JP6992597B2 - 流水位置検出装置、流水位置検出方法および流水位置検出プログラム - Google Patents

流水位置検出装置、流水位置検出方法および流水位置検出プログラム Download PDF

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Description

本件は、流水位置検出装置、流水位置検出方法および流水位置検出プログラムに関する。
地中には、岩盤の亀裂や割れ目、または砂や礫などの層(帯水層)に地下水が存在し、大小の水脈を形成している。トンネル工事などでこれらの水脈にぶつかると、地下水が漏れ出すことがある。そこで、流水位置を自動で検出する技術が求められている。例えば、反射強度を用いて表面の状態を検知する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007-232652号公報
しかしながら、計測対象の表面は、砂礫、岩盤など多岐にわたる。したがって、反射強度にバラツキが生じるおそれがある。また、計測対象の表面に粉塵が付着している場合、削れている場合など、環境に応じて反射強度に変動が生じることがある。したがって、反射強度の差異を検出しても、流水位置を検出することは困難である。
1つの側面では、本件は、流水位置を検出することができる流水位置検出装置、流水位置検出方法および流水位置検出プログラムを提供することを目的とする。
1つの態様では、流水位置検出装置は、計測対象領域の各計測対象位置に対して発光部が発光した光の反射光を受光部で受光することで得られる反射強度を所定周期で取得する反射強度取得部と、前記各計測対象位置について、前記反射強度取得部によって取得された前記反射強度の増減幅が閾値以上であるか否かを判定する判定部と、前記判定部によって前記増減幅が前記閾値以上であると判定された計測対象位置を検出する位置検出部と、前記発光部による発光と前記受光部による受光との時間差から、前記発光部または前記受光部から前記計測対象位置までの距離を取得する距離取得部と、を備え、前記位置検出部は、前記距離取得部が取得した距離の変動幅が所定範囲となる計測対象位置のうち、前記判定部によって前記増減幅が前記閾値以上であると判定された計測対象位置を検出する。
流水位置を検出することができる。
実施例1に係る流水位置検出装置の全体構成を例示するブロック図である。 (a)および(b)は走査型センサを例示する図である。 (a)~(c)は反射強度を用いた表面計測について説明するための図である。 (a)および(b)は壁面に流水が無い場合を例示する図である。 (a)および(b)は壁面に流水が有る場合を例示する図である。 (a)は壁面における流水箇所を例示する図であり、(b)は反射強度の取得結果を例示する図である。 流水位置検出装置によって実行される処理を表すフローチャートを例示する図である。 (a)はトンネルを例示する図であり、(b)は計測対象領域を例示する図であり、(c)は各計測対象位置における標準偏差を例示する図であり、(d)は流水位置を例示する図である。 流水位置がマッピングされた3次元モデルを例示する図である。 (a)は前回のフローチャート実行時に検出された標準偏差を例示する図であり、(b)は今回のフローチャート実行時に検出された標準偏差を例示する図である。 水溜りが生じていると推定されたエリアを例示する図である。 (a)はハードウェア構成を説明するためのブロック図であり、(b)は変形例にかかる流水位置検出システムについて例示する図である。
以下、図面を参照しつつ、実施例について説明する。
図1は、実施例1に係る流水位置検出装置100の全体構成を例示するブロック図である。図1で例示するように、流水位置検出装置100は、走査型センサ10、距離取得部20、反射強度取得部30、流水判定部40、流水位置検出部50、流水位置管理部60、流量変化検出部70、水溜りエリア推定部80、表示装置90、データベースDBなどを備える。
図2(a)および図2(b)は、走査型センサ10を例示する図である。図2(a)で例示するように、走査型センサ10は、発光部11、受光部12などを備えている。発光部11は、半導体レーザなどの発光素子である。例えば、波長が905nmの赤外光レーザを用いれば、暗闇環境でも使用することができる。受光部12は、半導体フォトダイオードなどの受光素子である。発光部11によって発光された光は、計測対象位置の表面によって反射され、受光部12で受光される。また、図2(b)で例示するように、走査型センサ10は、回転装置13を備えている。回転装置13は、2次元方向および3次元方向の回転が可能である。例えば、回転装置13は、走査型センサ10の受発光方向を水平方向360°に変化させる。さらに、回転装置13は、上下方向360°に変化させる。それにより、回転装置13は、受発光方向を全方位に変化させることができる。回転装置13は、受発光方向を計測対象位置に向ける。この状態で、発光部11による発光および受光部12による受光(センシング)を、サンプリング時間tにわたって行う。その後、回転装置13は、受発光方向を所定角度だけ回転させ、回転後の位置においてサンプリング時間tにわたってセンシングを行う。この動作を繰り返すことで、計測対象領域の各計測対象位置のセンシングを行うことができる。
距離取得部20は、発光部11による発光時刻と受光部12による受光時刻との差(Time of Flight)から、発光部11または受光部12から計測対象位置までの距離を取得する。例えば、サンプリング時間tで距離取得部20によって取得される距離の変動が閾値範囲であれば、計測対象位置までの距離が変動していないことを検出することができる。すなわち、計測対象位置が移動体などでないことを検出することができる。
反射強度取得部30は、走査型センサ10のセンシング結果を用いて、各計測対象位置における反射強度を取得する。反射強度取得部30は、2次元方向の反射強度のマップおよび3次元方向の反射強度のマップを取得することができる。例えば、反射強度取得部30は、水平方向360°の2次元反射強度マップを取得することができる。または、反射強度取得部30は、全方位3次元反射強度マップを取得することができる。
流水判定部40は、距離取得部20が取得した距離および反射強度取得部30が取得した反射強度を用いて、計測対象において流水が発生しているか否かを判定する。流水位置検出部50は、流水判定部40による判定結果を用いて、流水位置を検出する。流水位置管理部60は、流水位置検出部50が検出した流水位置を管理する。流量変化検出部70は、流水位置における流量変化を検出する。水溜りエリア推定部80は、データベースDBに格納されている3次元モデルと、流水位置検出部50が検出した流水位置とから、水溜りエリアを推定する。表示装置90は、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスパネルなどであり、各部の処理結果を表示する。
ここで、反射強度を用いた表面計測について説明する。図3(a)で例示するように、表面に水面が無い場合の反射強度Iと、表面に水面が有る場合の反射強度I´との間には差異が生じる。そこで、反射強度の差異の絶対量を検出することで、流水が発生したか否かを検出することが考えられる。
しかしながら、トンネル掘削時の壁面などは、材質が砂礫や岩盤など多岐にわたる。したがって、材質に応じて反射強度Ia~Icにバラツキが生じる。また、表面における水面の有無が生じても反射強度の差異が小さい材質もある。例えば、図3(b)で例示するように、ある材質では水面が無い場合の反射強度Iaと水面が有る場合の反射強度Ia´との差異が大きい一方で、他の材質では水面が無い場合の反射強度Icと水面が有る場合の反射強度Ic´との差異が小さくなる場合がある。この場合、反射強度の差異の絶対量を検出しても流水を検出することが困難である。また、図3(c)で例示するように、壁面に粉塵などが付着する場合もある。この場合、粉塵の有無に応じて反射強度に差異が生じるおそれもある。
そこで、本実施例においては、計測対象位置における反射強度の揺らぎ(時間変化の増減幅)に着目する。図4(a)は、壁面に流水が無い場合を例示する図である。この場合、発光部11によって発光された光は、壁面の表面で反射されて受光部12で受光される。短時間範囲であれば、壁面にほとんど変化が現れない。したがって、図4(b)で例示するように、反射強度取得部30が取得する反射強度の時間変化の増減幅は、小さくなる。なお、図4(b)において、横軸は経過時間を表す。
一方、図5(a)は、壁面に流水が発生している場合を例示する図である。この場合、発光部11によって発光された光は、水面や壁面の表面などで反射されて受光部12で受光される。流水の形状は時間変化するため、短時間範囲であっても流水表面は時間に対して変化する。したがって、図5(b)で例示するように、反射強度取得部30が取得する反射強度の時間変化の増減幅は、大きくなる。したがって、反射強度の時間変化の増減幅が大きくなる計測対象位置を検出することで、流水位置を検出することができる。なお、図5(b)において、横軸は経過時間を表す。
図6(a)は、壁面における流水箇所を例示する図である。例えば、水平方向における幅がL[m]である区間を計測対象領域とする。また、高さH[m]を計測対象高さとする。高さH[m]の各計測対象位置において、サンプリング時間t=10[s]とし、サンプリング周期Δt=25[ms]とする。この場合、反射強度取得部30は、走査型センサ10のセンシング結果を用いて、各計測開始位置に対して、反射強度を400回取得することができる。
図6(b)は、反射強度の取得結果を例示する図である。図6(b)において、横軸は計測対象位置を示し、縦軸は各計測対象位置での400回の取得結果の標準偏差σを示す。図6(b)で例示するように、流水が生じている計測対象位置では、反射強度の時間変化の増減幅が大きくなるため、標準偏差σが大きくなる。そこで、流水判定部40は、標準偏差σが閾値σth以上となる場合に流水が生じていると判定する。なお、流水が生じていると判定する場合に、当該計測対象位置に対する距離取得部20の取得距離の変動がサンプリング時間tにおいて閾値範囲であることを条件とすることが好ましい。流水位置検出部50は、流水判定結果と計測対象位置とを関連付けることで、流水位置を検出する。
続いて、より詳細な説明として、トンネル内での流水位置検出について説明する。図7は、流水位置検出装置100によって実行される処理を表すフローチャートを例示する図である。以下、図7~図11を参照しつつ、トンネル内での流水位置検出の詳細について説明する。
図8(a)は、トンネルを例示する図である。図8(a)で例示するように、走査型センサ10は、トンネルの見通しの良い場所(例えば路面中央部)に設置される。走査型センサ10の高さは、所望の位置に調整されている。
走査型センサ10の受発光方向は、水平方向に設定してある。まず、走査型センサ10は、発光部11が発光して受光部12が受光することで、計測対象領域の各計測対象位置に対してセンシングを行う(ステップS1)。例えば、走査型センサ10は、図8(b)で例示するように、水平方向360°の各計測対象位置についてセンシングを行う。
反射強度取得部30は、各計測対象位置について、サンプリング周期Δt、合計のサンプリング時間tで、反射強度を取得する(ステップS2)。次に、反射強度取得部30は、各計測対象位置について、反射強度の揺らぎ(時間変化の増減幅)を検出する(ステップS3)。本実施例においては、反射強度取得部30は、一例として、反射強度の標準偏差σを取得する。ステップS2と並行して、距離取得部20は、サンプリング周期Δt、合計のサンプリング時間tで、計測対象位置までの距離を取得する(ステップS4)。
流水判定部40は、各計測対象位置について、図8(c)で例示するように、標準偏差σが閾値σth以上となる場合に流水が生じていると判定する(ステップS5)。流水判定部40は、標準偏差σが閾値σth未満となる場合には流水が生じていていないと判定する。次に、流水位置検出部50は、流水が生じていると判定された計測対象位置(標準偏差σが閾値σth以上となった計測対象位置)を抽出することで、流水位置を検出する(ステップS6)。図8(d)で例示するように、流水位置検出部50は、回転装置13の回転量からトンネル内における流水位置を検出する。
次に、流水位置管理部60は、データベースDBに格納されているトンネルの3次元モデルに対して、流水位置をマッピングする(ステップS7)。図9は、流水位置がマッピングされた3次元モデルを例示する図である。表示装置90は、流水位置がマッピングされた3次元モデルを表示する。それにより、ユーザは、トンネル内の流水位置を視覚的に把握することができる。なお、3次元モデルは、予め作成してデータベースDBに格納しておいてもよく、距離取得部20による距離取得結果を用いて作成してもよい。
次に、流量変化検出部70は、検出された流水位置における反射強度の履歴から、流量変化を検出する(ステップS8)。例えば、流量変化検出部70は、前回のフローチャート実行時のセンシング結果と今回のフローチャート実行時のセンシング結果とから得られる反射強度変化量の増減または流水箇所の幅の増減を用いて、流水箇所の流量の変化を検出する。例えば、図10(a)で例示するように、流量変化検出部70は、前回のフローチャート実行時に流水が発生していると判定された流水位置i(角度θi)において標準偏差σが閾値σth以上となる角度幅Δθi、および流水位置iにおける標準偏差σiを算出する。また、流量変化検出部70は、図10(b)で例示するように、今回のフローチャート実行時の角度幅Δθi´、および標準偏差σi´を算出する。流量変化検出部70は、Δθi´-Δθiが閾値εθを上回るか、σi´-σiが閾値εσを上回るか、または両方の条件を満たした場合に、流量増と判定する。流量変化検出部70は、Δθi´-Δθiが-εθを下回るか、σi´-σiが-εσを下回るか、または両方の条件を満たした場合に、流量減と判定する。
次に、水溜りエリア推定部80は、3次元モデルの路面の窪み位置と、検出された流水位置とから、水溜りエリアを推定する(ステップS9)。例えば、水溜りエリア推定部80は、3次元モデルの窪み位置と、流水箇所とを水平面に投影し、両者の距離が閾値以下となる場合に、当該窪み位置に水溜りエリアが生じていると推定する。図11は、水溜りが生じていると推定されたエリアを例示する図である。その後、フローチャートの実行が終了する。なお、図7のフローチャートは、所定周期で繰り返し実行される。
本実施例によれば、計測対象領域の各計測対象位置に対して発光部11が発光した光の反射光を受光することで得られる反射強度が、所定周期で取得される。各計測対象位置について、取得された反射強度の増減幅が閾値以上であるか否かが判定される。当該増減幅が閾値以上であると判定された計測対象位置が検出される。それにより、流水位置を検出することができる。
検出された流水位置がマッピングされた3次元立体像を表示することで、流水位置を視覚的に把握することができる。検出された流水位置における反射強度の履歴から、流量の変化を検出することができる。検出された流水位置と、3次元立体像の窪みの位置とから、水たまりエリアを推定することができる。
なお、上記例では、水平方向360°の2次元範囲を計測対象領域としたが、それに限られない。3次元範囲を計測対象領域とし、当該領域の各計測対象位置の反射強度を取得してもよい。
また、上記例では、反射強度の時間変化の増減幅として標準偏差を用いたが、それに限られない。例えば、最大値と最小値との差などの、他の統計量を用いてもよい。
図12(a)は、距離取得部20、反射強度取得部30、流水判定部40、流水位置検出部50、流水位置管理部60、流量変化検出部70および水溜りエリア推定部80のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。図12(a)で例示するように、CPU201、RAM202、記憶装置203等が備わっている。CPU(Central Processing Unit)201は、中央演算処理装置である。
CPU201は、1以上のコアを含む。RAM(Random Access Memory)202は、CPU201が実行するプログラム、CPU201が処理するデータなどを一時的に記憶する揮発性メモリである。記憶装置203は、不揮発性記憶装置である。記憶装置203として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ハードディスクドライブに駆動されるハードディスクなどを用いることができる。記憶装置203は、プログラムを記憶している。CPU201が記憶装置203に記憶されているプログラムを実行することで、距離取得部20、反射強度取得部30、流水判定部40、流水位置検出部50、流水位置管理部60、流量変化検出部70および水溜りエリア推定部80が実現される。なお、距離取得部20、反射強度取得部30、流水判定部40、流水位置検出部50、流水位置管理部60、流量変化検出部70および水溜りエリア推定部80は、専用の回路などのハードウェアを用いてもよい。
(変形例)
図12(b)は、変形例にかかる流水位置検出システムについて例示する図である。実施例1においては、距離取得部20、反射強度取得部30、流水判定部40、流水位置検出部50、流水位置管理部60、流量変化検出部70および水溜りエリア推定部80は、走査型センサ10のセンシング結果を取得している。これに対して、距離取得部20、反射強度取得部30、流水判定部40、流水位置検出部50、流水位置管理部60、流量変化検出部70および水溜りエリア推定部80の機能を有するサーバ302が、インターネットなどの電気通信回線301を通じて、走査型センサ10のセンシング結果を取得してもよい。また、距離取得部20、反射強度取得部30、流水判定部40、流水位置検出部50、流水位置管理部60、流量変化検出部70および水溜りエリア推定部80の処理結果は、電気通信回線301を通じて表示装置90に表示されてもよい。
上記各例において、反射強度取得部30が、計測対象領域の各計測対象位置に対して発光部が発光した光の反射光を受光することで得られる反射強度を所定周期で取得する反射強度取得部の一例として機能する。流水判定部40が、前記各計測対象位置について、前記反射強度取得部によって取得された前記反射強度の増減幅が閾値以上であるか否かを判定する判定部の一例として機能する。流水位置検出部50が、前記判定部によって前記増減幅が前記閾値以上であると判定された計測対象位置を検出する位置検出部の一例として機能する。表示装置90が、前記位置検出部によって検出された計測対象位置がマッピングされた3次元立体像を表示する表示装置の一例として機能する。流量変化検出部70が、前記位置検出部によって検出された計測対象位置における前記反射強度の履歴から、流量の変化を検出する流量変化検出部の一例として機能する。水溜りエリア推定部80が、前記位置検出部によって検出された計測対象位置と、3次元立体像の窪みの位置とから、水たまりエリアを推定する推定部の一例として機能する。距離取得部20が、前記発光部による発光と前記受光部による受光との時間差から、前記発光部または前記受光部から前記計測対象位置までの距離を取得する距離取得部の一例として機能する。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 走査型センサ
11 発光部
12 受光部
20 距離取得部
30 反射強度取得部
40 流水判定部
50 流水位置検出部
60 流水位置管理部
70 流量変化検出部
80 水溜りエリア推定部
90 表示装置
100 流水位置検出装置

Claims (8)

  1. 計測対象領域の各計測対象位置に対して発光部が発光した光の反射光を受光部で受光することで得られる反射強度を所定周期で取得する反射強度取得部と、
    前記各計測対象位置について、前記反射強度取得部によって取得された前記反射強度の増減幅が閾値以上であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記増減幅が前記閾値以上であると判定された計測対象位置を検出する位置検出部と、
    前記発光部による発光と前記受光部による受光との時間差から、前記発光部または前記受光部から前記計測対象位置までの距離を取得する距離取得部と、を備え、
    前記位置検出部は、前記距離取得部が取得した距離の変動幅が所定範囲となる計測対象位置のうち、前記判定部によって前記増減幅が前記閾値以上であると判定された計測対象位置を検出することを特徴とする流水位置検出装置。
  2. 計測対象領域の各計測対象位置に対して発光部が発光した光の反射光を受光部で受光することで得られる反射強度を所定周期で取得する反射強度取得部と、
    前記各計測対象位置について、前記反射強度取得部によって取得された前記反射強度の増減幅が閾値以上であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記増減幅が前記閾値以上であると判定された計測対象位置を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部によって検出された計測対象位置がマッピングされた3次元立体像を表示する表示装置と、を備えることを特徴とする流水位置検出装置。
  3. 計測対象領域の各計測対象位置に対して発光部が発光した光の反射光を受光部で受光することで得られる反射強度を所定周期で取得する反射強度取得部と、
    前記各計測対象位置について、前記反射強度取得部によって取得された前記反射強度の増減幅が閾値以上であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記増減幅が前記閾値以上であると判定された計測対象位置を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部によって検出された計測対象位置における前記反射強度の履歴から、流量の変化を検出する流量変化検出部と、を備えることを特徴とする流水位置検出装置。
  4. 計測対象領域の各計測対象位置に対して発光部が発光した光の反射光を受光部で受光することで得られる反射強度を所定周期で取得する反射強度取得部と、
    前記各計測対象位置について、前記反射強度取得部によって取得された前記反射強度の増減幅が閾値以上であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記増減幅が前記閾値以上であると判定された計測対象位置を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部によって検出された計測対象位置と、3次元立体像の窪みの位置とから、水たまりエリアを推定する推定部と、を備えることを特徴とする流水位置検出装置。
  5. 前記増減幅として、標準偏差を用いることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の流水位置検出装置。
  6. 前記発光部による発光と前記受光部による受光との時間差から、前記発光部または前記受光部から前記計測対象位置までの距離を取得する距離取得部を備え、
    前記位置検出部は、前記距離取得部が取得した距離の変動幅が所定範囲となる計測対象位置のうち、前記判定部によって前記増減幅が前記閾値以上であると判定された計測対象位置を検出することを特徴とする請求項2~4のいずれか一項に記載の流水位置検出装置。
  7. 反射強度取得部が、計測対象領域の各計測対象位置に対して発光部が発光した光の反射光を受光部で受光することで得られる反射強度を所定周期で取得し、
    判定部が、前記各計測対象位置について、反射強度取得部によって取得された前記反射強度の増減幅が閾値以上であるか否かを判定し、
    位置検出部が、前記判定部によって前記増減幅が前記閾値以上であると判定された計測対象位置を検出し、
    距離取得部が、前記発光部による発光と前記受光部による受光との時間差から、前記発光部または前記受光部から前記計測対象位置までの距離を取得し、
    前記位置検出部は、前記距離取得部が取得した距離の変動幅が所定範囲となる計測対象位置のうち、前記判定部によって前記増減幅が前記閾値以上であると判定された計測対象位置を検出することを特徴とする流水位置検出方法。
  8. コンピュータに、
    計測対象領域の各計測対象位置に対して発光部が発光した光の反射光を受光部で受光することで得られる反射強度を所定周期で取得する処理と、
    前記各計測対象位置について、取得された前記反射強度の増減幅が閾値以上であるか否かを判定する処理と、
    前記増減幅が前記閾値以上であると判定された計測対象位置を検出する処理と、
    前記発光部による発光と前記受光部による受光との時間差から、前記発光部または前記受光部から前記計測対象位置までの距離を取得する処理と、を実行させ、
    前記計測対象位置を検出する処理において、前記取得した距離の変動幅が所定範囲となる計測対象位置のうち、前記増減幅が前記閾値以上であると判定された計測対象位置を検出することを特徴とする流水位置検出プログラム。
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