JP7027667B2 - プレグラウトpc鋼材、そのプレグラウトpc鋼材を用いたモニタリング装置およびモニタリング方法 - Google Patents
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Description
ところで、この特許文献1に開示された緊張用ケーブルの樹脂配合物に関しては、特許文献1には、樹脂が硬化するまでの所要日数は硬化促進剤の量の調整により自由に設定することができると記載されているだけであって、この樹脂を硬化させる過程において硬化状態を実際に検出することについては記載されていない。
すなわち、本発明に係るプレグラウトPC鋼材は、プレストレストコンクリート構造物に適用されるプレグラウトPC鋼材であって、緊張力が付与されるPC鋼線と、前記PC鋼線を被覆する被覆材と、前記PC鋼線と前記被覆材との間隙に未硬化状態で充填され、前記PC鋼線が緊張された後に硬化する常温硬化性のプレグラウト樹脂と、前記PC鋼線の長手方向に平行でかつ捻られることなく、前記PC鋼線と接触することなく、前記プレグラウト樹脂に埋設された、光ファイバとを含む。
さらに好ましくは、前記光ファイバは接着剤を伴うことなく前記プレグラウト樹脂に埋設されたように構成することができる。
すなわち、本発明に係るモニタリング装置は、上述したいずれかのプレグラウトPC鋼材を用いて、前記プレグラウトPC鋼材の各種状態を監視するモニタリング装置であって、前記光ファイバに光信号を発信する光信号発信部と、前記光ファイバからの光信号を受信する光信号受信部と、前記光信号受信部で受信された前記光信号を解析することにより前記プレグラウト樹脂の硬化状態を取得する取得部とを含む。
さらに好ましくは、前記モニタリング装置は、前記プレグラウト樹脂の硬化完了後に、前記プレグラウトPC鋼材に発生した異常または前記プレグラウトPC鋼材が適用されたプレストレストコンクリート構造物に発生した異常を検出する検出部をさらに含むように構成することができる。
すなわち、本発明に係るモニタリング方法は、上述したいずれかのプレグラウトPC鋼材を用いて、前記プレグラウト樹脂の硬化状態、前記プレグラウトPC鋼材に発生した異常状態または前記プレグラウトPC鋼材が適用されたプレストレストコンクリート構造物に発生した異常状態を検出するモニタリング方法であって、前記PC鋼線の緊張後であって前記プレグラウト樹脂の硬化開始後において、前記光ファイバに光信号を発信して前記光ファイバから受信した光信号を解析することにより、前記プレグラウト樹脂の硬化状態を取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得される前記プレグラウト樹脂の硬化状態に基づいて前記プレグラウト樹脂の硬化完了を判定する判定ステップと、前記判定ステップにより硬化完了と判定された後に、前記光ファイバに光信号を発信して前記光ファイバから受信した光信号を解析することにより、前記プレグラウトPC鋼材に発生した異常状態または前記プレグラウトPC鋼材が適用されたプレストレストコンクリート構造物に発生した異常状態を検出する検出ステップとを含む。
[プレグラウトPC鋼材の構造]
本実施の形態に係るプレグラウトPC鋼材の構造について、プレグラウトPC鋼材の断面図である図1(A)~図1(D)を参照して説明する。なお、このプレグラウトPC鋼材は、PC鋼線として、素線の構成本数、線径およびより状態等が異なる各種のPC鋼より線、線径等が異なる各種のPC鋼線、または、線径(棒径)等が異なる各種のPC鋼棒を含むものである。
ここで、この特徴的な構造以外については、これらのプレグラウトPC鋼材100、200、300、400は、上述した特許文献1に開示された公知のプレグラウトPC鋼材であって、常温硬化性のプレグラウト樹脂120をPC鋼線の表面に未硬化状態で塗布して被覆材であるシース管で覆ったPC鋼線であって、一例として、出願人が製造販売するアフターボンド(登録商標)PC鋼線が挙げられる。
プレグラウト樹脂120の硬化が完了するまでは、プレグラウト樹脂120が備える常温硬化性によって、硬化開始から時間の経過に従ってプレグラウト樹脂120が硬化して、この硬化に従ってプレグラウト樹脂120が収縮する。プレグラウト樹脂120が収縮するとこのプレグラウト樹脂120に埋設された光ファイバ150もプレグラウト樹脂120の収縮に対応して受ける圧力が変化する。従って、光ファイバへ入出力する光信号を解析することにより光ファイバ150が受ける圧力(または圧力変化)を測定し、間接的にプレグラウト樹脂120の硬化状態を測定することができる。
[モニタリング装置およびモニタリング方法]
上述した構造を備えるプレグラウトPC鋼材を用いてプレグラウトPC鋼材等の各種状態を監視するモニタリング装置およびモニタリング方法について以下に詳しく説明する。
このモニタリング装置は、光ファイバ150の両端からレーザ光を入出力するタイプの測定装置である。なお、光ファイバ150の片端からレーザ光を入出力するタイプの測定装置であっても構わない。いずれであっても、入出力される光信号に基づいて光ファイバ150の長手方向の圧力分布およびひずみ分布を解析することにより、プレグラウトPC鋼材の長手方向の各位置に発生している圧力変化およびひずみ変化を検出することができる。
取得部、判定部および検出部を演算装置およびその演算装置で実行されるプログラムにより実現した場合には、これらの取得部、判定部および検出部は、以下のように実現される。
判定部は、取得部で取得されたプレグラウト樹脂120の硬化状態に基づいて、たとえば単位時間あたり圧力変化がしきい値以下になると圧力変化が非常に小さくなり(もうこれ以上収縮しないと判定して)プレグラウト樹脂120の硬化が完了したと判定する。
110 PC鋼より線(PC鋼線)
120 プレグラウト樹脂
150 光ファイバ
200 プレグラウトPC鋼材(リブなし被覆、PC鋼より線)
310 PC鋼線、PC鋼棒(PC鋼線)
300 プレグラウトPC鋼材(リブあり被覆、PC鋼線)
400 プレグラウトPC鋼材(リブなし被覆、PC鋼線)
Claims (6)
- プレストレストコンクリート構造物に適用されるプレグラウトPC鋼材であって、
緊張力が付与されるPC鋼線と、
前記PC鋼線を被覆する被覆材と、
前記PC鋼線と前記被覆材との間隙に未硬化状態で充填され、前記PC鋼線が緊張された後に硬化する常温硬化性のプレグラウト樹脂と、
前記PC鋼線の長手方向に平行でかつ捻られることなく、前記PC鋼線と接触することなく、前記プレグラウト樹脂に埋設された、光ファイバとを含み、
前記被覆材は、前記長手方向に垂直な断面から見て、前記PC鋼線中心から前記被覆材側への方向へ、前記被覆材の外表面から突出した空間を構成するリブを備え、
前記光ファイバは前記リブに充填された前記プレグラウト樹脂に埋設された、プレグラウトPC鋼材。 - 前記光ファイバは接着剤を伴うことなく前記プレグラウト樹脂に埋設された、請求項1に記載のプレグラウトPC鋼材。
- 請求項1または請求項2に記載のプレグラウトPC鋼材を用いて、前記プレグラウトPC鋼材の各種状態を監視するモニタリング装置であって、
前記光ファイバに光信号を発信する光信号発信部と、
前記光ファイバからの光信号を受信する光信号受信部と、
前記光信号受信部で受信された前記光信号を解析することにより前記プレグラウト樹脂の硬化状態を取得する取得部とを含む、モニタリング装置。 - 前記モニタリング装置は、前記プレグラウト樹脂の硬化完了を判定する判定部をさらに含む、請求項3に記載のモニタリング装置。
- 前記モニタリング装置は、前記プレグラウト樹脂の硬化完了後に、前記プレグラウトPC鋼材に発生した異常または前記プレグラウトPC鋼材が適用されたプレストレストコンクリート構造物に発生した異常を検出する検出部をさらに含む、請求項4に記載のモニタリング装置。
- 請求項1または請求項2に記載のプレグラウトPC鋼材を用いて、前記プレグラウト樹脂の硬化状態、前記プレグラウトPC鋼材に発生した異常状態または前記プレグラウトPC鋼材が適用されたプレストレストコンクリート構造物に発生した異常状態を検出するモニタリング方法であって、
前記PC鋼線の緊張後であって前記プレグラウト樹脂の硬化開始後において、前記光ファイバに光信号を発信して前記光ファイバから受信した光信号を解析することにより、前記プレグラウト樹脂の硬化状態を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにおいて取得される前記プレグラウト樹脂の硬化状態に基づいて前記プレグラウト樹脂の硬化完了を判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより硬化完了と判定された後に、前記光ファイバに光信号を発信して前記光ファイバから受信した光信号を解析することにより、前記プレグラウトPC鋼材に発生した異常状態または前記プレグラウトPC鋼材が適用されたプレストレストコンクリート構造物に発生した異常状態を検出する検出ステップとを含む、モニタリング方法。
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