JP6980881B1 - 毛髪に対するアルカリ施術と共に低分子ムコ多糖類を適用する毛髪改質方法、並びにムコ多糖類を含む毛髪用化粧料 - Google Patents

毛髪に対するアルカリ施術と共に低分子ムコ多糖類を適用する毛髪改質方法、並びにムコ多糖類を含む毛髪用化粧料 Download PDF

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Abstract

【課題】毛髪が細い、ハリコシがない、指通りが悪いなどといった毛髪の手触り感や毛髪の艶がない、まとまりがないといった外観を改善し、かつそれらの持続的な効果を得ることをその課題とする。【解決手段】本発明者らは、毛髪のダメージに伴う毛髪の触り感や外観上の問題を解決すべく鋭意検討を行った結果、意外なことに、毛髪に対してアルカリ剤を適用する工程と、適当な分子量のムコ多糖類を適用する工程を組み合わせることにより、毛髪の手触り感や外観上の問題を改善できること、さらにそのような毛髪改質効果が持続的に得られることを見出し、本発明を完成するに至った。【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪に対してアルカリ施術と共に低分子ムコ多糖類を適用する毛髪改質方法、並びにムコ多糖類を含む毛髪用化粧料に関する。
毛髪はパーマ、ブリーチ、ヘアカラー、縮毛矯正などの化学処理、日光による紫外線、ドライヤーによる熱、ブラッシングなどによりダメージを受やすく、各種毛髪成分が失われ、毛髪のダメージ感として現れることが知られている。これらの毛髪のダメージは、毛髪が細くなった、ハリコシがなくなった、指通りが悪くなったといった手触り感の変化や、艶がない、まとまりがないといった外観の変化で感じられ、女性を中心として毛髪に関する主要な問題となっている。そのため、近年、こうした毛髪の質感を改善する方法やそのための毛髪用化粧料に対するニーズが高まっている。
このような毛髪の問題を改善する方法としては、アミノ酸、コラーゲン、脂質などの成分を外部より補給することが提案されている。例えば、特許文献1は、塩基性アミノ酸とともに、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドとの共重合体を含む毛髪保護剤を提案している。また、特許文献2は、加水分解コラーゲンと、2個乃至は3個の窒素を分子内に有するアミノ酸及び/又はその塩とを含有する毛髪用の化粧料により、パーマネントウェーブ加工、染毛、脱色等による毛髪の機能の不全を補完し、物理的にも保護する方法を提案している。さらに、特許文献3は、加齢に伴い減少した毛髪内在脂質成分などの毛髪成分又はその類縁物を毛髪に適用することを特徴とする毛髪のハリ、コシ及び感触を改善する方法を提案している。
しかしながら、これらの方法では、外部より補給する成分の毛髪への浸透性が高くないため、毛髪の十分な改質効果が得られない。また、シャンプー等の洗髪などにより容易に洗い流されるため、持続的な効果を得ることは困難であった。
さらに、特許文献4では、植物油に対して、特定の割合で硫酸などの強酸を加え加熱処理して得られる化粧料用組成物により、「ハリコシがない」、「艶がない」、「まとまりがない」、「ぱさつく」といった毛髪のダメージ感を改善する効果を有し、かつ、その効果を持続させる方法を提案している。
しかしながら、この方法によっても、植物油の毛髪への浸透性が十分ではなく、持続的な改質効果を得ることは困難であった。その上、強酸を加えた化粧料用組成物は各種トリートメントにおいて用いられるアルカリ剤と相性が悪く、互いにその効果を打ち消し合ってしまうため、適用場面が限られるという問題点もあった。
特開2004−346005 特開2006−062972 特開平10−152421 特開2018−135298
本発明者らは、こうした問題を解決するために、鋭意検討を行った結果、毛髪に対してアルカリ剤を適用し、毛髪のキューティクルが開き膨潤した状態で特定の分子量を有するムコ多糖類が効率よく毛髪内部に浸透し、毛髪の手触り感や外観上の問題を改善できること、さらにそのような毛髪改質効果が持続的に得られるという知見を見出した。
本発明は、毛髪のダメージによる、毛髪が細い、ハリコシがない、指通りが悪いなどといった毛髪の手触り感を改善することをその課題とする。また、本発明は、毛髪のダメージに伴う、毛髪の艶がない、まとまりがないといった外観を改善することをその課題とする。また、本発明は、毛髪の指通りなどの手触り感やまとまりなどの外観の改善について、持続的な効果を得ることをその課題とする。
本発明者らは、上述した毛髪の触り感や外観上の問題を解決すべく鋭意検討を行った結果、意外なことに、毛髪に対してアルカリ剤を適用する工程と、適当な低分子ムコ多糖類を適用する工程を組み合わせることにより、毛髪の手触り感や外観上の問題を改善できること、さらにそのような改質効果が持続的に得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、毛髪に対して、アルカリ剤を適用する工程と、質量平均分子量1,000〜30,000のムコ多糖類を適用する工程を含むことを特徴とする毛髪改質方法、である。
本発明において、前記ムコ多糖類が、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ヘパリン並びにそれらの塩から選択される1種または2種以上である場合も実施可能である。
本発明において、前記ムコ多糖類の質量平均分子量が2,000〜20,000である場合も実施可能である。
本発明において、前記ムコ多糖類の質量平均分子量が3,000〜10,000である場合も実施可能である。
本発明において、前記アルカリ剤及びムコ多糖類の適用が、ヘアカラー施術の過程で行われる場合も実施可能である。
本発明において、さらに毛髪に対して、染料を適用する工程、及び酸化剤を適用する工程を含む場合も実施可能である。
本発明において、前記アルカリ剤及びムコ多糖類の適用が、縮毛矯正施術の過程で行われる場合も実施可能である。
本発明において、さらに毛髪に対して還元剤を適用する工程、及び毛髪を加熱して縮毛を矯正する工程を含み、かつ、前記各工程をいずれも経た後に酸化剤を適用する工程を含む場合も実施可能である。
本発明において、前記アルカリ剤及びムコ多糖類の適用が、パーマネントウェーブ加工施術の過程で行われる場合も実施可能である。
本発明において、さらに毛髪に対して還元剤を適用する工程、及び毛髪にウェーブを形成する工程を含み、かつ、前記各工程をいずれも経た後に酸化剤を適用する工程を含む場合も実施可能である。
本発明において、アルカリ剤及び質量平均分子量1,000〜30,000のムコ多糖類を含有することを特徴とする毛髪用化粧料とする場合も実施可能である。
本発明において、前記毛髪用化粧料がさらに染料および/または酸化剤を含有し、ヘアカラー施術に用いられる場合も実施可能である。
本発明において、前記毛髪用化粧料がさらに還元剤を含有し、縮毛矯正施術またはパーマネントウェーブ加工施術に用いられる場合も実施可能である。
本発明において、毛髪が膨潤した/する状態で用いられ、質量平均分子量1,000〜30,000のムコ多糖類を含有することを特徴とする毛髪用化粧料とする場合も実施可能である。
本発明において、前記ムコ多糖類が、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ヘパリン並びにそれらの塩から選択される1種または2種以上である場合も実施可能である。
本発明において、前記ムコ多糖類の質量平均分子量が2,000〜20,000である場合も実施可能である。
本発明によれば、毛髪のダメージによる、毛髪が細い、ハリコシがない、指通りが悪いなどといった毛髪の手触り感を改善することができる。また、本発明によれば、毛髪のダメージに伴う、毛髪の艶がない、まとまりがないといった外観を改善することができる。また、本発明によれば、毛髪の指通りなどの手触り感やまとまりなどの外観の改善について、持続的な効果を得ることができる。
本発明を実施するための形態
〔ムコ多糖類〕
本発明のムコ多糖類とは、動物の粘性分泌液(mucus)から得られる多糖並びにそれらの塩や誘導体も含めた総称である。その由来としては特に限定されないが、各種動物組織、ムコ多糖類生産微生物、動物細胞又は植物細胞の培養物から常法により抽出したものなどが知られている。ムコ多糖類の具体例としては、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸誘導体などのヒアルロン酸類;コンドロイチン、コンドロイチン硫酸(コンドロイチン−4−硫酸、コンドロイチン−6−硫酸);デルマタン硫酸;ヘパラン硫酸;ヘパリン;キチン;キトサン;ケラタン硫酸等、並びにこれらの塩が挙げられる。これらは単独で又は2種類以上を組み合わせて配合することが可能である。本発明では、これらのうち、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ヘパリン並びにそれらの塩が特に好ましく用いられる。
ムコ多糖類は通常、質量平均分子量が50万を超える高分子量のものが一般的であるが、本発明においては、質量平均分子量が30,000以下の低分子ムコ多糖類が用いられる。本発明におけるムコ多糖類の質量平均分子量の上限値は、30,000、好ましくは20,000、さらに好ましくは10,000である。下限値は、1,000、好ましくは2,000、さらに好ましくは3,000である。ムコ多糖類の質量平均分子量がこの範囲に含まれることによって、毛髪のキューティクルの隙間から毛髪内部に効率よく浸透し、髪質改善効果を持続的に発揮しやすくなる。質量平均分子量は、例えばゲル濾過クロマトグラフィー(GPC)法によって測定することができる。
本発明の低分子ムコ多糖類としては、市販品を用いることも、高分子ムコ多糖類の加水分解や化学合成などの方法によって製造したものを用いることもできる。市販品を用いる場合、低分子ヒアルロン酸であれば、例えば、ナノヒアルロン酸(C)(株式会社FAPジャパン、分子量:3,000〜10,000)、ヒアロオリゴ(キユーピー株式会社、平均分子量:7,000〜8,000程度)、マイクロヒアルロン酸FCH(キッコーマンバイオケミファ株式会社、平均分子量:5,000以下)、UltraHA極低分子ヒアルロン酸(蝶理株式会社、平均分子量:5,000以下)などが用いられる。また、低分子コンドロイチン硫酸であれば、ナノ型コンドロイチン(フナコシ株式会社、質量平均分子量:2,000〜3,000程度)などが挙げられる。また、低分子ヘパリンであれば、パルナパリンナトリウムのミニヘパ(扶桑薬品工業株式会社、平均分子量:5,000程度)、ローヘパ(エイワイファーマ株式会社、質量平均分子量:4,500〜6,500)などが用いられる。
本発明の低分子ムコ多糖類は、水などの溶剤に溶かした毛髪用化粧料として毛髪に適用することが好ましく、本発明の効果を損ねない範囲で、適宜他の成分を配合することができる。化粧料全体に占める低分子ムコ多糖類の濃度としては、特に制限されないが、2〜15w/v%程度が好ましく、より好ましくは5〜10w/v%である。低分子ムコ多糖類の濃度がこの数値範囲に含まれることによって、毛髪のキューティクルの隙間から毛髪内に浸透し易くなる。
本発明の低分子ムコ多糖類を含む毛髪用化粧料の剤型・適用方法については特に限定されず、液剤、懸濁剤、乳剤、クリーム剤、ゲル剤、リニメント剤、ローション剤、エアゾール剤など任意の剤型で、その剤型に応じた方法により適宜適用することができる。これら剤型のなかでも液剤、エアゾール剤がより好ましく、毛髪への適用方法としては、塗布の方法、スプレーで噴霧する方法などがより好ましい。
〔アルカリ剤〕
本発明において用いられるアルカリ剤の種類は、特に限定されないが、アンモニア、モノエタノールアミン、炭酸水素アンモニウム、炭酸ナトリウム、アルギニンなどが挙げられ、中でもアンモニア、モノエタノールアミンが好ましく用いられる。アルカリ剤は、水などの溶剤に溶かした毛髪用化粧料として毛髪に適用することが好ましい。化粧料全体に占めるアルカリ剤の割合は、pHが8〜12、より好ましくは9〜11になるように調整される。pHがこの範囲であれば、毛髪を大きなダメージを与えることなくキューティクルを適度に開き、低分子ムコ多糖類を効率よく毛髪内部に浸透させることができ、髪質改善効果を発揮し易くなる。
本発明において用いられるアルカリ剤を含む毛髪用化粧料の剤型・適用方法については特に限定されず、液剤、懸濁剤、乳剤、クリーム剤、ゲル剤、リニメント剤、ローション剤、エアゾール剤など任意の剤型で、その剤型に応じた方法により適宜適用することができる。これら剤型のなかでも液剤、エアゾール剤がより好ましく、毛髪への適用方法としては、塗布の方法、スプレーで噴霧する方法などがより好ましい。
本発明において、低分子ムコ多糖類を適用する工程とアルカリ剤を適用する工程は、アルカリ剤によってキューティクルを開き、低分子ムコ多糖類を効率よく毛髪内部に浸透させるという観点から、近接した時間に行われるべきことは当然であるが、これらの工程は同時であってもいずれの工程が先であってもよい。
本明細書および特許請求の範囲において、複数の工程が記載され、先後関係について特段言及なく「〜の工程を含む」のように記載された場合、当該工程とそれ以外の工程とが同時に行われる場合、及び各工程が時間を異に行われる場合のいずれも含まれる。複数の工程が同時に行われる場合には、それぞれ別組成物として適用することも可能であるが、作業効率の観点から各成分を一剤に混合して適用することが好ましい。また、同一の工程を複数回行っても良く、本発明の趣旨を損ねない範囲で、当該複数の工程の間やその前後に、シャンプー、流し、仕上げなど他の任意の工程を含んでいても良い。
〔ヘアカラー施術〕
本発明の毛髪改質方法は、ヘアカラー施術の過程で行われてもよく、その場合、染料を適用し毛髪に定着させる工程、及び酸化剤を適用する工程を含むことが好ましい。染料は、アルカリ剤により毛髪が膨潤し、キューティクルが開かれた/開かれる状態で適用されることにより、毛髪内部に浸透し定着させることができ、酸化剤は、毛髪内部でアルカリ剤によって分解されることで酸素を発生し、毛髪内部のメラニン色素を脱色する。
染料の種類は特に限定されないが、毛髪内部に浸透し易く、毛髪表面ではなく内部に定着し内部に定着し易いという観点から、酸化染料を用いることが好ましい。より具体的な種類は、目的に応じて適宜選択できるが、例えばレゾルシン、パラアミノフェノール、メタアミノフェノール、トルエン−2、5−ジアミン、5−アミノオルトクレゾール、パラフェニルジアミン、硫酸オルトクロルパラフェニレンジアミン、塩酸2、4−ジアミノフェノキシエタノール、パラフェニレンジアミン、硫酸トルエン−2、5−ジアミン、α−ナフトール、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノールなどが挙げられる。その剤型・適用方法は、特に限定されないが、水などの溶剤に溶かした毛髪用化粧料として毛髪に適用することが好ましく、前記アルカリ剤および/または低分子ムコ多糖類を含む毛髪用化粧料の中に配合して適用しても、これらとは別組成物として適用しても良い。その配合量は、特に限定されず目的に応じて適宜調整し得るが、全体に対して概ね0.1〜10w/v%程度である。
酸化剤の種類は特に限定されないが、毛髪内部に浸透し易く、アルカリ剤によって分解され酸素を発生しやすいという観点から過酸化水素が好ましく用いられる。その剤型・適用方法は、特に限定されないが、水などの溶剤に溶かした毛髪用化粧料として毛髪に適用することが好ましく、前記アルカリ剤および/または低分子ムコ多糖類を含む毛髪用化粧料の中に配合して適用しても、前記染料を含む組成物中に配合して適用しても、これらとは別組成物として適用しても良い。その配合量は、特に限定されず目的に応じて適宜調整し得るが、全体に対して概ね0.1〜10w/v%程度である。
本発明の毛髪改質方法をヘアカラー施術の過程で行う場合の具体的な実施方法としては、例えば、(1)最初に低分子ムコ多糖類を含む第1の毛髪用化粧料を適用し、2〜10分程度放置してから、アルカリ剤、染料、及び酸化剤を含む第2の毛髪用化粧料を適用する方法、並びに(2)低分子ムコ多糖類、アルカリ剤、染料、及び酸化剤をすべて一剤の毛髪用化粧料として、同時に毛髪に適用する方法などが挙げられる。
〔縮毛矯正施術〕
本発明の毛髪改質方法は、縮毛矯正施術の過程で行われてもよいが、縮毛矯正においては、アルカリ剤により毛髪を膨潤させるだけでは、十分な矯正効果が得られにくい。そのため、毛髪内部の硫黄を含んだタンパク質のSS結合(シスチン結合)を還元・切断し、毛髪の方向を矯正し易くするための還元剤をさらに適用することが好ましい。また、毛髪を加熱して縮毛を矯正する工程、及びそれらの工程の後に酸化剤を適用する工程を含むことが好ましく、その順序としては、アルカリ剤、還元剤、及び低分子ムコ多糖類を適用する工程の後に、毛髪を加熱して縮毛を矯正する工程、酸化剤を適用する工程の順に行われるのが好ましい。
還元剤については、効率よく毛髪内部に浸透しSS結合(シスチン結合)を還元・切断する観点から、アルカリ剤とほぼ同時に毛髪に適用することが好ましく、作業効率の観点から、アルカリ剤を含有する毛髪用化粧料に配合して同時に適用することが特に好ましい。本発明で用いられる還元剤の種類としては、アルカリ性の条件下でSS結合(シスチン結合)を効率よく還元し切断するという観点から、チオグリコール酸、システイン、システアミン、チオグリセリン、サルファイト、亜硫酸、並びにこれらの塩などが挙げられ、これらのうち1種で用いても2種以上を組み合わせて用いても良い。その配合量は、特に限定されず目的に応じて適宜調整し得るが、全体に対して概ね0.1〜12w/v%程度であり、より好ましくは5〜10w/v%程度である。
酸化剤の種類は特に限定されないが、毛髪内部に浸透し易く、アルカリ剤によって切断されたSS結合(シスチン結合)を効率よく再結合するという観点から、過酸化水素、臭素酸ナトリウムなどが好ましく用いられる。その剤型・適用方法は、特に限定されないが、水などの溶剤に溶かした毛髪用化粧料として毛髪に適用することが好ましく、その配合量は、目的に応じて適宜調整し得るが、全体に対して概ね0.1〜10w/v%程度であり、より好ましくは4〜8w/v%程度である。
本発明の毛髪改質方法を縮毛矯正施術の過程で行う場合の具体的な実施方法としては、例えば、(1)最初に低分子ムコ多糖類を含む第1の毛髪用化粧料を適用し、2〜10分程度放置してから、アルカリ剤、及び還元剤を含む第2の毛髪用化粧料を適用し、その後に、毛髪を加熱して縮毛を矯正する工程を行い、その後に酸化剤を含む第3の毛髪用化粧料を適用する方法、並びに、(2)低分子ムコ多糖類、アルカリ剤、及び還元剤を含む第1の毛髪用化粧料を適用し、その後に、毛髪を加熱して縮毛を矯正する工程を行い、その後に酸化剤を含む第2の毛髪用化粧料を適用する方法などが挙げられる。
〔パーマネントウェーブ加工施術〕
本発明の毛髪改質方法は、パーマネントウェーブ加工施術の過程で行われてもよいが、パーマネントウェーブ加工においては、アルカリ剤により毛髪を膨潤させるだけではウェーブを十分に形成することが難しい。そのため、毛髪内部の硫黄を含んだタンパク質のSS結合(シスチン結合)を還元・切断し、ウェーブを形成し易くするための還元剤をさらに適用することが好ましい。また、毛髪にウェーブを形成する工程、及びそれらの工程の後に酸化剤を適用する工程を含むことが好ましく、毛髪にウェーブを形成する工程は、パーマネントウェーブ加工施術において従来公知の方法を用いることができ、必要に応じて熱等を加えても良い。この場合、低分子ムコ多糖類の適用工程、及びアルカリ剤、還元剤の適用工程は、毛髪にウェーブを形成する工程の前後どちらでも良いが、低分子ムコ多糖類の適用工程は、その毛髪内部への浸透性・改質効果の持続性の観点から、その前後両方において施されるのがより好ましい。
還元剤については、効率よく毛髪内部に浸透しSS結合(シスチン結合)を還元・切断する観点から、アルカリ剤とほぼ同時に毛髪に適用することが好ましく、作業効率の観点から、アルカリ剤を含有する毛髪用化粧料に配合して同時に適用することが特に好ましい。本発明で用いられる還元剤の種類としては、アルカリ性の条件下でSS結合(シスチン結合)を効率よく還元し切断するという観点から、チオグリコール酸、システイン、システアミン、チオグリセリン、サルファイト、亜硫酸、並びにこれらの塩などが挙げられ、これらのうち1種で用いても2種以上を組み合わせて用いても良い。その配合量は、特に限定されず目的に応じて適宜調整し得るが、全体に対して概ね0.1〜12w/v%程度であり、より好ましくは5〜10w/v%程度である。
酸化剤の種類は特に限定されないが、毛髪内部に浸透し易く、アルカリ剤によって切断されたSS結合(シスチン結合)を効率よく再結合するという観点から、過酸化水素、臭素酸ナトリウムなどが好ましく用いられる。その剤型・適用方法は、特に限定されないが、水などの溶剤に溶かした毛髪用化粧料として毛髪に適用することが好ましく、その配合量は、目的に応じて適宜調整し得るが、全体に対して概ね0.1〜10w/v%程度であり、より好ましくは4〜8w/v%程度である。
本発明の毛髪改質方法をパーマネントウェーブ加工施術の過程で行う場合の具体的な実施方法としては、例えば、(1)最初に低分子ムコ多糖類を含む第1の毛髪用化粧料を適用し、2〜10分程度放置してから、アルカリ剤、及び還元剤を含む第2の毛髪用化粧料を適用し、その後に、毛髪にウェーブを形成する工程を行い、その後に酸化剤を含む第3の毛髪用化粧料を適用する方法、(2)最初に低分子ムコ多糖類を含む第1の毛髪用化粧料を適用し、2〜10分程度放置してから、アルカリ剤、及び還元剤を含む第2の毛髪用化粧料を適用し、その後に、毛髪にウェーブを形成する工程を行い、さらに低分子ムコ多糖類を含む第1の毛髪用化粧料を適用し、その後に酸化剤を含む第3の毛髪用化粧料を適用する方法、並びに、(3)最初に低分子ムコ多糖類を含む第1の毛髪用化粧料を適用し、2〜10分程度放置してから毛髪にウェーブを形成する工程を行い、その後にアルカリ剤、及び還元剤を含む第2の毛髪用化粧料を適用し、さらに低分子ムコ多糖類を含む第1の毛髪用化粧料を適用し、その後に酸化剤を含む第3の毛髪用化粧料を適用する方法、などが挙げられる。
〔毛髪用化粧料の溶剤成分〕
本発明において、低分子ムコ多糖類、アルカリ剤、還元剤、酸化剤などを適用する際にこれらを配合する毛髪用化粧料の好ましい溶剤は、主に水であるが、エタノールなどの1価アルコール、多価アルコールなどの他の溶剤を適宜配合して用いることができる。多価アルコールを配合する場合には、例えば、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、その他炭素数が6以下の低分子多価アルコールからなる群から選ばれる1種ないし2種以上の多価アルコールが使用できる。
〔毛髪用化粧料の任意成分〕
本発明の毛髪用化粧料においては、上記以外にも、本発明の趣旨を損なわない範囲において、その他の成分を適宜配合することができる。その他の成分として、非限定的な例としては、例えば、pH調整剤、抗酸化剤、界面活性剤、増粘剤、保存剤、刺激軽減剤、安定化剤、保湿剤、防腐剤、着色剤、香料、溶解補助剤などが挙げられる。これらの各成分は1種単独で使用されてもよいし、2種以上が組み合わされ使用されてもよい。また、目的の剤型に応じて、それに適した溶剤、噴射剤などを適宜配合することができ、その使用量もその目的に応じ適宜選択すればよい。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例により限定されるものではない。
〔各種毛髪用化粧料の調製〕
まず毛髪用化粧料Aとして、低分子ヒアルロン酸(質量平均分子量約8,000)が7.5w/v%となるように水に溶かした水溶液を調製した。さらに、ヘアカラー施術用にアルカリ剤、酸化染料、酸化剤を配合した毛髪用化粧料Bを、パーマネントウェーブ加工施術用にアルカリ剤、還元剤を配合した毛髪用化粧料C、及び酸化剤を配合した毛髪用化粧料Dをそれぞれ調製した。なお、上記毛髪用化粧料Bは、施術時に下記の組成物1の90gと組成物2の90gを混合して用いており、毛髪用化粧料Cないし毛髪用化粧料Dに係る具体的な処方は以下のとおりである。
〔毛髪用化粧料B〕
組成物1
(w/v%)
レゾルシン 1.0
パラアミノフェノール 1.0
メタアミノフェノール 1.0
トルエン−2、5−ジアミン 1.0
5−アミノオルトクレゾール 1.0
セタノール 15.0
1、3−ブチレングリコール 8.0
POEセチルエーテル 6.0
ステアリルアルコール 5.0
アンモニア 5.0
重炭酸アンモニウム 2.0
濃グリセリン 2.0
硬化油 1.0
パーム油 1.0
パーム核油 1.0
米ヌカ油 1.0
ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム 1.0
アスコルビン酸 0.5
ステアリルトリモニウムクロリド 0.5
セトリモニウムクロリド 0.5
エデト酸塩 0.5
塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピル
ヒドロキシエチルセルロース 0.4
無水亜硫酸ナトリウム 適量
精製水 バランス
100ml

組成物2
(w/v%)
過酸化水素 6.0
セタノール 10.0
流動パラフィン 8.0
ポリオキシエチレンセチルエーテル 3.0
濃グリセリン 2.0
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 2.0
パルミチン酸2−エチルヘキシル 1.0
ホホバ油 1.0
シア脂 1.0
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.2
ヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウム 0.2
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
L−アルギニン 0.1
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
リン酸水素二ナトリウム 適量
乳酸 適量
精製水 バランス
100ml
〔毛髪用化粧料C〕
(w/v%)
チオグリコール酸ナトリウム 6.0
アンモニア 4.0
ジチオジグリコール酸ジアンモニウム 2.0
ポリメタクリロイルエチルジメチルベタイン 2.0
モノエタノールアミン 1.0
炭酸水素アンモニウム 1.0
エタノール 1.0
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
デシルテトラジオールエーテル 1.0
ラウリン酸アミドプロピルベタイン 1.0
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0
塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピル
ヒドロキシエチルセルロース 0.4
グルコシルセラミド 0.3
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 0.3
ヒドロキシタンジホスホン酸 0.2
エデト酸二ナトリウム 0.2
精製水 バランス
100ml
〔毛髪用化粧料D〕
(w/v%)
臭素酸ナトリウム 6.0
セタノール 10.0
流動パラフィン 8.0
ポリオキシエチレンセチルエーテル 3.0
濃グリセリン 2.0
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 2.0
パルミチン酸2−エチルヘキシル 1.0
ホホバ油 1.0
シア脂 1.0
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.2
ヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウム 0.2
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
L−アルギニン 0.1
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
リン酸水素二ナトリウム 適量
乳酸 適量
精製水 バランス
100ml
以下の実施例/比較例において、各特性の評価は以下の方法で行った。
(専門パネラー)
ヘアカラー施術について6人、パーマネントウェーブ加工施術について5人の、それぞれ訓練された女性専門パネラーにより、以下の手順に従い、ハーフヘッドで、低分子ムコ多糖類の適用を行った右半分を実施例、その適用を行わない左半分を比較例として、それぞれ官能試験を行った。
(試験手順)
ヘアカラー施術のパネラー6人については、頭部右半分の毛髪についてのみ、最初に毛髪用化粧料Aをスプレーの方法で均一に吹き掛け、5分間放置したのち、髪用化粧料Bを髪全体に塗布の方法で適用し、暫く放置した後、シャンプーで洗い流し、ブラッシング及び乾燥、スタイリングを行った。パーマネントウェーブ加工施術のパネラー5人についても、頭部右半分の毛髪についてのみ、最初に毛髪用化粧料Aをスプレーの方法で均一に吹き掛け、5分間放置したのち、毛髪用化粧料Cを髪全体に塗布の方法で適用し、その後カール上に髪を巻いて暫く放置・水洗し、引き続いて毛髪用化粧料Dを髪全体に塗布の方法で適用した後、シャンプーで洗い流し、ブラッシング及び乾燥、スタイリングを行った。
(評価項目及び評価基準)
本件の評価については、髪の太さ、髪のツヤ、髪のハリ・コシ、髪への(低分子ムコ多糖類の)導入実感、髪のまとまり、髪の指通り、翌日のまとまり、翌日の指通りにつき、以下の5段階の評価基準に従い、頭部右半分(実施例)、頭部左半分(比較例)それぞれについて評価を行った。翌日のまとまり、翌日の指通りについては、上記のヘアカラー施術、及びパーマネントウェーブ加工施術終了後24時間後についての評価であり、それ以外の評価項目については、試験当日、各種トリートメントの仕上げが完了した時点での評価である。
Figure 0006980881
下記表では、本発明の実施例(有:頭部右半分)及び比較例(無:頭部左半分)についての各パネラー(このうちパネラーA〜Fがヘアカラー施術を施したパネラー6人であり、パネラーG〜Kがパーマネントウェーブ加工施術を施したパネラー5人である)の各評価結果、並びにパネラー11人の平均点を示している。なお、ヘアカラー施術を施したパネラー6人の平均点は、それぞれ、髪の太さ(実施例:4.00、比較例:2.83)、髪のツヤ(実施例:4.66、比較例:2.83)、髪のハリ・コシ(実施例:4.50、比較例:2.50)、髪への導入実感(実施例:4.83、比較例:2.83)、髪のまとまり(実施例:4.33、比較例:2.50)、髪の指通り(実施例:4.33、比較例:2.66)、翌日のまとまり(実施例:4.83、比較例:3.00)、翌日の指通り(実施例:4.83、比較例:3.00)であり、パーマネントウェーブ加工施術を施したパネラー5人の平均点は、それぞれ、髪の太さ(実施例:3.60、比較例:3.20)、髪のツヤ(実施例:4.40、比較例:3.80)、髪のハリ・コシ(実施例:3.80、比較例:3.40)、髪への導入実感(実施例:3.80、比較例:2.60)、髪のまとまり(実施例:4.20、比較例:3.60)、髪の指通り(実施例:4.60、比較例:3.80)、翌日のまとまり(実施例:4.80、比較例:3.00)、翌日の指通り(実施例:4.80、比較例:3.00)である。
Figure 0006980881
上記表から明らかなとおり、低分子ムコ多糖類を適用した頭部右半分では、その適用を行っていない頭部左半分と比較して、毛髪への低分子ムコ多糖類の導入実感がはっきりと認識されており、毛髪が細い、ハリコシがない、指通りが悪いなどといった毛髪の手触り感や、毛髪の艶がない、まとまりがないといった外観が明らかに改善されている。また、毛髪の指通りなどの手触り感やまとまりなどの外観の改善について、翌日にもそれらの効果が顕著に得られることが示されており、従来特に難しいとされていた持続的な毛髪改質効果が得られることも示されている。
上記実施例・比較例の変形例として、最初に毛髪用化粧料Aを適用する代わりに、ヘアカラー施術に関しては、上記組成物1,2を混合して毛髪用化粧料Bを調製する際に上記低分子ヒアルロン酸が10w/v%となるように配合して適用する方法、パーマネントウェーブ加工施術においては、毛髪用化粧料C,Dそれぞれに上記低分子ヒアルロン酸が10w/v%となるように混合して適用する方法についても、上記表1の評価項目について同様の試験を行ったが、ヘアカラー施術に関しては上記表2と同様の顕著な作用効果が認められ、パーマネントウェーブ加工施術においては、より比較例との差が明確に表れる傾向が見られた。

Claims (2)

  1. 下記1)〜4)の工程をこの順序で含み、下記1)のムコ多糖類が、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ヘパリン並びにそれらの塩から選択される1種または2種以上であり、毛髪のキューティクルが開き膨潤した状態で前記ムコ多糖類を毛髪内部に浸透させることを特徴とする、縮毛矯正施術の過程で行われる毛髪改質方法。
    1)毛髪に質量平均分子量1,000〜30,000のムコ多糖類を適用する工程
    2)毛髪にアルカリ剤及び還元剤を適用する工程
    3)毛髪を加熱して縮毛を矯正する工程
    4)毛髪に酸化剤を適用する工程
  2. 下記1)〜4)の工程をこの順序で含み、下記1)のムコ多糖類が、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ヘパリン並びにそれらの塩から選択される1種または2種以上であり、毛髪のキューティクルが開き膨潤した状態で前記ムコ多糖類を毛髪内部に浸透させることを特徴とする、パーマネントウェーブ加工施術の過程で行われる毛髪改質方法。
    1)毛髪に質量平均分子量1,000〜30,000のムコ多糖類を適用する工程
    2)毛髪にアルカリ剤及び還元剤を適用する工程
    3)毛髪にウェーブを形成する工程
    4)毛髪に酸化剤を適用する工程
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