JP7038331B2 - 空気汚染表示端末 - Google Patents

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Description

本発明は、空気汚染表示端末に関する。
例えば、特許文献1には、多数の地域で観測された排気ガス情報などの環境情報が配信されており、配信された環境情報を取得することで、快適な運転ルートを探索する運転支援システムが開示されている。
特開2009-229397号公報
しかしながら、上記従来技術では、配信された環境情報の信頼性が必ずしも高くない。例えば、ある地域の環境情報は、当該地域に含まれる所定の観測点における環境情報であるので、当該地域内においても観測点から離れた位置の環境情報とは異なる場合がある。このため、局所的な空気汚染が発生している場合などの実際の環境状態を正確に表せていない場合が起こりうる。
そこで、本発明は、信頼性の高い空気汚染状況を提示することができる空気汚染表示端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る空気汚染表示端末は、本体筐体と、前記本体筐体の現在地を示す位置情報を取得する位置取得部と、前記現在地を含む地域の大気汚染公表値を取得する公表値取得部と、前記現在地の周囲の空気の汚染状態を示す第1汚染値を計測する第1センサと、前記第1汚染値と前記大気汚染公表値とを表示する表示部とを備え、前記位置取得部、前記公表値取得部、前記第1センサ及び前記表示部は、前記本体筐体と一体化されている。
本発明に係る空気汚染表示端末によれば、信頼性の高い空気汚染状況を提示することができる。
図1は、実施の形態に係る空気汚染表示端末の使用状況の一例を説明するための模式図である。 図2は、実施の形態に係る空気汚染表示端末を備える空気汚染表示システムの構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態に係る空気汚染表示端末に表示される、汚染状況を提示するための画像の一例を示す図である。 図4は、実施の形態に係る空気汚染表示端末に表示される、現在地とは異なる地点を入力するための画像の一例を示す図である。 図5は、実施の形態に係る空気汚染表示端末に表示される、大気汚染公表値を示す画像の一例を示す図である。 図6は、実施の形態に係る空気汚染表示端末に表示される、大気汚染の予測値を示す画像の一例を示す図である。
以下では、本発明の実施の形態に係る空気汚染表示端末について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺などは必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
[概要]
まず、実施の形態に係る空気汚染表示端末の使用状況について、図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る空気汚染表示端末100の使用状況の一例を説明するための模式図である。
図1に示されるように、本実施の形態に係る空気汚染表示端末100は、例えば、ユーザUによって携帯可能である。具体的には、空気汚染表示端末100は、携帯電話、スマートフォン又はタブレット端末などと同等のサイズ及び重さを有し、ユーザUによって片手又は両手で自在に持ち運びが可能である。
なお、空気汚染表示端末100のサイズ及び重さは特に限定されない。空気汚染表示端末100は、持ち運び不可能であってもよい。例えば、空気汚染表示端末100は、壁などに備え付けられた表示端末であってもよい。
図1では、ユーザUが屋内空間90に存在しており、空気汚染表示端末100を操作している様子が示されている。屋内空間90は、例えば、ユーザUの居住空間、学習空間又は執務空間などであるが、これらに限らない。屋内空間90は、建物の室内、又は、電車若しくは自動車などの移動体の屋内の空間である。
屋内空間90には、例えば、空気浄化装置40及びエアコン42が配置されている。空気浄化装置40及びエアコン42を動作させることで、屋内空間90の空気環境を調整することができる。
空気浄化装置40は、空気中の汚染物質を除去する空気清浄機、又は、除菌若しくは殺菌作用を有する次亜塩素酸発生器などである。例えば、空気浄化装置40は、PM(Particulate Matter)2.5などの粒子状物質を除去する。本実施の形態では、空気浄化装置40には、屋内センサ50が設けられている。
エアコン42は、屋内空間90の温度、湿度及び気流などを調整する。エアコン42は、屋内空間90の外側の空気である外気(大気)と、屋内空間90の内側の空気との入れ換え(すなわち、換気)を行ってもよい。
屋内空間90には、屋外と繋がるドア92及び窓94が設けられている。例えば、ドア92又は窓94を開けることで、換気を行うことができる。
詳細については後述するが、空気汚染表示端末100には、現在地を含む地域の大気汚染公表値と、各センサで取得した汚染値とが表示される。ユーザUは、表示された大気汚染公表値などを確認することで、例えば、換気を行うか否か、洗濯物を屋外に干すか屋内に干すか、又は、外出するタイミングなどを判断することができる。また、ユーザUは、外出の際にマスクを着用するか否か、又は、外出時の目的地までのルートなどを判断することができる。あるいは、ユーザUは、空気浄化装置40又はエアコン42のオンオフ又は動作モードを判断することができる。
このように、本実施の形態に係る空気汚染表示端末100は、ユーザUが所定の行為を行うときの判断材料として、大気汚染に関する情報をユーザUに提供する。
[空気汚染表示システム]
続いて、本実施の形態に係る空気汚染表示システムの構成について、図2を用いて説明する。
図2は、本実施の形態に係る空気汚染表示システム10の構成を示すブロック図である。図2に示されるように、空気汚染表示システム10は、配信サーバ20と、屋外センサ30と、空気浄化装置40と、屋内センサ50と、空気汚染表示端末100とを備える。
配信サーバ20は、大気汚染公表値を配信するサーバ装置である。配信サーバ20は、政府、自治体又は専門機関などの管理者によって管理されており、管理者が管理する管理領域の複数箇所に設置された複数の汚染センサの各々で測定された汚染値を大気汚染公表値として配信する。管理領域は、設置された汚染センサ毎の複数の地域に区分されている。大気汚染公表値は、地域毎に管理されている。
配信サーバ20は、空気汚染表示端末100と通信可能である。配信サーバ20は、空気汚染表示端末100からの要求に応じて、大気汚染公表値を空気汚染表示端末100に送信する。
大気汚染公表値は、具体的には、粒子状物質の質量濃度、大気汚染物質に含まれる気体の濃度、及び、空気質指数の少なくとも1つの公表値である。粒子状物質には、PM0.1、PM2.5、PM10、SPM(Suspended Particulate Matter)、TPM(Total Particulate Matter)などが含まれる。気体には、二酸化硫黄(SO)、一酸化窒素(NO)、二酸化窒素(NO)、窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)、二酸化炭素(CO)、光化学オキシダント(Ox)、オゾン(O)、揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compound)などが含まれる。空気質指数には、AQI(Air Quality Index)、AQHI(Air Quality Health Index)、CAQI(Common Air Quality Index)、API(Air Pollution Index)などが含まれる。
また、配信サーバ20は、大気汚染公表値だけでなく、気象情報を配信してもよい。気象情報には、天候、気温、湿度、降水量(又は降雪量)、風向、風量などの少なくとも1つが含まれる。なお、1つの配信サーバ20が大気汚染公表値と気象情報とを配信してもよく、2つ以上の異なる配信サーバ20がそれぞれ、大気汚染公表値、又は、気象情報を配信してもよい。
屋外センサ30は、空気汚染表示端末100とは別体で設けられ、設けられた位置の周囲の空気の汚染状態を示す第2汚染値を計測する第2センサの一例である。屋外センサ30は、空気汚染表示端末100と通信可能であり、計測した第2汚染値を屋外センサ値として空気汚染表示端末100に送信する。
屋外センサ30は、外気(大気)に含まれる汚染物質の量を示す指標値を屋外センサ値として計測する。具体的には、屋外センサ30は、粒子状物質の質量濃度、大気汚染物質に含まれる気体の濃度、及び、空気質指数の少なくとも1つを計測する。ここでの粒子状物質、気体及び空気質指数はいずれも、大気汚染公表値と同様である。屋外センサ30は、例えば、国若しくは自治体、又は、専門機関などが公表する大気汚染公表値と同じ種類の汚染値を計測する。
屋外センサ30は、屋外に配置されている。図1に示されるように、屋外センサ30は、屋内空間90の外側であって、例えば窓94の外側に配置されている。なお、屋外センサ30の配置位置は、屋外であれば特に限定されない。また、複数の屋外センサ30が屋外の異なる位置に配置されていてもよい。
屋内センサ50は、空気汚染表示端末100とは別体で設けられ、設けられた位置の周囲の空気の汚染状態を示す第2汚染値を計測する第2センサの一例である。屋内センサ50は、空気汚染表示端末100と通信可能であり、計測した第2汚染値を屋内センサ値として空気汚染表示端末100に送信する。
屋内センサ50は、具体的には、粒子状物質の質量濃度、大気汚染物質に含まれる気体の濃度、及び、空気質指数の少なくとも1つを計測する。ここでの粒子状物質、気体及び空気質指数はいずれも、大気汚染公表値と同様である。屋内センサ50は、例えば、国若しくは自治体、又は、専門機関などが公表する大気汚染公表値と同じ種類の汚染値を計測する。
屋内センサ50は、屋内に配置されている。図1に示されるように、屋内センサ50は、屋内空間90内であって、例えば空気浄化装置40に設けられている。なお、屋内センサ50の配置位置は、屋内であれば特に限定されない。また、複数の屋内センサ50が屋内の異なる位置に配置されていてもよい。
空気汚染表示端末100は、図2に示されるように、本体筐体102と、位置取得部110と、通信部120と、汚染センサ130と、制御部140と、表示部150と、受付部160とを備える。
本実施の形態では、位置取得部110と、通信部120と、汚染センサ130と、制御部140と、表示部150と、受付部160とが、本体筐体102と一体化されている。例えば、位置取得部110、通信部120、汚染センサ130、制御部140、表示部150及び受付部160は、本体筐体102の内部に収納されている。なお、表示部150の表示面は、少なくとも外部から視認可能に配置されている。また、汚染センサ130は、例えば、空気の吸気口及び排気口が本体筐体102の外部に露出していてもよい。
本体筐体102は、空気汚染表示端末100の外郭筐体である。本体筐体102の形状は、例えば、スマートフォン又はタブレット端末などのように扁平な略直方体であるが、これに限らない。本体筐体102は、持ち運びが容易になるように、ユーザUによって把持される把持部を有してもよい。
位置取得部110は、本体筐体102の現在地を示す位置情報を取得する。位置情報は、例えば、現在地の緯度及び経度を示している。なお、屋内空間90が高層ビルの一室である場合、又は、屋内空間90が地下室である場合、地上付近と上層又は地下とでは空気汚染の状況が異なりうる。このため、位置情報には、階数を示すフロア情報が含まれてもよい。
位置取得部110は、例えば、GPS(Global Positioning System)受信機で実現される。なお、位置取得部110は、タッチパネルディスプレイ及び無線通信モジュールで実現されてもよい。具体的には、ユーザUに現在地の地名などを入力させるGUI(Graphical User Interface)画像をタッチパネルディスプレイが表示し、無線通信モジュールが配信サーバ20などと通信することで、入力された地名の緯度及び経度を示す位置情報を取得してもよい。
通信部120は、例えば、無線通信を行う無線通信モジュールで実現される。あるいは、通信部120は、有線通信を行ってもよい。通信部120は、着脱自在な有線ケーブルが接続可能な通信インタフェースで実現されてもよい。例えば、屋内センサ50からのセンサ値を取得する場合に、着脱自在な有線ケーブルが通信部120に接続され、空気汚染表示端末100を屋外に持ち出す場合に、有線ケーブルが取り外されてもよい。
通信部120は、図2に示されるように、公表値取得部122と、汚染値取得部124とを備える。
公表値取得部122は、現在地を含む地域の大気汚染公表値を取得する。具体的には、公表値取得部122は、配信サーバ20と通信することで、配信サーバ20から大気汚染公表値を取得する。
例えば、公表値取得部122は、位置取得部110によって取得された位置情報が示す現在地を含む地域の大気汚染公表値の要求を配信サーバ20に送信する。配信サーバ20では、要求への応答として、現在地を含む地域の大気汚染公表値を空気汚染表示端末100に送信する。公表値取得部122は、送信された大気汚染公表値を取得する。
公表値取得部122は、さらに、受付部160によって取得された地点情報が示す地点の大気汚染公表値を取得してもよい。例えば、公表値取得部122は、地点情報を含む要求を配信サーバ20に送信し、当該要求の応答として、地点情報が示す地域の大気汚染公表値を取得してもよい。
公表値取得部122は、大気汚染公表値を複数の手段で取得してもよい。例えば、公表値取得部122は、複数の配信サーバ20に要求することで、複数の配信サーバ20から大気汚染公表値を取得してもよい。また、公表値取得部122は、配信サーバ20と直接、通信しなくてもよく、例えば、ユーザUが所有するスマートフォン、タブレット端末又はパーソナルコンピュータを介して、大気汚染公表値を取得してもよい。
また、公表値取得部122は、現在地を含む地域の気象情報を取得してもよい。例えば、公表値取得部122は、現在地を含む地域の風向及び風量の公表値を取得してもよい。
汚染値取得部124は、空気汚染表示端末100とは別体で設けられた汚染センサで計測された汚染値を取得する。本実施の形態では、汚染値取得部124は、屋外センサ30と屋内センサ50との各々から汚染値を取得する。
具体的には、汚染値取得部124は、屋外センサ30と通信することで、屋外センサ30で計測された汚染値を、屋外センサ30から屋外センサ値として取得する。また、汚染値取得部124は、屋内センサ50と通信することで、屋内センサ50で計測された汚染値を、屋内センサ値として取得する。本実施の形態では、屋内センサ50が空気浄化装置40に設けられているので、汚染値取得部124は、空気浄化装置40と通信することで、空気浄化装置40を介して屋内センサ50で計測された汚染値を取得してもよい。
汚染センサ130は、現在地の周囲の空気の汚染状態を示す第1汚染値を計測する第1センサの一例である。汚染センサ130は、空気汚染表示端末100の周囲の空気に含まれる汚染物質の量を示す指標値をセンサ値として計測する。具体的には、汚染センサ130は、粒子状物質の質量濃度、大気汚染物質に含まれる気体の濃度、及び、空気質指数の少なくとも1つを計測する。ここでの粒子状物質、気体及び空気質指数はいずれも、大気汚染公表値と同様である。汚染センサ130は、例えば、国若しくは自治体、又は、専門機関などが公表する大気汚染公表値と同じ種類の汚染値を計測する。汚染センサ130は、本体筐体102と一体化されているので、本体筐体102が存在する場所に応じて、屋外の汚染状態を示す汚染値、及び、屋内の汚染状態を示す汚染値を取得することができる。
汚染センサ130は、ユーザUによる操作を受け付けたタイミングで汚染値を計測する。例えば、ユーザUが表示部150への大気汚染公表値の表示を要求したタイミングで、汚染センサ130は、汚染値を計測する。これにより、表示部150には、大気汚染公表値だけでなく、空気汚染表示端末100の周囲の最新の汚染値、すなわち、センサによる実測値が表示される。
制御部140は、空気汚染表示端末100が備える各処理部を制御する。例えば、制御部140は、公表値取得部122が取得した大気汚染公表値と、汚染値取得部124が取得したセンサ値とを含む画像を生成し、生成した画像を表示部150に表示させる。
制御部140は、例えば、プログラムが格納された不揮発性メモリ、プログラムを実行するための一時的な記憶領域である揮発性メモリ、入出力ポート、プログラムを実行するプロセッサなどで実現される。制御部140が備える時刻取得部142、距離取得部144及び予測部146はそれぞれ、プロセッサによって実行されるソフトウェアで実現されてもよく、複数の回路素子を含む電子回路などのハードウェアで実現されてもよい。
図2に示されるように、制御部140は、時刻取得部142と、距離取得部144と、予測部146とを備える。なお、制御部140は、時刻取得部142と、距離取得部144と、予測部146との少なくとも1つを備えなくてもよい。
時刻取得部142は、現在時刻を示す時刻情報を取得する。時刻取得部142は、プロセッサのタイマ機能などで実現される。あるいは、時刻取得部142は、無線通信モジュールで実現されてもよく、時刻サーバ装置から現在時刻を取得してもよい。
距離取得部144は、受付部160によって取得された地点情報が示す地点と現在地との距離を取得する。地点情報は、例えば、現在地とは異なる地点であり、一例として、ユーザUの外出の目的地などである。距離取得部144は、現在地の緯度及び経度と、地点情報が示す地点の緯度及び経度とに基づいて距離を算出することで取得する。あるいは、距離取得部144は、無線通信モジュールで実現されてもよく、配信サーバ20から距離を取得してもよい。
予測部146は、大気汚染公表値及びセンサ値の少なくとも一方に基づいて、所定の地点の汚染状況を予測する。例えば、予測部146は、現在地の将来の時点での汚染状況を予測する。あるいは、予測部146は、地点情報が示す地点の現在又は将来の時点での汚染状況を予測する。
予測部146は、例えば、大気汚染公表値と、屋外センサ30によって取得された屋外センサ値と、公表値取得部122によって取得された風向及び風量と、距離取得部144によって取得された距離とを用いて、地点情報が示す地点の将来の時点での汚染状況を予測する。なお、空気汚染表示端末100が屋外に持ち出されている場合、予測部146は、大気汚染公表値及び屋外センサ値の代わりに、汚染センサ130によって取得されたセンサ値を用いてもよい。例えば、現在地などの所定の地点に存在する汚染物質が、風向が示す方向に向かって風速と同じ速度で移動するという仮定に基づいて、予測部146は、所定の地点の汚染状況を予測する。なお、この予測の手法は一例に過ぎず、特に限定されない。
表示部150は、例えば、液晶表示装置又は有機EL(Electroluminescence)表示装置で実現される。表示部150は、汚染センサ130で取得されたセンサ値と、大気汚染公表値とを表示する。表示部150は、現在地の大気汚染公表値だけでなく、受付部160によって取得された地点情報が示す地点の大気汚染公表値を表示してもよい。
また、本実施の形態では、表示部150は、さらに、屋外センサ値及び屋内センサ値を表示する。さらに、表示部150は、現在地、現在時刻、風向及び風量の公表値を表示してもよい。また、表示部150は、受付部160によって入力された地点情報が示す地点までの距離を表示してもよい。表示部150は、予測部146によって予測された汚染状況を表示してもよい。
受付部160は、例えば、タッチパネルディスプレイなどで実現される。このとき、表示部150と共通のディスプレイを利用することができる。
受付部160は、所定の地点を示す地点情報の入力を受け付ける。例えば、ユーザUは、外出する際の目的地を入力する。これにより、空気汚染表示端末100は、目的地の大気汚染公表値、及び、その予測値などを表示することができる。
[表示例]
続いて、以上のように構成された空気汚染表示端末100の表示部150に表示される画像の例を、図3~図6を用いて説明する。
図3は、本実施の形態に係る空気汚染表示端末100に表示される、汚染状況を提示するための画像の一例を示す図である。
図3に示されるように、空気汚染表示端末100の表示部150には、一画面内に同時に、大気汚染公表値を示す公表値情報202と、屋内センサ値を示す屋内センサ値情報204と、屋外センサ値を示す屋外センサ値情報206とが表示されている。なお、図3では、大気汚染公表値及び各センサ値の一例として、PM2.5の質量濃度を示している。
公表値情報202は、公表値取得部122が配信サーバ20から取得した大気汚染公表値である。公表値情報202は、例えば、半円形のメータグラフによって大気汚染公表値を示している。図3では、メータグラフの指針は、黒塗りの細長い三角形で図示されている。また、大気汚染公表値の実際の数値“5(μg/m)”をメータグラフの中央に示している。
屋内センサ値情報204及び屋外センサ値情報206も、同様に、半円形のメータグラフによって各センサ値を示している。なお、大気汚染公表値及び各センサ値の表示形式は、これに限定されない。単に数値のみを表示してもよく、棒グラフで示してもよい。また、1つのグラフに公表値情報202、屋内センサ値情報204及び屋外センサ値情報206が表示されていてもよい。
屋内センサ値情報204は、屋内センサ50で計測された屋内センサ値を示している。あるいは、屋内センサ値情報204は、空気汚染表示端末100が屋内に存在する場合に、汚染センサ130で計測されたセンサ値を示していてもよい。
屋外センサ値情報206は、屋外センサ30で計測された屋外センサ値を示している。あるいは、屋外センサ値情報206は、空気汚染表示端末100が屋外に存在する場合に、汚染センサ130で計測されたセンサ値を示していてもよい。
なお、汚染センサ130で計測されたセンサ値は、屋内センサ値情報204及び屋外センサ値情報206とは別に表示されていてもよい。
また、表示部150には、汚染値の時系列情報208と、現在地の状況を示す現在地状況情報210とが表示されている。時系列情報208は、大気汚染公表値、屋内センサ値及び屋外センサ値の少なくとも1つの時間変化を示すグラフである。
現在地状況情報210は、現在地、現在時刻、並びに、風向及び風量の公表値を示している。例えば、現在地は、地名で表されているが、緯度及び経度、又は、地図で表されていてもよい。また、現在時刻は、デジタル時計方式で表されているが、アナログ時計方式で表されていてもよい。風向及び風量の公表値は、文字及び数値で表されているが、地図上の矢印の向き及びその大きさで表されていてもよい。
また、複数の地点の大気汚染公表値を表示する場合、1つの地図上で同時に表示してもよい。あるいは、図3に示される画面と同様の画面を複数生成し、スクロール又はスワイプなどによって画面を切り替えることで表示されてもよい。
図4は、本実施の形態に係る空気汚染表示端末100に表示される、現在地とは異なる地点を入力するための画像の一例を示す図である。
図4に示されるように、空気汚染表示端末100の表示部150には、地名を入力するためのテキストボックス212が表示されている。また、表示部150には、地図214が表示されている。例えば、ユーザUは、テキストボックス212に入力する代わりに、地図214上で所定の位置を指定することで、所定の地点の入力を行ってもよい。
地図214には、現在地を示す現在地識別子216と、目的地を示す目的地識別子218とが重畳表示されている。現在地識別子216は、位置取得部110によって取得された現在地に対応する位置に所定形状(例えば、円形)のマークで表される。目的地識別子218は、受付部160によって入力が受け付けられた位置に所定形状(例えば、逆三角形)のマークで表される。
さらに、地図214には、現在地識別子216から目的地識別子218に向かう太線の矢印が表示されている。当該矢印の近傍に、現在地と目的地との間の距離を示す距離情報220が表示されている。地図214上で現在地及び目的地、並びに、距離を表すことで、ユーザUによる閲覧性が向上する。ユーザUは、例えば一見しただけで、得たい情報を視覚的に把握することができる。なお、地図214上に、大気汚染公表値、及び、各センサ値を重畳させて表示してもよい。
なお、図3に示す画面と図4に示す画面とは、例えば、本体筐体102に設けられたボタン104を押下することで切り替えられる。あるいは、ボタン104を押すことで、表示画面の選択画面が表示されてもよい。選択画面上では、各画面のアイコンが表示され、当該アイコンを選択することで、選択された画面が表示されてもよい。画面の切り替え方式は、特に限定されない。また、後述する図5及び図6に示す画面への切り替えについても同様である。
図5は、本実施の形態に係る空気汚染表示端末100に表示される、大気汚染公表値を示す画像の一例を示す図である。
図5に示されるように、空気汚染表示端末100の表示部150には、地図222が表示されている。地図222は、図4に示す地図214よりも広域の範囲内を示している。
地図222上に表されている小さい丸印は、大気汚染公表値を示している。図5では示されていないが、複数の丸印は、予め定められた複数の色から選択された1つ以上の色で塗り分けされている。複数の色は、大気汚染公表値の大きさで分類された複数の区分に一対一で対応付けられている。つまり、色を確認することで、その地域の大気汚染公表値のおおよその値が分かる。
また、地図222上に表されている矢印は、風向及び風量の公表値を示している。矢印の向きが風向を示しており、矢印の大きさが風量を示している。
このように、表示部150は、現在地だけでなく、複数の地点の大気汚染公表値、並びに、風向及び風量の公表値を表示してもよい。また、表示部150は、図5に示されるように、現在地を含む広い範囲の公表値をまとめて表示してもよい。
図6は、本実施の形態に係る空気汚染表示端末に表示される、大気汚染の予測値を示す画像の一例を示す図である。
図6に示されるように、空気汚染表示端末100の表示部150には、地図224が表示されている。地図224は、図5に示す地図222と同等の範囲内を示している。地図224上の小さい丸印及び矢印の意味は、図5に示される丸印及び矢印の意味と同じである。
地図224は、予測部146が、例えば、大気汚染公表値、並びに、風向及び風量の公表値を用いて各地点での大気汚染公表値などを予測することで生成された予測結果である。なお、図6では、複数地点での予測結果を示す例として、地図224上に予測結果を表示したが、これに限らない。予測結果は、図3に示す画面と同様に、所定の一地点のみの予測値として表示されてもよい。
[効果など]
以上のように、本実施の形態に係る空気汚染表示端末100は、本体筐体102と、本体筐体102の現在地を示す位置情報を取得する位置取得部110と、現在地を含む地域の大気汚染公表値を取得する公表値取得部122と、現在地の周囲の空気の汚染状態を示す第1汚染値を計測する汚染センサ130と、第1汚染値と大気汚染公表値とを表示する表示部150とを備える。位置取得部110、公表値取得部122、汚染センサ130及び表示部150は、本体筐体102と一体化されている。
本実施の形態に係る空気汚染表示端末100は、汚染センサ130を備えることで、空気汚染表示端末100が存在する周囲の空気汚染の状況を直接的に判断することができる。このため、大気汚染公表値だけでは判断することが難しい局所的な空気汚染の状況もユーザUに提示することができる。
また、空気汚染表示端末100は、センサ値だけでなく、大気汚染公表値も表示するので、現在地を含む地域の大気汚染の状況をユーザUは判断することができる。例えば、ユーザUが屋内空間90から屋外へ出ようとした場合に、大気汚染公表値を確認することで、実際に屋外へ出なくても屋外の大気汚染の状況を判断することができる。
このように、本実施の形態に係る空気汚染表示端末100は、広範囲の大気汚染の状況と、局所的な空気汚染の状況との両方を表示することができる。これにより、空気汚染表示端末100は、信頼性の高い空気汚染状況を提示することができる。したがって、ユーザUは、提示された情報に基づいて行動のする/しないを含めて、行動の詳細の判断を行うことができる。このように、空気汚染表示端末100は、ユーザUの行動の判断を支援することができる。
また、例えば、空気汚染表示端末100は、さらに、空気汚染表示端末100とは別体で設けられ、設けられた位置の周囲の空気の汚染状態を示す第2汚染値を計測する屋外センサ30又は屋内センサ50から第2汚染値を取得する汚染値取得部124を備える。表示部150は、さらに、第2汚染値を表示する。
これにより、ユーザUに提示される情報が多くなるので、ユーザUは、行動の的確な判断を行うことができる。このように、空気汚染表示端末100は、ユーザUの行動の的確な判断を支援することができる。
また、例えば、汚染値取得部124は、屋外に設けられた少なくとも1つの屋外センサ30と、屋内に設けられた少なくとも1つの屋内センサ50との各々から第2汚染値を取得する。
これにより、屋外センサ値と屋内センサ値とが表示されるので、ユーザUは、屋外と屋内とでの空気汚染状況の違いを判断することができる。
このため、例えば、屋外センサ値が高く、屋内センサ値が低い場合には、空気浄化装置40又はエアコン42による空気浄化機能が効果的に働いていることをユーザUは知ることができる。また、屋外センサ値が高いので、ユーザUは、ドア92又は窓94を開けて換気を行う、又は、屋外に洗濯物を干すのは好ましくない状況であると判断することができる。また、屋外センサ値が高いので、ユーザUは、屋外へ外出する場合には、マスクを着用すべきであると判断することができる。
また、例えば、屋外センサ値と屋内センサ値とが共に低い場合、ユーザUは、空気浄化装置40又はエアコン42による空気浄化機能を働かせなくてもよいと判断することができる。このため、空気浄化機能を停止させることで、省エネルギー化、又は、浄化フィルタの劣化の抑制を実現することができる。
このように、空気汚染表示端末100は、ユーザUの行動の的確な判断を支援することができる。また、結果として、空気汚染表示端末100は、ユーザUの健康促進、又は、他の家電機器の省エネルギー化などを支援することができる。
また、例えば、屋内に設けられた少なくとも1つの屋内センサ50は、空気浄化装置40に設けられている。汚染値取得部124は、空気浄化装置40と通信することで、空気浄化装置40に設けられた屋内センサ50から第2汚染値を取得する。
これにより、空気浄化装置40に設けられた屋内センサ50からセンサ値を取得するので、既存のセンサを有効に利用することができる。このため、新たなセンサの導入にかかるコストを削減することもできる。
また、例えば、空気汚染表示端末100は、さらに、現在時刻を取得する時刻取得部142を備える。表示部150は、さらに、現在時刻と現在地とを表示する。
これにより、現在時刻と現在地とを表示するので、時刻及び場所毎に汚染値を管理することができる。このため、例えば、ユーザUは、局所的に空気汚染が発生する時刻又は場所を判断することができる。
また、例えば、空気汚染表示端末100は、さらに、所定の地点を示す地点情報の入力を受け付ける受付部160と、地点情報が示す地点と現在地との距離を取得する距離取得部144とを備える。公表値取得部122は、さらに、現在地を含む地域の風向及び風量の公表値を取得する。表示部150は、さらに、風向及び風量の公表値と距離とを表示する。
これにより、例えば、ユーザUが外出の目的地を入力することで、目的地の空気汚染の状況の予測に利用可能な風向、風量及び距離が表示される。したがって、ユーザUは、表示された情報に基づいて、目的地までのルート、目的地へ到達する時刻、又は、目的地へ行くか否かなどの行動の判断を行うことができる。このように、本実施の形態に係る空気汚染表示端末100は、ユーザUの行動の判断を支援することができる。
また、例えば、公表値取得部122は、大気汚染公表値を複数の手段で取得してもよい。
これにより、複数の大気汚染公表値が取得されるので、ユーザUに提示される情報が多くなる。したがって、ユーザUは、行動の的確な判断を行うことができる。このように、空気汚染表示端末100は、ユーザUの行動の的確な判断を支援することができる。
また、例えば、空気汚染表示端末100は、さらに、大気汚染公表値及び汚染センサ130で計測された第1汚染値の少なくとも一方に基づいて、所定の地点の汚染状況を予測する予測部146を備える。表示部150は、予測部146によって予測された汚染状況を表示する。
これにより、現在地の現在時刻だけでなく、例えば、将来の時点における空気汚染の状況をユーザUに提示することができる。また、例えば、現在地とは異なる別の地点の現在又は将来の時点における空気汚染の状況をユーザUに提示することができる。このように、ユーザUにより多くの情報を提示することができるので、空気汚染表示端末100は、ユーザUの行動の判断を支援することができる。
(その他)
以上、本発明に係る空気汚染表示端末について、上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、空気汚染表示端末100は、別体のセンサからの汚染値を取得又は表示しなくてもよい。つまり、空気汚染表示端末100は、汚染値取得部124を備えなくてもよい。
また、例えば、汚染値取得部124は、屋外センサ30及び屋内センサ50の両方からのセンサ値を取得しなくてもよく、いずれか一方のみからのセンサ値を取得してもよい。
また、例えば、表示部150は、現在地及び現在時刻の少なくとも一方を表示しなくてもよい。このため、例えば、制御部140は、時刻取得部142を備えなくてもよい。
また、例えば、表示部150は、汚染値の予測結果を表示しなくてもよい。このため、例えば、制御部140は、予測部146を備えなくてもよい。また、公表値取得部122は、予測に利用するための風向及び風量を取得しなくてもよい。
また、例えば、空気汚染表示端末100は、受付部160を備えなくてもよい。つまり、ユーザUからの地点情報の入力を受け付けなくてもよい。この場合、制御部140は、距離取得部144を備えなくてもよい。
また、上記実施の形態で説明した装置間の通信方法については特に限定されるものではない。装置間で無線通信が行われる場合、無線通信の方式(通信規格)は、例えば、Zigbee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、又は、無線LAN(Local Area Network)などの近距離無線通信である。あるいは、無線通信の方式(通信規格)は、インターネットなどの広域通信ネットワークを介した通信でもよい。また、装置間においては、無線通信に代えて、有線通信が行われてもよい。有線通信は、具体的には、電力線搬送通信(PLC:Power Line Communication)又は有線LANを用いた通信などである。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよく、あるいは、複数の処理が並行して実行されてもよい。また、空気汚染表示システム10が備える構成要素の複数の装置への振り分けは、一例である。例えば、一の装置が備える構成要素を他の装置が備えてもよい。また、空気汚染表示システム10は、単一の装置として実現されてもよい。
例えば、上記実施の形態において説明した処理は、単一の装置(システム)を用いて集中処理することによって実現してもよく、又は、複数の装置を用いて分散処理することによって実現してもよい。また、上記プログラムを実行するプロセッサは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、又は分散処理を行ってもよい。
また、上記実施の形態において、制御部などの構成要素の全部又は一部は、専用のハードウェアで構成されてもよく、あるいは、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)又はプロセッサなどのプログラム実行部が、HDD(Hard Disk Drive)又は半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、制御部などの構成要素は、1つ又は複数の電子回路で構成されてもよい。1つ又は複数の電子回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
1つ又は複数の電子回路には、例えば、半導体装置、IC(Integrated Circuit)又はLSI(Large Scale Integration)などが含まれてもよい。IC又はLSIは、1つのチップに集積されてもよく、複数のチップに集積されてもよい。ここでは、IC又はLSIと呼んでいるが、集積の度合いによって呼び方が変わり、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又は、ULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれるかもしれない。また、LSIの製造後にプログラムされるFPGA(Field Programmable Gate Array)も同じ目的で使うことができる。
また、本発明の全般的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路又はコンピュータプログラムで実現されてもよい。あるいは、当該コンピュータプログラムが記憶された光学ディスク、HDD若しくは半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な非一時的記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
30 屋外センサ(第2センサ)
40 空気浄化装置
50 屋内センサ(第2センサ)
100 空気汚染表示端末
102 本体筐体
110 位置取得部
122 公表値取得部
124 汚染値取得部
130 汚染センサ(第1センサ)
142 時刻取得部
144 距離取得部
146 予測部
150 表示部
160 受付部

Claims (6)

  1. 空気汚染表示端末であって、
    本体筐体と、
    前記本体筐体の現在地を示す位置情報を取得する位置取得部と、
    前記現在地を含む地域の大気汚染公表値を取得する公表値取得部と、
    前記現在地の周囲の空気の汚染状態を示す第1汚染値を計測する第1センサと、
    前記空気汚染表示端末とは別体で設けられ、設けられた位置の周囲の空気の汚染状態を示す第2汚染値を計測する複数の第2センサの各々から前記第2汚染値を取得する汚染値取得部と、
    屋内の空気の汚染状態を示す屋内センサ値情報と、屋外の空気の汚染状態を示す屋外センサ値情報と、前記大気汚染公表値を示す公表値情報とをユーザが判別可能に表示する表示部とを備え、
    前記位置取得部、前記公表値取得部、前記第1センサ及び前記表示部は、前記本体筐体と一体化されており、
    前記複数の第2センサは、
    屋外に設けられた屋外センサと、
    屋内に設けられた屋内センサと、を含み、
    前記表示部は、
    前記本体筐体が屋外に存在する場合には、前記屋内センサによって計測された第2汚染値を前記屋内センサ値情報として表示し、かつ、前記第1汚染値を前記屋外センサ値情報として表示し、
    前記本体筐体が屋内に存在する場合には、前記屋外センサによって計測された第2汚染値を前記屋外センサ値情報として表示し、かつ、前記第1汚染値を前記屋内センサ値情報として表示する
    空気汚染表示端末。
  2. 前記屋内センサは、空気浄化装置に設けられており、
    前記汚染値取得部は、前記空気浄化装置と通信することで、前記空気浄化装置に設けられた屋内センサから前記第2汚染値を取得する
    請求項1に記載の空気汚染表示端末。
  3. さらに、現在時刻を取得する時刻取得部を備え、
    前記表示部は、さらに、前記現在時刻と前記現在地とを表示する
    請求項1又は2に記載の空気汚染表示端末。
  4. さらに、
    所定の地点を示す地点情報の入力を受け付ける受付部と、
    前記地点情報が示す地点と前記現在地との距離を取得する距離取得部とを備え、
    前記公表値取得部は、さらに、前記現在地を含む地域の風向及び風量の公表値を取得し、
    前記表示部は、さらに、前記風向及び風量の公表値と前記距離とを表示する
    請求項1~3のいずれか1項に記載の空気汚染表示端末。
  5. 前記公表値取得部は、前記大気汚染公表値を複数の手段で取得する
    請求項1~4のいずれか1項に記載の空気汚染表示端末。
  6. さらに、前記大気汚染公表値及び前記第1汚染値の少なくとも一方に基づいて、所定の地点の汚染状況を予測する予測部を備え、
    前記表示部は、前記予測部によって予測された汚染状況を表示する
    請求項1~5のいずれか1項に記載の空気汚染表示端末。
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