JP7028586B2 - ディーゼルエンジンの排気ガス後処理方法及び排気管 - Google Patents

ディーゼルエンジンの排気ガス後処理方法及び排気管 Download PDF

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Description

本発明はディーゼルエンジンの排気ガス後処理方法及び前記方法を実施するディーゼルエンジン用の排気管の構造に関する。
ディーゼルエンジンは,その構造上,燃料の燃焼と共に大気汚染や健康被害の原因となる粒子状物質(Particulate Matter:以下「PM」という。)を発生する。
そのため,ディーゼルエンジンの排気管には微粒子除去フィルタ(Diesel Particulate Filter:以下「DPF」と言う。)を備えた排気ガス後処理装置を設け,PMを除去した後のクリーンな排気ガスを大気放出することができるように構成されている。
このような排気ガス後処理装置には,PMの捕集に伴うDPFの目詰まりを防止するために,DPFの入口側に酸化触媒(Diesel Oxidation Catalyst:以下「DOC」と言う。)を配置し,DOCの触媒作用によって排気ガス中の一酸化窒素(NO)から二酸化窒素(NO2)を生成し,NO2を酸化剤としてDPFに捕集されたPMを燃焼(酸化)させて除去することによりDPFを自動で再生することができるようにしたものがある。
しかし,前述したDPFの自動再生機構を備えた排気ガス後処理装置においても,DOCに導入される排気ガスの温度が,DOCの活性化温度よりも低いと,十分なNO2が生成されずDPFに対するPMの堆積が進行する。
DPFに堆積したPMは,やがてDPFに目詰まりを生じさせ,この目詰まりによってエンジンの排気抵抗が高まると,出力低下や燃費の悪化等,エンジンの性能が低下する。
また,DPFに多量のPMが堆積した状態でPMが急激に燃焼(酸化)を開始すると,燃焼時の発熱によってDPFが焼損してしまうおそれがある。
以上の点から,エンジンの作動中,DOCを常に活性化温度に維持してDPFに対しPMの堆積が進行しないようにすることが望ましい。
そのため,通常,排気管にDOCを備えた排気ガス後処理装置を設ける場合には,エンジンの排気口近くに排気ガス後処理装置を配置して,エンジンの排気口と排気ガス後処理装置間の距離を短くすることで排気ガスの温度が低下することが防止されている。
しかし,年々厳しさを増す排ガス規制に対応するために,DPFの多層化や,窒素酸化物(NOX)の除去を目的として尿素SCR(選択式還元触媒:Selective Catalytic Reduction)をDPFの二次側に設ける構成が採用される等,排気ガス後処理装置は大型化している。
そのため,配置スペースの問題から排気ガス後処理装置をエンジンの排気口近くに設けることが困難な場合も生じており,一例として,防音箱内を仕切壁で仕切ってエンジンや作業機本体を収容するエンジン室と,エンジンや作業機本体の冷却風を導入する通気室とに区画した構成を備えるエンジン駆動型作業機では,排気ガス後処理装置を,エンジン室ではなく通気室内に配置する構成を採用するものも多い(特許文献1,特許文献2)。
このように,排気ガス後処理装置をエンジンの排気口より離れた位置に収容すると,エンジンからの排気ガスが排気ガス後処理装置に導入されるまでの間に冷やされる。
そのため,エンジン駆動型作業機が,寒冷時における使用や低負荷運転における使用で,エンジンの排気温度が低くなっている場合に,エンジンと排気ガス後処理装置が離れて配置されていると,排気ガス後処理装置に導入される排気ガス温度がDOCの活性化温度よりも低くなってしまい,DOCを昇温,活性化できずに前述したDPFの目詰まりを生じさせ,これに伴うエンジンの性能低下や,DPFの焼損等の問題が生じ得る。
このような問題を解消する方法としては,例えばエンジンの排気口から排気ガス後処理装置に至る排気管の外周を断熱材によって覆い,エンジンから排気ガス後処理装置に至るまでの間に排気ガスの温度が低下しないようにすることが考えられる。
また,排気ガスの温度が低くなっている場合であっても,DOCを活性化温度とすることができるよう,DOC自体を加熱することも考えられ,DPF前後の排気ガス圧力や各部の温度を監視して,DOCをヒータや助燃剤の噴射によって昇温活性化させることも考えられる(特許文献2[0032]欄)。
特開2016-37894号公報 特許第5404695号公報
以上で説明したように,エンジンと排気ガス後処理装置が離れて配置されている場合であっても,エンジンの排気口と排気ガス後処理装置間の排気管を断熱材で覆ってしまえば,DOCに導入される前に排気ガスの温度が低下することを防止できる。
しかし,この方法で排気ガスの温度が低下することを防止しようとした場合,排気管の外周に断熱材を比較的厚く巻き付ける必要があり,断熱材の巻き付けによって外径が増大した排気管の配置スペースを確保する必要があると共に,断熱材やその取り付けに使用する器具等の部品点数の増加と,断熱材を取り付けるための作業工数の増加によって,製造コストが増加する。
これに対し,DPF前後の排気ガス圧力や各部の温度を監視して,ヒータによる加熱や助燃剤の噴射によってDOCを昇温活性化させるようにした構成(特許文献2)では,排気管を断熱材で覆うことなくDOCの昇温と活性化を行えるため,排気管の配管スペースが増加することに伴うスペース確保の問題は生じない。
しかし,この構成では,排気ガスの圧力や各部の温度を検知するセンサ類,DOCを加熱するヒータや助燃剤の噴射装置等の多くの部品の取り付け等が必要で,装置構成が複雑化する。
そのため,部品点数の増加と,組み立て工程の増加及び複雑化により,製造コストが増加する。
また,排気ガス後処理装置にセンサ類やヒータ,助燃剤の噴射装置等を取り付ける空間の確保等が必要で,排気ガス後処理装置自体の設計を見直す必要があると共に,排気ガス後処理装置が大型化する。
そこで本発明は,上記従来技術における欠点を解消するために成されたもので,エンジンの排気口に対し排気ガス後処理装置を離して配置した場合であっても,比較的簡単な構成でDOCを昇温,活性化させることができるディーゼルエンジンの排気ガス後処理方法,及び前記排気ガス後処理方法を実現するための排気管の構造を提供することを目的とする。
以下に,課題を解決するための手段を,発明を実施するための形態で使用する符号と共に記載する。この符号は,特許請求の範囲の記載と,発明を実施するための形態の記載との対応を明らかにするためのものであり,言うまでもなく,本願発明の技術的範囲の解釈に制限的に用いられるものではない。
上記目的を達成するために,本発明のディーゼルエンジンの排気ガス後処理方法は,
微粒子除去フィルタ(DPF)42と,該微粒子除去フィルタ(DPF)42の一次側に配置された酸化触媒(DOC)41を備えた排気ガス後処理装置40を備え,エンジン5の排気口5aからの排気ガスを,前記排気ガス後処理装置40を通過させた後に大気放出するディーゼルエンジンの排気管10において,
前記排気ガス後処理装置40に導入される前の排気ガスを被加熱排気ガスとし,該被加熱排気ガスを,前記排気ガス後処理装置40に設けた前記酸化触媒(DOC)41を通過した後の排気ガスの一部から成る熱媒ガスによって加熱して成り,
前記熱媒ガスによる前記被加熱排気ガスの加熱を,前記微粒子除去フィルタ(DPF)42を通過する前の前記熱媒ガスと前記被加熱排気ガスとの熱交換と,前記熱交換後の前記熱媒ガスを前記被加熱排気ガスに混合することにより行うことを特徴とする(請求項1)。
また,本発明のディーゼルエンジンの排気管10は,
微粒子除去フィルタ(DPF)42と,該微粒子除去フィルタ(DPF)42の一次側に配置された酸化触媒(DOC)41を備えた排気ガス後処理装置40を備え,エンジン5の排気口5aからの排気ガスを,前記排気ガス後処理装置40を通過させた後に大気放出するディーゼルエンジン5の排気管10において,
前記排気管10のうち,前記排気ガス後処理装置40の一次側を成す部分(実施例においてエキゾーストパイプ30)が,前記排気ガス後処理装置40に導入される前の排気ガスを被加熱排気ガスとし,該被加熱排気ガスを,前記排気ガス後処理装置40に設けた前記酸化触媒(DOC)41を通過した後の排気ガスの一部から成る熱媒ガスによって加熱する加熱器30として構成されており,
前記加熱器が,前記被加熱排気ガスを,前記微粒子除去フィルタを通過する前の前記熱媒ガスとの熱交換によって加熱する熱交換器型の加熱器としての機能と,前記熱交換後の前記熱媒ガスを前記被加熱排気ガスに混合させることにより加熱する混合器型の加熱器の機能を併せ持つことを特徴とする(請求項)。
前述した加熱器の前記熱交換型の加熱器として機能する部分を,前記被加熱排気ガスが導入される被加熱排気ガス流路31と,前記熱媒ガスが導入される熱媒ガス流路32を備えた隔板式熱交換器型の加熱器として構成することができ,
前記被加熱排気ガス流路31の一端を,例えばエキゾーストマニホールド20を介して前記エンジン5の排気口5aに,他端を前記排気ガス後処理装置40の入口にそれぞれ連通すると共に,
前記熱媒ガス流路32の一端を,前記酸化触媒(DOC)41の二次側で,かつ前記微粒子除去フィルタ(DPF)42の一次側における排気管10に連通し,前記熱媒ガス流路32の他端を,連通孔35を介して前記被加熱排気ガス流路31と連通するものとしても良い(請求項)。
このように,熱交換型の加熱器30として機能する部分を備えた構成では,該加熱器30を,内管30aと外管30bから成る二重管構造とし,前記内管30a内に前記被加熱排気ガス流路31を形成すると共に,前記内管30aの外面と前記外管30bの内面間の間隔に,前記熱媒ガス流路32を形成する構成とすることができる(請求項)。
以上で説明した本発明の構成により,本発明では以下の顕著な効果を得ることができた。
排気ガス後処理装置40の酸化触媒(DOC)41を通過して温度が上昇している排気ガスの一部から成る熱媒ガスによって,排気ガス後処理装置40に導入される前の排気ガスである被加熱排気ガスを加熱することで,エンジン5の排気口5a近くに排気ガス後処理装置40を配置することができない場合であっても,排気ガス後処理装置40のDOC41に導入される排気ガス温度を高めてDOC41を昇温・活性化することができ,その結果,DPF42の目詰まりや破損,DPF42の目詰まりに基づくエンジン5の性能低下を防止することができた。
また,上記構成の採用によって排気ガス後処理装置40を必ずしもエンジン5の排気口5a近傍に設ける必要がなくなることから,設計の自由度が増すと共に,例えば防音箱9内をエンジン室9aと通気室9bとに仕切った構成のエンジン駆動型作業機1では,エンジン室9aを拡張してエンジン室9a内に排気ガス後処理装置40を配置する場合に生じる装置全体の大型化を防止することができた。
しかも,被加熱排気ガスの加熱を,DOC41を通過した後の排気ガスの一部から成る熱媒ガスによって行うため,ヒータや助燃剤の噴射装置等を設けることなく,比較的簡単な構成によってDOC41の昇温・活性化を図ることができた。
熱媒ガスによる被加熱排気ガスの加熱は,熱媒ガスと被加熱排気ガスの熱交換,及び被加熱排気ガスに対する熱媒ガスの混合のいずれによって行うことも可能であり,特に,被加熱排気ガスに熱媒ガスを混合する構成では,熱媒ガスは大気放出されることなく,被加熱排気ガスと共に再度排気ガス後処理装置40に導入されることとなるため,DPF42や尿素SCR43を通過する前の,DOC41通過直後の最も温度の高い排気ガスを熱媒ガスとして使用することが可能で,被加熱排気ガスを効率よく加熱することができた。
なお,排気ガス後処理装置40を通過した後の排気ガスの一部を前記熱媒ガスとした構成では,熱媒ガスは,排気ガス後処理装置40を通過した後のクリーンなものであることから,これを大気放出することが可能で,熱媒ガス流路32を通過した後の熱媒ガスを直接,又はエンジン駆動型作業機1の他の構成機器(例えば,ブリーザパイプ65)の加熱等に使用した後,大気放出することができる。
排気管10のうち,排気ガス後処理装置40の一次側の部分(エキゾーストパイプ30部分)を,内管30aと外管30bから成る二重管構造とし,内管30a内に被加熱排気ガス流路31を,内管30aの外面と外管30bの内面間の間隔を熱媒ガス流路32とした構成では,熱媒ガスとの熱交換によって被加熱排気ガスを加熱する熱交換器型の加熱器30の構造を単純化することができた。
また,内管30a内を被加熱排気ガス流路31,内管30aの外面と外管30bの内面間の間隔を熱媒ガス流路32としたことで,被加熱排気ガスの外周を,温度の高い熱媒ガスによって覆うことで,熱媒ガスを熱媒としてのみならず,断熱材としても機能させることができ,エンジン5からの排気ガスを保温しつつ加熱してDOC41に導入することで,DOC41の昇温・活性化を効率的に行うことができた。
本発明の排気管(第1実施形態)を備えたエンジン駆動型作業機の正面透視図。 本発明の排気管(第1実施形態)の部分断面正面図。 本発明の排気管(第1実施形態)の模式図。 本発明の排気管(第1実施形態)を備えたエンジン駆動型作業機の正面透視図(ブリーザパイプの保温機能を備えたもの)。 本発明の排気管(第2実施形態)を備えたエンジン駆動型作業機の正面透視図。 本発明の排気管(第2実施形態)の部分断面正面図。 本発明の排気管(第2実施形態)の模式図。 本発明の排気管(第3実施形態)の部分断面正面図。
以下,添付図面を参照しながら説明する。
〔エンジン駆動型作業機の全体構成〕
本発明の排気管を備えたエンジン駆動型作業機1の全体構造を図1,図4及び図5に示す。
図示のエンジン駆動型作業機1は,圧縮機や発電機等の作業機3(図4参照)と,この作業機3を駆動するエンジン(ディーゼルエンジン)5,後述する排気ガス後処理装置40を備えた排気管10,その他の必要な機器を防音箱9内に収容して構成されている。
作業機3を駆動するエンジン5には,図示しない排気再循環(EGR: Exhaust Gas Recirculation)システムを設けて,排気ガス中の窒素酸化物(NOX)の発生を抑制するようにしてもよい。このEGRシステムは,排気ガスの一部を吸気に循環・混合させるもので,エンジンの吸気通路と排気通路とを繋ぐ再循環通路と,再循環する排気ガス量を調整するバルブとを備え,エンジンのシリンダ内で酸素濃度が低い状態で燃料を燃焼させることで燃焼温度の低下を図り,窒素酸化物(NOX)の発生を抑制する。
図示の実施形態にあっては,防音箱9内を仕切壁92によって紙面左右方向に2室に仕切り,一方の室を作業機3やエンジン5を収容するエンジン室9a,他方の室を通気室9bと成すと共に,前記仕切壁92に設けた連通口93に対向してエンジン5や作業機3を冷却するためのラジエータやインタークーラ,オイルクーラ(図示の例ではラジエータ8)を配置すると共に,連通口93及びラジエータ8を通過する冷却風を発生させるファン7を前記ラジエータ8に対向して配置し,エンジン5の作動時,このファン7の回転によってラジエータ8と連通口93を通過する冷却風を発生させることができるようにしている。
図示の実施形態では,エンジン5の作動時,ファン7によってエンジン室9a側から通気室9b側に向かう冷却風の流れを発生させ,通気室9bの上方において防音箱9の天板に形成した開口部91を介して防音箱9内の空気を放出する,所謂「吹き出し式」の構成を採用しているが,これとは逆に,ファン7の回転によって通気室9bからエンジン室9aに向かう冷却風の流れを生じさせることで,開口部91及び通気室9bを介して防音箱9内に導入された外気を,ラジエータ8を通過させた後,エンジン室9a内に導入する,所謂「吸い込み式」として構成しても良い。
なお,図示の実施形態では,前述した開口部91を通気室9bの上方における防音箱9の天板に開口しているが,開口部91は,防音箱9の天板に限らず側壁に設けるものとしても良く,防音箱9内の空気を防音箱9外に放出し得るものであれば,いずれの位置に設けるものとしても良い。
〔排気管〕
エンジン室9aに収容されたエンジン5の排気口5aには,排気口5aを介して排出されたエンジン5の排気ガスを防音箱9外に導出する排気管10が取り付けられている。
図示の実施形態では,この排気管10は,エンジン5の排気口5aに連通されたエキゾーストマニホールド20(以下,「エキマニ」と略称する。),このエキマニ20に連通されたエキゾーストパイプ30(以下,「エキパイ」と略称する。),エキパイ30に入口が連通された排気ガス後処理装置40,及び,前記排気ガス後処理装置40の出口に連通されたテールパイプ50によって構成されており,エンジン5からの排気ガスが,排気ガス後処理装置40内を通過して浄化された後,テールパイプ50を介して防音箱9外に放出されるよう構成されている。
なお,排気ガス後処理装置40の出口とテールパイプ50の間には,必要に応じて更にマフラー(消音器)を設け,マフラーによって消音した後の排気ガスを機外に放出するように構成しても良い。
図1,図4及び図5に示すように,本実施形態では排気ガス後処理装置40とテールパイプ50は前述の通気室9bに設けられており,エンジン室9aに設けられたエンジン5の排気口5aと排気ガス後処理装置40の入口間が,同じくエンジン室9a内に収容されたエキマニ20とエキパイ30によって連通されている。
前述の排気ガス後処理装置40は,エンジン(ディーゼルエンジン)5の排気を浄化する装置であり,本発明の排気管10に搭載する排気ガス後処理装置40は,図3に示すように少なくともPMを捕集するDPF(微粒子除去フィルタ)42と,DPF42の一次側に配置されたDOC(酸化触媒)41を備えており,必要に応じて窒素酸化物(NOX)を浄化するための尿素SCR(選択式還元触媒)43を備えている(図3及び図7参照)。
図3に示す実施形態は,尿素SCR43を備えた排気ガス後処理装置の構成例を示したもので,排気ガス後処理装置40は,第1ケーシング44内にDOC41とDPF42を収容して成るPM除去部40aと,第2ケーシング45内に尿素SCR43を収容して成る窒素酸化物(NOX)除去部40c,及び,PM除去部40aとNOX除去部40cを連通する配管内に設けられた,尿素水噴射装置40bによって構成されている。
これにより,エンジン5の排気ガスは,排気ガス後処理装置40内を通過する際にPMとNOXが除去されて浄化された後,機外に排出されるように構成されている。
〔エキパイ(加熱器)〕
本発明の排気管10において,排気ガス後処理装置40の入口側に位置する部分(前述のエキパイ30部分)は,排気ガス後処理装置40に導入される前の排気ガスを加熱対象である被加熱排気ガスとし,この被加熱排気ガスを,排気ガス後処理装置40のDOC41を通過した後の温度が高められた排気ガスの一部から成る熱媒ガスによって加熱する,加熱器として構成されている。
熱媒ガスによる被加熱排気ガスの加熱は,2つのガスを熱交換することによって行うものとしても良く,又は,2つのガスを混合することによって行うものとしても良く,更には,2つのガスの熱交換と混合を共に行うことによって行うものとしても良い。
被加熱排気ガスの加熱を熱交換によって行う場合,エキパイ30は熱交換器型の加熱器として構成され,また,被加熱排気ガスの加熱を2つのガスの混合によって行う場合,エキパイは混合器型の加熱器として構成されることで,被加熱排気ガスを加熱する加熱器としての機能を発揮する。
(1)エキパイの構成例1(熱交換型)
図1~4は,エキパイ30を熱交換器型の加熱器として,排気ガス後処理装置40に導入する前の被加熱排気ガスを加熱することができるように構成し,このエキパイ30には,被加熱排気ガスが導入される被加熱排気ガス流路31と,熱媒ガスが導入される熱媒ガス流路32を備えた隔板式熱交換器が構成されている。
図示の実施形態では,前述のエキパイ30を内管30aと外管30bから成る二重管構造に構成し,エキパイ30の内管30a内を被加熱排気ガス流路31と成すと共に,内管30aの外面と外管30bの内面間の間隔を,熱媒ガス流路32としている。
そして,被加熱排気ガス流路31の一端を,エキマニ20を介してエンジン5の排気口5aに連通すると共に,他端を排気ガス後処理装置40の入口に連通して,エンジン5からの排気ガスを排気ガス後処理装置40内に導入可能と成す一方,排気ガス後処理装置40側の熱媒ガス流路32の一端に設けた入口33を介して,熱媒ガス流路32に対し排気ガス後処理装置40のDOC41を通過した後の排気ガスの一部である熱媒ガスを導入可能に構成した。
図1~図4に示す実施形態では,熱媒ガス流路32の他端側(エキマニ20側)に熱媒ガス流路32の出口34を設け,この出口34を大気開放する構成を採用している。
この構成では,熱媒ガス流路32を通過した後の熱媒ガスは大気放出されることとなるため,熱媒ガスはクリーンなものであることが要求されることから,熱媒ガスとして,排気ガス後処理装置40を通過した後の排気ガスの一部を導入する。
すなわち,排気ガス後処理装置40に尿素SCR43を含めた図示の例では,尿素SCR43を通過した後の排気ガスの一部を導入するが(図3参照),排気ガス後処理装置40に尿素SCR43を設けない構成では,DPF42通過後の排気ガスの一部を熱媒ガスとして導入する。
この構成では,熱媒ガス流路32に導入される熱媒ガスは,PM等の有害物質が除去されていることから,大気放出しても問題ないだけでなく,これを熱媒ガス流路32内に導入した場合であっても,熱媒ガス流路32内に煤(PM)の堆積等に伴う目詰まりが生じることもない。
排気ガス後処理装置40を通過した後の排気ガスの一部を取り出すために,図2及び図3に示す例ではテールパイプ50の側壁を貫通する開孔を熱媒ガス取出口51として設けると共に,この熱媒ガス取出口51にテールパイプ50内を流れる排気ガスの一部を誘導する誘導板52をテールパイプ50の内壁面に設けている。
熱媒ガス取出口51より取り出された熱媒ガスは,熱媒ガス取出口51に一端が連通され,他端を,エキパイ30に設けた熱媒ガス導入路32の入口33に連通した還流流路53を介して熱媒ガス流路32に導入されるように構成した。
熱媒ガス流路32に導入された熱媒ガスは,熱媒ガス流路32の出口34を介してそのまま大気放出しても良く,又は出口34を介して排出された熱媒ガスを,エンジン駆動型作業機1の更に別の構成機器の加熱に使用するものとしても良い。
図1~図3に示す実施形態では,熱媒ガス流路32の出口34を大気開放して,熱媒ガスを,この出口34より直接防音箱9内に放出するように構成したが,図4に示すように熱媒ガス流路32の出口34を介して排出された熱媒ガスを,更に移送管60を介してエンジン5に設けた大気開放型のクランクケースブリーザのブリーザパイプ65に導入して,ブリーザパイプ65の加熱(保温)に使用することで,寒冷時の使用においてブリーザパイプ65内で水分が凍結する等してブローバイガスや漏出オイル等の排出が行えなくなることを防止している。
図示の実施形態では,ブリーザパイプ65の先端側の一部分の外周を外管67で覆い,ブリーザパイプ65の外面と外管67の内面間の間隔に熱媒ガスの流路を形成し,この流路内に移送管60を介してエキパイ30に設けた熱媒ガス流路32より排出された熱媒ガスを導入してブリーザパイプ65を加熱(保温)できるようにした。
以上,図1~図4を参照して説明した本発明の排気管10の構造では,エキパイ30の内管30a内に形成された被加熱排気ガス流路31の外周は,熱媒ガス流路32によって覆われていると共に,熱媒ガス流路32には,排気ガス後処理装置40を通過して温度が上昇した排気ガスの一部を熱媒ガスとして導入することで,被加熱排気ガス流路31内を流れる非加熱排気ガスよりも高温となっている。
そのため,エンジン5の排気ガスは,エキパイ30を通過して排気ガス後処理装置40に導入される際に,熱媒ガスと熱交換されて加熱される。
しかも,エキパイ30を二重管構造として被加熱排気ガスの外周を熱媒ガスで覆う構成としたことから,熱媒ガスは,被加熱排気ガスが冷えることを防止する断熱材としても機能する。
その結果,エンジン5からの排気ガスは,エキパイ30を通過する際に冷却されないだけでなく,熱媒によって加熱された後に排気ガス後処理装置40に導入されることで,排気ガス後処理装置40に設けたDOC41を昇温・活性化させることで,DPF42に捕集されたPMの燃焼を促進させることができる。
なお,排気ガス後処理装置40では,DOC41にPMが堆積することにより生じる不具合を防止するために,エンジン5の負荷を増大させる等して,エンジン5の排気温度をDOC41に堆積したPMの燃焼温度まで上昇させる制御が行われる場合があるが,本発明の排気管10を採用する場合,排気ガス後処理装置40に導入される排気ガス温度を上昇させることができるため,このようなDOC41に堆積したPMを除去する際にも,エンジン5に対する負荷の増大幅を小さく抑えることができ,エンジン駆動型作業機1の燃費向上等にも資するものとなっている。
(2)熱交換-混合併用型構造
以上,図1~図4を参照して説明した排気管10では,エキパイ30に設けた熱媒ガス流路32に導入された熱媒ガスは,熱媒ガス流路32を通過して被加熱排気ガスとの熱交換に使用された後,出口34を介して大気放出するものとした。
これに対し,図5~図7に示す排気管10では,大気開放された出口34に代えて,熱媒ガス流路32の他端側(エキマニ20側)を,被加熱排気ガス流路31の一端側(エキマニ20側)に連通する連通孔35を形成し,熱媒ガス流路32を通過して被加熱排気ガスとの熱交換を行った後の熱媒ガスを,被加熱排気ガス流路31内を流れる被加熱排気ガスと合流させる構成とした。
この構成では,熱媒ガス流路32を通過した後の熱媒ガスは,大気放出されることなく,被加熱排気ガス流路31を介して再度,排気ガス後処理装置40に導入されることから,DOCによって昇温した後の排気ガスであればPMやNOXを含むものであっても熱媒ガスとして使用することができ,DOC41の二次側のいずれかの位置で排気管10より取り出した排気ガスであればいずれも使用可能であるが,好ましくは図7に示すように排気ガス後処理装置40内を流れる排気ガス中,最も温度が高いDOC41通過後,DPF42通過前の排気ガスの一部を熱媒ガスとして還流させる。
図7に示す実施形態では,DOC41とDPF42間の位置において第1ケーシング44の側壁に貫通孔を形成して熱媒ガス取出口51とし,この取出口51に一端を連通した還流パイプ53の他端を,エキパイ30に設けた熱媒ガス流路32の入口33に連通した。
なお,DOC41とDPF42を収容する第1ケーシング44の内壁には,第1ケーシング44内を流れる排気ガスの一部を熱媒ガス取出口51に誘導する誘導板52を突設配置することができる。
また,熱媒ガス流路32を通過した熱媒ガスが連通孔35を介して被加熱排気ガス流路31を流れる被加熱排気ガスと合流させることができるよう,エキマニ20の出口をエキパイ30の内管30aよりも細径に絞る細径部21を設け,この細径部21をエキパイ30の内管30a内に挿入すると共に,この細径部21の先端位置よりもエキマニ20本体側における内管30aの側壁に前述の連通孔35を設けることで,ベンチュリ効果を利用して熱媒ガス流路を通過した後の熱媒ガスを被加熱排気ガス流路31内に吸引して被加熱排気ガスと合流させることができるようにした。
なお,この細径部21は,図5(拡大図部分参照)及び図7に示すように先端に行くに従い径を狭めるテーパ状に形成するものとしても良く,あるいは,図6に示すように一定径の円筒状に形成するものとしても良い。
このように,熱媒ガス流路32の他端側(エキマニ20側)を,被加熱排気ガス流路31の一端側(エキマニ20側)に連通孔35を介して連通させた構成では,排気ガス後処理装置40より取り出され,エキパイ30の熱媒ガス流路32の入口33に導入された熱媒ガスは,熱媒ガス流路32を一端側(排気ガス後処理装置40側)から他端側(エキマニ20側)に向かって移動する際に,被加熱排気ガス流路31内を流れる被加熱排気ガスと熱交換され,被加熱排気ガスを加熱する。
DOC41を通過した後の排気ガスである熱媒ガスは,DOC41通過前の被加熱排気ガスに比較して十分に高い温度(一例として200℃程度高い温度)となっており,被加熱排気ガスと熱交換した後においても依然として被加熱排気ガスよりも高い温度を維持していることから,連通孔35を介して被加熱排気ガスに熱媒ガスを合流させることで,被加熱排気ガスを直接,昇温することができる。
このようにして,熱媒ガスによって加熱した後の被加熱排気ガスを排気ガス後処理装置40に導入することで,排気ガス後処理装置40に設けたDOC41を昇温・活性化することで,DPF42に捕集されたPMを好適に燃焼させることができる。
(3)混合型構造
なお,図5~図7を参照して説明した構成では,エキパイ30を,熱交換器と混合器の双方の機能を備えるものとして構成する例について説明したが,例えば図8に示すように,エキパイ30に混合器としての機能のみを持たせることにより被加熱排気ガスの加熱を行うことができるように構成しても良い。
図8に記載の構成では,還流流路53の一端をDOC41とDPF42間の位置において第1ケーシングの側壁に設けた熱媒ガス取出口51に連通させている点では図5~図7(特に図6)を参照して説明した排気管10の構造と同様であるが,還流流路53の他端を,単管構造であるエキパイ30の側壁を貫通する合流孔36に連通した構成である点で,図5~図7を参照して説明した排気管10とは異なる。
なお,合流孔36の形成位置には,エキパイ30内の流路径を絞る細径部37を設け,ベンチュリ効果を利用して熱媒ガスを吸引して被加熱排気ガスに合流,混合させることができるように構成した。
このように構成することで,被加熱排気ガスに対し,被加熱排気ガスよりも高温である,DOC41通過後の排気ガスを熱媒ガスとして混合することで,被加熱排気ガスを直接的に加熱することができる。
その結果,加熱された非加熱排気ガスが導入されたDOC41を昇温・活性化することでDPF42に捕集されたPMを好適に燃焼させることが可能である。
1 エンジン駆動型作業機
3 作業機
5 エンジン(ディーゼルエンジン)
5a 排気口
7 ファン
8 ラジエータ
9 防音箱
9a エンジン室
9b 通気室
91 開口部
92 仕切壁
93 連通口
10 排気管
20 エキマニ(エキゾーストマニホールド)
21 細径部
30 加熱器,エキパイ(エキゾーストパイプ)
30a 内管
30b 外管
31 被加熱排気ガス流路
32 熱媒ガス流路
33 入口
34 出口
35 連通孔
36 合流孔
37 細径部
40 排気ガス後処理装置
40a PM除去部
40b 尿素水噴射装置
40c 窒素酸化物(NOX)除去部
41 DOC(酸化触媒)
42 DPF(微粒子除去フィルタ)
43 尿素SCR(選択式還元触媒)
44 第1ケーシング
45 第2ケーシング
50 テールパイプ
51 熱媒ガス取出口
52 誘導板
53 還流流路
60 移送管
65 ブリーザパイプ
67 外管(ブリーザパイプの)

Claims (4)

  1. 微粒子除去フィルタと,該微粒子除去フィルタの一次側に配置された酸化触媒を備えた排気ガス後処理装置を備え,エンジンの排気口からの排気ガスを,前記排気ガス後処理装置を通過させた後に大気放出するディーゼルエンジンの排気管において,
    前記排気ガス後処理装置に導入される前の排気ガスを被加熱排気ガスとし,該被加熱排気ガスを,前記排気ガス後処理装置に設けた前記酸化触媒を通過した後の排気ガスの一部から成る熱媒ガスによって加熱して成り,
    前記熱媒ガスによる前記被加熱排気ガスの加熱を,前記微粒子除去フィルタを通過する前の前記熱媒ガスと前記被加熱排気ガスとの熱交換と,前記熱交換後の前記熱媒ガスを前記被加熱排気ガスに混合することにより行うことを特徴とするディーゼルエンジンの排気ガス後処理方法。
  2. 微粒子除去フィルタと,該微粒子除去フィルタの一次側に配置された酸化触媒を備えた排気ガス後処理装置を備え,エンジンの排気口からの排気ガスを,前記排気ガス後処理装置を通過させた後に大気放出するディーゼルエンジンの排気管において,
    前記排気管のうち,前記排気ガス後処理装置の一次側を成す部分が,前記排気ガス後処理装置に導入される前の排気ガスを被加熱排気ガスとし,該被加熱排気ガスを,前記排気ガス後処理装置に設けた前記酸化触媒を通過した後の排気ガスの一部から成る熱媒ガスによって加熱する加熱器として構成されており,
    前記加熱器が,前記被加熱排気ガスを,前記微粒子除去フィルタを通過する前の前記熱媒ガスとの熱交換によって加熱する熱交換器型の加熱器としての機能と,前記熱交換後の前記熱媒ガスを前記被加熱排気ガスに混合させることにより加熱する混合器型の加熱器の機能を併せ持つことを特徴とするディーゼルエンジンの排気管。
  3. 前記加熱器の前記熱交換型の加熱器として機能する部分が,前記被加熱排気ガスが導入される被加熱排気ガス流路と,前記熱媒ガスが導入される熱媒ガス流路を備えた隔板式熱交換器型の加熱器として構成されており,
    前記被加熱排気ガス流路の一端を前記エンジンの排気口に,他端を前記排気ガス後処理装置の入口にそれぞれ連通すると共に,
    前記熱媒ガス流路の一端を,前記酸化触媒の二次側で,かつ前記微粒子除去フィルタの一次側における排気管に連通し,前記熱媒ガス流路の他端を,連通孔を介して前記被加熱排気ガス流路と連通したことを特徴とする請求項記載のディーゼルエンジンの排気管。
  4. 前記加熱器が,内管と外管から成る二重管構造を有し,前記内管内に前記被加熱排気ガス流路が形成されていると共に,前記内管の外面と前記外管の内面間の間隔に,前記熱媒ガス流路が形成されていることとを特徴とする請求項記載のディーゼルエンジンの排気管。
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