JP6992345B2 - 給紙装置及び画像形成システム - Google Patents

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Description

本開示は、給紙装置及び画像形成システムに関する。
従来、複写機又はプリンター等のような画像形成装置の中には、画像形成条件を含むプロファイルに応じて高品質の画像を印刷媒体に形成するものがある。このようなプロファイルには、印刷媒体の種類、印刷媒体のサイズ、又はプロセス調整等が細かく設定される。プロセス調整としては、例えば、定着部のベルトの温度等の設定があり、印刷媒体に応じて異なる設定がされている。そこで、トレイにセットする前に印刷媒体を判別するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-125237号公報
しかし、特許文献1に記載のような従来技術は、トレイの外で印刷媒体を判別し、その判別結果に応じてユーザーの操作により設定される印刷媒体に対応するプロファイルが選択されるものであるため、ユーザーの誤操作により、トレイにセットされる印刷媒体と、ユーザーの操作により選択されるプロファイルに対応する印刷媒体とが異なる場合がある。この場合、トレイにセットされる印刷媒体とは異なる印刷媒体に応じてプロファイルが選択されるため、トレイにセットされる印刷媒体に高品質の画像を形成することができない恐れがある。
本開示はこのような状況に鑑みてなされたものであり、トレイにセットされる印刷媒体に高品質の画像を形成することができるようにするものである。
本開示の第1の側面である給紙装置は、印刷媒体が載置される昇降トレイと、前記昇降トレイの上方に設けられ、通気口を有し、内部が負圧状態に制御される通気ダクトと、前記通気ダクトの通気口を覆う位置に設けられ、複数の貫通孔を有し、前記負圧状態で前記複数の貫通孔に吸着される前記印刷媒体を搬送自在な給送ベルトと、前記印刷媒体の表裏のうち何れか一方を検知する上側センサー、及び前記上側センサーの下方に設けられて前記印刷媒体の表裏のうち何れか他方を検知する下側センサーを有し、前記給送ベルトに吸着した前記印刷媒体の特徴量を検知するメディア検知センサーと、前記昇降トレイ、前記給送ベルト、及び前記メディア検知センサーを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記給送ベルトに吸着している前記印刷媒体が1枚である状態で、前記メディア検知センサーに前記印刷媒体の特徴量の検知を実行させる。
また、前記上側センサーは、前記給送ベルトの下端側周囲に設けられ、前記下側センサーは、前記通気ダクト及び前記給送ベルトの下方に配置位置が移動自在に設けられ、前記制御部は、前記給送ベルトに前記印刷媒体が吸着した場合、前記下側センサーを前記上側センサーに対向する位置まで移動させる、ことが好ましい。
また、前記昇降トレイを昇降自在な昇降モーター、をさらに備え、前記制御部は、前記下側センサーを移動させる前に、前記昇降モーターにより前記昇降トレイを下降させる、ことが好ましい。
また、前記給送ベルトの後方且つ前記印刷媒体の搬送経路上に設けられ、前記印刷媒体の通過を検知する搬送検知センサー、をさらに備え、前記給送ベルトは、前記搬送検知センサーに向けて前記印刷媒体を搬送自在であり、前記上側センサーは、前記給送ベルトの後方且つ前記印刷媒体の搬送経路上の上方に設けられ、前記下側センサーは、前記給送ベルトの後方且つ前記印刷媒体の搬送経路上の下方であって、前記上側センサーと対向して設けられ、前記制御部は、前記搬送検知センサーにより前記印刷媒体が検知された場合、前記上側センサー及び前記下側センサーにより前記印刷媒体の特徴量を検知させる、ことが好ましい。
また、前記制御部は、前記上側センサー及び前記下側センサーにより前記印刷媒体の特徴量を検知させた場合、前記給送ベルトにより前記印刷媒体を前記昇降トレイまで戻させる、ことが好ましい。
また、前記給送ベルトに巻き掛けられ、前記給送ベルトを駆動させる駆動ローラーと、前記給送ベルトに巻き掛けられ、前記給送ベルトの駆動に追従する従動ローラーと、前記駆動ローラーの回転駆動を制御する駆動モーターと、をさらに備え、前記駆動モーターは、前記印刷媒体の特徴量に応じて、駆動電流が可変に設定されるものであり、前記制御部は、前記給送ベルトにより前記印刷媒体を前記上側センサー及び前記下側センサーの検知位置まで搬送させる場合、前記駆動電流を許容電流範囲の最大電流に設定する、ことが好ましい。
また、前記駆動モーターは、前記印刷媒体の特徴量に応じて、駆動速度が可変に設定されるものであり、前記制御部は、前記給送ベルトにより前記印刷媒体を前記上側センサー及び前記下側センサーの検知位置まで搬送させる場合、前記駆動速度を許容速度範囲の最低速度に設定する、ことが好ましい。
また、前記通気ダクトの端部に設けられ、前記通気ダクトの内部を前記負圧状態に制御する吸気ファンと、前記通気ダクトの内部に設けられ、前記通気口の外側から内側に流れる前記通気ダクトの風量を検知する風量検知センサーと、をさらに備え、前記制御部は、前記風量検知センサーにより検知される前記通気ダクトの風量から求められる前記印刷媒体の透気度に基づき、前記印刷媒体の種類を特定する、ことが好ましい。
また、前記制御部は、前記給送ベルトに前記印刷媒体が吸着した場合、前記吸気ファンの風量を低下させる、ことが好ましい。
また、前記給送ベルトの下端側に設けられ、前記印刷媒体が前記給送ベルトに吸着したか否かを検知する吸着センサー、をさらに備え、前記制御部は、前記吸着センサーにより前記印刷媒体が前記給送ベルトに吸着したことを検知するまで、前記吸気ファンの風量を上げていく、ことが好ましい。
また、前記昇降トレイのそれぞれの側面に設けられ、前記印刷媒体の側面をガイドする横規制ガイドと、前記横規制ガイドに設けられ、前記印刷媒体を捌く捌きエアを吹き出す捌きファンと、をさらに備え、前記制御部は、前記吸着センサーにより前記印刷媒体が前記給送ベルトに吸着したことを検知した場合、前記捌きファンの駆動を停止させる、ことが好ましい。
また、前記制御部は、前記吸着センサーにより前記印刷媒体が前記給送ベルトに吸着したことを検知するまで、前記捌きファンの風量を上げていく、ことが好ましい。
また、前記印刷媒体が重送されているか否かを検知する重送検知センサー、をさらに備え、前記重送検知センサーは、前記給送ベルトの下端側周囲に設けられ、超音波を送信する送信部と、前記送信部と対向し、前記送信部により送信される前記超音波を受信する受信部と、を備え、前記制御部は、前記印刷媒体が前記送信部と前記受信部との間を通過する間に前記受信部により受信された前記超音波の受信強度に基づき、前記給送ベルトに吸着する前記印刷媒体が1枚であるか否かを判定する、ことが好ましい。
本開示の第2の側面である画像形成システムは、上記に記載の給紙装置と、前記印刷媒体の特徴量に基づき、前記印刷媒体に画像を形成する画像形成装置と、を備える、画像形成システムである。
本開示の第1の側面及び第2の側面によれば、トレイにセットされる印刷媒体に高品質の画像を形成することができる。
本開示の実施形態1における画像形成システム1の全体構成例を示す図である。 本開示の実施形態1における給紙装置7の要部構成例の上面図である。 本開示の実施形態1におけるメディア検知センサー111の待機状態の一例を示す図である。 本開示の実施形態1におけるメディア検知センサー111の検知状態の一例を示す図である。 本開示の実施形態1における画像形成システム1の制御系の機能構成例を示す図である。 本開示の実施形態1における制御例を説明するフローチャートである。 本開示の実施形態2における給紙装置7の要部構成例の断面図である。 本開示の実施形態2における画像形成システム1の制御系の機能構成例を示す図である。 本開示の実施形態2における制御例を説明するフローチャートである。 本開示の実施形態3における制御例を説明するフローチャートである。 本開示の実施形態4における制御例を説明するフローチャートである。 本開示の実施形態5における制御例を説明するフローチャートである。 本開示の実施形態6における給紙装置7の要部構成例の上面図である。 本開示の実施形態6における画像形成システム1の制御系の機構構成例を示す図である。 本開示の実施形態6における制御例を説明するフローチャートである。 本開示の実施形態7における制御例を説明するフローチャートである。 本開示の実施形態8における制御例を説明するフローチャートである。 本開示の実施形態9における制御例を説明するフローチャートである。 本開示の実施形態10における制御例を説明するフローチャートである。
以下、図面に基づいて本開示の実施形態を説明するが、本開示は以下の実施形態に限られるものではない。
実施形態1.
図1は、本開示の実施形態1における画像形成システム1の全体構成例を示す図である。図2は、本開示の実施形態1における給紙装置7の要部構成例の上面図である。図3は、本開示の実施形態1におけるメディア検知センサー111の待機状態の一例を示す図である。図4は、本開示の実施形態1におけるメディア検知センサー111の検知状態の一例を示す図である。図5は、本開示の実施形態1における画像形成システム1の制御系の機能構成例を示す図である。画像形成システム1は、給紙装置7と、画像形成装置3とを備える。画像形成装置3は、給紙装置7の後段に配置されている。画像形成装置3は、電子写真プロセス技術を利用する中間転写方式によりカラー画像を印刷媒体Pに形成する装置である。画像形成装置3は、感光体413上に形成されたY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の各色トナー像を中間転写部42の中間転写ベルトに一次転写する。中間転写ベルトに一次転写された各色トナー像は、4色重ね合わされてから印刷媒体Pに二次転写され、印刷媒体Pに画像が形成される。画像形成装置3は、タンデム方式が採用されている。タンデム方式は、上記で説明したYMCKの4色に対応する感光体413を中間転写ベルトの走行方向に直列配置し、中間転写ベルトに一回の手順で各色トナー像を順次転写させる方式である。
画像形成装置3は、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60、及び制御部90を備える。制御部90は、CPU、ROM、RAM、及び不図示の記憶部等を備える。CPUは、ROMから処理内容に応じてプログラムを読み出してRAMに展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置3の動作を制御する。記憶部は、例えばフラッシュメモリ等のような不揮発性の半導体メモリ又はハードディスクドライブで実現され、各種データが格納されている。記憶部に格納されている各種データは、CPUが画像形成装置3の動作を制御するときに参照される。なお、給紙装置7は、画像形成装置3と同様の制御部91を備え、制御部91が給紙装置7の動作を制御する。
画像読取部10は、自動原稿給紙装置11及び原稿画像走査装置12等を備える。自動原稿給紙装置11は、ADF(Auto Document Feeder)と称されている。自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿を搬送機構により搬送し、原稿画像走査装置12に送り出す。自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された多数枚の原稿の画像を連続して読み取ることができる。なお、自動原稿給紙装置11は、多数枚の原稿の画像を連続して読み取るとき、用紙反転機構により、それぞれの原稿の両面を読み取ることができる。原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査する。原稿画像走査装置12は、光学的な走査による原稿からの反射光をCCDセンサーの受光面上に結像させることにより、原稿に形成されている原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づき、原稿画像の入力画像データを生成する。入力画像データは、画像処理部30に供給され、画像処理部30が予め設定された画像処理を実行する。
画像処理部30は、初期設定又はユーザー設定等で設定される各種プロファイルに応じたデジタル画像処理を入力画像データに行う回路を備える。プロファイルは、印刷媒体Pの種類、印刷媒体Pのサイズ、又はプロセス調整等が細かく設定される。プロセス調整は、例えば、定着部60の定着ベルトの温度等の設定であり、印刷媒体Pと、ユーザーの要求とに応じて設定されるのが好ましい。画像処理部30は、例えば、階調補正、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理及び圧縮処理等を入力画像データに行う。このような各種デジタル画像処理が行われた入力画像データに基づき、画像形成部40は各種処理を行う。画像形成部40は、入力画像データに基づき、Y成分,M成分,C成分,及びK成分の各有色トナーによる画像を形成する。
画像形成部40は、露光装置411、現像装置412、感光体413、帯電装置414、及びドラムクリーニング装置415等を備える。帯電装置414のコロナ放電により、感光体413を帯電させる。露光装置411が各色成分の画像に対応するレーザー光を感光体413に照射することにより、各色成分の静電潜像が形成される。現像装置412が感光体413の表面に各色成分のトナーを付着させることにより、静電潜像は可視化されてトナー像が形成される。
なお、ドラムクリーニング装置415は、一次転写後の感光体413の表面に残存する転写残トナーを除去する。中間転写部42は、中間転写ベルト、一次転写ローラー、及び二次転写ローラー等を備える。中間転写ベルトと一次転写ローラーとが圧接して形成される一次転写ニップは、感光体413から中間転写ベルトにトナー像を転写する。中間転写ベルトと二次転写ローラーとが圧接して形成される二次転写ニップは、中間転写ベルトから印刷媒体Pにトナー像を転写する。定着部60は、印刷媒体Pに転写されたトナー像を加熱及び加圧することにより、印刷媒体Pに画像を形成する。用紙搬送部50は、給紙部51、排紙部52、及び搬送経路部53等を備える。
給紙装置7は、1枚毎に印刷媒体Pを分離して排出する。給紙装置7から排出される印刷媒体Pは、画像形成装置3に搬送される。給紙装置7は、一例として、筐体71内部に引き出しトレイ72_u,72_m,72_lが収容され、通紙経路101を備える。なお、引き出しトレイ72_u,72_m,72_lのそれぞれは同様の構成であって、それらを総称する場合、引き出しトレイ72と称する。引き出しトレイ72は、昇降トレイ73と、通気ダクト77と、給送ベルト78と、メディア検知センサー111とを備える。昇降トレイ73は、印刷媒体Pが載置され、昇降モーター763により昇降自在である。昇降トレイ73の周囲には、後規制ガイド75、横規制ガイド74、及び前規制ガイド76が設けられている。後規制ガイド75は、印刷媒体Pの後端側をガイドする。横規制ガイド74は、印刷媒体Pの側面をガイドする。前規制ガイド76は、印刷媒体Pの前端側をガイドする。横規制ガイド74は、吹出口741を有する。横規制ガイド74は、捌きファン742が設けられている。捌きファン742は、PWM制御回路912により回転駆動することで、印刷媒体Pを捌く捌きエアを吹き出す。具体的には、横規制ガイド74は、捌きファン742の回転駆動により生じる捌きエアを吹出口741から吹き出すことで、印刷媒体Pを捌くことができる。前規制ガイド76は、吹出口761を有する。前規制ガイド76は、浮上ファン762が設けられている。浮上ファン762は、PWM制御回路913により回転駆動することで、印刷媒体Pを浮上させる浮上エアを吹き出す。具体的には、前規制ガイド76は、浮上ファン762の回転駆動により生じる浮上エアをを吹出口761から吹き出すことで、印刷媒体Pを浮上させることができる。
通気ダクト77は、昇降トレイ73の上方に設けられ、通気口771を有し、内部が負圧状態に制御される。通気ダクト77の端部には吸気ファン772が設けられている。吸気ファン772は、PWM制御回路911により回転駆動することで、通気ダクト77の内部を負圧状態に制御する。給送ベルト78は、通気ダクト77の通気口771を覆う位置に設けられ、複数の貫通孔781を有し、負圧状態で複数の貫通孔781に吸着される印刷媒体Pを搬送自在である。給送ベルト78は、駆動ローラー81と、従動ローラー82とに巻き掛けられている。駆動ローラー81は、給送ベルト78を駆動させる。具体的には、駆動モーター811が駆動ローラー81の回転駆動を制御することにより、駆動ローラー81を駆動させることで、給送ベルト78による印刷媒体Pの搬送が開始され、従動ローラー82は、給送ベルト78の駆動に追従する。なお、駆動モーター811は、印刷媒体Pの特徴量に応じて、駆動電流又は駆動速度が可変に設定されるものである。
メディア検知センサー111は、給送ベルト78に吸着した印刷媒体Pの特徴量を検知する。印刷媒体Pの特徴量は、印刷媒体Pを特定できるパラメーターであればよく、例えば、紙種、坪量、紙厚、剛度、又は白色度等である。メディア検知センサー111は、上側センサー111aと、下側センサー111bと備える。上側センサー111aは、印刷媒体Pの表裏のうち何れか一方を検知する。下側センサー111bは、上側センサー111aの下方に設けられ、印刷媒体Pの表裏のうち何れか他方を検知する。具体的には、図2~4に示すように、上側センサー111aは、給送ベルト78の下端側周囲に設けられている。下側センサー111bは、通気ダクト77及び給送ベルト78の下方に配置位置が移動自在に設けられている。なお、下側センサー111bは、取付部112により横規制ガイド74に設けられ、条件に応じて、上側センサー111aと対向する位置に移動が可能である。取付部112は、例えば、不図示のアクチュエーターを介してソレノイドのような駆動部品に接続されている。よって、印刷媒体Pが給送ベルト78に吸着後、その駆動部品を動作させることにより、下側センサー111bを上側センサー111aに対向させることができる。なお、メディア検知センサー111は、上側センサー111aと、下側センサー111bとの2個の対になっており、例えば、静電容量式のセンサーとして構成することができる。静電容量式のセンサーであれば、上側センサー111a及び下側センサー111bのそれぞれは電極であるため、印刷媒体Pのような被検出物を電極間に入れることで電極の静電容量値を検知し、その検知結果から印刷媒体Pの特徴量を求めてもよい。
図2~4の一例では、取付部112には、重送検知センサー121も設けられている。重送検知センサー121は、印刷媒体Pが重送されているか否かを検知する。重送検知センサー121は、送信部121aと、受信部121bとを備える。送信部121aは、給送ベルト78の下端側周囲に設けられ、超音波を送信する。受信部121bは、送信部121aと対向し、送信部121aにより送信される超音波を受信する。具体的には、受信部121bは、送信部121aが送信した超音波のエネルギーが印刷媒体Pを透過する透過エネルギーを受信することにより、重送されている印刷媒体Pの枚数を検出することができる。つまり、制御部91は、印刷媒体Pが送信部121aと受信部121bとの間を通過する間に受信部121bにより受信される超音波の受信強度に基づき、給送ベルト78に吸着する印刷媒体Pが1枚であるか否かを判定する。
吸着センサー122は、発光部122a、受光部122b、及びフラップ122cを備える。フラップ122cは、駆動ローラー81と、従動ローラー82との間に設けられる。発光部122aと、受光部122bとは対向関係に設けられ、その間にフラップ122cの一部が通過可能となっている。発光部122aから発光される光は、受光部122bに入射する。受光部122bは発光部122aから入射した光の強度を検知する。印刷媒体Pが給送ベルト78に吸着していない場合、図3に示すように、フラップ122cは、一部が給送ベルト78の下端側よりも下方に突出し、他の一部が発光部122aから受光部122bへの光を遮断しない位置となる。一方、印刷媒体Pが給送ベルト78に吸着している場合、図4に示すように、フラップ122cは、一部が給送ベルト78の下端側まで押し上げられ、他の一部が発光部122aから受光部122bへの光を遮断する位置となる。よって、吸着センサー122は、受光部122bが光の強度を検知することにより、印刷媒体Pが給送ベルト78に吸着しているか否かを検出することができる。
制御部91は、昇降トレイ73、給送ベルト78、及びメディア検知センサー111を制御する。制御部91は、給送ベルト78に吸着している印刷媒体Pが1枚である状態で、メディア検知センサー111に印刷媒体Pの特徴量の検知を実行させる。なお、給送ベルト78に吸着している印刷媒体Pが1枚である状態は、上側センサー111aと下側センサー111bとの間にある印刷媒体Pが印刷媒体Pのうち最上位にある最上位紙P_tであることと等価である。制御部91は、給送ベルト78に印刷媒体Pが吸着した場合、下側センサー111bを上側センサー111aに対向する位置まで移動させる。制御部91は、給送ベルト78に最上位紙P_tが吸着した場合、下側センサー111bを移動させる前に、昇降モーター763により昇降トレイ73を下降させる。制御部91は、印刷媒体Pが送信部121aと受信部121bとの間を通過する間に受信部121bにより受信された超音波の受信強度に基づき、給送ベルト78に吸着する印刷媒体Pが1枚であるか否かを判定する。
図6は、本開示の実施形態1における制御例を説明するフローチャートである。なお、ステップS16~ステップS22の処理は、搬送前検知処理に相当する。また、以降の各処理の説明では、印刷媒体Pが用紙である場合の一例について説明する。ステップS11において、制御部91は、捌きファン742をオン状態に設定する。ステップS12において、制御部91は、浮上ファン762をオン状態に設定する。ステップS13において、制御部91は、吸気ファン772をオン状態に設定する。ステップS14において、制御部91は、一定時間が経過したか否かを判定する。制御部91は、一定時間が経過したと判定する場合(ステップS14;Y)、ステップS15の処理に移行する。制御部91は、一定時間が経過しないと判定する場合(ステップS14;N)、ステップS14の処理を繰り返す。ステップS15において、制御部91は、吸着センサー122が用紙を検知したか否かを判定する。制御部91は、吸着センサー122が用紙を検知したと判定する場合(ステップS15;Y)、ステップS16の処理に移行する。制御部91は、吸着センサー122が用紙を検知しないと判定する場合(ステップS15;N)、ステップS14の処理に戻る。
ステップS16において、制御部91は、昇降トレイ73を下降させる。ステップS17において、制御部91は、メディア検知センサー111において下側センサー111bを上側センサー111aに対向する位置まで移動させる。ステップS18において、制御部91は、検知された用紙が1枚であるか否かを判定する。制御部91は、検知された用紙が1枚であると判定する場合(ステップS18;Y)、ステップS22の処理に移行し、ステップS22において、メディア検知センサー111に用紙の特徴量の検知を実行させ、処理を終了させる。制御部91は、検知された用紙が1枚でないと判定する場合(ステップS18;N)、ステップS19の処理に移行する。ステップS19において、制御部91は、捌きファン742をオフ状態に設定する。ステップS20において、制御部91は、浮上ファン762をオフ状態に設定する。ステップS21において、制御部91は、吸気ファン772をオフ状態に設定し、ステップS11の処理に戻る。つまり、制御部91は、吸着センサー122により検知された用紙が1枚でなければ、給送ベルト78に吸着している用紙を昇降トレイ73に戻させ、吸着センサー122により検知された用紙が1枚となるまで給送ベルト78に用紙を吸着させる処理を繰り返させる。
以上の説明から、本実施形態によれば、給送ベルト78に吸着している印刷媒体Pが1枚である場合、印刷媒体Pの特徴量の検知が実行される。よって、昇降トレイ73にセットされる印刷媒体Pと、検知される特徴量に対応する印刷媒体Pとが同一となるため、昇降トレイ73にセットされる印刷媒体Pに応じてプロファイルを選択することができる。したがって、昇降トレイ73にセットされる印刷媒体Pに高品質の画像を形成することができる。
また、本実施形態によれば、給送ベルト78に吸着している印刷媒体Pが1枚である状態で、印刷媒体Pの特徴量の検知が実行される場合、上側センサー111aと下側センサー111bとの間にある印刷媒体Pが判定される。よって、印刷媒体Pの特徴量として、1枚の印刷媒体Pであって、且つ最上位紙P_tに対応するものが検知される。したがって、印刷媒体Pを正確に特定することができると共に、印刷媒体Pを無駄にすることがない。
また、本実施形態によれば、給送ベルト78に印刷媒体Pが吸着した場合、下側センサー111bを上側センサー111aに対向する位置まで移動させる。よって、給送ベルト78により印刷媒体Pを搬送させなくても、印刷媒体Pの特徴量を検知できる。したがって、昇降トレイ73にある印刷媒体Pを捌いて給送ベルト78に吸着させるための各種風量を適切に制御でき、後段側にある画像形成装置3のプロセス調整の各種設定値を適切な値に設定できる。
また、本実施形態によれば、給送ベルト78に印刷媒体Pが吸着した場合、下側センサー111bを移動させる前に、昇降モーター763により昇降トレイ73が下降される。よって、給送ベルト78と、昇降トレイ73に載置されている印刷媒体Pとの距離を離してから下側センサー111bを移動させることができる。したがって、下側センサー111bが、昇降トレイ73に載置されている印刷媒体Pに干渉するのを回避することができるため、印刷媒体Pの特徴量を正確に検知することができる。
また、本実施形態によれば、印刷媒体Pが送信部121aと受信部121bとの間を通過する間に受信部121bにより受信された超音波の受信強度に基づき、給送ベルト78に吸着する印刷媒体Pが1枚であるか否かが判定される。よって、印刷媒体Pが重送して搬送されているか否かを判定することができる。したがって、メディア検知センサー111は印刷媒体Pが1枚であるときに、印刷媒体Pの特徴量を確実に検知することができる。
実施形態2.
実施形態2において、実施形態1と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態2は、印刷媒体Pを搬送する前に印刷媒体Pの特徴量を検知する搬送前検知処理を実行する実施形態1と比べ、印刷媒体Pを搬送して印刷媒体Pの特徴量を検知する搬送検知処理を実行する点が異なる。図7は、本開示の実施形態2における給紙装置7の要部構成例の断面図である。図8は、本開示の実施形態2における画像形成システム1の制御系の機能構成例を示す図である。図7に示すように、搬送検知センサー123は、給送ベルト78の後方且つ印刷媒体Pの搬送経路上に設けられ、印刷媒体Pの通過を検知する。搬送検知センサー123は、例えば、受光素子と発光素子とからなるフォトセンサーである。なお、図7の一例では、受光素子と発光素子とが一体となった反射型センサーであるが、受光素子と発光素子とが分離して構成される透過型センサーであってもよい。給送ベルト78は、搬送検知センサー123に向けて印刷媒体Pを搬送自在である。上側センサー111aは、給送ベルト78の後方且つ印刷媒体Pの搬送経路上の上方に設けられている。下側センサー111bは、給送ベルト78の後方且つ印刷媒体Pの搬送経路上の下方であって、上側センサー111aと対向して設けられている。制御部91は、搬送検知センサー123により印刷媒体Pが検知された場合、上側センサー111a及び下側センサー111bにより印刷媒体Pの特徴量を検知させる。
図9は、本開示の実施形態2における制御例を説明するフローチャートである。なお、ステップS41~ステップS45及びステップS50~ステップS54の処理は、ステップS11~ステップS15及びステップS18~ステップS22の処理と同様であるため、その説明については省略する。ステップS46~ステップS54の処理は、搬送検知処理に相当する。ステップS46において、制御部91は、給送ベルト78を駆動させる駆動ローラー81をオン状態に設定する。ステップS47において、制御部91は、用紙を搬送方向下流側に搬送させる。ステップS48において、制御部91は、搬送検知センサー123が用紙を検知したか否かを判定する。制御部91は、搬送検知センサー123が用紙を検知したと判定する場合(ステップS48;Y)、ステップS49の処理に移行する。制御部91は、搬送検知センサー123が用紙を検知しないと判定する場合(ステップS48;N)、ステップS47の処理に戻る。ステップS49において、制御部91は、給送ベルト78を駆動させる駆動ローラー81をオフ状態に設定する。
以上の説明から、本実施形態によれば、搬送検知センサー123により印刷媒体Pが検知された場合、上側センサー111a及び下側センサー111bにより印刷媒体Pの特徴量が検知される。よって、下側センサー111bを移動させる部材を設けることなく、印刷媒体Pの特徴量を検知することができる。したがって、メディア検知センサー111の構成を単純化できるため、低コストで印刷媒体Pを特定することができる。
実施形態3.
実施形態3において、実施形態1,2と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態3は、実施形態1と比べ、搬送検知処理をする点が異なり,実施形態2と比べ、搬送検知処理において、用紙を昇降トレイ73に戻す点が異なる。図10は、本開示の実施形態3における制御例を説明するフローチャートである。なお、ステップS71~ステップS84の処理は、ステップS41~ステップS54の処理と同様であるため、その説明については省略する。ステップS76~ステップS90の処理は、搬送検知処理に相当する。ステップS85において、制御部91は、用紙を搬送方向上流側に搬送させる。ステップS86において、制御部91は、用紙の移動量が搬送方向下流側への移動量と同一であるか否かを判定する。制御部91は、用紙の移動量が搬送方向下流側への移動量と同一であると判定する場合(ステップS86;Y)、ステップS87の処理に移行する。制御部91は、用紙の移動量が搬送方向下流側への移動量と同一でないと判定する場合(ステップS86;N)、ステップS85の処理に戻る。具体的には、搬送検知センサー123まで搬送させたのと同じ距離になるように、用紙を搬送検知センサー123まで搬送させた搬送方向とは逆方向に駆動モーター811を回転させる。より具体的には、制御部91は、回転方向切替信号を駆動モーター811に出力して回転方向を逆方向に切り替えた後、用紙を搬送検知センサー123まで搬送したときと同じクロック数を駆動モーター811に出力する。なお、駆動モーター811がステッピングモーターである一例の制御例について説明したが、特にこれに限定されるものではない。ステップS87において、制御部91は、給送ベルト78を駆動させる駆動ローラー81をオフ状態に設定する。ステップS88において、制御部91は、捌きファン742をオフ状態に設定する。ステップS89において、制御部91は、浮上ファン762をオフ状態に設定する。ステップS90において、制御部91は、吸気ファン772をオフ状態に設定し、処理を終了させる。
以上の説明から、本実施形態によれば、上側センサー111a及び下側センサー111bにより印刷媒体Pの特徴量が検知された場合、給送ベルト78により印刷媒体Pが昇降トレイ73まで戻される。よって、昇降トレイ73に戻された印刷媒体Pは、画像形成時には再び昇降トレイ73から搬送されるため、印刷媒体Pを1枚も無駄にすることなく印刷媒体Pを特定することができる。
実施形態4.
実施形態4において、実施形態1~3と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態4は、実施形態1と比べ、搬送検知処理である点が異なり、実施形態2と比べ、駆動モーター811の駆動電流を最大にする点が異なり、実施形態3と比べ、駆動モーター811の駆動電流を最大にする点と、用紙を昇降トレイ73に戻す処理が含まれない点が異なる。図11は、本開示の実施形態4における制御例を説明するフローチャートである。なお、ステップS101~ステップS106及びステップS108~ステップS115の処理は、ステップS41~ステップS54の処理と同様であるため、その説明については省略する。ステップS107の処理は、ステップS108における用紙を搬送方向下流側に搬送させる処理の前にするのが好ましい。ステップS106~ステップS115の処理は、搬送検知処理に相当する。ステップS107において、制御部91は、駆動ローラー81の回転駆動を制御する駆動モーター811の駆動電流を許容電流範囲の最大電流に設定する。なお、許容電流範囲は、駆動モーター811の仕様に基づき定まる。
以上の説明から、本実施形態によれば、給送ベルト78により印刷媒体Pを上側センサー111a及び下側センサー111bの検知位置まで搬送させる場合、駆動電流が許容電流範囲の最大電流に設定される。よって、特徴が不明な印刷媒体Pを搬送する場合であっても、駆動電流が最大電流に設定されているため、印刷媒体Pを安全に搬送することができる。
実施形態5.
実施形態5において、実施形態1~4と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態5は、実施形態1と比べ、搬送検知処理である点が異なり、実施形態2,4と比べ、駆動モーター811の駆動速度を最低にする点が異なり、実施形態3と比べ、駆動モーター811の駆動速度を最低にする点と、用紙を昇降トレイ73に戻す処理が含まれない点が異なる。図12は、本開示の実施形態5における制御例を説明するフローチャートである。なお、ステップS131~ステップS136及びステップS138~ステップS145の処理は、ステップS41~ステップS54の処理と同様であるため、その説明については省略する。ステップS137の処理は、ステップS138における用紙を搬送方向下流側に搬送させる処理の前にするのが好ましい。ステップS136~ステップS145の処理は、搬送検知処理に相当する。ステップS137において、制御部91は、駆動ローラー81の回転駆動を制御する駆動モーター811の駆動速度を許容速度範囲の最低速度に設定する。なお、許容速度範囲は、駆動モーター811の仕様に基づき定まる。
以上の説明から、本実施形態によれば、給送ベルト78により印刷媒体Pを上側センサー111a及び下側センサー111bの検知位置まで搬送させる場合、駆動速度が許容速度範囲の最低速度に設定される。よって、特徴が不明な印刷媒体Pを搬送する場合であっても、駆動速度が最低速度に設定されているため、印刷媒体Pを安全に搬送することができる。
実施形態6.
実施形態6において、実施形態1~5と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態6は、実施形態1~5と比べ、透気度に基づき用紙の特徴量を求める点が異なる。透気度は、単位時間当たりに用紙の厚さ方向に空気が通り抜ける度合いとして使用する。図13は、本開示の実施形態6における給紙装置7の要部構成例の上面図である。図14は、本開示の実施形態6における画像形成システム1の制御系の機構構成例を示す図である。図13に示すように、風量検知センサー124は、通気ダクト77の内部に設けられ、通気口771の外側から内側に流れる通気ダクト77の風量を検知する。風量検知センサー124は、例えば、熱式、コリオリ式、又はカルマン渦式等に基づく流量センサーから構成され、用紙を給送ベルト78に吸着させているときに用紙を透過する風量を検知する。図15は、本開示の実施形態6における制御例を説明するフローチャートである。なお、ステップS161~ステップS169の処理は、ステップS11~ステップS15及びステップS18~ステップS21の処理と同様であるため、その説明については省略する。ステップS166~ステップS172の処理は、透気度演算処理に相当する。ステップS170において、制御部91は、風量検知センサー124に通気ダクト77の風量を検知させる。ステップS171において、制御部91は、通気ダクト77の風量から用紙の透気度を求める。ステップS172において、制御部91は、用紙の透気度に基づき、用紙の種類を特定し、処理を終了させる。なお、用紙の透気度と、用紙の透気度に対応する用紙の特徴量とを関連付けたテーブルを生成し、そのテーブルに基づき用紙の種類を特定すればよい。
以上の説明から、本実施形態によれば、風量検知センサー124により検知される通気ダクト77の風量から求められる印刷媒体Pの透気度に基づき、印刷媒体Pの種類が特定される。よって、コート原紙又はクラフト紙を特定するのに特に有効である。
実施形態7.
実施形態7において、実施形態1~6と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態7は、実施形態1~6と比べ、特徴量検知処理の前に吸気ファン772の風量を低下させる点が異なる。図16は、本開示の実施形態7における制御例を説明するフローチャートである。なお、ステップS191~ステップS195の処理は、ステップS11~ステップS15の処理と同様であるため、その説明については省略する。ステップS197~ステップS201の処理は、特徴量検知処理に相当する。特徴量検知処理は、透気度演算処理、搬送前検知処理、及び搬送検知処理の何れかの処理である。ステップS196において、制御部91は、吸気ファン772の風量を低下させる。なお、吸気ファン772の風量は、用紙の特徴量がわからず用紙を一意に特定できないため、最適風量に設定するのは難しい。そこで、吸気ファン772の風量は、用紙が給送ベルト78に吸着させるときの風量と比べ、例えば80%程度の風量であればよい。ステップS197において、制御部91は、透気度を求めるか否かを判定する。制御部91は、透気度を求めると判定する場合(ステップS197;Y)、ステップS198の処理に移行し、ステップS198において、透気度演算処理を実行し、処理を終了させる。制御部91は、透気度を求めないと判定する場合(ステップS197;N)、ステップS199の処理に移行する。ステップS199において、制御部91は、搬送前に用紙の特徴量の検知を実行するか否かを判定する。制御部91は、搬送前に用紙の特徴量の検知を実行すると判定する場合(ステップS199;Y)、ステップS200の処理に移行し、ステップS200において、搬送前検知処理を実行し、処理を終了させる。制御部91は、搬送前に用紙の特徴量の検知を実行しないと判定する場合(ステップS199;N)、ステップS201の処理に移行し、ステップS201において、搬送検知処理を実行し、処理を終了させる。
以上の説明から、本実施形態によれば、給送ベルト78に印刷媒体Pが吸着した場合、吸気ファン772の風量を低下させる。よって、印刷媒体Pの上下方向のばたつきを抑えることできるため、印刷媒体Pの特徴量を検知時のノイズを軽減することができる。
実施形態8.
実施形態8において、実施形態1~7と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態8は、実施形態1~7と比べ、用紙が給送ベルト78に吸着するまで吸気ファン772の風量を上げていく点が異なる。図17は、本開示の実施形態8における制御例を説明するフローチャートである。なお、ステップS221~ステップS223の処理、ステップS225~ステップS228の処理は、ステップS191~ステップS201の処理と同様であるため、その説明については省略する。ステップS229の処理は、ステップS226において吸着センサー122が用紙を検知しないと制御部91が判定するときに実行される。ステップS224において、制御部91は、吸気ファン772の風量を最低風量に設定する。なお、最低風量は、例えば、最大風量の20%の風量である。ステップS229において、制御部91は、吸気ファン772の風量を上げ、ステップS225の処理に戻る。なお、吸気ファン772の風量は、例えば、10%上げる。つまり、吸気ファン772の風量は、段階的に上げていけばよい。
以上の説明から、本実施形態によれば、吸着センサー122により印刷媒体Pが給送ベルト78に吸着したことが検知されるまで、吸気ファン772の風量が上昇していく。よって、印刷媒体Pに上下方向のダメージを与えないように印刷媒体Pを給送ベルト78に吸着させることができるため、印刷媒体Pの特徴量を正確に検知することができる。
実施形態9.
実施形態9において、実施形態1~8と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態9は、実施形態1~8と比べ、捌きファン742の駆動を停止させる点が異なる。図18は、本開示の実施形態9における制御例を説明するフローチャートである。なお、ステップS251~ステップS257の処理及びステップS259及びステップS260の処理は、ステップS221~ステップS229の処理と同様であるため、その説明については省略する。ステップS258の処理は、ステップS259において特徴量検知処理を実行する前に実行される。ステップS258において、制御部91は、捌きファン742の駆動を停止させる。
以上の説明から、本実施形態によれば、吸着センサー122により印刷媒体Pが給送ベルト78に吸着したことが検知された場合、捌きファン742の駆動を停止させる。よって、印刷媒体Pの側面から吹き付けられる風によるばたつきを抑えることができるため、印刷媒体Pの特徴量を検知時のノイズを軽減することができる。
実施形態10.
実施形態10において、実施形態1~9と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態10は、実施形態1~9と比べ、捌きファン742の風量を上げていく点が異なる。図19は、本開示の実施形態10における制御例を説明するフローチャートである。なお、ステップS281~ステップS283の処理、ステップS288~ステップS292の処理は、ステップS251~ステップS253の処理、ステップS255~ステップS259の処理と同様であるため、その説明については省略する。ステップS284~ステップS287の処理及びステップS293~ステップS296の処理について説明する。ステップS284において、制御部91は、捌きファン742の風量が最低風量に設定されているか否かを判定する。制御部91は、捌きファン742の風量が最低風量に設定されていると判定する場合(ステップS284;Y)、ステップS285の処理に移行し、ステップS285において、捌き最小フラグを1に設定する。制御部91は、捌きファン742の風量が最低風量に設定されていないと判定する場合(ステップS284;N)、ステップS286の処理に移行する。ステップS286において、制御部91は、吸気ファン772の風量が最低風量に設定されているか否かを判定する。制御部91は、吸気ファン772の風量が最低風量に設定されていると判定する場合(ステップS286;Y)、ステップS287の処理に移行し、ステップS287において、吸気最小フラグを1に設定する。制御部91は、吸気ファン772の風量が最低風量に設定されていないと判定する場合(ステップS286;N)、ステップS288の処理に移行する。なお、上記の説明において、捌きファン742及び吸気ファン772の最低風量は、例えば、最大風量の20%の風量である。
ステップS293において、制御部91は、捌き最小フラグが1であるか否かを判定する。制御部91は、捌き最小フラグが1であると判定する場合(ステップS293;Y)、ステップS294の処理に移行し、ステップS294において、捌きファン742の風量を上げる。なお、捌きファン742の風量は、例えば、10%上げる。つまり、捌きファン742の風量は、段階的に上げていけばよい。制御部91は、捌き最小フラグが1でないと判定する場合(ステップS293;N)、ステップS295の処理に移行する。ステップS295において、制御部91は、吸気最小フラグが1であるか否かを判定する。制御部91は、吸気最小フラグが1であると判定する場合(ステップS295;Y)、ステップS296の処理に移行し、ステップS296において、吸気ファン772の風量を上げ、ステップS288の処理に戻る。制御部91は、吸気最小フラグが1でないと判定する場合(ステップS295;N)、ステップS288の処理に戻る。
以上の説明から、本実施形態によれば、吸着センサー122により印刷媒体Pが給送ベルト78に吸着したことが検知されるまで、捌きファン742の風量が上昇していく。よって、印刷媒体Pに側面からのダメージを与えないように給送ベルト78に吸着させることができるため、印刷媒体Pの特徴量を正確に検知することができる。
以上、本開示に係る画像形成システム1を実施形態に基づいて説明したが、本開示はこれに限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、本実施形態においては、印刷媒体Pの厚さ、坪量、又は透気度等により印刷媒体Pを一意に特定する一例について説明したが、特にこれに限定されるものではない。例えば、印刷媒体Pの白色度、水分量、平滑度、又は不透明度等により印刷媒体Pを一意に特定してもよい。なお、印刷媒体Pの厚さを検知する場合、不図示の厚みセンサーを用いてもよい。不図示の厚みセンサーは、2個のセンサーを接触させて、センサーの押された量を電気信号に変換して検知するものであればよい。
また、本実施形態においては、送信部121aと受信部121bとを備える重送検知センサー121であって、受信部121bの配置位置が移動自在に設けられている一例について説明したが、特にこれに限定されるものではない。例えば、送信部121aが給送ベルト78の後方且つ印刷媒体Pの搬送経路の上方に設けられ、受信部121bが給送ベルト78の後方且つ印刷媒体Pの搬送経路の下方であって、送信部121aと対向して設けられていてもよい。
なお、上記で説明した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもでき、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合は、そのソフトウェアを構成するプログラムが、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータに、プログラムを記録する記録媒体から、又は、インターネット等を介して、インストールされるものである。
また、図6,9,10~12,15~19に示す例示的な実施形態では、制御部91は、特徴量検知処理の機能を実行する前提として、吸着センサー122により検知された印刷媒体Pが1枚であるか否かを判定する機能を備える。図1~4,7,13に示すように、幾つかの実施形態では、給紙装置7は、昇降トレイ73と、通気ダクト77と、給送ベルト78と、メディア検知センサー111と、制御部91とを備え、制御部91は、給送ベルト78に吸着している印刷媒体Pが1枚である状態で、メディア検知センサー111に印刷媒体Pの特徴量の検知を実行させる特徴量検知処理の機能を備える。
図2~6に示す例示的な実施形態では、特徴量検知処理の一つとして、制御部91は、搬送前検知処理の機能を備える。図7~9に示す例示的な実施形態では、特徴量検知処理の一つとして、制御部91は、搬送検知処理の機能を備える。図10に示す例示的な実施形態では、制御部91は、搬送検知処理の機能に印刷媒体Pを昇降トレイ73の位置に戻す機能をさらに備える。図11に示す例示的な実施形態では、制御部91は、搬送検知処理の機能に給送ベルト78を駆動させるときの駆動モーター811の駆動電流を最大電流に設定する機能をさらに備える。図12に示す例示的な実施形態では、制御部91は、搬送検知処理の機能に給送ベルト78を駆動させるときの駆動モーター811の駆動速度を最低速度に設定する機能をさらに備える。図13~15に示す例示的な実施形態では、特徴量検知処理の一つとして、制御部91は、透気度演算処理の機能を備える。
図16~図19に示す例示的な実施形態では、制御部91は、特徴量検知処理の機能を実行する前に吸気ファン772の風量を低下させる機能をさらに備える。図16に示す例示的な実施形態では、制御部91は、透気度演算処理、搬送前検知処理、及び搬送検知処理の何れか1つを特徴量検知処理として条件に応じて選択的に実行する機能をさらに備える。図17に示す例示的な実施形態では、制御部91は、特徴量検知処理の機能に加え、印刷媒体Pが給送ベルト78に吸着するまで吸気ファン772の風量を上げていく機能をさらに備える。図18に示す例示的な実施形態では、制御部91は、特徴量検知処理の機能と、印刷媒体Pが給送ベルト78に吸着するまで吸気ファン772の風量を上げていく機能とに加え、特徴量検知処理の機能を実行する前に捌きファン742の駆動を停止する機能をさらに備える。図19に示す例示的な実施形態では、制御部91は、特徴量検知処理の機能と、印刷媒体Pが給送ベルト78に吸着するまで吸気ファン772の風量を上げていく機能と、特徴量検知処理の機能を実行する前に捌きファン742の駆動を停止する機能とに加え、印刷媒体Pが給送ベルト78に吸着するまで捌きファン742の風量を上げていく機能をさらに備える。
1 画像形成システム、3 画像形成装置、10 画像読取部
11 自動原稿給紙装置、12 原稿画像走査装置、20 操作表示部
30 画像処理部、40 画像形成部、411 露光装置、412 現像装置
413 感光体、414 帯電装置、415 ドラムクリーニング装置
42 中間転写部、50 用紙搬送部、51 給紙部、52 排紙部
53 搬送経路部、60 定着部
7 給紙装置、71 筐体、72,72_u,72_m,72_l 引き出しトレイ
73 昇降トレイ、74 横規制ガイド、741 吹出口、742 捌きファン
75 後規制ガイド、76 前規制ガイド、761 吹出口、762 浮上ファン
763 昇降モーター、77 通気ダクト、771 通気口、772 吸気ファン
78 給送ベルト、781 貫通孔
81 駆動ローラー、811 駆動モーター、82 従動ローラー
90,91 制御部、911,912,913 PWM制御回路
101 通紙経路、111 メディア検知センサー
111a 上側センサー、111b 下側センサー、112 取付部
121 重送検知センサー、121a 送信部、121b 受信部
122 吸着センサー、122a 発光部、122b 受光部、122c フラップ
123 搬送検知センサー、124 風量検知センサー
P 印刷媒体、P_t 最上位紙

Claims (14)

  1. 印刷媒体が載置される昇降トレイと、
    前記昇降トレイの上方に設けられ、通気口を有し、内部が負圧状態に制御される通気ダクトと、
    前記通気ダクトの通気口を覆う位置に設けられ、複数の貫通孔を有し、前記負圧状態で前記複数の貫通孔に吸着される前記印刷媒体を搬送自在な給送ベルトと、
    前記印刷媒体の表裏のうち何れか一方を検知する上側センサー、及び前記上側センサーの下方に設けられて前記印刷媒体の表裏のうち何れか他方を検知する下側センサーを有し、前記給送ベルトに吸着した前記印刷媒体の特徴量を検知するメディア検知センサーと、
    前記昇降トレイ、前記給送ベルト、及び前記メディア検知センサーを制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記給送ベルトに吸着している前記印刷媒体が1枚である状態で、前記メディア検知センサーに前記印刷媒体の特徴量の検知を実行させる、
    給紙装置。
  2. 前記上側センサーは、
    前記給送ベルトの下端側周囲に設けられ、
    前記下側センサーは、
    前記通気ダクト及び前記給送ベルトの下方に配置位置が移動自在に設けられ、
    前記制御部は、
    前記給送ベルトに前記印刷媒体が吸着した場合、前記下側センサーを前記上側センサーに対向する位置まで移動させる、
    請求項に記載の給紙装置。
  3. 前記昇降トレイを昇降自在な昇降モーター、
    をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記下側センサーを移動させる前に、前記昇降モーターにより前記昇降トレイを下降させる、
    請求項に記載の給紙装置。
  4. 前記給送ベルトの後方且つ前記印刷媒体の搬送経路上に設けられ、前記印刷媒体の通過を検知する搬送検知センサー、
    をさらに備え、
    前記給送ベルトは、
    前記搬送検知センサーに向けて前記印刷媒体を搬送自在であり、
    前記上側センサーは、
    前記給送ベルトの後方且つ前記印刷媒体の搬送経路上の上方に設けられ、
    前記下側センサーは、
    前記給送ベルトの後方且つ前記印刷媒体の搬送経路上の下方であって、前記上側センサーと対向して設けられ、
    前記制御部は、
    前記搬送検知センサーにより前記印刷媒体が検知された場合、前記上側センサー及び前記下側センサーにより前記印刷媒体の特徴量を検知させる、
    請求項に記載の給紙装置。
  5. 前記制御部は、
    前記上側センサー及び前記下側センサーにより前記印刷媒体の特徴量を検知させた場合、前記給送ベルトにより前記印刷媒体を前記昇降トレイまで戻させる、
    請求項に記載の給紙装置。
  6. 前記給送ベルトに巻き掛けられ、前記給送ベルトを駆動させる駆動ローラーと、
    前記給送ベルトに巻き掛けられ、前記給送ベルトの駆動に追従する従動ローラーと、
    前記駆動ローラーの回転駆動を制御する駆動モーターと、
    をさらに備え、
    前記駆動モーターは、
    前記印刷媒体の特徴量に応じて、駆動電流が可変に設定されるものであり、
    前記制御部は、
    前記給送ベルトにより前記印刷媒体を前記上側センサー及び前記下側センサーの検知位置まで搬送させる場合、前記駆動電流を許容電流範囲の最大電流に設定する、
    請求項の何れか一項に記載の給紙装置。
  7. 前記駆動モーターは、
    前記印刷媒体の特徴量に応じて、駆動速度が可変に設定されるものであり、
    前記制御部は、
    前記給送ベルトにより前記印刷媒体を前記上側センサー及び前記下側センサーの検知位置まで搬送させる場合、前記駆動速度を許容速度範囲の最低速度に設定する、
    請求項に記載の給紙装置。
  8. 前記通気ダクトの端部に設けられ、前記通気ダクトの内部を前記負圧状態に制御する吸気ファンと、
    前記通気ダクトの内部に設けられ、前記通気口の外側から内側に流れる前記通気ダクトの風量を検知する風量検知センサーと、
    をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記風量検知センサーにより検知される前記通気ダクトの風量から求められる前記印刷媒体の透気度に基づき、前記印刷媒体の種類を特定する、
    請求項の何れか一項に記載の給紙装置。
  9. 前記制御部は、
    前記給送ベルトに前記印刷媒体が吸着した場合、前記吸気ファンの風量を低下させる、
    請求項に記載の給紙装置。
  10. 前記給送ベルトの下端側に設けられ、前記印刷媒体が前記給送ベルトに吸着したか否かを検知する吸着センサー、
    をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記吸着センサーにより前記印刷媒体が前記給送ベルトに吸着したことを検知するまで、前記吸気ファンの風量を上げていく、
    請求項又はに記載の給紙装置。
  11. 前記昇降トレイのそれぞれの側面に設けられ、前記印刷媒体の側面をガイドする横規制ガイドと、
    前記横規制ガイドに設けられ、前記印刷媒体を捌く捌きエアを吹き出す捌きファンと、
    をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記吸着センサーにより前記印刷媒体が前記給送ベルトに吸着したことを検知した場合、前記捌きファンの駆動を停止させる、
    請求項1に記載の給紙装置。
  12. 前記制御部は、
    前記吸着センサーにより前記印刷媒体が前記給送ベルトに吸着したことを検知するまで、前記捌きファンの風量を上げていく、
    請求項1に記載の給紙装置。
  13. 前記印刷媒体が重送されているか否かを検知する重送検知センサー、
    をさらに備え、
    前記重送検知センサーは、
    前記給送ベルトの下端側周囲に設けられ、超音波を送信する送信部と、
    前記送信部と対向し、前記送信部により送信される前記超音波を受信する受信部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記印刷媒体が前記送信部と前記受信部との間を通過する間に前記受信部により受信された前記超音波の受信強度に基づき、前記給送ベルトに吸着する前記印刷媒体が1枚であるか否かを判定する、
    請求項1~1の何れか一項に記載の給紙装置。
  14. 請求項1~1の何れか一項に記載の給紙装置と、
    前記印刷媒体の特徴量に基づき、前記印刷媒体に画像を形成する画像形成装置と、
    を備える、
    画像形成システム。
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