JP7005911B2 - 受電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、受電装置に関する。
給電装置より電力を受給する受給装置が知られている。例えば特許文献1に、この種の受電装置の具体的構成が記載されている。
特許文献1には、給電装置との接続ケーブルの配線抵抗によって適正な電力を受給できない不具合を解消するため、入力電圧や入力電流の検出を行い、その検出信号に基づいて給電装置より供給される電力を制御する受電装置が記載されている。
特開2008-59145号公報
近年、例えばUSB(Universal Serial Bus)-PD(Power Delivery)など、給電装置から受電装置への供給電力を適宜変更することができるインタフェース規格が知られている。この種のインタフェース規格では、これまでの規格と比べて電流値の大きな電力を給電装置から受電装置に供給することが可能となっている。
しかし、給電装置から受電装置に電流値の大きな電力が供給される場合、接続ケーブルの配線抵抗による損失(発熱や電圧降下)が大きいという問題が指摘される。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、接続ケーブルの配線抵抗による損失を考慮した適正な動作を行うことができる受電装置を提供することである。
本発明の一実施形態に係る受電装置は、受電経路を介して給電装置と接続される装置であり、受電経路における損失を測定する測定手段と、測定された損失に基づいて給電装置より受電する受電電力を電力効率が上昇する電力に設定する設定手段とを備える。
本発明の一実施形態によれば、接続ケーブルの配線抵抗による損失を考慮した適正な動作を行うことができる受電装置が提供される。
本発明の一実施形態に係る電力供給システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る電力供給システムに備えられる給電装置と受電装置との接続部周りの構成を模式的に示す図である。 本発明の実施例1において受電装置により実行される電力管理に関するフローチャートを示す図である。 本発明の実施例2において受電装置により実行される電力管理に関するフローチャートを示す図である。 本発明の実施例3において受電装置により実行される電力管理に関するフローチャートを示す図である。 本発明の実施例4において受電装置により実行される電力管理に関するフローチャートを示す図である。 本発明の実施例5において受電装置により実行される電力管理に関するフローチャートを示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る電力供給システムについて図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電力供給システム1の構成を示すブロック図である。電力供給システム1は、少なくとも2台の機器から構成される。図1の例では、電力供給システム1は、機器10及び機器20から構成される。
電力供給システム1を構成する機器10、20は、機器同士の通信の結果に応じて電力供給や電力受給を行うことができるものであり、例示的には、USB-PD(Power Delivery)に対応した機器である。
機器10、20の具体例としては、デジタル一眼レフカメラ、ミラーレス一眼カメラ、コンパクトデジタルカメラ、ビデオカメラ、監視カメラ、カムコーダ、デスクトップPC、ノートPC、タブレット端末、PHS(Personal Handy phone System)、スマートフォン、スマートウォッチ、フィーチャフォン、ゲーム機、音楽プレイヤ、TV、カーナビゲーション、プロジェクタ、プリンタやストレージ等の各種周辺機器、ストロボ、GPSユニット、外付けファインダ等の各種アクセサリ等が挙げられる。
機器10、20はデュアルロールデバイスであるため、給電装置(プロバイダ)にも受電装置(コンシューマ)にもなり得る。本実施形態では、便宜上、機器10を、機器20に電力を供給する給電装置とし、機器20を、機器10より電力を受給する受電装置として説明を行う。以下、機器10を「給電装置10」と記し、機器20を「受電装置20」と記す。また、本実施形態では、便宜上、機器特有の構成(例えば、デジタル一眼レフカメラでは固体撮像素子や撮影レンズ、PCではモニタディスプレイやHDD、ストロボでは閃光ランプやトリガ回路等)や、ハウジング等の一般的な構成であって、説明を省略しても差し支えないものについては、その図示及び説明を適宜省略又は簡略する。
なお、機器10、20はデュアルロールデバイスでなく、例えば、機器10がプロバイダのみの機能を有し、機器20がコンシューマのみの機能を有する構成としてもよい。
図1に示されるように、給電装置10は、CPU(Central Processing Unit)100、電源回路110、バッテリ120(充電式電池)、USBコネクタ130、メモリ140及びUI(User Interface)150を備えている。
UI150には、電源スイッチやモード設定スイッチなど、ユーザが給電装置10を操作するための各種の操作手段が含まれる。一例として、ユーザにより電源スイッチが押されると、電源回路110が給電装置10の各部に電源を供給する。なお、電源回路110への電力供給源は、例えばバッテリ120や商用電源である。給電装置10は、基本的にバッテリ120からの供給電力で動作するが、商用電源に接続されたときには、商用電源からの供給電力による動作に切り替わる。
CPU100は、メモリ140にアクセスして制御プログラムを読み出してワークエリアにロードし、ロードされた制御プログラムを実行することにより、給電装置10全体の制御を統括的に行う。
USBコネクタ130は、USB-PD規格に準拠したコネクタであり、例えばUSB Type-Cコネクタである。USBコネクタ130にはUSBケーブル30の一端が接続される。USBケーブル30は、USB-PD規格に準拠したケーブルであり、例えばUSB Type-Cケーブルである。
図1に示されるように、受電装置20は、CPU200、電源回路210、バッテリ220(充電式電池)、USBコネクタ230、メモリ240及びUI250を備えている。なお、受電装置20については、便宜上、給電装置10と重複する部分の説明を適宜簡略又は省略する。
受電装置20が例えばデジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラ等の撮影装置である場合、CPU200は、レリーズスイッチが押されると、AE制御及びAF制御に基づいて適正な露出及びピントでの撮像処理を実行し、撮影画像データを生成して記録する。
USBコネクタ230は、USB-PD規格に準拠したコネクタであり、例えばUSB Type-Cコネクタである。USBコネクタ230にはUSBケーブル30の他端が接続される。
図2に、給電装置10と受電装置20との接続部周りの構成を模式的に示す。具体的には、図2には、USBケーブル30、USBコネクタ130及びUSBコネクタ130の後段に位置する給電装置10内の一部の回路、並びにUSBコネクタ230及びUSBコネクタ230の後段に位置する受電装置20内の一部の回路が示される。
図2に示されるように、USBケーブル30内には、電力供給ラインとして、給電装置10のVBUS端子P10と受電装置20のVBUS端子P20とを接続するVBUSライン及び給電装置10のGND端子P12と受電装置20のGND端子P22とを接続するGNDラインが設けられている。
また、USBケーブル30内には、機器間の接続を認識するためのラインとして、cc(Configuration Channel)ラインが設けられている。
USBコネクタ130及び230は、USB Type-Cコネクタであるため、相反する二つの向きでリバーシブルに接続可能となっている。リバーシブルな接続を可能とする必要上、USBコネクタ130、230の各コネクタには、cc端子が一対設けられている。一方の向きで接続されたときには、一例として、ccラインを介して一方のcc端子P14a、P24a同士が接続され、他方の向きで接続されたときには、一例として、ccラインを介して他方のcc端子P14b、P24b同士が接続される。各機器10、20では、ccラインを介して接続されたCC端子の組合せからUSBコネクタ130と230との接続向きが検知される。
cc端子P14a、P14bには、それぞれ、プルアップ抵抗Rpa、Rpbが接続されている。cc端子P24a、P24bには、それぞれ、プルダウン抵抗Rda、Rdbが接続されている。図2においては、ccラインを介して給電装置10のcc端子P14aと受電装置20のcc端子P24aとが接続されている。そのため、プルアップ抵抗Rpa及びプルダウン抵抗Rdaによる分圧によってcc端子P14a及びcc端子P24aの電位が変化する。これにより、給電装置10は受電装置20の接続を検知し、受電装置20は給電装置10の接続を検知することができる。
補足すると、各cc端子P14a、P14bは、給電装置10がデュアルロールデバイスであることから、各cc端子P14a、P14bとプルアップ抵抗及びプルダウン抵抗との間に設けられた切替スイッチの動作により、一方の抵抗に周期的かつ交互に接続される。各cc端子P24a、P24bも同じく、受電装置20がデュアルロールデバイスであることから、各cc端子P24a、P24bとプルアップ抵抗及びプルダウン抵抗との間に設けられた切替スイッチの動作により、一方の抵抗に周期的かつ交互に接続される。
各装置においてcc端子とプルアップ/プルダウン抵抗との接続が周期的かつ交互に切り替わるため、給電装置10と受電装置20とがUSBケーブル30を介して接続されたタイミングにより、プロバイダ(電力を供給するソース機能を持つデバイスであり、cc端子がプルアップ抵抗に接続されたもの)とコンシューマ(電力を受給するシンク機能を持つデバイスであり、cc端子がプルダウン抵抗に接続されたもの)とが暫定的に決まる。暫定的に決まったプロバイダとコンシューマは、任意に入れ替えることができる。ここでは、上述した通り、機器10がプロバイダ(給電装置)に設定され、機器20がコンシューマ(受電装置)に設定される前提で説明を行う。
また、USBケーブル30内には、給電装置10の通信端子(D+、D-)P16と受電装置20の通信端子(D+、D-)P26とを接続するデータ通信ラインが設けられている。なお、D+端子とD-端子は別々の端子であるが、ここでは便宜上1つの端子として示している。
従って、受電装置20は、以上の各ライン(USBケーブル30)を介して接続された給電装置10から電力を受給することができ、また、給電装置10との間で相互通信を行うことができる。
ccラインを介して装置同士の接続が検知されると、給電装置10から受電装置20にVBUSラインを介して電源電圧(5V)が供給される。その後のネゴシエーションにより、VBUSラインによる供給電力が適宜変更される。給電装置10から受電装置20には、ネゴシエーションによって決まるプロファイル(供給可能な電圧と最大電流との組み合わせ)に従った電力供給が行われる。
アクティブデバイスを搭載したE-Markedケーブルが知られている。E-Markedケーブルでは、最大100Wの送電が可能である。一方、アクティブデバイスを搭載しないパッシブケーブルでは、基本的には、60Wの送電が限度である。品質の低いパッシブケーブルでは、損失(発熱や電圧降下)が大きすぎて、60Wを正常に送電できない虞もある。また、E-Markedケーブルであっても、経年劣化や物理的なストレスによる断線等によりVBUSラインの抵抗値が上がると、損失(発熱や電圧降下)が大きくなってしまう。
そこで、本実施形態に係る受電装置20は、この種の損失を考慮して適正な動作を行えるように構成されている。以下においては、受電装置20の動作例を5つ説明する。
《実施例1》
図3は、本発明の実施例1においてCPU200により実行される電力管理に関するフローチャートを示す。図3のフローチャートは、例えば、受電装置20の電源がオンされたときに実行が開始される。
[図3のS11(プロバイダの接続検知)]
本処理ステップS11では、cc端子P24aのモニタ結果に基づいてプロバイダ(給電装置10)の接続が検知されたか否かが判定される。USBケーブル30を介して給電装置10に受電装置20が接続されると、各装置のプルアップ抵抗及びプルダウン抵抗による分圧によってcc端子P24aの電位が変化する。これにより、給電装置10の接続が検知される。給電装置10から受電装置20には、VBUSラインを介して電源電圧(5V)が入力される。
[図3のS12(トランジスタS1のオン)]
本処理ステップS12は、処理ステップS11(プロバイダの接続検知)にて給電装置10の接続が検知されたと判定された場合(S11:YES)に実行される。ここで、図1に示されるように、受電装置20には、VBUS端子P20の後段にトランジスタS1が設けられている。VBUS端子P20とトランジスタS1との間には負荷抵抗Rが設けられている。本処理ステップS12では、トランジスタS1がオンされる。
[図3のS13(電圧Vの測定)]
本処理ステップS13では、負荷抵抗Rにおける電圧V(負荷抵抗RのVBUS端子P20側の電位)が測定される。USBケーブル30(VBUSライン)における損失(電圧降下)が大きいほど、測定される電圧Vの値が小さくなり、VBUSラインにおける損失が小さいほど、測定される電圧Vの値が大きくなる。従って、電圧Vを測定することにより、USBケーブル30の状態を把握することが可能となる。
[図3のS14(電圧Vの判定)]
本処理ステップS14では、処理ステップS13(電圧Vの測定)にて測定された電圧Vが所定値以下か(言い換えると、VBUSラインにおける損失が所定の許容値を超えるか)否かが判定される。
なお、電圧Vを基にVBUSラインにおける損失(電圧降下)を計算し、計算された電圧降下からVBUSラインの抵抗値を計算することができる。そのため、本処理ステップS14において判定基準が電圧VからVBUSラインの抵抗値に代えられてもよい。
[図3のS15(警告の通知)]
本処理ステップS15は、処理ステップS14(電圧Vの判定)にて電圧Vが所定値以下と判定された場合(S14:YES)に実行される。本処理ステップS15では、所定の警告がユーザに通知される。
警告内容としては、損失(発熱、電圧降下)が大きいことを理由にUSBケーブル30の交換を推奨するものが例示として挙げられる。警告の方法としては、受電装置20の表示モニタにメッセージを表示するものや、受電装置20の内蔵スピーカでメッセージを再生するものが例示として挙げられる。
なお、USBケーブル30の発熱に伴う不具合の発生を抑えるため、警告通知後に受電装置20の動作が停止されてもよい。
[図3のS16(ネゴシエーション)]
本処理ステップS16は、処理ステップS14(電圧Vの判定)にて電圧Vが所定値を上回る(言い換えると、VBUSラインにおける損失が所定の許容値内である)と判定された場合(S14:NO)に実行される。本処理ステップS16では、給電装置10との間でネゴシエーションが実行され、ネゴシエーションによって決まるプロファイルに従った電力受給が行われる。
例示的には、給電装置10は、受電装置20に対して給電能力(Capability)を通知する。給電能力(Capability)を受けた受電装置20は、給電能力(Capability)にて通知された複数種類のプロファイルの中から1つのプロファイルを選択し、選択されたプロファイルの給電要求(Request)を給電装置10に返す。給電要求(Request)を受けた給電装置10は、給電要求(Request)に従った給電許可(Accept)及び給電準備完了(PS_RDY)を受電装置20に通知する。VBUS端子P10への出力電圧は、給電要求(Request)に従って5Vから適宜変更される。ネゴシエーションが完了すると、給電装置10から受電装置20に給電要求(Request)に従った電力が供給される。
ネゴシエーションによって電流値の高いプロファイルが選択されるほどVBUSラインにおける損失が増大する。そこで、本実施例1では、VBUSラインにおける損失が所定の許容値を超える場合には、ネゴシエーションを実行しない。そのため、電流値の高いプロファイルに従った電力供給が行われることによってVBUSラインにおける損失が過大になるという問題が避けられる。また、ネゴシエーションを実行しないことにより、処理負荷を軽減すると共に所定の警告をユーザに迅速に通知することができる。
《実施例2》
図4は、本発明の実施例2においてCPU200により実行される電力管理に関するフローチャートを示す。以降の各実施例においては、便宜上、実施例1と重複する部分の説明を適宜簡略又は省略する。
[図4のS21~S23]
図3の処理ステップS11~S13と同様に、処理ステップS21(プロバイダの接続検知)、処理ステップS22(トランジスタS1のオン)及び処理ステップS23(電圧Vの測定)が実行される。
[図4のS24(電圧Vの第一の閾値判定)]
受電装置20は、通常モード又は省電力モードで動作可能となっている。省電力モードは、通常モードよりも電力消費の少ない動作モードである。省電力モード時は、通常モード時に対して一部の機能が制限されたり動作速度が低下されたりする。ここでは、初期的には通常モードに設定されているものとする。本処理ステップS24では、電圧Vが第一の閾値以上か否かが判定される。
電圧Vが第一の閾値以上ある場合、通常モードによる動作を行うのに適した電力がVBUSラインから受電装置20に供給されている状態にある。通常モードによる動作を行うのに適した電力とは、例えば、通常モードによる動作を行うのに必要な最低限の電力や、通常モードによる動作を行うのに十分な電力(必要最低限の電力よりも所定値以上高い電力)である。
[図4のS25(電圧Vの第二の閾値判定)]
本処理ステップS25は、処理ステップS24(電圧Vの第一の閾値判定)にて電圧Vが第一の閾値未満と判定された場合(S24:NO)に実行される。本処理ステップS25では、電圧Vが第一の閾値よりも低い第二の閾値以上か否かが判定される。
電圧Vが第二の閾値以上ある場合、省電力モードによる動作を行うのに適した電力がVBUSラインから受電装置20に供給されている状態にある。省電力モードによる動作を行うのに適した電力とは、例えば、省電力モードによる動作を行うのに必要な最低限の電力や、省電力モードによる動作を行うのに十分な電力(必要最低限の電力よりも所定値以上高い電力)である。
[図4のS26(警告の通知)]
本処理ステップS26は、処理ステップS25(電圧Vの第二の閾値判定)にて電圧Vが第二の閾値未満と判定された場合(S25:NO)に実行される。本処理ステップS26では、所定の警告がユーザに通知される。警告内容としては、損失(発熱、電圧降下)が大きいことを理由にUSBケーブル30の交換を推奨するものや、損失や大きすぎて通常モードでも省電力モードでも正常に動作できない可能性があることをユーザに通知するものが例示として挙げられる。
[図4のS27(省電力モードへの切替)]
本処理ステップS27は、処理ステップS25(電圧Vの第二の閾値判定)にて電圧Vが第二の閾値以上と判定された場合(S25:YES)に実行される。本処理ステップS27では、動作モードが通常モードから省電力モードに切り替えられる。動作モードが省電力モードに切り替えられたことは、表示や音声によってユーザに通知されてもよい。
[図4のS28(ネゴシエーション)]
本処理ステップS28は、処理ステップS24(電圧Vの第一の閾値判定)にて電圧Vが第一の閾値以上と判定された場合(S24:YES)又は処理ステップS25(電圧Vの第二の閾値判定)にて電圧Vが第二の閾値以上と判定された場合(S25:YES)に実行される。すなわち、前者は、受電装置20が通常モードで動作する場合であり、後者は、受電装置20が省電力モードで動作する場合である。
本処理ステップS28では、給電装置10との間でネゴシエーションが実行され、ネゴシエーションによって決まるプロファイルに従った電力受給が行われる。
本実施例2において、受電装置20は、VBUSラインにおける損失を考慮して適正な動作モード(通常モード又は省電力モード)で動作することができる。
《実施例3》
図5は、本発明の実施例3においてCPU200により実行される電力管理に関するフローチャートを示す。
[図5のS31(プロバイダの接続検知)]
図3の処理ステップS11(プロバイダの接続検知)と同様に、処理ステップS31(プロバイダの接続検知)が実行される。
[図5のS32(ネゴシエーション)]
本処理ステップS32は、処理ステップS31(プロバイダの接続検知)にて給電装置10の接続が検知されたと判定された場合(S31:YES)に実行される。本処理ステップS32では、電圧Vの測定に先行してネゴシエーションが実行され、ネゴシエーションによって決まるプロファイルに従った電力受給が行われる。
[図5のS33(トランジスタS1のオン)]
本処理ステップS33では、トランジスタS1がオンされる。
[図5のS34(電圧Vの測定)]
本処理ステップS34では、電圧Vが測定される。
[図5のS35(電圧Vの判定)]
本処理ステップS35では、処理ステップS34(電圧Vの測定)にて測定された電圧Vが所定値以下か否かが判定される。
[図5のS36(警告の通知)]
本処理ステップS36は、処理ステップS35(電圧Vの判定)にて電圧Vが所定値以下と判定された場合(S35:YES)に実行される。本処理ステップS36では、図3の処理ステップS15(警告の通知)と同様の警告がユーザに通知される。一方、処理ステップS35(電圧Vの判定)にて電圧Vが所定値を上回ると判定された場合(S35:NO)、VBUSラインにおける損失が問題ないレベルであるため、特に警告が通知されることなく本フローチャートの処理が完了する。
本実施例3では、ネゴシエーションの実行後に電圧Vが測定される。そのため、ネゴシエーションによって決まったプロファイル(受電装置20側で所望されるプロファイル)で送電が行われているときのVBUSラインにおける損失が測定される。このような測定結果を用いることにより、処理ステップS35(電圧Vの判定)では、より実用に即した(実際に使用されるプロファイルでの送電時における)閾値判定が行われることとなる。
《実施例4》
図6は、本発明の実施例4においてCPU200により実行される電力管理に関するフローチャートを示す。
[図6のS41~S44]
図5の処理ステップS31~S34と同様に、処理ステップS41(プロバイダの接続検知)、処理ステップS42(ネゴシエーション)、処理ステップS43(トランジスタS1のオン)及び処理ステップS44(電圧Vの測定)が実行される。
[図6のS45~S48]
図4の処理ステップS24~S27と同様に、処理ステップS45(電圧Vの第一の閾値判定)、処理ステップS46(電圧Vの第二の閾値判定)、処理ステップS47(警告の通知)及び処理ステップS48(省電力モードへの切替)が実行される。
本実施例4においてもネゴシエーションの実行後に電圧Vが測定される。そのため、受電装置20は、ネゴシエーションによって決まったプロファイル(受電装置20側で所望されるプロファイル)で送電が行われているときのVBUSラインにおける損失を考慮して適正な動作モード(通常モード又は省電力モード)で動作することができる。
《実施例5》
図7は、本発明の実施例5においてCPU200により実行される電力管理に関するフローチャートを示す。
[図7のS51~S52]
図3の処理ステップS11~S12と同様に、処理ステップS51(プロバイダの接続検知)及び処理ステップS52(トランジスタS1のオン)が実行される。
[図7のS53(抵抗値Rcの算出)]
本処理ステップS53では、電圧Vが測定され、電圧Vを基に5V送電時におけるVBUSラインにおける損失(電圧降下)が計算され、計算された電圧降下からVBUSラインの抵抗値Rcが計算される。
[図7のS54(ネゴシエーション)]
本処理ステップS54では、ネゴシエーションが実行され、ネゴシエーションによって決まるプロファイルに従った電力受給が行われる。以下、説明の便宜上、ネゴシエーションによって決まったプロファイルを「動作可能プロファイル」と記す。
[図7のS55(第一の閾値判定)]
USB-PD規格では、動作可能プロファイルの最大電力内であれば、電圧や電流をある程度自由に設定変更することができる。本実施例5では、設定A(電圧:低、電流:高)、設定B(電圧:中、電流:中)及び設定C(電圧:高、電流:低)に設定できるものとする。
本処理ステップS55では、電圧が最も低い設定A(電圧:低、電流:高)の電流値と処理ステップS53(抵抗値Rcの算出)にて算出された抵抗値Rcとが乗算され、この乗算値が動作可能プロファイル適用時のVBUSラインにおける損失(電圧降下)の推定値(以下、「推定損失A」と記す。)として得られる。
設定Aは設定A~Cの中で電流値が最も高いため、推定損失Aも最も高い値となる。本処理ステップS55では、推定損失Aが所定の許容値内か否かが判定される。
[図7のS56(第二の閾値判定)]
本処理ステップS56は、処理ステップS55(第一の閾値判定)にて推定損失Aが所定の許容値を超えると判定された場合(S55:NO)に実行される。本処理ステップS56では、電圧が中程度の設定B(電圧:中、電流:中)の電流値と処理ステップS53(抵抗値Rcの算出)にて算出された抵抗値Rcとが乗算され、この乗算値が動作可能プロファイル適用時のVBUSラインにおける損失(電圧降下)の推定値(以下、「推定損失B」と記す。)として得られる。
設定Bは設定A~Cの中で電流値が中程度であるため、推定損失Bも中程度の値となる。本処理ステップS56では、推定損失Bが所定の許容値内か否かが判定される。
[図7のS57(第三の閾値判定)]
本処理ステップS57は、処理ステップS56(第二の閾値判定)にて推定損失Bが所定の許容値を超えると判定された場合(S56:NO)に実行される。本処理ステップS57では、電圧が最も高い設定C(電圧:高、電流:低)の電流値と処理ステップS53(抵抗値Rcの算出)にて算出された抵抗値Rcとが乗算され、この乗算値が動作可能プロファイル適用時のVBUSラインにおける損失(電圧降下)の推定値(以下、「推定損失C」と記す。)として得られる。
設定Cは設定A~Cの中で電流値が最も低いため、推定損失Cも最も低い値となる。本処理ステップS57では、推定損失Cが所定の許容値内か否かが判定される。
[図7のS58(警告の通知)]
本処理ステップS58は、処理ステップS57(第三の閾値判定)にて推定損失Cが所定の許容値を超えると判定された場合(S57:NO)に実行される。本処理ステップS58では、図3の処理ステップS15(警告の通知)と同様の警告がユーザに通知される。
[図7のS59(電力変更の要求)]
本処理ステップS59は、
(1)処理ステップS55(第一の閾値判定)にて推定損失Aが所定の許容値内であると判定された場合(S55:YES)、
(2)処理ステップS56(第二の閾値判定)にて推定損失Bが所定の許容値内であると判定された場合(S56:YES)、
(3)処理ステップS57(第三の閾値判定)にて推定損失Cが所定の許容値内であると判定された場合(S57:YES)、
に実行される。
・上記(1)の場合
本処理ステップS59では、設定A(電圧:低、電流:高)の電力を受給すべく、給電装置10に要求が送られる。これにより、設定Aの電力が受給可能となる。設定Aの電力を既に受給している場合には、本要求が行われることなく本フローチャートの処理が終了する。
一般に、受電装置20に対する入力電圧が高いほどVBUS端子P20と他の端子とが短絡したことによって生じる不具合が問題となりやすい。また、受電装置20での必要電圧に対して入力電圧が高いほど電力効率が低下する。言い換えると、必要電圧と入力電圧との差が小さいほど電力効率が高くなる。すなわち、設定Aは、効率が最も高い電力設定である。そのため、上記(1)の場合、VBUSラインにおける損失が許容値に収まると共に高い電力効率(電力効率の上昇)が達成される。また、VBUS端子P20と他の端子との短絡等も発生し難くなる。
・上記(2)の場合
本処理ステップS59では、設定B(電圧:中、電流:中)の電力を受給すべく、給電装置10に要求が送られる。これにより、設定Bの電力が受給可能となる。設定Bの電力を既に受給している場合には、本要求が行われることなく本フローチャートの処理が終了する。
・上記(3)の場合
本処理ステップS59では、設定C(電圧:高、電流:低)の電力を受給すべく、給電装置10に要求が送られる。これにより、設定Cの電力が受給可能となる。設定Cの電力を既に受給している場合には、本要求が行われることなく本フローチャートの処理が終了する。上記(3)の場合、設定A~Cの中で電流値が最も低いため、VBUSラインにおける損失が最小限に抑えられる(損失が従前よりも減少する)。
上記においては、電力効率を優先するため、設定A、B、Cの順で閾値判定が行われている。別の実施形態では、VBUSラインにおける損失低減を優先するため、設定C、B、Aの順で閾値判定が行われてもよい。
ここで、電力効率について補足する。給電装置10が受電装置20に送る電力をPとし、電源回路110における変換効率をηpとし、電源回路210における変換効率をηcとし、VBUSラインの抵抗値をRcとし、電流値をIとした場合に、電力供給システム1全体のトータル損失は次式で示される。なお、電源回路110及び210の変換効率は、入力電圧や出力電圧/電流に応じて変化する。
トータル損失=P/ηp-(P-RcI)×ηc
例えば本実施例5においてトータル損失が推定できる場合、受電装置20は、電力供給システム1全体の省電力化を達成すべく、設定A~Cの中でトータル損失が最も小さくなるものを選択して電力受給を行ってもよい。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施形態等又は自明な実施形態等を適宜組み合わせた内容も本願の実施形態に含まれる。
上記の実施形態においては、負荷抵抗Rが1つしか設けられていないが、別の実施形態では、プロファイル(電圧・電流)に対応して複数の負荷抵抗Rが設けられていてもよい。複数の負荷抵抗Rは例えば並列に接続されており、異なる負荷抵抗Rがプロファイルに応じて選択的にVBUS端子P20と接続される。
1 電力供給システム
10 給電装置
20 受電装置
30 USBケーブル
100 CPU
110 電源回路
120 バッテリ
130 USBコネクタ
140 メモリ
150 UI
200 CPU
210 電源回路
220 バッテリ
230 USBコネクタ
240 メモリ
250 UI

Claims (3)

  1. 受電経路を介して給電装置と接続される受電装置において、
    前記受電経路における損失を測定する測定手段と、
    測定された損失に基づいて前記給電装置より受電する受電電力を電力効率が上昇する電力に設定する設定手段と、
    を備え
    前記給電装置と前記受電装置を備える電力供給システムのトータル損失は、前記給電装置が前記受電装置に送る電力をPとし、前記給電装置の電源回路における変換効率をηpとし、前記受電装置の電源回路における変換効率をηcとし、前記給電装置から前記受電装置への電力供給ラインであるV BUS ラインの抵抗値をRcとし、電流値をIとした場合に次式で示され、
    トータル損失=P/ηp-(P-RcI )×ηc
    前記設定手段は、
    前記給電装置とのネゴシエーションによりプロファイルを決定し、
    電圧と電流の設定パターンであって、前記プロファイルの最大電力内で選択可能な複数の設定パターンの中から、前記トータル損失が最も小さくなる設定パターンを選択し、
    選択された設定パターンの電圧と電流をもつ電力を前記受電電力として設定する、
    受電装置。
  2. 前記測定手段により所定の許容値を超える損失が測定されたことを報知する報知手段
    を更に備える、
    請求項1に記載の受電装置。
  3. 前記測定手段により測定された損失に基づいて通常モード又は前記通常モードよりも電力消費の少ない省電力モードで動作するかを決定するモード決定手段
    を更に備える、
    請求項1又は請求項2に記載の受電装置。
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