JP7018623B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、洗濯機に関する。
従来、洗濯脱水槽の底部に配置されたパルセータを備え、当該パルセータが、複数の羽根部を有する本体部と、当該本体部に回転自在に配置される回転体とで構成される洗濯機が知られている。たとえば、特許文献1には、パルセータが、本体部である外パルセータと、外パルセータの中央部に回転自在に配置される、回転体である内パルセータとで構成される全自動洗濯機が記載されている。特許文献1の全自動洗濯機では、外パルセータの中央部に設けられた装着部に円筒状の回転軸部が形成され、内パルセータの中央に設けられた開口部が回転軸部に挿入されることにより、内パルセータが装着部に配置される。内パルセータが回転軸部から上方に抜けないよう、内パルセータの上方への動きを規制するため、回転軸部の上方に、ストッパーが取り付けられる。
特開2015-146897号公報
上記全自動洗濯機では、内パルセータの上方へ動きを規制するために、回転軸部とは別部品であるストッパーが用いられるので、その分、部品点数が増加してコストが増加するとともに、組立工数が増加する。
そこで、本発明は、パルセータが、複数の羽根部を有する本体部と、当該本体部に回転自在に配置される回転体とで構成される場合に、本体部に装着された回転体の上方へ動きを規制するために別部品が用いられず、コストおよび組立工数の増加を抑制でき、さらには、品質の低下を招きにくい洗濯機を提供することを目的とする。
本発明の主たる態様に係る洗濯機は、洗濯物が収容される洗濯槽と、前記洗濯槽の底部に配置されるパルセータと、前記パルセータを駆動する駆動部と、を備える。ここで、前記パルセータは、複数の羽根部を有する本体部と、前記本体部に回転自在に装着される回転体と、を含む。前記本体部は、前記回転体が配置される配置面と、前記配置面に対して突出する第1軸部と、前記第1軸部に、外側に張り出すように設けられ、前記第1軸部の撓みにより前記第1軸部の中心側に動くことが可能な爪部と、前記配置面に対して突出し、前記第1軸部より下に設けられ、前記第1軸部よりも外側に位置する円筒状の外周面を有する第2軸部と、を含み、前記回転体は、前記第1軸部が挿入される開口部と、前記開口部の周囲に設けられ、前記回転体が前記第1軸部から抜ける方向において前記爪部と係合する係合面と、前記第2軸部の外周面と対向する内周面を有し、前記第2軸部を囲む囲み部と、を含む。前記爪部と前記係合面との係合により、前記抜ける方向への前記回転体の動きが規制され、前記第2軸部の外周面と前記囲み部の内周面との接触により、前記抜ける方向と垂直な方向への前記回転体の動きが規制される。前記第2軸部の外周面と前記囲み部の内周面との隙間は、前記第1軸部の外周面と前記開口部の内周面との隙間よりも小さい。
上記の構成によれば、第1軸部の爪部を回転体の係合面に係合させることにより、別部品を用いることなく、回転体が第1軸部から抜ける方向へ動くのを規制するようにしたので、コストの増加および組立工数の増加を抑えることができる。しかも、第2軸部の外周面と囲み部の内周面との接触により、回転体が第1軸部から抜ける方向と垂直な方向へ動くのが規制され、また、第2軸部の外周面と囲み部の内周面との隙間が、第1軸部の外周面と開口部の内周面との隙間よりも小さいので、回転体の回転時に、第2軸部の外周面と囲み部の内周面とが先に接触し、開口部の内周面が第1軸部に接触しない。これにより、回転体の回転時に、第1軸部に破損等が生じてしまうことが防止され、品質の低下を招きにくい。
本態様に係る洗濯機において、前記本体部の前記第1軸部は、円筒状を有するような構成とされ、前記回転体の前記開口部は、前記第1軸部の外周面よりも前記第1軸部が突出する方向に短い内周面を有するような構成とされ得る。この場合、前記第1軸部の外周面における、前記開口部の内周面に対向する部分に、前記第1軸部の中心側に凹む凹部が設けられる。
上記の構成によれば、第1軸部の根元側の肉厚を薄くせずに爪部が係合面に掛かる掛かり代を長くできる。これにより、第1軸部の強度が確保できるとともに、回転体が第1軸部から一層抜けにくくなる。
本態様に係る洗濯機において、前記囲み部は、円筒状を有し、前記回転体の裏面から前記配置面に接触しない位置まで延びるような構成とされ得る。この場合、前記第2軸部の外周面には、前記囲み部の内側であって前記第2軸部の上方に溜まった水を前記囲み部と前記配置面との隙間側へと排出させる排水用凹部が設けられる。前記回転体には、円筒状を有し、前記囲み部の外周を囲むように前記回転体の裏面から延びて前記配置面に接触し、前記回転体を支える支え部が設けられる。前記支え部の先端部には、前記配置面との間で、前記支え部の内側に溜まった水を前記支え部の外側へと排出させる排水口を形成する切欠部が設けられる。
上記の構成によれば、囲み部の内側に残った水を、排水凹部を通じて囲み部の外側へ排出することができる。
さらに、上記の構成によれば、支え部の内側に残った水を、排水口を通じて支え部の外側へ排出することができる。
本態様に係る洗濯機において、前記囲み部は、円筒状を有し、前記回転体の裏面から前記配置面に接触しない位置まで延びるような構成とされ得る。この場合、前記回転体には、円筒状を有し、前記囲み部の外周を囲むように前記回転体の裏面から延びて前記配置面に接触し、前記回転体を支える支え部が設けられる。さらに、前記本体部には、前記第2軸部よりも外周側の面に、当該外周側の面よりも摩擦係数の小さな摺動板が、前記配置面として設置される。
上記の構成によれば、回転体の回転時に、支え部を摺動板上で摺動させることができ、回転体がスムーズに回転しやすくなる。しかも、支え部は、摺動板の内周縁から離れた位置に接触するので、内周縁のエッジ部分での支え部の破損を避けることができる。
本発明によれば、パルセータが、複数の羽根部を有する本体部と、当該本体部に回転自在に配置される回転体とで構成される場合に、本体部に装着された回転体の上方へ動きを規制するために別部品が用いられず、コストおよび組立工数の増加を抑制でき、さらには、品質の低下を招きにくい洗濯機を提供できる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施形態の説明によりさらに明らかとなろう。ただし、以下の実施形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
図1は、実施の形態に係る、全自動洗濯乾燥機の側面断面図である。 図2は、実施の形態に係る、全自動洗濯乾燥機の上部の背面斜視図である。 図3は、実施の形態に係る、上方から見たパルセータの斜視図である。 図4は、実施の形態に係る、上方から見たパルセータの分解斜視図である。 図5(a)は、実施の形態に係る、下方から見たパルセータの斜視図であり、図5(b)は、実施の形態に係る、下方から見たキャップが装着されていない回転体の斜視図であり、図5(c)は、実施の形態に係る、下方から見たキャップの斜視図である。 図6(a)および(b)は、それぞれ、実施の形態に係る、パルセータの正面図および左側面図であり、図6(c)は、実施の形態に係る、図3のA-A´線で切断したパルセータの断面図である。 図7(a)は、実施の形態に係る、回転体が取り外された突起部の周辺を拡大したパルセータの要部の斜視図であり、図7(b)は、実施の形態に係る、回転体が装着された突起部の周辺を拡大したパルセータの要部の斜視断面図である。 図8(a)および(b)は、実施の形態に係る、パルセータが回転したときの洗濯物の動きについて説明するための図である。
以下、本発明の洗濯機の一実施形態である全自動洗濯乾燥機1について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る、全自動洗濯乾燥機1の側面断面図である。図2は、本実施の形態に係る、全自動洗濯乾燥機1の上部の背面斜視図である。
全自動洗濯乾燥機1は、外観を構成する筐体10を備える。筐体10は、上下の面が開放された方形筒状の胴体部11と、胴体部11の上面を覆う上面板12と、胴体部11を支持する脚台13とを含む。上面板12には、洗濯物を投入するための外側投入口14が形成される。外側投入口14は、開閉自在な上蓋15により覆われる。
筐体10内には、外槽20が、防振装置を有する4本の吊棒21により弾性的に吊り下げ支持される。外槽20は、上面が開口するほぼ円筒状の外槽本体22aと、外槽本体22aの上面を覆うことにより、外槽20の上面を構成する外槽カバー22bとを含む。外槽20の上面、即ち外槽カバー22bには、外側投入口14に対応する位置に、洗濯物を投入するための内側投入口22cが形成される。内側投入口22cは、外槽蓋23により開閉可能に覆われる。
外槽20内には、上面が開放されたほぼ円筒状の洗濯脱水槽24が配される。洗濯脱水槽24の内周面には、全周に亘って多数の脱水孔24aが形成される。洗濯脱水槽24の上部には、バランスリング25が設けられる。洗濯脱水槽24の底部には、パルセータ26が配される。なお、洗濯脱水槽24は、本発明の洗濯槽に相当する。
外槽20の外底部には、洗濯脱水槽24およびパルセータ26を駆動するトルクを発生させる駆動ユニット30が配される。駆動ユニット30は、駆動モータ31と、伝達機構部32とを含む。伝達機構部32は、クラッチ機構を有し、当該クラッチ機構による切替操作により、洗い工程およびすすぎ工程では、駆動モータ31のトルクをパルセータ26のみに伝達してパルセータ26のみを回転させ、脱水工程では、駆動モータ31のトルクをパルセータ26および洗濯脱水槽24に伝達してパルセータ26および洗濯脱水槽24を一体的に回転させる。なお、駆動ユニット30は、本発明の駆動部に相当する。
外槽20の外底部には、排水口部20aが形成される。排水口部20aには、排水バルブ40が設けられる。排水バルブ40は、排水ホース41に接続される。排水バルブ40が開放されると、洗濯脱水槽24および外槽20に溜められた水が排水ホース41を通じて機外へ排出される。
筐体10内の後部には、外槽20の上方に乾燥装置50と給水装置60とが配置される。乾燥装置50と給水装置60は、胴体部11の上面後部に配置された固定板16に取り付けられ、上面板12により覆われる。
乾燥装置50は、洗濯脱水槽24内に収容された洗濯物を乾燥させる。乾燥装置50はヒータと送風ファンが配置された循環風路50aを含み、循環風路50aが、吸気ダクト71および排気ダクト72によって外槽20の内部と接続される。吸気ダクト71および排気ダクト72は、フレキシブルなダクトであり、ゴム等の弾性材料で形成され、中間部分に図示しない蛇腹部を有する。ヒータおよび送風ファンの動作により生成した温風が、循環風路50aから排出され、吸気ダクト71を通じて外槽20内に導入される。さらに、外槽20から排出された温風が、排気ダクト72を通じて循環風路50a内に導入される。こうして、循環風路50aと外槽20との間で温風が循環する。
乾燥装置50は、温風の循環による循環乾燥動作と、それに続く、循環する温風の一部を外部へ排出させる排気乾燥動作とを行う。上面板12には、多数の排気孔で構成され、温風が排出される排気口51が設けられる。
給水装置60は、外部に露出する給水口61が、水栓から延びる図示しない外部給水ホースに接続される。給水装置60は給水バルブおよび洗剤容器を含み、給水バルブが開放されることにより、水栓からの水道水が洗剤容器内に収容された洗剤とともに外槽20内に供給される。給水装置60は、風呂水ポンプを含んでいてもよい。
全自動洗濯乾燥機1では、各種運転コースの洗濯運転、洗濯乾燥運転または乾燥運転が行われる。洗濯運転は、洗濯のみを行う運転であり、洗い工程、中間脱水工程、すすぎ工程および最終脱水工程が順番に実行される。洗濯乾燥運転は、洗濯から乾燥までを連続的に行う運転であり、最終脱水工程に続いて乾燥工程が実行される。乾燥運転は、乾燥のみを行う運転であり、乾燥工程のみが実行される。
洗い工程およびすすぎ工程では、洗濯脱水槽24内に水が溜められた状態で、パルセータ26が右方向および左方向に回転する。パルセータ26の回転により洗濯脱水槽24内の洗濯物が洗われる、あるいは、すすがれる。パルセータ26の回転による洗濯物の具体的な動きについては、後に詳述する。
中間脱水工程および最終脱水工程では、洗濯脱水槽24およびパルセータ26が一体となって高速回転する。洗濯脱水槽24に発生する遠心力の作用により、洗濯物が脱水される。
乾燥工程では、最初に内気循環乾燥工程が行われ、それに続いて外気導入乾燥工程が行われる。内気循環乾燥工程では、乾燥装置50により循環乾燥動作が行われ、循環風路50aと外槽20との間で温風が循環する。乾燥風の循環により、洗濯脱水槽24内の温度が速やかに上昇する。パルセータ26が回転し、洗濯物が撹拌されつつ、循環する温風により乾燥される。洗濯脱水槽24内の温度上昇が進み、洗濯物から水分が蒸発して温風に水分が多く含まれるようになると、外気導入乾燥工程に切り替えられる。外気導入乾燥工程では、乾燥装置50により排気乾燥動作が行われ、循環風路50aに外気が導入されるとともに、循環風路50aから循環する温風の一部が排気される。洗濯物から蒸発した水分が、効果的に外槽20内から筐体10の外に排出され、外槽20内が除湿されやすくなるため、洗濯物の乾燥が促進される。
次に、パルセータ26の構成にいて、図3ないし図7(b)を参照し、詳細に説明する。
図3は、本実施の形態に係る、上方から見たパルセータ26の斜視図である。図4は、本実施の形態に係る、上方から見たパルセータ26の分解斜視図である。図5(a)は、本実施の形態に係る、下方から見たパルセータ26の斜視図であり、図5(b)は、本実施の形態に係る、下方から見たキャップ139が装着されていない回転体130の斜視図であり、図5(c)は、本実施の形態に係る、下方から見たキャップ139の斜視図である。図6(a)および(b)は、それぞれ、本実施の形態に係る、パルセータ26の正面図および左側面図であり、図6(c)は、本実施の形態に係る、図3のA-A´線で切断したパルセータ26の断面図である。図7(a)は、本実施の形態に係る、回転体130が取り外された突起部110の周辺を拡大したパルセータ26の要部の斜視図であり、図7(b)は、本実施の形態に係る、回転体130が装着された突起部110の周辺を拡大したパルセータ26の要部の斜視断面図である。
パルセータ26は、ポリプロピレン等の樹脂材料により形成され、ベース部100と、突起部110と、2つの羽根部120と、回転体130とを含む。突起部110および2つの羽根部120は、ベース部100と別に形成されてベース部100に取り付けられてもよいし、ベース部100と一体に形成されてもよい。ベース部100、突起部110および2つの羽根部120は、パルセータ26の本体部26aを構成する。回転体130は、本体部26aに回転自在に装着される。
ベース部100は円盤状を有する。ベース部100の表面には、平坦な外周面101の内側に円形の凹み面102が形成される。凹み面102は、外側の曲面102aと内側の平坦面102bとで構成される。ベース部100の裏面には、中央部に、円筒状のボス装着部103が形成される。ボス装着部103には、金属製の取付ボス140が装着される。取付ボス140には、パルセータ26を回転させるための図示しない翼軸が取り付けられる。また、ベース部100の裏面には、中央部から外周部に向かって放射状に延びる複数の裏羽根104が設けられる。さらに、ベース部100には、凹み面102のほぼ全域に、表裏を貫通する多数の水抜孔105が形成される。洗濯脱水槽24、即ち外槽20からの排水の際、凹み面102上に溜まった水が水抜孔105から排出される。
突起部110は、ベース部100の中央部において凹み面102から上方に突出する。突起部110は、両側部分が羽根部120の張出分だけ削られた台形錐状を有する。突起部110の高さH1は、2つの羽根部120の高さH2の2分の1以下とされる(図6(c)参照)。
突起部110の頂部110aには、中央部に、上方に突出する回転軸部111が設けられる。回転軸部111は、上側の第1軸部112と下側の第2軸部113とで構成される。
第1軸部112は、円筒状を有する。第1軸部112には、上下方向に延びる3つのスリット114が形成され、これらスリット114により別れた3つの部分が、それぞれ、第1軸部112の中心側に撓むことができる。第1軸部112の上端部には、全周に亘って、爪部115が、外側に張り出すように設けられる。爪部115は、上面が下り傾斜することにより、断面がほぼ三角状を有する。爪部115は、第1軸部112が撓むことにより、中心側に動くことができる。第1軸部112の外周面112aには、爪部115の直下の部分が上下方向に所定の長さに亘って凹むことで、凹部112bが形成される。
第2軸部113は、扁平な円柱状を有する。第2軸部113の直径は、第1軸部112の直径よりも大きく、第2軸部113の円筒状である外周面113aは、第1軸部112よりも外側に位置する。第2軸部113の外周面113aには、3か所に、上下に亘り第2軸部113の中心側に凹む排水用凹部116が形成される。
突起部110の頂部110aには、第2軸部113よりも外周側の面に、環状の円盤形状を有する摺動板150が配置される。摺動板150は、本体部26aが形成される樹脂材料よりも摩擦係数が小さく耐摩耗性に優れた材料、たとえばステンレスにより形成される。摺動板150は、3つのネジ160により頂部110aに固定される。この際、摺動板150に設けられた3つの位置決め孔151と頂部110aに設けられた3つの位置決めピン117とにより、摺動板150の位置決めがなされる。摺動板150の内周縁150aと第2軸部113の外周面113aとの間には、僅かに隙間が形成される。摺動板150の上面は、回転体130が配置される配置面110bとなる。
突起部110の頂部110aには、環状に凹んだ外周部分に、周方向に並ぶように複数の排水孔118が形成される。また、突起部110の頂部110aには、中央部に、挿通孔119が形成される。挿通孔119を通された図示しないネジにより、取付ボス140と翼軸とが固定される。
2つの羽根部120は、凹み面102から山状に***し、突起部110を挟んで対峙する。各羽根部120は、突起部110からベース部100の外周縁100aまで延びる。ベース部100には、凹み面102により凹空間が形成される。この凹空間が、2つの羽根部120とそれらの間に位置する突起部110とにより2つに分けられて、洗濯脱水槽24に収容された洗濯物が保持される2つの保持空間S1が形成される(図6(c)参照)。また、突起部110の上方には、2つの羽根部120の間に、羽根部120に対して凹む中央凹空間S2が形成される(図6(a)参照)。
羽根部120は、第1尾根部121と、第2尾根部122と、第1傾斜面123と、第2傾斜面124と、突条部125とを含む。第1尾根部121は、突起部110の頂部110aよりも高い位置においてベース部100の径方向に延びる。第1尾根部121は、平坦な面であり、ベース部100における中心と外周縁100aとの中間位置から外周縁100aまで水平に延びる。第2尾根部122は、第1尾根部121から連続し、突起部110側へ下るように傾斜する。第2尾根部122は、第1尾根部121とほぼ等しい幅の平坦な面である。
第1傾斜面123および第2傾斜面124は、第1尾根部121および第2尾根部122の周方向における両側の凹み面102から、これら尾根部121、122に向かって、それぞれが上るように傾斜する。第1傾斜面123および第2傾斜面124は、互いに傾斜勾配が異なる。即ち、第1傾斜面123は、相対的に傾斜勾配が小さく、第2傾斜面124は、相対的に傾斜勾配が大きい。たとえば、水平方向に対する第1傾斜面123の傾斜勾配は、35度程度とされ、水平方向に対する第2傾斜面124の傾斜勾配は、50度程度とされる。第1傾斜面123および第2傾斜面124における、第2尾根部122へと繋がる斜面123a、124aは、第2尾根部122に沿う方向へも上るように傾斜する。
突条部125は、第2尾根部122から盛り上がるように設けられ、第2尾根部122に沿って延びる。突条部125は、細長のほぼ直方体形状を有する。突条部125における、第2尾根部122に沿う双方の側面125aは、ほぼ垂直に立ち上がり、第1傾斜面123および第2傾斜面124よりも水平方向に対する角度が大きくされる。突条部125は、第2尾根部122と別に形成されて第2尾根部122に取り付けられてもよいし、第2尾根部122と一体に形成されてもよい。
回転体130は、逆椀形状に形成され、上方に向かうに従ってその径が小さくなる。回転体130の中央には、円形に凹む凹部131が形成される。凹部131の底面には、中央に、第1軸部112が挿入される開口部132が設けられる。開口部132は、円筒状に形成され、凹部131から僅かに裏面側に突出する。開口部132の内周面132aの上下方向の長さは、第1軸部112の凹部112bの上下方向の長さよりも僅かに短くされる。開口部132の周囲の凹部131の底面は、係合面133となる。また、凹部131の内周面には、係合部134が3か所に形成される。
回転体130の表面には、上面が台形状の多数の突部135が、上下2段に亘って環状に並ぶように形成される。また、回転体130の裏面には、開口部132の外側に、下方に突出する円筒状の囲みリブ136が設けられ、さらに、囲みリブ136の外側に、下方に突出する円筒状の支えリブ137が設けられる。支えリブ137は、囲みリブ136よりも僅かに下方に長く延びる。支えリブ137の下端部には、向かい合う位置に、2つの切欠部137aが設けられる。さらに、回転体130の裏面には、囲みリブ136および支えリブ137を貫くように、中央部から外周部へと放射状に延びる複数の補強リブ138が設けられる。これら補強リブ138により、回転体130が補強される。なお、囲みリブ136は、本発明の囲み部に相当し、支えリブ137は、本発明の支え部に相当する。
回転体130は、円盤状を有するキャップ139を含む。キャップ139には、外周部の裏側に、回転体130の係合部134に対応する3つの爪部139aが設けられる。
回転体130は、開口部132に第1軸部112を挿入するようにして、上方から突起部110の配置面110bに配置される。第1軸部112が開口部132に挿入される際、爪部115の上面に開口部132が当たると、第1軸部112が撓んで爪部115が中心側へと動き、爪部115が開口部132内を通過できるようになる。そして、爪部115が開口部132内を通過すると、爪部115が元の位置に戻って開口部132よりも外側に張り出す。回転体130が配置面110bに配置された後、回転体130の凹部131にキャップ139が装着され、凹部131がキャップ139で覆われる。このとき、キャップ139の爪部139aが、凹部131の係合部134に係合し、キャップ139が回転体130から外れにくくなる。
図7(b)に示すように、支えリブ137は、その下端が配置面110bに接触する。回転体130が、支えリブ137により配置面110bに対して支えられる。また、囲みリブ136は、その下端が配置面110bから僅かに離れ、第2軸部113を囲む。囲みリブ136の内周面136aが、第2軸部113の外周面113aと、僅かな隙間C1を有した状態、即ち、近接した状態で対向する。さらに、開口部132の内周面132aが、第1軸部112の凹部112bにおける外周面112aと、僅かな隙間C2を有した状態で対向する。囲みリブ136と第2軸部113との間の隙間C1は、開口部132と第1軸部112との間の隙間C2よりも小さくされる。さらに、第1軸部112の爪部115と回転体130の係合面133との間には、僅かに隙間が形成される。
回転体130は、回転軸部111を中心に回転する。このとき、支えリブ137の下端が、配置面110b上、即ち、摺動板150上を摺動する。摺動板150は摩擦抵抗が小さいため、回転体130がスムーズに回転する。また、回転体130が、回転軸部111、即ち第1軸部112から抜ける方向である上方向に動くと、第1軸部112の爪部115と回転体130の係合面133とが係合し、上方向へ回転体130の動きが規制される。これにより、回転体130が、本体部26aから外れてしまうことが防止される。さらに、回転体130が、上方向と垂直な方向、即ち、配置面110bの面内方向に動くと、囲みリブ136の内周面136aと第2軸部113の外周面113aとが接触し、配置面110bの面内方向への回転体130の動きが規制される。即ち、回転体130は、囲みリブ136の内周面136aと第2軸部113の外周面113aとが互いに接触しながら、回転軸部111の周りに回転することとなる。なお、上述の通り、隙間C1が隙間C2よりも小さいため、回転体130の回転時、囲みリブ136の内周面136aと第2軸部113の外周面113aとが先に接触し、開口部132の内周面132aは第1軸部112に接触しない。
さて、洗いやすすぎの際に洗濯脱水槽24内に溜められた水は、回転体130の内部、即ち、回転体130の裏面と突起部110の頂部110aとの間にも溜まる。洗いやすすぎが終了し、洗濯脱水槽24内から排水が行われたとき、回転体130の内部に水が残り得る。囲みリブ136の内側であって第2軸部113の上方に溜まった水は、第2軸部113に設けられた排水用凹部116を通って囲みリブ136と配置面110bとの隙間から囲みリブ136と支えリブ137との間に排出される。囲みリブ136と支えリブ137との間の水は、支えリブ137の切欠部137aと配置面110bとで形成された排水口から支えリブ137の外側へ排出される。支えリブ137の外側の水は、排水孔118からパルセータ26の下方に排出される。このようにして、回転体130の内部に残された水が、最終的には、排水孔118を通じて回転体130の外部、即ち、洗濯脱水槽24内に排出される。
次に、パルセータ26の動作について説明する。
図8(a)および(b)は、本実施の形態に係る、パルセータ26が回転したときの洗濯物の動きについて説明するための図である。
図8(a)および(b)に示すように、洗いやすすぎの際、水が溜められた洗濯脱水槽24内では、衣類、即ち洗濯物が、パルセータ26の径方向に連なった2つの羽根部120および突起部110で分けられるようして、これらの両側の保持空間S1に保持される。中央凹空間S2には、洗濯物が存在しづらい状態となる。このような状態で、パルセータ26が回転駆動される。
図8(a)に示すように、パルセータ26が、上方から見て右回転すると、2つの羽根部120の第1傾斜面123が周方向に進行して洗濯物に接触する。洗濯物は、第1傾斜面123に押されつつ第1傾斜面123上を滑るようにして上昇する。パルセータ26の外周側において、第1傾斜面123を第1尾根部121に向かって上昇した洗濯物は、図8(a)の黒矢印に示すように、上昇の勢いにより第1尾根部121から上方へ放出される。一方、パルセータ26の内周側において、第1傾斜面123を第2尾根部122に向かって上昇した洗濯物は、図5(a)の斜線矢印に示すように、第2尾根部122に設けられた突条部125に衝突し、第2尾根部122の下り傾斜に従うようにして中央凹空間S2をパルセータ26の中央側へと移動する。ここで、洗濯物は、中央凹空間S2において、回転体130の回転によって送られるように移動する。この際、洗濯物は、回転体130の突部135に接触する。
図8(b)に示すように、パルセータ26が、上方から見て左回転すると、2つの羽根部120の第2傾斜面124が周方向に進行して洗濯物に接触する。洗濯物は、第2傾斜面124に押されつつ第2傾斜面124上を滑るようにして上昇する。右回転時と同様、パルセータ26の外周側では、図5(b)の黒矢印に示すように、第2傾斜面124を上昇した洗濯物が第1尾根部121から上方へ放出される。また、パルセータ26の内周側では、図5(b)の斜線矢印に示すように、第2傾斜面124を上昇した洗濯物が、突条部125への衝突により、中央凹空間S2をパルセータ26の中央側へと移動する。右回転時と同様、洗濯物は、中央凹空間S2において、回転体130の回転によって送られるように移動する。この際、洗濯物は、回転体130の突部135に接触する。なお、第2傾斜面124は、第1傾斜面123よりも急嵯であるため、第1傾斜面123に比べて洗濯物が上昇しづらい。このため、パルセータ26の左回転時には、右回転時よりも、洗濯物の上下の動きおよび中央側への動きが小さくなりやすい。
このように、パルセータ26の外周側では、2つの羽根部120の回転により、洗濯物が跳ね上げられて上下に動きやすくなる。一方で、パルセータ26の内周側では、2つの羽根部120の回転より、洗濯物が、パルセータ26の中央側へ巻き込まれるように動かされ、水平面内で撹拌されやすくなる。よって、洗いやすすぎの際、洗濯脱水槽24内で洗濯物が複雑に動くようになるため、洗濯物同士の擦れなどが生じやすくなり、洗浄性能の向上が期待される。しかも、パルセータ26は、従来のように洗濯物を全体的に水平面内で撹拌させるのではなく、洗濯物を上下に動かしつつ水平面内でも動かすような構成であるので、洗濯物に強い捻じれが生じにくく、布絡みが生じにくい。
また、第1傾斜面123と第2傾斜面124との間の傾斜勾配が異なることにより、パルセータ26の右回転時と左回転時とで洗濯物の動きが変わるので、洗濯脱水槽24内で洗濯物がより複雑に動くことになり、一層の洗浄性能の向上が期待される。
さらに、洗濯物が、中央凹空間S2において、回転体130の回転によって送られるように移動する。このため、洗濯物の水平面内でのスムーズな動きが可能となる。
さらに、洗濯物が回転体130の突部135に接触するため、突部135による擦り洗いの効果が期待できる。
<実施の形態の効果>
本実施の形態によれば、第1軸部112に爪部115を設け、この爪部115を回転体130の係合面133に係合させることにより、別部品を用いることなく、回転体130が第1軸部112から抜ける方向へ動くのを規制するようにしたので、コストの増加および組立工数の増加を抑えることができる。
このように、第1軸部112に爪部115が設けられる場合、第1軸部112は、回転体130の開口部132内に爪部115が通るように弾性変形する構成とされるので、その強度が弱くなりやすい。このため、回転体130の回転時に、開口部132の内周面132aが第1軸部112に接触することで第1軸部112が摩耗してしまうと、回転体130の回転時に第1軸部112が破損してしまいやすい。
この点、本実施の形態では、第2軸部113の外周面113aと囲みリブ136の内周面136aとの接触により、回転体130が第1軸部112から抜ける方向と垂直な方向へ動くのを規制するようにしたので、回転体130の回転時に、開口部132の内周面132aが第1軸部112に接触しにくい。これにより、回転体130の回転時に第1軸部112が破損してしまうことが防止され、品質の低下を招きにくい。
また、本実施の形態によれば、開口部132の内周面132aに対向する第1軸部112の外周面112aの部分に凹部112bが形成される構成とされているので、第1軸部112の根元側の肉厚を薄くせずに爪部115が係合面133に掛かる掛かり代を長くできる。これにより、第1軸部112の強度が確保できるとともに、回転体130が第1軸部112から一層抜けにくくなる。
さらに、本実施の形態によれば、第2軸部113に排水用凹部116が設けられているので、囲みリブ136の内周面136aと第2軸部113の外周面113aが近接することで、囲みリブ136の内側に残りやすくなった水を、排水用凹部116を通じて囲みリブ136の外側へ排出することができる。
さらに、本実施の形態によれば、本体部26aに、第2軸部113よりも外周側の面に、配置面110bとなる摺動板150を設けるとともに、回転体130に、囲みリブ136の外側に支えリブ137を設け、囲みリブ136を摺動板150に接触させずに支えリブ137を摺動板150に接触させるようにしたので、回転体130の回転時に、支えリブ137を摺動板150上で摺動させることができ、回転体130がスムーズに回転しやすくなる。また、仮に、支えリブ137が設けられずに囲みリブ136が摺動板150に接触する構成とされた場合、回転体130が回転したときに、囲みリブ136の先端が、摺動板150の内周縁150aのエッジ部分に接触しやすく、エッジ部分で破損する虞がある。この点、支えリブ137は、摺動板150の内周縁150aから離れた位置に接触するので、エッジ部分での支えリブ137の破損を避けることができる。
さらに、本実施の形態によれば、支えリブ137の先端部に、配置面110bとの間で排水口を形成する切欠部137aが形成されているので、支えリブ137の内側に残った水を、排水口を通じて支えリブ137の外側へ排出することができる。
なお、支えリブ137が設けられずに囲みリブ136が摺動板150に接触する構成とされた場合、囲みリブ136に、支えリブ137と同じような、排水口を形成するための切欠部が設けられても、囲みリブ136が第2軸部113と近接しているので、回転体130が停止したときに切欠部が排水用凹部116と重ならないと、囲みリブ136内に残った水が排水用凹部116と排水口を通じて排出されにくい。よって、囲みリブ136の内側に水が残りやすい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態等によって何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態も、上記以外に種々の変更が可能である。
たとえば、パルセータ26に含まれる羽根部120の個数および形状は、上記実施の形態に示されたものでなくともよい。たとえば、上記実施の形態よりも急嵯な傾斜面を有して洗濯脱水槽24内の水を積極的に撹拌し、洗濯脱水槽24内で水流を発生させる3枚以上の羽根部120がパルセータ26に設けられてもよい。
また、回転体130の形状も、上記実施の形態に示されたものでなくともよい。たとえば、上記実施の形態の回転体130は、パルセータ26の中心側に向かう洗濯物の移動を補助する機能を付与することを主とした形状とされたが、洗濯物を洗う機能を付与することを主とした形状とされてもよい。この場合、たとえば、回転体130の表面に複数の羽根部が設けられてもよい。さらに、本体部26aに、複数の回転体130が回転自在に装着される構成が採られてもよい。
さらに、上記実施の形態では、衣類の乾燥機能が搭載された全自動洗濯乾燥機1に本発明が適用された例が示された。しかしながら、衣類の乾燥機能が搭載されていない全自動洗濯機に本発明を適用することもできる。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
1 全自動洗濯乾燥機(洗濯機)
24 洗濯脱水槽(洗濯槽)
26 パルセータ
26a 本体部
30 駆動ユニット(駆動部)
120 羽根部
110b 配置面
112 第1軸部
112a 外周面
112b 凹部
113 第2軸部
113a 外周面
116 排水用凹部
130 回転体
132 開口部
132a 内周面
133 係合面
136 囲みリブ(囲み部)
136a 内周面
137 支えリブ(支え部)
137a 切欠部
150 摺動板

Claims (4)

  1. 洗濯物が収容される洗濯槽と、
    前記洗濯槽の底部に配置されるパルセータと、
    前記パルセータを駆動する駆動部と、を備え、
    前記パルセータは、
    複数の羽根部を有する本体部と、
    前記本体部に回転自在に装着される回転体と、を含み、
    前記本体部は、
    前記回転体が配置される配置面と、
    前記配置面に対して突出する第1軸部と、
    前記第1軸部に、外側に張り出すように設けられ、前記第1軸部の撓みにより前記第1軸部の中心側に動くことが可能な爪部と、
    前記配置面に対して突出し、前記第1軸部より下に設けられ、前記第1軸部よりも外側に位置する円筒状の外周面を有する第2軸部と、を含み、
    前記回転体は、
    前記第1軸部が挿入される開口部と、
    前記開口部の周囲に設けられ、前記回転体が前記第1軸部から抜ける方向において前記爪部と係合する係合面と、
    前記第2軸部の外周面と対向する内周面を有し、前記第2軸部を囲む囲み部と、を含み、
    前記爪部と前記係合面との係合により、前記抜ける方向への前記回転体の動きが規制され、前記第2軸部の外周面と前記囲み部の内周面との接触により、前記抜ける方向と垂直な方向への前記回転体の動きが規制され、
    前記第2軸部の外周面と前記囲み部の内周面との隙間は、前記第1軸部の外周面と前記開口部の内周面との隙間よりも小さい、
    ことを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1に記載の洗濯機において、
    前記本体部の前記第1軸部は、円筒状を有し、
    前記回転体の前記開口部は、前記第1軸部の外周面よりも前記第1軸部が突出する方向に短い内周面を有し、
    前記第1軸部の外周面における、前記開口部の内周面に対向する部分に、前記第1軸部の中心側に凹む凹部が設けられる、
    ことを特徴とする洗濯機。
  3. 請求項1または2に記載の洗濯機において、
    前記囲み部は、円筒状を有し、前記回転体の裏面から前記配置面に接触しない位置まで延び、
    前記第2軸部の外周面には、前記囲み部の内側であって前記第2軸部の上方に溜まった水を前記囲み部と前記配置面との隙間側へと排出させる排水用凹部が設けられ、
    前記回転体には、円筒状を有し、前記囲み部の外周を囲むように前記回転体の裏面から延びて前記配置面に接触し、前記回転体を支える支え部が設けられ、
    前記支え部の先端部には、前記配置面との間で、前記支え部の内側に溜まった水を前記支え部の外側へと排出させる排水口を形成する切欠部が設けられる、
    ことを特徴とする洗濯機。
  4. 請求項1ないし3の何れか一項に記載の洗濯機において、
    前記囲み部は、円筒状を有し、前記回転体の裏面から前記配置面に接触しない位置まで延び、
    前記回転体には、円筒状を有し、前記囲み部の外周を囲むように前記回転体の裏面から延びて前記配置面に接触し、前記回転体を支える支え部が設けられ、
    前記本体部には、前記第2軸部よりも外周側の面に、当該外周側の面よりも摩擦係数の小さな摺動板が、前記配置面として設置される、
    ことを特徴とする洗濯機。
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