JP7009295B2 - 表示制御装置、表示制御方法及びカメラモニタリングシステム - Google Patents
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Description
複数の撮像装置に接続される表示制御装置であって、
前記複数の撮像装置それぞれにおいて撮影された撮影画像の各画素の色成分に基づいて、それぞれの撮影画像の輝度の平均値を算出する輝度算出部と、
前記複数の撮像装置間で撮影タイミングが重複する撮影画像の輝度の全体平均値の、所定時間における時間平均値を閾値として算出する閾値算出部と、
前記複数の撮像装置間で撮影タイミングが重複する撮影画像のうち、前記輝度の平均値が、前記閾値以上となる撮影画像を特定する特定部と、
前記特定した撮影画像の各画素の色成分のうち、所定輝度以上となる色成分について、輝度が所定輝度未満となるように調整する調整部とを有することを特徴とする。
<カメラモニタリングシステムのシステム構成>
はじめに、車両に搭載されるカメラモニタリングシステムのシステム構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係るカメラモニタリングシステムのシステム構成の一例を示す図である。図1に示すように、カメラモニタリングシステム100は、撮像装置111、112、113と、表示制御装置120と、表示装置131、132、133とを有する。なお、本実施形態において、カメラモニタリングシステム100は、車両のイグニッションスイッチがON状態になることで起動し、OFF状態になることで停止するものとする。ただし、カメラモニタリングシステム100の起動、停止のタイミングはこれに限定されず、例えば、車両のイグニッションスイッチがON状態になった後で、車両の運転者の指示に基づいて起動、停止するように構成してもよい。
次に、カメラモニタリングシステム100の各装置(撮像装置111~113、表示装置131~133)の配置例について説明する。図2は、撮像装置の配置例を示す図である。図2に示すように、車両200において、撮像装置111は後端中央位置に配置され、車両200の中央後方を撮影する。
次に、表示制御装置120のハードウェア構成について説明する。図4は、表示制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図4に示すように、表示制御装置120は、CPU(Central Processing Unit)401、ROM(Read Only Memory)402、RAM(Random Access Memory)403を有する。また、表示制御装置120は、GPU(Graphic Processing Unit)404、I/F(Interface)装置405を有する。なお、表示制御装置120の各部は、バス406を介して相互に接続されている。
次に、表示制御装置120の視認性調整部121の機能構成について説明する。図5は、第1の実施形態に係る視認性調整部の機能構成の一例を示す図である。図5に示すように、視認性調整部121は、画像取得部501、511、521、輝度算出部502、512、522、閾値算出部530を有する。また、視認性調整部121は、画像特定部503、513、523、色調整部504、514、524、表示画像生成部505、515、525を有する。
次に、視認性調整部121に含まれる各部のうち、輝度算出部502、512、522、閾値算出部530及び画像特定部503、513、523、色調整部504、514、524による処理の具体例について説明する。
はじめに、輝度算出部による処理の具体例について説明する(ここでは輝度算出部502による処理の具体例について説明する)。図6は、輝度算出部による処理の具体例を示す図である。図6において画像データ600は、輝度算出部502に通知される第1画像データの一例である。図6に示すように、画像データ600にはn個の画素が含まれ、各画素は、それぞれ、P1(H,S,V)~Pn(H,S,V)の色成分を有する。
次に、閾値算出部530及び画像特定部503、513、523による処理の具体例について説明する。図7は、閾値算出部及び画像特定部による処理の具体例を示す図である。図7において、輝度ヒストグラム620、710、720は、撮像装置111~113間で撮影タイミングが重複する第1乃至第3画像データの各画素の色成分が、輝度算出部502、512、522にて輝度に変換されることで得られた輝度ヒストグラムである。
次に、色調整部による処理の具体例について説明する(ここでは、色調整部504による処理の具体例について説明する)。図9は、色調整部による処理の具体例を示す図である。図9において輝度情報610は、色調整部504が輝度情報格納部122より読み出した輝度情報の一例である。なお、図9の輝度情報610に記載の色調整用閾値は、色調整部504が色成分の調整を行う際に用いる閾値であり、色調整部504に予め設定されているものとする。
次に、色調整部504、514、524により画像データの各画素の色成分が調整された場合に生成される第1乃至第3表示画像データについて説明する。図10は、第1乃至第3表示画像データの一例を示す図である。図10において、第1画像データ1001は、車両200の中央後方の車両がヘッドライトをハイビームにしたことで、輝度が上がった状態を示している。一方、第2画像データ1002、第3画像データ1003は、車両200の中央後方の車両がヘッドライトをハイビームにしたことの影響を受けなかったため、輝度に変化がなかったことを示している。
次に、視認性調整部121による視認性調整処理の流れについて説明する。図11は、視認性調整部による視認性調整処理の流れを示すフローチャートである。カメラモニタリングシステム100が起動することで、図11に示す視認性調整処理が開始される。
以上の説明から明らかなように、第1の実施形態に係る表示制御装置120では、
・複数の撮像装置それぞれにおいて撮影された画像データの各画素の色成分を輝度に変換し、画像データごとに輝度の平均値を算出する。
・複数の撮像装置間で、撮影タイミングが重複する画像データのうち、算出した輝度の平均値が特定用閾値以上となる画像データを特定する。
・特定した画像データの各画素の色成分を調整するための変換情報を色成分ごとに算出し、算出した変換情報を用いて、特定した画像データの各画素の色成分を調整する。
・各画素の色成分が調整された画像データに基づき表示画像データを生成し、表示装置に出力する。
上記第1の実施形態では、色調整用閾値が、色調整部に予め設定されているものとして説明した。これに対して、第2の実施形態では、ユーザが手動で色調整用閾値を設定する場合について説明する。以下、第2の実施形態について、上記第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
はじめに、表示制御装置120の視認性調整部の機能構成について説明する。図12は、第2の実施形態に係る視認性調整部の機能構成の一例を示す図である。図5との相違点は、ユーザ設定部1210が配されている点である。
以上の説明から明らかなように、第2の実施形態に係る表示制御装置によれば、ユーザは、任意のタイミングで色調整用閾値を入力することができ、特定された画像データについて色成分の調整をする際の変換情報を任意のタイミングで変更することができる。
上記第1及び第2の実施形態では、色調整部が色成分の調整を行うことで、複数の画像を表示する際の視認性を向上させる場合について説明した。これに対して、第3の実施形態では、更に、表示装置のバックライトを制御することで視認性を向上させる。
図13は、第3の実施形態に係るカメラモニタリングシステムのシステム構成の一例を示す図である。図1において説明したカメラモニタリングシステム100との相違点は、表示制御装置1310が視認性調整部121に加えて、バックライト制御部1311を有している点である。
以上の説明から明らかなように、第3の実施形態に係る表示制御装置では、視認性調整部121による色成分の調整に加えて、バックライト制御部1311が、表示装置131、132、133のバックライトを制御する。
上記第1乃至第3の実施形態では、複数の表示装置の輝度を均質化することで、視認性を向上させる場合について説明した。これに対して、第4の実施形態では、更に、複数の表示装置と、他の装置との間で輝度差を設けることで、複数の表示装置の視認性を向上させる場合について説明する。
上記第1乃至第4の実施形態において、色調整部504は、色調整用閾値以上となる色について、色変換を行い、変換情報900を生成するものとして説明した。しかしながら、色変換を行う対象はこれに限定されず、例えば、色調整用閾値以上となる色であっても、例えば、信号機の色に合致する色については、色変換を行う対象から除外するようにしてもよい。
111、112、113 :撮像装置
120 :表示制御装置
121 :視認性調整部
131、132、133 :表示装置
501、511、521 :画像取得部
502、512、522 :輝度算出部
503、513、523 :画像特定部
504、514、524 :色調整部
505、515、525 :表示画像生成部
530 :閾値算出部
610 :輝度情報
700 :特定用閾値
900 :変換情報
1200 :視認性調整部
1210 :ユーザ設定部
1300 :カメラモニタリングシステム
1310 :表示制御装置
1311 :バックライト制御部
1400 :カメラモニタリングシステム
1411 :バックライト制御部
1420 :ナビゲーション装置
Claims (6)
- 複数の撮像装置に接続される表示制御装置であって、
前記複数の撮像装置それぞれにおいて撮影された撮影画像の各画素の色成分に基づいて、それぞれの撮影画像の輝度の平均値を算出する輝度算出部と、
前記複数の撮像装置間で撮影タイミングが重複する撮影画像の輝度の全体平均値の、所定時間における時間平均値を閾値として算出する閾値算出部と、
前記複数の撮像装置間で撮影タイミングが重複する撮影画像のうち、前記輝度の平均値が、前記閾値以上となる撮影画像を特定する特定部と、
前記特定した撮影画像の各画素の色成分のうち、所定輝度以上となる色成分について、輝度が所定輝度未満となるように調整する調整部と
を有することを特徴とする表示制御装置。 - 前記輝度算出部は、前記撮影画像の各画素の色成分を、色成分ごとに予め定義された輝度に変換することで、前記撮影画像の各画素の輝度の平均値を算出することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
- 前記特定部は、
前記複数の撮像装置間で撮影タイミングが重複する撮影画像の前記輝度の平均値が、いずれも、前記閾値以上となった場合には、当該撮影画像を、特定する対象から外すことを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。 - 所定輝度の入力を受け付ける受付部を更に有し、
前記調整部は、前記特定した撮影画像の各画素の色成分のうち、前記受付部が入力を受け付けた前記所定輝度以上となる色成分について、輝度が前記所定輝度未満となるように調整することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。 - 複数の撮像装置に接続される表示制御装置の表示制御方法であって、
前記複数の撮像装置それぞれにおいて撮影された撮影画像の各画素の色成分に基づいて、それぞれの撮影画像の輝度の平均値を算出する輝度算出工程と、
前記複数の撮像装置間で撮影タイミングが重複する撮影画像の輝度の全体平均値の、所定時間における時間平均値を閾値として算出する閾値算出部と、
前記複数の撮像装置間で撮影タイミングが重複する撮影画像のうち、前記輝度の平均値が、前記閾値以上となる撮影画像を特定する特定工程と、
前記特定した撮影画像の各画素の色成分のうち、所定輝度以上となる色成分について、輝度が所定輝度未満となるように調整する調整工程と
を有することを特徴とする表示制御方法。 - 車両の後方を撮影する複数の撮像装置と、
前記撮像装置で撮影された画像データを処理する表示制御装置と、
前記表示制御装置に接続された表示装置と、を有するカメラモニタリングシステムであって、
前記表示制御装置は、
前記複数の撮像装置それぞれにおいて撮影された撮影画像の各画素の色成分に基づいて、それぞれの撮影画像の輝度の平均値を算出する輝度算出部と、
前記複数の撮像装置間で撮影タイミングが重複する撮影画像の輝度の全体平均値の、所定時間における時間平均値を閾値として算出する閾値算出部と、
前記複数の撮像装置間で撮影タイミングが重複する撮影画像のうち、前記輝度の平均値が、前記閾値以上となる撮影画像を特定する特定部と、
前記特定した撮影画像の各画素の色成分のうち、所定輝度以上となる色成分について、輝度が所定輝度未満となるように調整する調整部と
を有することを特徴とするカメラモニタリングシステム。
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JP2011250376A (ja) | 2010-05-31 | 2011-12-08 | Clarion Co Ltd | 車両周辺映像表示装置 |
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