてください」と表示し、ナビゲーション装置2のスピーカ16は、「40km/hに速度を落としてください」と出力する(図2のステップS18)。
図4に示すように、自車両Mの速度が、他車両Nの速度S1と略同じ速度となったときに、ナビゲーション装置2の表示部15は、例えば、「左ウインカーを出してください」と表示し、ナビゲーション装置2のスピーカ16は、「左ウインカーを出してください」と出力する(図2のステップS19)。
図5に示すように、自車両Mが、左側の方向指示器71を点灯した状態で、他車両Nと略同じ速度で走行し、車線変更が可能な車間距離D1が確保された場合、ナビゲーション装置2の表示部15は、例えば、「左車線に車線変更してください」と表示し、ナビゲーション装置2のスピーカ16は、「左車線に車線変更してください」と出力する(図2のステップS25)。
図6に示すように、自車両Mが、左車線に車線変更をすることができずに、車線変更が可能な車間距離D1より狭い車間距離D2の状態で、車線変更禁止区間Z1に進入した場合、ナビゲーション装置2の表示部15は、例えば、「ウインカーを消してください」と表示し、ナビゲーション装置2のスピーカ16は、「ウインカーを消してください」と音声を出力する(図2のステップS23)。その後、ナビゲーション装置2の表示部15に新たな誘導経路R2が表示される。
実施例1では、自車両Mがナビゲーション装置2から提供された誘導経路R1に沿って走行中に、誘導経路R1上の分岐点において、一方の道路に進入するために車線変更の必要性を判断する車線変更判断部81と、自車両Mから、分岐点の手前の車線変更禁止区間Z1までの距離を検出する距離検出部85と、車線変更先の車線を走行中の他車両間の距離を検出する車間距離検出部82と、車間距離検出部82の検出情報に基づいて、車線変更の可否を判断する車線変更可否判断部83と、を備え、車線変更可否判断部83は、車線変更することができないと判断した場合であって、距離検出部85が所定の距離を検出した場合に、現状のままでは車線変更をすることができない旨を出力する(図2)。
これにより、車線変更が必要な場合であって、現状のままでは車線変更をすることができないという情報を自車両Mのドライバは知ることができる。そのため、車線変更の必要性に迫られて、車線変更が困難な状況にあるにも関わらず、焦って車線変更をしてしまうことを抑制することができる。
実施例1では、前記車線変更可否判断部83が現状のままでは車線変更をすることができない旨を出力した場合に、自車両Mの車線変更先の車線を走行中の他車両Nに対する相対速度に基づいて自車両Mの加減速を指示する加減速指示部86と、自車両Mの車線変更先側の方向指示器71の点灯を指示する方向指示器点灯指示部87と、を備える(図2)。
これにより、車線変更が必要な場合であって、現状のままでは車線変更をすることができない場合に、自車両Mのドライバは、自車両Mの速度を、車線変更先の車線を走行する他車両Nと略同じ速度にし、かつ、車線変更する方向に方向指示器71を点灯することができる。そのため、車線変更が必要な場合であって、現状のままでは車線変更をすることができない場合に、車線変更先の車線を走行する他車両のドライバに、車線変更をする意思を伝えることができる。その結果、自車両が車線変更するための車間距離を空けるように、車線変更先の車線を走行する他車両のドライバの協力を得ることができる。そのため、車線変更が必要な場合であって、現状のままでは車線変更をすることができない場合でも、車線変更が可能となる車間距離を確保することができる。
実施例1では、それでも、車線変更先の車線を走行する他車両のドライバの協力を得ることができず、車線変更をすることができる車間距離を確保することができずに、車線変更可否判断部83が車線変更をすることができないと判断した場合であって、自車両Mが車線変更禁止区間Z1に進入した場合に、ナビゲーション装置2に対して、新たな誘導経路R2の設定を指示する誘導経路設定指示部88を備える(図2)。
これにより、自車両Mのドライバは、車線変更が必要な場合であって、車線変更をすることができない場合に、ナビゲーション装置2により提供された誘導経路R1に沿って走行することができないことをいち早く知り、かつ、新たな誘導経路R2を確認することができる。そのため、自車両Mのドライバの心理的な負担を軽減し、安全運転を促進することができる。
まず、実施例2における車線変更支援装置について説明する。なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一用語又は同一の符号を用いて説明する。
実施例2の車線変更支援装置は、方向指示器を自動で点灯する点で実施例1の車線変更支援装置と相違する。
[車線変更支援装置の構成]
図7は、実施例2の車線変更支援装置の構成を示す構成図である。図8は、実施例2の方向指示器の構成を示す構成図である。以下、図7および図8に基づいて、実施例2の車線変更支援装置の構成を説明する。
車線変更支援ECU103は、ナビゲーション装置2と、車載カメラ64と、ミリ波レーダ65と、車速センサ51と、方向指示器制御部173と、に接続される。
方向指示器制御部173は、方向指示器操作部172と、方向指示器71とに接続される。後述する方向指示器操作部172の操作により、車線変更支援モードに切り替わる。車線変更支援モードでは、方向指示器点灯指示部87の指示により、方向指示器制御部173が方向指示器71の点灯を制御する。
方向指示器操作部172は、図8に示すように、方向指示器71が消灯するホームポジジョンP0と、自車両Mの左側の方向指示器71が点灯する左側点灯ポジションP1と、自車両Mの右側の方向指示器71が点灯する右側点灯ポジションP2と、車線変更支援モードとなる支援モードポジションP3,P4と、を有する。
ドライバが方向指示器操作部172を操作して、支援モードポジションP3,P4に切り替えることで、車線変更支援モードに切り替わる。
[車線変更支援処理]
図9は、実施例2の車線変更支援処理を説明するフローチャートである。以下、図9に基づいて、実施例2の車線変更支援処理について説明する。なお、実施例1と対応する処理については、適宜説明を省略する。
実施例1のステップS11とステップS12は、実施例2のステップS111とステップS112に対応する。実施例1のステップS13からステップS18は、実施例2のステップS115からステップS120に対応する。実施例1のステップS20からステップS23は、実施例2のステップS122からステップS125に対応する。実施例1のステップS24は、実施例2のステップS127に対応する。
ステップS113では、CPU80が、ナビゲーション装置2の表示部15とスピーカ16とを介して、ドライバに対して、車線変更支援モードへの切替を案内する。
ステップS114では、CPU80が、車線変更支援モードであるか否かを判断する。車線変更支援モードであると判断した場合(ステップS114でYES)、ステップS115に進む。一方、車線変更支援モードでないと判断した場合、実施例1のステップS13に進む。
ステップS116では、車線変更可否判断部83が、車間距離検出部82によって検出された検出情報に基づいて、車線変更が可能であるか否かを判断する(ステップS116)。
車線変更が可能であると判断した場合(ステップS116でYES)、車線変更可否判断部83は、車線変更が可能である旨を、ナビゲーション装置2の表示部15で表示し、スピーカ16で音声を出力することで、自車両のドライバに向けて報知を行う。また、方向指示器点灯指示部87が、方向指示器制御部173に対して、車線変更先側の方向指示器71を点灯させる指示を、方向指示器制御部173に与える。この指示を与えられた方向指示器制御部173は、方向指示器71を点灯させ(ステップS128)、ステップS111に戻る。
ステップS121では、方向指示器点灯指示部87が、方向指示器制御部173に対して、車線変更先側の方向指示器71を点灯させる指示を、方向指示器制御部173に与える。この指示を与えられた方向指示器制御部173は、方向指示器71を点灯させる(ステップS121)。
ステップS126では、CPU80が、ナビゲーション装置2の表示部15とスピーカ16とを介して、ドライバに対して、車線変更支援モードの解除を案内する。
車線変更支援処理は、ステップS111からステップS128へのルーチンを繰り返す。
[車線変更支援装置の作用]
実施例2では、車線変更可否判断部83が現状のままでは車線変更をすることができない旨を出力した場合に、自車両Mの車線変更先の車線を走行中の他車両Nに対する相対速度に基づいて自車両Mの加減速を制御する加減速制御部と、自車両Mの車線変更先側の方向指示器71を点灯するように制御する方向指示器制御部173と、の少なくとも一方を備える(図9)。
これにより、車線変更が必要な場合であって、現状のままでは車線変更をすることができない場合に、自車両Mのドライバは、自車両Mの速度を、車線変更先の車線を走行する他車両Nと略同じ速度にし、車線変更する方向に方向指示器71を点灯することができる。そのため、車線変更が必要な場合であって、現状のままでは車線変更をすることができない場合に、少ない操作で、車線変更先の車線を走行する他車両のドライバに、車線変更をする意思を伝えることができる。その結果、車線変更が必要な場合であって、現状のままでは車線変更をすることができない場合に、少ない操作で、車線変更先の車線を走行する他車両のドライバの協力を得て、車線変更が可能となる車間距離を確保することができる。
以上、本発明の車線変更支援装置を実施例1および実施例2に基づき説明してきた。しかし、具体的な構成と動作については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、各実施例の組み合わせ、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1および実施例2では、CPU80は、自車両の加減速を促す指示を出す加減速指示部86を有する例を示した。しかし、CPU80は、相対速度検出部84の検出情報に基づいて自車両の加減速を制御する加減速制御部を有してもよい。また、CPU80は、自車両の加減速を促す指示を出す加減速指示部86と、相対速度検出部84の検出情報に基づいて自車両の加減速を制御する加減速制御部と、の少なくとも一方を有してもよい。
実施例1おおよび実施例2では、車線変更支援ECU3のCPU80が車線変更支援処理を実行する例を示したが、この態様に限定されない。
実施例2では、方向指示器操作部172を操作することで車線変更支援モードへの切替を実行する例を示した。しかし、車線変更支援モードへの切替は、この態様に限定されず、操作部14を操作することで、実行するようにしてもよい。
実施例1および実施例2では、本発明の車線変更支援装置を、2車線の道路に適用する例を示した。しかし、本発明の車線変更支援装置は、3車線以上の道路に適用することができる。
1 車線変更支援装置
2 ナビゲーション装置
15 表示部(報知手段の一例)
16 スピーカ(報知手段の一例)
71 方向指示器
72 方向指示器点灯指示部
81 車線変更判断部
82 車間距離検出部
83 車線変更可否判断部
85 距離検出部
86 加減速指示部
173 方向指示器制御部
M 自車両
R1 誘導経路
Z1 車線変更禁止区間

Claims (3)

  1. 自車両がナビゲーション装置から提供された誘導経路に沿って走行中に、前記誘導経路上の分岐点において、一方の道路に進入するために車線変更の必要性を判断する車線変更判断部と、
    前記自車両から、前記分岐点の手前の車線変更禁止区間までの距離を検出する距離検出部と、
    車線変更先の車線を走行中の他車両間の距離を検出する車間距離検出部と、
    前記車間距離検出部の検出情報に基づいて、車線変更の可否を判断する車線変更可否判断部と、を備え、
    前記車線変更可否判断部は、車線変更をすることができないと判断した場合であって、

    前記距離検出部が所定の距離を検出した場合に、現状のままでは車線変更をすることができない旨を出力し、 前記車線変更可否判断部が現状のままでは車線変更をすることができない旨を出力した場合に前記自車両の前記車線変更先の車線を走行中の他車両に対する相対速度に基づいて前記自車両の加減速を指示する加減速指示部と、
    前記自車両の、前記他車両に対する相対速度の絶対値が所定の値よりも小さくなったタイミングで、前記自車両の前記車線変更先側の方向指示器の点灯を指示する方向指示器点灯指示部と、を備える
    とを特徴とする車線変更支援装置。
  2. 前記車線変更可否判断部が現状のままでは車線変更をすることができない旨を出力した場合に、
    前記自車両の前記車線変更先の車線を走行中の他車両に対する相対速度に基づいて前記自車両の加減速を制御する加減速制御部と、前記自車両の前記車線変更先側の方向指示器を点灯するように制御する方向指示器制御部と、の少なくとも一方を備える
    ことを特徴とする、請求項1に記載の車線変更支援装置。
  3. 前記車線変更可否判断部が車線変更をすることができないと判断した場合であって、前記自車両が前記車線変更禁止区間に進入した場合に、前記ナビゲーション装置に対して、新たな誘導経路の設定を指示する誘導経路設定指示部を備える
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の車線変更支援装置。
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