JP2023096392A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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裕 諸橋
Yutaka Morohashi
遼平 大脇
Ryohei Owaki
幸介 栗山
Kosuke Kuriyama
雅矩 松本
Masanori Matsumoto
信貴 小牧
Nobutaka Komaki
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Abstract

【課題】ユーザが複数のサービスを利用しやすくする。【解決手段】情報処理装置20は、複数のサービスそれぞれのユーザの利用状況が、複数のサービスそれぞれに設定された所定条件を満たしたか否かを判定する判定部212と、複数のサービスのうち1以上のサービスにおいてユーザの利用状況が所定条件を満たした場合に、複数のサービスのうちユーザの利用状況が所定条件を満たしていない1以上のサービスにおいて利用可能な特典を付与する特典付与部214と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、EC(Electronic Commerce)サイト等の電子商取引サービスを利用して商品を購入したユーザにポイントを提供するポイント提供サービスが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2008-234095号公報
サービスを運営する事業者が複数のサービスを運営したり、それぞれ異なるサービスを運営する複数の事業者が提携したりする場合がある。このような場合、あるサービスを利用するユーザが当該サービスと関連する他のサービスも利用しやすくするようにすることが求められるが、従来のサービスにおいては、ユーザが他のサービスを利用しやすくならないという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ユーザが複数のサービスを利用しやすくすることを目的とする。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、複数のサービスそれぞれのユーザの利用状況が、前記複数のサービスそれぞれに設定された所定条件を満たしたか否かを判定する判定部と、前記複数のサービスのうち1以上のサービスにおいて前記ユーザの利用状況が前記所定条件を満たした場合に、前記複数のサービスのうち前記ユーザの利用状況が前記所定条件を満たしていない1以上のサービスにおいて利用可能な特典を付与する特典付与部と、を有する。
本発明によれば、ユーザが複数のサービスを利用しやすくするという効果を奏する。
本実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。 情報端末10のハードウェア構成を示す図である。 情報処理装置20のハードウェア構成を示す図である。 情報処理装置20の機能ブロック構成例を示す図である。 記憶部22に記憶された利用情報を示す図である。 記憶部22に記憶された条件情報を示す図である。 記憶部22に記憶された判定情報を示す図である。 ユーザに付与する特典を決定する動作の流れを示すフローチャートである。 特典付与条件を更新する動作の流れを示すフローチャートである。
<情報処理システム1の概要>
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。図1に示す情報処理システム1は、一以上の情報端末10(第1情報端末10-1、第2情報端末10-2、第3情報端末10-3)と、情報処理装置20とを備える。複数の情報端末10及び情報処理装置20は、インターネット、イントラネット、無線LAN(Local Area Network)、又は移動体通信網のネットワークNを介して互いに通信可能に接続されている。
情報端末10は、情報処理システム1においてサービスを利用する利用者(以下、「ユーザ」という)が使用する端末であり、例えば携帯電話(スマートフォンを含む)、タブレット端末又はパーソナルコンピュータ等の情報処理端末である。サービスは、例えばEC(Electronic Commerce)サービス、複数のユーザが画像データを共有するデータ共有サービス及びソーシャルゲーム提供サービスを含むSNS(Social Networking Service)、又は競技への投票を受け付けるベッティングサービスである。
情報端末10には、例えばユーザがサービスを利用するための専用のアプリケーションプログラム(以下、「専用アプリ」という)がインストールされている。ユーザは、専用アプリを介して、ECサイトから商品を購入したり、ソーシャルゲームに興じたり、競技における投票対象に投票したりすることができる。
競技は、例えば競輪、オートレース、競馬、競艇、ドッグレース、自動車レース等の着順を競うレースや、野球、ラグビー、サッカー等の試合、又はエレクトロニック・スポーツであり、投票対象に対してユーザが投票可能な競技である。投票対象は、ユーザが所定価値を投票する対象であり、投票対象の候補となる複数の競技体(競技者、競技車体、競技チーム、又は動物を含む)のうち、勝利するとユーザが予想する競技体と賭式(投票方式)との組み合わせにより定められる。所定価値は、金銭、電子通貨又はポイントのように、ユーザが物品又はサービスを得るために使用可能な有形物又は無形物である。
情報処理装置20は、例えばコンピュータであり、一又は複数の物理的なサーバから構成されている。情報処理装置20は、ハイパーバイザ(hypervisor)上で動作する仮想的なサーバを用いて構成されていてもよく、クラウドサーバを用いて構成されていてもよい。情報処理装置20は、複数のサービスのうち1以上のサービスにおいてユーザの利用状況が所定条件を満たした場合に、ユーザの利用状況が所定条件を満たしていないサービスにおいて利用可能な特典をユーザに付与するための装置である。
所定条件は、例えば「ECサービスにおいて所定の期間における購入金額が○○円以上」、「ソーシャルゲームにおいて所定のクエスト(すなわちゲームステージ)をクリアする」又は「ベッティングサービスにおいて所定の期間における投票回数が○回以上」等の条件である。所定の期間は、予め決められた期間であり、例えば1ヶ月である。特典は、例えばECサービスにおいて商品を購入するために利用可能な商品購入用ポイント、ソーシャルゲームにおいてアイテム等を購入するために利用可能なゲーム用ポイント又はベッティングサービスにおいて競技に投票するための所定価値として利用可能な投票用ポイントである。
複数のサービスを運営したり、他のサービスを運営する他の事業者と提携したりする事業者は、複数のサービスにおけるユーザの利用回数を向上させるために、ユーザが利用していないサービスを利用するように仕向けたいと考える場合がある。これに対して、情報処理装置20は、ユーザが利用しているサービスにおけるユーザの利用状況が所定条件を満たした場合、ユーザが利用していないサービスにおいて利用可能な特典をユーザに付与する。
情報処理装置20がこのように動作することで、ユーザは、利用していないサービスを利用しやすくなる。その結果、情報処理装置20は、複数のサービスにおけるユーザの利用回数を向上させることができる。
以下、情報端末10及び情報処理装置20の構成及び動作を詳細に説明する。
<ハードウェア構成>
図2は、情報端末10のハードウェア構成を示す図である。情報端末10は、プロセッサ11、記憶部12、通信IF(Interface)13、入力デバイス14及び出力デバイス15を有する。
プロセッサ11は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。
記憶部12は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体を有する。記憶部12は、プロセッサ11が実行するプログラムを記憶する。
通信IF13は、ネットワークNを介して情報処理装置20との間で有線通信又は無線通信を行うための通信コントローラを有する。通信IF13は、情報処理装置20から受信したデータをプロセッサ11に通知する。また、通信IF13は、プロセッサ11から入力されたデータを情報処理装置20に送信する。
入力デバイス14は、例えばユーザから入力操作を受け付ける。入力デバイス14は、例えば、キーボード、タッチパネル、マウス又はマイクである。出力デバイス15は、例えばユーザに対して情報を出力する表示部及び音声出力部等である。出力デバイス15は、例えば、ディスプレイ又はスピーカ等である。
図3は、情報処理装置20のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置20は、プロセッサ21、記憶部22、通信IF23、入力デバイス24及び出力デバイス25を有する。
プロセッサ21は、例えばCPU(Central Processing Unit)又はGPU(Graphical Processing Unit)であり、記憶部22に記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。
記憶部22は、メモリ、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の記憶媒体を有する。記憶部22は、プロセッサ21が実行するプログラムを記憶する。また、記憶部22は、複数のサービスにおける情報端末10を使用するユーザの利用状況と複数のサービスそれぞれに設定された所定条件とを記憶する。
通信IF23は、ネットワークNを介して情報端末10との間で有線通信又は無線通信を行うための通信コントローラを有する。通信IF23は、情報端末10から受信したデータをプロセッサ21に通知する。また、通信IF23は、プロセッサ21から入力されたデータを情報端末10に送信する。
入力デバイス24は、例えば情報処理装置20の管理者から入力操作を受け付ける。入力デバイス24は、例えば、キーボード、タッチパネル、マウス又はマイクである。出力デバイス25は、例えば情報処理装置20の管理者に対して情報を出力する。出力デバイス25は、例えば、ディスプレイ又はスピーカ等である。
<機能ブロック構成>
図4は、情報処理装置20の機能ブロック構成例を示す図である。プロセッサ21は、取得部211と、判定部212と、記憶制御部213と、特典付与部214と、通知部215と、を有する。プロセッサ21は、記憶部22に記憶されたプログラムを実行することにより、取得部211、判定部212、記憶制御部213、特典付与部214及び通知部215として機能する。
記憶部22は、複数のサービスにおける複数のユーザの利用状況を示す利用情報と、複数のサービスそれぞれに設定された所定条件を示す条件情報と、利用情報が示すユーザの利用状況が所定条件を満たしたか否かを判定した結果を示す判定情報と、を記憶する。図5から図7は、記憶部22に記憶された情報の一例を示す図である。
図5は、記憶部22に記憶された利用情報を示す図である。図5においては、期間、ユーザがサービスを利用した利用日、サービスを利用したユーザのユーザ名、ユーザが利用したサービスのサービス名、サービスの利用における使用金額、及びサービスの利用における払戻金額が関連付けられている。図5においては、サービス名「AA」に対応するサービスAA及びサービス名「BB」に対応するサービスBBは、ECサービスである。サービス名「CC」に対応するサービスCCは、ソーシャルゲーム提供サービスである。サービス名「DD」に対応するサービスDDは、ベッティングサービスである。
期間は、例えばユーザの利用状況が所定条件を満たしたか否かを判定するために用いられる期間である。具体的には、所定条件が「所定の期間における利用金額が○○円以上」である場合、図5に示す11月に対応する「期間1」又は12月に対応する「期間2」が所定の期間である。図5に示すように、記憶部22は、所定の期間に関連付けて利用状況を記憶している。払戻金額は、ベッティングサービスにおいてユーザが競技に投票した投票内容が的中した場合にユーザに付与される報酬の量である。
図6は、記憶部22に記憶された条件情報を示す図である。図6においては、ユーザが利用可能なサービスのサービス名、所定条件に含まれる特典付与条件、及び所定条件に含まれる更新条件が関連付けられている。特典付与条件は、ユーザに特典を付与するか否かを判定するための所定条件である。更新条件は、特典付与条件を更新するか否かを判定するための所定条件である。
更新条件は、例えば、サービスDDの特典付与条件「所定の期間の投票金額5000円以上」を「所定の期間の投票金額3000円以上」に緩和するように、特典の内容を変更するための条件である。例えば、ユーザの利用状況が図6に示すサービスAAの更新条件「キャンペーン対象商品の購入」を満たした場合、サービスAAにおける当該ユーザの特典付与条件が「所定の期間の購入金額500円以上」に緩和される。ユーザの利用状況が図6に示すサービスAAの更新条件「キャンペーン対象商品の購入」を満たした場合に、更新条件が満たされたサービスAAと異なるサービスDDにおける当該ユーザの特典付与条件が「所定の期間の投票金額3000円以上」に緩和されてもよい。この場合、ユーザは、サービスDDを利用して3000円以上の投票金額を投票することにより特典を付与される。
図7は、記憶部22に記憶された判定情報を示す図である。図7においては、ユーザのユーザ名と、ユーザが利用している複数のサービスそれぞれにおけるユーザの利用状況が図6に示す特典付与条件を満たしたか否かを示す判定結果と、が関連付けられている。図7に示す「×」は、ユーザの利用状況が特典付与条件を満たしていないことを示し、図7に示す「○」は、ユーザの利用状況が特典付与条件を満たしたことを示す。
図7(a)は、ユーザの利用状況が初期状態である場合の判定情報を示す図である。初期状態は、例えば複数のサービスにおいてユーザの利用状況が特典付与条件を満たしていない状態である。図7(b)及び図7(c)は、複数のサービスのうち1以上のサービスにおいてユーザの利用状況が特典付与条件を満たしている場合の判定情報を示す図である。
図7(a)は、例えば図5に示す「期間1」が開始されるタイミングにおける判定情報を示す。図7(b)は、例えば図5に示す「期間1」から「期間2に」に切り替わるタイミングにおける判定情報を示す。図7(c)は、例えば図5に示す「期間2」が終了するタイミングにおける判定情報を示す。
以下、図4に戻って、プロセッサ21により実現される各部の構成を説明する。
取得部211は、複数のサービスにおける複数のユーザの利用状況を示す利用情報を外部の情報処理装置(不図示)から取得する。外部の情報処理装置は、例えばユーザが利用するサービスの提供に用いられるサーバである。取得部211は、複数のユーザそれぞれが使用する情報端末10から利用情報を取得してもよい。取得部211は、例えば図5に示すユーザ名、利用日、サービス名、使用金額又は払戻金額の少なくともいずれかを、外部の情報処理装置又は情報端末10から取得する。
取得部211は、ユーザが利用するサービスがECサービスである場合、ユーザが購入した商品の数を利用情報として取得してもよい。取得部211は、ユーザが利用するサービスがソーシャルゲーム提供サービスである場合、ユーザがサービスにログインした時刻を示すログイン情報、及びユーザがクリアしたクエスト(いわゆるゲームステージ)を示すクリア情報を利用情報として取得してもよい。取得部211は、ユーザが利用するサービスがベッティングサービスである場合、ユーザが競技に投票した回数又は投票した内容を他のユーザに公開したことを示す公開情報を利用情報として取得してもよい。取得部211は、外部の情報処理装置又は情報端末10から取得した利用情報を記憶部22に記憶させる。
判定部212は、複数のサービスそれぞれのユーザの利用状況が、複数のサービスそれぞれに設定された所定条件を満たしたか否かを判定する。所定条件は、例えば図6に示す特典付与条件である。判定部212は、例えば記憶部22を参照することにより、図5に示す複数のユーザの複数の利用状況それぞれが、図6に示す特典付与条件を満たしたか否かを判定する。特典付与条件を満たしたと判定した場合、判定部212は、記憶部22に記憶されている判定情報を更新する。
具体的には、判定部212は、図5に示す利用情報を参照することにより、ユーザU1の利用状況「サービスAAを利用することにより5000円を使用」を特定する。判定部212は、図6に示す条件情報を参照することにより、サービスAAの特典付与条件「所定の期間の購入金額1000円以上」を特定し、ユーザU1がサービスAAの特典付与条件を満たしたと判定する。判定部212は、判定した結果を示す判定情報を記憶部22に記憶させる。
判定部212は、例えば所定の期間ごとに利用状況が所定条件を満たしたか否かを判定する。所定の期間は、図5に示す「期間1」及び「期間2」であり、例えば1ヶ月である。判定部212は、例えば記憶部22を参照することにより、複数のサービスそれぞれにおける複数のユーザそれぞれの利用状況を特定する。具体的には、判定部212は、図5に示す利用情報を参照することにより、「期間1」においてユーザU3がサービスAAを利用することにより「2000円」及び「1000円」を使用したことを特定する。判定部212は、特定した使用金額に基づいて、「期間1」におけるユーザU3のサービスAAの利用状況が「購入金額3000円」であると特定する。
続いて、判定部212は、図6に示す「特典付与条件」を参照することにより、サービスAAの特典付与条件「所定の期間の購入金額1000円以上」を特定する。判定部212は、「期間1」においてユーザU3のサービスAAの利用状況が特典付与条件を満たしたと判定する。判定部212がこのように動作することで、判定部212は、複数のサービスそれぞれにおける複数のユーザそれぞれの利用状況が特典付与条件を満たしたか否かを、所定の期間ごとに判定できる。その結果、ユーザは、所定の期間ごとに特典を得るためにサービスを利用するように動機づけられるため、サービスを継続して使用しやすくなる。
判定部212は、例えば複数のサービスのうち第1サービスの利用状況が第1サービスに設定された所定条件を満たすことにより所定の更新条件を満たした場合に、複数のサービスのうち第1サービスと異なる第2サービスに設定された所定条件を更新する。所定条件は、例えば図6に示す特典付与条件であり、所定の更新条件は、例えば図6に示す更新条件である。第2サービスは、例えばユーザの利用状況が特典付与条件を満たしていないサービスである。
具体的には、判定部212は、図5に示す利用情報を参照することにより、ユーザU1の利用状況「サービスAAを利用することにより5000円を使用」を特定する。判定部212は、図6に示す条件情報を参照することにより、サービスAAの特典付与条件「所定の期間の購入金額1000円以上」及びサービスAAの更新条件「所定の期間の購入金額5000円以上」を特定する。判定部212は、サービスAAにおけるユーザU1の利用状況が特典付与条件を満たすことにより更新条件を満たしたと判定し、ユーザU1におけるサービスAAと異なるサービス(例えばサービスCC)の特典付与条件を更新する。判定部212は、例えばユーザU1におけるサービスCCの特典付与条件を「所定の期間のログイン5回以上」から「所定の期間のログイン2回以上」に引き下げる。
判定部212がこのように動作することで、判定部212は、ユーザが第1サービスの利用において更新条件を満たすことにより、第2サービスの特典付与条件を緩和することができる。その結果、ユーザが第2サービスの特典付与条件を緩和するために第1サービスにおいて使用金額を増やしたり、特典付与条件が緩和された第2サービスを利用したりするように動機づけられるので、ユーザが複数のサービスを利用しやすくする。
判定部212は、複数のサービスのうち2以上の所定数のサービスに設定された所定条件を満たした場合に、更新条件を満たすと判定してもよい。判定部212は、例えば図5に示す利用情報を参照することにより、ユーザU1がサービスBBを利用して3000円の商品を購入したことを特定する。判定部212は、図6に示す条件情報を参照することにより、サービスBBにおけるユーザU1の利用状況が特典付与条件「商品購入1点以上」を満たしたと判定する。さらに、判定部212は、図5に示す利用情報を参照することにより、サービスAA及びサービスDDにおけるユーザU1の利用状況が特典付与条件を満たしたことを特定し、図6に示すサービスBBの更新条件「2以上のサービスにおいて特典付与条件を満たすこと」を満たしたと判定する。
判定部212がこのように動作することで、判定部212は、複数の第1サービスにおいてユーザの利用状況が特典付与条件を満たすことにより、第2サービスの特典付与条件を緩和することができる。その結果、ユーザが第2サービスの特典付与条件を緩和するために複数の第1サービスを利用するように動機づけられるので、ユーザがサービスを利用する回数を向上させることができる。
判定部212は、第2サービスが所定価値を賭けることが可能なベッティングサービスである場合、第2サービスに所定条件として設定された投票券の購入額を少なくすることにより、第2サービスに設定された所定条件を更新する。判定部212は、例えば利用情報に含まれるソーシャルゲーム提供サービスのクリア情報を参照することにより、サービスCCにおけるユーザの利用状況が図6に示すサービスCCの更新条件「所定のクエストをクリアする」を満たしたと判定する。判定部212は、更新条件を満たしたと判定したことにより、サービスDDの特典付与条件「所定の期間の投票金額5000円以上」を「所定の期間の投票金額3000円以上」に引き下げる。
ところで、ベッティングサービスを利用して競技に投票した投票内容が的中しなかった場合はユーザに金銭的な損失が発生するため、投票をしたことがないユーザにとっては投票に対する敷居が高い。これに対して、判定部212は、第1サービスにおけるユーザの利用状況が更新条件を満たしたと判定し、且つ図5に示す利用情報を参照することによりユーザがベッティングサービスを利用していないと判定した場合、ベッティングサービスを第2サービスに決定し、ベッティングサービスの特典付与条件として設定された投票金額を少なくする。判定部212がこのように動作することで、判定部212は、投票をしたことがないユーザがベッティングサービスにおいて特典を付与される条件を緩和することができる。その結果、投票をしたことがないユーザは、投票をしたことがある他のユーザよりも少ない投票金額で特典を付与されるため、ベッティングサービスを利用しやすくなる。
判定部212は、複数のサービスのうち所定価値を賭けることが可能なベッティングサービスにおけるユーザの第1期間の収支に応じて、第1期間の後の第2期間において複数のサービスに含まれる所定サービスに設定された所定条件を更新してもよい。第1期間は、例えば図5に示す「期間1」であり、第2期間は、例えば図5に示す「期間2」である。所定サービスは、ベッティングサービスでもよいし、ベッティングサービスと異なるサービスでもよい。
判定部212は、例えば図5に示す「期間1」におけるサービスDDを利用したユーザの収支を特定する。具体的には、判定部212は、「期間1」におけるユーザU1の収支を「+5000円」と特定し、「期間1」におけるユーザU2の収支を「-3000円」と特定する。判定部212は、特定した収支に応じて、「期間2」におけるユーザU1及びユーザU2の特典付与条件を更新する。
判定部212は、例えば第1期間における収支が示すユーザの損失が大きい場合に、ユーザの損失が小さい場合に比べて、第2期間におけるユーザの所定サービスの所定条件を緩和する。例えば、ユーザU2がベッティングサービスを利用することにより、「期間1」において「3000円」の損失を発生させ、さらに「期間1」の後の「期間2」において「9000円」の損失を発生させたとする。この場合、判定部212は、「期間2」のにおけるユーザU2の特典付与条件よりも、「期間2」の後の「期間3」におけるユーザU2の特典付与条件を緩和する。具体的には、判定部212は、例えば「期間2」におけるサービスDDの特典付与条件が「所定の期間の投票金額3000円以上」である場合、「期間3」におけるサービスDDの特典付与条件を「所定の期間の投票金額2000円以上」にする。
判定部212がこのように動作することで、判定部212は、競技に投票した投票内容が的中しなかったことにより発生した金銭的な損失が大きくなったユーザに対して、特典を取得することが容易な特典付与条件を提示することができる。その結果、ユーザは、競技に投票することによる金銭的な損失を特典により補填しやすくなるため、ベッティングサービスを継続して使用しやすくなる。
さらに、判定部212は、「所定の期間の投票金額3000円以上、及び投票回数2回以上」のように特典付与条件が複数の条件を含む場合、特典付与条件に含まれる条件の数を少なくすることで、特典付与条件を緩和してもよい。具体的には、「期間1」においてユーザU2が「3000円」の損失を発生させたことにより、「期間2」における特典付与条件を「所定の期間の投票金額2000円以上、及び投票回数1回以上」に緩和する。さらに、「期間2」においてユーザU2が「9000円」の損失を発生させたことにより、「期間3」における特典付与条件を「投票回数1回以上」に緩和する。
判定部212がこのように動作することで、判定部212は、競技に投票した投票内容が的中しなかったことにより発生した金銭的な損失が大きくなればなるほど、特典付与条件を緩和することができる。その結果、金銭的な損失が大きくなればなるほど金銭的な損失を特典により補填しやすくなるため、ユーザが金銭的な損失によりサービスの利用を停止する可能性を少なくすることができる。
判定部212は、第1期間における収支が示すユーザの損失が大きい場合に、ユーザの損失が小さい場合に比べて、多くの所定サービスの所定条件を更新してもよい。判定部212は、例えばユーザU2が「期間1」において「3000円」の損失を発生させた場合、ユーザU2が利用する複数のサービスのうち1つのサービスの特典付与条件を緩和し、ユーザU2が「期間1」において「9000円」の損失を発生させた場合、2つのサービスの特典付与条件を緩和する。
判定部212がこのように動作することで、判定部212は、ユーザの金銭的な損失に応じて特典付与条件を緩和するサービスの数を変更することができる。その結果、ユーザは、特典を得られやすいサービスの数が増えるため、多くのサービスを利用するように動機づけられる。さらに、競技に投票することによる金銭的な損失を補填可能な特典を得られやすい複数のサービスを利用できるため、ユーザは、利用するサービスの数を増やしやすくなるとともに、ベッティングサービスを継続して使用しやすくなる。
記憶制御部213は、所定の期間が経過したタイミングで、記憶部22が記憶している複数のサービスそれぞれの利用状況を初期状態に更新する。所定の期間が経過したタイミングは、例えば月の切り替わりのタイミングであり、図5に示す「期間1」と「期間2」とが切り替わるタイミングである。記憶制御部213は、例えば2021年11月30日から2021年12月1日に切り替わるタイミングにおいて、図5に示す「期間1」に関連付けられた利用情報を削除し、図7(b)に示す判定情報を図7(a)に示す判定情報の初期状態に更新する。
記憶制御部213は、複数のサービスのうち所定の数のサービスにおいて利用状況が所定条件を満たしたタイミングで複数のサービスの利用状況を初期状態に更新してもよい。所定の数は、2以上の固定値又はユーザが利用しているサービスの数である。記憶制御部213は、例えば図7(c)に示す判定情報を参照することにより、ユーザU1が利用している複数のサービス(サービスAA、サービスBB、サービスCC、サービスDD)の全てにおいてユーザU1の利用状況が特典付与条件を満たしたことを特定する。記憶制御部213は、特定したタイミングにおいて、ユーザU1に関連付けられた利用情報を削除し、図7(c)に示すユーザU1に関連付けられた判定情報を初期状態に更新する。
記憶制御部213がこのように動作することで、記憶制御部213は、所定の期間が経過したタイミングと異なるタイミングであっても複数のサービスの利用状況を初期状態に更新できる。そして、情報処理装置20は、所定の期間が経過していない場合であっても所定の数のサービスにおいて特典付与条件を満たしたユーザにさらに特典を付与することができる。その結果、ユーザは、所定の期間よりも短い期間で所定の数のサービスに設定された特典付与条件を満たすようにサービスを利用するように動機づけられるため、サービスの事業者は、ユーザがサービスを利用する頻度を高めることができる。
特典付与部214は、複数のサービスのうち1以上のサービスにおいてユーザの利用状況が所定条件を満たした場合に、複数のサービスのうちユーザの利用状況が所定条件を満たしていない1以上のサービスにおいて利用可能な特典を付与する。「特典を付与する」とは、例えば、ユーザが使用する情報端末10に、ユーザに付与する特典の内容を示す特典情報を送信すること、又は、特典情報をユーザのユーザ名に関連付けて記憶部22に記憶させることである。
特典付与部214は、例えば図7(b)に示す判定情報を参照することにより、複数のサービスのうちサービスAA及びサービスDDにおいてユーザU1の利用状況が特典付与条件を満たしたことを特定する。特典付与部214は、ユーザU1の利用状況が特典付与条件を満たしていないサービスBB又はサービスCCのうち少なくともいずれかのサービスにおいて利用可能な特典をユーザU1に付与する。
特典付与部214がこのように動作することで、特典付与部214は、サービスにおけるユーザの利用状況が特典付与条件を満たした場合に、ユーザが利用する機会が少ない他のサービスにおいて利用可能な特典を付与することができる。その結果、ユーザは、利用する機会が少ないサービスを利用するように動機づけられるため、ユーザが複数のサービスを利用しやすくすることができる。さらに、サービスの事業者は、ユーザに利用してほしいサービスをユーザが利用するように仕向けることができる。
特典付与部214は、例えば複数の所定の期間のうち第1期間に関連付けて記憶部22に記憶された利用状況に基づいて、ユーザの利用状況が所定条件を満たしていない1以上のサービスの中から選択した対象サービスにおいて利用可能な特典を決定する。特典付与部214は、決定した特典を第1期間よりも後の期間である第2期間において利用可能な特典としてユーザに付与する。
特典付与部214は、例えば図5に示す「期間1」に関連付けられたユーザU1の利用状況と取得部211が取得したログイン情報とを参照することにより、「期間1」においてユーザU1の利用状況が特典付与条件を満たしていないサービスBB及びサービスCCを特定する。特典付与部214は、特定したサービスBB及びサービスCCのうち利用回数が少ないサービスBBを選択し、サービスBBにおいて利用可能なユーザU1に付与することを決定する。特典付与部214は、サービスBBにおいて利用可能な特典を、「期間1」の後の期間である「期間2」において利用可能な特典としてユーザU1に付与する。
特典付与部214がこのように動作することで、特典付与部214は、ユーザが利用する機会が少ないサービスを特定し、特定したサービスにおいて利用可能な特典をユーザに付与することができる。その結果、ユーザは、利用する機会が少ないサービス又は利用したことがないサービスを利用するように動機づけられるため、複数のサービスにおいてユーザが利用する回数を向上させることができる。
特典付与部214は、複数の所定の期間のうち第1期間において付与された特典をユーザが利用したことを条件として、第1期間よりも後の期間である第2期間において利用可能な特典をユーザに付与してもよい。特典付与部214は、例えば取得部211が外部の情報処理装置(例えばECサイトを管理するサーバ)又は情報端末10から取得した、ユーザが利用した特典を示す特典利用情報を参照することにより、ユーザが第1期間において利用した特典を特定する。特典付与部214は、記憶部22を参照することにより、ユーザに付与した、第1期間において利用可能な特典を特定する。
特典付与部214は、ユーザに付与された第1期間において利用可能な特典のうち、ユーザが利用した特典と利用していない特典とを特定する。特典付与部214は、ユーザが利用した特典に対応するサービスにおける、第2期間において利用可能な特典をユーザに付与し、ユーザが利用していない特典に対応するサービスにおける、第2期間に利用可能な特典をユーザに付与しない。
特典付与部214がこのように動作することで、特典付与部214は、ユーザに付与した複数の特典のうちユーザが利用していない特典に対応するサービスで利用できる特典を新たに付与することを抑制することができる。その結果、サービスの事業者が必要数以上の特典をユーザに付与してしまうことを抑制できる。
特典付与部214は、複数のサービスのうち利用状況が所定条件を満たしたサービスの数が閾値以上である所定の期間が連続した場合、連続した所定の期間の数に応じた特典をユーザに付与してもよい。閾値は、2以上の固定値又はユーザが利用可能なサービスの数である。特典付与部214は、例えば複数の所定の期間それぞれにおいて、複数のユーザそれぞれの利用状況が所定条件を満たしたサービスの数を特定し、特定したサービスの数が閾値以上である場合は、連続した所定の期間の数を特定する。連続した所定の期間の数は、例えば複数の所定の期間それぞれにおいて、特典付与部214が記憶部22に記憶させる。
特典付与部214は、連続した所定の期間の数が大きければ大きいほど、サービスにおいて利用可能なポイントのポイント数が大きい特典をユーザに付与する。具体的には、特典付与部214は、ユーザU1の利用状況が特典付与条件を満たしたサービスの数が閾値以上である所定の期間が3回連続した場合は、サービスAAを利用することにより購入した商品の金額から1000円を差し引くことが可能な特典を付与する。特典付与部214は、ユーザU1の利用状況が特典付与条件を満たしたサービスの数が閾値以上である所定の期間が5回連続した場合は、サービスAAを利用することにより購入した商品の金額から2000円を差し引くことが可能な特典を付与する。
特典付与部214がこのように動作することで、特典付与部214は、ユーザの利用状況が特典付与条件を満たしたサービスの数が閾値以上である期間が長ければ長いほど、割引率が大きい特典をユーザに付与することができる。その結果、ユーザは、複数のサービスにおいて特典付与条件を満たす期間が継続すればするほど特典を取得できるため、複数のサービスを積極的に且つ継続的に利用するように動機づけられる。
特典付与部214は、複数のサービスのうち所定の数のサービスにおいて利用状況が所定条件を満たした場合に、ユーザの指定操作に基づいて選択したサービスにおいて利用可能な特典をユーザに付与してもよい。所定の数は、2以上の固定値又はユーザが利用可能なサービスの数である。
特典付与部214は、例えば図7に示す判定情報を参照することにより、所定の数のサービスにおいてユーザの利用状況が特典付与条件を満たしたことを特定する。特典付与部214は、ユーザに特典を付与することが可能であることと、付与する特典を利用可能な複数のサービスの候補とを、通知部215を介してユーザが使用する情報端末10に通知する。特典付与部214は、取得部211が情報端末10から取得した、複数のサービスの候補のうちユーザの指定操作に基づいて選択したサービスを示す情報に基づいて、当該ユーザが選択したサービスにおいて利用可能な特典をユーザに付与する。
特典付与部214がこのように動作することで、特典付与部214は、ユーザが選択したサービスにおいて利用可能な特典をユーザに付与することができる。その結果、ユーザは、自身が利用したいサービスにおいて利用可能な特典を付与されるため、ユーザが特典を利用する可能性を高くすることができる。そして、ユーザが特典を利用する可能性が高くなることにより、ユーザがサービスを利用しやすくなる。
特典付与部214は、複数のサービスのうち所定の数のサービスにおいて利用状況が所定条件を満たした場合に、複数のサービスそれぞれの利用状況を比較した結果に基づいて選択したサービスにおいて利用可能な特典をユーザに付与してもよい。
特典付与部214は、例えば図7に示す判定情報を参照することにより、所定の数のサービスにおいてユーザの利用状況が特典付与条件を満たしたことを特定する。特典付与部214は、図5に示す利用情報を参照することにより、ユーザの複数のサービスそれぞれの利用状況を特定する。特典付与部214は、特定した複数のサービスそれぞれの利用状況に基づいてユーザが利用した回数が最も多いサービス又はユーザが使用した金額が最も大きいサービスを特定する。特典付与部214は、特定したサービスにおいて利用可能な特典をユーザに付与する。
具体的には、特典付与部214は、図7(c)に示す判定情報を参照することにより、「期間2」における4つのサービス(サービスAA、サービスBB、サービスCC、サービスDD)においてユーザU1の利用状況が特典付与条件を満たしたことを特定する。特典付与部214は、図5に示す利用情報を参照することにより、ユーザU1が使用した金額が最も大きいサービスがサービスAAであることを特定する。特典付与部214は、サービスAAにおいて利用可能な特典をユーザU1に付与する。
特典付与部214がこのように動作することで、特典付与部214は、ユーザが利用する機会が多いサービスにおいて利用可能な特典をユーザに付与することができる。その結果、ユーザが特典を利用する可能性が高まるため、ユーザがサービスを利用する機会を増やしやすくすることができる。
特典付与部214は、利用状況が所定条件を満たしていない1以上のサービスのうち、利用状況が示すユーザの利用金額が閾値未満であるサービスを、ユーザの利用金額が閾値以上であるサービスに対して優先して、ユーザに特典が付与される対象となるサービスとして決定してもよい。閾値は、特典付与条件として設定された使用金額よりも低い金額であり、例えば特典付与条件が「所定期間において使用金額2000円以上」であれば1000円である。
特典付与部214は、例えば図7(b)に示す判定情報を参照することにより、「期間1」においてユーザU1の利用状況が特典付与条件を満たしていないサービスBB及びサービスCCを特定する。特典付与部214は、図5に示す利用情報を参照することにより、サービスBBにおけるユーザU1の使用金額が1000円未満であることを特定する。特典付与部214は、サービスBBと異なる他のサービス(例えばサービスCC)よりも優先して、サービスBBをユーザに特典が付与される対象となるサービスに決定する。
特典付与部214がこのように動作することで、特典付与部214は、ユーザが利用する機会が少ないサービス又はユーザが所定の期間において利用していないサービスにおいて利用可能な特典をユーザに付与することができる。その結果、ユーザが利用する機会が少ないサービスを利用するように動機づけられるため、サービスの事業者は、複数のサービスにおけるユーザの利用頻度を向上させるように仕向けることができる。
通知部215は、ユーザが利用可能な複数のサービスそれぞれの利用状況に基づいて、ユーザが複数のサービスのうち一以上のサービスを利用可能な特典を付与されるための一以上のサービスそれぞれに設定された所定条件に関する情報をユーザに通知する。通知部215は、例えば図7(b)に示す判定情報を参照することにより、ユーザU1の利用状況が特典付与条件を満たしていないサービスBB及びサービスCCを特定する。通知部215は、図6に示すサービスBBに関連付けられた特典付与条件、及びサービスCCに関連付けられた特典付与条件を、ユーザU1が使用する情報端末10に通知する。
通知部215がこのように動作することで、通知部215は、ユーザの利用状況が特典付与条件を満たしていないサービスにおける特典付与条件をユーザに通知することができる。その結果、ユーザは、自身が特典を付与される可能性があるサービスと特典を付与されるために必要な使用金額等の条件を簡単に知ることができる。
通知部215は、サービスに設定された所定条件が示す所定金額と、ユーザがサービスを利用することにより使用した利用金額と、の差が閾値未満のサービスを特定し、特定したサービスをどのように利用することで所定条件が満たされるかをユーザに通知してもよい。閾値は、例えばサービスを利用するユーザが購入する商品の価格の平均値である。
通知部215は、例えば図5に示す利用情報を参照することにより、「期間2」においてユーザU2がサービスAAを利用したことにより500円を使用したことを特定する。通知部215は、図6に示す条件情報を参照することにより、「期間2」においてユーザU2がサービスAAを利用することにより、さらに500円を使用すれば特典付与条件を満たすことを特定する。通知部215は、500円が閾値未満であることを特定し、「2021年12月31日までに、サービスAAにおいて500円以上の商品を購入すればユーザU2に特典を付与する」ことを、ユーザU2が使用する情報端末10に通知する。
通知部215がこのように動作することで、通知部215は、特典付与条件が示す使用金額とユーザの利用状況が示す使用金額との差が小さい場合に、ユーザに特定付与条件を満たすために必要な使用金額を通知することができる。その結果、ユーザは、特典を付与されるために必要な使用金額を簡単に知ることができ、且つ必要な使用金額を使用可能な商品を購入するように動機づけられる。
<情報処理装置20における動作の流れ>
図8及び図9は、情報処理装置20における動作の流れを示すフローチャートである。図8は、情報処理装置20がユーザに付与する特典を決定する動作の流れを示すフローチャートであり、図9は、情報処理装置20が特典付与条件を更新する動作の流れを示すフローチャートである。
図8に示すように、判定部212は、取得部211が外部の情報処理装置又は情報端末10から取得した、複数のサービスにおけるユーザの利用状況を示す利用情報を取得する(S11)。判定部212は、利用情報を記憶部22から取得してもよい。判定部212は、特典付与条件を示す条件情報を記憶部22から取得する(S12)。判定部212は、複数のサービスそれぞれにおける複数のユーザそれぞれの利用状況が、複数のサービスそれぞれに設定された特典付与条件を満たすか否かを判定する(S13)。判定部212は、判定した結果を示す判定情報を記憶部22に記憶させる。
所定の期間を経過していない場合(S14のNO)、判定部212は、S11からS13までの動作を繰り返し実行する。所定の期間を経過した場合(S14のYES)、特典付与部214は、複数のユーザのうち特典を付与するユーザを選択する(S15)。特典付与部214は、図7に示す判定情報が示す判定結果に基づいて、1以上のサービスにおいて、選択したユーザの利用状況が特典付与条件を満たしたか否かを判定する(S16)。
特典付与条件を満たしていない場合(S16のNO)、特典付与部214は、選択したユーザに特典を付与する処理を実行しない。特典付与条件を満たした場合(S16のYES)、特典付与部214は、ユーザの利用状況が特典付与条件を満たしていないサービスにおいて利用可能な特典をユーザに付与することを決定する。通知部215は、特典付与部214が決定した特典の内容を示す特典情報をユーザが使用する情報端末10に通知する(S17)。
全てのユーザについてS16及びS17の処理を実行した場合(S18のYES)、記憶制御部213は、記憶部22に記憶された所定の期間における利用情報が示す利用状況を削除することにより、利用状況を初期状態に更新する(S19)。記憶制御部213は、記憶部22に記憶された判定情報を初期状態に更新する。S16及びS17の処理を実行していないユーザがいる場合(S18のNO)、特典付与部214及び通知部215は、S15からS17までの処理を繰り返す。
情報処理装置20は、処理を終了する操作が行われていない場合(S20のNO)、S11からS19までの処理を繰り返す。処理を終了する操作が行われた場合(S20のYES)、情報処理装置20は、処理を終了する。
情報処理装置20が特典付与条件を更新する場合、図9に示すように、まず判定部212は、特典付与条件を更新するか否かを決定するユーザを選択する(S31)。判定部212は、複数のサービスのうち1つのサービスを選択する(S32)。判定部212は、記憶部22を参照することにより、図5に示す利用情報を取得する(S33)。判定部212は、記憶部22を参照することにより、図6に示す特典付与条件及び更新条件を含む条件情報を取得する(S34)。
判定部212は、選択したサービスにおいて、選択したユーザの利用情報が示す利用状況が、特典付与条件及び更新条件を満たすか否かを判定する(S35)。利用状況が特典付与条件又は更新条件の少なくともいずれかを満たさない場合(S35のNO)、判定部212は、特典付与条件を更新しない。利用状況が特典付与条件及び更新条件を満たした場合(S35のYES)、判定部212は、選択したサービスがベッティングサービスであるか否かを特定する(S36)。選択したサービスがベッティングサービスである場合(S36のYES)、判定部212は、利用情報を参照することにより、選択したユーザの収支金額を特定する(S37)。選択したサービスがベッティングサービスではない場合(S36のNO)、判定部212は、選択したユーザの収支金額を特定しない。
続いて、判定部212は、利用状況が特典付与条件及び更新条件を満たしたことにより、特典付与条件を更新する(S38)。選択したサービスがベッティングサービスである場合、判定部212は、特定したユーザの収支金額に応じて特典付与条件を更新する。判定部212は、例えばユーザの収支金額が示す損失額が大きければ大きいほど特典付与条件を緩和する。
情報処理装置20は、選択したユーザが利用可能な全てのサービスについて特典付与条件を更新するか否かを判定した場合(S39のYES)、次の処理に進む。一方、特典付与条件を更新するか否かを判定していないサービスがある場合(S39のNO)、情報処理装置20は、S32からS38の処理を繰り返す。情報処理装置20は、サービスを利用する全てのユーザについて特典付与条件を更新するか否かを判定する処理を実行した場合(S40のYES)、処理を終了する。一方、特典付与条件を更新するか否かを判定する処理を実行していないユーザがいる場合(S40のNO)、情報処理装置20は、S31からS39までの処理を繰り返す。
<情報処理装置20による効果>
以上説明したように、情報処理装置20は、複数のサービスそれぞれのユーザの利用状況が、複数のサービスそれぞれに設定された特典付与条件を満たしたか否かを判定する判定部212を有する。そして、特典付与部214が、複数のサービスのうち1以上のサービスにおいてユーザの利用状況が特典付与条件を満たした場合に、複数のサービスのうちユーザの利用状況が特典付与条件を満たしていないサービスにおいて利用可能な特典をユーザに付与する。
情報処理装置20がこのように構成されることで、ユーザは、自身が利用する機会が少ないサービスにおいて利用可能な特典を取得することにより、利用する機会が少ないサービスを利用するように動機づけられる。その結果,、情報処理装置20は、ユーザが複数のサービスを利用しやすくしたり、複数のサービスにおけるユーザの利用回数を向上させたりすることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
上記実施形態に加えて、さらに以下を付記する。
(付記1)
複数のサービスそれぞれのユーザの利用状況が、前記複数のサービスそれぞれに設定された所定条件を満たしたか否かを判定する判定部と、
前記複数のサービスのうち1以上のサービスにおいて前記ユーザの利用状況が前記所定条件を満たした場合に、前記複数のサービスのうち前記ユーザの利用状況が前記所定条件を満たしていない1以上のサービスにおいて利用可能な特典を付与する特典付与部と、
を有する情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザは、利用する機会が少ないサービスを利用するように動機づけられるため、ユーザが複数のサービスを利用しやすくすることができる。さらに、サービスの事業者は、ユーザに利用してほしいサービスをユーザが利用するように仕向けることができる。
(付記2)
前記複数のサービスそれぞれの前記利用状況を記憶する記憶部と、
所定の期間が経過したタイミングで、前記記憶部が記憶している前記利用状況を初期状態に更新する記憶制御部と、をさらに有し、
前記判定部は、前記所定の期間ごとに前記利用状況が前記所定条件を満たしたか否かを判定する、
付記1に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザは、所定の期間ごとに特典を得るためにサービスを利用するように動機づけられるため、サービスを継続して使用しやすくなる。
(付記3)
前記記憶部は、前記所定の期間に関連付けて前記利用状況を記憶し、
前記特典付与部は、複数の前記所定の期間のうち第1期間に関連付けて前記記憶部に記憶された前記利用状況に基づいて、前記ユーザの利用状況が前記所定条件を満たしていない1以上のサービスの中から選択した対象サービスにおいて利用可能な特典を、前記第1期間よりも後の期間である第2期間において利用可能な特典として前記ユーザに付与する、
付記2に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザは、利用する機会が少ないサービス又は利用したことがないサービスを利用するように動機づけられるため、複数のサービスにおいてユーザが利用する回数を向上させることができる。
(付記4)
前記特典付与部は、複数の前記所定の期間のうち第1期間において付与された特典を前記ユーザが利用したことを条件として、前記第1期間よりも後の期間である第2期間において利用可能な特典を前記ユーザに付与する、
付記2に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、サービスの事業者が必要数以上の特典をユーザに付与してしまうことを抑制できる。
(付記5)
前記特典付与部は、前記複数のサービスのうち前記利用状況が前記所定条件を満たしたサービスの数が閾値以上である前記所定の期間が連続した場合、連続した前記所定の期間の数に応じた前記特典を前記ユーザに付与する、
付記2から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザは、複数のサービスにおいて特典付与条件を満たす期間が継続すればするほど特典を取得できるため、複数のサービスを積極的に且つ継続的に利用するように動機づけられる。
(付記6)
前記記憶制御部は、前記複数のサービスのうち所定の数のサービスにおいて前記利用状況が前記所定条件を満たしたタイミングで前記複数のサービスの利用状況を初期状態に更新する、
付記2から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザは、所定の期間よりも短い期間で所定の数のサービスに設定された特典付与条件を満たすようにサービスを利用するように動機づけられるため、サービスの事業者は、ユーザがサービスを利用する頻度を高めることができる。
(付記7)
前記特典付与部は、前記複数のサービスのうち前記所定の数のサービスにおいて前記利用状況が前記所定条件を満たした場合に、前記ユーザの指定操作に基づいて選択したサービスにおいて利用可能な特典を前記ユーザに付与する、
付記6に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザは、自身が利用したいサービスにおいて利用可能な特典を付与されるため、ユーザが特典を利用する可能性を高くすることができる。そして、ユーザが特典を利用する可能性が高くなることにより、ユーザがサービスを利用しやすくなる。
(付記8)
前記特典付与部は、前記複数のサービスのうち前記所定の数のサービスにおいて前記利用状況が前記所定条件を満たした場合に、前記複数のサービスそれぞれの前記利用状況を比較した結果に基づいて選択したサービスにおいて利用可能な特典を前記ユーザに付与する、
付記6に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが特典を利用する可能性が高まるため、ユーザがサービスを利用する機会を増やしやすくすることができる。
(付記9)
前記特典付与部は、前記利用状況が前記所定条件を満たしていない1以上のサービスのうち、前記利用状況が示す前記ユーザの利用金額が閾値未満であるサービスを、前記ユーザの利用金額が閾値以上であるサービスに対して優先して、前記ユーザに特典が付与される対象となるサービスとして決定する、
付記1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが利用する機会が少ないサービスを利用するように動機づけられるため、サービスの事業者は、複数のサービスにおけるユーザの利用頻度を向上させるように仕向けることができる。
(付記10)
前記判定部は、前記複数のサービスのうち第1サービスの前記利用状況が前記第1サービスに設定された前記所定条件を満たすことにより所定の更新条件を満たした場合に、前記複数のサービスのうち前記第1サービスと異なる第2サービスに設定された前記所定条件を更新する、
付記1から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが第2サービスの特典付与条件を緩和するために第1サービスにおいて使用金額を増やしたり、特典付与条件が緩和された第2サービスを利用したりするように動機づけられるので、ユーザが複数のサービスを利用しやすくする。
(付記11)
前記判定部は、前記複数のサービスのうち2以上の所定数のサービスに設定された前記所定条件を満たした場合に、前記更新条件を満たすと判定する、
付記10に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが第2サービスの特典付与条件を緩和するために複数の第1サービスを利用するように動機づけられるので、ユーザがサービスを利用する回数を向上させることができる。
(付記12)
前記第2サービスは、所定価値を賭けることが可能なベッティングサービスであり、
前記判定部は、前記第2サービスに前記所定条件として設定された投票券の購入額を少なくすることにより、前記第2サービスに設定された前記所定条件を更新する、
付記10または11に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、投票をしたことがないユーザは、投票をしたことがある他のユーザよりも少ない投票金額で特典を付与されるため、ベッティングサービスを利用しやすくなる。
(付記13)
前記判定部は、前記複数のサービスのうち所定価値を賭けることが可能なベッティングサービスにおける前記ユーザの第1期間の収支に応じて、前記第1期間の後の第2期間において前記複数のサービスに含まれる所定サービスに設定された前記所定条件を更新する、
付記1から12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザは、現在の期間の次の期間において特典付与条件を更新するためにサービスを利用するように動機づけられるため、サービスを継続して使用しやすくなる。
(付記14)
前記判定部は、前記第1期間における前記収支が示す前記ユーザの損失が大きい場合に、前記ユーザの損失が小さい場合に比べて、前記第2期間における前記ユーザの前記所定サービスの前記所定条件を緩和する、
付記13に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザは、競技に投票することによる金銭的な損失を特典により補填しやすくなるため、ベッティングサービスを継続して使用しやすくなる。
(付記15)
前記判定部は、前記第1期間における前記収支が示す前記ユーザの損失が大きい場合に、前記ユーザの損失が小さい場合に比べて、多くの前記所定サービスの前記所定条件を更新する、
付記13に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザは、特典を得られやすいサービスの数が増えるため、多くのサービスを利用するように動機づけられる。さらに、競技に投票することによる金銭的な損失を補填可能な特典を得られやすい複数のサービスを利用できるため、ユーザは、利用するサービスの数を増やしやすくなるとともに、ベッティングサービスを継続して使用しやすくなる。
(付記16)
複数のサービスそれぞれのユーザの利用状況が、前記複数のサービスそれぞれに設定された所定条件を満たしたか否かをコンピュータが判定するステップと、
前記複数のサービスのうち1以上のサービスにおいて前記ユーザの利用状況が前記所定条件を満たした場合に、前記複数のサービスのうち前記ユーザの利用状況が前記所定条件を満たしていない1以上のサービスにおいて利用可能な特典をコンピュータが付与するステップと、
を有する情報処理方法。
このように情報処理方法が構成されていることにより、ユーザは、利用する機会が少ないサービスを利用するように動機づけられるため、ユーザが複数のサービスを利用しやすくすることができる。さらに、サービスの事業者は、ユーザに利用してほしいサービスをユーザが利用するように仕向けることができる。
(付記17)
コンピュータに、
複数のサービスそれぞれのユーザの利用状況が、前記複数のサービスそれぞれに設定された所定条件を満たしたか否かを判定するステップと、
前記複数のサービスのうち1以上のサービスにおいて前記ユーザの利用状況が前記所定条件を満たした場合に、前記複数のサービスのうち前記ユーザの利用状況が前記所定条件を満たしていない1以上のサービスにおいて利用可能な特典を付与するステップと、
を実行させるためのプログラム。
このようにプログラムが構成されていることにより、ユーザは、利用する機会が少ないサービスを利用するように動機づけられるため、ユーザが複数のサービスを利用しやすくすることができる。さらに、サービスの事業者は、ユーザに利用してほしいサービスをユーザが利用するように仕向けることができる。
1 情報処理システム
10 情報端末
11 プロセッサ
12 記憶部
13 通信IF
14 入力デバイス
15 出力デバイス
20 情報処理装置
21 プロセッサ
22 記憶部
23 通信IF
24 入力デバイス
25 出力デバイス
211 取得部
212 判定部
213 記憶制御部
214 特典付与部
215 通知部

Claims (17)

  1. 複数のサービスそれぞれのユーザの利用状況が、前記複数のサービスそれぞれに設定された所定条件を満たしたか否かを判定する判定部と、
    前記複数のサービスのうち1以上のサービスにおいて前記ユーザの利用状況が前記所定条件を満たした場合に、前記複数のサービスのうち前記ユーザの利用状況が前記所定条件を満たしていない1以上のサービスにおいて利用可能な特典を付与する特典付与部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記複数のサービスそれぞれの前記利用状況を記憶する記憶部と、
    所定の期間が経過したタイミングで、前記記憶部が記憶している前記利用状況を初期状態に更新する記憶制御部と、をさらに有し、
    前記判定部は、前記所定の期間ごとに前記利用状況が前記所定条件を満たしたか否かを判定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記記憶部は、前記所定の期間に関連付けて前記利用状況を記憶し、
    前記特典付与部は、複数の前記所定の期間のうち第1期間に関連付けて前記記憶部に記憶された前記利用状況に基づいて、前記ユーザの利用状況が前記所定条件を満たしていない1以上のサービスの中から選択した対象サービスにおいて利用可能な特典を、前記第1期間よりも後の期間である第2期間において利用可能な特典として前記ユーザに付与する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記特典付与部は、複数の前記所定の期間のうち第1期間において付与された特典を前記ユーザが利用したことを条件として、前記第1期間よりも後の期間である第2期間において利用可能な特典を前記ユーザに付与する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記特典付与部は、前記複数のサービスのうち前記利用状況が前記所定条件を満たしたサービスの数が閾値以上である前記所定の期間が連続した場合、連続した前記所定の期間の数に応じた前記特典を前記ユーザに付与する、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記記憶制御部は、前記複数のサービスのうち所定の数のサービスにおいて前記利用状況が前記所定条件を満たしたタイミングで前記複数のサービスの利用状況を初期状態に更新する、
    請求項2から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記特典付与部は、前記複数のサービスのうち前記所定の数のサービスにおいて前記利用状況が前記所定条件を満たした場合に、前記ユーザの指定操作に基づいて選択したサービスにおいて利用可能な特典を前記ユーザに付与する、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記特典付与部は、前記複数のサービスのうち前記所定の数のサービスにおいて前記利用状況が前記所定条件を満たした場合に、前記複数のサービスそれぞれの前記利用状況を比較した結果に基づいて選択したサービスにおいて利用可能な特典を前記ユーザに付与する、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 前記特典付与部は、前記利用状況が前記所定条件を満たしていない1以上のサービスのうち、前記利用状況が示す前記ユーザの利用金額が閾値未満であるサービスを、前記ユーザの利用金額が閾値以上であるサービスに対して優先して、前記ユーザに特典が付与される対象となるサービスとして決定する、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記判定部は、前記複数のサービスのうち第1サービスの前記利用状況が前記第1サービスに設定された前記所定条件を満たすことにより所定の更新条件を満たした場合に、前記複数のサービスのうち前記第1サービスと異なる第2サービスに設定された前記所定条件を更新する、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記判定部は、前記複数のサービスのうち2以上の所定数のサービスに設定された前記所定条件を満たした場合に、前記更新条件を満たすと判定する、
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記第2サービスは、所定価値を賭けることが可能なベッティングサービスであり、
    前記判定部は、前記第2サービスに前記所定条件として設定された投票券の購入額を少なくすることにより、前記第2サービスに設定された前記所定条件を更新する、
    請求項10または11に記載の情報処理装置。
  13. 前記判定部は、前記複数のサービスのうち所定価値を賭けることが可能なベッティングサービスにおける前記ユーザの第1期間の収支に応じて、前記第1期間の後の第2期間において前記複数のサービスに含まれる所定サービスに設定された前記所定条件を更新する、
    請求項1から12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  14. 前記判定部は、前記第1期間における前記収支が示す前記ユーザの損失が大きい場合に、前記ユーザの損失が小さい場合に比べて、前記第2期間における前記ユーザの前記所定サービスの前記所定条件を緩和する、
    請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記判定部は、前記第1期間における前記収支が示す前記ユーザの損失が大きい場合に、前記ユーザの損失が小さい場合に比べて、多くの前記所定サービスの前記所定条件を更新する、
    請求項13に記載の情報処理装置。
  16. 複数のサービスそれぞれのユーザの利用状況が、前記複数のサービスそれぞれに設定された所定条件を満たしたか否かをコンピュータが判定するステップと、
    前記複数のサービスのうち1以上のサービスにおいて前記ユーザの利用状況が前記所定条件を満たした場合に、前記複数のサービスのうち前記ユーザの利用状況が前記所定条件を満たしていない1以上のサービスにおいて利用可能な特典をコンピュータが付与するステップと、
    を有する情報処理方法。
  17. コンピュータに、
    複数のサービスそれぞれのユーザの利用状況が、前記複数のサービスそれぞれに設定された所定条件を満たしたか否かを判定するステップと、
    前記複数のサービスのうち1以上のサービスにおいて前記ユーザの利用状況が前記所定条件を満たした場合に、前記複数のサービスのうち前記ユーザの利用状況が前記所定条件を満たしていない1以上のサービスにおいて利用可能な特典を付与するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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