JP6988434B2 - トレッド形状測定方法及びトレッド形状測定装置 - Google Patents

トレッド形状測定方法及びトレッド形状測定装置 Download PDF

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Description

本発明は、非接触式のレーザ変位計を用いてタイヤの周方向のトレッド表面形状を測定するトレッド形状測定方法及びトレッド形状測定装置に関する。
に関する。
従来、レーザ変位計を用いてタイヤのトレッド部の表面形状を計測する装置が、種々提案されている。例えば、下記特許文献1では、一つのレーザ変位計をタイヤ軸方向に移動させながら、測定された距離データに基づいてトレッド部の形状を測定する装置が開示されている。
特開2001−56215号公報
しかし、上記特許文献1に記載された装置では、レーザ光の軸線が、タイヤ赤道面と平行かつタイヤ軸心に向くようにレーザ変位計が配されている。そのため、図8に示すように、トレッド部aにトレッド溝bが形成されている場合、トレッド溝bの側壁面bsがレーザ光cの軸線と略平行となる結果、レーザ光cの反射光が検知されない傾向となる。これに伴い、側壁領域yにてデータの欠落が生じ、トレッド溝の断面形状を精密に測定できない傾向がある。
本発明は、特に、ラグ溝が周方向に隔設されたトレッド部の周方向の表面形状を測定するのに好適であり、ラグ溝の側壁領域でのデータの欠落を抑制でき、ラグ溝の断面形状を含む周方向の表面形状を精度良く測定しうるトレッド形状測定方法及びトレッド形状測定装置を提供することを主たる目的としている。
本願第1発明は、タイヤのトレッド部の周方向の表面形状を測定するための方法であって、
タイヤ軸心であるY軸に対して直角な基準面上に配置されるとともに、前記基準面上で前記Y軸と直角に交わるX軸の両側かつ該X軸から等距離Laを隔てて位置し、しかも前記基準面上で前記Y軸及びX軸と直角に交わるZ軸からX軸方向に距離Lbを隔てて位置し、かつ各レーザ光の軸線をX軸と平行に向けて配される第1、第2のレーザ変位計を含む複数のレーザ変位計を用い、
タイヤを前記Y軸回りで回転させながら、前記第1、第2のレーザ変位計からそれぞれ前記トレッド部の表面までのX軸方向の距離データLxを測定する測定工程、
及び、前記第1レーザ変位計によって測定された第1距離データLxと、前記第2レーザ変位計によって測定された第2距離データLxとを合成して、前記トレッド部の表面形状を表すデータを得る計算工程とを含むことを特徴としている。
本発明に係るトレッド形状測定方法では、前記トレッド部の表面にラグ溝が周方向に隔設されるとともに、前記ラグ溝の溝巾をW、溝深さをD、タイヤの半径をRとしたとき、前記距離Laは、次式(1)を満たすことが好ましい。
La≦(0.5×W×R)/D −−−(1)
本発明に係るトレッド形状測定方法では、前記計算工程は、前記第1距離データLx及び第2距離データLxを、それぞれ、次式(2)、(3)に基づいて、タイヤ周上の角度位置θ、及びタイヤ半径方向の距離rに変換する変換ステップを有することが好ましい。
r=√{La+(Lb−Lx)} −−−(2)
θ=arctan{La/(Lb−Lx)} −−−(3)
(Lxは、Lx、Lxを総称している)
本願第2発明は、タイヤのトレッド部の周方向の表面形状を測定するための装置であって、
タイヤをその軸心回りで回転可能に支持するタイヤ支持部、
前記軸心であるY軸に対して直角な基準面上に配置されるとともに、前記基準面上で前記Y軸と直角に交わるX軸の両側かつ該X軸から等距離Laを隔てて位置し、しかも前記基準面上で前記Y軸及びX軸と直角に交わるZ軸からX軸方向に距離Lbを隔てて位置し、かつ各レーザ光の軸線をX軸と平行に向けて配される第1、第2のレーザ変位計を含む複数のレーザ変位計、
及び、前記第1レーザ変位計によって測定された前記第1レーザ変位計から前記トレッド部の表面までのX軸方向の第1距離データLxと、前記第2レーザ変位計によって測定された前記第2レーザ変位計から前記トレッド部の表面までのX軸方向の第2距離データLxとを合成して、前記トレッド部の表面形状を表すデータを得る計算手段を含むことを特徴としている。
本発明のトレッド形状測定方法では、タイヤの軸心(Y軸)と直角な基準面上に配置された第1、第2のレーザ変位計が用いられる。
この第1、第2のレーザ変位計は、各レーザ光の軸線がX軸と平行となる向きで、X軸の両側かつ該X軸から等距離Laを隔てた位置に配される。従って、トレッド部にラグ溝が形成されている場合、第1、第2のレーザ変位計は、ラグ溝を、その溝中心線であるタイヤ半径方向に対して傾斜する向きでレーザ光を照射こととなる。これにより、第1のレーザ変位計により、ラグ溝の一方の側壁面までの距離が測定可能となり、又第2のレーザ変位計により、ラグ溝の他方の側壁面までの距離が測定可能となる。
又計算工程では、第1、第2のレーザ変位計によって測定された第1、第2距離データが合成される。これにより、ラグ溝の両側の側壁領域を含む全領域のデータを、欠損を招くことなく得ることができ、ラグ溝の断面形状を含むトレッド部の周方向の全表面形状を精度良く測定できる。
本発明のトレッド形状測定方法に使用されるトレッド形状測定装置の一実施形態を示す側面図である。 上記トレッド形状測定装置の主要部を示す正面図である。 レーザ変位計の位置関係を、第1のレーザ変位計を代表して説明する正面図である。 角度位置θとラグ溝の溝巾及び溝深さの関係を示す部分断面図である。 (A)はレーザ変位計による作用を説明する断面図、(B)は距離データLxを概念的に示すグラフである。 (A)は第1のレーザ変位計を用いて測定したラグ溝の表面形状のグラフ、(B)は第2のレーザ変位計を用いて測定したラグ溝の表面形状のグラフ、(C)は、第1距離データと第2距離データとを合成して得たラグ溝の表面形状のグラフである。 X軸上の一つのレーザ変位計を用いて測定したラグ溝の表面形状のグラフである。 従来のトレッド形状測定装置による問題点を説明する断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1、2に示すように、本実施形態のトレッド形状測定装置1は、タイヤ100をその軸心回りで回転可能に支持するタイヤ支持部2と、タイヤ100のトレッド部101の周方向の表面形状を測定するための形状測定部3と、該形状測定部3から出力されたデータを処理するデータ処理部4とを有する。
本例のトレッド形状測定装置1は、複数のラグ溝102が周方向に隔設されたトレッド部101の周方向の形状測定に採用される。
前記タイヤ支持部2は、リム組みされたタイヤ100を支持する支持軸22と、支持軸22を一定の角速度で回転駆動するモータ等の駆動手段23とを含む。
前記形状測定部3は、第1、第2のレーザ変位計31、32を含む。各レーザ変位計31、32は、周知のように、測定対象物にレーザ光Kを照射してその反射光を電気信号に変換することにより、レーザ変位計31、32から測定対象物までの距離データを測定する。各レーザ変位計31、32とデータ処理部4とは、有線又は無線の通信手段(図示せず)によって接続され、各レーザ変位計31、32によって測定された距離に相当する電気信号(距離データ)は、計算手段であるデータ処理部4に転送される。
データ処理部4(計算手段)として、例えば、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、ハードディスク装置等を有するコンピューター装置が適用されうる。データ処理部4(計算手段)は、ハードディスク装置等に格納されているプログラムに応じて動作する。例えば、データ処理部4(計算手段)は、各レーザ変位計31、32から転送された距離データ等を記憶し、CPUが各種の演算処理、情報処理等を実行することにより、トレッド部101の周方向の表面形状を取得する。
各レーザ変位計31、32は、支持部33によって所定位置に支持される。前記所定位置とは、タイヤ軸心をY軸、このY軸に対して直角な面を基準面S、前記基準面S上でY軸と直角に交わる軸をX軸、前記基準面S上でY軸及びX軸と直角に交わる軸をZ軸と定義したとき、以下のように示される。
即ち、各レーザ変位計31、32は、前記基準面S上に、各レーザ光Kの軸線をX軸と平行に向けて配される。又レーザ変位計31、32は、前記X軸の両側かつ該X軸から等距離Laを隔てた位置、しかも前記Z軸からX軸方向に距離Lbを隔ててた位置に配される。なおレーザ変位計31、32の位置及び距離La、Lb1等は、厳密には、レーザ光Kの投光部Kaの位置で特定される
各レーザ変位計31、32は、本例では、移動手段34により前記所定位置を維持したまま、Y軸方向に移動可能に支持される。これにより、トレッド部101の周方向の表面形状を、トレッド巾全域に亘って測定しうる。本例の移動手段34は、前記支持部33を案内するY軸方向のレール34Aと、例えばボールネジ機構などを用いた適宜の駆動装置(図示しない)とを含んで構成される。
そして、トレッド形状測定方法では、測定工程と計算工程とを含む。前記測定工程では、タイヤ100をY軸回りで回転させながら、各レーザ変位計31、32からトレッド部101の表面までのX軸方向の距離データLxを測定する。
図5(A)、(B)に、タイヤ回転により、ラグ溝102がA位置(一点鎖線)からB位置(実線)まで移動したときの、第1のレーザ変位計31による距離データLxの測定状態が示される。A位置は、ラグ溝102の回転方向側の溝エッジEaが、レーザ光Kの照射位置Pに到達したときの位置である。B位置は、ラグ溝102の他方の溝エッジEbが、レーザ光Kの照射位置Pから出て行くときの位置である。
同図に示すように、本発明では、レーザ光Kが、X軸と平行かつX軸から距離Laを隔てて照射される。即ち、レーザ光Kが、ラグ溝102に対して、その溝中心線であるタイヤ半径方向とは傾斜する向きで照射される。そのため、ラグ溝102の一方(タイヤ回転方向側)の側壁面waを照射でき、その距離データLx(第1距離データLx)を得ることが可能となる。
これに対してB位置からは、レーザ光Kが、溝エッジEbによって遮られるため、他方の側壁面wbの距離データLxは欠落する。そのため測定工程では、第2のレーザ変位計32を用いて、他方の側壁面wbの距離データLx(第2距離データLx)を測定している。なお第2のレーザ変位計32による第2距離データLxの測定状態は、前述の第1のレーザ変位計31による第1距離データLxの測定状態とは、X軸を中心として略線対称であるので、その説明は省略する。
そして本発明では、計算工程により、前記第1距離データLxと第2距離データLxとを合成している。これにより、ラグ溝102の両側の側壁面wa、wbを含む全領域のデータを、欠損を招くことなく得ることができる。なお計算工程は、計算手段である前記データ処理部4(計算手段)によって行われる。
ここで、図5(B)に示すように、レーザ変位計31によって得られる距離データLxと実際のラグ溝102の断面形状(一点鎖線)とは相違している。そのため、前記計算工程では、合成に先駆け、第1距離データLx及び第2距離データLxを補正するための変換ステップを具える。この変換ステップでは、第1距離データLx及び第2距離データLxを、それぞれ、次式(2)、(3)に基づいて、タイヤ周上の角度位置θ、及びタイヤ半径方向の距離rに変換する。
r=√{La+(Lb−Lx)} −−−(2)
θ=arctan{La/(Lb−Lx)} −−−(3)
(Lxは、Lx、Lxを総称している)
図3に示すように、タイヤ軸心(Y軸)から被測定点Qまでのタイヤ半径方向の距離rは、式(2)で示すことができる。又、X軸から被測定点Qまで中心角度θは、式(3)で示すことができる。この中心角度θは、タイヤ周上における角度位置θに相当する。そして式(2)、(3)を用いることで、距離データLxから、被測定点Qにおける「タイヤ周上における角度位置θ」及び「タイヤ半径方向の距離r」を得ることができる。言い換えると、被測定点Qの位置を、タイヤ軸心を原点とした極座標にて表すことができる。
図4に示すように、ラグ溝102の溝巾Wの少なくとも1/2の範囲を測定するためには、次式(4)を充足する必要がある。式(4)から外れる場合、第1距離データLxと第2距離データLxとを合成した場合にも、溝底部分において、距離データの欠損が発生することとなる。
tanθ≦(0.5×W)/D −−−(4)
他方、前記式(3)から次式(3A)が得られる。
tanθ=La/(Lb−Lx)≧La/R −−−(3A)
又式(4)、(3A)から式(5)が得られるとともに、この式(5)から式(1)が求まる。
La/R≦tanθ≦(0.5×W)/D −−−(5)
La≦(0.5×W×R)/D −−−(1)
即ち、第1、第2のレーザ変位計31、32のみを用いた場合、ラグ溝102の溝底部分に距離データの欠損を招かないためには、上記式(1)を充足する必要がある。
しかし、第1、第2のレーザ変位計31、32の間、好ましくはX軸上に第3のレーザ変位計(図示しない)を配した場合には、上記式(1)を充足する必要はなく、第1距離データLxと、第2距離データLxと、第3のレーザ変位計による第3距離データLxとを合成することで距離データの欠損を防止できる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1、2に示すトレッド形状測定装置を用い、空気入りタイヤ(サイズ:235/50R18)におけるトレッド部の周方向の表面形状を測定した。
測定条件は以下の通りである。
リム:18×7JJ
内圧:240kPa
タイヤ半径R:348mm
タイヤ回転数:60rpm
第1、第2のレーザ変位計:LMI Techinologies社製(レーザSLS5000)
計測点数:4096点/1周 (360/4096度間隔で測定)
距離La:100mm
距離Lb:450mm
図6(A)は、第1のレーザ変位計によって測定された第1距離データLx、及び式(2)、(3)によって変換したタイヤ周上の角度位置θとタイヤ半径方向の距離rとのデータを示すグラフである。図6(B)は、第2のレーザ変位計によって測定された第2距離データLx、及び式(2)、(3)によって変換したタイヤ周上の角度位置θとタイヤ半径方向の距離rとのデータを示すグラフである。図6(C)は、第1距離データLxから変換された角度位置θと距離rとのデータ、及び第2距離データLxから変換された角度位置θと距離rとのデータを合成したグラフである。
比較例として、X軸上に配する一つのレーザ変位計を用いてトレッド部の周方向の表面形状を測定したときの結果を図7に示す。なお比較例では、レーザ変位計がX軸上に配されること以外、実質的に同仕様である。
図7に示すように、比較例では、ラグ溝の側壁領域にてデータの欠落が生じているのに対し、実施例では図6(C)に示すように、データの欠落がなく、ラグ溝の断面形状が正確に測定されているのが確認できる。
1 トレッド形状測定装置
2 タイヤ支持部
4 計算手段
31 第1のレーザ変位計
32 第2のレーザ変位計
100 タイヤ
101 トレッド部
102 ラグ溝
K レーザ光

Claims (6)

  1. タイヤのトレッド部の周方向の表面形状を測定するための方法であって、
    タイヤ軸心であるY軸に対して直角な基準面上に配置されるとともに、前記基準面上で前記Y軸と直角に交わるX軸の両側かつ該X軸から等距離Laを隔てて位置し、しかも前記基準面上で前記Y軸及びX軸と直角に交わるZ軸からX軸方向に距離Lbを隔てて位置し、かつ各レーザ光の軸線をX軸と平行に向けて配される第1、第2のレーザ変位計を含む複数のレーザ変位計を用い、
    タイヤを前記Y軸回りで回転させながら、前記第1、第2のレーザ変位計からそれぞれ前記トレッド部の表面までのX軸方向の距離データLxを測定する測定工程、
    及び、前記第1レーザ変位計によって測定された第1距離データLxと、前記第2レーザ変位計によって測定された第2距離データLxとを合成して、前記トレッド部の表面形状を表すデータを得る計算工程とを含むことを特徴とするトレッド形状測定方法。
  2. 前記トレッド部の表面にラグ溝が周方向に隔設されるとともに、
    前記第1レーザ変位計は、少なくとも前記ラグ溝の一方の溝エッジから前記ラグ溝の底までの領域に前記レーザ光を照射することができ、
    前記第2レーザ変位計は、少なくとも前記ラグ溝の他方の溝エッジから前記ラグ溝の底までの領域に前記レーザ光を照射することができる請求項1に記載のトレッド形状測定方法。
  3. 前記トレッド部の表面にラグ溝が周方向に隔設されるとともに、前記ラグ溝の溝巾をW、溝深さをD、タイヤの半径をRとしたとき、前記距離Laは、前記溝巾W、前記溝深さD、前記半径Rに基づいて決定される請求項1又は2記載のトレッド形状測定方法。
  4. 前記トレッド部の表面にラグ溝が周方向に隔設されるとともに、前記ラグ溝の溝巾をW、溝深さをD、タイヤの半径をRとしたとき、前記距離Laは、次式(1)を満たすことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のトレッド形状測定方法。
    La≦(0.5×W×R)/D −−−(1)
  5. 前記計算工程は、前記第1距離データLx 及び第2距離データLx を、それぞれ、次式(2)、(3)に基づいて、タイヤ周上の角度位置θ、及びタイヤ半径方向の距離rに変換する変換ステップを有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のトレッド形状測定方法。
    r=√{La +(Lb−Lx) } −−−(2)
    θ=arctan{La/(Lb−Lx)} −−−(3)
    (Lxは、Lx 、Lx を総称している)
  6. タイヤのトレッド部の周方向の表面形状を測定するための装置であって、
    タイヤをその軸心回りで回転可能に支持するタイヤ支持部、
    前記軸心であるY軸に対して直角な基準面上に配置されるとともに、前記基準面上で前記Y軸と直角に交わるX軸の両側かつ該X軸から等距離Laを隔てて位置し、しかも前記基準面上で前記Y軸及びX軸と直角に交わるZ軸からX軸方向に距離Lbを隔てて位置し、かつ各レーザ光の軸線をX軸と平行に向けて配される第1、第2のレーザ変位計を含む複数のレーザ変位計、
    及び、前記第1レーザ変位計によって測定された前記第1レーザ変位計から前記トレッド部の表面までのX軸方向の第1距離データLx と、前記第2レーザ変位計によって測定された前記第2レーザ変位計から前記トレッド部の表面までのX軸方向の第2距離データLx とを合成して、前記トレッド部の表面形状を表すデータを得る計算手段を含むことを特徴とするトレッド形状測定装置。
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