JP6977606B2 - ブラケット - Google Patents

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Description

本開示は、ブラケットに関し、特に、ハーネスを保持可能なハーネスクリップが取り付けられるブラケットに関する。
一般的に、車両等に配策されるハーネス類は、ハーネスクリップを用いて車体側のブラケットやフレーム等に保持される(例えば、特許文献1等参照)。この種のハーネスクリップは、ハーネスに巻き掛けられるバンド部と、係止片を有する脚部とを備えており、脚部をブラケットの貫通孔に挿入して、係止片をブラケットの背面と係合させることにより取り付けられるようになっている。
特開2017−159693号公報
ところで、ブラケットに取り付けられたハーネスクリップの脚部は、ブラケットの背面側に突出することになる。このため、ブラケットの背面側と、ブラケットが固定される装置や部品等の被固定体との間に十分なクリアランスを確保できないと、ハーネスクリップの脚部が被固定体と干渉する虞がある。
本開示の技術は、ハーネスクリップと被固定体との干渉を効果的に防止することができるブラケットを提供することを目的とする。
本開示の技術は、被固定体に固定される固定部と、少なくともハーネスを保持可能なクリップを着座させる座面を有すると共に、該座面に前記クリップの脚部を挿通させる取付孔が形成されたクリップ取付部と、を備え、前記座面が前記固定部に対して所定の角度で傾斜することを特徴とする。
また、前記座面は、前記固定部に対して前記被固定体側とは反対側に所定の角度で傾斜して設けられていることが好ましい。
また、前記クリップ取付部は、前記座面と、該座面に対して所定の角度で屈曲する対向面とを含むV字状に形成されていることが好ましい。
また、前記取付孔は、前記座面の傾斜方向に対して直交する方向に延びる長孔状に形成されていることが好ましい。
本開示の技術によれば、ハーネスクリップと被固定体との干渉を効果的に防止することができる。
本実施形態に係るブラケットを示す模式的な斜視図である。 本実施形態に係るブラケットが被固定体に固定され、さらにブラケットにハーネスクリップが取り付けられた状態を示す模式的な側面図である。 (A)は、本実施形態に係るブラケットの作用を説明する模式図であり、(B)は、従前のブラケットの作用を説明する模式図である。 他の実施形態に係るブラケットを示す模式的な側面図である。 他の実施形態に係るブラケットを示す模式的な側面図である。
以下、添付図面に基づいて、本実施形態に係るブラケットについて説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本実施形態に係るブラケット10を示す模式的な斜視図であり、図2は、本実施形態に係るブラケット10が被固定体300に固定され、さらにブラケット10にハーネスクリップ40が取り付けられた状態を示す模式的な側面図である。
図1及び図2に示すように、ブラケット10は、例えば金属材料等で長板状に形成されている。ブラケット10の所定部位には、ボルトB(図2参照)を挿入可能な一対の挿入孔11,12が貫通形成されている。ブラケット10は、各挿入孔11,12に挿入されたボルトBを、装置やシリンダブロック等の被固定体300のボス部310に形成された雌ねじ穴320(何れも図2参照)と螺合させることにより、被固定体300に固定されるようになっている。すなわち、ブラケット10の各挿入孔11,12が形成された平坦状の部位は、被固定体300に固定される固定部13として機能する。
ブラケット10の長手方向の一端側には、被固定体300とは反対側に略逆V字状に屈曲形成されたクリップ取付部20が設けられている。クリップ取付部20は、端部側の第1傾斜面部21(座面)と、第1傾斜面部21に対して屈曲する固定部13側の第2傾斜面部22(対向面)とを有する。第1傾斜面部21には、ハーネスクリップ40を取り付けるためのクリップ取付孔23が貫通形成されている。本実施形態において、クリップ取付孔23は、第1傾斜面部21の傾斜方向と直交する方向が長径となる長孔状に形成されている。クリップ取付孔23の短径幅は、好ましくは、後述するハーネスクリップ40の脚部43Bの外径と略同径に形成されている。
なお、第1傾斜面部21及び第2傾斜面部22の具体的な傾斜角度や長さ等の各寸法値は、ハーネスクリップ40に保持させるハーネスHの径や、ブラケット10と被固定体300とのクリアランスC1等に応じて適宜に設定すればよい。
図2に示すハーネスクリップ40は、例えば合成樹脂等で形成されており、バンド部41と、バックル部42と、クリップ部43とを一体に備えている。
バンド部41は、略帯板状に形成されており、可撓性を有している。バンド部41の基端側41Aはバックル部42に結合され、バンド部41の先端側41Bは自由端とされている。バンド部41の片面には、図示しない複数の係合歯列がバンド部41の長手方向に所定のピッチで設けられている。バンド部41は、ハーネスHに巻き掛けられて締め付けることにより、ハーネスHを保持する。
バックル部42は、バンド部41の先端側41Bを挿通可能な貫通孔45を有する略箱状に形成されている。貫通孔45の内部には、バンド部41の図中矢印A方向への通過を許容しつつ、逆方向(B方向)への通過を阻止する不図示の係合爪が設けられている。
クリップ部43は、バックル部42のバンド部41とは反対側に結合された基板部43Aと、基板部43Aからバックル部42とは反対側に延びる脚部43Bと、脚部43Bに設けられた係止片43Cとを備えている。脚部43Bをクリップ取付孔23に挿入すると、基板部43Aが第1傾斜面部21に着座すると共に、係止片43Cが第1傾斜面部21の背面に係合することにより、ハーネスクリップ40がブラケット10(クリップ取付部20)に取り付けられるようになっている。
次に、図3に基づいて、本実施形態に係るブラケット10の作用効果を説明する。図3(A)は本実施形態のブラケット10の作用を説明する模式図であり、図3(B)は従前のブラケット100の作用を説明する模式図である。
図3(B)に示すように、従前のブラケット100は、クリップ取付部200がブラケット100と略同一の平面上に形成されている。このため、クリップ取付部200にハーネスクリップ40を取り付けると、ハーネスクリップ40の脚部43Bがブラケット100の背面側からの被固定体300側に向けて大きく突出することになる。この結果、クリップ取付部200と被固定体300とのクリアランスC1を十分に確保できないと、脚部43Bと被固定体300とが干渉するといった課題がある。
また、ハーネスHを保持したバンド部41がクリップ取付部200から図中上方に向けて大きく突出するため、ブラケット100と対向する図中上方の装置・部品類400とのクリアランスC2も十分に確保できないと、バンド部41が装置・部品類400と干渉するといった課題もある。
さらに、クリアランスC1が狭いため、例えばハーネスHの交換作業時等にハーネスクリップ40を取り外すべく、作業者がクリアランスC1内に手を差し入れても、係止片43Cに作業者の指が届かず、係止片43Cの係合を容易に解除できない可能性がある。このような場合には、ボルトBを外してブラケット100を被固定体300から取り外す等の作業が必要となり、手間や労力を要するといった課題もある。
これに対し、図3(A)に示す本実施形態のブラケット10においては、ブラケット10の固定部13から被固定体300とは反対側に略逆V字状に屈曲形成されたクリップ取付部20の第1傾斜面部21にハーネスクリップ40が取り付けられるように構成されている。すなわち、ハーネスクリップ40の脚部43Bが、ブラケット10の背面側に大きく突出することなく、略逆V字状の第1傾斜面部21と第2傾斜面部22とにより画定される空間S内に効果的に収容されるようになっている。これにより、ブラケット10と被固定体300とのクリアランスC1を十分に確保できない場合においても、脚部43Bが被固定体300に干渉することを効果的に防止することが可能になる。
また、ハーネスクリップ40が第1傾斜面部21に取り付けられることにより、ハーネスHを保持したバンド部41の装置・部品類400側への突出量も効果的に抑えられるように構成されている。これにより、ブラケット10と装置・部品類400とのクリアランスC2を十分に確保できない場合においても、ハーネスHを保持したバンド部41が装置・部品類400に干渉することも効果的に防止することが可能になる。
また、ハーネス取付孔23を第1傾斜面部21の傾斜方向と直交する方向に延びる長孔状に形成したことにより、第1傾斜面部21に取り付けられたハーネスクリップ40の傾斜方向への移動を効果的に規制することができる。
さらに、ハーネスクリップ40の脚部43Bが、第1傾斜面部21と第2傾斜面部22とにより画定される空間S内に収容されるため、ハーネスHの交換作業時等には、作業者はクリアランスC1よりも広い空間S内に指を差し入れることにより係止片43Cの係合を容易に解除できるように構成されている。すなわち、メンテナンス時にボルトBを外してブラケット10を被固定体300から取り外す等の煩雑な作業が不要となり、メンテナンス作業性を効果的に向上することができる。
なお、本開示は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、図4に示すように、クリップ取付孔23を第1傾斜面部21及び第2傾斜面部22の両方に穿設し、第1傾斜面部21及び第2傾斜面部22の両方にハーネスクリップ40を取り付けるように構成してもよい。この場合は、各傾斜面部21,22に取り付けられるハーネスクリップ40の脚部43B同士が干渉しないように、各クリップ取付孔23の孔軸心を互いにオフセットすることが好ましい。
また、図5に示すように、クリップ取付部20を、上記実施形態とは逆向きに折れ曲がるように形成してもよい。この場合は、第1傾斜面部21に取り付けられたハーネスクリップ40のバンド部41が第2傾斜面部22と干渉しないように、これら第1傾斜面部21及び第2傾斜面部22の間に平坦部24を設ければよい。
また、クリップ取付部20の個数は1個に限定されず、配策ルートやハーネスの本数に応じて複数のクリップ取付部20を連続して設けてもよく、或は、一対のクリップ取付部20を固定部13の端部にそれぞれ設けて構成してもよい。
また、本実施形態の適用範囲は、車両に配策されるハーネスを保持するハーネスクリップ40用のブラケットに限定されず、他のハーネス類や配管類を保持するクリップ用のブラケットにも広く適用することが可能である。
10 ブラケット
11,12 挿入孔
13 固定部
20 クリップ取付部
21 第1傾斜面部
22 第2傾斜面部
23 クリップ取付孔
40 ハーネスクリップ
41 バンド部
42 バックル部
43 クリップ部
43B 脚部
300 被固定体

Claims (4)

  1. 被固定体に固定される固定部と、
    少なくともハーネスを保持可能なクリップを着座させる座面を有すると共に、該座面に前記クリップの脚部を挿通させる取付孔が形成されたクリップ取付部と、を備え、
    前記座面が前記固定部に対して所定の角度で傾斜する
    ことを特徴とするブラケット。
  2. 前記座面は、前記固定部に対して前記被固定体側とは反対側に所定の角度で傾斜して設けられている
    請求項1に記載のブラケット。
  3. 前記クリップ取付部は、前記座面と、該座面に対して所定の角度で屈曲する対向面とを含むV字状に形成されている
    請求項1又は2に記載のブラケット。
  4. 前記取付孔は、前記座面の傾斜方向に対して直交する方向に延びる長孔状に形成されている
    請求項1から3の何れか一項に記載のブラケット。
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