JP6999249B2 - 車両用制御装置 - Google Patents

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本発明は、ユーザにより施錠操作、解錠操作されることによってドアの施錠、解錠を行う車両用制御装置に関する。
従来、車両のユーザにより携帯される携帯機にドアの施錠キーおよび解錠キーを設け、ユーザにより施錠キーが操作され、或いは解錠キーが操作されることによって、ドアの施錠、解錠を行う車両用制御装置を車両に搭載することが行われている。
そして、このような車両用制御装置では、図3に示すように、車両50の左右のサイドミラー51a,51bに設けられたアンテナから電波を送信し、車両のユーザ52が所持する携帯機53と車両50に搭載された制御装置54との間で無線通信を行い、ドアが施錠されている状態で、当該車両50のユーザ52が携帯すべき携帯機53であるとの照合がなされると、携帯機53が図3中に丸で示すアンテナからの電波の検知エリアD内まで接近したときに、車両50のテールランプやクリアランスランプなどの照明装置を一定時間(例えば、15秒)点灯させて、例えば駐車場でユーザ所有の車両50がどこにあるのかを知らせる報知機能を備えることも行われている(特許文献1参照)。
特開2012-46918号公報(段落0025~0055参照)
しかし、特許文献1に記載の従来の車両用制御装置のように、携帯機53が図3中に丸で示すアンテナからの電波の検知エリアD内まで接近したときに、車両50のテールランプやクリアランスランプなどの照明装置を一定時間点灯させる報知機能を備える装置では、報知機能による報知中に、ユーザがヘッドライトの点灯や消灯のためにライトスイッチを操作した場合には、報知機能により照明装置を点灯する一定時間(例えば、15秒)が経過するまで、ライトスイッチの操作に基づく制御が行われないため、例えばユーザがライトスイッチを消灯操作してテールランプなどの報知機能時に点灯されるランプのほかヘッドライトを消灯させたいと思っても直ぐに消灯されないため、ユーザが違和感を覚えるという問題がある。
本発明は、車両に搭載された便利機能により所定のランプが点灯していても、ユーザによるライトスイッチの操作の意図を反映した制御を行えるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の車両用制御装置は、ユーザにより施錠操作、解錠操作されることによってドアの施錠、解錠を行う車両用制御装置において、車両に設けられてユーザにより前記ドアの施錠操作および解錠操作が行われるドアスイッチと、携帯機の施錠操作およびドアスイッチの施錠操作のいずれかに基づき前記ドアを施錠するとともに、前記携帯機の解錠操作および前記ドアスイッチの解錠操作のいずれかに基づき前記ドアを解錠するアクチュエータと、前記車両を基準に設定された所定の検知エリア内に前記携帯機があるかどうかを検知し、前記検知エリア内で前記携帯機が検知されるときに、前記施錠操作および解錠操作があれば前記アクチュエータを制御して前記ドアを施錠および解錠する車両制御部と、前記携帯機を前記検知エリア外から前記検知エリア内で検知したときに、車両の所定のランプを一定時間点灯させる報知制御部と、ユーザによりヘッドライトの点灯状態の切り替え操作が行われるライトスイッチと、前記報知制御部による前記所定のランプの点灯中に、ユーザにより前記ライトスイッチの切り替え操作があれば、前記報知制御部の動作を停止させて前記ライトスイッチの切り替え操作を優先させることを特徴としている。
このような構成によれば、車両制御部により、携帯機を検知エリア外から検知エリア内で検知することに基づき、報知制御部による所定のランプの点灯中に、ユーザによりライトスイッチの切り替え操作があれば、報知制御部の動作を停止させてライトスイッチの切り替え操作を優先させるため、車両に搭載された便利機能により所定のランプが点灯していても、ユーザによりライトスイッチの切り替え操作が優先されることになる。これにより、テールランプなどの所定のランプの点灯による報知制御の実行中に、ユーザがライトスイッチを、例えば消灯操作して所定のランプを消灯させようとしても、直ぐに所定のランプが消灯されないことによるユーザの違和感を防止することができ、ユーザによるライトスイッチの操作の意図を反映した制御を行うことができる。
また、前記ライトスイッチは、所定の条件の成立により少なくともヘッドライトを自動で点灯制御するオートライトモード、ユーザの操作により少なくとも所定のランプを消灯する消灯モードの切り替え操作の少なくともいずれかを行うものであり、前記ライト制御部は、前記報知制御部の動作を停止させて前記ライトスイッチの前記各モードへの切り替え操作を優先させるものであるとよい。
このような構成によれば、ライトスイッチが消灯モードに切り替え操作されたときには消灯モードを優先させ、オートライトモードに切り替え操作されたときにはオートライトモードを優先させることができる。また、オートライトモードにおける上記所定の条件が、例えば照度センサからなるオートライトセンサにより検出される車外の明るさに応じることであれば、オートライトセンサにより検出される車外の明るさが所定値を超えないとヘッドライトを自動点灯することを優先させたり、オートライトセンサにより検出される車外の明るさが所定値を超えると、ヘッドライトを自動消灯することを優先させたりすることができる。また、オートライトモードにおける上記所定の条件が、イグニッションスイッチがオン状態またはオフ状態であることであれば、例えばイグニッションスイッチがオン状態になると、ヘッドライトを自動点灯させることを優先させたり、イグニッションスイッチがオフ状態になると、ヘッドライトを自動消灯させることを優先させたりすることができる。また、オートライトモードにおける上記所定の条件として、上記のオートライトセンサにより検出される車外の明るさに応じることと、イグニッションスイッチがオン状態またはオフ状態であることとを組み合わせてもよい。この場合、オートライトセンサにより検出される車外の明るさが所定値を超えていない、かつイグニッションスイッチがオフ状態になると、ヘッドライトを自動消灯させることを優先するようにしてもよい。また、前記ライトスイッチは、ユーザの操作により上記ヘッドライトを点灯するヘッドライト点灯モードの切り替え操作を含んでもよい。この場合、ヘッドライト点灯モードに切り替え操作されたときにはヘッドライトを点灯させることを優先するようにしてもよい。上記ヘッドライトを点灯させると、上記ヘッドライト点灯モードに切り替え操作されると、テールランプ、ライセンスプレートランプ、クリアランスランプ、コンビネーションメータランプの少なくともいずれかも点灯するようにしてもよい。また、上記ヘッドライト点灯モードにおいては、ヘッドライトをロービームおよびハイビームでそれぞれ点灯するロービームモードおよびハイビームモードを有し、ロービームモードに切り替え操作されたときにはロービーム点灯制御を優先するようにしてもよいし、ハイビームに切り替え操作されたときにはハイビーム点灯制御を優先するようにしてもよい。
本発明によれば、車両に搭載された便利機能である報知制御によりテールランプなどの所定のランプが点灯していても、ユーザによりライトスイッチの切り替え操作を優先させるため、車両のテールランプなどの所定のランプの点灯による報知制御の実行中に、ユーザがライトスイッチを、例えば消灯操作して所定のランプを消灯させようとしても直ぐに所定のランプが消灯されないことにより、ユーザが違和感を覚えるのを防止することができ、ユーザによるライトスイッチの操作の意図を反映した制御を行うことが可能になる。
本発明に係る車両用制御装置の一実施形態のブロック図である。 図1の動作説明図である。 図1の動作説明図である。 従来例の動作説明図である。
本発明に係る車両用制御装置の一実施形態について図1ないし図3を参照して詳細に説明する。
本実施形態における車両用制御装置1は、図1に示すように構成されている。すなわち、図1に示すように、車両のユーザが保有する携帯機2を検知するために、運転席ドアミラーおよび助手席ドアミラー内に運転席室外アンテナ3a、助手席室外アンテナ3bがそれぞれ設けられ、バックドアにはバックドア室外アンテナ3cが設けられ、さらに車室内の前席側および後席側には、前席室内アンテナ4aおよび後席室内アンテナ4bがそれぞれ設けられている。
これら各アンテナ3a~3c,4a,4bは、それぞれ所定の検知エリアを有する範囲内(例えば、図4中のDの範囲内)で電波を発信し、マイクロコンピュータ構成のボデー統合ECU(Electronic Control Unit)5により携帯機2を検索する、いわゆるキーフリーポーリングが行われる。このキーフリーポーリングとは、各アンテナ3a~3c,4a,4bから定期的に電波を発信し、携帯機2が室外アンテナ3a~3cの検知エリア内にあるかどうかを検索し、検知エリア内にあると判断されたときに、ボデー統合ECU5により、車両のユーザが携帯すべき携帯機2であるかどうかの照合を行い、照合の結果、正規のユーザが携帯すべき携帯機2であれば、検知エリア内で携帯機2に設けられたドアの施錠キーの施錠操作および解錠キーの解錠操作、後述するドアスイッチ9の施錠操作および解錠操作に応じて、ドアアクチュエータ6を駆動してドアの施錠および解錠を行うというものである。このボデー統合ECU5によるキーフリーポーリングの機能が、本発明における「検知部」に相当する。なお、室内アンテナ4a,4bは、主として室内に携帯機2の置き忘れたままドアが施錠されることを防止するために使用される。なお、携帯機2に設けられたドアの施錠キーの施錠操作および解錠キーの解錠操作の可能なエリアはキーレス作動エリアと称され、上記検知エリアよりも広い範囲を有し、車両全体を囲む範囲(例えば車両中心から約3m)に設定されている。すなわち、上記検知エリアは、ドアスイッチ9の施錠操作および解錠操作によりドアを施錠や解錠可能な範囲である。この検知エリアの範囲は、例えばドアスイッチ9から約80cmに設定されている。
このとき、例えば最大5日間ドアの解錠がない場合にはバッテリの消耗を抑制するために上記したキーフリーポーリングが停止されて、ボデー統合ECU5は暗電流が流れるスリープ状態となる。また、ドアの解錠操作がなされないまま、室外アンテナ3a~3cの検知エリアで携帯機2が5分以上継続して検知される場合にも、キーフリーポーリングが停止される。
そして、図1に示すように、運転席ドアのロック・アンロック状態を検出する運転席ドアロックスイッチ7が設けられ、この運転席ドアロックスイッチ7の検出信号がボデー統合ECU5に取り込まれて運転席ドアがロック状態(施錠状態)かアンロック状態(解錠状態)かの判断がなされる。また、ドアの開閉状態を検出するカーテシスイッチ8の検出信号がボデー統合ECU5に取り込まれて、ドアが開放状態か閉塞状態かの判断がなされるとともに、ルームランプやカーテシランプ(車室内灯)などをオン・オフする。
さらに、図1に示すように、車外のドアノブ(アウターハンドル)にはユーザが携帯すべき携帯機2が室外アンテナ3a~3cの検知エリア内にある状態でユーザにより施錠操作または解錠操作されるリクエストスイッチと称されるドアスイッチ9が設けられている。ドアが解錠されている場合に、ユーザが携帯すべき携帯機2が室外アンテナ3a~3cの検知エリア内でドアスイッチ9の操作による操作信号がボデー統合ECU5に入力されると、携帯機2の施錠キーが操作されたときと同様、ボデー統合ECU5によりドアアクチュエータ6が駆動されてドアが施錠されるようになっている。また、ドアが施錠されている場合に、ユーザが携帯すべき携帯機2が室外アンテナ3a~3cの検知エリア内でドアスイッチ9の操作による操作信号がボデー統合ECU5に入力されると、携帯機2の解錠キーが操作されたときと同様、ボデー統合ECU5によりドアアクチュエータ6が駆動されてドアが解錠されるようになっている。
また、ヘッドライトの点灯状態を切り替えるためのライトスイッチ11が設けられ、このライトスイッチ11の切り替え状態がボデー統合ECU5により検知されて、ヘッドライトの点灯および消灯の制御が行われる。このとき、ライトスイッチ11は、テールランプ13、ライセンスプレートランプ14、クリアランスランプ15、コンビネーションメータランプなどの照明を点灯するスモールライトモードの切り替え、ヘッドライトを点灯するヘッドライト点灯モードの切り替え、ヘッドライト点灯モード中のヘッドライトの点灯制御時において、ロービームで点灯するロービームモード、およびハイビームで点灯するハイビームモードの切り替え、ヘッドライトなどの車外照明を消灯する消灯モードの切り替えのほか、所定の条件(照度センサからなるオートライトセンサにより検出される車外の明るさに応じること、イグニッションスイッチがオン状態またはオフ状態であること)でヘッドライトおよびテールランプ13を含むランプを自動で点灯制御(点灯または消灯)するオートライトモードへの切り替えができるようになっている。具体的には、上記オートライトモードでは、上記イグニッションスイッチがオン状態でオートライトセンサにより検出される車外の明るさが所定値を超えるとヘッドライトを自動消灯し、イグニッションスイッチがオン状態でオートライトセンサにより検出される車外の明るさが所定値を超えていないと、ヘッドライトを自動点灯する。また、イグニッションスイッチがオフ状態になることでヘッドライトを自動消灯するようになっている。また、車外の明るさに応じてスモールライトモードにもなる。なお、本実施形態では、オートライトモードにおいてイグニッションスイッチのオフ状態でヘッドライトを自動消灯するようになっているが、イグニッションスイッチのオフ状態でヘッドライトを自動消灯するヘッドライト自動消灯モードをオートライトモードに含めずにヘッドライト自動消灯モードとしてオートライトモードとは別にライトスイッチに設けてもよい。また、イグニッションスイッチのオフ状態でヘッドライトを自動消灯するタイミングは、イグニッションスイッチのオフのときでもよいし、ドアが開状態になったときでもよい。
さらに、図1に示すように、テールランプ13、ナンバープレートを照らすライセンスプレートランプ14、車幅を報知するためのクリアランスランプ15が設けられ、これら各ランプ13~15はテールリレー16を介してボデー統合ECU5に接続され、ボデー統合ECU5から出力される点灯制御信号および消灯制御信号により、点灯状態および消灯状態に制御される。
また、インストルメントパネルには車速やエンジン回転数、燃料残量、エンジン水温などの計器のほか表示灯、警告灯が組み合わされて配置されたコンビネーションメータ18が設けられ、ボデー統合ECU5との間におけるCAN(Controller Area Network)通信によるデータに基づき、コンビネーションメータ18の各種計器のメータ表示や、表示灯、警告灯の点灯表示の制御が行われる。
また、ボデー統合ECU5は、上記したキーフリーポーリング制御の作動中に、所定時間連続して携帯機2が室外アンテナ3a~3cの検知エリア外にあることを検知してユーザが車両から離れたと判断すると、その後ユーザが検知エリア内に入って携帯機2を検知したときに、車両の照明装置(所定のランプ)であるテールランプ13やライセンスプレートランプ14、クリアランスランプ15を一定時間(例えば、15秒)点灯させて、例えば駐車場でユーザ所有の車両がどこにあるのかを知らせる報知機能などの乗車歓迎機能を備える。このボデー統合ECU5による報知機能などの乗車歓迎機能が、本発明における「報知制御部」に相当する。ここで、各ランプ13~15の点灯に加えて、ドアの解錠も行われる。なお、上記のように、「所定時間連続して」携帯機2が室外アンテナ3a~3cの検知エリア外にあることを検知してユーザが車両から離れたと判断する意義は、ユーザが携帯機2を携帯しながら検知エリア外に出て、すぐにまた検知エリア内に入っても、車両の照明装置を点灯させないようにするためである。
このとき、ボデー統合ECU5は、上記した報知機能などの乗車歓迎機能の実行により各ランプ13~15の点灯中にユーザによりライトスイッチ11の切り替え操作があれば、報知機能などの乗車歓迎機能の動作を停止してライトスイッチ11の切り替え操作を優先する。このようなボデー統合ECU5によるライトスイッチ11の切り替え操作を優先する処理が、本発明における「ライト制御部」に相当する。
そして、図2に示すように、ボデー統合ECU5により、室外アンテナ3a~3cの検知エリア内へのユーザの接近ありが検出されたときに、ボデー統合ECU5の報知機能などの乗車歓迎機能が作動して各ランプ13~15が一定時間(例えば、15秒)点灯されるが、この一定時間である15秒が経過するまでにユーザによりライトスイッチ11が操作されたときには、報知機能などの乗車歓迎機能の動作が停止されてライトスイッチ11の操作が優先される。
このときのライトスイッチ11の操作によるヘッドライトの状態について、具体的に説明すると、図3に示すように、ライトスイッチ11がオートモードから消灯モードに切り替え操作されたときには、消灯モードの制御が優先されてヘッドライトおよび各ランプ13~15が消灯され、オートモードからロービームモードに切り替え操作されたときには、ロービームモードの制御が優先されてヘッドライトがロービーム点灯状態、各ランプ13~15が点灯状態に制御され、イグニッションスイッチのオフ操作がある状態でロービームモードから消灯モードに切り替え操作されたときには、消灯モードの制御が優先されてヘッドライトおよび各ランプ13~15が消灯される。
したがって、上記した実施形態によれば、ボデー統合ECU5により、室外アンテナ3a~3cの検知エリア内で携帯機2が検知された状態であるときに、所定時間連続して携帯機2が検知エリア外にあることが検知され、その後に検知エリア内で携帯機2を検知することに基づく報知機能などの乗車歓迎機能による各ランプ13~15の点灯中に、ユーザによりライトスイッチ11の切り替え操作があれば、ボデー統合ECU5は、報知機能などの乗車歓迎機能の動作を停止してライトスイッチ11の切り替え操作を優先するため、テールランプ13などの点灯による報知制御の実行中に、ユーザがライトスイッチを、例えば消灯モードに操作して所定のランプを消灯させようとしても直ぐに所定のランプが消灯されないことにより、ユーザが違和感を覚えるのを防止することができ、ユーザによるライトスイッチ11の操作の意図を反映した制御を行うことができる。
また、ボデー統合ECU5により、報知機能などの乗車歓迎機能の動作を停止してライトスイッチ11の各操作を優先する際に、ライトスイッチ11がオートライトモードから消灯モードに切り替え操作されたときには消灯モードの制御を優先して、ヘッドライトおよび各ランプ13~15を消灯することができ、オートモードからロービームモードに切り替え操作されたときには、ロービームモードの制御を優先してヘッドライトをロービーム点灯状態、各ランプ13~15を点灯状態に制御することができ、イグニッションスイッチのオフ操作がある状態でロービームモードから消灯モードに切り替え操作されたときには、消灯モードの制御を優先してヘッドライトおよび各ランプ13~15を消灯することができ、ユーザが車内に乗り込んだ状態で操作するライトスイッチ11の切り替え操作に応じた点灯制御を、報知機能などの乗車歓迎機能による制御に優先して実行することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。例えば、上記した実施形態では、ボデー統合ECU5の報知機能などの乗車歓迎機能による各ランプ13~15の点灯時間として一定時間である15秒を例示したが、各ランプ13~15の点灯時間はこれに限るものではない。
また、上記した実施形態では、キーフリーポーリング制御の作動中に、一定時間連続して携帯機2が室外アンテナ3a~3cの検知エリア外にあることを検知してユーザが車両から離れたと判断すると、その後ユーザが検知エリア内に入って携帯機2を検知したときに、報知機能などの乗車歓迎機能により、車両の照明装置(所定のランプ)であるテールランプ13やライセンスプレートランプ14、クリアランスランプ15などを一定時間点灯させて報知する際に、同時にドアの解錠も行う場合について説明したが、ドアの解錠は特に行わなくてもよく、少なくともいずれかでもよい。また、所定のランプの点灯はドアの解錠と同時ではなくてもよい。例えば先に所定のランプの点灯を行なった後、ドアの解錠を行なうようにしてもよい。
また、検知エリアとして前述のキーレス作動エリアを採用してもよい。また、上記した実施形態ではドア施錠スイッチ1つでの施錠操作、解錠操作が行なわれるようにしたが、施錠操作、解錠操作を行なうスイッチをアウターハンドルなどに別々に設けてもよい。 また、このような報知機能などの乗車歓迎機能による報知は、テールランプ13やライセンスプレートランプ14、クリアランスランプ15を一定時間点灯する場合だけに限定されるものではなく、ルームランプやコンビネーションメータなどの車両の照明装置を一定時間点灯させるなどしてもよい。
また、上記した実施形態では、ライトスイッチ11の切り替え操作を、オートモード、ロービームモードおよびハイビームモード、消灯モードの各モードへの切り替えを例示したが、ライトスイッチ11の切り替えこれらに限定されるものではない。
本発明は、ユーザにより施錠操作、解錠操作されることによってドアの施錠、解錠を行う車両用制御装置として広く適用可能である。
1 …車両用制御装置
2 …携帯機
5 …ボデー統合ECU(車両制御部、報知制御部、ライト制御部)
6 …ドアアクチュエータ
11 …ライトスイッチ

Claims (2)

  1. ユーザにより施錠操作、解錠操作されることによってドアの施錠、解錠を行う車両用制御装置において、
    車両に設けられてユーザにより前記ドアの施錠操作および解錠操作が行われるドアスイッチと、
    携帯機の施錠操作およびドアスイッチの施錠操作のいずれかに基づき前記ドアを施錠するとともに、前記携帯機の解錠操作および前記ドアスイッチの解錠操作のいずれかに基づき前記ドアを解錠するアクチュエータと、
    前記車両を基準に設定された所定の検知エリア内に前記携帯機があるかどうかを検知し、前記検知エリア内で前記携帯機が検知されるときに、前記施錠操作および解錠操作があれば前記アクチュエータを制御して前記ドアを施錠および解錠する車両制御部と、
    前記携帯機を前記検知エリア外から前記検知エリア内で検知したときに、車両の所定のランプを一定時間点灯させる報知制御部と、
    ユーザによりヘッドライトの点灯状態の切り替え操作が行われるライトスイッチと、
    前記報知制御部による前記所定のランプの点灯中に、ユーザにより前記ライトスイッチの切り替え操作があれば、前記報知制御部の動作を停止させて前記ライトスイッチの切り替え操作を優先させるライト制御部と
    を備えることを特徴とする車両用制御装置。
  2. 前記ライトスイッチは、所定の条件の成立により少なくともヘッドライトを自動で点灯制御するオートライトモード、ユーザの操作により少なくとも所定のランプを消灯する消灯モードの切り替え操作の少なくともいずれかを行うものであり、前記ライト制御部は、前記報知制御部の動作を停止させて前記ライトスイッチの前記各モードへの切り替え操作を優先させるものであることを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
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