JP6987512B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタ、複写機等の画像形成装置に関するものである。
画像形成装置に設けられる回路基板や駆動ユニットに設けられるモータは、電磁ノイズを発生する電磁ノイズ発生源となり得る。このような電磁ノイズ発生源から発生する電磁ノイズは、画像形成装置の内部だけでなく、外部機器にも影響を与える場合がある。また、画像形成装置の外部からの電磁ノイズが回路基板の電気的な動作に影響を及ぼす可能性もある。
特許文献1では、電装部や駆動源となるモータが記録材の搬送路の下部に設けられている。また、ノイズの発生源となるケーブルが短く設定されている。
特開2001−235919号公報
画像形成装置の小型軽量化及び低コスト化を図る場合に、記録材の搬送路を構成する搬送ガイドと、プロセスカートリッジを装着するためのガイドレールを備えた側板と、を樹脂等により一体型モールドで構成することがある。この場合、電磁ノイズ対策が不可欠となる。電磁ノイズ対策として、画像形成装置の設置面に対して垂直方向となる装置側面の4方向に別途シールド板金を追加して設ける場合がある。このようなシールド板金を追加した場合、画像形成装置が大型化し、重量が増大してしまう。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、大型化することなく、電磁ノイズ対策が可能な画像形成装置を提供するものである。
前記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、像担持体を露光する露光装置と、画像形成装置の設置面に対して略垂直方向に配置される回路基板と、駆動力を供給する駆動ユニットと、を有し、導電性を有し、前記露光装置を支持する第一の板金と、導電性を有し、前記回路基板を支持する第二の板金と、導電性を有し、前記駆動ユニットを支持する第三の板金と、を有し、画像形成装置の設置面に対して略垂直方向で且つ画像形成装置の4方向のうち少なくとも3つの側面夫々には、前記像担持体を囲むように前記第一の板金と前記第二の板金と前記第三の板金の少なくとも一つが配置されており、前記第二の板金は前記回路基板よりも前記像担持体から離れた外側の位置に配置されており、前記像担持体の長手方向において前記像担持体の両端を支持する一対の樹脂製の側板を有し、前記第二の板金は前記長手方向において一方の前記側板から他方の前記側板にわたる長さを備えている、ことを特徴とする。
また、前記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、像担持体を露光する露光装置と、画像形成装置の設置面に対して略垂直方向に配置される回路基板と、駆動力を供給する駆動ユニットと、を有し、導電性を有し、前記露光装置を支持する第一の板金と、導電性を有し、前記回路基板を支持する第二の板金と、導電性を有し、前記駆動ユニットを支持する第三の板金と、を有し、画像形成装置の設置面に対して略垂直方向で且つ画像形成装置の4方向のうち少なくとも3つの側面夫々には、前記像担持体を囲むように前記第一の板金と前記第二の板金と前記第三の板金の少なくとも一つが配置されており、前記第二の板金は前記回路基板よりも前記像担持体から離れた外側の位置に配置されており、前記第一の板金と、前記第二の板金と、前記第三の板金とを互いに電気的に接続する接続部のうちの少なくとも一箇所は、導電性を有する弾性部材によって連結されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、大型化することなく、電磁ノイズ対策が可能な画像形成装置を提供することが可能となる。
本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の構成を示す断面説明図である。 第1実施形態の画像形成装置の枠体構成を一方の側板側から見た斜視説明図である。 第1実施形態の画像形成装置の枠体構成を他方の側板側から見た斜視説明図である。 図2に示す画像形成装置の本体に駆動ユニットと画像信号線を取り付けた様子を示す斜視説明図である。 図3に示す画像形成装置の本体に駆動ユニットと画像信号線を取り付けた様子を示す斜視説明図である。 第1実施形態の駆動ユニットの構成を示す斜視説明図である。 第1実施形態の回路基板の構成を示す斜視説明図である。 本発明に係る画像形成装置の第2実施形態の構成を示す斜視説明図である。 比較例の画像形成装置の構成を示す断面説明図である。 比較例の画像形成装置の枠体構成を示す斜視説明図である。
図により本発明に係る画像形成装置の一実施形態を具体的に説明する。
〔第1実施形態〕
先ず、図1〜図7を用いて本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の構成について説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の構成を示す断面説明図である。図2は、第1実施形態の画像形成装置の枠体構成を一方の側板側から見た斜視説明図である。
図3は、第1実施形態の画像形成装置の枠体構成を他方の側板側から見た斜視説明図である。図4は、図2に示す画像形成装置の本体に駆動ユニットと画像信号線を取り付けた様子を示す斜視説明図である。図5は、図3に示す画像形成装置の本体に駆動ユニットと画像信号線を取り付けた様子を示す斜視説明図である。図6は、第1実施形態の駆動ユニットの構成を示す斜視説明図である。図7は、第1実施形態の回路基板の構成を示す斜視説明図である。
<画像形成装置>
先ず、図1を用いて本発明に係る画像形成装置の本体Aの構成について説明する。図1に示す画像形成装置の本体Aは、電子写真方式のレーザビームプリンタの一例である。図1に示す画像形成装置の本体Aには、プロセスカートリッジBが着脱可能に装着される。プロセスカートリッジBには、像担持体となる感光ドラム8と、帯電手段となる帯電ローラ20と、現像手段となる現像装置1と、クリーニング手段となるクリーナ2等が枠体内に一体的に設けられている。
本体Aの上部には、開閉扉13が回動可能に支持されている。図1の破線で示すように、開閉扉13を開くことによりプロセスカートリッジBが本体Aに対して着脱可能な状態となる。本体A内には、感光ドラム8(像担持体)の表面を露光する露光装置となるレーザスキャナ3が設けられている。
本体Aの下部には、記録材Pを収容する給送トレイ4が設けられている。本体Aには、記録材Pが搬送される搬送路Rが設けられている。該搬送路Rには、図1の矢印D方向で示す記録材Pの搬送方向に沿って、給送ローラ5、搬送ローラ11、レジストローラ6が設けられている。
更に、感光ドラム8の表面に形成されたトナー像を記録材Pに転写する転写手段となる転写ローラ7が設けられている。更に、記録材Pにトナー像を定着する定着手段となる定着装置9に設けられる加熱ローラ9a、加圧ローラ9b、排出ローラ10等が順次配置されている。
<画像形成動作>
図1の時計回り方向に回転する感光ドラム8の表面は、帯電手段となる帯電ローラ20により一様に帯電される。その後、一様に帯電された感光ドラム8の表面に像露光手段となるレーザスキャナ3により画像情報に応じたレーザ光Lが照射されて静電潜像が形成される。その後、感光ドラム8の表面に形成された静電潜像は、現像手段となる現像装置1内に設けられた現像剤担持体としての現像ローラ21により、現像剤としてのトナーが供給されてトナー像として現像される。
一方、レーザスキャナ3から出射されるレーザ光Lの出力タイミングと合わせて、図6に示す駆動ユニット50によりモータ51の回転駆動力が伝達された給送ローラ5により給送トレイ4内に収容された記録材Pが繰り出される。その後、図示しない分離手段との協働により記録材Pが一枚ずつ分離給送される。その後、記録材Pは、搬送ローラ11により挟持搬送されて、停止したレジストローラ6のニップ部に先端部が突き当たって斜行が補正される。その後、所定のタイミングでレジストローラ6が回転して、記録材Pは、感光ドラム8と、転写手段となる転写ローラ7とにより形成される転写ニップ部N1に搬送される。
感光ドラム8の表面に形成されるトナー像と同期してレジストローラ6により挟持搬送される記録材Pが転写ニップ部N1に到達する。そして、図示しない転写バイアス電源から転写ローラ7に転写バイアスが印加されて感光ドラム8の表面に形成されたトナー像が記録材Pに転写される。転写後に感光ドラム8の表面に残留した残トナーは、クリーニング手段となるクリーニングブレード22により掻き取られて除去される。
トナー像が転写された記録材Pは、感光ドラム8と転写ローラ7とにより挟持搬送されて定着手段となる定着装置9に搬送される。トナー像を担持した記録材Pは、加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとにより挟持搬送される。この過程において記録材P上のトナー像は加熱及び加圧されて記録材Pに熱定着される。
その後、記録材Pは、排出ローラ10により挟持搬送されて開閉扉13の上面で構成された排出トレイ13a上に排出される。
画像形成装置の本体Aには、搬送路Rを構成する搬送ガイド14と、レーザスキャナ3を固定支持するステー17が、本体Aの長手方向(図2の左右方向)に延びるように設けられている。搬送ガイド14とステー17の長手方向(図2の左右方向)の両端部に対向して側板15,16が設けられている。搬送ガイド14とステー17の長手方向(図2の左右方向)の両端部と側板15,16とがそれぞれ連結されている。側板15,16の内側には、プロセスカートリッジBを本体Aに対して着脱する際に案内するガイドレール15a,16aがそれぞれ設けられている。
図4及び図5に示すように、側板15の外側には、駆動ユニット50が設けられている。図2〜図5に示すように、搬送ガイド14の外側には、画像形成装置の本体Aの設置面に対して略垂直方向に配置される回路基板100が設けられている。
<枠体構成>
次に、図2〜図5を用いて画像形成装置の本体Aの枠体構成について説明する。図2〜図5の矢印M方向は、画像形成装置の本体Aの長手方向であり、転写ローラ7等の記録材Pを搬送する各ローラの軸方向である。
本実施形態のレーザスキャナ3(露光装置)は、導電性を有する断面コ字形状のステー17(第一の板金)の外面側にビス等の固定手段により固定されている。ステー17のレーザスキャナ3を設置する面は、本体Aの設置面に対して略直交している。図2及び図3に示すように、ステー17は、側板15,16の外側で付勢手段となる引っ張りバネ17aにより引っ張られている。
ステー17を付勢している一対の引っ張りバネ17aの一端部は、該ステー17の長手方向両端部にそれぞれ係止される。一方の引っ張りバネ17aの他端部は、図4に示す導電性を有する板金52に係止され、他方の引っ張りバネ17aの他端部は、図5に示す導電性を有する板金18に係止されている。一対の引っ張りバネ17aは、導電性を有する弾性部材である。
本体Aの背面側には、回路基板100が搬送ガイド14の外側にビス等の固定手段により固定されている。回路基板100の面は、画像形成装置の本体Aの設置面に対して略直交している。回路基板100は、矢印M方向に平行に配置されている。図1に示すように、ステー17に対するレーザスキャナ3(露光装置)の設置面3aは、本体Aの設置面に対して略直交している。これにより設置面3aと、回路基板100の基板表面100aとが略平行な位置関係になっている。また、図2〜図5に示すように、レーザスキャナ3(露光装置)と、回路基板100とは、画像形成装置の本体A内(本体内)で略平行に配置されている。
<駆動ユニット>
次に、図6を用いて駆動ユニット50の構成について説明する。図4及び図5に示すように、側板15の外側には、駆動ユニット50が設けられている。駆動ユニット50は、画像形成装置の各駆動部に駆動力を供給する。図6に示すように、駆動ユニット50は、導電性を有する板金52(第三の板金)にギア列を支持させた構成である。板金52には、複数のギア12a〜12hが回転可能に支持されている。
側板15には、図示しないビス等の固定部材により駆動源となるモータ51が固定されている。モータ51の駆動軸に固定された駆動ギア51aは、ギア12a,12gにそれぞれ噛合されている。ギア12aは、ギア12bに噛合され、ギア12bは、ギア12cに噛合され、ギア12cは、ギア12d,12fにそれぞれ噛合されている。更に、ギア12dは、ギア12eに噛合されている。また、ギア12gは、ギア12hに噛合されている。
これによりモータ51の回転駆動力は、複数のギア12a〜12hからなるギア列12により図1に示す給送ローラ5、搬送ローラ11、レジストローラ6、感光ドラム8、加熱ローラ9a、加圧ローラ9b、排出ローラ10のそれぞれに伝達される。
図2〜図5に示すように、搬送ガイド14の矢印M方向の両端部には、一対の軸受部材7aを介して転写ローラ7が回転可能に支持されている。転写ローラ7は、軸受部材7aに取り付けられた付勢手段となる押圧バネ7bにより感光ドラム8の表面に対して所定の当接圧を与えるように設けられている。
転写ローラ7は、感光ドラム8の表面に当接することで転写ニップ部N1を形成する。図示しない転写バイアス電源から転写ローラ7に転写バイアスが印加される。これにより感光ドラム8の表面に形成されたトナー像が、レジストローラ6により挟持搬送されてきた記録材Pに転写される。搬送ガイド14に設けられた転写ローラ7は、図6に示すギア列12には接続されておらず、感光ドラム8の回転に従動回転する。
転写ニップ部N1において、トナー像が転写された記録材Pは、搬送路Rを経由して定着装置9に搬送される。定着装置9には、枠体9cに対して回転可能に支持された加圧ローラ9bと加熱ローラ9aとが設けられている。定着装置9の枠体9cは、側板15,16のそれぞれの上面部に対して図示しないビス等の固定部材により固定されている。加圧ローラ9bの回転軸の長手方向の一端部には、図示しない駆動ギアが固定されている。加圧ローラ9bの駆動ギアは、図6に示すギア列12のギア12dに噛み合う。これにより駆動源であるモータ51からの回転駆動力がギア列12を介して加圧ローラ9bに伝達されて加圧ローラ9bが回転する。
転写ニップ部N1において、トナー像が転写された記録材Pは、加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとにより形成される定着ニップ部N2を通過する過程において、加熱及び加圧される。これによりトナー像が溶融し、記録材Pに定着される。その後、トナー像が定着された記録材Pは、排出ローラ10により挟持搬送されて開閉扉13上に設けられた排出トレイ13a上に排出される。
<回路基板>
次に、図7を用いて回路基板100の構成について説明する。図7に示す回路基板100には、外部の商用電源から交流電力を取り込み、直流電力に変換する低圧電源素子部110が設けられている。更に、画像形成に必要な高電圧をプロセスカートリッジB及び転写ローラ7に供給するための高圧電源素子部120が設けられている。
本実施形態の回路基板100は、低圧電源素子からなる低圧電源素子部110と、高圧電源素子からなる高圧電源素子部120とを含む電子素子を一体的に実装している。図7に示す回路基板100には、更に、搬送路Rを搬送される記録材Pの搬送状態を検知するための複数の搬送センサ130が設けられている。更に、レーザスキャナ3に画像信号を送るために図4及び図5に示す画像信号線150,151をそれぞれ接続するコネクタ部140等が実装されている。
本実施形態では、回路基板100の基板表面100aに対して垂直方向に低圧電源素子部110と、高圧電源素子部120の、複数の電子素子が実装されている。これらの複数の電子素子のうちで、回路基板100の基板表面100aから突出する最も背の高い電子素子は、低圧電源素子部110の一部である低圧電源トランス111である。このため低圧電源トランス111の頂点部Tが回路基板100の垂直方向に対して最も突出した部分となっている。
回路基板100は、図1の上下方向に配置された記録材Pの搬送路Rに略平行して設けられている。搬送路Rの回路基板100側は、図1の上下方向に配置された搬送ガイド14により構成されている。回路基板100の基板表面100aと搬送ガイド14との間には、空間19が形成されている。回路基板100に実装された電子素子となる低圧電源素子部110と高圧電源素子部120とは、搬送ガイド14と回路基板100との間に形成された空間19内に収容される。
ここで、搬送ローラ11、レジストローラ6、転写ローラ7、加圧ローラ9bの表面が回路基板100の基板表面100aに最も近接する点6a,7c,9b1を考慮する(搬送ローラ11の点の符号は省略)。これらの点6a,7c,9b1のうち最も回路基板100に近い点を通り且つ回路基板100の基板表面100aに平行な面V1を考慮する。そして、低圧電源トランス111の頂点部Tが、面V1よりも搬送路R側(図1の右側)に突出するように本体Aの内部がレイアウトされている。
これにより低圧電源トランス111を収容するために画像形成装置の本体Aの前後方向(図1の左右方向)を広げる必要がなく、画像形成装置を小型化できる。
また、低圧電源トランス111を含む低圧電源素子部110が、図1に示す転写ローラ7よりも下側に配置されている。これにより本体Aの重心がより下方側に位置するので、本体Aを安定させることができる。
更に、低圧電源トランス111を含む低圧電源素子部110が、図1に示す定着装置9から離れた位置に配置されている。これにより定着装置9で発生した熱の影響による動作不良等を抑制することができる。また、低圧電源素子部110により加熱された空気は、搬送ガイド14と回路基板100との間に形成された空間19内を自然対流により図1の上方に流れる。これにより効率的な排熱ができる。
<電磁ノイズ対策>
次に、図4及び図5を用いて画像形成装置の電磁ノイズ対策について説明する。回路基板100は、電磁ノイズを発生する電磁ノイズ発生源ともなり得る。電磁ノイズの発生は、画像形成装置の内部だけでなく、画像形成装置の外部の機器にも影響を与える。
特に、本実施形態のように、回路基板100を非導電体である搬送ガイド14に固定するだけでは、導電体によるシールド効果が期待できない。このため回路基板100から発生する電磁ノイズが様々な箇所にまで放射されて広がる可能性が高い。本実施形態では、回路基板100の外側に、回路基板100から発生する電磁ノイズをシールドする導電性を有する板金18(第二の板金)が設けられている(図1及び図3参照)。板金18は、搬送ガイド14と共に回路基板100を画像形成装置の本体Aに固定している。板金は二つの一方の側板15から他方の側板16に亘る長さを有している。
板金18(第二の板金)は、回路基板100と、図4及び図5に示す導電性を有する板金52(第三の板金)とに、導電性を有するビス等の図示しない固定部材により締結されている。板金18(第二の板金)と板金52(第三の板金)は、導電性を有するステー17(第一の板金)と、引っ張りバネ17aを介して電気的に接続されている。本実施形態では、ステー17と板金18、及び、ステー17と板金52とは、それぞれ導電性を有する引っ張りバネ17aにより電気的に接続している。これによりステー17(第一の板金)と、板金18(第二の板金)と、板金52(第三の板金)とは、同電位となるように接続されている。他に導電性を有するビス等によりステー17と板金18、及び、ステー17と板金52とを電気的に接続しても良い。また、ステー17(第一の板金)と、板金18(第二の板金)と、板金52(第三の板金)とを互いに電気的に接続する接続部のうちの少なくとも一箇所は、導電性を有する引っ張りバネ17aなどの弾性部材によって連結することができる。
本実施形態では、板金18(第二の板金)、板金52(第三の板金)、ステー17(第一の板金)が画像形成装置の4方向の側面を覆い、シールド板としての役目を果たしている。これにより電磁ノイズを遮蔽でき、画像形成装置の外部からの電磁ノイズが回路基板100の電気的な動作に影響を及ぼすのを抑制できる。また、回路基板100に実装された低圧電源素子部110や高圧電源素子部120の各種電源素子等から発生した電磁ノイズが外部の機器等に影響を与えることも抑制できる。このように、画像形成装置の設置面に対して略垂直方向で且つ画像形成装置の4方向の側面夫々に、ステー17(第一の板金)と板金18(第二の板金)と板金52(第三の板金)の少なくとも一つを配置し、これらを互いに電気的に接続するのが好ましい。
また、図4及び図5に示すように、回路基板100に設けられたコネクタ部140と、レーザスキャナ3とを接続する画像信号線150,151は、シールド板として構成されるステー17と、板金18と、板金52の外側近傍に配置されている。これにより回路基板100に実装された低圧電源素子部110や高圧電源素子部120の各種電源素子から発生した電磁ノイズが画像信号線150,151に影響することを抑制できる。これによりレーザスキャナ3を電磁ノイズから保護することができる。
<比較例>
次に、図9及び図10を用いて比較例の画像形成装置の構成について説明する。図9は、比較例の画像形成装置の本体Aの構成を示す断面説明図である。図10は、比較例の画像形成装置の本体Aの枠体構成を示す斜視説明図である。
比較例の画像形成装置の本体Aにも搬送路Rを構成する搬送ガイド14が設けられている。また、比較例の画像形成装置の本体Aでは、レーザスキャナ3を固定するためのステー17の平面(固定面)が、画像形成装置の設置面と平行になるように設けられている。
また、搬送ガイド14とステー17との長手方向両端部には、互いに対向して配置された側板15,16がそれぞれ連結して支持されている。側板15の外側には、駆動ユニット50が配置され、側板16の外側には、回路基板100が配置されている。回路基板100に実装された低圧電源素子部110や高圧電源素子部120は、回路基板100の基板表面100aから画像形成装置の本体Aの外側に向かって突出している。このように回路基板100を配置すると、画像形成装置の大型化を招く。
一方、図1に示す本実施形態では、低圧電源素子部110や高圧電源素子部120の複数の電子素子が実装された回路基板100を画像形成装置の本体Aの背面側で且つ画像形成装置の設置面に対して略垂直に配置する。そして、回路基板100の基板表面100aから突出する低圧電源素子部110や高圧電源素子部120の背の高い電源素子等を搬送路R側に向かって画像形成装置の前方に突出するように配置する。
これらの電源素子は、搬送ガイド14と回路基板100との間に形成された空間19内に収容される。これにより画像形成装置の本体Aが前後方向(図1の左右方向)に大型化しない。図9及び図10に示す比較例との比較において、本実施形態では、画像形成装置の小型化を達成することができる。
また、本実施形態によれば、樹脂製の側板15,16を用いていても、装置が大型化することなく、電磁ノイズ対策が可能である。
〔第2実施形態〕
次に、図8を用いて本発明に係る画像形成装置の第2実施形態の構成について説明する。図8は、本発明に係る画像形成装置の第2実施形態の構成を示す斜視説明図である。尚、第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。
第1実施形態の画像形成装置は、レーザスキャナ3をステー17よりも画像形成装置の本体Aの外側に配置した構成であった。本実施形態の画像形成装置は、図8に示すように、ステー17をレーザスキャナ3よりも画像形成装置の本体Aの外側に配置した構成である。本実施形態のレーザスキャナ3は、断面コ字形状のステー17の内面側にビス等の固定手段により固定して支持される。
本実施形態でも、それぞれ導電性を有する板金18,52及びステー17は、画像形成装置の本体Aの設置面に対して略垂直方向で且つ画像形成装置の本体Aの4方向の側面を覆う構成となっている。これにより板金18,52及びステー17がシールド板としての役目を果たしている。
また、本実施形態では、レーザスキャナ3の外側にシールド板として構成されるステー17が設けられている。そのため画像信号線150,151は、ステー17の内側近傍に近接して配置される。これによりレーザスキャナ3の電気的な動作に対しての電磁ノイズの影響を抑制することができる。
また、画像形成装置の外部からの電磁ノイズがステー17によりシールドされてレーザスキャナ3の内部に設けられた図示しないスキャナモータやレーザ基板の電気的な動作に影響を及ぼすのを抑制できる。また、レーザスキャナ3の内部から発生する電磁ノイズが画像形成装置の外部に拡がることを遮断することが可能となる。他の構成は第1実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
A…画像形成装置の本体
3…レーザスキャナ(露光装置)
17…ステー(第一の板金)
18…板金(第二の板金)
50…駆動ユニット
52…板金(第三の板金)
100…回路基板

Claims (6)

  1. 像担持体を露光する露光装置と、
    画像形成装置の設置面に対して略垂直方向に配置される回路基板と、
    駆動力を供給する駆動ユニットと、
    を有し、
    導電性を有し、前記露光装置を支持する第一の板金と、
    導電性を有し、前記回路基板を支持する第二の板金と、
    導電性を有し、前記駆動ユニットを支持する第三の板金と、
    を有し、
    画像形成装置の設置面に対して略垂直方向で且つ画像形成装置の4方向のうち少なくとも3つの側面夫々には、前記像担持体を囲むように前記第一の板金と前記第二の板金と前記第三の板金の少なくとも一つが配置されており、
    前記第二の板金は前記回路基板よりも前記像担持体から離れた外側の位置に配置されており、
    前記像担持体の長手方向において前記像担持体の両端を支持する一対の樹脂製の側板を有し、前記第二の板金は前記長手方向において一方の前記側板から他方の前記側板にわたる長さを備えている、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 像担持体を露光する露光装置と、
    画像形成装置の設置面に対して略垂直方向に配置される回路基板と、
    駆動力を供給する駆動ユニットと、
    を有し、
    導電性を有し、前記露光装置を支持する第一の板金と、
    導電性を有し、前記回路基板を支持する第二の板金と、
    導電性を有し、前記駆動ユニットを支持する第三の板金と、
    を有し、
    画像形成装置の設置面に対して略垂直方向で且つ画像形成装置の4方向のうち少なくとも3つの側面夫々には、前記像担持体を囲むように前記第一の板金と前記第二の板金と前記第三の板金の少なくとも一つが配置されており、
    前記第二の板金は前記回路基板よりも前記像担持体から離れた外側の位置に配置されており、
    前記第一の板金と、前記第二の板金と、前記第三の板金とを互いに電気的に接続する接続部のうちの少なくとも一箇所は、導電性を有する弾性部材によって連結されている、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記回路基板は外部の商用電源から交流電力を取り込み、直流電力に変換する低圧電源素子部を有し、前記第二の板金は少なくとも前記低圧電源素子部を覆うように前記回路基板を支持することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記露光装置と、前記回路基板とは、画像形成装置の本体内で略平行に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第一の板金と、前記第二の板金と、前記第三の板金とは、同電位となるように互いに電気的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記露光装置と、前記回路基板とを接続する信号線は、前記第一の板金と、前記第二の板金と、前記第三の板金のうちの少なくとも一つに近接して配置されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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