JP7015505B2 - 縦型製袋充填包装機 - Google Patents
縦型製袋充填包装機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7015505B2 JP7015505B2 JP2017113858A JP2017113858A JP7015505B2 JP 7015505 B2 JP7015505 B2 JP 7015505B2 JP 2017113858 A JP2017113858 A JP 2017113858A JP 2017113858 A JP2017113858 A JP 2017113858A JP 7015505 B2 JP7015505 B2 JP 7015505B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging material
- product
- tubular packaging
- product receiving
- shutter member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
Description
製品受けシャッタ部材のこの構造によれば、上側部の内面側が斜面又は凹状の湾曲面に形成されているので、筒状包装材の底部を広く支持することができて、投入された製品の受けを確実にすることができるとともに、当該上側部に繋がる下側部は、偏平に挟み込まれた筒状包装材を通すだけの隙間が平坦面間の充分広い領域に確保されるので、製品が製品受けシャッタ部材をすり抜けて横シール装置に落下する事態を防ぐことができる。
製品受けシャッタ部材のこの構造によれば、内面側が斜面又は凹状の湾曲面に形成されているので、筒状包装材の底部を広く支持することができて、投入された製品の受けを確実にすることができるとともに、下端縁部分間の間隔が筒状包装材を通すだけの隙間とされているので、製品が製品受けシャッタ部材をすり抜けて横シール装置に落下する事態を防ぐことができる。
横シール装置の循環モーションの際に、上シャッタ部材が製品受けシャッタ部材の下方に移動した後は、横シール装置は横シール部材と上下のシャッタ部材のいずれも製品受けシャッタ部材の開き動作と干渉することはない。したがって、製品受けシャッタ部材は、この段階で開き動作をすることができる。上シャッタ部材が筒状包装材を閉じているので、充填筒に投入された製品は上シャッタ部材で止められ横シール装置に落下することはない。
製品受けシャッタ部材が閉じ動作をしたときに、製品受けシャッタ部材の下端部間の隙間の間隔が、製品受けシャッタ部材の閉じ状態での偏平に挟み込まれた筒状包装材を通すだけの隙間でないことをセンサが検知したときには、製品受けシャッタ部材が製品を挟み込んでいる可能性がある。その後、包装動作を継続したときには横シール部材が製品の噛み込みをする可能性が高いので、その旨を予報することで、横シール装置による製品の噛み込みを事前に回避することができる。
多数の吸引孔は負圧源に接続されているので、筒状包装材を吸引して袋の底部を広げ、また製品受けシャッタ部材が開き動作をする際にも筒状包装材を吸引して内部を広げようとするので、製品が軽量である場合であっても、製品の袋の底部への沈み込みを活性化することができる。
筒状包装材の縦送りが製品の落下速度よりも速い場合、製品の落下が筒状包装材の縦送りに追いつかず、製品が充分に沈み込んでしまう前に横シール装置が作動して横シール装置が製品を噛み込む可能性がある。また、横シール装置が閉じた後に製品が横シール装置の上シャッタに着地を開始するようなタイミングでは、まだ筒状包装材に落下していない製品がある。閉じ状態にある製品受けシャッタ部材を下降動作させることにより、筒状包装材の縦送りが製品の落下速度よりも速い場合であっても、既に筒状包装材に形成されている袋内においては充填された製品の浮き上がりが製品受けシャッタ部材により阻止され、横シール装置による製品の噛み込みが防止される。また、筒状包装材に投入される製品は、横シール装置が開き状態にあっても製品受けシャッタ部材に受け止められるので、横シール装置による製品の噛み込みが防止される。
製品受けシャッタ部材は筒状包装材の縦送り速度と同じ速度で下降するので、筒状包装材の下端に形成されている袋の大きさに変更はない。
製品受けシャッタ部材は筒状包装材の縦送りの速度よりも速い速度であるときは、製品受けシャッタ部材の下端部は、偏平な筒状包装材と相対移動し、袋に対してしごき動作をすることができる。
製袋充填包装機を、筒状包装材の送りが停止している間に横シールを行う間欠動作型、又は筒状包装材の送られている間に横シールを行う連続動作型の縦型製袋充填包装機とすることによって、製品の性質やシールに求められる性能に基づいて、充填筒に投入可能な製品が包装された袋包装体を、条件に則した高い包装速度で製造することができる。
3,3 横シール部材 4,4 シール面
5 横シールシャッタ装置
6,6 上シャッタ部材 7,7 先端部
8,8 下シャッタ部材 9,9 先端部
10 製品受けシャッタ装置 11,11 製品受けシャッタ部材
12 上側板部 13 下側板部
20 制御装置 21 センサ
22 報知手段
30 製品受けシャッタ 31,31 製品受けシャッタ部材
32,33 薄板 34 スペーサ
35 吸引孔 36 上側板部 37 下側板部
40 製品受けシャッタ装置 41,41 製品受けシャッタ部材
43,43 下側板部
50 製品受けシャッタ装置 51,51 製品受けシャッタ部材
52 横シール装置 53 製品受けシャッタ装置
54,54 製品受けシャッタ部材 55,55 斜板
56,56 上シャッタ部材 58,58 下シャッタ部材
59 先端部
60 縦型製袋充填包装機 61 フォーマ
62 充填筒 63 縦シール装置
64 包装材送り装置 65,66 ローラ対
67 横シール・カッタ装置 68,68 横シール用ヒータ部材
69 カッタ機構 70,70 上シャッタ部材
71,71 下シャッタ(しごき)部材 72,72 受け板
80,80 加熱切断部(横シール部材) 81,81 袋引き下し部
82,82 弾性ゴム体
X-X 前後方向 Z-Z 上下方向
Fw 帯状包装材 fe,fe 側縁部分
Ft 筒状包装材 B 袋
C 領域 Bp 袋包装体
W,W1,W2,W3,W4,W5,W6 製品 Vf 縦送り速度
g 隙間
Claims (11)
- 充填筒を囲んで縦送りされ且つ当該充填筒を通して製品が投入される筒状包装材を横シール装置によって横方向にシールをすることにより前記包装物を包装した袋包装体を製造し、前記横シール装置は、対向配置された二つの横シール部材と、当該横シール部材の上側及び下側にそれぞれ配置されている上シャッタ部材及び下シャッタ部材を備えており、且つ前記筒状包装材に接近し、前記筒状包装材を前記上シャッタ部材及び前記下シャッタ部材で挟み込んだ状態で下降動作を行い、前記シールをした後、前記筒状包装材から離れて元の位置に戻る経路を辿る循環モーションをする縦型製袋充填包装機において、
前記充填筒の下方に前記横シール装置の開閉動作とは別に開閉動作をし、且つ閉じ状態では偏平に挟み込まれた前記筒状包装材を通すだけの隙間が下端部に形成される製品受けシャッタ部材が配設されており、
少なくとも前記下シャッタ部材は、前記横シール装置がする前記循環モーションの際に、閉じ動作中の前記製品受けシャッタ部材に当接し、その後、前記製品受けシャッタ部材の前記下端部への当接状態から続いて、当該下端部から下方に延びる前記筒状包装材に対する当接状態へと移行して、当該下端部から下方に延びる前記筒状包装材に対してしごき動作をする
ことから成る縦型製袋充填包装機。 - 前記製品受けシャッタ部材は、前記筒状包装材の底部に倣って内面側が斜面又は凹状の湾曲面に形成されている上側部と、当該上側部から繋がって真下に延びていて内面側が平坦面に形成されており、閉じ状態では前記平坦面間の間隔が前記筒状包装材を通すだけの前記隙間とされる下側部を備えている
ことからなる請求項1に記載の縦型製袋充填包装機。 - 前記製品受けシャッタ部材は、前記筒状包装材の底部に倣って内面側が斜面又は凹状の湾曲面に形成されており、閉じ状態では下端縁部分間の間隔が前記筒状包装材を通すだけの前記隙間である
ことからなる請求項1に記載の縦型製袋充填包装機。 - 前記製品受けシャッタ部材は、前記横シール装置の前記循環モーションの際に、前記上シャッタ部材が前記製品受けシャッタ部材の下方に移動した後に開き動作をする
ことからなる請求項1~3のいずれか一項に記載の縦型製袋充填包装機。 - 前記製品受けシャッタ部材には、前記製品受けシャッタ部材が閉じ動作をしたときに前記間隙が前記筒状包装材を通すだけの前記隙間より広い隙間かであるか否かを検知するセンサを備えており、当該検知結果が否である場合に応じて、前記横シール部材による前記製品の噛み込みを予報する
ことからなる請求項1に記載の縦型製袋充填包装機。 - 前記製品受けシャッタ部材は、負圧源に接続されていて前記筒状包装材に面する側に開口する多数の吸引孔が形成されている
ことからなる請求項1に記載の縦型製袋充填包装機。 - 前記製品受けシャッタ部材は、閉じ状態で、前記充填筒の直下の位置から前記横シール装置が前記閉じ動作を行う高さの位置まで下降動作をする
ことからなる請求項1に記載の縦型製袋充填包装機。 - 前記製品受けシャッタ部材が前記下降動作をするときの下降速度は、前記筒状包装材の前記縦送りの速度と同速度である
ことからなる請求項7に記載の縦型製袋充填包装機。 - 前記製品受けシャッタ部材が前記下降動作をするときの下降速度は、前記筒状包装材の前記縦送りの速度よりも速い速度である
ことからなる請求項7に記載の縦型製袋充填包装機。 - 前記縦型製袋充填包装機は、前記横シール装置が前記下降動作を行った後に、前記筒状包装材の前記縦送りが停止している間に、前記筒状包装材に前記横方向のシールをする間欠動作型の製袋充填包装機である
ことからなる請求項1~9のいずれか一項に記載の縦型製袋充填包装機。 - 前記縦型製袋充填包装機は、前記横シール装置が前記下降動作の後、更に前記筒状包装材の前記縦送りとともに追加的な下降動作を行っている間に、前記筒状包装材に前記横方向のシールをする連続作動型の製袋充填包装機である
ことから成る請求項1~9のいずれか一項に記載の縦型製袋充填包装機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017113858A JP7015505B2 (ja) | 2017-06-08 | 2017-06-08 | 縦型製袋充填包装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017113858A JP7015505B2 (ja) | 2017-06-08 | 2017-06-08 | 縦型製袋充填包装機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018203368A JP2018203368A (ja) | 2018-12-27 |
JP7015505B2 true JP7015505B2 (ja) | 2022-02-03 |
Family
ID=64956289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017113858A Active JP7015505B2 (ja) | 2017-06-08 | 2017-06-08 | 縦型製袋充填包装機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7015505B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113548248B (zh) * | 2021-08-27 | 2022-10-11 | 四川朝天香食品有限公司 | 一种油料灌装机 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3036269U (ja) | 1996-09-27 | 1997-04-15 | オリヒロエンジニアリング株式会社 | 竪型充填包装機 |
JP2003291907A (ja) | 2002-04-01 | 2003-10-15 | Orihiro Engineering Co Ltd | 包装体の製造方法および竪型充填包装機 |
JP2009023693A (ja) | 2007-07-19 | 2009-02-05 | Kawashima Packaging Mach Ltd | 縦型製袋充填装置のエンド・シールへの異物の噛み込み防止制御方法及び装置 |
JP2010042840A (ja) | 2008-08-13 | 2010-02-25 | Sanko Kikai Kk | 多列スティックタイプ自動包装機の横シール機構における噛み込み検知装置 |
JP2017013872A (ja) | 2015-07-02 | 2017-01-19 | 株式会社川島製作所 | 縦型包装機におけるしごき装置 |
-
2017
- 2017-06-08 JP JP2017113858A patent/JP7015505B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3036269U (ja) | 1996-09-27 | 1997-04-15 | オリヒロエンジニアリング株式会社 | 竪型充填包装機 |
JP2003291907A (ja) | 2002-04-01 | 2003-10-15 | Orihiro Engineering Co Ltd | 包装体の製造方法および竪型充填包装機 |
JP2009023693A (ja) | 2007-07-19 | 2009-02-05 | Kawashima Packaging Mach Ltd | 縦型製袋充填装置のエンド・シールへの異物の噛み込み防止制御方法及び装置 |
JP2010042840A (ja) | 2008-08-13 | 2010-02-25 | Sanko Kikai Kk | 多列スティックタイプ自動包装機の横シール機構における噛み込み検知装置 |
JP2017013872A (ja) | 2015-07-02 | 2017-01-19 | 株式会社川島製作所 | 縦型包装機におけるしごき装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018203368A (ja) | 2018-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5267828B2 (ja) | 充填包装機 | |
USRE42176E1 (en) | Machine for manufacturing, filling and closing mesh bags from a continuous roll of tubular mesh | |
JP7015505B2 (ja) | 縦型製袋充填包装機 | |
JP5054860B2 (ja) | 縦型製袋充填包装機 | |
JP2007320604A (ja) | 縦形製袋充填包装機 | |
US6481561B2 (en) | Container feeder | |
JP5054859B2 (ja) | 縦型製袋充填包装機 | |
JP2006341854A (ja) | 2つの収容室を有する2液袋包装袋を製造する製造方法および縦型充填包装機 | |
JP7121386B2 (ja) | 横ピロー包装機 | |
US3594978A (en) | Apparatus for packaging articles | |
JP2008087777A (ja) | 角底袋用縦形製袋充填包装機 | |
JP3930492B2 (ja) | 縦型充填包装機および包装袋の製造方法 | |
JP4966440B2 (ja) | 縦型製袋充填装置の横シール制御方法および装置 | |
JP6857958B2 (ja) | 縦型包装機におけるしごき装置 | |
US4256024A (en) | Method of forming plastic-film articles | |
US3242630A (en) | Method and apparatus for the production of cubical packaging units | |
JP7068682B2 (ja) | 製袋充填包装機 | |
JP6139924B2 (ja) | 製袋包装機 | |
JP2013103750A (ja) | 包装方法および包装機 | |
JP6970419B2 (ja) | 粉粒体の縦型充填包装機 | |
CN113650854A (zh) | 一种小袋分剂机 | |
JP2003020003A (ja) | 自動包装機 | |
CA2898318C (en) | Form, fill and seal packaging machine | |
US4113169A (en) | Series filled containers | |
JP6407823B2 (ja) | 角底袋用の縦型製袋充填包装機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200608 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210608 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210809 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220116 |