JP7031227B2 - コンテンツ接続システム、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、コンテンツ接続システム、情報処理装置及びプログラムに関する。
例えば、特許文献1には、クライアントアプリケーションは、アプリケーションサーバの現在バージョンと互換性がある、ダウングレードモードに設定され、アプリケーションサーバの現在バージョンが依然として稼動中である間、クライアントアプリケーションは、ダウングレードモードで動作し続けて、アプリケーションサーバの新しい下位互換性の無いバージョンの導入に応じて、クライアントアプリケーションは、アプリケーションサーバの新しいバージョンと互換性がある有効モードに設定されるコンピュータシステムが開示されている。
特許第5437270号公報
第1の装置が有するブラウザを用いて、第2の装置が有するコンテンツに接続する場合がある。ここで、コンテンツには、予め定められたブラウザにしか対応していないコンテンツが存在する。例えば、第2の装置の有するコンテンツが第2のブラウザにしか対応していない場合、第1の装置から第1のブラウザを用いてコンテンツへの接続を要求しても、接続は行われず、再度第2のブラウザを用いて接続する必要がある。
本発明は、第2の装置が第2のブラウザに対応するコンテンツを有する場合に、操作者が第1の装置から第1のブラウザを用いてコンテンツへの接続を要求したとしても、操作者が再度第2のブラウザを起動させる操作を行うことなく第2のブラウザを用いてコンテンツへの接続が行われるコンテンツ接続システム等を提供する。
請求項1に記載の発明は、第1のコンテンツに対応する第1のブラウザと第2のコンテンツに対応する第2のブラウザとを有する第1の装置と、当該第1のコンテンツと当該第2のコンテンツとを有する第2の装置とを備え、前記第1の装置は、前記第1のブラウザ又は前記第2のブラウザの何れかのブラウザを用いて、前記第2の装置が有するコンテンツへの接続を要求する接続要求手段と、当該第2の装置に対して、自装置が有するブラウザについてのブラウザ情報を送信する送信手段と、操作者からの情報を受け付ける受付手段とを備え、前記第2の装置は、前記第1の装置からコンテンツへの接続要求があった場合に、前記送信手段から送信された前記ブラウザ情報において前記第1の装置が前記第2のブラウザを有することが示されると、当該第1の装置に対して、当該第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示する指示手段と、当該第1の装置に対して、前記受付手段が受け付けた情報を問い合わせる問い合わせ手段とを備え、前記第1の装置の前記接続要求手段は、前記第1のブラウザを用いてコンテンツへの接続を要求した場合に、前記指示手段から前記第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示されると、当該第2のブラウザを用いて当該第2のコンテンツへの接続を要求し、当該第2のコンテンツへの接続を要求する次回以降、当該第1のブラウザを起動させることなく当該第2のブラウザを用いて当該第2のコンテンツへの接続を要求し、前記指示手段は、前記問い合わせ手段による問い合わせ結果に基づいて、前記次回以降に前記第1のブラウザを起動させることなく前記第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示するか否かを決定することを特徴とするコンテンツ接続システムである。
請求項に記載の発明は、第1のコンテンツに対応する第1のブラウザと第2のコンテンツに対応する第2のブラウザとを有する第1の装置と、当該第1のコンテンツと当該第2のコンテンツとを有する第2の装置とを備え、前記第1の装置は、前記第1のブラウザ又は前記第2のブラウザの何れかのブラウザを用いて、前記第2の装置が有するコンテンツへの接続を要求する接続要求手段と、当該第2の装置に対して、自装置が有するブラウザについてのブラウザ情報を送信する送信手段とを備え、前記第2の装置は、前記第1の装置からコンテンツへの接続要求があった場合に、前記送信手段から送信された前記ブラウザ情報において前記第1の装置が前記第2のブラウザを有することが示されると、当該第1の装置に対して、当該第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示し、さらに当該第2のコンテンツへの接続を要求する次回以降には前記第1のブラウザを起動させることなく当該第2のブラウザを用いて当該第2のコンテンツに接続するように指示する指示手段を備え、前記第1の装置の前記接続要求手段は、前記第1のブラウザを用いてコンテンツへの接続を要求した場合に、前記指示手段から前記第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示されると、当該第2のブラウザを用いて当該第2のコンテンツへの接続を要求し、前記次回以降、当該第1のブラウザを起動させることなく当該第2のブラウザを用いて当該第2のコンテンツへの接続を要求し、前記接続要求手段による接続要求は、予め定められたアプリケーションによって実行され、前記指示手段は、前記第1の装置に対して、前記第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示した場合、さらに、前記予め定められたアプリケーションを更新する指示を行い、前記接続要求手段は、更新後の前記予め定められたアプリケーションにより、前記次回以降には、前記第1のブラウザを起動させることなく前記第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツへの接続を要求することを特徴とするコンテンツ接続システムである。
請求項に記載の発明は、第1のコンテンツに対応する第1のブラウザと第2のコンテンツに対応する第2のブラウザとを有する第1の装置と、当該第1のコンテンツと当該第2のコンテンツとを有する第2の装置とを備え、前記第1の装置は、前記第1のブラウザ又は前記第2のブラウザの何れかのブラウザを用いて、前記第2の装置が有するコンテンツへの接続を要求する接続要求手段と、当該第2の装置に対して、自装置が有するブラウザについてのブラウザ情報を送信する送信手段とを備え、前記第2の装置は、前記第1の装置からコンテンツへの接続要求があった場合に、前記送信手段から送信された前記ブラウザ情報において前記第1の装置が前記第2のブラウザを有することが示されると、当該第1の装置に対して、当該第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示する指示手段を備え、前記指示手段は、前記第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示する場合に、前記第1の装置に対して、当該第2のコンテンツの場所を通知し、前記第1の装置の前記接続要求手段は、前記第1のブラウザを用いてコンテンツへの接続を要求した場合に、前記指示手段から前記第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示されると、当該第2のブラウザを用いて、当該指示手段から通知された場所を指定して当該第2のコンテンツへの接続を要求することを特徴とするコンテンツ接続システムである。
請求項に記載の発明は、第1のブラウザに対応する第1のコンテンツと第2のブラウザに対応する第2のコンテンツとを保持する保持手段と、外部装置から、当該外部装置が有するブラウザについてのブラウザ情報を取得する取得手段と、前記外部装置から前記第1のブラウザによる接続要求があった場合に、前記取得手段が取得した前記ブラウザ情報を基に、当該外部装置の接続先を前記第1のコンテンツ又は前記第2のコンテンツの何れかにするように制御する接続先制御手段とを備え、前記接続先制御手段は、前記ブラウザ情報において前記外部装置が前記第2のブラウザを有することが示されると、当該外部装置に対して、当該第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示し、当該ブラウザ情報において当該外部装置が当該第2のブラウザを有していないことが示されると、当該外部装置に対して、前記第1のブラウザを用いて前記第1のコンテンツに接続するように指示することを特徴とする情報処理装置である。
請求項に記載の発明は、前記接続先制御手段は、前記第1のブラウザを用いて前記第1のコンテンツに接続するように指示する場合に、前記外部装置に対して、当該第1のコンテンツの場所を通知することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置である。
請求項に記載の発明は、第1のブラウザに対応する第1のコンテンツと第2のブラウザに対応する第2のコンテンツとを保持する保持手段と、外部装置から、当該外部装置が有するブラウザについてのブラウザ情報を取得する取得手段と、前記外部装置から前記第1のブラウザによる接続要求があった場合に、前記取得手段が取得した前記ブラウザ情報を基に、当該外部装置の接続先を前記第1のコンテンツ又は前記第2のコンテンツの何れかにするように制御する接続先制御手段とを備え、前記接続先制御手段は、前記ブラウザ情報において前記外部装置が前記第2のブラウザを有することが示されると、当該外部装置に対して、当該第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示し、前記接続先制御手段は、前記外部装置から前記第1のブラウザによる接続要求があった場合に、当該外部装置に対して、前記ブラウザ情報を送信するように要求することを特徴とする情報処理装置である。
請求項に記載の発明は、前記接続先制御手段は、前記外部装置から前記第1のブラウザによる接続要求があった場合に、過去に当該外部装置から送信された前記ブラウザ情報において、当該外部装置が前記第2のブラウザを有することが示された場合には、当該外部装置に対して再度当該ブラウザ情報を送信するように要求しないことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置である。
請求項に記載の発明は、コンピュータに、外部装置から、当該外部装置が有するブラウザについてのブラウザ情報を取得する情報取得機能と、前記外部装置から第1のブラウザによる接続要求があった場合に、取得した前記ブラウザ情報を基に、当該外部装置の接続先を、当該第1のブラウザに対応する第1のコンテンツ又は第2のブラウザに対応する第2のコンテンツの何れかにするように制御する接続先制御機能とを実現させ、前記接続先制御機能は、前記ブラウザ情報において前記外部装置が前記第2のブラウザを有することが示されると、当該外部装置に対して、当該第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示し、当該ブラウザ情報において当該外部装置が当該第2のブラウザを有していないことが示されると、当該外部装置に対して、前記第1のブラウザを用いて前記第1のコンテンツに接続するように指示することを特徴とするプログラムである。
請求項1記載の発明によれば、第2の装置が第2のブラウザに対応するコンテンツを有する場合に、操作者が第1の装置から第1のブラウザを用いてコンテンツへの接続を要求したとしても、操作者が再度第2のブラウザを起動させる操作を行うことなく第2のブラウザを用いてコンテンツへ接続することができる。
請求項2記載の発明によれば、第2の装置が第2のブラウザに対応するコンテンツを有する場合に、操作者が第1の装置から第1のブラウザを用いてコンテンツへの接続を要求したとしても、操作者が再度第2のブラウザを起動させる操作を行うことなく第2のブラウザを用いてコンテンツへ接続することができる。
請求項3記載の発明によれば、第2の装置が第2のブラウザに対応するコンテンツを有する場合に、操作者が第1の装置から第1のブラウザを用いてコンテンツへの接続を要求したとしても、操作者が再度第2のブラウザを起動させる操作を行うことなく第2のブラウザを用いてコンテンツへ接続することができる。
請求項記載の発明によれば、情報処理装置が第2のブラウザに対応するコンテンツを有する場合に、操作者が外部装置から第1のブラウザを用いてコンテンツへの接続を要求したとしても、操作者が再度第2のブラウザを起動させる操作を行うことなく第2のブラウザを用いてコンテンツへ接続させることができる。
請求項記載の発明によれば、第1の装置に対して第1のコンテンツの場所が通知されない構成と比較して、第1の装置から第1のコンテンツへの接続が容易になる。
請求項記載の発明によれば、情報処理装置が第2のブラウザに対応するコンテンツを有する場合に、操作者が外部装置から第1のブラウザを用いてコンテンツへの接続を要求したとしても、操作者が再度第2のブラウザを起動させる操作を行うことなく第2のブラウザを用いてコンテンツへ接続させることができる
請求項記載の発明によれば、過去に外部装置から送信されたブラウザ情報において、外部装置が第2のブラウザを有することが示された場合であっても、外部装置に対して再度ブラウザ情報を送信するように要求する構成と比較して、外部装置から第2のコンテンツへ接続するための処理が軽減される。
請求項に記載の発明によれば、コンピュータが第2のブラウザに対応するコンテンツを有する場合に、操作者が外部装置から第1のブラウザを用いてコンテンツへの接続を要求したとしても、操作者が再度第2のブラウザを起動させる操作を行うことなく第2のブラウザを用いてコンテンツへ接続させる機能を、コンピュータにより実現できる。
本実施の形態に係るコンテンツ接続システムの全体構成例を示した図である。 本実施の形態に係る画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 本実施の形態に係る情報管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。 本実施の形態に係るコンテンツ接続システムの機能構成例を示したブロック図である。 ブラウザ対応テーブルの一例を示す図である。 画像処理装置が旧ブラウザ及び新ブラウザの両方を有する場合に行われる処理の一例を説明するための図である。 新サーバ接続アプリが画像処理装置にインストールされた場合に行われる処理の一例を説明するための図である。 画像処理装置が旧ブラウザを有し、新ブラウザを有さない場合に行われる処理の一例を説明するための図である。 (a)~(c)は、画像処理装置における画面の表示例を示す図である。 画像処理装置による処理手順の一例を示したフローチャートである。 情報管理サーバによる処理手順の一例を示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<コンテンツ接続システムの全体構成>
まず、本実施の形態に係るコンテンツ接続システム1の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態に係るコンテンツ接続システム1の全体構成例を示した図である。図示するように、このコンテンツ接続システム1では、画像処理装置100及び情報管理サーバ200がネットワーク300に接続される。
第1の装置、外部装置の一例としての画像処理装置100は、例えば、画像読み取り機能(スキャン機能)、印刷機能(プリント機能)、複写機能(コピー機能)及びファクシミリ機能等の各種の画像処理機能を備えた、いわゆる複合機である。詳しくは後述するが、この画像処理装置100は、情報管理サーバ200が有するコンテンツを動作させるためのブラウザを有している。
ここで、ブラウザとは、情報(データ)を取得(閲覧)するためのアプリケーション・プログラムである。また、コンテンツとは、情報(データ)を提供するアプリケーション・プログラムである。そして、画像処理装置100は、ブラウザを起動して情報管理サーバ200が有するコンテンツに接続(アクセス)することにより、情報管理サーバ200から提供されるコンテンツの情報を、ブラウザを介してディスプレイ等に表示する。
第2の装置、情報処理装置の一例としての情報管理サーバ200は、画像処理装置100のブラウザによって動作するコンテンツを有しており、コンテンツに対する画像処理装置100からの接続要求に応答して、画像処理装置100に対してコンテンツの情報を提供する。情報管理サーバ200としては、例えば、PC(Personal Computer)やワークステーション等が例示される。
ネットワーク300は、画像処理装置100と情報管理サーバ200との間の情報通信に用いられる通信手段である。ネットワーク300としては、例えば、インターネットや公衆回線、LAN(Local Area Network)等が例示される。
<画像処理装置のハードウェア構成>
次に、本実施の形態に係る画像処理装置100のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施の形態に係る画像処理装置100のハードウェア構成例を示す図である。
図示するように、本実施の形態に係る画像処理装置100は、制御部110と、HDD(Hard Disk Drive)120と、操作パネル130と、画像読取部140と、画像形成部150と、通信インタフェース(以下、「通信I/F」と表記する)160とを備える。なお、これらの各機能部はバス170に接続されており、このバス170を介してデータの授受を行う。
制御部110は、画像処理装置100の各部の動作を制御する。この制御部110は、CPU(Central Processing Unit)110a、RAM(Random Access Memory)110b、ROM(Read Only Memory)110cにより構成される。
CPU110aは、ROM110c等に記憶された各種プログラムをRAM110bにロードして実行することにより、画像処理装置100における各機能を実現する。RAM110bは、CPU110aの作業用メモリ等として用いられるメモリ(記憶部)である。ROM110cは、CPU110aが実行する各種プログラム等を記憶するメモリ(記憶部)である。
HDD120は、各種データを記憶する記憶部である。HDD120には、例えば、画像読取部140の画像読み取りによって生成された画像データや、通信I/F160によって外部から受信した画像データ等が記憶される。
操作パネル130は、各種の情報を表示するとともに、ユーザからの操作を受け付ける。この操作パネル130は、液晶ディスプレイ等で構成された表示パネル、表示パネルの上に配置され、ユーザによりタッチされた位置を検出するタッチパネル、ユーザにより押下される物理キー等から構成される。そして、操作パネル130は、例えば、画像処理装置100の操作画面等の各種画面を表示パネルに表示したり、タッチパネル及び物理キーによりユーザからの操作を受け付けたりする。
画像読取部140は、原稿台上にセットされた用紙等の記録材(原稿)に形成されている画像を読み取って(スキャンして)、読み取った画像を示す画像データを生成する。ここで、画像読取部140は、例えばスキャナであり、光源から原稿に照射した光に対する反射光をレンズで縮小してCCD(Charge Coupled Devices)で受光するCCD方式や、LED光源から原稿に順に照射した光に対する反射光をCIS(Contact Image Sensor)で受光するCIS方式のものを用いるとよい。
画像形成部150は、用紙等の記録材に画像を形成する印刷機構である。ここで、画像形成部150は、例えばプリンターであり、感光体に付着させたトナーを記録材に転写して像を形成する電子写真方式や、インクを記録材上に吐出して像を形成するインクジェット方式のものを用いるとよい。
通信I/F160は、ネットワーク300を介して他の装置との間で各種データの送受信を行う通信インタフェースである。
そして、この画像処理装置100では、制御部110による制御の下、画像読取部140によってスキャン機能が実現され、画像形成部150によってプリント機能が実現され、画像読取部140及び画像形成部150によってコピー機能が実現され、画像読取部140、画像形成部150及び通信I/F160によってファクシミリ機能が実現される。
<情報管理サーバのハードウェア構成>
次に、本実施の形態に係る情報管理サーバ200のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施の形態に係る情報管理サーバ200のハードウェア構成例を示す図である。
図示するように、情報管理サーバ200は、演算手段であるCPU201と、記憶手段であるメインメモリ202及び磁気ディスク装置203とを備える。CPU201は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種プログラムを実行する。メインメモリ202は、各種プログラムやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域である。また、磁気ディスク装置203は、各種プログラムや、各種プログラムに対する入力データ、各種プログラムからの出力データ等を記憶する記憶領域である。そして、CPU201は、磁気ディスク装置203等に記憶された各種プログラムをメインメモリ202にロードして実行することにより、情報管理サーバ200における各機能を実現する。
さらに、情報管理サーバ200は、外部との通信を行うための通信インタフェース(通信I/F)204と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構205と、キーボードやマウス等の入力デバイス206とを備える。なお、本実施の形態において、磁気ディスク装置203は、ファイルデータを記憶する記憶手段の一例として用いられる。また、磁気ディスク装置203は、第1のコンテンツと第2のコンテンツとを保持する保持手段の一例として用いられる。
<コンテンツ接続システムの機能構成>
次に、本実施の形態に係るコンテンツ接続システム1の機能構成について説明する。
ここで、画像処理装置100は、上述したようにブラウザを有するが、一般に、ブラウザにはバージョン(版)が存在する。そして、アプリケーション・プログラムによっては、古いバージョンのブラウザでは動作しないが新しいブラウザでは動作したり、新しいバージョンのブラウザでは動作しないが古いブラウザでは動作したりする場合がある。
そして、本実施の形態では、画像処理装置100が有するブラウザとして、古いバージョンのブラウザと新しいバージョンのブラウザとが存在する。以下では、予め定められたバージョンよりも前のブラウザ(即ち、予め定められたバージョンよりも古いブラウザ)を旧ブラウザと称する。また、予め定められたバージョン以降のブラウザ(即ち、予め定められたバージョンを含めて、このバージョンよりも新しいブラウザ)を新ブラウザと称する。付言すると、旧ブラウザは更新前のブラウザであり、新ブラウザは更新後のブラウザとして捉えることができる。本実施の形態では、第1のブラウザの一例として、旧ブラウザが用いられる。また、第2のブラウザの一例として、新ブラウザが用いられる。
また、画像処理装置100は、旧ブラウザで動作するアプリケーションとして、情報管理サーバ200に対してコンテンツへの接続を要求するアプリケーション・プログラム(以下、サーバ接続アプリと称する)を有する。このサーバ接続アプリには、画像処理装置100から情報管理サーバ200へ接続する場合の接続先の情報が予め定められている。本実施の形態では、予め定められたアプリケーションの一例として、サーバ接続アプリが用いられる。
一方、情報管理サーバ200は、画像処理装置100に情報を提供するコンテンツとして、旧ブラウザで動作するコンテンツ(以下、旧コンテンツと称する)と、新ブラウザで動作するコンテンツ(以下、新コンテンツと称する)とを有する。付言すると、旧コンテンツは更新前のコンテンツであり、新コンテンツは更新後のコンテンツとして捉えることができる。本実施の形態では、第1のブラウザに対応する第1のコンテンツの一例として、旧コンテンツが用いられる。また、第2のブラウザに対応する第2のコンテンツの一例として、新コンテンツが用いられる。
また、情報管理サーバ200は、旧ブラウザで動作し、画像処理装置からの接続先として、旧コンテンツと新コンテンツとを切り替えるアプリケーション・プログラム(以下、切替アプリと称する)を有する。
例えば、サーバ接続アプリが画像処理装置100にインストールされた当初、画像処理装置100でサーバ接続アプリを起動すると、旧コンテンツが起動されて、旧コンテンツへ接続される。その後、情報管理サーバ200にて新コンテンツの提供が開始されると、旧コンテンツが格納されていた場所に、新たに切替アプリが格納されるようになる。
このようにして構成されたコンテンツ接続システム1において、画像処理装置100でサーバ接続アプリを起動すると、旧コンテンツが起動され、切替アプリへの接続が行われる。ここで、画像処理装置100が新ブラウザを有している場合には、画像処理装置100の接続先が新コンテンツへ切り替えられる。より具体的には、切替アプリから画像処理装置100に対して、新ブラウザを起動させて新コンテンツに接続するように指示が行われる。そして、画像処理装置100は、切替アプリからの指示を基に、新ブラウザを起動させて新コンテンツへの接続を行う。
なお、画像処理装置100に情報を提供するコンテンツ(新コンテンツ、旧コンテンツ)としては、例えば、情報管理サーバ200に保存されているファイルデータを閲覧するためのアプリケーション・プログラムが例示される。
図4は、本実施の形態に係るコンテンツ接続システム1の機能構成例を示したブロック図である。本実施の形態に係るコンテンツ接続システム1の画像処理装置100は、操作受付部111、サーバ接続アプリ起動部112、切替アプリ接続制御部113、バージョン情報送信部114、コンテンツ接続制御部115、認証情報送信部116、表示制御部117を備える。また、コンテンツ接続システム1の情報管理サーバ200は、接続要求受付部211、バージョン情報問い合わせ部212、ブラウザ判定部213、接続指示部214、旧コンテンツ情報提供部215、新コンテンツ情報提供部216、認証情報問い合わせ部217、操作者判定部218、新サーバ接続アプリインストール部219を備える。
まず、画像処理装置100の構成要素について説明する。
なお、画像処理装置100の構成要素のうち、切替アプリ接続制御部113は、サーバ接続アプリによって実現される。
受付手段の一例としての操作受付部111は、例えばタッチパネルや物理キーによって、操作者の操作を受け付ける。ここで、操作受付部111は、操作者の操作として、例えば、サーバ接続アプリを起動する操作を受け付ける。また、操作受付部111は、操作者の操作として、例えば、操作者の認証に用いられる情報(以下、認証情報と称する)を入力する操作を受け付ける。認証情報としては、例えば、ユーザIDやパスワードが例示される。例えば、操作者が入力した認証情報と予め記憶された情報とが一致すれば認証が成功し、操作者が画像処理装置100の各種機能を利用できるようになる。なお、ユーザIDとは、操作者を識別するために操作者毎に予め付与されたID(識別子)である。
サーバ接続アプリ起動部112は、操作受付部111がサーバ接続アプリを起動する操作を受け付けると、サーバ接続アプリを起動させる。
切替アプリ接続制御部113は、サーバ接続アプリ起動部112によってサーバ接続アプリが起動されると、旧ブラウザを起動させて、起動させた旧ブラウザにより、情報管理サーバ200の切替アプリに対して接続を要求する。付言すると、サーバ接続アプリには、切替アプリの場所、言い換えると、情報管理サーバ200において切替アプリが格納されている場所が定められている。切替アプリの場所は、例えば、切替アプリのURL(Uniform Resource Locator)によって定められる。
送信手段の一例としてのバージョン情報送信部114は、後述する情報管理サーバ200のバージョン問い合わせ部から問い合わせを受け付けた場合に、情報管理サーバ200に対して、画像処理装置100のバージョン情報を送信する。このバージョン情報は、画像処理装置100のバージョンを示す情報であり、より具体的には、例えば、画像処理装置100のOSやファームウェアのバージョンを示す情報である。バージョン情報は、後述する情報管理サーバ200のブラウザ判定部213による判定に用いられる。本実施の形態において、バージョン情報は、ブラウザについてのブラウザ情報の一例として用いられる。また、バージョン情報に含まれる画像処理装置100のバージョンは、画像処理装置100を識別する識別情報の一例として用いられる。
接続要求手段の一例としてのコンテンツ接続制御部115は、バージョン情報送信部114がバージョン情報を情報管理サーバ200に送信した後、後述する情報管理サーバ200の接続指示部214からの指示に基づいて、情報管理サーバ200に対して、コンテンツへの接続を要求する。言い換えると、コンテンツ接続制御部115は、旧ブラウザ又は新ブラウザの何れかのブラウザを用いて、情報管理サーバ200が有するコンテンツへの接続を要求する。
ここで、コンテンツ接続制御部115は、接続指示部214から旧ブラウザを起動して旧コンテンツに接続するように指示を受けた場合には、旧ブラウザを起動させて、起動させた旧ブラウザにより旧コンテンツへの接続を要求する。そして、コンテンツ接続制御部115は、旧コンテンツとの間で接続を確立し、旧コンテンツに対して情報を送信したり、旧コンテンツの情報を受信したりする。
一方、コンテンツ接続制御部115は、接続指示部214から新ブラウザを起動して新コンテンツに接続するように指示を受けた場合には、新ブラウザを起動させて、起動させた新ブラウザにより新コンテンツへの接続を要求する。そして、コンテンツ接続制御部115は、新コンテンツとの間で接続を確立し、新コンテンツに対して情報を送信したり、新コンテンツの情報を受信したりする。
認証情報送信部116は、後述する情報管理サーバ200の認証情報問い合わせ部217から問い合わせを受け付けた場合に、情報管理サーバ200に対して、認証情報を送信する。
表示制御部117は、操作パネル130のディスプレイ(表示パネル)に画像を表示させるためのデータを出力し、ディスプレイの表示を制御する。ここで、表示制御部117は、例えば、情報管理サーバ200から受信した旧コンテンツの情報を、旧ブラウザを介してディスプレイに表示する。また、表示制御部117は、例えば、情報管理サーバ200から受信した新コンテンツの情報を、新ブラウザを介してディスプレイに表示する。
次に、情報管理サーバ200の構成要素について説明する。
なお、情報管理サーバ200の構成要素のうち、接続要求受付部211、バージョン情報問い合わせ部212、ブラウザ判定部213、接続指示部214は、切替アプリによって実現される。また、旧コンテンツ情報提供部215は、旧コンテンツによって実現される。さらに、新コンテンツ情報提供部216、認証情報問い合わせ部217、操作者判定部218、新サーバ接続アプリインストール部219は、新コンテンツによって実現される。
接続要求受付部211は、画像処理装置100の切替アプリ接続制御部113から接続要求を受け付ける。
接続先制御手段の一例としてのバージョン情報問い合わせ部212は、接続要求受付部211が接続要求を受け付けると、画像処理装置100に対してバージョン情報を問い合わせる。
取得手段の一例としてのブラウザ判定部213は、画像処理装置100から受信したバージョン情報を基に、画像処理装置100が新ブラウザを有するか否かを判定する。ここで、ブラウザ判定部213は、画像処理装置100のバージョンと、そのバージョンの画像処理装置100が有するブラウザとを予め対応付けたテーブル(以下、ブラウザ対応テーブルと称する)を有している。そして、ブラウザ判定部213は、ブラウザ対応テーブルを参照して、画像処理装置100から受信したバージョン情報を基に、画像処理装置100が新ブラウザを有するか否かを判定する。
指示手段、接続先制御手段の一例としての接続指示部214は、画像処理装置100が有するブラウザに応じて、旧コンテンツ又は新コンテンツへ接続をするように画像処理装置100に対して指示する。ここで、接続指示部214は、画像処理装置100が新ブラウザを有すると判定された場合、新ブラウザを起動して新コンテンツに接続するように、画像処理装置100に対して指示する。一方、接続指示部214は、画像処理装置100が新ブラウザを有さないと判定された場合、旧ブラウザを起動して旧コンテンツに接続するように、画像処理装置100に対して指示する。
旧コンテンツ情報提供部215は、画像処理装置100の旧ブラウザにより動作し、画像処理装置100に対して旧コンテンツの情報を送信する。
新コンテンツ情報提供部216は、画像処理装置100の新ブラウザにより動作し、画像処理装置100に対して新コンテンツの情報を送信する。
問い合わせ手段の一例としての認証情報問い合わせ部217は、画像処理装置100と新コンテンツとの間の接続が確立された場合に、画像処理装置100に対して認証情報を問い合わせる。
操作者判定部218は、画像処理装置100から受信した認証情報を基に、画像処理装置100の操作者が管理者であるか否かを判定する。ここで、操作者判定部218は、画像処理装置100の管理者の認証情報を予め保持している。そして、操作者判定部218は、画像処理装置100から受信した認証情報と管理者の認証情報とを比較して、両者が一致するか否かを判定する。両者が一致する場合、操作者判定部218は、画像処理装置100の操作者が管理者であると判定する。
なお、管理者とは、画像処理装置100を管理する権限が与えられている者であり、言い換えると、画像処理装置100にアプリケーション・プログラムをインストールする権限が与えられている者である。付言すると、管理者は、画像処理装置100についての特定の権限を付与された者であり、予め定められた条件を満たす者として捉えることができる。
指示手段の一例としての新サーバ接続アプリインストール部219は、画像処理装置100の操作者が管理者であると判定された場合、新ブラウザで動作するアプリケーションとして、情報管理サーバ200への接続を要求するアプリケーション・プログラム(以下、新サーバ接続アプリと称する)を画像処理装置100に送信する。そして、新サーバ接続アプリインストール部219は、画像処理装置100に新サーバ接続アプリをインストールする処理を行う。付言すると、新サーバ接続アプリは、サーバ接続アプリを更新したアプリケーション・プログラムとして捉えることができ、また新サーバ接続アプリインストール部219は、画像処理装置100に対して、サーバ接続アプリを更新する指示を行うものとして捉えることができる。
さらに説明すると、新サーバ接続アプリは、新ブラウザを起動させて、起動させた新ブラウザにより、情報管理サーバ200の新コンテンツに対して接続を要求する。即ち、新サーバ接続アプリが画像処理装置100にインストールされると、それ以降は、新サーバ接続アプリを起動させることによって、旧ブラウザを起動させることなく、切替アプリを介さずに、直接、新コンテンツへの接続が行われる。付言すると、新サーバ接続アプリには、新コンテンツの場所、言い換えると、情報管理サーバ200において新コンテンツが格納されている場所が定められている。新コンテンツの場所は、例えば、新コンテンツのURLによって定められる。
そして、図4に示す画像処理装置100を構成する各機能部は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、画像処理装置100を図2に示したハードウェア構成にて実現した場合、例えば、ROM110cに格納されているOSのプログラムやサーバ接続アプリ等のアプリケーション・プログラムが、RAM110bに読み込まれてCPU110aに実行されることにより、操作受付部111、サーバ接続アプリ起動部112、切替アプリ接続制御部113、バージョン情報送信部114、コンテンツ接続制御部115、認証情報送信部116、表示制御部117等の各機能部が実現される。
同様に、図4に示す情報管理サーバ200を構成する各機能部は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、情報管理サーバ200を図3に示したハードウェア構成にて実現した場合、例えば、磁気ディスク装置203に格納されているOSのプログラムや切替アプリ、新コンテンツ及び旧コンテンツ等のアプリケーション・プログラムが、メインメモリ202に読み込まれてCPU201に実行されることにより、接続要求受付部211、バージョン情報問い合わせ部212、ブラウザ判定部213、接続指示部214、旧コンテンツ情報提供部215、新コンテンツ情報提供部216、認証情報問い合わせ部217、操作者判定部218、新サーバ接続アプリインストール部219等の各機能部が実現される。
<ブラウザ対応テーブルの説明>
次に、ブラウザ判定部213の判定に用いられるブラウザ対応テーブルについて説明する。図5は、ブラウザ対応テーブルの一例を示す図である。
図示の例では、画像処理装置100のバージョンが「1」~「5」の5つ存在し、画像処理装置100のブラウザがそれぞれ「1.0」、「1.1」、「1.2」、「2.0」、「2.1」の5つ存在する。ここで、予め定められたバージョンが「2.0」の場合、予め定められたバージョン以降のブラウザである「2.0」、「2.1」が、新ブラウザとして扱われる。また、予め定められたバージョンよりも前のブラウザである「1.2」、「1.1」、「1.0」が旧ブラウザとして扱われる。
例えば、画像処理装置100から受信したバージョン情報が「3」を示す場合、「3」に対応付けられたブラウザは、「1.0」、「1.1」、「1.2」であり、全て旧ブラウザである。そのため、ブラウザ判定部213は、画像処理装置100が新ブラウザを有さないと判定する。一方、例えば、画像処理装置100から受信したバージョン情報が「5」を示す場合、「5」に対応付けられたブラウザは、「1.0」、「1.1」、「1.2」、「2.0」、「2.1」であり、新ブラウザ「2.0」、「2.1」を含む。そのため、ブラウザ判定部213は、画像処理装置100が新ブラウザを有すると判定する。
<コンテンツ接続システムの処理の具体例>
次に、コンテンツ接続システム1で行われる処理について、具体例を挙げて説明する。
まず、画像処理装置100が旧ブラウザ及び新ブラウザの両方を有する場合について説明する。図6は、画像処理装置100が旧ブラウザ及び新ブラウザの両方を有する場合に行われる処理の一例を説明するための図である。
操作者が認証情報を入力して認証が成功した後、サーバ接続アプリを起動させる操作を行うと、サーバ接続アプリ起動部112がサーバ接続アプリを起動する。サーバ接続アプリが起動されると、サーバ接続アプリ(切替アプリ接続制御部113)は、旧ブラウザを起動させて、起動させた旧ブラウザにより、情報管理サーバ200の切替アプリに対して接続を要求する(ステップ101)。
次に、切替アプリ(接続要求受付部211)が接続要求を受け付けると、切替アプリ(バージョン情報問い合わせ部212)は、画像処理装置100に対してバージョン情報を問い合わせる(ステップ102)。
次に、バージョン情報送信部114は、バージョン情報の問い合わせを受け付けると、情報管理サーバ200に対して画像処理装置100のバージョン情報を送信する(ステップ103)。
次に、切替アプリ(ブラウザ判定部213)は、画像処理装置100のバージョン情報を基に、画像処理装置100が新ブラウザを有するか否かを判定する(ステップ104)。図6の例では、切替アプリ(ブラウザ判定部213)は、画像処理装置100が新ブラウザを有すると判定する。
次に、切替アプリ(接続指示部214)は、新ブラウザを起動して新コンテンツに接続するように、画像処理装置100に対して指示する(ステップ105)。この指示には、新コンテンツの場所を示す情報、言い換えると、情報管理サーバ200において新コンテンツが格納されている場所を示す情報も含まれる。より具体的には、新コンテンツの場所を示す情報とは、例えば、新コンテンツのURLである。
次に、コンテンツ接続制御部115は、切替アプリ(接続指示部214)の指示を受けると、新ブラウザを起動させて、起動させた新ブラウザにより新コンテンツの場所を指定して、新コンテンツへの接続を要求する(ステップ106)。そして、新コンテンツ(新コンテンツ情報提供部216)は、コンテンツ接続制御部115からの接続要求を受け付けると、画像処理装置100に対して新コンテンツの情報を送信する。画像処理装置100は、受信した新コンテンツの情報を、新ブラウザを介してディスプレイに表示する。
次に、新コンテンツ(認証情報問い合わせ部217)は、画像処理装置100に対して認証情報を問い合わせる(ステップ107)。
次に、認証情報送信部116は、認証情報の問い合わせを受け付けると、情報管理サーバ200に対して認証情報を送信する(ステップ108)。ここで、認証情報送信部116は、サーバ接続アプリを起動させる前に操作者が入力した認証情報を送信する。ただし、認証情報送信部116が送信する認証情報は、どのタイミングで操作者に入力された情報でもよい。例えば、認証情報送信部116は、新コンテンツのログイン画面が表示された場合に、そのログイン画面で操作者が入力した認証情報を送信してもよい。
さらに説明すると、ここで送信される認証情報は、画像処理装置100の操作者が管理者であるか否かを判定するためのものである。そのため、認証情報としては、画像処理装置100の操作者が管理者であるか否かを判定可能な情報が含まれていればよい。例えば、認証情報送信部116は、認証情報として、ユーザIDなどの操作者を識別可能な情報のみを送信してもよい。
次に、新コンテンツ(操作者判定部218)は、認証情報を基に、画像処理装置100の操作者が管理者であるか否かを判定する(ステップ109)。ここで、画像処理装置100の操作者が管理者ではないと判定された場合には、処理は終了する。一方、画像処理装置100の操作者が管理者であると判定された場合には、新コンテンツ(新サーバ接続アプリインストール部219)は、新サーバ接続アプリを画像処理装置100に送信し、画像処理装置100に新サーバ接続アプリをインストールする(ステップ110)。
図7は、新サーバ接続アプリが画像処理装置100にインストールされた場合に行われる処理の一例を説明するための図である。新サーバ接続アプリが画像処理装置100にインストールされた後に、操作者が新サーバ接続アプリを起動する操作を行うと、新サーバ接続アプリは新ブラウザを起動させる。そして、新サーバ接続アプリは、起動させた新ブラウザで新コンテンツに対して接続を要求する。ここでは、旧ブラウザは起動されず、切替アプリを介さずに、直接、新コンテンツに対する接続要求が行われる。
そして、新コンテンツ(新コンテンツ情報提供部216)は、新サーバ接続アプリからの接続要求を受け付けると、画像処理装置100に対して新コンテンツの情報を送信する。画像処理装置100は、受信した新コンテンツの情報を、新ブラウザを介してディスプレイに表示する。
なお、画像処理装置100に新サーバ接続アプリをインストールした場合、画像処理装置100にてサーバ接続アプリを削除してもよい。
このようにして、画像処理装置100が新ブラウザを有する場合には、新ブラウザにおいて新コンテンツが動作し、新コンテンツの情報がディスプレイに表示される。また、画像処理装置100の操作者が管理者である場合には、画像処理装置100に新たに新サーバ接続アプリがインストールされる。そして、画像処理装置100から新コンテンツへの接続を要求する次回以降は、画像処理装置100の操作者が管理者であるか否かに関わらず、新サーバ接続アプリを起動させることで、コンテンツ接続制御部115は、第1のブラウザを起動させることなく、切替アプリを介さずに新コンテンツへの接続を要求する。
次に、画像処理装置100が旧ブラウザを有するが、新ブラウザを有さない場合について説明する。図8は、画像処理装置100が旧ブラウザを有し、新ブラウザを有さない場合に行われる処理の一例を説明するための図である。
ステップ201~ステップ203の処理は、図6に示すステップ101~ステップ103の処理と同様であるため、ここでは説明を省略する。
ステップ203において、バージョン情報送信部114が情報管理サーバ200に対してバージョン情報を送信した後、切替アプリ(ブラウザ判定部213)は、画像処理装置100のバージョン情報を基に、画像処理装置100が新ブラウザを有するか否かを判定する(ステップ204)。図8の例では、切替アプリ(ブラウザ判定部213)は、画像処理装置100が新ブラウザを有さないと判定する。
次に、切替アプリ(接続指示部214)は、旧ブラウザを起動して旧コンテンツに接続するように、画像処理装置100に対して指示する(ステップ205)。この指示には、旧コンテンツの場所を示す情報、言い換えると、情報管理サーバ200において旧コンテンツが格納されている場所を示す情報も含まれる。より具体的には、旧コンテンツの場所を示す情報とは、例えば、旧コンテンツのURLである。
次に、コンテンツ接続制御部115は、切替アプリ(接続指示部214)の指示を受けると、旧ブラウザを起動させて、起動させた旧ブラウザにより旧コンテンツの場所を指定して、旧コンテンツへの接続を要求する(ステップ206)。旧コンテンツ(旧コンテンツ情報提供部215)は、コンテンツ接続制御部115からの接続要求を受け付けると、画像処理装置100に対して旧コンテンツの情報を送信する。画像処理装置100は、受信した旧コンテンツの情報を、旧ブラウザを介してディスプレイに表示する。
このようにして、画像処理装置100が新ブラウザを有さない場合には、旧ブラウザが起動されて、旧ブラウザにおいて旧コンテンツが動作し、旧コンテンツの情報がディスプレイに表示される。
<画像処理装置における画面の表示例>
次に、画像処理装置100における画面の表示例について説明する。図9(a)~(c)は、画像処理装置100における画面の表示例を示す図である。
まず、図9(a)は、画像処理装置100において使用する機能の選択を受け付ける機能選択画面11の一例を示す図である。機能選択画面11には、例えば、コピーやスキャナ等の機能の選択を受け付けるアイコンのほかに、情報管理サーバ200のコンテンツの情報を表示する機能の選択を受け付けるアイコン12が表示される。
ここで、操作者が機能選択画面のアイコン12を選択すると、サーバ接続アプリが起動する。そして、サーバ接続アプリ(切替アプリ接続制御部113)によって情報管理サーバ200の切替アプリへの接続が行われる。付言すると、操作者がアイコン12を選択する操作は、サーバ接続アプリを起動する操作として捉えることができる。
また、画像処理装置100に新サーバ接続アプリがインストールされた後、操作者がアイコン12を選択すると、新接続サーバアプリが起動する。そして、新接続サーバアプリによって情報管理サーバ200の新コンテンツへの接続が行われる。付言すると、新サーバ接続アプリが画像処理装置100にインストールされた場合、操作者がアイコン12を選択する操作は、新サーバ接続アプリを起動する操作として捉えることができる。
ただし、新サーバ接続アプリが画像処理装置100にインストールされた場合に、アイコン12とは別のアイコンを新たに設けることとしてもよい。この場合には、操作者が新たに設けられたアイコンを選択する操作が、新サーバ接続アプリを起動する操作となる。
次に、図9(b)は、旧ブラウザを介して表示される旧コンテンツの画面の一例を示す図である。図9(b)に示す画面13では、情報管理サーバ200の磁気ディスク装置203等に保存されているファイルデータが表示されている。この例では、「AAA」という名前のフォルダに、「BBB」、「CCC」、「DDD」という名前のファイルデータが情報管理サーバ200に保存されていることが示されている。また、例えば、操作者が画面13上でファイルデータを選択した後、プリントボタン14を選択すると、選択したファイルデータを印刷する処理が行われる。
次に、図9(c)は、新ブラウザを介して表示される新コンテンツの画面の一例を示す図である。図9(c)に示す画面15でも、図9(b)の画面13と同様に、情報管理サーバ200の磁気ディスク装置203等に保存されているファイルデータが表示される。ただし、画面15は、画面13と比較して表示態様が異なっている。また、例えば、画面13の場合と同様に、操作者が画面15上でファイルデータを選択した後、プリントボタン16を選択すると、選択したファイルデータを印刷する処理が行われる。
<コンテンツ接続システムの処理手順>
次に、コンテンツ接続システム1で行われる処理の処理手順について説明する。図10は、画像処理装置100による処理手順の一例を示したフローチャートである。また、図11は、情報管理サーバ200による処理手順の一例を示したフローチャートである。
まず、図10を参照しながら、画像処理装置100による処理手順について説明する。
操作受付部111がサーバ接続アプリを起動させる操作を受け付ける(ステップ301)と、サーバ接続アプリ起動部112がサーバ接続アプリを起動させる(ステップ302)。次に、切替アプリ接続制御部113は、旧ブラウザを起動させて、起動させた旧ブラウザにより、情報管理サーバ200の切替アプリに対して接続を要求する(ステップ303)。
次に、バージョン情報送信部114は、情報管理サーバ200からバージョン情報の問い合わせを受け付けると、情報管理サーバ200に対して画像処理装置100のバージョン情報を送信する(ステップ304)。次に、コンテンツ接続制御部115は、情報管理サーバ200からの指示の内容が、新コンテンツへの接続指示(即ち、新ブラウザで新コンテンツへ接続する指示)であるか、又は旧コンテンツへの接続指示(即ち、旧ブラウザで旧コンテンツへ接続する指示)であるかを判定する(ステップ305)。
ステップ305において、情報管理サーバ200からの指示が新コンテンツへの接続指示であると判定された場合、コンテンツ接続制御部115は、新ブラウザを起動させて、起動させた新ブラウザにより新コンテンツへの接続を要求する(ステップ306)。次に、表示制御部117は、情報管理サーバ200から受信した新コンテンツの情報を、新ブラウザを介してディスプレイに表示する(ステップ307)。
次に、認証情報送信部116は、情報管理サーバ200から認証情報の問い合わせを受け付けると、情報管理サーバ200に対して認証情報を送信する(ステップ308)。次に、コンテンツ接続制御部115は、情報管理サーバ200から新サーバ接続アプリをインストールする指示を受けると、新サーバ接続アプリをインストールする(ステップ309)。そして、本処理フローは終了する。
また、ステップ305において、情報管理サーバ200からの指示が旧コンテンツへの接続指示であると判定された場合、コンテンツ接続制御部115は、旧ブラウザを起動させて、起動させた旧ブラウザにより旧コンテンツへの接続を要求する(ステップ310)。次に、表示制御部117は、情報管理サーバ200から受信した旧コンテンツの情報を、旧ブラウザを介してディスプレイに表示する(ステップ311)。そして、本処理フローは終了する。
次に、図11を参照しながら、情報管理サーバ200による処理手順について説明する。
接続要求受付部211が画像処理装置100から接続要求を受け付けると、バージョン情報問い合わせ部212は、画像処理装置100に対してバージョン情報を問い合わせる(ステップ401)。次に、ブラウザ判定部213は、画像処理装置100から受信したバージョン情報を基に、画像処理装置100が新ブラウザを有するか否かを判定する(ステップ402)。
ステップ402で肯定の判断(Yes)がされた場合、接続指示部214は、新ブラウザを起動して新コンテンツに接続するように、画像処理装置100に対して指示する(ステップ403)。次に、新コンテンツ情報提供部216は、画像処理装置100から新ブラウザによる新コンテンツへの接続要求を受け付けると、画像処理装置100に対して新コンテンツの情報を送信する(ステップ404)。
次に、認証情報問い合わせ部217は、画像処理装置100に対して認証情報を問い合わせる(ステップ405)。次に、操作者判定部218は、画像処理装置100から受信した認証情報を基に、画像処理装置100の操作者が管理者であるか否かを判定する(ステップ406)。ステップ406で肯定の判断(Yes)がされた場合、新サーバ接続アプリインストール部219は、新サーバ接続アプリを画像処理装置100に送信し、画像処理装置100に新サーバ接続アプリをインストールする処理を実行する(ステップ407)。そして、本処理フローは終了する。一方、ステップ406で否定の判断(No)がされた場合、新サーバ接続アプリのインストールは行われず、本処理フローは終了する。
また、ステップ402で否定の判断(No)がされた場合、接続指示部214は、旧ブラウザを起動して旧コンテンツに接続するように、画像処理装置100に対して指示する(ステップ408)。次に、旧コンテンツ情報提供部215は、画像処理装置100から旧ブラウザによる旧コンテンツへの接続要求を受け付けると、画像処理装置100に対して旧コンテンツの情報を送信する(ステップ409)。そして、本処理フローは終了する。
以上説明したように、本実施の形態に係るコンテンツ接続システム1では、画像処理装置100が有するブラウザに応じて、画像処理装置100の接続先を旧コンテンツ又は新コンテンツの何れかに切り替える。そして、画像処理装置100が旧ブラウザ及び新ブラウザの両方を有する場合には、接続先が新コンテンツになり、新コンテンツの情報が画像処理装置100のディスプレイに表示される。一方、画像処理装置100が旧ブラウザを有し、新ブラウザを有さない場合には、接続先が旧コンテンツになり、旧コンテンツの情報が画像処理装置100のディスプレイに表示される。
そのため、例えば、操作者がサーバ接続アプリによって旧ブラウザを起動させたとしても、操作者が再度新ブラウザを起動させる操作を行うことなく、新ブラウザによって新コンテンツへの接続が行われる。言い換えると、操作者が新サーバ接続アプリをインストールする操作を行わなくても、サーバ接続アプリを起動させることによって、新ブラウザで新コンテンツへの接続が行われる。また、画像処理装置100が新ブラウザを有していない場合には、旧ブラウザによって旧コンテンツへの接続が行われる。
なお、上述した例では、画像処理装置100においてサーバ接続アプリを起動すると、旧ブラウザを起動させることとしたが、本実施の形態ではこのような構成に限られない。例えば、サーバ接続アプリを起動すると、新ブラウザを起動させることとしてもよい。この場合に、切替アプリは、画像処理装置100のバージョン情報を基に画像処理装置100が旧ブラウザを有するか否かを判定し、画像処理装置100が旧ブラウザを有する場合には、旧ブラウザを起動して旧コンテンツに接続するように、画像処理装置100に対して指示してもよい。また、切替アプリは、画像処理装置100が旧ブラウザを有さない場合には、新ブラウザを起動して新コンテンツに接続するように、画像処理装置100に対して指示してもよい。
また、上述した例では、接続要求受付部211が接続要求を受け付けると、バージョン情報問い合わせ部212が画像処理装置100に対してバージョン情報を問い合わせることとしたが、本実施の形態ではこのような構成に限られない。例えば、バージョン情報問い合わせ部212が過去に画像処理装置100に対してバージョン情報を問い合わせ、画像処理装置100からバージョン情報を受信していることも考えられる。この場合に、例えば、ブラウザ判定部213が、過去に受信したバージョン情報を基に、画像処理装置100が新ブラウザを有すると判定した場合には、再度バージョン情報を問い合わせなくてもよい。即ち、再度バージョン情報を問い合わせることなく、接続指示部214は、新ブラウザで新コンテンツに接続するように、画像処理装置100に対して指示する。また、例えば、ブラウザ判定部213が、過去に受信したバージョン情報を基に、画像処理装置100が新ブラウザを有さないと判定した場合には、再度バージョン情報を問い合わせることで、画像処理装置100の最新のバージョン情報を取得する。そして、最新のバージョン情報により、ブラウザ判定部213の判定が行われる。
さらに、上述したように、バージョン情報は、画像処理装置100が新ブラウザを有するか否かを判定するために用いられるものである。そのため、バージョン情報としては、画像処理装置100が新ブラウザを有するか否かを判定可能な情報であればどのようなものでもよい。例えば、バージョン情報送信部114は、バージョン情報として、画像処理装置100が有するブラウザのバージョンの情報を送信したり、画像処理装置100が新ブラウザを有しているか否かを示す情報を送信したりしてもよい。
さらに説明すると、バージョン情報送信部114は、例えば、画像処理装置100のバージョンを示す情報ではなく、画像処理装置100の機種を識別する情報を送信してもよい。この場合、ブラウザ対応テーブルには、画像処理装置100の機種と、その機種の画像処理装置100が有するブラウザとが対応付けられる。そして、情報管理サーバ200のブラウザ判定部213は、ブラウザ対応テーブルを参照して、画像処理装置100から受信した機種の情報を基に、画像処理装置100が新ブラウザを有するか否かを判定する。この場合、画像処理装置100の機種を識別する情報は、ブラウザ情報の一例であり、また、ブラウザ情報に含まれる識別情報の一例として捉えることができる。
また、上述した例では、情報管理サーバ200の操作者判定部218が、認証情報を基に、画像処理装置100の操作者が管理者であるか否かを判定したが、この判定を画像処理装置100で行うこととしてもよい。この場合、例えば、画像処理装置100から新ブラウザで新コンテンツへ接続すると、コンテンツ接続制御部115が、認証情報を基に、画像処理装置100の操作者が管理者であるか否かを判定する。そして、コンテンツ接続制御部115は、操作者が管理者であると判定した場合、情報管理サーバ200に対して、新サーバ接続アプリを送信するように要求する。この場合、コンテンツ接続制御部115は、認証情報に基づいて、新サーバ接続アプリをインストールするか否かを決定する。言い換えると、コンテンツ接続制御部115は、認証情報に基づいて、次回以降に旧ブラウザを起動させることなく新ブラウザを用いて新コンテンツへの接続を要求するか否かを決定するもの、として捉えることができる。
さらに、上述した例では、操作者判定部218は、画像処理装置100の操作者が管理者であるか否かを判定し、管理者と判定した場合に新サーバ接続アプリを画像処理装置100にインストールすることとしたが、本実施の形態ではこのような構成に限られない。例えば、操作者判定部218が、画像処理装置100の操作者が予め定められた条件を満たす者と判定した場合に、新サーバ接続アプリを画像処理装置100にインストールすることとしてもよい。また、画像処理装置100から新ブラウザで新コンテンツへの接続が行われると、操作者判定部218が判定を行うことなく、新サーバ接続アプリを画像処理装置100にインストールしてもよい。
そして、上述した例では、ブラウザによって情報管理サーバ200のコンテンツに接続する画像処理装置100として、いわゆる複合機を例に挙げて説明したが、このような構成に限られない。画像処理装置100としては、データ処理を行う情報処理装置であればよく、例えば、PCや携帯情報端末等の情報処理装置により、操作受付部111、サーバ接続アプリ起動部112、切替アプリ接続制御部113、バージョン情報送信部114、コンテンツ接続制御部115、認証情報送信部116、表示制御部117等の画像処理装置100の機能部を実現させることもできる。
また、本発明の実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD-ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
なお、上記では種々の実施形態および変形例を説明したが、これらの実施形態や変形例どうしを組み合わせて構成してももちろんよい。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
1…コンテンツ接続システム、100…画像処理装置、111…操作受付部、112…サーバ接続アプリ起動部、113…切替アプリ接続制御部、114…バージョン情報送信部、115…コンテンツ接続制御部、116…認証情報送信部、117…表示制御部、200…情報管理サーバ、211…接続要求受付部、212…バージョン情報問い合わせ部、213…ブラウザ判定部、214…接続指示部、215…旧コンテンツ情報提供部、216…新コンテンツ情報提供部、217…認証情報問い合わせ部、218…操作者判定部、219…新サーバ接続アプリインストール部

Claims (8)

  1. 第1のコンテンツに対応する第1のブラウザと第2のコンテンツに対応する第2のブラウザとを有する第1の装置と、当該第1のコンテンツと当該第2のコンテンツとを有する第2の装置とを備え、
    前記第1の装置は、前記第1のブラウザ又は前記第2のブラウザの何れかのブラウザを用いて、前記第2の装置が有するコンテンツへの接続を要求する接続要求手段と、当該第2の装置に対して、自装置が有するブラウザについてのブラウザ情報を送信する送信手段と、操作者からの情報を受け付ける受付手段とを備え、
    前記第2の装置は、前記第1の装置からコンテンツへの接続要求があった場合に、前記送信手段から送信された前記ブラウザ情報において前記第1の装置が前記第2のブラウザを有することが示されると、当該第1の装置に対して、当該第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示する指示手段と、当該第1の装置に対して、前記受付手段が受け付けた情報を問い合わせる問い合わせ手段とを備え、
    前記第1の装置の前記接続要求手段は、前記第1のブラウザを用いてコンテンツへの接続を要求した場合に、前記指示手段から前記第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示されると、当該第2のブラウザを用いて当該第2のコンテンツへの接続を要求し、当該第2のコンテンツへの接続を要求する次回以降、当該第1のブラウザを起動させることなく当該第2のブラウザを用いて当該第2のコンテンツへの接続を要求し、
    前記指示手段は、前記問い合わせ手段による問い合わせ結果に基づいて、前記次回以降に前記第1のブラウザを起動させることなく前記第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示するか否かを決定すること
    を特徴とするコンテンツ接続システム。
  2. 第1のコンテンツに対応する第1のブラウザと第2のコンテンツに対応する第2のブラウザとを有する第1の装置と、当該第1のコンテンツと当該第2のコンテンツとを有する第2の装置とを備え、
    前記第1の装置は、前記第1のブラウザ又は前記第2のブラウザの何れかのブラウザを用いて、前記第2の装置が有するコンテンツへの接続を要求する接続要求手段と、当該第2の装置に対して、自装置が有するブラウザについてのブラウザ情報を送信する送信手段とを備え、
    前記第2の装置は、前記第1の装置からコンテンツへの接続要求があった場合に、前記送信手段から送信された前記ブラウザ情報において前記第1の装置が前記第2のブラウザを有することが示されると、当該第1の装置に対して、当該第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示し、さらに当該第2のコンテンツへの接続を要求する次回以降には前記第1のブラウザを起動させることなく当該第2のブラウザを用いて当該第2のコンテンツに接続するように指示する指示手段を備え、
    前記第1の装置の前記接続要求手段は、前記第1のブラウザを用いてコンテンツへの接続を要求した場合に、前記指示手段から前記第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示されると、当該第2のブラウザを用いて当該第2のコンテンツへの接続を要求し、前記次回以降、当該第1のブラウザを起動させることなく当該第2のブラウザを用いて当該第2のコンテンツへの接続を要求し、
    前記接続要求手段による接続要求は、予め定められたアプリケーションによって実行され、
    前記指示手段は、前記第1の装置に対して、前記第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示した場合、さらに、前記予め定められたアプリケーションを更新する指示を行い、
    前記接続要求手段は、更新後の前記予め定められたアプリケーションにより、前記次回以降には、前記第1のブラウザを起動させることなく前記第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツへの接続を要求すること
    を特徴とするコンテンツ接続システム。
  3. 第1のコンテンツに対応する第1のブラウザと第2のコンテンツに対応する第2のブラウザとを有する第1の装置と、当該第1のコンテンツと当該第2のコンテンツとを有する第2の装置とを備え、
    前記第1の装置は、前記第1のブラウザ又は前記第2のブラウザの何れかのブラウザを用いて、前記第2の装置が有するコンテンツへの接続を要求する接続要求手段と、当該第2の装置に対して、自装置が有するブラウザについてのブラウザ情報を送信する送信手段とを備え、
    前記第2の装置は、前記第1の装置からコンテンツへの接続要求があった場合に、前記送信手段から送信された前記ブラウザ情報において前記第1の装置が前記第2のブラウザを有することが示されると、当該第1の装置に対して、当該第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示する指示手段を備え、
    前記指示手段は、前記第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示する場合に、前記第1の装置に対して、当該第2のコンテンツの場所を通知し、
    前記第1の装置の前記接続要求手段は、前記第1のブラウザを用いてコンテンツへの接続を要求した場合に、前記指示手段から前記第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示されると、当該第2のブラウザを用いて、当該指示手段から通知された場所を指定して当該第2のコンテンツへの接続を要求すること
    を特徴とするコンテンツ接続システム。
  4. 第1のブラウザに対応する第1のコンテンツと第2のブラウザに対応する第2のコンテンツとを保持する保持手段と、
    外部装置から、当該外部装置が有するブラウザについてのブラウザ情報を取得する取得手段と、
    前記外部装置から前記第1のブラウザによる接続要求があった場合に、前記取得手段が取得した前記ブラウザ情報を基に、当該外部装置の接続先を前記第1のコンテンツ又は前記第2のコンテンツの何れかにするように制御する接続先制御手段とを備え、
    前記接続先制御手段は、前記ブラウザ情報において前記外部装置が前記第2のブラウザを有することが示されると、当該外部装置に対して、当該第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示し、当該ブラウザ情報において当該外部装置が当該第2のブラウザを有していないことが示されると、当該外部装置に対して、前記第1のブラウザを用いて前記第1のコンテンツに接続するように指示すること
    を特徴とする情報処理装置。
  5. 前記接続先制御手段は、前記第1のブラウザを用いて前記第1のコンテンツに接続するように指示する場合に、前記外部装置に対して、当該第1のコンテンツの場所を通知すること
    を特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  6. 第1のブラウザに対応する第1のコンテンツと第2のブラウザに対応する第2のコンテンツとを保持する保持手段と、
    外部装置から、当該外部装置が有するブラウザについてのブラウザ情報を取得する取得手段と、
    前記外部装置から前記第1のブラウザによる接続要求があった場合に、前記取得手段が取得した前記ブラウザ情報を基に、当該外部装置の接続先を前記第1のコンテンツ又は前記第2のコンテンツの何れかにするように制御する接続先制御手段とを備え、
    前記接続先制御手段は、前記ブラウザ情報において前記外部装置が前記第2のブラウザを有することが示されると、当該外部装置に対して、当該第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示し、
    前記接続先制御手段は、前記外部装置から前記第1のブラウザによる接続要求があった場合に、当該外部装置に対して、前記ブラウザ情報を送信するように要求すること
    を特徴とする情報処理装置。
  7. 前記接続先制御手段は、前記外部装置から前記第1のブラウザによる接続要求があった場合に、過去に当該外部装置から送信された前記ブラウザ情報において、当該外部装置が前記第2のブラウザを有することが示された場合には、当該外部装置に対して再度当該ブラウザ情報を送信するように要求しないこと
    を特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータに、
    外部装置から、当該外部装置が有するブラウザについてのブラウザ情報を取得する情報取得機能と、
    前記外部装置から第1のブラウザによる接続要求があった場合に、取得した前記ブラウザ情報を基に、当該外部装置の接続先を、当該第1のブラウザに対応する第1のコンテンツ又は第2のブラウザに対応する第2のコンテンツの何れかにするように制御する接続先制御機能とを実現させ、
    前記接続先制御機能は、前記ブラウザ情報において前記外部装置が前記第2のブラウザを有することが示されると、当該外部装置に対して、当該第2のブラウザを用いて前記第2のコンテンツに接続するように指示し、当該ブラウザ情報において当該外部装置が当該第2のブラウザを有していないことが示されると、当該外部装置に対して、前記第1のブラウザを用いて前記第1のコンテンツに接続するように指示すること
    を特徴とするプログラム。
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