JP7041319B2 - 筒状部材の製造方法 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1実施形態に係る筒状部材の製造方法(以降、「第1方法」と称呼される場合がある。)について説明する。
第1方法は、スピニング加工装置を用いて、円筒状の形状を有する素管であるワークの軸方向における一方の端部から途中までの範囲にスピニング加工を施すことにより、直管部と縮管部とを有する筒状部材を成形する、筒状部材の製造方法である。直管部は、ワークの一部が未加工のままの状態に維持されている部分である。縮管部は、直管部に隣接し且つ直管部の軸に対して偏芯、傾斜及び捩れの少なくとも何れか1つの関係にある軸を有し且つ一部が直管部の外周面の仮想延長面より外側に突出している最終目標形状を有する部分である。尚、以下の説明においては、上記のような直管部と縮管部とを有する筒状部材を「特定筒状部材」と称呼する場合がある。
ここで、第1方法におけるワークの成形過程につき、図面を参照しながら以下に詳しく説明する。図2は、特定筒状部材の構造の一例を示す模式図である。(a)は特定筒状部材を側面から観察した場合における部分断面図であり、(b)は特定筒状部材を突出側の反対側から観察した場合における平面図であり、(c)は(b)に示す破線A-Aを含む平面による特定筒状部材の直管部の断面図である。
以上のように、本発明方法によれば、直管部の外周面の仮想延長面よりも外側に突出する縮管部を備える筒状部材を、一定の外径を有する直管状の形状を有するワークにスピニング加工を施すことにより、段付ワークを必要とすること無く、より容易に成形することができる。
以下、本発明の第2実施形態に係る筒状部材の製造方法(以降、「第2方法」と称呼される場合がある。)について説明する。上述したように、第1方法に含まれる第1工程においては、第1押圧力Pf1が第2押圧力Pf2よりも小さくなるように、ワーク角度とオフセット及び/又は押圧半径との組み合わせが制御される。これにより、ワークの突出部に対応する部分を最終目標形状における突出部の位置又は当該位置よりも仮想延長面より外側の位置にまで突出させることができる。
そこで、第2方法は、上述した第1方法であって、第1工程における加工ツールの複数のパスのうち少なくとも一部のパスが、加工ツールが突出側にあるときに加工ツールがワークに接触しない状態を含むパスである非接触パスとなるように、ワーク角度とオフセット及び/又は押圧半径との組み合わせを制御する、筒状部材の製造方法である。
上記のように、第2方法においては、第1工程における加工ツールの複数のパスのうち少なくとも一部のパスが、加工ツールが突出側にあるときに加工ツールがワークに接触しない状態を含むパスである非接触パスとなるように、ワーク角度とオフセット及び/又は押圧半径との組み合わせが制御される。従って、第2方法によれば、ワークの突出部に対応する部分を最終目標形状における突出部の位置又は当該位置よりも仮想延長面より外側の位置にまで、より確実に突出させることができる。
以下、本発明の第3実施形態に係る筒状部材の製造方法(以降、「第3方法」と称呼される場合がある。)について説明する。上述したように、第2方法においては、第1工程における加工ツールの複数のパスのうち少なくとも一部のパスが、加工ツールが突出側にあるときに加工ツールがワークに接触しない状態を含むパスである非接触パスとなるように、ワーク角度とオフセット及び/又は押圧半径との組み合わせが制御される。従って、第2方法によれば、ワークの突出部に対応する部分を最終目標形状における突出部の位置又は当該位置よりも仮想延長面より外側の位置にまで、より確実に突出させることができる。
そこで、第3方法は、上述した第2方法であって、非接触パスのうち少なくとも一部において、少なくとも加工ツールのパスの直管部側の端部である起点において加工ツールが突出側にあるときに加工ツールがワークを押圧するように、ワーク角度とオフセット及び/又は押圧半径との組み合わせを制御する、筒状部材の製造方法である。
上記のように、第3方法においては、非接触パスのうち少なくとも一部において、少なくとも加工ツールのパスの直管部側の端部である起点において加工ツールが突出側にあるときに加工ツールがワークを押圧するように、ワーク角度とオフセット及び/又は押圧半径との組み合わせが制御される。従って、第3方法によれば、ワークの突出部に対応する部分を最終目標形状における突出部の位置又は当該位置よりも仮想延長面より外側の位置にまで更により効率的に突出させることができる。
Claims (3)
- 円筒状の形状を有する素管であるワークを押圧する加工ツールの回転軸と前記ワークの軸とがなす角度であるワーク角度、前記加工ツールによって押圧される前記ワークの部位の中心軸と前記加工ツールの前記回転軸との距離であるオフセット及び前記加工ツールの押圧部位の前記回転軸からの距離である押圧半径をそれぞれ制御することができるように構成されたスピニング加工装置を用いて、前記ワークの軸方向における一方の端部から途中までの範囲にスピニング加工を施すことにより、前記ワークの一部が未加工のままの状態に維持されている部分である直管部と、前記直管部に隣接し且つ前記直管部の軸に対して偏芯、傾斜及び捩れの少なくとも何れか1つの関係にある軸を有し且つ一部が前記直管部の外周面の仮想延長面より外側に突出している最終目標形状を有する部分である縮管部と、を有する筒状部材を成形する、筒状部材の製造方法であって、
前記ワークは、一定の外径を有する直管状の形状を有し、
前記最終目標形状において前記仮想延長面より外側に突出している部分である突出部が形成される側である突出側における加工ツールの前記ワークに対する押圧力である第1押圧力が前記加工ツールの回転軸を挟んで前記突出側の反対側における前記加工ツールの前記ワークに対する押圧力である第2押圧力よりも小さくなるように、前記ワーク角度と前記オフセット及び/又は前記押圧半径との組み合わせを制御することにより、前記ワークの前記突出部に対応する部分を前記最終目標形状における前記突出部の位置又は当該位置よりも前記仮想延長面より外側の位置にまで突出させる工程である第1工程と、
前記第1工程の後に、前記第1押圧力と前記第2押圧力との差である押圧力差が前記第1工程における前記押圧力差よりも小さく且つ前記第1押圧力が前記第2押圧力以下であるように、前記ワーク角度と前記オフセット及び/又は前記押圧半径との組み合わせを制御することにより、前記最終目標形状を有する前記縮管部を成形する工程である第2工程と、
を含む、
筒状部材の製造方法。 - 請求項1に記載された筒状部材の製造方法であって、
前記第1工程における前記加工ツールの複数のパスのうち少なくとも一部のパスが、前記加工ツールが前記突出側にあるときに前記加工ツールが前記ワークに接触しない状態を含むパスである非接触パスとなるように、前記ワーク角度と前記オフセット及び/又は前記押圧半径との組み合わせを制御する、
筒状部材の製造方法。 - 請求項2に記載された筒状部材の製造方法であって、
前記非接触パスのうち少なくとも一部において、少なくとも前記加工ツールのパスの前記直管部側の端部である起点において前記加工ツールが前記突出側にあるときに前記加工ツールが前記ワークを押圧するように、前記ワーク角度と前記オフセット及び/又は前記押圧半径との組み合わせを制御する、
筒状部材の製造方法。
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