JP7001034B2 - 虚像表示装置 - Google Patents

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Description

この明細書による開示は、虚像表示装置に関する。
従来、車両に搭載されるように構成され、投影部に表示光を投影することにより虚像を表示する虚像表示装置が知られている。特許文献1に開示の車両用表示装置は、光学部品としての偏向ミラー及びアクチュエータとしてのモータユニットを備えている。光学部品は、表示光を投影部へ導光し、その内部を貫通する回転軸まわりに回動することにより、向きを変更可能に形成されている。アクチュエータは、コネクティングロッドを介して、光学部品を引っ張る。コネクティングロッドの第1の端部は、ミラーホルダに連結されている。コネクティングロッドは、回転軸に垂直な方向に延在している。
特表2018-501510号公報
特許文献1のように、ミラーホルダに連結されたコネクティングロッドを軸方向と垂直な光学部品の回転方向に延在させた場合では、光学部品に対して、コネクティングロッドの延在方向にアクチュエータを配置する必要がある。このため、アクチュエータの配置自由度が低く、アクチュエータが虚像表示装置の他の部品と機械的又は光学的に干渉すること、合理的な配置ができずに無駄なスペースが生じること等が懸念されている。そして、車両への搭載性をさらに高める工夫が求められている。
開示されるひとつの目的は、車両への搭載に適した虚像表示装置を提供することにある。
ここに開示された態様は、車両(1)に搭載されるように構成され、投影部(3a)に表示光を投影することにより虚像を表示する虚像表示装置であって、
表示光を投影部へ導光する光学部品であって、内部を貫通する回転軸(A1)まわりに回動することにより、向きを変更可能に形成された光学部品(40)と、
光学部品のうち、回転軸から離間した軸外に配置された軸外部位(40b)に対して連結された連結アーム(60)と、
光学部品の向きを変更するように、連結アームを介して、軸外部位を回転軸の軸方向(AD1)とは異なる方向である引っ張り方向に引っ張るアクチュエータ(80)と、を備え、
光学部品の軸外部位及び連結アームのうち一方は、軸方向に沿った補助軸(A2)を設定し補助軸の周方向に沿って延伸する延伸溝(53)が形成された延伸溝体(50)を有し、
延伸溝は、補助軸の径方向外側を向く底面部(54)を有し、
光学部品の軸外部位及び連結アームのうち他方は、延伸溝に嵌った状態で、延伸溝体を挟み込むように、底面部において補助軸まわりの角度が互いに異なる位置に接触する一対の接触体(64a,64b)を有する。
このような態様によると、光学部品の軸外部位及び連結アームのうち一方に設けられた一対の接触体は、他方に設けられた延伸溝体の底面部において補助軸まわりの互いに角度が異なる位置に接触している。こうした連結アームと光学部品の軸外部位との結合形態では、アクチュエータが連結アームを介して軸外部位を引っ張ると、延伸溝体が一対の接触体により挟み込まれた状態で、光学部品が引っ張り方向に引っ張られて回動し、その向きが変更される。この際に、補助軸まわりに湾曲しつつ延伸した底面部上を、一対の接触体が補助軸まわりに滑るので、延伸溝体と一対の接触体との周方向における相対位置がずれる。一方、一対の接触体は、底面部を形成する延伸溝に嵌った状態なので、周方向に相対位置がずれても接触状態が維持されやすく、また、連結アームが捻じられるような方向への当該連結アームの回転は規制される。このように、光学部品の向きが円滑に変更されることで、虚像の表示形態を好適に調整可能となるので、虚像表示装置は、車両への搭載に求められる性能を発揮することができる。
さて、一対の接触体で延伸溝体を挟む態様では、連結アームが光学部材に対して少し傾いた方向から軸外部位に斜めに結合されたとしても、一対の接触体の底面部への接触状態を維持することが可能となっている。斜めの結合状態においても、一対の接触体を底面部上の補助軸まわりに滑らせながら、光学部品の軸外部位を引っ張ることが可能である。したがって、アクチュエータの配置に合わせた向きから連結アームを軸外部位に結合できるので、アクチュエータの配置自由度が高い。故に、アクチュエータを、他の部品への干渉を避けるように、また、無駄なスペースを生じさせないように、配置すること、又は、アクチュエータの配置の制約にとらわれずに光学性能を高めることが可能となる。以上により、車両への搭載に適した虚像表示装置を提供することができる。
なお、括弧内の符号は、後述する実施形態の部分との対応関係を例示的に示すものであって、技術的範囲を限定することを意図するものではない。
第1実施形態のHUD装置の車両への搭載状態を示す図である。 第1実施形態の各部材の配置例を示す図である。 第1実施形態の凹面鏡、連結アーム及びアーム支持体を示す斜視図である。 第1実施形態の延伸溝体の斜視図である。 図4の反対側から延伸溝体をみた斜視図である。 第1実施形態の延伸溝体の上面図である。 第1実施形態の連結アームの斜視図である。 第1実施形態の連結アームの上面図である。 第1実施形態の連結アームの側面図である。 第1実施形態の連結アームにおいて分岐部(図9のX部)を拡大して示す斜視図である。 図10のXI部をさらに拡大して示す斜視図である。 第1実施形態のアーム支持体において窪み部を示す図である。 第1実施形態において一対の接触体が延伸溝体を挟む状態を模式的に示す図である。 変形例1のうち一例における図13に対応する図である。 変形例1のうち他の一例における図14に対応する図である。 変形例4の分岐部を示す側面図である。
一実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本開示の第1実施形態による虚像表示装置は、図1に示すように、車両1としての自動車に搭載されるように構成され、当該車両1のインストルメントパネル2内に収容されているヘッドアップディスプレイ装置(以下、HUD装置)100である。ここで車両とは、自動車、鉄道車両の他、航空機、船舶、移動しないゲーム用筐体等の各種乗り物を含むように広義に解される。
HUD装置100は、車両1のウインドシールド3に設定された投影部3aへ向けて画像の表示光を投影する。これによりHUD装置100は、車両1の乗員により視認可能な虚像VRIを表示する。すなわち、投影部3aにて反射される表示光が、車両1の室内に設定された視認領域EBに到達する。これにより、インストルメントパネル2とは対向して配置される座席4に着座し、視認領域EBにアイポイントEPが位置する乗員は、当該表示光を虚像VRIとして知覚する。そして、乗員は、虚像VRIとして表示される各種情報を認識することができる。虚像表示される各種情報としては、例えば車速、燃料残量等の車両1の状態を示す情報、又は視界補助情報、道路情報等のナビゲーション情報が挙げられる。
以下において、特に断り書きが無い限り、前、後、上、下、左及び右が示す各方向は、水平面HP上の車両1を基準として表記される。
車両1のウインドシールド3は、例えばガラスないし合成樹脂により透光性の板状に形成され、インストルメントパネル2よりも上方に配置されている。ウインドシールド3は、前方から後方へ向かう程、インストルメントパネル2に対して離間するように傾斜して配置されている。ウインドシールド3は、画像の表示光が投影される投影部3aを、滑らかな凹面状又は平面状に形成している。なお、投影部3aは、ウインドシールド3に設けられていなくてもよい。例えば車両1と別体となっているコンバイナを車両内に設置して、当該コンバイナに投影部3aが設けられていてもよい。
視認領域EBは、HUD装置100により表示される虚像VRIが所定の規格を満たすように(例えば虚像VRI全体が所定の輝度以上となるように)視認可能となる空間領域であって、アイボックスとも称される。視認領域EBは、典型的には、車両1に設定されたアイリプスと重なるように設定される。アイリプスは、乗員のアイポイントEPの空間分布を統計的に表したアイレンジに基づいて、仮想の楕円体状に設定されている。
このようなHUD装置100の具体的構成を、図2~13も用いて、以下に説明する。図2に示すように、HUD装置100は、ハウジング10、表示器20、平面鏡30、凹面鏡40、連結アーム60、アーム支持体70、アクチュエータ80、及び制御ユニット90等により構成されている。
ハウジング10は、HUD装置100の他の要素を収容する中空箱状を呈しており、車両1のインストルメントパネル2内に設置されている。ハウジング10は、投影部3aと対向する上方に、窓部11を有している。窓部11は、物理的に開口していてもよく、表示光を透過可能な防塵シートで覆われていてもよい。
表示器20は、例えば透過型の液晶式の表示器である。表示器20は、液晶パネル及びバックライトをケーシングに収容して形成されている。表示器20は、バックライトにより液晶パネルの画面21を透過照明することで、画像の表示器20に寄与する表示光を投射するようになっている。なお、表示器20として、反射型の液晶式の表示器、エレクトロルミネッセンスを用いて自発光するEL表示器、レーザスキャナ方式の表示器、DMD(Digital Micromirror Device)を用いたDLP(Digital Light Processing;登録商標)方式の表示器等を採用することもできる。表示器20における画面21は、例えばおよそ上方を向き、表示光が上方へ向けて発せられる。
平面鏡30及び凹面鏡40は、表示器20から発せられた表示光を、投影部3aへと導光する光学部品である。平面鏡30は、例えば合成樹脂ないしガラスにより、矩形板状に形成されている。平面鏡30は、その表面にアルミニウム等の金属膜を蒸着させること等により形成された反射面31を有している。反射面31は、滑らかな平面状に形成されている。平面鏡30は、表示器20に対しておよそ上方に位置し、反射面31は、前方かつ下方の斜め方向を向いている。表示器20から平面鏡30に入射した表示光は、反射面31により凹面鏡40へ向けて反射される。
凹面鏡40は、例えば合成樹脂ないしガラスにより、矩形板状に形成されている。凹面鏡40は、その表面にアルミニウム等の金属膜を蒸着させること等により形成された反射面41を有している。反射面41は、中央部が凹むように凹状に湾曲することで、滑らかな凹面状に形成されている。凹面鏡40は、表示器20及び平面鏡30に対しておよそ前方に位置し、反射面41は、後方かつ上方の斜め方向を向いている。
平面鏡30から凹面鏡40に入射した表示光は、反射面41により上方の投影部3aへ向けて反射される。ここで、反射面41での反射によって、虚像VRIを拡大することが可能となる。さらには、反射面41が自由曲面状に形成されることで、拡大された虚像VRIの歪みを低減することができる。
こうして凹面鏡40の反射面41に反射された表示光は、防塵シートを透過することでHUD装置100の外部へ射出され、ウインドシールド3の投影部3aに入射する。投影部3aに反射された表示光が乗員のアイポイントEPに到達すると、当該乗員は虚像VRIを視認可能となるのである。
また、凹面鏡40には、当該凹面鏡40の内部を、貫通するように、水平面HPに沿った左右方向に延伸する回転軸A1が設けられている。回転軸A1の両端部42は、凹面鏡40の側部40aから突出する円筒状に形成されている。両端部42は、ハウジング10に対して固定された凹面鏡支持体に支持されており、凹面鏡40は、回転軸A1まわりに回動することにより、反射面31の向きを変更可能に形成されている。
凹面鏡40の反射面41がより上向きになる(すなわち凹面鏡40が寝る)と、投影部3aにおける投影位置がより前方へずれ、虚像VRIの表示位置が上方へずれる。これと共に、視認領域EBの位置は下方へずれる。一方、凹面鏡40の反射面41がより下向きになる(すなわち凹面鏡40が起立する)と、投影部3aにおける投影位置がより後方へずれ、虚像VRIの表示位置がより下方へずれる。これと共に、視認領域EBの位置は上方へずれる。したがって、凹面鏡40の向きの変更に伴って、虚像VRIの表示形態が変更されるようになっている。
このような凹面鏡40の向きは、アクチュエータ80が凹面鏡40に対して外力を及ぼしていない場合、凹面鏡40に設けられた弾性部材の弾性力による凹面鏡40の押え付けにて規定される。弾性部材には、例えば、ハウジング10又は凹面鏡支持体から凹面鏡40を引っ張る引張ばね、回転軸A1に巻回されたねじりコイルばね等を採用することができる。弾性部材は、凹面鏡40の回転方向RDのうち、凹面鏡40を起立させる方向に、弾性力を及ぼす。こうした凹面鏡40の向きの変更は、アクチュエータ80が連結アーム60を介して軸外部位40bを引っ張ることにより実現される。軸外部位40bとは、凹面鏡40において回転軸A1から離間した軸外の部位を意味する。
このために、図3に示すように、凹面鏡40は、軸外部位40bのうち回転軸A1に対して後方かつ下方となる位置に、延伸溝体50を有している。本実施形態において、延伸溝体50は、凹面鏡40と一体的に形成されているが、延伸溝体50が凹面鏡40に対して固定されていればよく、別部品の延伸溝体50が嵌合されること等により凹面鏡40に結合されていてもよい。
図3~6に示す延伸溝体50は、例えば合成樹脂により、凹面鏡40の側部40aから回転軸A1の軸方向AD1に沿って突出する円柱形状に形成されている。円柱形状の延伸溝体50の中心軸に実質的に一致して、軸方向AD1に沿った補助軸A2が設定されている。本実施形態において、補助軸A2は、回転軸A1とは実質的に平行に設定されている。延伸溝体50において、補助軸A2を中心軸とした2つの円筒面51に挿まれた溝領域52には、延伸溝53及び弦状部55が設けられている。
延伸溝53は、両隣の円筒面51に対して、補助軸A2の径方向内側へ凹むように設けられている。延伸溝53の底面部54は、補助軸A2まわり、より詳細には補助軸A2の周方向に湾曲しつつ滑らかに延伸すると共に、補助軸A2の径方向外側を向く湾曲面状に形成されている。特に本実施形態の底面部54は、延伸溝53の中央部53aを挿んで、側部40a側に位置する傾斜底面54aと、側部40aとは反対側に位置する傾斜底面54bとを、軸方向AD2に実質的に一致する延伸溝53の幅方向に並ぶように、有している。
一対の傾斜底面54a,54bは、それぞれ、延伸溝53の中央部53aから延伸溝53の側縁部53bへ向かうに従って、実質的に一定の傾きにて、拡径するように傾斜している。換言すると、一対の傾斜底面54aは、それぞれ、側縁部53bから中央部53aに向かうに従って、縮径するように傾斜する部分円錐面状を呈している。
側縁部53bでは、凸状の湾曲面が形成されることにより、傾斜底面54a,54bと円筒面51とが滑らかに接続されている。中央部53aにおいても、凹状の湾曲面が形成されることにより、両傾斜底面54a,54bが滑らかに接続されている。こうして、本実施形態の延伸溝53の底面部54は、幅方向の断面において、V字状を呈している。
本実施形態において延伸溝53は、補助軸A2のまわりを円環状(円弧状ともいう)に、180度分、延伸している。こうした半円状の領域に形成された延伸溝53は、凹面鏡40において反射面41の向きとは反対側を向くように、配置されている。
弦状部55は、延伸溝53の両端を結ぶ弦状に、延伸溝53を切り欠くように形成されている。弦状部55は、補助軸A2と交差するように、補助軸A2の径方向に沿って延伸する平面状をなしている。このような弦状部55の面は、凹面鏡40において反射面41と同じ側を向くように、配置されている。
図3,7~11に示す連結アーム60は、例えば合成樹脂により形成され、アクチュエータ80及び軸外部位40bに対して連結されている。換言すると、連結アーム60は、アクチュエータ80と軸外部位40bとを連結している。具体的に、連結アーム60は、棒状部61、挿通部62、分岐部63、及び一対の接触体64a,64bを一体的に有している。
棒状部61は、アクチュエータ80側から凹面鏡40側へと伸びる棒状に形成されている。本実施形態の棒状部61は、直線状に伸び、互いに平行になっている2つの直線部61aと、両直線部61aの間に形成され、S字状に屈曲する屈曲部61bとを、有している。屈曲部61bが形成されていることにより、棒状部61において、アクチュエータ80側の端部と、凹面鏡40側の端部とは、補助軸A2の軸方向AD2に大きくずれるように配置されている。なお、本実施形態では、軸方向AD1と軸方向AD2とは、互いに一致している。
また、棒状部61は、十字状に張り出すリブ61cを、直線部61a及び屈曲部61bの全体に亘って形成している。こうしたリブ61cにより、連結アーム60の強度が増強されている。
挿通部62は、アーム支持体70に支持されるように、当該アーム支持体70のガイド凹部72に挿通されている。挿通部62は、拡径部62aと、拡径部62aを棒状部61に接続する接続部62cとを有している。接続部62cは、棒状部61及び拡径部62aに対して小径の円柱状に形成されている。拡径部62aは、接続部62cからアクチュエータ80側へ向かう程拡径することにより、接続部62c側を向く球面状のストッパ面62bを形成した柱状に形成されている。拡径部62aにおいて大径となる側は、アクチュエータ80の運動変換機構82と接続されている。
ここで、図3,12に示すアーム支持体70は、例えば合成樹脂により形成され、挿通部62を挿通させることにより、連結アーム60を支持している。アーム支持体70は、壁部71、ガイド凹部72、及び窪み部73を有している。壁部71は、挿通部62の延伸方向に対して垂直に起立して形成されている。ガイド凹部72は、壁部71上方の開放端から下方の底部へ向かってU字状に凹むように形成されている。ガイド凹部72の幅は、接続部62cの径よりも僅かに大きく形成されている。窪み部73は、ストッパ面62bと対向するように形成され、壁部71の拡径部62a側の表面から、ガイド凹部72の底部を囲むように球面状に窪んで形成されている。これにより、アクチュエータ80が凹面鏡40に対して外力を及ぼしていない状態において、ストッパ面62bは窪み部73にフィットした状態で当接するようになっている。そして、アクチュエータ80が引っ張り方向に連結アーム60を変位させると、ストッパ面62bが窪み部73と離間する。
連結アーム60において凹面鏡40側には、図10に拡大して示すように、分岐部63が形成されている。分岐部63は、棒状部61の凹面鏡40側の端部から二股に分岐して形成されている。より詳細に、分岐部63は、延伸溝体50の上側を補助軸A2の周方向に沿って回り込むように延伸する上部63aと、延伸溝体50の下側を補助軸A2の周方向に沿って回り込むように延伸する下部63bと、を有している。延伸溝体50は、こうした上部63a及び下部63bにより、隙間を介して、上下に挿まれた配置となっている。特に本実施形態の上部63a及び下部63bは、棒状部61とは補助軸A2を挿んで反対側の、延伸溝53の底面部54と補助軸A2の径方向に対向する位置まで延伸し、当該位置に先端部を形成している。
接触体64a,64bは、片側の上部63aに1つ設けられると共に、もう片側の下部63bに1つ設けられることにより、一対形成されている。接触体64aは、上部63aの先端部から補助軸A2の径方向内側へ突出するように形成され、接触体64bは、下部63bの先端部から補助軸A2の径方向内側へ突出するように形成されている。
各接触体64a,64bは、特に図11に示すように、滑らかな球面状の表面を有する球体状に形成されている。これにより、図4,13に示すように、接触体64aは、底面部54が上向きとなる位置において、延伸溝53の幅方向に並んだ傾斜底面54a及び傾斜底面54bのそれぞれに1点ずつ点状接触している。接触体64bは、底面部54が下向きとなる位置において、傾斜底面54a及び傾斜底面54bのそれぞれに点状接触している。なお、図4の二重丸のマーキングが接触点を示している(図10,11の一重丸のマーキングも接触点を示している)。こうして、一対の接触体64aは、延伸溝53に嵌った状態となる。一対の接触体64a,64bは、延伸溝体50を挟み込むように、底面部54において補助軸A2まわりの角度が互いに異なる位置に、接触している。棒状部61とは補助軸A2を挿んで反対側に、180度より小さな角度をなすように、一対の接触体64a,64bが補助軸A2に対してなす接触角度θが設定されている。
アクチュエータ80は、図2に示すように、電動モータ81及び運動変換機構82を有している。電動モータ81は、例えばステッピングモータであり、制御ユニット90から入力された電気信号に応じて、モータ軸を所定の回転量だけ回転させる。運動変換機構82は、モータ軸の回転運動を、往復直線運動に変換する。こうして運動変換機構82は、これに連結された連結アーム60を上記回転量に応じた移動量にて引っ張ることが可能となっている。
こうしてアクチュエータ80が凹面鏡40の回転方向RDのうち、弾性部材の弾性力が及ぼされる方向とは反対側に(凹面鏡40が寝るように)、連結アーム60を引っ張る。これと連動して、一対の接触体64a,64bが延伸溝体50を挟み込んだ状態で当該延伸溝体50を軸方向AD1とは異なる方向である引っ張り方向に引っ張る。したがって、回転軸A1まわりの回転モーメントが凹面鏡40に作用し、凹面鏡40が回動する。この際に、一対の接触体64a,64bが底面部54をその延伸方向に滑って摺動するので、一対の接触体64a,64bと底面部54との接触状態が維持される。
また図13に示すように、1つの接触体64a,64bが底面部54に2点ずつ接触しているため、接触点は合計4点となっている。アクチュエータ80が凹面鏡40を引っ張る際には、この4点を介して底面部54がそれぞれ延伸溝53の中央部53a側への成分を有する垂直抗力を及ぼすため、延伸溝53に対して連結アーム60が軸方向AD2にずれ難くなる。故に、安定した凹面鏡40の回動が実現される。
一対の接触体64a,64bを介して、延伸溝体50に対して連結アーム60が連結されている。こうした延伸溝体50、連結アーム60、アーム支持体70等によって、連結ユニット49が構成されている。本実施形態の連結ユニット49においては、連結アーム60を、補助軸A2に対して垂直方向から延伸溝体50に連結することも可能であるが、アクチュエータ80を軸方向AD2に沿って移動して、連結アーム60の角度を振った状態で、連結アーム60を斜め方向から延伸溝体50に連結させることができる。また、凹面鏡40の設置高さに対するアクチュエータ80の設置高さを上下させた状態で、連結アーム60を連結させることも可能である。
そして、連結アーム60の角度を振っても、補助軸A2まわりに延伸する底面部54に対して、球状の接触体64a,64b側の接触部位がずれるだけである。このため、上記の4点の点状接触状態は容易に維持され、アクチュエータ80が作動する際に連結アーム60をねじるような力も発生し難い。
すなわち、車種毎に最適な光学設計を実現するために、平面鏡30等の光学部品等の配置を変更し、その配置変更に伴ってアクチュエータ80の位置も変更されたとしても、同性能の連結形態を維持することができる。換言すると、連結ユニット49の部品形状は、搭載される車両1の車種間にて共通化される。故に、本実施形態の連結形態は、車種に対する光学設計の最適化を容易にし、HUD装置100の製造コストを低減することに寄与できる。
また、本実施形態のようなアクチュエータ80で凹面鏡40の軸外部位40bを引っ張る形態では、回転軸A1に直接アクチュエータ80を連結する必要がない。このため、HUD装置100の軸方向AD1の体格拡大を抑制すること、あるいは、凹面鏡40の反射面41を軸方向AD1に大きくして光学設計されることで虚像VRIの左右方向のサイズを大きくすることができる。
制御ユニット90は、図2に示すように、調整スイッチ91及び制御回路部92等により構成されている。調整スイッチ91は、ハウジング10の外部の、例えば車両1のステアリングハンドル等に設置され、乗員により操作可能となっている。調整スイッチ91は、例えばプッシュ式等の2種類の操作部材91a,91bを有している。具体的に、アップ操作部材91aは、虚像VRIの表示位置を上方に移動させるための操作部材である。ダウン操作部材91bは、虚像VRIの表示位置を下方に移動させるための操作部材である。
制御回路部92は、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ装置(例えば半導体メモリ)、入出力インターフェース等を基板上に実装した電子回路となっている。プロセッサは、操作部材91a,91bが操作されることに応じて調整スイッチ91から入力された電気信号に基づいて、メモリ装置に記憶されたコンピュータプログラムを実行する。これにより、プロセッサは、アクチュエータ80の電動モータ81に電気信号を出力し、当該電動モータ81のモータ軸を回動させるようになっている。
(作用効果)
以上説明した第1実施形態の作用効果を以下に改めて説明する。
第1実施形態によると、光学部品としての凹面鏡40の軸外部位40b及び連結アーム60のうち一方に設けられた一対の接触体64a,64bは、他方に設けられた延伸溝体50の底面部54において補助軸A2まわりの互いに角度が異なる位置に接触している。こうした連結アーム60と凹面鏡40の軸外部位40bとの結合形態では、アクチュエータ80が連結アーム60を介して軸外部位40bを引っ張ると、延伸溝体50が一対の接触体64a,64bにより挟み込まれた状態で、凹面鏡40が引っ張り方向に引っ張られて回動し、その向きが変更される。この際に、補助軸A2まわりに湾曲しつつ延伸した底面部54上を、一対の接触体64a,64bが補助軸A2まわりに滑るので、延伸溝体50と一対の接触体64a,64bとの周方向における相対位置がずれる。一対の接触体64a,64bは、底面部54を形成する延伸溝53に嵌った状態なので、周方向に相対位置がずれても接触状態が維持されやすく、また、連結アーム60が捻じられるような方向への当該連結アーム60の回転は規制される。このように、凹面鏡40の向きが円滑に変更されることで、虚像VRIの表示形態を好適に調整可能となるので、虚像表示装置としてのHUD装置100は、車両1への搭載に求められる性能を発揮することができる。
さて、一対の接触体64a,64bで延伸溝体50を挟む態様では、連結アーム60が凹面鏡40の回転方向RDに対して少し傾いた方向から軸外部位40bに斜めに結合されたとしても、一対の接触体64a,64bの底面部54への接触状態を維持することが可能となっている。斜めの結合状態においても、補助軸A2が凹面鏡40の回転方向RDと交差して配置されているので、一対の接触体64a,64bを底面部54上の補助軸A2まわりに滑らせながら、凹面鏡40の軸外部位40bを回転方向RDに引っ張ることが可能である。したがって、アクチュエータ80の配置に合わせた向きから連結アーム60を軸外部位40bに結合できるので、アクチュエータ80の配置自由度が高い。故に、アクチュエータ80を、他の部品への干渉を避けるように、また、無駄なスペースを生じさせないように、配置すること、又は、アクチュエータ80の配置の制約にとらわれずに光学性能を高めることが可能となる。以上により、車両1への搭載に適したHUD装置100を提供することができる。
また、第1実施形態によると、各接触体64a,64bは、球体状に形成されている。球体状の接触体64a,64bでは、底面部54への接触位置が、どの方向にずれても、接触体64a,64b側の接触位置での曲面状態が均一化されているので、接触状態を維持し易い。例えば、アクチュエータ80が連結アーム60を引っ張って一対の接触体64a,64bの接触位置が補助軸A2の周方向にずれても、好適な接触状態を維持することができる。また例えば、斜めの結合状態において連結アーム60の角度を振る場合において、一対の接触体64a,64bの接触位置がずれても、好適な接触状態を維持することができる。
また、第1実施形態によると、各接触体64a,64bは、それぞれ両方の傾斜底面54a,54bに接触している。このようにすると、一対の接触体64a,64bと底面部54とは、合計4箇所の接触となる。そして、一対の傾斜底面54a,54bは、延伸溝53の側縁部53bから中央部53aへ向かうに従って、縮径するように傾斜しているので、各接触点にて傾斜底面54a,54bからの垂直抗力は、延伸溝53の中央部53a側への成分を含む。こうした垂直抗力を受ける各接触体64a,64bは、軸方向AD2において延伸溝53の中央部53aへとガイドされる。故に、各接触体64a,64bの延伸溝53に嵌った状態は維持され易く、軸方向AD2に並ぶ接触箇所を含む4箇所の接触により連結アーム60が捻じられるような方向への回転はより規制されている。したがって、凹面鏡40の向きをより円滑に変更することができる。
また、第1実施形態によると、連結アーム60は、アクチュエータ80側から凹面鏡40側へと伸びる棒状部61を有する。こうした棒状部61によって、アクチュエータ80を凹面鏡40から離間させることができるので、アクチュエータ80が凹面鏡40と干渉することを抑制することができる。
また、第1実施形態によると、連結アーム60において、棒状部61の凹面鏡40側の端部から二股に分岐する分岐部63を設け、その両側に一対の接触体64a,64bがそれぞれ配置される。したがって、一対の接触体64a,64bによって延伸溝体50を挟む配置は容易に実現可能となる。
また、第1実施形態によると、棒状部61は、アクチュエータ80側の端部と凹面鏡40側の端部とが、補助軸A2の軸方向AD2にずれるように屈曲する屈曲部61bを有する。このようにすると、回転軸A1の垂直方向に対する連結アーム60の角度以上に、アクチュエータ80の配置を軸方向AD1,AD2に沿ってずらすことが可能となる。したがって、アクチュエータ80の配置自由度をさらに高めることができる。
また、第1実施形態によると、アーム支持体70により、連結アーム60が引っ張り方向に変位可能に支持されているので、凹面鏡40を円滑に回動させることができる。
また、第1実施形態によると、凹面鏡40の軸外部位40bに延伸溝体50が設けられ、連結アーム60に一対の接触体64a,64bが設けられている。このようにすると、連結アーム60の角度に依存せずに、回転軸A1に対する延伸溝体50の補助軸A2の方向が決まるので、円滑な凹面鏡40の回動を、安定的に実現することができる。
(他の実施形態)
以上、一実施形態について説明したが、本開示は、当該実施形態に限定して解釈されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
具体的に変形例1としては、延伸溝53の底面部54は、1つの底面54cによって形成されていてもよい。図14の例において延伸溝53の底面54cは、幅方向の断面において、U字状に形成されている。底面54cの中央部53aにおける曲率半径を、接触体64a,64bの曲率半径よりも大きく設定することで、底面54cと一対の接触体64a,64bとの合計2点の点状接触が実現されている。
変形例2としては、図14とはまた異なる底面部54の形状を採用することができる。図15の例において延伸溝53の底面54dは、幅方向の断面において、平面状に形成されている。図15において延伸溝53は、底面54dに対して垂直な壁面54eを両側の側縁部53bに形成していることにより、断面矩形状に形成されている。この態様においても、底面54dと一対の接触体64a,64bとの合計2点の点状接触が実現されている。
変形例3としては、延伸溝53は、補助軸A2のまわりに、180度以上延伸していてもよい。例えば延伸溝53は、360度延伸して、環状に形成されていてもよい。他方、延伸溝53は、補助軸A2のまわりに180未満に延伸していてもよい。凹面鏡40の回動角度の範囲に合わせて、延伸溝53の延伸角度を適宜設定することができる。
変形例4としては、補助軸A2は、凹面鏡40の回転方向RDとは異なる方向に沿ったものであれば、回転軸A1に対して傾斜していてもよい。ただし、補助軸A2の回転軸A1に対する傾斜角度を45度未満、より好適には30度未満にすると、引っ張り力が効率的に伝達され易く、また、一対の接触体64a,64bが延伸溝53から外れ難く、より円滑に凹面鏡40を回動させることができる。
変形例5としては、図16に示すように、分岐部63において、上部63aの先端部と下部63bの先端部とが再び結合することによって、分岐部63は、全体として延伸溝体50を挿通させた環状に形成されていてもよい。
変形例6としては、連結アーム60の棒状部61は、屈曲部61bを有さずに、直線部61aのみで構成されていてもよい。
変形例7としては、一対の接触体64a,64bは、球状に限らず、楕円体状等に形成されていてもよい。
変形例8としては、連結アーム60に延伸溝体50を設けると共に、凹面鏡40に一対の接触体64a,64bを設けてもよい。
変形例9としては、向きを変更可能な光学部品として、凹面鏡40以外の平面鏡、レンズ、プリズム等が採用されてもよい。
変形例10としては、制御ユニット90は、調整スイッチ91の操作に代えて、車両1に設置されたカメラ等で乗員の眼の位置を検出し、当該検出結果に基づいてアクチュエータ80を作動させるようにしてもよい。
100 HUD装置(虚像表示装置)、1 車両、3a 投影部、40 凹面鏡(光学部品)、40b 軸外部位、50 延伸溝体、53 延伸溝、54 底面部、60 連結アーム、64a,64b 接触体、80 アクチュエータ、AD1 回転軸の軸方向、RD 光学部品の回転方向

Claims (8)

  1. 車両(1)に搭載されるように構成され、投影部(3a)に表示光を投影することにより虚像を表示する虚像表示装置であって、
    前記表示光を前記投影部へ導光する光学部品であって、内部を貫通する回転軸(A1)まわりに回動することにより、向きを変更可能に形成された光学部品(40)と、
    前記光学部品のうち、前記回転軸から離間した軸外に配置された軸外部位(40b)に対して連結された連結アーム(60)と、
    前記光学部品の向きを変更するように、前記連結アームを介して、前記軸外部位を前記回転軸の軸方向(AD1)とは異なる方向である引っ張り方向に引っ張るアクチュエータ(80)と、を備え、
    前記光学部品の前記軸外部位及び前記連結アームのうち一方は、前記軸方向に沿った補助軸(A2)を設定し前記補助軸の周方向に沿って延伸する延伸溝(53)が形成された延伸溝体(50)を有し、
    前記延伸溝は、前記補助軸の径方向外側を向く底面部(54)を有し、
    前記光学部品の前記軸外部位及び前記連結アームのうち他方は、前記延伸溝に嵌った状態で、前記延伸溝体を挟み込むように、前記底面部において前記補助軸まわりの角度が互いに異なる位置に接触する一対の接触体(64a,64b)を有する虚像表示装置。
  2. 各前記接触体は、球体状に形成されている請求項1に記載の虚像表示装置。
  3. 前記底面部は、前記延伸溝の側縁部から中央部へ向かうに従って、縮径するように傾斜する一対の傾斜底面(54a,54b)を有し、
    各前記接触体は、両方の前記傾斜底面に接触している請求項1又は2に記載の虚像表示装置。
  4. 前記連結アームは、前記アクチュエータ側から前記光学部品側へと伸びる棒状部(61)を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の虚像表示装置。
  5. 前記連結アームは、前記棒状部の前記光学部品側の端部から二股に分岐し、前記延伸溝体を挿む両側に配置される分岐部(63)を、さらに有し、
    一対の前記接触体は、前記両側のうち、片側に1つ、もう片側に1つ、それぞれ設けられている請求項4に記載の虚像表示装置。
  6. 前記棒状部は、前記アクチュエータ側の端部と前記光学部品側の端部とが、前記補助軸の軸方向(AD2)にずれるように屈曲する屈曲部(61b)を有する請求項4又は5に記載の虚像表示装置。
  7. 前記連結アームを、前記引っ張り方向に変位可能に支持するアーム支持体(70)を、さらに備える請求項1から6のいずれか1項に記載の虚像表示装置。
  8. 前記一方は、前記光学部品の前記軸外部位であり、前記他方は、前記連結アームである請求項1から7のいずれか1項に記載の虚像表示装置。
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