JP6978763B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents

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本発明は、洗浄剤組成物に関し、詳しくは、豊かで良質な泡立ちを有し、タオルドライ後にも続く保湿感を有する洗浄剤組成物に関する。
近年、自分が敏感肌であると認識する消費者が増加しており、洗浄剤組成物においても洗浄機能だけでなく、洗浄後につっぱり感やかさつきを感じないといった付加価値的機能を備えることが求められてきている。中でも洗顔やボディソープといった皮膚に直接的に触れ使用する形態の洗浄剤組成物は、その効果が特に求められるものである。また、一方で泡立ちの良さや泡の心地よさといった付加価値も求められている機能の一つである。
その観点から、アミノ酸系陰イオン性界面活性剤に、糖及び糖アルコール等の保湿剤やポリグリセリンを配合し、しっとり感を付与する皮膚洗浄剤(例えば特許文献1)や、界面活性剤と保湿剤に、プルラン等の高分子を配合することで、保湿感を付与した低刺激性洗浄料(例えば特許文献2)などが開発されている。
しかしながら、これらの洗浄剤組成物に用いられた糖及び糖アルコール等の保湿剤や、ポリグリセリンやプルランといった高分子は非常に親水性が高く、洗浄時に流れやすいため、タオルドライ後の保湿感としては不十分であった。
また、アシル基で置換して得られるプルラン誘導体等も開発されているが、これらは口紅等でよく用いられ、洗浄剤組成物に応用された例はない。
このような背景から、豊かで良質な泡立ちを有し、タオルドライ後にも続く保湿感を有する洗浄剤組成物が求められている。
特開2001−31560号公報 特開2002−12538公報
上記従来技術を背景とした本発明の目的は、豊かで良質な泡立ちを有し、タオルドライ後にも続く保湿感を有する洗浄剤組成物を提供することにある。
本発明者等は、本発明の目的を達成するために鋭意研究した結果、陰イオン性界面活性剤から選ばれる1種または2種以上の界面活性剤と、
プルラン誘導体を組み合わせることにより、豊かで良質な泡立ちを有し、タオルドライ後にも続く保湿感を有する洗浄剤組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
本願第一の発明は、下記成分(A)〜(B)を含有することを特徴とする洗浄剤組成物である。
(A)陰イオン性界面活性剤から選ばれる1種または2種以上の界面活性剤
(B)プルランの有する水酸基の水素をアシル基で置換して得られるプルラン誘導体であって、該アシル基が炭素数10〜18のアシル基を含むことを特徴とするプルラン誘導体
本願第二の発明は、成分(B)における炭素数10〜18のアシル基が、ミリストイル基、パルミトイル基、またはステアロイル基であることを特徴とする本願第一の発明に記載の洗浄剤組成物である。
本願第三の発明は、成分()陰イオン性界面活性剤から選ばれる1種または2種以上の界面活性剤が、N−アシルグルタミン酸塩、N−アシルアスパラギン酸塩、N−アシルメチルアラニン塩、N−アシルメチルタウリン塩から選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする本願第一の発明または本願第二の発明に記載の洗浄剤組成物である。
本発明によれば、豊かで良質な泡立ちを有し、タオルドライ後にも続く保湿感を有する洗浄剤組成物を提供することができる。
以下、本発明の洗浄剤組成物について詳細に説明する。
本発明の洗浄剤組成物で用いられる成分(A)は陰イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤から選ばれる1種または2種以上の界面活性剤である。
上記陰イオン性界面活性剤としては、特に限定されるものではなく、例えばラウリン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム、パルミチン酸カリウム、ステアリン酸カリウム、ラウリン酸トリエタノールアミン、ミリスチン酸トリエタノールアミン、パルミチン酸トリエタノールアミン、ラウリン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸アミドエーテル硫酸カリウム、ラウリルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム、N−アシルグルタミン酸ナトリウム、N−アシルグルタミン酸カリウム、N−アシルグルタミン酸トリエタノールアミン、N−アシルアスパラギン酸ナトリウム、N−アシルアスパラギン酸カリウム、N−アシルアスパラギン酸トリエタノールアミン、N−アシルグリシンナトリウム、N−アシルグリシンカリウム、N−アシルグリシントリエタノールアミン、N−アシルトレオニンナトリウム、N−アシルトレオニンカリウム、N−アシルトレオニントリエタノールアミン、N−アシルメチルアラニンナトリウム、N−アシルメチルアラニンカリウム、N−アシルメチルアラニントリエタノールアミン、N−アシルメチルタウリンナトリウム、N−アシルメチルタウリンカリウム、N−アシルメチルタウリントリエタノールアミン、N−アシルメチルタウリンマグネシウム等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。特に好ましくは、N−アシルアスパラギン酸塩、N−アシルグルタミン酸塩、N−アシルメチルアラニン塩、N−アシルメチルタウリン塩である。
上記両性界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、例えばラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルアミノジ酢酸ナトリウム、β−アミノプロピオン酸ナトリウム、N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。
上記非イオン性界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、例えばポリオキシエチレンセチルエーテル、モノステアリン酸ソルビタン、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、デシルグルコシド、ラウリルグルコシド、ポリオキシエチレン硬
化ヒマシ油、ポリオキシエチレンモノイソステアレート、ポリオキシエチレンジオレイン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸N−メチルエタノールアミド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。特に好ましくは、デシルグルコシド、ラウリルグルコシドである。
本発明の洗浄剤組成物で用いられる成分(B)はプルランの有する水酸基の水素をアシル基で置換して得られるプルラン誘導体であって、該アシル基が炭素数10〜18のアシル基を含むことを特徴とするプルラン誘導体である。
かかる該アシル基は1種類のアシル基であってもよく又は2種以上のアシル基であってもよい。本発明のプルラン誘導体の有するアシル基が1種類の場合、該アシル基はその全てが炭素数10〜18のアシル基のうちの1種類である。本発明のプルラン誘導体の有するアシル基が2種類以上の場合、該アシル基は炭素数10〜18のアシル基の2種以上を含むアシル基であってもよく、また該アシル基は炭素数2〜8のアシル基及び炭素数10〜18のアシル基を含む2種以上のアシル基であってもよいが、好ましくは炭素数14のアシル基を1種または2種有するミリストイルプルランである。
本発明の洗浄剤組成物で用いられるプルランの有する水酸基の水素をアシル基で置換して得られるプルラン誘導体の配合量は0.01〜5.0質量%が好ましい。0.01%未満ではタオルドライ後の乾燥感が強くなり、5.0%を超えると泡量や泡質が損なわれてしまう。
本発明の洗浄剤組成物には、これらプルラン誘導体を1種単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明の洗浄剤組成物は、上述した成分の他に、本発明の目的を損なわない範囲で他の成分、例えば、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン界面活性剤、粉体(顔料、色素、樹脂等)、生理活性成分、酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、防腐剤、紫外線吸収剤、香料、保湿剤、塩類、溶媒、パール化剤、中和剤、昆虫忌避剤、酵素等の成分を適宜配合することができる。
本発明の目的を損なわない範囲で配合可能な両性界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、例えばラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルアミノジ酢酸ナトリウム、β−アミノプロピオン酸ナトリウム、N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム等が挙げられる。
本発明の目的を損なわない範囲で配合可能な非イオン性界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、例えばポリオキシエチレンセチルエーテル、モノステアリン酸ソルビタン、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、デシルグルコシド、ラウリルグルコシド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンモノイソステアレート、ポリオキシエチレンジオレイン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸N−メチルエタノールアミド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール等が挙げられる。
また、上記粉体としては、例えば赤色201号、黄色4号、青色1号、黒色401号等の
色素、黄色4号Alレーキ、黄色203号Baレーキ等のレーキ色素、ナイロンパウダー、シルクパウダー、シリコーンパウダー、セルロースパウダー、シリコーンエラストマー球状粉体、ポリエチレン末等の高分子、黄酸化鉄、赤色酸化鉄、酸化クロム、カーボンブラック、群青、紺青等の有色顔料、酸化亜鉛、酸化チタン等の白色顔料、タルク、マイカ、セリサイト、カオリン等の体質顔料、雲母チタン等のパール顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸マグネシウム等の金属塩、シリカ、アルミナ等の無機粉体、ベントナイト、スメクタイト、窒化ホウ素等が挙げられる。これらの粉体の形状(球状、棒状、針状、板状、不定形状、燐片状、紡錘状など)に特に制限はない。
上記生理活性成分としては、皮膚に塗布した場合に皮膚に何らかの生理活性を与える物質が挙げられる。例えば、抗炎症剤、老化防止剤、紫外線防御剤、ひきしめ剤、抗酸化剤、保湿剤、血行促進剤、抗菌剤、殺菌剤、乾燥剤、冷感剤、温感剤、ビタミン類、アミノ酸、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、酵素成分等が挙げられる。上記生理活性成分は、天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分や、化合物等が挙げられるが、これらの中でも、特に天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分が安全性の点で好ましい。
上記天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分の例としては、例えばアシタバエキス、アマチャエキス、アルテアエキス、アロエエキス、アンズエキス、イチョウエキス、ウイキョウエキス、ウーロン茶エキス、エイジツエキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オトギリソウエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、甘草エキス、カキョクエキス、キウイエキス、キューカンバーエキス、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、グレープフルーツエキス、クロレラエキス、クワエキス、紅茶エキス、酵母エキス、コラーゲン、サルビアエキス、サボンソウエキス、サンザシエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シャクヤクエキス、シラカバエキス、スギナエキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、茶エキス、チョウジエキス、チンピエキス、トウキエキス、トウニンエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、蜂蜜、ハマメリスエキス、ヒキオコシエキス、ビサボロール、ビワエキス、ブクリョウエキス、プロポリス、ヘチマエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ホップエキス、マドンナリリー花エキス、マロニエエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、モモエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、レモンエキス、レンゲソウエキス、ローズマリーエキス、ローヤルゼリーエキス等を挙げることができる。
また、上記天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分以外の成分としては、例えばデオキシリボ核酸、コラーゲン、エラスチン、キチン、キトサン、加水分解卵殻膜などの生体高分子、アミノ酸、乳酸ナトリウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ベタイン、ホエイなどの保湿成分、スフィンゴ脂質、セラミド、コレステロール、コレステロール誘導体、リン脂質などの油性成分、ε−アミノカプロン酸、グリチルリチン酸、β−グリチルレチン酸、塩化リゾチーム、グアイアズレン、ヒドロコルチゾン等の抗炎症剤、ビタミン類(A、B2、B6、C、D、E)、パントテン酸カルシウム、ビオチン、ニコチン酸アミド、ビタミンCエステル等のビタミン類、アラントイン、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸等の活性成分、トコフェロール、カロチノイド、フラボノイド、タンニン、リグナン、サポニン等の抗酸化剤、α−ヒドロキシ酸、β−ヒドロキシ酸などの細胞賦活剤、γ−オリザノール、ビタミンE誘導体などの血行促進剤、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、ヒノキチオ
ール、塩化ベンザルコニウム等の殺菌剤、l−メントール、ハッカ油等の冷感剤、レチノール、レチノール誘導体等の創傷治癒剤等が挙げられる。
本発明の洗浄剤組成物は、シャンプー、シャワージェル、洗顔、クレンジング、ボディシャンプー、ハンドソープ、シェービング料、マッサージ料等の毛髪または皮膚用洗浄剤として好適に使用できる。またそれぞれ、粘性液体、クリーム状等の形態として用いることができ、特に洗顔フォーム、液状ボディシャンプーとして好適に用いられる。
次に本発明の洗浄剤組成物について、実施例をもって詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。まず、各実施例で採用した試験法、評価法を説明する。
実施例1〜11及び比較例1〜6
1に示す組成の洗浄剤組成物を常法により調製した。泡量、泡質(クリーミィ性)、タオルドライ後の保湿感持続性評価の結果は表1に併せて示した。なお、以下の全ての実施例及び比較例における配合量は質量%である。
10名の専門パネルにより、実施例及び比較例の洗浄剤組成物を使用し、泡量、泡質(クリーミィ性)、タオルドライ後の保湿感持続性について官能評価により評価を行った。尚、評価基準は以下の通りである。
[泡量]
◎:極めて良好 泡量が多いと答えた被験者の数が8人以上
○:良好 泡量が多いと答えた被験者の数が6人以上、8人未満
△:やや悪い 泡量が多いと答えた被験者の数が4人以上、6人未満
×:悪い 泡量が多いと答えた被験者の数が4人未満
[泡質(クリーミィ性)]
◎:極めて良好 泡質が良い(泡質がクリーミィである)と答えた被験者の数が
8人以上
○:良好 泡質が良い(泡質がクリーミィである)と答えた被験者の数が
6人以上、8人未満
△:やや悪い 泡質が良い(泡質がクリーミィである)と答えた被験者の数が
4人以上、6人未満
×:悪い 泡質が良い(泡質がクリーミィである)と答えた被験者の数が
4人未満
[タオルドライ後の保湿感持続性]
◎:極めて良好 タオルドライ後30分たっても保湿感があると答えた被験者の数が
8人以上
○:良好 タオルドライ後30分たっても保湿感があると答えた被験者の数が
6人以上、8人未満
△:やや悪い タオルドライ後30分たっても保湿感があると答えた被験者の数が
4人以上、6人未満
×:悪い タオルドライ後30分たっても保湿感があると答えた被験者の数が
4人未満
Figure 0006978763

表1より明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1〜11の洗浄剤組成物は比較例1〜6の組成物に比べていずれも優れた性能を見出した。
以下、本発明の洗浄剤組成物のその他の処方例を実施例12、13として挙げる。なお、これらの実施例の洗浄剤組成物についても、泡量評価を実施した。
実施例12 洗顔フォーム
(1)ココイルグルタミン酸カリウム 15.0
(2)ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム 15.0
(3)ラウロイルメチルアラニンナトリウム 5.0
(4)ミリストイルプルラン 0.1
(5)パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン 5.0
(6)ラウリルベタイン 5.0
(7)コカミドプロピルベタイン 5.0
(8)塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体 0.5
(9)ラウリルグルコシド 10.0
(10)コカミドDEA 3.0
(11)サピンヅストリホリアツス果実エキス 0.5
(12)モモ葉エキス 0.5
(13)アロエベラ葉エキス 0.5
(14)N−アセチルグルコサミン 0.5
(15)カニナバラ果実エキス 0.5
(16)エデト酸二ナトリウム 0.5
(17)フェノキシエタノール 0.5
(18)DPG 0.5
(19)グリセリン 30.0
(20)香料 0.2
(21)精製水 残余
常法により上記組成の洗浄剤組成物を調製し、泡量、泡質(クリーミィ性)、タオルドライ後の保湿感持続性を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。
実施例13 ボディソープ
(1)ココイルグルタミン酸カリウム 10.0
(2)ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム 10.0
(3)ラウロイルメチルアラニンナトリウム 1.0
(4)ミリストイルプルラン 0.1
(5)パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン 1.0
(6)ラウリルベタイン 1.0
(7)コカミドプロピルベタイン 1.0
(8)塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体 0.5
(9)ラウリルグルコシド 10.0
(10)コカミドDEA 1.0
(11)サピンヅストリホリアツス果実エキス 0.5
(12)モモ葉エキス 0.5
(13)アロエベラ葉エキス 0.5
(14)N−アセチルグルコサミン 0.5
(15)カニナバラ果実エキス 0.5
(16)エデト酸二ナトリウム 0.5
(17)フェノキシエタノール 0.5
(18)DPG 0.5
(19)グリセリン 30.0
(20)香料 0.2
(21)精製水 残余
常法により上記組成の洗浄剤組成物を調製し、泡量、泡質(クリーミィ性)、タオルドライ後の保湿感持続性を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。

Claims (3)

  1. 下記成分(A)〜(B)を含有することを特徴とする洗浄剤組成物。
    (A)陰イオン性界面活性剤から選ばれる1種または2種以上の界面活性剤
    (B)酸基の水素が炭素数10〜18のアシル基に置換されているプルラン誘導体
  2. 成分(B)における炭素数10〜18のアシル基が、ミリストイル基、パルミトイル基、またはステアロイル基であることを特徴とする請求項1に記載の洗浄剤組成物。
  3. 成分()陰イオン性界面活性剤から選ばれる1種または2種以上の界面活性剤が、N−アシルグルタミン酸塩、N−アシルアスパラギン酸塩、N−アシルメチルアラニン塩、N−アシルメチルタウリン塩から選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の洗浄剤組成物。
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