JP7035136B2 - エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 - Google Patents
エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7035136B2 JP7035136B2 JP2020137957A JP2020137957A JP7035136B2 JP 7035136 B2 JP7035136 B2 JP 7035136B2 JP 2020137957 A JP2020137957 A JP 2020137957A JP 2020137957 A JP2020137957 A JP 2020137957A JP 7035136 B2 JP7035136 B2 JP 7035136B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- floor
- call
- elevator
- return
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Elevator Control (AREA)
Description
〈第1実施形態によるエレベータの構成〉
本発明の第1実施形態によるエレベータの構成について、図1を参照して説明する。本実施形態によるエレベータ1Aは6階建ての建物に設置され、当該建物の昇降路上部に設置された巻き上げ機2と、巻き上げ機2に掛け渡されたロープ3に吊り下げられた乗りかご4と、当該建物の各階の乗場5に設置された乗場操作盤6と、乗りかご4にテールコード7を介して接続され、巻き上げ機2に信号線8で接続され、乗場操作盤6に信号線9で接続されたエレベータ制御装置10Aとを備える。図1においては乗場操作盤6を1つのみ示しているが、実際には各階にそれぞれ設置されている。本実施形態において、建物の1階にエントランスが設置されており、当該1階がエレベータ1Aの第1基準階として設定されている。
次に、本実施形態によるエレベータ1Aの動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。エレベータ1Aで通常運転実行中に(S1)、かご呼びで指定された階床に乗りかご4が着床すると(S2の「YES」)、帰着運転制御部14の第1基準階登録有無判定部141が、進行方向の階床を行先階とするかご呼びが登録されているか否かを判定する(S3)。
〈第2実施形態によるエレベータの構成〉
本発明の第2実施形態によるエレベータの構成について、図3を参照して説明する。本実施形態によるエレベータ1Bは、エレベータ制御装置10Bの帰着運転制御部14Bが第2基準階設定部143、第2基準階登録有無判定部144、および第2帰着運転指示出力部145を備える他は、第1実施形態で説明したエレベータ1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
次に、本実施形態によるエレベータ1Bの動作について、図4および図5のフローチャートを参照して説明する。エレベータ1Bは、稼動中、図4に示すフローチャートに従って所定期間ごと(例えば1週間ごと)に第2基準階の設定処理を実行する。具体的には、第2基準階の設定タイミングが到来すると(S21の「YES」)、第2基準階設定部143は、まず、過去の所定期間(1週間)内に登録された進行方向と反対方向のかご呼び数を、階床ごとに集計する(S22)。
〈第3実施形態によるエレベータの構成〉
本発明の第3実施形態によるエレベータの構成について、図7を参照して説明する。本実施形態によるエレベータ1Cは、エレベータ制御装置10Cが他号機運転情報取得部16を有する他は、第1実施形態で説明したエレベータ1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
次に、本実施形態によるエレベータ1Cの動作について、図8のフローチャートを参照して説明する。図8において、ステップS1~S9で実行される処理は、第1実施形態で説明した処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
〈第4実施形態によるエレベータの構成〉
本発明の第4実施形態によるエレベータの構成について、図9を参照して説明する。本実施形態によるエレベータ1Dは、乗りかご4に荷重検知装置42およびかご内スピーカ装置43が設置され、エレベータ制御装置10Dがかご内利用者検知部17および報知制御部18を有する他は、第1実施形態で説明したエレベータ1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。荷重検知装置42は、乗りかご4にかかる荷重を検知する。かご内スピーカ装置43は、エレベータ制御装置10Dから送信される情報に基づいて、乗りかご4内に音声情報を出力する。
次に、本実施形態によるエレベータ1Dの動作について、図10のフローチャートを参照して説明する。図10において、ステップS1~S9で実行される処理は、第1実施形態で説明した処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
〈第5実施形態によるエレベータの構成〉
本発明の第5実施形態によるエレベータの構成について、図11を参照して説明する。本実施形態によるエレベータ1Eは、エレベータ制御装置10Eが時間帯判定部19を有する他は、第1実施形態で説明したエレベータ1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。時間帯判定部19は、現在時刻が、予め設定された時間帯に該当するか否かを判定する。予め設定された時間帯とは例えば、当該エレベータ1Eが設置されている建物に入っているテナントの営業開始時刻から営業終了時刻の5分前までであり、利用者がエレベータ1Eを利用可能な時間帯である。
次に、本実施形態によるエレベータ1Eの動作について、図12のフローチャートを参照して説明する。図12において、ステップS1~S4で実行される処理は、第1実施形態で説明した処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
Claims (6)
- 応答対象の呼び登録がなくなる都度、乗りかごを所定階に戻す帰着制御機能が備わっていないエレベータのエレベータ制御装置であって、
前記エレベータの利用者の行先階を指定したかご呼びを登録する呼び登録部と、
現在の進行方向における終端のかご呼びの行先階に前記乗りかごが着床したときに、当該進行方向と反対方向にある階床を行先階とするかご呼びを、キャンセルする反転呼びキャンセル部と、
現在の進行方向における終端のかご呼びの行先階に前記乗りかごが着床する前に当該進行方向と反対方向にある所定の第1基準階を行先階とするかご呼びが登録されると、前記第1基準階に前記乗りかごを帰着させることを決定し、当該進行方向における終端のかご呼びの行先階で前記乗りかごが戸開し戸閉した後に前記乗りかごを前記第1基準階に帰着させる帰着運転制御部と
を備えることを特徴とするエレベータ制御装置。 - 過去の所定期間内に前記呼び登録部に登録された進行方向と反対方向のかご呼び数を階床ごとに集計し、集計した数が所定値以上の階床を第2基準階として設定する第2基準階設定部をさらに備え、
前記帰着運転制御部は、現在の進行方向における終端のかご呼びの行先階に前記乗りかごが着床する前であり、前記第1基準階を行先階とするかご呼びが登録されていないときに現在の進行方向と反対方向にある前記第2基準階を行先階とするかご呼びが登録されると、前記第2基準階に前記乗りかごを帰着させることを決定し、当該進行方向における終端のかご呼びの行先階で前記乗りかごが戸開し戸閉した後に前記乗りかごを前記第2基準階に帰着させる
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ制御装置。 - 前記エレベータは、連動して制御される他のエレベータに通信接続され、
前記他のエレベータの運転情報を取得する他号機運転情報取得部をさらに備え、
前記帰着運転制御部は、前記第1基準階に前記乗りかごを帰着させることを決定した後、現在の進行方向における終端のかご呼びの行先階で前記乗りかごが戸開し戸閉したときに前記他のエレベータの乗りかごが前記第1基準階に着床していない場合、または着床しているが乗場呼びへの応答が割り当てられている場合に前記乗りかごを前記第1基準階に帰着させる
ことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ制御装置。 - 前記乗りかご内にいる利用者を検知するかご内利用者検知部をさらに備え、
前記帰着運転制御部は、前記第1基準階に前記乗りかごを帰着させることを決定した後、現在の進行方向における終端のかご呼びの行先階で前記乗りかごが戸開し戸閉したときに、前記乗りかご内に利用者がいないと判定すると前記乗りかごを前記第1基準階に帰着させる
ことを特徴とする請求項1~3いずれか1項に記載のエレベータ制御装置。 - 現在時刻が、予め設定された時間帯に該当するか否かを判定する時間帯判定部をさらに備え、
前記帰着運転制御部は、前記時間帯判定部で現在時刻が予め設定された時間帯に該当すると判定されたときに、前記第1基準階に帰着させるか否かの決定を行う
ことを特徴とする請求項1~4いずれか1項に記載のエレベータ制御装置。 - 応答対象の呼び登録がなくなる都度、乗りかごを所定階に戻す帰着制御機能が備わっていないエレベータのエレベータ制御装置が、
現在の進行方向における終端のかご呼びの行先階に前記乗りかごが着床する前に、当該進行方向と反対方向にある所定の第1基準階を行先階とするかご呼びが登録されると前記第1基準階に前記乗りかごを帰着させることを決定し、
当該進行方向における終端のかご呼びの行先階に前記乗りかごが着床したときに、現在の進行方向と反対方向にある階床を行先階とするかご呼びをキャンセルし、
着床した階で前記乗りかごが戸開し戸閉した後に前記乗りかごを前記第1基準階に帰着させる
ことを特徴とするエレベータ制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020137957A JP7035136B2 (ja) | 2020-08-18 | 2020-08-18 | エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020137957A JP7035136B2 (ja) | 2020-08-18 | 2020-08-18 | エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022034248A JP2022034248A (ja) | 2022-03-03 |
JP7035136B2 true JP7035136B2 (ja) | 2022-03-14 |
Family
ID=80442003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020137957A Active JP7035136B2 (ja) | 2020-08-18 | 2020-08-18 | エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7035136B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002037543A (ja) | 2000-07-17 | 2002-02-06 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベーターの運転装置 |
JP2013063835A (ja) | 2011-09-20 | 2013-04-11 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの制御装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55106973A (en) * | 1979-02-02 | 1980-08-16 | Mitsubishi Electric Corp | Device for running elevator |
-
2020
- 2020-08-18 JP JP2020137957A patent/JP7035136B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002037543A (ja) | 2000-07-17 | 2002-02-06 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベーターの運転装置 |
JP2013063835A (ja) | 2011-09-20 | 2013-04-11 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022034248A (ja) | 2022-03-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5158584B2 (ja) | エレベータ | |
JP6416326B1 (ja) | エレベータシステム、およびエレベータ制御方法 | |
WO2007037031A1 (ja) | エレベータ制御装置及びエレベータの運転方法 | |
JP7035136B2 (ja) | エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 | |
WO2013001643A1 (ja) | エレベータ装置 | |
JP2019137508A (ja) | エレベータ制御方法およびエレベータ制御装置 | |
JP2012076900A (ja) | 戸開延長機能を備えたエレベータ | |
JP2001114479A (ja) | エレベータの制御装置 | |
JP2018203510A (ja) | エレベータの診断運転方法、エレベータ制御装置及びエレベータの診断運転プログラム | |
JP2006298610A (ja) | エレベータ装置及びその制御方法 | |
JP6537539B2 (ja) | エレベーターの制御装置および制御方法 | |
JP2008037517A (ja) | エレベータ | |
JP2006062760A (ja) | エレベータ制御装置 | |
JP2019147652A (ja) | エレベータシステムおよびエレベータの群管理制御方法 | |
JP4799024B2 (ja) | エレベータ | |
JP2016016911A (ja) | エレベータ制御装置 | |
JP6961766B1 (ja) | エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 | |
JP7062721B2 (ja) | エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 | |
JP4211279B2 (ja) | エレベータ装置及びエレベータの運転方法 | |
JP7201298B2 (ja) | エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 | |
WO2019171494A1 (ja) | エレベーター | |
JPH06100264A (ja) | エレベータの運転装置 | |
JP2007331858A (ja) | エレベーターの戸の制御装置 | |
JP2009143658A (ja) | エレベータの戸閉め案内装置 | |
JP2002046949A (ja) | ホームエレベーターの着床制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200818 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220302 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7035136 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |