JP7004837B2 - 空気調和システム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和システム100の構成を示す模式図である。
まず始めに、本実施の形態1に係る空気調和システム100の構成について説明する。
次に、本実施の形態1に係る空気調和システム100の内部処理構成について説明する。
以下、本実施の形態1に係る空気調和システム100の携帯端末部6にて、室内機部2のグループ設定を行う処理を、図3および図4を用いて説明する。
空調機運転管理部15は、空調機操作入力部16からユーザーIDの入力を受け付けたら、ユーザーIDに関する情報に基づいて、ユーザーが管理者かどうかを判定する。なお、ユーザーIDに関する情報は、空調機運転管理部15に記憶されている。空調機運転管理部15が、ユーザーが管理者であると判定した場合(YES)、ステップS502の処理に移行する。一方、空調機運転管理部15が、ユーザーが管理者ではないと判定した場合(NO)、ステップS507の処理に移行する。なお、ユーザーIDに関する情報は、空調機運転管理部15以外の記憶手段に記憶されていてもよい。
空調機運転管理部15は、グループがあらかじめ設定されているどうかを判定する。ここで、グループとは、まとめて設定操作される対象となる室内機部2の群である。図4に示すように、例えばグループ1に属する室内機部2が2台ある場合、グループ1が選択され、そのグループ1に対して運転開始の操作が行われたら、グループ1に属する2台の室内機部2全てに対して運転開始コマンドが送信される。なお、グループ情報は、グループの番号とそのグループに属する室内機部2の無線通信部3の無線IDの情報とが紐づけられて空調機運転管理部15に記憶されている。空調機運転管理部15が、グループがあらかじめ設定されていると判定した場合(YES)、ステップS503の処理に移行する。一方、空調機運転管理部15が、グループがあらかじめ設定されていないと判定した場合(NO)、ステップS504の処理に移行する。なお、グループ情報は、空調機運転管理部15以外の記憶手段に記憶されていてもよい。
空調機運転管理部15は、空調機情報表示部17に、グループの再設定を行うか否かの入力をユーザーに促す表示をさせる。ユーザーが空調機操作入力部16からグループの再設定を行うか否かの入力を行った後、空調機運転管理部15は、空調機操作入力部16からグループの再設定を行う入力を受け付けたかどうかを判定する。空調機運転管理部15が、空調機操作入力部16からグループの再設定を行う入力を受け付けたと判定した場合(YES)、ステップS504の処理に移行する。一方、空調機運転管理部15が、空調機操作入力部16からグループの再設定を行わない入力を受け付けたと判定した場合(NO)、ステップS507の処理に移行する。
空調機運転管理部15は、空調機情報表示部17に、室内機部2の一覧を表示させるとともに、まとめて設定操作される対象となる室内機部2の選択、つまり、グループとして設定したい室内機部2の選択を促す表示をさせる。
空調機運転管理部15は、空調機操作入力部16から、グループとして設定したい室内機部2の選択が行われたか、つまり、グループ設定の入力を受け付けたかどうかを判定する。空調機運転管理部15が、空調機操作入力部16からグループ設定の入力を受け付けたと判定した場合(YES)、ステップS506の処理に移行する。一方、空調機運転管理部15が、空調機操作入力部16からグループ設定の入力を受け付けていないと判定した場合(NO)、グループ設定の入力を受け付けるまで待機する。
空調機運転管理部15は、グループの番号とそのグループに属する室内機部2の無線通信部3の無線IDの情報とを紐づけて自身に登録する。
空調機運転管理部15は、空調機操作入力部16から、グループまたは室内機部2に対する運転開始、運転停止、温度設定などの設定操作の入力、および、その設定操作の対象となるグループまたは室内機部2の選択を受け付けたかどうかを判定する。空調機運転管理部15が、空調機操作入力部16から設定操作等の入力を受け付けたと判定した場合(YES)、ステップS508の処理に移行する。一方、空調機運転管理部15が、空調機操作入力部16から設定操作等の入力を受け付けていないと判定した場合(NO)、設定操作の入力を受け付けるまで待機する。
空調機運転管理部15は、選択された室内機部2の無線通信部3、または、選択されたグループに登録されている無線IDを持つ室内機部2の無線通信部3の全てに対して、空調操作コマンドを送信する。ここで、空調操作コマンドは、空調運転を開始する運転開始コマンド、運転モード、設定温度、風向き、風強さなどを変更する設定変更コマンド、および、空調運転を停止する運転停止コマンドなどを含んでいる。
以下、本発明の実施の形態2について説明するが、実施の形態1と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
次に、本実施の形態2に係る空気調和システム100の携帯端末部6側にて、室内機部2を運転開始させるまでの処理を、図5を用いて説明する。
室内機部2の無線通信部3は、一定の電波強度で無線電波を発信している。なお、各無線通信部3は、同じ電波強度で無線電波を発信している。また、各無線通信部3は、各室内機部2の電源ON/OFFに限らず無線電波を発信する。そして、空調機運転管理部15は、空調機操作入力部16から運転開始の入力を受け付けたら、携帯側無線通信部9を使用して、室内機部2の無線通信部3から発信された無線電波の検知を開始する。さらに、空調機運転管理部15は、無線電波検知開始からの時間を測定開始する。
空調機運転管理部15は、無線電波検知開始からの時間が検知終了時間に達したかどうかを判定する。ここで、検知終了時間は、あらかじめ設定された時間であり、空調機運転管理部15が無線電波の検知を行う時間である。空調機運転管理部15が、無線電波検知開始からの時間が検知終了時間に達したと判定した場合(YES)、室内機部2の運転開始処理を終了する。一方、空調機運転管理部15が、無線電波検知開始からの時間が検知終了時間に達していないと判定した場合(NO)、無線電波の検知を継続する。
空調機運転管理部15は、無線電波を検知したら(YES)、ステップS104の処理に移行する。一方、空調機運転管理部15は、無線電波を検知していなかったら(NO)、室内機部2の運転開始処理を終了する。なお、空調機運転管理部15が無線電波を検知していなかった場合、操作できない結果となったことを携帯端末部6にポップアップなどで通知するようにしてもよい。あるいは、空調機運転管理部15が、空調機操作入力部16から操作終了の入力を受け付けるまで、無線電波を検知する処理を継続するようにしてもよい。
空調機運転管理部15は、検知した無線電波の送信元の無線通信部3の無線IDを確認するとともに、電波強度の測定を開始する。さらに、空調機運転管理部15は、無線電波検知開始からの時間の測定をリセットする。ここで、空調機運転管理部15は、電波強度のゆれを判定するため、複数回の測定結果から平均もしくは中央値を採用して、検知した無線電波の電波強度を決定する。
空調機運転管理部15は、ステップS104の処理において決定した検知した無線電波の電波強度が、あらかじめ設定された基準強度以上であるかどうかを判定する。ここで、基準強度は、例えば-70dBmである。また、電波強度をスマートフォンの電波表示のように段階(例えば0~5段階)で検知するような場合には、基準強度は、例えば3段階である。空調機運転管理部15が、検知した無線電波の電波強度が基準強度以上であるかと判定した場合(YES)、ステップS107の処理に移行する。一方、空調機運転管理部15が、検知した無線電波の電波強度が基準強度以上ではないと判定した場合(NO)、ステップS106の処理に移行する。
空調機運転管理部15は、基準強度に満たない電波強度を持つ室内機部2の無線通信部3の無線IDの情報を破棄または削除する。
空調機運転管理部15は、基準強度以上の電波強度を持つ室内機部2の無線通信部3の無線IDと電波強度の情報とを紐づけて自身に登録する。
空調機運転管理部15は、登録されている無線IDを持つ室内機部2の無線通信部3に対して、運転開始コマンドを送信する。
次に、本実施の形態2に係る空気調和システム100の室内機部2側の運転開始までの処理を、図6を用いて説明する。
室内機制御部11は、無線通信部3を使用して、携帯端末部6から運転開始コマンドを受信したかどうかを判定する。室内機制御部11が、携帯端末部6から運転開始コマンドを受信したと判定した場合(YES)、ステップS202の処理に移行する。一方、室内機制御部11が、携帯端末部6から運転開始コマンドを受信していないと判定した場合(NO)、検知するまで待機する。
室内機制御部11は、人感検知部4によって、室内機部2の空調対象空間にいる人を検知したかどうかを判定する。室内機制御部11が、室内機部2の空調対象空間にいる人を検知したと判定した場合(YES)、ステップS203の処理に移行する。一方、室内機制御部11が、室内機部2の空調対象空間にいる人を検知していないと判定した場合(NO)、ステップS201の処理に移行する。ここで、室内機部2の空調対象空間にいる人を検知したかどうかを判定しているのは、省エネのため、空調対象空間に人がいない室内機部2を、運転対象から除外するためである。なお、人感検知部4による、室内機部2の空調対象空間にいる人の検知は、電波強度の測定を開始する前に行ってもよい。
室内機制御部11は、室内機部2の運転を開始するとともに、有線通信回線部7を使用して室外機制御部14に運転開始コマンドを送信し、室外機部5を運転開始することによって、空調運転を実行する。
次に、本実施の形態2に係る空気調和システム100の携帯端末部6側にて、運転停止対象の室内機部2を運転停止させるまでの処理を、図7を用いて説明する。
空調機運転管理部15は、空調機操作入力部16から運転停止の入力を受け付けたら、自身に登録されている無線IDを読み出す。
空調機運転管理部15は、携帯側無線通信部9から、読み出した無線IDを持つ室内機部2の無線通信部3に対して、運転停止コマンドを送信する。
次に、本実施の形態2に係る空気調和システム100の運転停止対象となった室内機部2の運転停止までの処理を、図8を用いて説明する。
室内機制御部11は、無線通信部3を使用して、携帯端末部6から運転停止コマンドを受信したかどうかを判定する。室内機制御部11が、携帯端末部6から運転停止コマンドを受信したと判定した場合(YES)、ステップS402の処理に移行する。一方、室内機制御部11が、携帯端末部6から運転停止コマンドを受信していないと判定した場合(NO)、受信するまで待機する。
室内機制御部11は、室内機部2の運転を停止するとともに、有線通信回線部7を使用して室外機制御部14に運転停止コマンドを送信し、室外機部5を運転停止することによって、空調運転を停止する。
以下、本発明の実施の形態3について説明するが、実施の形態1および2と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1および2と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
以下、本実施の形態3に係る空気調和システム100の携帯端末部6側の室内機部2の運転開始までの処理を、図9を用いて説明する。
空調機運転管理部15は、登録されている無線IDと電波強度の情報とを比較して、同じ電波強度を持つ無線IDが存在する、または、あらかじめ設定された範囲内の電波強度を持つ無線IDが複数存在するかどうかを判定する。なお、この判定は、N番目付近に同じまたは互いに近い電波強度を持つ無線IDが複数存在するために、N番目が決まらない場合に行われるものである。つまり、この判定は、N番目付近以外であるN番目とは離れた順番で同じまたは互いに近い電波強度を持つ無線IDが存在する場合は、行われない。空調機運転管理部15が、同じ電波強度を持つ無線IDが存在する、または、あらかじめ設定された範囲内の電波強度を持つ無線IDが複数存在すると判定した場合(YES)、ステップS113の処理に移行する。一方、空調機運転管理部15が、同じ電波強度を持つ無線IDが存在しない、かつ、あらかじめ設定された範囲内の電波強度を持つ無線IDが複数存在しないと判定した場合(NO)、ステップS112の処理に移行する。ここで、あらかじめ設定された範囲内の電波強度は、例えば±5dBmである。つまり、-60dBmの電波強度を持つ無線IDと-55dBmの電波強度を持つ無線IDとが存在する場合は、あらかじめ設定された範囲内の電波強度を持つ無線IDが複数存在すると判定される。
空調機運転管理部15は、検知した無線電波を、電波強度が強い方から順位付けし、N番目以上の無線電波を発信している室内機部2の無線通信部3の無線IDと電波強度の情報とを紐づけて自身に登録する。
空調機運転管理部15は、同じ電波強度を持つ無線IDを持つ、または、あらかじめ設定された範囲内の電波強度を持つ無線IDを持つ室内機部2の無線通信部3に対して、出力する電波強度をあらかじめ設定された値だけ下げる電波強度変更コマンドを送信し、ステップS102の処理に移行する。ここで、無線電波は、距離に応じて減衰量が変わり、電波強度が低い方が距離による差が出やすい。そこで、無線通信部3から出力される無線電波の電波強度を下げることで、携帯端末部6から室内機部2までの距離の差を判定しやすくしている。なお、出力する電波強度をあらかじめ設定された値だけ下げる電波強度変更コマンドを送信する代わりに、出力する電波強度をあらかじめ設定された値だけ上げる電波強度変更コマンドを送信してもよい。また、電波強度変更の情報は、空調機運転管理部15に登録される。そして、例えば空調機運転管理部15は、空調操作コマンド送信後に、電波強度を変更した室内機部2の無線通信部3に対して、元の電波強度に戻す電波強度変更コマンドを送信する。
空調機運転管理部15は、登録されている無線IDを持つ室内機部2の無線通信部3に対して、運転開始コマンドを送信する。
以下、本実施の形態3に係る空気調和システム100の室内機部2側の運転開始までの処理を、図10を用いて説明する。
室内機制御部11は、無線通信部3を使用して、携帯端末部6からの運転開始コマンドを受信したかどうかを判定する。室内機制御部11が、携帯端末部6からの運転開始コマンドを受信したと判定した場合(YES)、ステップS214の処理に移行する。一方、室内機制御部11が、携帯端末部6からの運転開始コマンドを受信していないと判定した場合(NO)、ステップS212の処理に移行する。
室内機制御部11は、無線通信部3が電波強度変更コマンドを受信したかどうかを判定する。室内機制御部11が、無線通信部3が電波強度変更コマンドを受信したと判定した場合(YES)、ステップS213の処理に移行する。一方、室内機制御部11が、無線通信部3が電波強度変更コマンドを受信していないと判定した場合(NO)、ステップS211の処理に移行する。
室内機制御部11は、無線通信部3から出力される電波強度をあらかじめ設定された値だけ下げて、ステップS211の処理に移行する。
室内機制御部11は、人感検知部4によって、室内機部2の空調対象空間にいる人を検知したかどうかを判定する。室内機制御部11が、室内機部2の空調対象空間にいる人を検知したと判定した場合(YES)、ステップS215の処理に移行する。一方、室内機制御部11が、室内機部2の空調対象空間にいる人を検知していないと判定した場合(NO)、ステップS211の処理に移行する。
室内機制御部11は、室内機部2の運転を開始するとともに、有線通信回線部7を使用して室外機制御部14に運転開始コマンドを送信し、室外機部5を運転開始することによって、空調運転を実行する。
以下、本発明の実施の形態4について説明するが、実施の形態1~3と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1~3と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
以下、本実施の形態4に係る空気調和システム100の室内機部2側の運転開始までの処理を、図11を用いて説明する。
室内機制御部11は、人感検知部4によって、室内機部2の空調対象空間にいる人を検知したかどうかを判定する。室内機制御部11が、室内機部2の空調対象空間にいる人を検知したと判定した場合(YES)、ステップS222の処理に移行する。一方、室内機制御部11が、室内機部2の空調対象空間にいる人を検知していないと判定した場合(NO)、ステップS223の処理に移行する。
室内機制御部11は、無線通信部3から出力される電波強度をあらかじめ設定された値だけ上げる。これは、無線通信部3から出力される電波強度を上げることで、空調対象空間に人が存在する室内機部2を、運転対象として選ばれやすくするためである。なお、無線通信部3から出力される電波強度が、すでにあらかじめ設定された値だけ上がっている場合は、この処理をスキップする。
室内機制御部11は、すでに無線通信部3から出力される電波強度をあらかじめ設定された値だけ上げていた場合は、無線通信部3から出力される電波強度を元の値に戻す。これは、空調対象空間に人が存在しない室内機部2が、運転対象として選ばれやすくなるのを防ぐためである。
室内機制御部11は、無線通信部3を使用して、携帯端末部6からの運転開始コマンドを受信したかどうかを判定する。室内機制御部11が、携帯端末部6からの運転開始コマンドを受信したと判定した場合(YES)、ステップS225の処理に移行する。一方、室内機制御部11が、携帯端末部6からの運転開始コマンドを受信していないと判定した場合(NO)、ステップS221の処理に移行する。
室内機制御部11は、室内機部2の運転を開始するとともに、有線通信回線部7を使用して室外機制御部14に運転開始コマンドを送信し、室外機部5を運転開始することによって、空調運転を実行する。
以下、本発明の実施の形態5について説明するが、実施の形態1~4と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1~4と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
以下、本実施の形態5に係る空気調和システム100の携帯端末部6側にて、室内機部2を運転開始させるまでの処理を、図12を用いて説明する。
空調機運転管理部15は、携帯側無線通信部9が電波強度変更コマンドを受信したかどうかを判定する。ここで、電波強度変更コマンドは、後述するように、人感検知部4によって、空調対象空間にいる人を検知した室内機部2から、自身が運転対象として選ばれやすくするために、送信される。空調機運転管理部15が、携帯側無線通信部9が電波強度変更コマンドを受信したと判定した場合(YES)、ステップS122の処理に移行する。一方、空調機運転管理部15が、携帯側無線通信部9が電波強度変更コマンドを受信していないと判定した場合(NO)、ステップS105の処理に移行する。
空調機運転管理部15は、電波強度変更コマンドの送信元の無線通信部3の無線IDを確認し、その無線IDを持つ室内機部2以外の室内機部2の無線通信部3に対して、出力する電波強度をあらかじめ設定された値だけ下げる電波強度変更コマンドを送信し、ステップS102の処理に移行する。
以下、本実施の形態5に係る空気調和システム100の室内機部2側の運転開始までの処理を、図13を用いて説明する。
室内機制御部11は、人感検知部4によって、室内機部2の空調対象空間にいる人を検知したかどうかを判定する。室内機制御部11が、室内機部2の空調対象空間にいる人を検知したと判定した場合(YES)、ステップS232の処理に移行する。一方、室内機制御部11が、室内機部2の空調対象空間にいる人を検知していないと判定した場合(NO)、ステップS233の処理に移行する。
室内機制御部11は、携帯側無線通信部9に対して、他の室内機部2の無線通信部3から出力される電波強度をあらかじめ設定された値だけ下げる電波強度変更コマンドを送信する。これは、他の室内機部2の無線通信部3から出力される電波強度を下げて、自身の無線通信部3から出力される電波強度が相対的に上げることで、空調対象空間に人が存在する室内機部2を、運転対象として選ばれやすくするためである。なお、他の室内機部2の無線通信部3から出力される電波強度を下げる電波強度変更コマンドをすでに送信している場合は、この処理をスキップする。
室内機制御部11は、他の室内機部2の無線通信部3から出力される電波強度を下げる電波強度変更コマンドをすでに送信している場合は、携帯側無線通信部9に対して、他の室内機部2の無線通信部3から出力される電波強度を元に戻す電波強度変更コマンドを送信する。これは、空調対象空間に人が存在しない室内機部2が、運転対象として選ばれやすくなるのを防ぐためである。
室内機制御部11は、無線通信部3を使用して、携帯端末部6からの運転開始コマンドを受信したかどうかを判定する。室内機制御部11が、携帯端末部6からの運転開始コマンドを受信したと判定した場合(YES)、ステップS235の処理に移行する。一方、室内機制御部11が、携帯端末部6からの運転開始コマンドを受信していないと判定した場合(NO)、ステップS236の処理に移行する。
室内機制御部11は、室内機部2の運転を開始するとともに、有線通信回線部7を使用して室外機制御部14に運転開始コマンドを送信し、室外機部5を運転開始することによって、空調運転を実行する。
室内機制御部11は、無線通信部3が電波強度変更コマンドを受信したかどうかを判定する。室内機制御部11が、無線通信部3が電波強度変更コマンドを受信したと判定した場合(YES)、ステップS237の処理に移行する。一方、室内機制御部11が、無線通信部3が電波強度変更コマンドを受信していないと判定した場合(NO)、ステップS231の処理に移行する。
室内機制御部11は、人感検知部4によって、室内機部2の空調対象空間にいる人を検知したかどうかを判定する。室内機制御部11が、室内機部2の空調対象空間にいる人を検知したと判定した場合(YES)、ステップS231の処理に移行する。一方、室内機制御部11が、室内機部2の空調対象空間にいる人を検知していないと判定した場合(NO)、ステップS238の処理に移行する。
室内機制御部11は、無線通信部3から出力される電波強度をあらかじめ設定された値だけ下げて、ステップS231の処理に移行する。
以下、本発明の実施の形態6について説明するが、実施の形態1~5と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1~5と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
以下、本実施の形態6に係る空気調和システム100の携帯端末部6側にて、室内機部2を運転開始させるまでの処理を、図14および図15を用いて説明する。
空調機運転管理部15は、送信元の無線通信部3の無線IDおよび送信元の無線通信部3のアドレスを確認するとともに、電波強度(RSSI)の測定を開始する。さらに、空調機運転管理部15は、無線電波検知開始からの時間の測定をリセットする。ここで、空調機運転管理部15は、電波強度のゆれを判定するため、複数回の測定結果から平均もしくは中央値を採用して、検知した無線電波の電波強度を決定する。
空調機運転管理部15は、ステップS131の処理において決定した検知した無線電波の電波強度が、あらかじめ設定された基準強度以上であるかどうかを判定する。空調機運転管理部15が、検知した無線電波の電波強度が基準強度以上であるかと判定した場合(YES)、ステップS133の処理に移行する。一方、空調機運転管理部15が、検知した無線電波の電波強度が基準強度以上ではないと判定した場合(NO)、ステップS134の処理に移行する。
空調機運転管理部15は、室内機部2の無線通信部3のアドレスが、飛び番地のアドレスであるかどうかを判定する。空調機運転管理部15が、室内機部2の無線通信部3のアドレスが、飛び番地のアドレスであると判定した場合(YES)、ステップS134の処理に移行する。一方、空調機運転管理部15が、室内機部2の無線通信部3のアドレスが、飛び番地のアドレスではないと判定した場合(NO)、ステップS107の処理に移行する。
空調機運転管理部15は、基準強度に満たない電波強度を持つ、あるいは、飛び番地のアドレスを持つ室内機部2の無線通信部3の無線IDの情報を破棄する。
Claims (4)
- 無線電波を発信する無線通信部を有する複数の室内機部と、
各前記無線通信部と無線通信を行う携帯端末部と、を備え、
前記携帯端末部は、
ユーザーからの入力を受け付ける空調機操作入力部と、
ユーザーに情報を表示する空調機情報表示部と、
前記室内機部を制御する空調機運転管理部と、を備え、
前記空調機運転管理部は、ユーザーIDに関する情報を有し、
前記空調機情報表示部に、前記室内機部の一覧を表示させるとともに、まとめて設定操作される対象となる前記室内機部の選択を促す表示をさせ、前記空調機操作入力部から前記室内機部が選択されたら、選択された前記室内機部をグループとして設定し、
前記空調機操作入力部から、設定操作の入力、および、グループの選択を受け付けたら、選択されたグループに登録されている前記室内機部の前記無線通信部の全てに対して、空調操作コマンドを送信し、
前記ユーザーIDに関する情報に基づいて、前記空調機操作入力部から管理者のユーザーIDの入力を受け付けたら、前記空調機情報表示部に、前記室内機部の一覧を表示させるとともに、まとめて設定操作される対象となる前記室内機部の選択を促す表示をさせる
空気調和システム。 - 前記空調機運転管理部は、
前記ユーザーIDに関する情報に基づいて、前記空調機操作入力部から管理者のユーザーIDの入力を受け付けた場合において、
グループがあらかじめ設定されていたら、前記空調機情報表示部に、グループの再設定を行うか否かの入力をユーザーに促す表示をさせる
請求項1に記載の空気調和システム。 - 前記携帯端末部には、
前記空調機情報表示部に、前記室内機部の一覧を表示させるとともに、まとめて設定操作される対象となる前記室内機部の選択を促す表示をさせる処理と、前記空調機操作入力部から前記室内機部が選択されたら、選択された前記室内機部をグループとして設定する処理と、を実行させるためのアプリケーションプログラムがインストールされている
請求項1または2に記載の空気調和システム。 - 前記空調機運転管理部は、
前記空調操作コマンドを送信したら、設定されたグループを解除する
請求項1~3のいずれか一項に記載の空気調和システム。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2018/036579 WO2020066017A1 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | 空気調和システムおよびアプリケーションプログラム |
Publications (2)
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