JP6972984B2 - エッチング液塗布ノズル - Google Patents

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本明細書は、エッチング液塗布ノズルに関する技術を開示する。
ウェハの処理工程では、回転するウェハの周縁部にエッチング液を塗布する場合がある。特許文献1には、円錐状部材を介してウェハの周縁部にエッチング液を塗布する技術について開示されている。特許文献1の技術は、円錐状部材における円錐側面の縮径側から拡径側へとエッチング液を流下させることによって、エッチング液をウェハの周縁部に供給する。
特開2004−179535号公報
特許文献1の技術では、円錐側面の周方向にわたって均等にエッチング液を流下させることが困難であり、ウェハの周縁部に対してエッチング液を均一に塗布し難いという問題があった。
本明細書に開示する一形態は、ウェハの周縁部にエッチング液を塗布するエッチング液塗布ノズルである。このエッチング液塗布ノズルは、吐出部とノズル本体部とを備える。吐出部は、エッチング液を吐出する。ノズル本体部は、吐出部から吐出されるエッチング液をウェハへと流下させる。ノズル本体部は、円錐側面部と、液受部と、複数の誘導溝と、複数の貯留部と、複数の貫通孔とを含む。円錐側面部は、円錐側面を形成する。液受部は、円錐側面部における外径が縮小する縮径側に位置し、吐出部から吐出されるエッチング液を受け入れる。複数の誘導溝は、円錐側面部に等間隔で形成され、液受部からエッチング液を、円錐側面部における外径が拡大する拡径側へと誘導する。複数の貯留部は、円錐側面部の拡径側において、複数の誘導溝に対応して円錐側面部の周方向に沿って均等に設けられ、周方向に沿って深くなる底面を有し、誘導溝から流下するエッチング液を貯留する。複数の貫通孔は、複数の貯留部に対応して周方向に沿って等間隔に形成され、底面へと貫通し、貯留部に貯留されているエッチング液をウェハに供給する。
上記形態におけるエッチング液塗布ノズルによれば、周方向に等間隔に配置された複数の貫通孔へと均等にエッチング液を流下させることができる。これによって、回転するウェハの周縁部に対してエッチング液を均一に塗布できる。
エッチング液塗布ノズルの構成を示す斜視図である。 カバーを取り外したエッチング液塗布ノズルの構成を示す斜視図である。 上方から見た貫通孔の周囲を示す拡大斜視図である。 下方から見た貫通孔の周囲を示す拡大斜視図である。 エッチング液塗布工程を示す工程図である。
図1は、エッチング液塗布ノズル100の構成を示す斜視図である。エッチング液塗布ノズル100は、ウェハ900の周縁部910にエッチング液を塗布する。エッチング液塗布ノズル100は、半導体素子の製造工程で用いられる装置の一部を構成する。エッチング液塗布ノズル100は、吐出部110と、カバー120と、支持アーム130と、ノズル本体部200とを備える。
エッチング液塗布ノズル100の吐出部110は、エッチング液を吐出する。吐出部110は、エッチング液を流す管の端部である。吐出部110は、ノズル本体部200の上方に位置する。吐出部110は、ノズル本体部200に対してエッチング液を吐出する。
エッチング液塗布ノズル100のカバー120は、ノズル本体部200を覆う。カバー120は、ノズル本体部200より一回り大きな円錐形状を有する。カバー120は、ノズル本体部200の側面を主に覆う。カバー120は、ノズル本体部200と分離可能に構成されている。カバー120は、ノズル本体部200から周囲へのエッチング液の飛散を阻止する。
エッチング液塗布ノズル100の支持アーム130は、ノズル本体部200を支持する。支持アーム130は、図示省略する可動機構によって駆動され、ノズル本体部200を移動可能に構成されている。
エッチング液塗布ノズル100のノズル本体部200は、吐出部110から吐出されるエッチング液をウェハ900へと流下させる。ノズル本体部200は、カバー120より一回り小さな円錐形状を有する。
図2は、カバー120を取り外したエッチング液塗布ノズル100の構成を示す斜視図である。ノズル本体部200は、円錐側面部210と、液受部220と、複数の誘導溝230と、複数の貯留部240と、複数の貫通孔250とを備える。
ノズル本体部200の円錐側面部210は、円錐側面を形成する。円錐側面部210は、カバー120より一回り小さな円錐の側面を形成する。円錐側面部210は、誘導溝230によって分断されている。
ノズル本体部200の液受部220は、円錐側面部210における外径が縮小する縮径側(上方)に位置する。液受部220は、吐出部110から吐出されるエッチング液を受け入れる。液受部220は、ノズル本体部200の円錐頂点に形成された窪みである。
ノズル本体部200における複数の誘導溝230は、円錐側面部210における外径が縮小する縮径側(上方)から、円錐側面部210における外径が拡大する拡径側(下方)にわたって形成された溝である。誘導溝230は、液受部220からエッチング液を貯留部240へと誘導する。誘導溝230は、円錐側面部210に等間隔で形成されている。本実施例における誘導溝230の数は、4つである。但し、誘導溝230の数は、4つより少なくてもよいし、4つより多くてもよい。
ノズル本体部200における複数の貯留部240は、円錐側面部210の拡径側(下方)において、誘導溝230から流下するエッチング液を貯留する。貯留部240は、カバー120との間にエッチング液を貯留する。複数の貯留部240は、複数の誘導溝230に対応して円錐側面部210の周方向に沿って均等に設けられている。貯留部240の数は、誘導溝230の数に対応する4つである。但し、他の実施形態では、一つの貯留部240に対して、複数の誘導溝230が設けられていてもよい。また、誘導溝230は、分岐する部分や合流する部分を有してもよい。貯留部240は、底面242と、堰部244とを有する。
貯留部240の底面242は、円錐側面部210の拡径側(下方)に沿って延びており、かつ、周方向に沿って徐々に深くなっている。言い換えると、底面242は、円錐側面部210の拡径側(下方)において、周方向に沿って傾斜している。貯留部240の堰部244は、底面242の最も低い部位から上方に延びており、他の貯留部240との隔壁を形成する。誘導溝230の下端は、底面242の上方であって、特に、底面242の最も高い部位の近傍に位置している。
図3は、上方から見た貫通孔250の周囲を示す拡大斜視図である。図4は、下方から見た貫通孔250の周囲を示す拡大斜視図である。ノズル本体部200における複数の貫通孔250は、貯留部240の底面242からノズル本体部200の下面260に貫通する。貫通孔250は、貯留部240に貯留されているエッチング液をウェハ900に供給する。貫通孔250は、複数の貯留部240に対応して円錐側面部210の周方向に沿って等間隔に形成されている。貫通孔250の数は、貯留部240の数に対応する4つである。貫通孔250は、底面242における最も低い部位に形成されている。貫通孔250は、一方の貯留部240における底面242と、隣り合う他方の貯留部240における堰部244との間に位置する。
ノズル本体部200は、更に、複数の突起部270を備える。図4に示すように、突起部270は、ノズル本体部200の下面260に設けられており、貫通孔250の内周側に形成されている。突起部270の数は、貫通孔250の数に対応する4つである。突起部270は、貫通孔250の内周側を下方に延長した形状を成す。突起部270は、貫通孔250から流れるエッチング液の液切りを行う。これによって、ノズル本体部200の下面260へのエッチング液の付着を防止できる。
図5は、エッチング液塗布工程を示す工程図である。図5のエッチング液塗布工程は、エッチング液塗布ノズル100を備える半導体製造装置によって実施される。まず、半導体製造装置は、エッチング液塗布ノズル100をウェハ900の上方に移動させる(工程P110)。
ウェハ900の上方にエッチング液塗布ノズル100を移動させた後(工程P110)、半導体製造装置は、ウェハ900を回転させる(工程P120)。ウェハ900を回転させた後(工程P120)、半導体製造装置は、複数の貯留部240の各々が溢れるまで、吐出部110から液受部220にエッチング液を吐出する(工程P130)。
液受部220のエッチング液は、複数の誘導溝230を伝って、複数の貯留部240へと流れる。貫通孔250から流れるエッチング液の量は、誘導溝230から貯留部240に流れるエッチング液の量より少ない。そのため、貯留部240には、エッチング液が貯留される。1つの貯留部240にエッチング液が十分に貯留された場合、その貯留部240のエッチング液は、堰部244を超えて、隣接する他の貯留部240に流れ込む。誘導溝230から貯留部240へとエッチング液がさらに流れ込むことによって、複数の貯留部240においてエッチング液の液面は、堰部244を超えて同じ高さとなる。
複数の貯留部240の各々が溢れるまでエッチング液を吐出した後(工程P130)、半導体製造装置は、複数の貫通孔250からエッチング液の供給が完了するまで待機する(工程P140)。その後、半導体製造装置は、エッチング液塗布ノズル100をウェハ900の上方から移動させる(工程P150)。これによって、ウェハ900の周縁部910に対するエッチング液の塗布が完了する。
以上説明した実施形態によれば、周方向に等間隔に配置された複数の貫通孔250へと均等にエッチング液を流下させることができる。これによって、回転するウェハ900の周縁部910に対してエッチング液を均一に塗布できる。
以上、実施形態を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、上述した実施形態を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面において説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載した組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面において説明した技術は、複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
100…エッチング液塗布ノズル
110…吐出部
120…カバー
130…支持アーム
200…ノズル本体部
210…円錐側面部
220…液受部
230…誘導溝
240…貯留部
242…底面
244…堰部
250…貫通孔
260…下面
270…突起部
900…ウェハ
910…周縁部

Claims (1)

  1. ウェハの周縁部にエッチング液を塗布するエッチング液塗布ノズルであって、
    エッチング液を吐出する吐出部と、
    前記吐出部から吐出されるエッチング液を前記ウェハへと流下させるノズル本体部と
    を備え、
    前記ノズル本体部は、
    円錐側面を形成する円錐側面部と、
    前記円錐側面部における外径が縮小する縮径側に位置し、前記吐出部から吐出されるエッチング液を受け入れる液受部と、
    前記円錐側面部に等間隔で形成され、前記液受部からエッチング液を、前記円錐側面部における外径が拡大する拡径側へと誘導する複数の誘導溝と、
    前記円錐側面部の前記拡径側において、前記複数の誘導溝に対応して前記円錐側面部の周方向に沿って均等に設けられ、前記周方向に沿って深くなる底面を有し、前記誘導溝から流下するエッチング液を貯留する複数の貯留部と、
    前記複数の貯留部に対応して前記周方向に沿って等間隔に形成され、前記底面へと貫通し、前記貯留部に貯留されているエッチング液を前記ウェハに供給する複数の貫通孔と
    を含む、エッチング液塗布ノズル。
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