JP6983568B2 - 歯ブラシ - Google Patents

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Description

本発明は、歯ブラシに関する。
従来、口腔内清掃を隅々まで達成できるように、口腔内での操作性に注視して植毛部のコンパクト化が一般的であった。しかし、口腔清掃をコンパクトな植毛部で行う場合、清掃方法の熟練や清掃時間を要していた。そこで、植毛部が大型化されたタイプのヘッド(ワイドヘッド)を有する歯ブラシが開発されているが、植毛部が幅広設計のため、刷毛部が適切に清掃部位に届きにくい点が指摘されている。
特許文献1には、刷毛タイプや配列を工夫することにより、複数の清掃部位を同時に刷掃することが可能で高い清掃性を有するワイドヘッド仕様の歯ブラシが開示されている。
特開2016−209616号公報
しかしながら、上述したような従来のワイドヘッド仕様の歯ブラシでは、清掃性はある程度改善されるものの、清掃部位に当接したときの毛束の干渉が大きいため、把持したハンドル部がぐらつき安定した清掃に支障を来す可能性がある。ハンドル部の握りやすさ、滑りづらさを改善して把持性を向上させるために、例えば、ハンドル部の表面にラバー等の軟性部を設けることも考えられる。
ところが、この場合、複数種類の樹脂を用いる必要があることに加えて二色成形等でハンドル部を作製する必要がありコスト増を招くという問題が生じる。このような問題は、ワイドヘッド仕様に限らずコンパクト仕様のヘッドにおいても生じる可能性がある。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、コスト増を招くことなくハンドル部に対して高い把持性を有する歯ブラシを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に従えば、長軸方向の先端側に配置され植毛面に毛束が植設されたヘッド部と、該ヘッド部の後端側に延設されたネック部と、該ネック部の後端側に延設されたハンドル部とを備え、前記ハンドル部は、前記ネック部よりも後端側に配置され前記植毛面と直交する正面方向から視た正面視で前記長軸方向及び前記正面方向と直交する幅方向に両側で対称に連続的に変化して膨出する第1膨出部と、前記第1膨出部よりも前記後端側に配置され、前記幅方向に両側で対称に連続的に変化して括れる第1括れ部と、前記第1括れ部よりも前記後端側に配置され、前記幅方向に両側で対称に連続的に変化して膨出する第2膨出部と、前記第2膨出部よりも前記後端側に配置され、前記幅方向に両側で対称に連続的に変化して括れる第2括れ部と、を有し、前記第1膨出部は、前記長軸方向における前記ネック部と前記第1括れ部との間の第1位置で前記幅方向の長さが最大となり、前記第1括れ部は、前記長軸方向における前記第1膨出部と前記第2膨出部との間の第2位置で前記幅方向の長さが最小となり、前記第2膨出部は、前記長軸方向における前記第1括れ部と前記第2括れ部との間の第3位置で前記幅方向の長さが最大となり、前記第2括れ部は、前記長軸方向における前記第2膨出部よりも後端側の第4位置で前記幅方向の長さが最小となり、前記第2位置における前記第1括れ部の前記幅方向の長さをPW2とし、前記第3位置における前記第2膨出部の前記幅方向の長さをPW3とすると、前記PW3は、15mm以上、20mm以下であり、PW3/PW2は、1.3以上、1.5以下であり、前記第2位置における前記正面方向の厚さをPT2とし、前記第3位置における前記正面方向の厚さをPT3とすると、前記PT3は、15mm以上、20mm以下であり、PT3/PT1は、1.7以上、2.5以下である、ことを特徴とする歯ブラシが提供される。
また、上記本発明の一態様に係る歯ブラシにおいて、前記第1膨出部、前記第1括れ部、前記第2膨出部及び前記第2括れ部は、それぞれ前記正面視の輪郭線が前記長軸方向で隣り合う膨出部又は括れ部と互いに外接する曲線で形成されていることを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る歯ブラシにおいて、前記第1位置における前記ハンドル部の断面形状は、前記幅方向の長さが前記正面方向の厚さよりも大きい扁平形状であり、前記第3位置における前記ハンドル部の断面形状は、略円形であることを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る歯ブラシにおいて、前記第1位置における前記ハンドル部の正面側と背面側との少なくとも一方は、溝部を有することを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る歯ブラシにおいて、前記溝部は、環状に形成されていることを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る歯ブラシにおいて、前記幅方向における前記ヘッド部の最大長さは、13mm以上であることを特徴とする。
本発明では、コスト増を招くことなくハンドル部に対して高い把持性を有する歯ブラシを提供することができる。
本発明の実施の形態を示す図であって、歯ブラシ1の正面図である。 同歯ブラシ1の側面図である。 同歯ブラシ1の背面図である。 第1位置P1で切断したハンドル部30の断面図である。 図2における第1位置P1を拡大した側面図である。 第3位置P3で切断したハンドル部30の断面図である。 第4位置P4を含むハンドル部30の後端を拡大した側面図である。
以下、本発明の歯ブラシの実施の形態を、図1ないし図7を参照して説明する。
本実施形態では、ヘッド部の幅が大型化されたワイドヘッド仕様の歯ブラシの例を用いて説明する。
なお、以下の実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせている。
図1は、歯ブラシ1の正面図である。図2は、歯ブラシ1の側面図である。図3は、歯ブラシ1の背面図である。
本実施形態の歯ブラシ1は、長軸方向の先端側(以下、単に先端側と称する)に配置され用毛の毛束(図示せず)が植毛されたヘッド部10と、ヘッド部10の長軸方向後端側(以下、単に後端側と称する)に延設されたネック部20と、ネック部20の後端側に延設されたハンドル部30(以下、ヘッド部10とネック部20とハンドル部30とを合わせてハンドル体2と称する)とを備える。
ヘッド部10は、厚さ方向の一方側に植毛面11を有している。なお、以後、上記厚さ方向で植毛面11側を、正面方向の正面側とし、植毛面11と反対側を背面側とし、上記正面方向及び長軸方向と直交する方向を幅方向とする。また、以下の説明では、上記正面方向の厚さを単に厚さと称する。植毛面11には、植毛穴12が複数形成されている。植毛穴12には、用毛の毛束(図示せず)が植設されている。
ヘッド部10は、幅広のワイドヘッド仕様である。ヘッド部10の最大幅W1は、13mm以上、16mm以下である。ヘッド部10の長さは、特に限定されず、例えば、10mm以上、33mm以下が好ましい。ヘッド部10の長さが上記下限値以上であれば、毛束を植設する面積を十分に確保でき、上記上限値以下であれば、口腔内での操作性をより高められる。
ヘッド部10の厚さは、ハンドル体2の材質等を勘案して決定でき、2.0mm以上、6.0mm以下が好ましい。厚さが上記下限値以上であれば、ヘッド部10の強度をより高められ、上記上限値以下であれば、奥歯の奥への到達性を高められるとともに、口腔内での操作性をより高められる。
ネック部20の長さは、ヘッド部10を口腔内に挿入したときにネック部20が唇に触れるために、40mm以上、70mm以下であることが好ましい。
ネック部20の最小幅及び最小厚さは、例えば、3.0mm以上、6.0mm以下が好ましい。上記下限値以上であれば、ネック部20の強度をより高められ、上記上限値以下であれば、唇が閉じやすく、また奥歯への到達性を高められるとともに、口腔内での操作性をより高められる。
図2に示されるように、ネック部20は、正面側及び背面側の双方が植毛面11と略平行に延びている。ネック部20の正面側は、側面視で正面側に極率中心を有し後端側に向かうに従って漸次上方(正面側)に向かう円弧形状の曲線輪郭21を有している。ネック部20の背面側は、側面視で背面側に極率中心を有し後端側に向かうに従って漸次下方(背面側)に向かう円弧形状の曲線輪郭22を有している。
ハンドル部30は、図1の正面視及び図3の背面視に示されるように、幅方向の長さが両側で対称に連続的に変化して膨出する第1膨出部41及び第2膨出部42と、幅方向の長さが両側で対称に連続的に変化して括れる第1括れ部43及び第2括れ部44と、後端近傍に配置された貫通孔46とを有している。第1膨出部41、第1括れ部43、第2膨出部42及び第2括れ部44は、先端側から長軸方向に沿って順次配置されている。また、ハンドル部30の正面側には溝部45Aが形成され、ハンドル部30の背面側には溝部45Bが形成されている。
第1膨出部41は、長軸方向において先端側の第1位置P1で幅方向の長さが最大となる。第1位置P1は、長軸方向におけるネック部20と第1括れ部43との間で第1膨出部41における幅方向の長さが最大となる位置である。第1括れ部43は、長軸方向において第1位置P1よりも後端側に配置された第2位置P2で幅方向の長さが最小となる。第2位置P2は、長軸方向における第1膨出部41と第2膨出部42との間で第1括れ部43における幅方向の長さが最小となる位置である。第2膨出部42は、長軸方向において第2位置P2よりも後端側に配置された第3位置P3で幅方向の長さが最大となる。第3位置P3は、長軸方向における第1括れ部43と第2括れ部44との間で第2膨出部42における幅方向の長さが最大となる位置である。第2括れ部44は、長軸方向において第3位置P3よりも後端側に配置された第4位置P4で幅方向の長さが最小となる。第4位置P4は、長軸方向における第3位置P3よりも後端側で第2括れ部44における幅方向の長さが最小となる位置である。即ち、第3位置P3における幅が狭くなる両縁を形成する曲線又は直線から、幅が広がる曲線もしくは直線、又は幅が同じ直線に変化する位置である。
第1膨出部41、第1括れ部43、第2膨出部42及び第2括れ部44は、それぞれ正面視の輪郭線が長軸方向で隣り合う膨出部又は括れ部と互いに外接するなだらかな曲線で形成されている。
具体的には、第1膨出部41は、正面視で幅方向中央側に曲率中心を有する円弧形状の曲線輪郭C1を有している。第1括れ部43は、正面視で幅方向外側に曲率中心を有する円弧形状の曲線輪郭C2を有している。第2膨出部42は、正面視で幅方向中央側に曲率中心を有する円弧形状の曲線輪郭C3を有している。第2括れ部44は、正面視で幅方向外側に曲率中心を有する円弧形状の曲線輪郭C4を有している。各曲線輪郭C1〜C4は、長軸方向で隣り合う曲線輪郭と外接している。
ハンドル部30は、第1膨出部41の幅方向の長さ(第1位置P1における幅)をPW1とし、第1括れ部43の幅方向の長さ(第2位置P2における幅)をPW2とし、第2膨出部42の幅方向の長さ(第3位置P3における幅)をPW3とし、第2括れ部44の幅方向の長さ(第4位置P4における幅)をPW4とすると、以下の関係(1)、(2)をそれぞれ満足している。
PW3>PW1>PW2 …(1)
PW3>PW4>PW2 …(2)
第1位置P1における幅PW1としては、14mm以上、17mm以下が好ましい。
第2位置P2における幅PW2としては、11mm以上、14mm以下が好ましい。
第3位置P3における幅PW3としては、15mm以上、20mm以下が好ましい。
第4位置P4における幅PW4としては、12.5mm以上、15.5mm以下が好ましい。
第1位置P1と第2位置P2の幅の差(PW1−PW2)は2.5mm以上、3.5mm以下が好ましい。
第3位置P3と第2位置P2の幅の差(PW3−PW2)は4mm以上、5.5mm以下が好ましい。
第4位置P4と第2位置P2の幅の差(PW4−PW2)は0.5mm以上、1.5mm以下が好ましい。
PW3/PW2としては、1.3以上、1.5以下であることが好ましい。
ハンドル部30の正面側は、図2に示すように、第1位置P1に配置され、側面視で正面側に曲率中心を有する円弧形状の曲線輪郭C11と、第2位置P2に配置され、側面視で正面側に曲率中心を有する円弧形状の曲線輪郭C12と、第3位置P3に配置され、側面視で背面側に曲率中心を有する円弧形状の曲線輪郭C13と、第4位置P4に配置され、側面視で正面側に曲率中心を有する円弧形状の曲線輪郭C14と、曲線輪郭C12、C13にそれぞれ外接し側面視で背面側に曲率中心を有する円弧形状の曲線輪郭C15とを有している。曲線輪郭C12〜C15は、長軸方向で隣り合う曲線輪郭と外接している。
ハンドル部30の背面側は、図2に示すように、第1位置P1に配置され、側面視で背面側に曲率中心を有する円弧形状の曲線輪郭C21と、第2位置P2に配置され、側面視で正面側に曲率中心を有する円弧形状の曲線輪郭C22と、第3位置P3に配置され、側面視で正面側に曲率中心を有する円弧形状の曲線輪郭C23と、第4位置P4に配置され、側面視で背面側に曲率中心を有する円弧形状の曲線輪郭C24と、曲線輪郭C22、C23にそれぞれ外接し側面視で正面側に曲率中心を有する円弧形状の曲線輪郭C25とを有している。曲線輪郭C22〜C25は、長軸方向で隣り合う曲線輪郭と外接している。
ハンドル部30は、第1位置P1における厚さをPT1とし、第2位置P2における厚さをPT2とし、第3位置P3における厚さをPT3とし、第4位置P4における厚さをPT4とすると、以下の関係(3)、(4)をそれぞれ満足している。
PT3>PT2>PT1 …(3)
PT3>PT4>PT1 …(4)
第1位置P1における厚さPT1としては、6.5mm以上、9mm以下が好ましい。
第2位置P2における厚さPT2としては、9mm以上、11mm以下が好ましい。
第3位置P3における厚さPT3としては、15mm以上、20mm以下が好ましい。
第4位置P4における厚さPT4としては、10mm以上、13mm以下が好ましい。
第1位置P1と第2位置P2の厚さの差(PT2−PT1)は1.5mm以上、3.0mm以下が好ましい。
第1位置P1と第3位置P3の厚さの差(PT3−PT1)は5.5mm以上、9mm以下が好ましい。
第1位置P1と第4位置P4の厚さの差(PT4−PT1)は2.5mm以上、4.5mm以下が好ましい。
PT3/PT1としては、1.7以上、2.5以下であることが好ましい。
また、第1位置P1と第3位置P3との距離としては、30mm以上、60mm以下であることが好ましい。第1位置P1と第3位置P3との距離が上記の下限値を下回る場合には、ハンドル部30を把持した際に第1位置P1と第3位置P3との距離が短くなり、第2位置P2の正面側に当接した親指の末節と第2位置P2の周囲方向に当接した人差し指とが近くなり、清掃時にヘッド部10に負荷が加わった際の補助機能が低下する可能性があるとともに、第1位置P1と第3位置P3とを触覚的に区別しづらくなる。第1位置P1と第3位置P3との距離が上記の上限値を上回る場合には、ハンドル部30を把持した際に第1位置P1と第3位置P3との距離が長くなり、第1位置P1の正面側を親指の末節の指当て部とし、第3位置P3で周方向に中指と薬指が当接しての保持が困難になる可能性がある。
図4は、第1位置P1で切断したハンドル部30の断面図である。
図4に示されるように、第1位置P1におけるハンドル部30(第1膨出部41)の断面形状は、幅方向の長さが厚さよりも大きい扁平形状である。ハンドル部30の正面側には、第1位置における幅方向中央を中心として環状に形成された正面視円形の溝部45Aが設けられている。ハンドル部30の背面側には、第1位置における幅方向中央を中心として環状に形成された正面視円形の溝部45Bが設けられている。
また、図4に示されるように、ハンドル部30の正面側は、幅方向に関して背面側に曲率中心を有する円弧形状の曲線輪郭C31を有している。曲線輪郭C31の両側には溝部45Aを有し、高さT1が0.5〜1.5mm低い段差で形成されている。
同様に、ハンドル部30の背面側は、幅方向に関して正面側に曲率中心を有する円弧形状の曲線輪郭C32を有している。曲線輪郭C32の両側には溝部45Bを有し、高さT2が0.5〜1.5mm低い段差で形成されている。
図5は、図2における第1位置P1を拡大した側面図である。
正面側におけるネック部20とハンドル部30との境界31は、側面視において、境界31よりも先端側に配置された上記曲線輪郭21と、境界31よりも後端側に配置された上記曲線輪郭C11とが交差する箇所の稜線によって形成されている。境界31の正面方向の位置、すなわち曲線輪郭C11が曲線輪郭21と交差する位置は、曲線輪郭C11が曲線輪郭C12と交差する位置よりも正面側に配置されている。従って、正面側における第1位置P1よりも先端側には、第1位置P1より後端側と比較して急峻に突出する曲面が形成されている。
長軸方向の先端側に関して溝45Aの高さT3は0.5〜1.5mmの段差で形成されている。
長軸方向の後端側に関して溝45Aの高さT4は0.5〜1.5mmの段差で形成されている。
同様に、背面側におけるネック部20とハンドル部30との境界32は、側面視において、境界32よりも先端側に配置された上記曲線輪郭22と、境界32よりも後端側に配置された上記曲線輪郭C21とが交差する箇所の稜線によって形成されている。境界32の正面方向の位置、すなわち曲線輪郭C21が曲線輪郭22と交差する位置は、曲線輪郭C21が曲線輪郭C22と交差する位置よりも背面側に配置されている。従って、背面側における第1位置P1よりも先端側には、第1位置P1より後端側と比較して急峻に突出する曲面が形成されている。
長軸方向の先端側に関して溝45Bの高さT5は0.5〜1.5mmの段差で形成されている。
長軸方向の後端側に関して溝45Bの高さT6は0.5〜1.5mmの段差で形成されている。
図6は、第3位置P3で切断したハンドル部30の断面図である。
図6に示されるように、第3位置P3におけるハンドル部30の断面形状は、略円形である。第3位置P3におけるハンドル部30の最大径としては、15mm以上、20mm以下であることが好ましい。ハンドル部30の最大径が上記の下限値を下回った場合には、第3位置P3周辺をパームグリップで把持した際に、把持面積が小さく中指及び薬指が十分に当接せずに滑りやすくなり把持性が低下する可能性がある。ハンドル部30の最大径が上記の上限値を上回った場合には、第3位置P3周辺をパームグリップで把持した際に、周長が大きくなり把持しづらくなる。
図7は、第4位置P4を含むハンドル部30の後端を拡大した側面図である。
図7に示されるように、ハンドル部30の後端部近傍には、正面方向に貫通する貫通孔46が形成されている。また、図1及び図7に示されるように、ハンドル部30の正面側には、貫通孔46から先端側に延びる溝部47が配置されている。溝部47は、一例として、半円の断面形状で深さが1mm程度に形成されている。
同様に、ハンドル部30の背面側には、貫通孔46から第4位置P4まで先端側に延びる溝部49が配置されている。溝部49は、一例として、半円の断面形状で深さが1mm程度に形成されている。
ハンドル体2の長さは、特に限定されず、例えば、100〜200mmとされる。ハンドル体2は、全体として長尺状に一体成形されたものであり、例えば、樹脂を材料とし射出成形により得られるものである。ハンドル体2を構成する樹脂としては、一例として、曲げ弾性率(JIS7171)が1000MPa以上2200MPa以下である樹脂が挙げられ、例えば、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリアセタール樹脂(POM)、ポリスチレン樹脂(PS)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、ポレアリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリロニトリルスチレン樹脂(AS)などが挙げられる。これらの中でも、コスト面を考慮すると汎用樹脂であるポリプロピレン樹脂が好ましい。
毛束は、複数の用毛を束ねたものである。植毛面11から毛束の先端までの長さ(毛丈)は、毛束に求める毛腰等を勘案して決定でき、例えば、6〜14mmとされる。全ての毛束は同じ毛丈であってもよいし、相互に異なっていてもよい。
毛束の太さ(毛束径)は、毛束に求める毛腰等を勘案して決定でき、例えば、1〜3mmとされる。全ての毛束は同じ毛束径であってもよいし、相互に異なっていてもよい。
毛束を構成する用毛としては、例えば、毛先に向かって漸次その径が小さくなり、毛先が先鋭化された用毛(テーパー毛)、植毛面11から毛先に向かいその径がほぼ同一である用毛(ストレート毛)等が挙げられる。ストレート毛としては、毛先が植毛面11に略平行な平面とされたものや、毛先が半球状に丸められたものが挙げられる。
毛の材質は、例えば、6−12ナイロン(6−12NY)、6−10ナイロン(6−10NY)等のポリアミド、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブチレンナフタレート(PBN)等のポリエステル、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン、ポリオレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマー等のエラストマー樹脂等が挙げられる。これらの樹脂材料は、1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。また、用毛としては、芯部と該芯部の外側に設けられた少なくとも1層以上の鞘部とを有する多重芯構造を有するポリエステル製用毛が挙げられる。
用毛の横断面形状は、特に限定されず、真円形、楕円形等の円形、多角形、星形、三つ葉のクローバー形、四つ葉のクローバー形等としてもよい。全ての用毛の断面形状は同じであってもよいし、異なっていてもよい。
用毛の太さは、材質等を勘案して決定でき、横断面が円形の場合、例えば、6〜9mil(1mil=1/1000inch=0.025mm)とされる。また、使用感、刷掃感、清掃効果、耐久性等を考慮して、太さの異なる複数本の用毛を任意に組み合わせて用いてもよい。
上記構成の歯ブラシ1におけるハンドル体2は、例えば、ハンドル体2に対応する形状及び大きさの空間(キャビティ)を有する金型を用いた射出成形によって成形される。金型に溶融した樹脂を射出するゲートは、例えば、ハンドル体2の後端部に配置される。ゲートから射出された溶融樹脂は、金型のキャビティに充填され、冷却後に金型から取り出すことにより製造される。
ハンドル体2においては、質感、意匠性の向上や高級感の創出等を目的としてパール顔料等の光輝材を樹脂に混練して配合したものを射出成形に用いる場合がある。この種の光輝材を含む樹脂は、金型内を流動する際に光輝材が配向するため、特に流動末端のヘッド部10において、光輝材を用いない場合と比較して、外観上、ジェッティング、フローマーク、ウエルドラインが目立ちやすくなる。
本実施形態のハンドル体2においては、ゲート50と直近の位置に貫通孔46が配置されているため、貫通孔46を形成する軸状の金型によって、ゲート50から射出された溶融樹脂の流れを制御し、速度及び流路の大きさをコントロールすることが可能になる。従って、ジェッティング、フローマークが外観上、目立ちにくくなる。さらに、貫通孔46から第4位置P4まで先端側に延びる溝部47、49が配置されることで、貫通孔46によって溶融樹脂が分流した後に合流することで発生するウエルドラインと溝部47、49が重なるため、外観上、目立ちにくくなる。
次に、上記歯ブラシ1のハンドル部30をパームグリップで握った際の作用について説明する。
(第1位置P1)
ハンドル部30における第1位置P1の正面側は、ネック部20側の指当て部となり親指の末節が当接する。第1位置P1の背面側は、人差し指の中節が当接する。これにより、ハンドル部30は、第1位置P1において正面側及び背面側から挟むように保持される。このとき、第1位置P1の正面側には、溝部45Aが配置され、第1位置P1の背面側には、溝部45Bが配置されているため、指当て部を触覚的に明確化できる。また、溝部45A、45Bが円形で環状に形成されているため、幅方向及び長軸方向を含め植毛面11と略平行な面内の移動に指の移動時にも滑りにくくなる。
また、ハンドル部30の第1位置P1における断面が扁平形状であるため、ハンドル部30は第1位置P1で正面側の親指及び背面側の人差し指と広い面積で当接することになり力を入れやすく安定した保持が可能になる。そのため、ヘッド部10から近い第1位置P1でハンドル部30に加えた力がヘッド部10に伝わりやすくなることで操作性が向上し、植毛面をきちんと歯に当てることができる。
(第2位置P2)
第2位置P2は、ハンドル部30を把持した際の第1位置P1と第3位置P3とを区別するためのネック部20側の補助部として機能する。ハンドル部30をパームグリップで保持した際には、親指の末節が第2位置P2の正面側に当接し、人差し指が第2位置P2の周囲方向に当接することにより、第1位置P1において正面側及び背面側から挟むように保持し、第3位置P3において手のひら、中指及び薬指で握って保持したハンドル部30の中間部分を補助的に保持することが可能となる。第2位置P2には、正面視で第1括れ部43が配置されているため、人差し指を周方向に容易に当接させることができる。また、第1括れ部43が配置されていることから、ハンドル部30を握りこんだ際に、第1位置P1と第3位置P3の形状の違いを触覚的に認識でき、自然と持ちやすいように誘導されてフィットすることも可能になる。
(第3位置P3)
第3位置P3は、幅方向の最大の第2膨出部42が配置され、把持安定部として機能する。パームグリップでハンドル部30を把持した際に、第3位置P3の周囲方向に手のひら、中指及び薬指が当接する。ハンドル部30は、第3位置P3における断面形状が略円形であり、また、幅方向の最大長さPW3及び最大厚さPTが他の位置P1、P2、P4と比較して最大であるため、把持した手の中にフィットして安定した保持が可能になる。
(第4位置P4)
第4位置P4を含む後端部までの領域は、ハンドル部30をパームグリップで把持した際、特に第3位置P3を手のひら、中指及び薬指で保持した際の補助部として機能する。パームグリップでハンドル部30を把持した際に、第4位置P4の周囲方向に薬指、小指及び手のひらの月丘が当接する。第4位置P4における最大幅PW4及び厚さPT4は、第3位置P3における最大幅PW3及び厚さPT3よりもいずれも小さいため、中指よりも短い薬指及び小指についても第4位置P4の周囲方向に安定して当接させることができる。
上記のハンドル部30では、第1位置P1〜第4位置P4における幅方向の長さが上記の関係(1)、(2)をそれぞれ満足しているため、滑りにくい状態で第1位置P1における指当て部に広い面積で正面側の親指及び背面側の人差し指に当接させつつ、最大径で形成された第3位置P3の第2膨出部42において周囲方向に手のひら、中指及び薬指を当接させることで、把持した手の中にフィットして安定した保持が可能になる。また、第1括れ部43の最小幅PW2が第1膨出部41の最大幅PW1及び第2膨出部42の最大幅PW3よりも小さいため、第1位置P1及び第3位置P3で保持されたハンドル部30の中間部分を補助的に保持可能になり、安定した把持により清掃時の操作性が向上する。さらに、第2括れ部44を含む後端部の最小幅PW4が第1括れ部43の最小幅PW2よりも大きいため、第2膨出部42における保持を後端側からしっかりと補助することが可能になり把持性のさらなる安定化に寄与できる。前述のPW3/PW2が1.3以上、1.5以下であることで、上記効果がより得られる。
また、上記のハンドル部30では、第1位置P1〜第4位置P4における厚さが上記の関係(3)、(4)をそれぞれ満足しており、指当て部となる第1位置P1の厚さが、最も薄く設定されているため、当該第1位置P1を正面側及び背面側から容易、且つ、強く挟持することができる。そのため、ヘッド部10に近い位置でハンドル部30に加えた力がヘッド部10に伝わりやすくなることで操作性が向上し、植毛面をきちんと歯に当てることができる。また、第1位置P1の厚さが薄いことから、ネック部20とハンドル部30との境界31、32と第1位置P1との間に急峻に突出する曲面が形成される。そのため、指当て部に当接する親指及び人差し指が当該曲面に後端側に係合することにより、把持したハンドル部30が長軸方向にぐらつくことを抑制できる。前述のPT3/PT1が1.7以上、2.5以下であることで、上記効果がより得られる。
また、上記のハンドル部30では、第1膨出部41の曲線輪郭C1、第1括れ部43の曲線輪郭C2、第2膨出部42の曲線輪郭C3及び第2括れ部44の曲線輪郭C4が、長軸方向で隣り合う曲線輪郭と外接し、正面側における曲線輪郭C11、曲線輪郭C12、曲線輪郭C13、曲線輪郭C14及び曲線輪郭C15が、長軸方向で隣り合う曲線輪郭と外接し、背面側における曲線輪郭C21、曲線輪郭C22、曲線輪郭C23、曲線輪郭C24及び曲線輪郭C25が長軸方向で隣り合う曲線輪郭と外接することで、各輪郭がなだらかに繋がる。そのため、上記のハンドル部30では、様々な持ち方にも対応することが可能であり、操作性及び汎用性に優れた歯ブラシ1を実現できる。
このように、本実施形態の歯ブラシ1では、ハンドル部30の形状及び大きさを適切に設定することにより、軟性部等を用いてコスト増を招くことなく、ハンドル部30に対して高い把持性を有し、清掃時の操作性の高い歯ブラシ1を得ることが可能となる。特に、本実施形態では、幅広のワイドヘッド仕様のヘッド部10を有する構成で刷毛部が、清掃部位に当接したときに毛束の干渉が大きいことで把持したハンドル部がぐらつき、また、適切に清掃部位に届きにくい場合であっても、手の中にフィットし、高い把持性を有するハンドル部30を有しているため、操作性が良く刷毛部をきちんと歯に当てることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、第1位置P1の正面側及び背面側の双方に溝部45A、45Bを設ける構成を例示したが、正面側又は背面側のみに設ける構成であってもよい。
また、上記実施形態では、ワイドヘッド仕様のヘッド部10を用いる構成を例示したが、ワイドヘッド仕様に限定されず、通常タイプあるいはコンパクト仕様のヘッド部であっても本発明を適用可能である。
1…歯ブラシ、 2…ハンドル体、 10…ヘッド部、 11…植毛面、 20…ネック部、 30…ハンドル部、 41…第1膨出部、 42…第2膨出部、 43…第1括れ部、 44…第2括れ部、 45A、45B…溝部、 P1…第1位置、 P2…第2位置、 P3…第3位置、 P4…第4位置

Claims (9)

  1. 長軸方向の先端側に配置され植毛面に毛束が植設されたヘッド部と、
    該ヘッド部の後端側に延設されたネック部と、
    該ネック部の後端側に延設されたハンドル部とを備え、
    前記ハンドル部は、前記ネック部よりも後端側に配置され前記植毛面と直交する正面方向から視た正面視で前記長軸方向及び前記正面方向と直交する幅方向に両側で対称に連続的に変化して膨出する第1膨出部と、
    前記第1膨出部よりも前記後端側に配置され、前記幅方向に両側で対称に連続的に変化して括れる第1括れ部と、
    前記第1括れ部よりも前記後端側に配置され、前記幅方向に両側で対称に連続的に変化して膨出する第2膨出部と、
    前記第2膨出部よりも前記後端側に配置され、前記幅方向に両側で対称に連続的に変化して括れる第2括れ部と、を有し、
    前記第1膨出部は、前記長軸方向における前記ネック部と前記第1括れ部との間の第1位置で前記幅方向の長さが最大となり、
    前記第1括れ部は、前記長軸方向における前記第1膨出部と前記第2膨出部との間の第2位置で前記幅方向の長さが最小となり、
    前記第2膨出部は、前記長軸方向における前記第1括れ部と前記第2括れ部との間の第3位置で前記幅方向の長さが最大となり、
    前記第2括れ部は、前記長軸方向における前記第2膨出部よりも後端側の第4位置で前記幅方向の長さが最小となり、
    前記第1位置における前記第1膨出部の前記幅方向の長さをPW1とし、
    前記第2位置における前記第1括れ部の前記幅方向の長さをPW2とし、
    前記第3位置における前記第2膨出部の前記幅方向の長さをPW3とし、
    前記第4位置における前記第2括れ部の前記幅方向の長さをPW4とすると、
    前記PW3は、15mm以上、20mm以下であり、
    PW3/PW2は、1.3以上、1.5以下であり、
    PW3>PW1>PW2の関係及びPW3>PW4>PW2の関係をそれぞれ満足し、
    前記第1位置における前記正面方向の厚さをPT1とし、
    前記第2位置における前記正面方向の厚さをPT2とし、
    前記第3位置における前記正面方向の厚さをPT3とすると、
    前記PT3は、15mm以上、20mm以下であり、
    PT3/PT1は、1.7以上、2.5以下である、
    ことを特徴とする歯ブラシ。
  2. さらに、前記第4位置における前記正面方向の厚さをPT4としたときに、
    PT3>PT2>PT1の関係及びPT3>PT4>PT1の関係をそれぞれ満足することを特徴とする請求項1記載の歯ブラシ。
  3. 前記第1位置における前記幅方向の長さPW1は、14mm以上、17mm以下であり、
    前記第2位置における前記幅方向の長さPW2は、11mm以上、14mm以下であり、
    前記第4位置における前記幅方向の長さPW4は、12.5mm以上、15.5mm以下である、
    請求項1又は2記載の歯ブラシ。
  4. 前記第1位置における前記正面方向の厚さPT1は、6.5mm以上、9mm以下であり、
    前記第2位置における前記正面方向の厚さPT2は、9mm以上、11mm以下であり、
    前記第4位置における前記正面方向の厚さPT4は、10mm以上、13mm以下である、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
  5. 前記第1膨出部、前記第1括れ部、前記第2膨出部及び前記第2括れ部は、それぞれ前記正面視の輪郭線が前記長軸方向で隣り合う膨出部又は括れ部と互いに外接する曲線で形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
  6. 前記第1位置における前記ハンドル部の断面形状は、前記幅方向の長さが前記正面方向の厚さよりも大きい扁平形状であり、
    前記第3位置における前記ハンドル部の断面形状は、略円形であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
  7. 前記第1位置における前記ハンドル部の正面側と背面側との少なくとも一方は、溝部を有することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の歯ブラシ。
  8. 前記溝部は、環状に形成されていることを特徴とする請求項記載の歯ブラシ。
  9. 前記幅方向における前記ヘッド部の最大長さは、13mm以上であることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の歯ブラシ。
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