JP7006084B2 - 付着装置及び吐出装置 - Google Patents
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Description
まず、インクジェット記録装置10について説明する。図1は、インクジェット記録装置10の構成を示す概略図である。
搬送機構20は、連続紙Pを搬送する機構である。具体的には、搬送機構20は、図1に示されるように、巻出ロール22と、巻取ロール24と、複数の巻掛ロール26と、を有している。
吐出ユニット30は、インク滴(液滴の一例)を吐出するユニットである。具体的には、吐出ユニット30は、図1に示されるように、吐出部の一例としての吐出ヘッド32Y、32M、32C、32K(以下、32Y~32Kという)を有している。さらに、吐出ユニット30は、図2に示されるように、加熱部34と、温度センサ36(検出部の一例)と、移動機構38と、を有している。図2には、吐出ヘッド32Y~32Kのうち、吐出ヘッド32Yのみを図示しているが、各吐出ヘッド32Y~32Kに、加熱部34と、温度センサ36(検出部の一例)と、移動機構38と、が設けられている。
図8及び図9に示すキャッピング部材40は、各吐出ヘッド32Y~32Kのノズル面30Sを被覆する被覆部材である。なお、図8及び図9には、吐出ヘッド32Y~32Kのうち、吐出ヘッド32Yのみを図示しているが、キャッピング部材40は、各吐出ヘッド32Y~32Kに設けられている。
図2に示す払拭装置60は、各吐出ヘッド32Y~32Kのノズル面30Sを払拭する装置である。なお、図2を含む各図では、吐出ヘッド32Y~32Kのうち、吐出ヘッド32Yのみを図示しているが、払拭装置60は、各吐出ヘッド32Y~32Kに設けられている。
図2に示す噴霧装置50は、ノズルが形成された付着対象としてのノズル面に、洗浄液の微液滴を付着させる付着装置の一例である。なお、図2を含む各図では、吐出ヘッド32Y~32Kのうち、吐出ヘッド32Yのみを図示しているが、噴霧装置50は、各吐出ヘッド32Y~32Kに設けられている。
図2に示す容器70は、洗浄液を付着させる付着対象の下側に配置され、該洗浄液を収容し、該洗浄液の上側に開口を有する容器の一例である。容器70は、洗浄液を付着させる付着対象の下側に配置され、該付着対象の温度よりも温度が高い洗浄液を収容し、該洗浄液の上側に開口を有する容器の一例でもある。
図2に示す洗浄液57には、ノズル面30Sに付着して固化したインクを洗浄する機能を有する液体が用いられる。
図2に示す制御部99は、噴霧装置50の各部(供給部80、ヒータ52及び振動子54等)の作動(駆動)を制御する機能を有している。制御部99は、具体的には、後述するように、液面センサ58の検出結果に基づき、供給部80の駆動を制御する。また、制御部99は、後述するように、温度センサ56の検出結果に基づき、ヒータ52の駆動を制御する。
図2に示す液面センサ58は、容器70に収容された洗浄液57の液面の高さを検出する検出部である。
図2に示す温度センサ56は、容器70に収容された洗浄液57の温度を検出する検出部である。温度センサ56は、例えば、容器70の内部に配置されており、洗浄液57に接触している。具体的には、温度センサ56は、容器70内において、底壁76よりも洗浄液57の液面に近い位置に配置されている。これにより、温度センサ56は、容器70内の洗浄液57の液面に近い部分の温度を検出する。
図2に示すヒータ52は、洗浄液を加熱する加熱部の一例である。ヒータ52は、具体的には、容器70に収容された洗浄液57を加熱するヒータである。
図2に示す振動子54は、容器に収容され且つ加熱部で加熱された洗浄液を振動させて、洗浄液の微液滴を生成する振動部の一例である。振動子54は、容器に収容された洗浄液を振動させて、洗浄液の微液滴を生成する振動部の一例でもある。ここで、「微液滴」とは、霧状にされた洗浄液の各粒子をいう。微液滴としては、空気中に浮遊しうる大きさであればよい。
本実施形態の作用として、インクジェット記録装置10におけるメンテナンス動作(ノズル面30Sの清掃動作)を説明する。ここでは、吐出ヘッド32Yに対するメンテナンス動作について説明する。
本実施形態では、ヒータ52は、容器70の内部に配置されていたが、これに限られない。例えば、ヒータ52は、図10及び図11に示されるように、容器70の外部に配置されていてもよい。
前述の実施形態では、振動子54は、容器70の底壁76上に取り付けられていたが、これに限られない。例えば、振動子54は、図12に示されるように、容器70内の洗浄液57中に振動子54を浮かせる浮き部92に取り付けてもよい。浮き部92には、例えば、発泡スチロールなどの、気泡を含ませた樹脂材が用いられる。浮き部92は、例えば、円柱状とされ、振動子54の一端部及び他端部に固定されている。そして、振動子54は、浮き部92によって、容器70内において、底壁76よりも洗浄液57の液面に近い位置に浮いた状態となる。振動子54が浮いた状態において、振動子54の上面は、容器70内の洗浄液57の液面よりも下側に位置する。
払拭部材の一例として、ゴムブレードで構成された払拭部材62を用いたが、これに限られない。払拭部材の一例としては、例えば、図13に示されるように、不織布などで構成された布体102(ウエブ)を用いてもよい。布体102は、長さを有する帯状に形成されている。図13に示す構成では、布体102の長手方向一端部が、巻出ロール122に巻き付けられている。布体102の長手方向他端部は、巻取ロール24に巻き掛けられている。布体102の長手方向の中間部分は、巻掛ロール26に巻き掛けられている。この中間部分は、ノズル面30Sに接触する位置に支持されている。そして、吐出ヘッド32Yが矢印D方向へ移動することにより、洗浄液57が付着したノズル面30Sが、布体102で払拭される。また、布体102が巻取ロール124で巻き取られると共に、巻出ロール122によって巻き出すことで、布体102の未使用の部分が巻掛ロール26に支持される。
本実施形態では、容器70内の洗浄液57の温度が、ノズル面30Sにおける第一設定温度よりも高い第二設定温度に調整されていたが、これに限られない。ヒータ52は、例えば、温度センサ36が検出した吐出ヘッド32Yの温度に基づいて、容器70内の洗浄液57を加熱してもよい。具体的には、ヒータ52は、例えば、温度センサ36が検出した吐出ヘッド32Yの温度よりも高い温度に、容器70内の洗浄液57を加熱する。なお、ヒータ52は、前述と同様に、容器70に設けられた温度センサ56の検出結果に基づき、駆動が制御部99によって制御される。これにより、容器70内の洗浄液57の温度が、温度センサ36が検出した吐出ヘッド32Yの温度より高い温度に調整される。
本実施形態では、付着対象の一例がノズル面30Sであったが、これに限られない。付着対象の一例としては、例えば、洗浄液を付着させて清掃を行う清掃対象となるものが挙げられる。
32Y~32K吐出ヘッド(吐出部の一例)
36 温度センサ(検出部の一例)
50 噴霧装置(付着装置の一例)
52 ヒータ(加熱部の一例)
54 振動子(振動部の一例)
57 洗浄液
59 ミスト(微液滴の一例)
62 払拭部材
70 容器
72 開口
80 供給部
92 浮き部
102 布体(払拭部材の一例)
Claims (12)
- 洗浄液を付着させる付着対象の下側に配置され、該洗浄液を収容し、該洗浄液の上側に開口を有する容器と、
前記洗浄液を加熱する加熱部と、
前記容器に収容され且つ前記加熱部で加熱された洗浄液を振動させて、前記洗浄液の微液滴を生成する振動部と、
を備え、
前記加熱部は、
前記付着対象の温度よりも高い温度に前記洗浄液を加熱する
付着装置。 - 前記加熱部は、
前記洗浄液の沸点よりも低い温度に加熱する
請求項1に記載の付着装置。 - 前記加熱部は、
前記容器の内部に配置され、前記容器に収容された洗浄液を加熱する
請求項1又は2に記載の付着装置。 - 前記加熱部は、
前記容器の外部に配置されている
請求項1又は2に記載の付着装置。 - 前記加熱部は、
前記容器の外部から前記容器を介して、前記容器に収容された洗浄液を加熱する
請求項4に記載の付着装置。 - 前記加熱部は、前記洗浄液を前記容器の外部で加熱し、
前記加熱部で加熱された洗浄液を前記容器へ供給する供給部を備える
請求項4に記載の付着装置。 - 洗浄液を付着させる付着対象の下側に配置され、該洗浄液を収容し、該洗浄液の上側に開口を有する容器と、
前記洗浄液を加熱する加熱部と、
前記容器に収容され且つ前記加熱部で加熱された洗浄液を振動させて、前記洗浄液の微液滴を生成する振動部と、
前記容器に収容された洗浄液中に前記振動部を浮かせる浮き部と、
を備える付着装置。 - 洗浄液を付着させる付着対象の下側に配置され、該付着対象の温度よりも温度が高い洗浄液を収容し、該洗浄液の上側に開口を有する容器と、
前記容器に収容された洗浄液を振動させて、前記洗浄液の微液滴を生成する振動部と、
を備える付着装置。 - ノズルが形成された前記付着対象としてのノズル面に液滴が前記ノズルから染み出した後に、前記ノズル面に前記洗浄液の微液滴を付着させる
請求項1~8のいずれか1項に記載の付着装置。 - ノズルから液滴を吐出する吐出部と、
前記ノズルが形成された前記付着対象としてのノズル面に、前記洗浄液の微液滴を付着させる請求項1~9のいずれか1項に記載の付着装置と、
を備える吐出装置。 - ノズルから液滴を吐出する吐出部と、
前記ノズルが形成されたノズル面に洗浄液の微液滴を付着させる付着装置と、
前記洗浄液の微液滴が付着されたノズル面に接触して該ノズル面を払拭する払拭部材と、
を備え、
前記付着装置は、
前記ノズル面の下側に配置され、前記洗浄液を収容し、該洗浄液の上側に開口を有する容器と、
前記洗浄液を加熱する加熱部と、
前記容器に収容され且つ前記加熱部で加熱された洗浄液を振動させて、前記洗浄液の微液滴を生成する振動部と、
を有する
吐出装置。 - ノズルから液滴を吐出する吐出部と、
前記ノズルが形成されたノズル面に洗浄液の微液滴を付着させる付着装置と、
前記吐出部の温度を検出する検出部、
を備え、
前記付着装置は、
前記ノズル面の下側に配置され、前記洗浄液を収容し、該洗浄液の上側に開口を有する容器と、
前記検出部が検出した温度よりも高い温度に前記洗浄液を加熱する加熱部と、
前記容器に収容され且つ前記加熱部で加熱された洗浄液を振動させて、前記洗浄液の微液滴を生成する振動部と、
を有する
吐出装置。
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JP2017185237A JP7006084B2 (ja) | 2017-09-26 | 2017-09-26 | 付着装置及び吐出装置 |
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JP2016022696A (ja) | 2014-07-23 | 2016-02-08 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置及び液体噴射装置のメンテナンス方法 |
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