JP7038310B2 - 情報処理装置、及び報酬算出プログラム - Google Patents

情報処理装置、及び報酬算出プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7038310B2
JP7038310B2 JP2019172366A JP2019172366A JP7038310B2 JP 7038310 B2 JP7038310 B2 JP 7038310B2 JP 2019172366 A JP2019172366 A JP 2019172366A JP 2019172366 A JP2019172366 A JP 2019172366A JP 7038310 B2 JP7038310 B2 JP 7038310B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ballot
distributor
information
user
reward
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019172366A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021051403A5 (ja
JP2021051403A (ja
Inventor
武史 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mixi Inc
Original Assignee
Mixi Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mixi Inc filed Critical Mixi Inc
Priority to JP2019172366A priority Critical patent/JP7038310B2/ja
Publication of JP2021051403A publication Critical patent/JP2021051403A/ja
Publication of JP2021051403A5 publication Critical patent/JP2021051403A5/ja
Priority to JP2022030923A priority patent/JP2022066316A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7038310B2 publication Critical patent/JP7038310B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置、及び報酬算出プログラムに関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及及び通信環境の改善に伴い、通信ネットワークを介して様々なサービスが提供されている。そのようなサービスの1つとして、例えば、競馬、競艇、競輪等の公営競技において競技実施中の投票を可能にする投票券購入システムが開示されている(例えば、特許文献1)。当該投票券購入システムは、レース開始後でも投票券の購入を受け付けるので、投票券に対するユーザの購買意欲を高めることができる。また、レース開始からの経過時間に基づいて投票券の配当倍率を時間変化させるので、レース開始後に着順予想をして投票券を購入することによる優性及び劣性を高めることができる。
また、他のサービスの1つとして、例えば、動画配信サービスがある。動画配信サービスでは、動画コンテンツの提供を所望するユーザからのアップロードを受け付けるとともに、動画コンテンツの視聴を所望するユーザに動画コンテンツを配信するサービスが提供される。
このようなサービスに関する技術として、例えば、動画コンテンツの利用を促進させる技術が開示されている(例えば、特許文献1)。当該技術では、サービス提供装置は、サービスで利用される動画コンテンツの投稿を動画投稿者から受け付ける。そして、サービス提供装置は、動画コンテンツと、サマリ作成者が当該動画コンテンツの構成を概略化した情報である動画サマリとを対応付けて配信する動画配信サービスを提供する。さらに、サービス提供装置は、動画配信サービスが利用された利用状況に関する情報に基づいて、動画サマリを作成したサマリ作成者に分配する報酬を算出する。
特開2017-010118号公報
上記技術では、動画投稿者によって投稿された動画コンテンツの利用回数や、動画サマリを介して動画コンテンツが利用された場合の各動画サマリの選択回数等のいわゆるページビュー(PV)数に基づいて、利用状況を評価している。このように動画投稿者(または配信者)の評価は、ページビュー(PV)数に基づいて行われるのが一般的である。したがって、動画コンテンツのPV数に応じて、動画投稿者に対して支払われる報酬が変動する。そのような動画コンテンツとして、例えば、公営競技の予想に関する動画コンテンツがある。
公営競技の予想に関する動画コンテンツでは、例えば、配信者が公営競技の着順を予想するが、その予想が当たると、一般的にPV数も増える傾向にあると考えられる。すると、動画投稿者に対して支払われる報酬も増えると考えられる。
しかしながら、PV数に基づいて配信者の報酬を決めるための評価を行うことは、実際にユーザが投票券を購入する動機付けになったか否かの貢献度の判定には不十分である。すなわち、その動画コンテンツの閲覧者は、単に動画を閲覧しているだけであり、その閲覧が投票行動に結びついていない場合も多いと考えられ、そのPV数は配信者による予想の評価に起因するものとは必ずしもいえない。そのため、配信者が例えば著名人だった場合、予想の結果に関わらず、PV数が増えることになり、予想の的中率が高い配信者の予想活動の意欲を低下させる恐れがある。
本発明は、競技結果の予想情報を提供する配信者の投票内容を参考にして競技の投票券の購入がされた場合に、その参考の程度に応じて配信者への報酬を算出する技術を提供する。
本発明の一態様に係る、通信ネットワークを介して、ユーザにより使用される端末装置と通信可能な情報処理装置は、競技に対する予想結果に掛金を設定する投票券に関する投票券情報を提供する1又は複数の提供者のうち対象提供者により指定された第1投票券情報を、前記ユーザの端末装置に提供する提供部と、前記第1投票券情報の全部または一部に基づいて前記ユーザが購入した投票券に関する第2投票券情報を取得する取得部と、前記第2投票券情報に基づいて前記対象提供者への報酬を決定する決定部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、競技結果の予想情報を提供する配信者の投票内容を参考にして競技の投票券の購入がされた場合に、その参考の程度に応じて配信者への報酬を算出することができる。
本実施形態における情報処理装置の一例を示す図である。 本実施形態における投票券購入システムのネットワーク構成の一例を示す図である。 本実施形態における投票券購入システム11の機能ブロックの一例を示す図である。 本実施形態におけるサーバ16により管理されるデータベースのデータ構造例を示す図である。 本実施形態における配信者選択画面例を示す図である。 本実施形態における配信者予想画面例を示す図である。 本実施形態における投票券購入画面例を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末とサーバ16との間での配信者投票券情報が表示されるまでのシーケンス図である。 本実施形態におけるユーザ端末とサーバ16との間での配信者投票券情報に基づいて投票券を購入するまでのシーケンス図(実施例1)である。 本実施形態におけるユーザ端末とサーバ16との間での配信者投票券情報に基づいて投票券を購入するまでのシーケンス図(実施例2)である。 本実施形態における配信者への報酬を決定する報酬決定処理について説明する図である。 本実施形態における報酬決定処理のフローチャートである。 本実施形態におけるプログラムを実行するコンピュータのハードウェア環境の構成ブロック図の一例である。
図1は、本実施形態における情報処理装置の一例を示す図である。情報処理装置1の一例として、後述するサーバ装置(以下、「サーバ」)16が挙げられ。情報処理装置1は、通信ネットワークを介して、ユーザにより使用される端末装置5と通信可能な装置である。端末装置5の一例として、後述するユーザ端末12が挙げられる。情報処理装置1は、提供部2、取得部3、決定部4を含む。
提供部2は、競技に対する予想結果に掛金を設定する投票券に関する投票券情報を提供する1又は複数の提供者(例えば、後述する配信者)のうち対象提供者により指定された第1投票券情報(例えば、後述する配信者投票券情報)を、ユーザの端末装置5に提供する。提供部2の一例として、後述する配信者投票券情報提供部45が挙げられる。
取得部3は、第1投票券情報の全部または一部に基づいてユーザが購入した投票券に関する第2投票券情報(例えば、後述するユーザ投票券情報)を取得する。取得部3の一例として、後述するユーザ投票券情報取得部46が挙げられる。
決定部4は、第2投票券情報に基づいて対象提供者への報酬を決定する。決定部4の一例として、後述する報酬決定部48が挙げられる。
このように構成することにより、競技結果の予想情報を提供する配信者の投票内容を参考にして競技の投票券の購入がされた場合に、その参考の程度に応じて配信者への報酬を算出することができる。
決定部4は、第2投票券情報と、対象提供者による通信ネットワーク上の第1投票券情報に関するコンテンツの閲覧数とに基づいて、対象提供者への報酬を決定してもよい。
このように構成することにより、ユーザが対象提供者の投票内容を参考にするほど、及び対象提供者の動画を閲覧するほど、対象提供者の報酬が増えるので、提供者に対してよりよい予想をしたり、よりよい動画コンテンツを制作するためのインセンティブを働かせることができる。
決定部4は、第2投票券情報に的中した予想結果が含まれている場合、的中した投票券に基づいて、対象提供者への報酬を決定する。
このように構成することにより、ユーザが対象提供者の投票内容を参考にするほど対象提供者の報酬が増えるので、提供者に対してよりよい予想をさせるためのインセンティブを働かせることができる。
決定部4は、複数の提供者への報酬の合計が予め設定された上限金額に達した場合には、第1投票券情報の全部または一部に基づいてユーザが購入した投票券の、購入金額の割合に基づいて、対象提供者への報酬を決定する。
このように構成することにより、的中した提供者(配信者)に支払う報酬額を一定額内に留めることができるので、運営サイドにおいては支払う報酬額をコントロールすることができる。
決定部4は、第1競技における上限金額と対象提供者への報酬の合計金額との差額を、第1競技以降の第2競技における上限金額に上乗せする。
このように構成することにより、一定期間内で行われた競技における上限金額の総額の範囲内で、その差額を繰越金として次回以降の競技の払出し可能な上限額に上乗せすることができる。その結果、運営サイドにおいては支払う報酬額をコントロールすることができる。それと共に、繰越金が増えるほど、予想が的中した提供者に対する報酬の上限額が上がるので、提供者に対してよりよい予想をするためのインセンティブを働かせることができる。
図2は、本実施形態における投票券購入システムのネットワーク構成の一例を示す図である。投票券購入システム11は、1以上のユーザ端末12、1以上の配信者端末15、サーバ16、及び通信ネットワーク17を含む。1以上のユーザ端末12、1以上の配信者端末15、及びサーバ16は、通信ネットワーク17を介して、相互に通信可能に接続されている。
ユーザ端末12は、例えばユーザが携帯するスマートフォン、タブレット端末、携帯電話等の通信ネットワーク17に接続可能な通信機能を有する携帯電子端末装置である。ユーザ端末12は、操作表示部13、音が入力されるマイクロフォン、音を出力するスピーカ等を有する。操作表示部13は、画面14への入力操作が可能であるとともに、画面14に画像を表示するデバイスであり、例えばタッチパネルディスプレイである。なお、ユーザ端末12は、いわゆるパーソナルコンピュータであってもよい。
ユーザ端末12は、インターネット上のアプリケーションプログラムのダウンロードサイトから所定のアプリケーションプログラムをダウンロードしてインストールすることができる。これにより、ユーザは、ユーザ端末12の操作表示部13に入力操作を行うことにより、そのアプリケーションプログラムを操作することができる。本実施形態では、一例として、競馬、競艇、競輪等の公営競技における投票券を購入等可能で、かつ、配信者による着順予想を閲覧可能な専用のアプリケーションソフトウエア(以下「専用アプリケーションソフトウエア」という。)がユーザ端末12にインストールされるものとする。
ユーザは、この専用アプリケーションソフトウエアをユーザ端末12で起動させることによって、ユーザ端末12をサーバ16へアクセスさせることができる。ユーザ端末12がサーバ16にアクセスする場合には、例えば、予め登録されているユーザIDの入力が求められてもよい。
ユーザ端末12にインストールされた専用アプリケーションソフトウエアが起動すると、ユーザ端末12の画面14には、後述するグラフィカルユーザインターフェース(GUI)画面が表示される。GUI画像には、配信者による競技の着順予想に関する動画コンテンツ及び投票券情報等が表示される。ユーザは、GUI画像に表示される動画コンテンツ等を参考にして、競技の着順予想を行い、所定の入力を行うことによって、ユーザ端末12を介して投票券の購入を行う。
そして、ユーザは、購入した投票券がレース結果に的中した場合に、配当倍率(「オッズ」ともいう。)に基づいた配当を受け取る。なお、投票券の購入は有償でも無償でも購入することができる。投票券の購入が有償の場合には、配当は一例として金銭で行われる。このため、ユーザIDには、決済を行うための、例えばユーザのクレジットカードの番号や銀行口座の番号等が関連付けられる。また、投票券の購入が無償の場合には、当該投票券購入システム11内で利用できるポイントを用いて購入することができる。
配信者端末15は、例えば配信者が使用するコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話等の通信ネットワーク17に接続可能な通信機能を有する電信端末装置である。本実施形態では、一例として、パーソナルコンピュータであってもよい。また、配信者端末15は、配信者が動画を撮影して配信するための撮像装置を有する。撮像装置は、配信者端末15に内蔵されていてもよいし、外付けタイプのものであってもよい。
配信者は、配信者端末15を用いてサーバ16にアクセスし、サーバ16を介して、ユーザ端末12に対して、撮像装置を用いて撮影した動画コンテンツ(競技の着順予想に関する動画コンテンツ)を配信する。
サーバ16は、ユーザ端末12にインストールされた専用アプリケーションプログラムに関する管理を行う情報処理装置である。例えば、サーバ16は、配信者端末15より投稿された動画コンテンツをユーザ端末12に対してストリーミング配信することができる。また、サーバ16は、ユーザ端末12及び配信者端末15からの投票券の購入指示に基づいて、投票券購入のための決済処理等を行うことができる。サーバ16は、1台以上の物理的な情報処理装置により構成されるサーバシステムであってもよいし、1台以上の仮想サーバ装置により構成される仮想サーバシステムであってもよい。
図3は、本実施形態における投票券購入システム11の機能ブロックの一例を示す図である。以下では、ユーザ端末12、配信者端末15、サーバ16のそれぞれが有する機能について説明する。
ユーザ端末12は、操作表示部13、通信部21、制御部22、記憶部26を含む。通信部21は、通信ネットワーク17に接続された機器との通信を可能にするインターフェースである。ここでは、通信部21は、通信ネットワーク17を介して、サーバ16と通信を行う。
操作表示部13は、ユーザの入力操作により入力が可能であると共に、表示も可能なタッチパネルディスプレイである。なお、本実施形態では、一例として、タッチパネルディスプレイを用いるが、これに限定されず、入力部と表示部とがそれぞれ独立していてもよい。
制御部22は、ユーザ端末12全体の動作を制御する。制御部22は、本実施形態に係るアプリケーションプログラムを実行することにより、表示制御部23、予想採用部24、購入要求部25として機能する。
表示制御部23は、記憶部26に格納されている専用アプリケーションプログラムのユーザインターフェース(UI)データ27に基づいて、画面14の表示状態を制御する。併せて、表示制御部23は、サーバ16と通信して、配信者により配信された動画コンテンツ及び配信者より指定された投票券情報が画面14に表示させる。ここで、配信者より指定された投票券情報は、配信者が着順の予想のみした投票券情報(未購入の投票券)及び購入済の投票券を含む。
予想採用部24は、操作表示部13からの操作により、配信者により指定された投票券情報を採用する旨の指示を受け付けた場合、その指定された投票券情報を所定の一時保留領域28に保持する。このとき、予想採用部24は、操作表示部13からの操作により、配信者により指定された投票券情報の一部または全部を所定の一時保留領域28に保持することができる。さらに、予想採用部24は、操作表示部13からの操作により、一時保留領域28に保持された投票券に関する情報に、ユーザ自身の予想に基づく新たな投票券情報を追加してもよい。
購入要求部25は、操作表示部13からの指示に応じて、一時保留領域28に保持された投票券情報を購入するための購入要求を、サーバ16へ送信する。購入要求部25は、その購入要求に対して決済処理を行ったサーバ16から、購入完了通知を受信する。
記憶部26は、インストールされたプログラム(本実施形態に係る専用アプリケーションプログラムを含む。)や各種データ等を格納する。記憶部26は、本実施形態では、一例として、UIデータ27等を格納する。ここで、データにはステータス情報や文字データだけでなく、グラフィカルデータも含む。
また、記憶部26は、ユーザが指定した投票券情報を一時的に保留しておく一時保留領域28を有する。また、一時保留領域28には、配信者が指定した投票券情報を採用する場合にその採用する投票券情報の一部または全部を一時的に保有することもできる。一時保留領域28には、例えば、競技を特定する情報(レース名またはレースID等)、着順情報、掛金、及び予想採用部24により投票券情報が保持された場合にはその投票券情報の基になった配信者を特定する情報(配信者名または配信者ID等)等が保持される。
配信者端末15は、通信部31、制御部32、入力部33、撮像部34を含む。通信部31は、通信ネットワーク17に接続された機器との通信を可能にするインターフェースである。通信部31は、通信ネットワーク17を介して、サーバ16と通信を行う。
制御部32は、配信者端末15全体の動作を制御する。制御部32は、入力部33からの指示に基づいて、サーバ16を介して、ユーザ端末12に、撮像部34で撮像した動画コンテンツを配信する。
入力部33は、制御部32に対して指示を入力したり、指示及びデータを入力する入力インターフェースである。配信者は、入力部33を用いて、対象の競技の着順予想内容を入力したり、投票券を購入したり、動画コンテンツの配信に関する指示を入力する。撮像部34は、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像装置である。
サーバ16は、通信部41、制御部42、記憶部50を含む。通信部41は、通信ネットワーク17に接続された機器との通信を可能にするインターフェースである。通信部41は、通信ネットワーク17を介して、ユーザ端末12、配信者端末15と通信を行う。
制御部42は、サーバ16全体の動作を制御する。それと共に、制御部42は、ユーザ端末12または配信者端末15からの要求に応じて処理を実行し、実行結果をユーザ端末12または配信者端末15に返す等の制御を行う。制御部42は、本実施形態に係るアプリケーションプログラムを実行することにより、配信制御部43、配信者投票券情報取得部44、配信者投票券情報提供部45、ユーザ投票券情報取得部46、決済処理部47、報酬決定部48として機能する。
配信制御部43は、配信者からの配信要求に応じて、配信者より撮影された動画コンテンツを受け付ける。それと共に、配信制御部43は、専用アプリケーションプログラムが起動しているユーザ端末12に対して、受け付けた動画コンテンツを配信する。
配信者投票券情報取得部44は、配信者が指定した投票券情報(配信者投票券情報)を取得する。ここで、配信者投票券情報には、配信者に入力された競技の着順の予想情報及び配信者が購入した投票券情報を含む。
配信者投票券情報提供部45は、配信者投票券情報取得部44により取得された配信者投票券情報を、対応する配信者の動画コンテンツと関係付けて、ユーザ端末12に対して提供する。
ユーザ投票券情報取得部46は、ユーザ端末12からの投票券購入要求に応じて、ユーザ端末12の一時保留領域28に保持されたユーザの投票券情報を取得する。
決済処理部47は、ユーザ投票券情報取得部46により取得されたユーザの投票券情報に基づいて、投票券を購入するための決済処理を行う。決済処理は、予め登録しているクレジットカード、口座番号等に基づいて、行われる。
報酬決定部48は、基本報酬と的中報酬とから配信者の報酬(支払報酬)を決定する。基本報酬とは、配信者に一律に、配信者毎に、または所定の条件に基づいて予め設定されている報酬である。的中報酬とは、配信者から提供された配信者投票券情報のうちユーザにより購入された投票券が的中した場合にはその的中した投票券(すなわち、ユーザにより配信者の予想が採用されて購入された投票券のうち的中した投票券)の販売額に応じて算出される報酬である。なお、報酬は、例えば、配信者の予想情報(配信者の購入情報を含む)に基づいて購入された投票券のうち的中した投票券の販売数だけでなく、配信者の動画コンテンツの閲覧数を含めてもよい。
報酬決定部48は、複数の提供者への報酬の合計が予め設定された上限金額に達した場合には、配信者投票券情報の全部または一部に基づいてユーザが購入した投票券の購入金額の割合(投票券の販売額の割合)に基づいて、配信者への報酬を決定してもよい。また、報酬決定部48は、今回の競技における上記上限金額と配信者への報酬の合計金額との差額を繰越金として、次回以降の競技における上限金額に上乗せしてもよい。
記憶部50は、配信者投票券情報データベース51、ユーザ保有情報データベース52、ユーザ投票券情報データベース53、オッズ情報データベース54、繰越金管理データベース55、配信者報酬管理データベース56を格納する。なお、以下では、データベースを「DB」と称する。
配信者投票券情報DB51は、配信者が指定した投票券情報を管理するデータベースである。ユーザ保有情報DB52は、ユーザが保有する金額及びユーザが保有するポイントを管理するデータベースである。ユーザ投票券情報DB53は、ユーザが購入した投票券情報を管理するデータベースである。オッズ情報DB54は、競技における投票券毎のオッズに関する情報を管理するデータベースである。繰越金管理DB55は、今回の競技における、予め設定された上限金額と配信者への報酬の合計金額との差額を繰越金として、次回以降の競技における上限金額に上乗せするために用いられるデータベースである。配信者報酬管理DB56は、配信者に支払われる報酬を管理するデータベースである。
図4は、本実施形態におけるサーバ16により管理されるデータベースのデータ構造例を示す図である。
配信者投票券情報DB51は、「配信者ID」、「レースID」、「投票券」、「購入金額」、「動画コンテンツID」のデータ項目を含む。項目「配信者ID」には、配信者を特定する情報(配信者ID)が格納される。項目「レースID」には、競技を特定する情報(レースID)が格納される。項目「投票券」には、レースIDで特定される競技(レース)における1着から所定の順位までの着順の組番号が格納される。なお、本実施形態では、連勝単式、連勝複式等については、説明の便宜上、言及しないが、これらを除外するものではない。項目「購入金額」には、投票券情報に対応する掛金が格納される。項目「動画コンテンツID」には、対応する配信者の動画コンテンツを特定する情報(動画コンテンツID)が格納される。
ユーザ保有情報DB52は、「ユーザID」、「保有金額」、「保有Pt」のデータ項目を含む。項目「ユーザID」には、ユーザを特定する情報(ユーザID)が格納される。項目「保有金額」には、投票券購入システム11において、現在ユーザが使用可能な金額が格納される。項目「保有Pt」には、投票券購入システム11において、現在ユーザが使用可能なポイントが格納される。
ユーザ投票券情報DB53は、「ユーザID」、「レースID」、「投票券」、「購入金額」、「購入Pt」、「配信者ID」のデータ項目を含む。項目「ユーザID」には、ユーザを特定する情報(ユーザID)が格納される。項目「レースID」には、競技を特定する情報(レースID)が格納される。項目「投票券」には、レースIDで特定される競技(レース)における1着から所定の順位までの着順の組番号が格納される。項目「購入金額」には、投票券情報に対応する掛金(有償の場合に用いられる項目であり、通貨が掛金となる)が格納される。項目「購入Pt」には、投票券情報に対応する掛金(無償の場合に用いられる項目であり、ポイントが掛金となる)が格納される。項目「配信者ID」には、配信者の指定した投票券を採用してユーザが投票券を購入した場合、その配信者の配信者IDが格納される。
オッズ情報DB54は、「レースID」、「投票券」、「オッズ」のデータ項目を含む。項目「レースID」には、競技を特定する情報(レースID)が格納される。項目「投票券」には、レースIDで特定される競技(レース)における1着から所定の順位までの着順の組番号が格納される。項目「オッズ」には、各投票券に対応するオッズ情報が格納される。
繰越金管理DB55は、「レースID」、「総販売数」、「キックバック上限額」、「的中キックバック額」、「繰越額」のデータ項目を含む。項目「レースID」には、競技を特定する情報(レースID)が格納される。項目「総販売数」には、その競技において販売された投票券の枚数が格納される。なお、本実施形態において投票券は、1枚100円で購入可能とする。項目「キックバック上限額」には、その競技において、的中した配信者にキックバック可能な金額の総額の上限金額が格納される。項目「的中キックバック総額」には、その競技において、ユーザにより配信者の予想が採用されて購入された投票券のうち的中した投票券を指定した配信者の的中報酬(キックバック額)の総額が格納される。項目「繰越額」には、その競技における、「キックバック上限額」と「的中キックバック総額」との差額(繰越金)が格納される。
配信者報酬管理DB56は、「配信者ID」、「レースID」、「基本報酬」、「的中報酬」、「支払報酬」のデータ項目を含む。項目「配信者ID」には、配信者を特定する情報(配信者ID)が格納される。項目「レースID」には、競技を特定する情報(レースID)が格納される。項目「基本報酬」には、配信者に一律または配信者毎に支払われる報酬額が格納される。項目「的中報酬」には、ユーザにより採用された配信者の予想情報(配信者の購入情報を含む)に応じて算出されるインセンティブ報酬が格納される。項目「支払報酬」には、基本報酬に的中報酬を加算した金額が格納される。
次に、ユーザ端末12においてインストールされた専用アプリケーションプログラムのユーザインターフェースについて、図5、図6、及び図7を用いて説明する。ユーザ端末12において、専用アプリケーションプログラムを起動させると、画面14にはその時点において投票券を購入可能なレースを選択する画面が表示される。ユーザは、操作表示部13を操作して対象となるレースを選択すると、図5の画面が表示される。
図5は、本実施形態における配信者選択画面例を示す図である。配信者選択画面61は、ログインユーザ表示欄62、保有金額表示欄63、保有ポイント表示欄64、購入対象レース名表示欄65、配信者一覧66を含む。
ログインユーザ表示欄62には、現在、ユーザ端末12を用いて投票券購入システム11にログインしているユーザのアイコン及びユーザ名が表示される。保有金額表示欄63には、現在、投票券購入システム11においてそのユーザが保有している金額が表示される。保有ポイント表示欄64には、現在、投票券購入システム11においてそのユーザが保有しているポイントが表示される。購入対象レース名表示欄65には、投票券の購入対象のレース名が表示される。なお、購入対象レース名表示欄65には、そのレースの投票券の購入締切までの時間を知らせるメッセージが表示される。
配信者一覧66には、購入対象レース名表示欄65において表示されているレースについて、各配信者が配信するレース予想に関する配信者情報のサムネイル画像66a,66b,66c,・・・が表示される。配信者一覧66は、操作表示部13によるスクロール操作により、現在表示されていない配信者情報を表示させることができる。配信者一覧66から、例えば、操作表示部13上で、配信者Aの配信者情報のサムネイル画像66aをタップすると、図6の画面が表示される。
図6は、本実施形態における配信者予想画面例を示す図である。配信者予想画面71は、ログインユーザ表示欄72、選択配信者表示欄73、配信者動画コンテンツ表示欄74、配信者投票券情報表示欄75、予想採用ボタン76を含む。
ログインユーザ表示欄72には、現在、ユーザ端末12を用いて投票券購入システム11にログインしているユーザのアイコン及びユーザ名が表示される。選択配信者表示欄73には、配信者選択画面61の配信者一覧66において選択した配信者名等が表示される。配信者動画コンテンツ表示欄74には、その選択した配信者の動画コンテンツ(例えば、ストリーミング形式によるライブ配信動画)が表示される。配信者投票券情報表示欄75には、その配信者の指定した投票券情報が表示される。予想採用ボタン76には、その配信者の投票券情報を採用して、投票券を購入する場合に押下されるボタンである。図6の例では、予想採用ボタン76には、「配信者Aの予想に乗っかる」旨のキャプションが付与されている。予想採用ボタン76がタップされると、図7の画面が表示される。
図7は、本実施形態における投票券購入画面例を示す図である。投票券購入画面81は、ログインユーザ表示欄82、保有金額表示欄83、保有ポイント表示欄84,円/ポイント選択スイッチ85、投票組番号表示欄86(86a,86b,86c,86d)、掛金/掛ポイント指定欄87(87a,87b,87c,87d)、購入組み合せ数表示欄88、購入総額/総ポイント表示欄89、購入実行ボタン90を含む。
ログインユーザ表示欄82には、現在、ユーザ端末12を用いて投票券購入システム11にログインしているユーザのアイコンが表示される。保有金額表示欄83には、現在、投票券購入システム11においてそのユーザが保有している金額が表示される。保有ポイント表示欄84には、現在、投票券購入システム11においてそのユーザが保有しているポイントが表示される。
円/ポイント選択スイッチ85は、投票券を有償で購入するか、無償で購入するかを切り替えるスイッチボタンである。ユーザは、投票券を有償で購入する場合には「円」を指定し、投票券を無償で購入する場合(投票券購入システム内だけで使用する場合)には「ポイント」を指定する。
投票組番号表示欄86は、投票する組番号を表示する。図7の例では、「1着1番、2着2番」の組番号86a、「1着1番、2着9番」の組番号86b、「1着1番、2着2番、3着9番」の組番号86c、「1着1番、2着9番、3着2番」の組番号86dの4つの組番号が表示されている。
掛金/掛ポイント指定欄87(87a,87b,87c,87d)には、各組番号86(86a,86b,86c,86d)に対しての掛金または掛けポイントを指定することができる。円/ポイント選択スイッチ85にて「円」が選択されている場合、各組番号86には、単位金額100円がデフォルトで設定されている。掛金/掛ポイント指定欄87の「+」ボタンを押下する毎に、単位金額または単位ポイント毎の加算をすることができる。掛金/掛ポイント指定欄87の「-」ボタンを押下する毎に、単位金額または単位ポイントの減算をすることができる。
購入組み合せ数表示欄88には、投票組番号表示欄86において、デフォルトの金額以上の掛金/掛ポイントが指定されている組番号の数が表示される。購入総額/総ポイント表示欄89には、掛金/掛ポイント指定欄87において指定されている金額またはポイントの合計が表示される。購入実行ボタン90がタップされることにより、投票券購入画面81にて指定された投票券情報の購入処理が実行される。
図8は、本実施形態におけるユーザ端末とサーバ16との間での配信者投票券情報が表示されるまでのシーケンス図である。ユーザは、ユーザ端末12を操作して、インストールされている専用アプリケーションプログラムを起動させる(S1)。すると、専用アプリケーションプログラムが起動したユーザ端末12は、サーバ16にデータ取得要求を行う(S2)。それに応じて、サーバ16は、ユーザ端末12に配信者情報(配信者ID,レースID,動画コンテンツIDを含む)を送信する(S3)。
ユーザ端末12は、サーバ16から配信者情報を受信すると、図5の配信者一覧66に配信者情報を表示させる。ユーザは、配信者一覧66から、例えば配信者Aの配信者情報のサムネイル画像66aを選択する(S4)。すると、ユーザ端末12は、動画コンテンツIDに基づいて配信者Aの動画コンテンツを要求する(S5)。ユーザ端末12は、その要求に応じてサーバ16から動画コンテンツを受信する(S6)。ユーザ端末12は、受信した動画コンテンツを図6の配信者予想画面71にて再生する。
サーバ16(配信者投票券情報取得部44)は、配信者Aが投票券を指定した場合、その内容(配信者投票券情報)を取得する(S7)。配信者投票券情報は、配信者ID,レースID,投票券の組番号、購入金額、動画コンテンツIDを含む。サーバ16(配信者投票券情報取得部44)は、取得した配信者投票券情報を配信者投票券情報DB51に登録する。すると、サーバ16(配信者投票券情報提供部45)は、配信者投票券情報を、配信者Aの動画コンテンツを視聴しているユーザ端末12に対して、配信する(S8)。
ユーザ端末12は、図6の配信者予想画面71の配信者投票券情報表示欄75に、サーバ16から送信された配信者Aの配信者投票情報に含まれる投票券の組番号を表示する(S9)。
図9は、本実施形態におけるユーザ端末とサーバ16との間での配信者投票券情報に基づいて投票券を購入するまでのシーケンス図(実施例1)である。
ユーザは、図6の配信者予想画面71において予想採用ボタン76をタップする。するとユーザ端末12(予測採用部24)は、配信者投票券情報を一時保留領域28に保持する(S11)。このとき、図7の投票券購入画面81が表示される。
投票券購入画面81において、ユーザは、配信者投票券情報の一部を消去したり、配信者投票券情報にユーザ自身で予想した投票券情報を追加してもよい。また、ユーザは、各投票券情報に対して掛金を指定する(S12)。これらの操作に応じて、ユーザ端末12(予測採用部24)は、一時保留領域28に保持されている情報を更新する。すなわち、ユーザ端末12(予測採用部24)は、投票券購入画面81における入力操作に応じて一時保留領域28の内容を更新する(配信者投票券情報の全部又は一部を一時保留領域28に保持する)。
投票券購入画面81において、ユーザは、購入する投票券が確定すると、購入実行ボタン90をタップする(S13)。すると、ユーザ端末12(購入要求部25)は、一時保留領域28の内容に基づいて、ユーザ投票券情報(ユーザID、レースID、投票券の組番号、購入金額(または購入Pt)、配信者IDを含む)を含む購入要求をサーバ16へ送信する(S14)。
サーバ16(ユーザ投票券情報取得部46)は、その購入要求を取得する。サーバ16(ユーザ投票券情報取得部46)は、取得した購入要求に含まれるユーザ投票券情報の内容をユーザ投票券情報DB53に登録する。サーバ16(決済処理部47)は、その購入要求に基づいて、投票券の購入に関する決済処理を行う(S15)。決済処理が完了した場合、サーバ16は、決済内容に基づいてユーザ保有情報DB52の内容を更新すると共に、決済処理の完了をユーザ端末12に通知する(S16)。
サーバ16は、そのレースの投票時間が締め切られた後、オッズ情報DB54に確定したオッズ情報を登録する。また、サーバ16(報酬決定部48)は、レース後、着順が確定すると、各配信者に対して報酬を決定する報酬決定処理を行う(S17)。
図10は、本実施形態におけるユーザ端末とサーバ16との間での配信者投票券情報に基づいて投票券を購入するまでのシーケンス図(実施例2)である。図10は、配信者Aの配信者投票券情報を一時保留領域28に格納後購入前に、他の配信者の配信者投票券情報を表示させた場合のシーケンス図である。
図8のS9の後、ユーザは、図6の配信者予想画面71において予想採用ボタン76をタップする。すると、ユーザ端末12(予測採用部24)は、配信者Aの配信者投票券情報を一時保留領域28に保持する(S21)。このとき、図7の投票券購入画面81が表示される。その後、ユーザは、操作表示部13を操作して、図5の配信者選択画面61に戻る。なお、一時保留領域28に保持されている配信者Aの配信者投票券情報は、レースが終了するまで保持されているので、再度、配信者Aについての図7の投票券購入画面81に戻ればその配信者Aの配信者投票券情報が表示される。
配信者選択画面61の配信者一覧66から、ユーザは、配信者Aの配信者情報のサムネイル画像66bを選択する(S22)。すると、ユーザ端末12は、配信者Bの動画コンテンツを要求する(S23)。ユーザ端末12は、その要求に応じてサーバ16から動画コンテンツを受信する(S24)。ユーザ端末12は、受信した動画コンテンツを図6の配信者予想画面71にて再生する。
サーバ16(配信者投票券情報取得部44)は、配信者Bが投票券を指定した場合、その内容(配信者投票券情報)を取得する。配信者投票券情報は、配信者ID、レースID、投票券の組番号、購入金額、動画コンテンツIDを含む。サーバ16(配信者投票券情報取得部44)は、取得した配信者投票券情報を配信者投票券情報DB51に登録する。すると、サーバ16(配信者投票券情報提供部45)は、配信者Bの配信者投票券情報を、配信者Bの動画コンテンツを視聴しているユーザ端末12に配信する(S25)。
ユーザ端末12は、図6の配信者予想画面71の配信者投票券情報表示欄75に、サーバ16から送信された配信者Bの配信者投票情報に含まれる投票券の組番号を表示する(S26)。それから、ユーザは、図6の配信者予想画面71において予想採用ボタン76をタップする。すると、ユーザ端末12(予測採用部24)は、配信者Bの配信者投票券情報を一時保留領域28に保持する(S27)。このとき、図7の投票券購入画面81が表示される。
投票券購入画面81において、ユーザは、配信者Bの配信者投票券情報の一部を消去したり、配信者投票券情報にユーザ自身で予想した投票券情報を追加してもよい。また、ユーザは、各投票券情報に対して掛金を指定する(S28)。これらの操作に応じて、ユーザ端末12(予測採用部24)は、一時保留領域28に保持されている情報を更新する。すなわち、ユーザ端末12(予測採用部24)は、投票券購入画面81における入力操作に応じて一時保留領域28の内容を更新する(配信者投票券情報の全部又は一部を一時保留領域28に保持する)。
投票券購入画面81において、ユーザは、購入する投票券が確定すると、購入実行ボタン90をタップする(S29)。すると、ユーザ端末12(購入要求部25)は、一時保留領域28の内容に基づいて、ユーザ投票券情報(ユーザID、レースID、投票券の組番号、購入金額(または購入Pt)、配信者IDを含む)を含む購入要求をサーバ16へ送信する(S30)。
ここで、購入要求は、S27及びS28で指定した一時保留領域28の内容に基づく購入要求である。これにより、直近に購入実行ボタン90をタップした画面にて購入した投票券のみを購入するようにしてもよい。また、ユーザ端末12(購入要求部25)は、さらに、S21で指定した一時保留領域28の内容に基づく購入要求を併せて送信するようにしてもよい。すなわち、複数の配信者のそれぞれが指定した投票券に基づいてユーザが購入意思を示した投票券情報を、その都度一時保留領域28に保持しておき、購入実行ボタン90がタップされた場合に、ユーザ装置12は、それまで一時保留領域28に保留されていた投票券情報をまとめてサーバ16へ送信するようにしてもよい。これにより、決済処理をまとめて行うことができる。
サーバ16(ユーザ投票券情報取得部46)は、その購入要求を取得する。サーバ16(ユーザ投票券情報取得部46)は、取得した購入要求に含まれるユーザ投票券情報の内容をユーザ投票券情報DB53に登録する。サーバ16(決済処理部47)は、その購入要求に基づいて、投票券の購入に関する決済処理を行う(S31)。決済処理が完了した場合、サーバ16は、決済内容に基づいてユーザ保有情報DB52の内容を更新すると共に、決済処理の完了をユーザ端末12に通知する(S32)。
サーバ16は、そのレースの投票時間が締め切られた後、オッズ情報DB54に確定したオッズ情報を登録する。また、サーバ16(報酬決定部48)は、レース後、着順が確定すると、各配信者に対して報酬を決定する報酬決定処理を行う(S33)。
図11は、本実施形態における配信者への報酬を決定する報酬決定処理について説明する図である。図11(A)は、第1レースにおける報酬決定処理を説明する表である。図11(B)は、第2レースにおける報酬決定処理を説明する表である。図11(C)は、第3レースにおける報酬決定処理を説明する表である。図11(A)~図11(C)はそれぞれ、ユーザ投票券情報DB53を、レースID及び配信者ID、及び投票券の組番号でクループ化して、購入金額を集計したものである。
ここで、図11で説明する報酬の決定処理は、的中報酬に関する決定処理であり、基本報酬は含まない。また、各配信者への的中報酬(H1)は、以下の式により算出される。
的中報酬(H1)=配信者それぞれの配信者投票券情報に基づいて購入された投票券のうち的中した投票券の販売額×確定したオッズ×的中キックバック(KB)率
ここで、的中KB率は、基本キックバック率(基礎となるキックバック率)に的中係数を乗じたものである。的中係数を設定する理由は、配信者の消極的なベットを回避するためである。的中係数は、配信者のベットした金額の合計により、的中時の配当額を割ったものを基準に設定される。例えば、(的中時の配当額)/(ベットした金額の合計)が1未満の場合、的中係数は0.75に設定される。(的中時の配当額)/(ベットした金額の合計)が1以上の場合、的中係数は1に設定される。(的中時の配当額)/(ベットした金額の合計)が1.5以上の場合、的中係数は1.25に設定される。(的中時の配当額)/(ベットした金額の合計)が2以上の場合、的中係数は1.5に設定される。(的中時の配当額)/(ベットした金額の合計)が5以上の場合、的中係数は2に設定される。これにより、配信者は基本的に自分が得になるように賭けた方がキックバック率がよくなる計算になる。
ただし、H1で計算した各チームの的中報酬の総額が、そのレースで販売された投票券券の総販売額×的中KB率上限(=KB上限額)より大きい場合には、以下のH2の式を用いて、的中報酬を算出する。
的中報酬(H2)=そのレースで販売された投票券の総販売額×的中KB率上限×配信者それぞれの配信者投票券情報に基づいて購入された投票券のうち的中した投票券の販売額の割合
図11(A)において、第1レースの投票券の総販売枚数(=投票券の総販売額/100円)は、4950枚であるとする。また、本実施形態において、実施されたレースで販売した投票券の総販売額にかかる的中KB率上限は、例えば1%であるとする。この場合、的中KB上限額は、4950枚×100円×0.01=4950円となる。第1レースにおいて、予想情報を提供した配信者は、配信者A、配信者B、配信者C、配信者Dである。配信者それぞれの配信者投票券情報に基づいて購入された各投票券の販売枚数は、表中の通りである。
第1レースにおいて、B券が的中したとする。この場合、B券の的中を予想していた配信者Cの的中KB報酬(H1)は、200枚×100円×オッズ4.5×0.01=900円となる。このとき、的中した配信者は、Cのみであるから、的中KB総額も、900円となる。
ここで、的中KB総額:900円は、的中KB上限額:4950円を超えていないから、配信者Cの的中報酬は、900円と決定される。的中KB上限額:4950円から的中KB総額:900円を差し引いた金額4050円は、繰越金として、次回のレースのKB上限額に繰り越される。
図11(B)において、第2レースの投票券の総販売枚数(=投票券の総販売額/100円)は、3650枚であるとする。また、的中KB率上限は1%であるから、的中KB上限額は、3650枚×100円×0.01=3650円となる。このとき、前レースからの繰越金4050円が加算され、的中KB上限額は、7,700円となる。
第2レースにおいて、E券が的中したとする。この場合、E券の的中を予想していた配信者Aの的中KB報酬(H1)は、30枚×100円×オッズ15×0.01=450円となる。このとき、的中した配信者は、Aのみであるから、的中KB総額も、450円となる。
ここで、的中KB総額:450円は、的中KB上限額:7700円を超えていないから、配信者Aの的中報酬は、450円と決定される。的中KB上限額:7700円から的中KB総額:450円を差し引いた金額7250円は、繰越金として、次回のレースのKB上限額に繰り越される。
図11(C)において、第3レースの投票券の総販売枚数(=投票券の総販売額/100円)は、2140枚であるとする。また、的中KB率上限は1%であるから、的中KB上限額は、2140枚×100円×0.01=2140円となる。このとき、前レースからの繰越金7250円が加算され、的中KB上限額は、9390円となる。
第3レースにおいて、A券が的中したとする。この場合、A券の的中を予想していた配信者Cの的中KB報酬(H1)は、200枚×100円×オッズ50×0.01=10000円となる。また、A券の的中を予想していた配信者Dの的中KB報酬(H1)は、100枚×100円×オッズ50×0.01=5000円となる。このとき、的中KB総額は、10000円+5000円=15000円となる。
ここで、的中KB総額:15000円は、的中KB上限額:9390円を超えているから、配信者C、Dの的中報酬はそれそれ、的中KB上限額:9390円を、的中した各配信者の投票券(配信者投票券情報に基づいてユーザに購入された投票券)の販売額の割合に応じて按分する。すなわち、配信者Cの的中した投票券の販売額は200枚×100円=20000円である。配信者Dの的中した投票券の販売額は100枚×100円=10000円である。配信者Cの販売額の割合は20000円/(20000円+10000円)=2/3であり、配信者Dの販売額の割合は10000円/(20000円+10000円)=1/3となる。したがって、配信者Cの的中報酬は、9390円×(2/3)=6260円となり、配信者Dの的中報酬は、9390円×(1/3)=3130円となる。
このように、配信者の予想した投票券が的中した場合にその予想に基づいて購入されたユーザの投票券の販売枚数(販売額)が多いほど、的中報酬が増えるから、配信者は意欲的に予想をしようとする。また、払い出す的中報酬の総量も上限があるから、運営側が赤字になることはない。
図12は、本実施形態における報酬決定処理のフローチャートである。報酬決定部48は、レースの着順が確定した旨の通知を取得すると(S41)、ユーザ投票券情報DB53を、レースID及び配信者ID、及び投票券の組番号でクループ化して、購入金額を集計する。さらに、報酬決定部48は、その集計された購入金額から、そのレースにおいて販売された投票券の販売金額の総計を算出する(S42)。
報酬決定部48は、繰越金管理DB55から、前レースからの繰越金を取得する(S43)。報酬決定部48は、そのレースにおいて販売した投票券の総販売額にかかる、的中KB率(例えば、1%)から的中KB上限額を算出する。このとき、S43において繰越金があれば、報酬決定部48は、その算出した上限額に加算した額を、的中KB上限額として設定する(S44)。
報酬決定部48は、ユーザ投票券情報DB53とオッズ情報DB54を用いて、そのレースにおいて配信者投票券情報に基づいてユーザが購入した投票券のうち、投票券が的中した各配信者の的中キックバック額(H1)を算出する(S45)。
報酬決定部48は、投票券が的中した各配信者の的中キックバック額(H1)の総額が的中キックバック上限額以下である場合(S46でYES)、基本報酬Bに各配信者の的中キックバック額(H1)を加算した額を、各配信者の報酬として決定する(S47)。
ここで、基本報酬Bは、例えば、1レース当たりのPV数に応じて決定されるランク毎に設定されたキックバック率に、ユーザに採用された配信者投票券情報の数を乗じることにより得られるようにしてもよい。1レースあたりの視聴者数が50人未満の場合、例えば、ランク1とする。1レースあたりの視聴者数が50以上99人未満の場合、例えば、ランク2とする。1レースあたりの視聴者数が100以上150人未満の場合、例えば、ランク3とする。1レースあたりの視聴者数が150以上200人未満の場合、例えば、ランク4とする。1レースあたりの視聴者数が200以上250人未満の場合、例えば、ランク5とする。1レースあたりの視聴者数が250以上300人未満の場合、例えば、ランク6とする。1レースあたりの視聴者数が300以上の場合、例えば、ランク7とする。ランク1のとき、配信者の予想を参考して購入された投票券にかかる基本キックバック率は、0%であるとする。ランク2のとき、配信者の予想を参考して購入された投票券にかかる基本キックバック率は、0.1%であるとする。ランク3のとき、配信者の予想を参考して購入された投票券にかかる基本キックバック率は、0.25%であるとする。ランク4のとき、配信者の予想を参考して購入された投票券にかかる基本キックバック率は、0.5%であるとする。ランク5のとき、配信者の予想を参考して購入された投票券にかかる基本キックバック率は、0.6%であるとする。ランク6のとき、配信者の予想を参考して購入された投票券にかかる基本キックバック率は、0.75%であるとする。ランク7のとき、配信者の予想を参考して購入された投票券にかかる基本キックバック率は、1.0%であるとする。この場合において、1000票かけられた場合のキックバック金額(基本報酬)は、ランク1のときには0円、ランク2のときには100円、ランク3のときには250円、ランク4のときには500円、ランク5のときには600円、ランク6のときには750円、ランク7のときには1000円となる。これにより、PV数も配信者の予想を参考して購入される投票券の数も増やした方が配信者にとって利益になるといえる。
報酬決定部48は、投票券が的中した各配信者の的中キックバック額(H1)の総額が的中キックバック上限額を超える場合(S46でNO)、各配信者の的中報酬H2を算出する(S48)。各配信者の的中報酬H2は、的中KB上限額を、的中した各配信者の投票券(配信者投票券情報に基づいてユーザに購入された投票券)の販売額の割合に応じて按分することにより算出される。報酬決定部48は、上述の基本報酬Bに各配信者の的中キックバック額(H2)を加算した額を、各配信者の報酬として決定する(S49)。
報酬決定部48は、配信者報酬管理DB56に、各配信者に払い出す報酬(S47又はS49で算出された報酬)を登録する(S50)。具体的には、報酬決定部48は、配信者報酬情報DB56に、配信者ID、レースID、基本報酬、的中報酬、支払報酬を登録する。
報酬決定部48は、的中KB上限額から的中KB総額を差し引いた金額を繰越金として、繰越金管理DB55に登録する(S51)。このとき、報酬決定部48は、繰越金管理情報として、レースID,そのレースでの投票券の総販売数、S44で算出したキャッシュバック上限額、的中キックバック(H1)の総額、及び繰越金額を繰越金管理DB55に登録する。
これにより、配信者は、自身の予想の的中にかかわらず、基本報酬として、自身の動画コンテンツのPV数や配信者の予想を参考して購入される投票券の数に応じて報酬を得ることができる。さらに、配信者は、自身の予想が的中した場合には、その予想を参考して購入された投票券の売り上げに応じて、報酬を得ることができる。したがって、配信者の動画コンテンツの制作意欲や参加意欲を高めることができると共に、配信者の予想活動の意欲も高めることができる。
図13は、本実施形態におけるプログラムを実行するコンピュータのハードウェア環境の構成ブロック図の一例である。コンピュータ101は、ユーザ端末12、配信者端末15またはサーバ16として機能する。コンピュータ101は、CPU102、ROM103、RAM104、記憶装置105、入力I/F106、出力I/F107、通信I/F108、読取装置109、バス110によって構成されている。
ここで、CPUは、中央演算装置を示す。ROMは、リードオンリメモリを示す。RAMは、ランダムアクセスメモリを示す。I/Fは、インターフェースを示す。バス110には、CPU102、ROM103、RAM104、記憶装置105、入力I/F106、出力I/F107、通信I/F108、及び必要に応じて読取装置109が接続されている。
コンピュータ101がサーバ16の場合、CPU102は、記憶装置105から本実施形態に係るプログラムを読み出し、配信制御部43、配信者投票券情報取得部44、配信者投票券情報提供部45、ユーザ投票券情報取得部46、決済処理部47、報酬決定部48として機能する。ROM103は、読み出し専用のメモリを示す。RAM104は、一時的に記憶するメモリである。
記憶装置105は、大容量の情報を記憶する装置である。記憶装置105としては、ハードディスク、ソリッドステートドライブ(SSD)、フラッシュメモリカードなど様々な形式の記憶装置を使用することができる。記憶装置105には、本発明の実施形態に係るプログラムや、記憶部40に格納されている各種データが記憶されている。
入力I/F106は、キーボード、マウス、電子カメラ、ウェブカメラ、マイク、スキャナ、センサ、タブレット、タッチパネルディスプレイ、情報読取装置等の入力装置と接続することが可能である。また、出力I/F107は、ディスプレイ、タッチパネル、プロジェクタ、プリンタ、スピーカ等の出力装置と接続することが可能である。
通信I/F108は、通信ネットワークと接続して他の装置と通信するためのポート等のインターフェースである。通信ネットワークは、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、専用線、有線、無線等の通信網であってよい。読取装置109は、可搬型記録媒体を読み出す装置である。
上記実施形態で説明した処理を実現するプログラムは、プログラム提供者側から通信ネットワークおよび通信I/F108を介して、例えば記憶装置105に格納されてもよい。また、上記実施形態で説明した処理を実現するプログラムは、市販され、流通している可搬型記憶媒体に格納されていてもよい。この場合、この可搬型記憶媒体は読取装置105にセットされて、CPU102によってそのプログラムが読み出されて、実行されてもよい。可搬型記憶媒体としてはCD-ROM、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ICカード、USBメモリ装置、半導体メモリカードなど様々な形式の記憶媒体を使用することができる。このような記憶媒体に格納されたプログラムが読取装置109によって読み取られる。
また、当該プログラムは、スタンドアローン型のコンピュータにインストールされてもよいし、クラウドコンピュータによりインストールされて機能のみをユーザに提供してもよい。また、本実施形態では、ユーザ端末12にサーバ16と通信可能なアプリケーションプログラムをインストールして、本実施形態における投票券購入システムの制御を行ったが、これに限定されない。例えば、ユーザ端末12にインストールされたWebブラウザを用いて、サーバ16にアクセスし、サーバ16側で運用されている本実施形態に係るシステムを使用してもよい。
本実施形態によれば、競技結果の予想情報を提供する配信者の投票内容を参考にして競技の投票券の購入がされた場合に、その参考の程度に応じて配信者への報酬を算出することができる。これにより、配信者の動画コンテンツの制作意欲や参加意欲を高めることができると共に、配信者の予想活動の意欲も高めることができる。
以上、実施形態、変形例に基づき本態様について説明してきたが、上記した態様の実施の形態は、本態様の理解を容易にするためのものであり、本態様を限定するものではない。本態様は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本態様にはその等価物が含まれる。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することができる。
上記実施形態に加え、さらに、以下を付記する。
(付記1)
通信ネットワークを介して、ユーザにより使用される端末装置と通信可能な情報処理装置であって、
競技に対する予想結果に掛金を設定する投票券に関する投票券情報を提供する1又は複数の提供者のうち対象提供者により指定された第1投票券情報を、前記ユーザの端末装置に提供する提供部と、
前記第1投票券情報の全部または一部に基づいて前記ユーザが購入した投票券に関する第2投票券情報を取得する取得部と、
前記第2投票券情報に基づいて前記対象提供者への報酬を決定する決定部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
このように構成することにより、競技結果の予想情報を提供する配信者の投票内容を参考にして競技の投票券の購入がされた場合に、その参考の程度に応じて配信者への報酬を算出することができる。
(付記2)
前記決定部は、前記第2投票券情報と、前記対象提供者による前記通信ネットワーク上の前記第1投票券情報に関するコンテンツの閲覧数とに基づいて、前記対象提供者への報酬を決定する
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
このように構成することにより、ユーザが対象提供者の投票内容を参考にするほど、及び対象提供者の動画を閲覧するほど、対象提供者の報酬が増えるので、提供者に対してよりよい予想をしたり、よりよい動画コンテンツを制作するためのインセンティブを働かせることができる。
(付記3)
前記決定部は、前記第2投票券情報に的中した前記予想結果が含まれている場合、的中した前記投票券に基づいて、前記対象提供者への報酬を決定する
ことを特徴とする付記1または2に記載の情報処理装置。
このように構成することにより、ユーザが対象提供者の投票内容を参考にするほど対象提供者の報酬が増えるので、提供者に対してよりよい予想をさせるためのインセンティブを働かせることができる。
(付記4)
前記決定部は、複数の提供者への報酬の合計が予め設定された上限金額に達した場合には、前記第1投票券情報の全部または一部に基づいて前記ユーザが購入した前記投票券の、購入金額の割合に基づいて、前記対象提供者への報酬を決定する
ことを特徴とする付記1~3のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
このように構成することにより、的中した提供者(配信者)に支払う報酬額を一定額内に留めることができるので、運営サイドにおいては支払う報酬額をコントロールすることができる。
(付記5)
前記決定部は、第1競技における前記上限金額と前記対象提供者への報酬の合計金額との差額を、第1競技以降の第2競技における上限金額に上乗せする
ことを特徴とする付記4に記載の情報処理装置。
このように構成することにより、一定期間内で行われた競技における上限金額の総額の範囲内で、その差額を繰越金として次回以降の競技の払出し可能な上限額に上乗せすることができる。その結果、運営サイドにおいては支払う報酬額をコントロールすることができる。それと共に、繰越金が増えるほど、予想が的中した提供者に対する報酬の上限額が上がるので、提供者に対してよりよい予想をするためのインセンティブを働かせることができる。
(付記6)
通信ネットワークを介して、複数の端末装置と通信可能なコンピュータに、
競技に対する予想結果に掛金を設定する投票券に関する投票券情報を提供する1又は複数の提供者のうち対象提供者により指定された第1投票券情報を、前記ユーザの端末装置に提供する処理と、
前記第1投票券情報の全部または一部に基づいて前記ユーザが購入した投票券に関する第2投票券情報を取得する取得処理と、
前記第2投票券情報に基づいて前記対象提供者への報酬を決定する決定処理と、
を実行させる報酬算出プログラム。
このように構成することにより、競技結果の予想情報を提供する配信者の投票内容を参考にして競技の投票券の購入がされた場合に、その参考の程度に応じて配信者への報酬を算出することができる。
1 情報処理装置
2 提供部
3 取得部
4 決定部
5 端末装置
11 投票券購入システム
12 ユーザ端末
15 配信者端末
16 サーバ
17 通信ネットワーク
41 通信部
42 制御部
43 配信制御部
44 配信者投票券情報取得部
45 配信者投票券情報提供部
46 ユーザ投票券情報取得部
47 決済処理部
48 報酬決定部
50 記憶部
51 配信者投票券情報DB
52 ユーザ保有情報DB
53 ユーザ投票券情報DB
54 オッズ情報DB
55 繰越金管理DB
56 配信者報酬管理DB

Claims (4)

  1. 通信ネットワークを介して、ユーザにより使用される端末装置と通信可能な情報処理装置であって、
    競技に対する予想結果に掛金を設定する投票券に関する投票券情報を提供する1又は複数の提供者のうち対象提供者により指定された第1投票券情報を、前記ユーザの端末装置に提供する提供部と、
    前記第1投票券情報の全部または一部に基づいて前記ユーザが購入した投票券に関する第2投票券情報を取得する取得部と、
    前記第2投票券情報に基づいて前記対象提供者への報酬を決定する決定部と、
    を備え、
    前記決定部は、複数の提供者への報酬の合計が予め設定された上限金額に達した場合には、前記第1投票券情報の全部または一部に基づいて前記ユーザが購入した前記投票券の、購入金額の割合に基づいて、前記対象提供者への報酬を決定する
    情報処理装置。
  2. 前記決定部は、第1競技における前記上限金額と前記対象提供者への報酬の合計金額との差額を、第1競技以降の第2競技における上限金額に上乗せする
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 通信ネットワークを介して、ユーザにより使用される端末装置と通信可能なコンピュータに、
    競技に対する予想結果に掛金を設定する投票券に関する投票券情報を提供する1又は複数の提供者のうち対象提供者により指定された第1投票券情報を、前記ユーザの端末装置に提供する提供処理と、
    前記第1投票券情報の全部または一部に基づいて前記ユーザが購入した投票券に関する第2投票券情報を取得する取得処理と、
    前記第2投票券情報に基づいて前記対象提供者への報酬を決定する決定処理と、
    を実行させ、
    前記決定処理は、複数の提供者への報酬の合計が予め設定された上限金額に達した場合には、前記第1投票券情報の全部または一部に基づいて前記ユーザが購入した前記投票券の、購入金額の割合に基づいて、前記対象提供者への報酬を決定する
    報酬算出プログラム。
  4. 通信ネットワークを介して、ユーザにより使用される端末装置と通信可能なコンピュータが実行する報酬算出方法であって、
    競技に対する予想結果に掛金を設定する投票券に関する投票券情報を提供する1又は複数の提供者のうち対象提供者により指定された第1投票券情報を、コンピュータが前記ユーザの端末装置に提供し、
    前記第1投票券情報の全部または一部に基づいて前記ユーザが購入した投票券に関する第2投票券情報を、コンピュータが取得し、
    前記第2投票券情報に基づいて前記対象提供者への報酬を、コンピュータが決定し、
    前記対象提供者への報酬を決定する場合、複数の提供者への報酬の合計が予め設定された上限金額に達した場合には、前記第1投票券情報の全部または一部に基づいて前記ユーザが購入した前記投票券の、購入金額の割合に基づいて、前記対象提供者への報酬を決定する
    報酬算出方法。
JP2019172366A 2019-09-21 2019-09-21 情報処理装置、及び報酬算出プログラム Active JP7038310B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019172366A JP7038310B2 (ja) 2019-09-21 2019-09-21 情報処理装置、及び報酬算出プログラム
JP2022030923A JP2022066316A (ja) 2019-09-21 2022-03-01 情報処理装置、及び報酬算出プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019172366A JP7038310B2 (ja) 2019-09-21 2019-09-21 情報処理装置、及び報酬算出プログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022030923A Division JP2022066316A (ja) 2019-09-21 2022-03-01 情報処理装置、及び報酬算出プログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2021051403A JP2021051403A (ja) 2021-04-01
JP2021051403A5 JP2021051403A5 (ja) 2021-05-27
JP7038310B2 true JP7038310B2 (ja) 2022-03-18

Family

ID=75157891

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019172366A Active JP7038310B2 (ja) 2019-09-21 2019-09-21 情報処理装置、及び報酬算出プログラム
JP2022030923A Pending JP2022066316A (ja) 2019-09-21 2022-03-01 情報処理装置、及び報酬算出プログラム

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022030923A Pending JP2022066316A (ja) 2019-09-21 2022-03-01 情報処理装置、及び報酬算出プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP7038310B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7177293B1 (ja) * 2022-03-18 2022-11-22 Kddi株式会社 データ処理装置、データ処理方法及びプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001188847A (ja) 2000-01-04 2001-07-10 Kenji Kiyota 情報提供システム、投票券購入システム、情報提供方法、投票券購入方法及び情報記録媒体
JP2007193715A (ja) 2006-01-23 2007-08-02 Masaru Yasuda 予想情報管理システム、予想情報管理方法、およびプログラム
JP2010160612A (ja) 2009-01-07 2010-07-22 Ntt Data Corp 投票予想公開システム及び方法ならびにコンピュータプログラム
JP2014109887A (ja) 2012-11-30 2014-06-12 Rakuten Inc 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2016118980A (ja) 2014-12-22 2016-06-30 敏巨 越田 コンテンツの投稿および閲覧システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001188847A (ja) 2000-01-04 2001-07-10 Kenji Kiyota 情報提供システム、投票券購入システム、情報提供方法、投票券購入方法及び情報記録媒体
JP2007193715A (ja) 2006-01-23 2007-08-02 Masaru Yasuda 予想情報管理システム、予想情報管理方法、およびプログラム
JP2010160612A (ja) 2009-01-07 2010-07-22 Ntt Data Corp 投票予想公開システム及び方法ならびにコンピュータプログラム
JP2014109887A (ja) 2012-11-30 2014-06-12 Rakuten Inc 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2016118980A (ja) 2014-12-22 2016-06-30 敏巨 越田 コンテンツの投稿および閲覧システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022066316A (ja) 2022-04-28
JP2021051403A (ja) 2021-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6128904B2 (ja) コンテンツ共有システム、コンテンツ共有サーバ装置、コンテンツ共有方法及びコンピュータプログラム
CN110611826A (zh) 榜单生成方法、装置、服务器及可读存储介质
JP6128903B2 (ja) コンテンツ共有システム、コンテンツ共有サーバ装置、コンテンツ共有方法及びコンピュータプログラム
JP5051220B2 (ja) 負荷分散方法、負荷分散プログラム、および負荷分散装置
JP2009094980A (ja) 投稿動画配信サーバ及び投稿動画配信方法
WO2012132480A1 (ja) 価格決定システム、価格決定システムの制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体
JP7038310B2 (ja) 情報処理装置、及び報酬算出プログラム
JP2016157381A (ja) 情報処理装置、情報共有方法、システムおよびプログラム
JP7406072B2 (ja) 情報処理装置、払出制御プログラム、及び払出制御方法
JP2023096392A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP6924350B2 (ja) 情報処理装置、特典提供プログラム、及び特典提供方法
JP6853490B1 (ja) 情報処理装置、制御プログラム、及び制御方法
JP2015502609A5 (ja)
JP5599844B2 (ja) 価格決定システム、価格決定システムの制御方法、及びプログラム
JP7440775B2 (ja) 情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法、及び情報端末プログラム
JP7021450B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システム
JP6909395B1 (ja) 情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法、及び情報端末プログラム
JP7328573B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP7417114B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2021077419A (ja) 情報処理装置、制御プログラム、及び制御方法
JP6914490B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP6985640B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP7460900B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム
JP2023168509A (ja) 情報処理装置、端末装置、情報処理システム、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2010237981A (ja) コンテンツ投稿システム、装置、方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210413

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210413

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7038310

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350