JP6972878B2 - 内燃機関の排気浄化装置の異常診断装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置の異常診断装置 Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関の排気浄化装置の異常診断装置に関する。
アンモニアを還元剤として使用することで、内燃機関からの排気中に含まれるNOxを浄化する選択還元型NOx触媒(以下、単に「NOx触媒」という。)が知られている。このNOx触媒よりも上流側には、排気中にアンモニア又はアンモニアの前駆体を添加する添加弁等が設置される。アンモニアの前駆体としては、尿素を例示できる。以下、アンモニアの前駆体またはアンモニアをまとめて「還元剤」ともいう。
添加弁から還元剤を供給する際には、還元剤を吐出するポンプの回転速度に基づいたフィードバック制御が行われる。ここで、上記ポンプの回転速度を一定に維持しつつ上記フィードバック制御を停止させ、その状態で還元剤を供給したときの還元剤通路内の圧力低下量に基づいて、還元剤供給装置の異常診断を実施する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
米国特許出願公開第2015/104363号明細書
車両の走行中には、走行振動により還元剤通路が変形して、該還元剤通路内の還元剤圧力が変化し得る。この還元剤圧力の変化は、還元剤供給時の還元剤通路内の圧力に影響するため、この圧力に基づいて還元剤供給装置の異常診断を実施すると、誤診断の虞がある。
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、還元剤の供給異常を診断するときの診断精度を向上することにある。
本発明の態様の一つは、車両に搭載される内燃機関の排気通路に設けられ還元剤を用いて排気を浄化する触媒と、還元剤を前記触媒へ供給する添加弁と、還元剤を吐出するポンプと、前記ポンプと前記添加弁とを接続して還元剤が流通する還元剤通路と、前記還元剤通路において還元剤の圧力を検出する圧力検出装置と、を備えた内燃機関の排気浄化装置の異常診断を実施する装置である内燃機関の排気浄化装置の異常診断装置において、前記車両が停止している場合に、前記異常診断を実施する条件が成立していると判定する判定部と、前記判定部によって前記異常診断を実施する条件が成立していると判定された場合に、前記添加弁から還元剤を供給したときの前記圧力検出装置によって検出される還元剤の圧力低下量に基づいて、前記異常診断を実施する診断部と、を備える内燃機関の排気浄化装置の異常診断装置である。
本発明によれば、還元剤の供給異常を診断するときの診断精度を向上することができる。
実施例に係る内燃機関と、その吸気系及び排気系と、の概略構成を示す図である。 還元剤通路の平均加速度(横軸)と圧力センサにより検出される還元剤圧力の変化量(縦軸)との関係を示した図である。 還元剤供給装置の異常診断を実施するときの車速、添加弁の開閉状態、還元剤圧力の推移を示したタイムチャートである。 実施例に係る還元剤供給装置の異常診断を実施するか否かを判定するフローを示したフローチャートである。 還元剤供給装置の異常診断のフローを示したフローチャートである。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1は、本実施例に係る内燃機関と、その吸気系及び排気系と、の概略構成を示す図である。内燃機関1は、車両100に搭載されているディーゼルエンジンである。ただし、内燃機関1はガソリンエンジンであってもよい。内燃機関1には排気通路2が接続されている。排気通路2には、アンモニアを還元剤として排気中のNOxを選択還元する選択還元型NOx触媒3(以下、「NOx触媒3」という。)が設けられている。
NOx触媒3よりも上流の排気通路2には、NOx触媒3へ還元剤を供給する還元剤供給装置4が設けられている。還元剤供給装置4は、タンク41、添加弁42、還元剤通路43、ポンプ44、圧力センサ45、リターン通路47、チェック弁48を備えている。
タンク41は、尿素水を貯留している。添加弁42はNOx触媒3よりも上流の排気通路2に取り付けられて尿素水を噴射する。還元剤通路43は、タンク41と添加弁42とを接続して尿素水を流通させる。添加弁42から供給された尿素水は、排気の熱またはNOx触媒3からの熱により加水分解されてアンモニアとなり、NOx触媒3に吸着する。このアンモニアは、NOx触媒3において還元剤として利用される。なお、以下では、アンモニア及び尿素水をまとめて還元剤と称する。
ポンプ44は、還元剤通路43がタンク41に接続される箇所に設けられており還元剤を吐出する。なお、ポンプ44は、タンク41内に設置してもよい。ポンプ44は、電動ポンプであり、電力を供給することで回転する。このポンプ44は、回転速度を変化させることにより還元剤の吐出量を変化させることができる。これにより還元剤の圧力を調整することができる。
また、還元剤通路43には、還元剤の圧力を検出する圧力センサ45が設けられている。本実施例においては圧力センサ45が、本発明における圧力検出装置に相当する。ポンプ44には、該ポンプ44の回転速度(1分間あたりの回転回数としてもよい。)を検出するポンプ回転速度センサ46が設けられている。また、リターン通路47は、還元剤通路43とタンク41とを接続している。リターン通路47は、ポンプ44から吐出された還元剤のうち一定の圧力を超える分の還元剤をチェック弁48を介してタンク41へ戻すための通路である。チェック弁48は、リターン通路47に設けられ、一定の圧力になると開弁して還元剤通路43側からタンク41側へ還元剤を流通させる。
さらに、添加弁42よりも上流には、NOx触媒3に流れ込む排気中のNOx濃度を検
出する上流側NOxセンサ11が設けられている。また、NOx触媒3よりも下流には、NOx触媒3から流れ出る排気中のNOx濃度を検出する下流側NOxセンサ12と、排気温度を検出する温度センサ13と、が設けられている。
また、内燃機関1には、吸気通路6が接続されている。吸気通路6の途中には、内燃機関1の吸入空気量を調整するスロットル7が設けられている。また、スロットル7よりも上流の吸気通路6には、内燃機関1の吸入空気量を検出するエアフローメータ16が取り付けられている。また、車両100には、該車両100の速度を検出する車速センサ17が設けられている。
そして、内燃機関1には電子制御ユニットであるECU10が併設されている。ECU10は、内燃機関1の運転状態や排気浄化装置等を制御する。ECU10には、上述した上流側NOxセンサ11、下流側NOxセンサ12、温度センサ13、エアフローメータ16、車速センサ17、圧力センサ45、ポンプ回転速度センサ46の他、クランクポジションセンサ14及びアクセル開度センサ15が電気的に接続され、各センサの出力値がECU10に渡される。
ECU10は、クランクポジションセンサ14の検出に基づく機関回転速度や、アクセル開度センサ15の検出に基づく機関負荷等の内燃機関1の運転状態を把握可能である。なお、本実施例では、NOx触媒3に流れ込む排気中のNOxは上流側NOxセンサ11によって検出可能であるが、内燃機関1から排出される排気(NOx触媒3に浄化される前の排気であり、すなわちNOx触媒3に流れ込む排気)に含まれるNOxは、内燃機関1の運転状態と関連性を有することから、上記内燃機関1の運転状態に基づいて、推定することも可能である。また、ECU10は、温度センサ13によって検出される排気温度に基づいて、NOx触媒3の温度を推定することが可能である。また、内燃機関1の運転状態に基づいて、NOx触媒3の温度を推定することも可能である。一方、ECU10には、スロットル7、添加弁42、ポンプ44が電気配線を介して接続されており、該ECU10によりこれらの機器が制御される。
そして、内燃機関1の作動中にECU10は、NOx触媒3を通過する排気中のNOxを還元するためにNOx触媒3へ還元剤を供給する制御である還元剤供給制御を実施する。還元剤供給制御では、ポンプ44を作動させると共に添加弁42を開弁することにより、添加弁42から排気中に還元剤を供給する。このときにECU10は、NOx触媒3のアンモニア吸着量が、NOx触媒3におけるアンモニア吸着量の目標値(以下、目標吸着量ともいう。)となるように、添加弁42から還元剤を供給する。この際、ECU10は、前回の還元剤の供給開始時点から今回の還元剤の供給開始時点までの期間(以下、供給間隔ともいう。)に、NOx触媒3においてNOxを浄化するために消費されたアンモニア量(以下、アンモニア消費量ともいう。)と、NOx触媒3から脱離してNOxを浄化することなく減少したアンモニア量(以下、アンモニア脱離量ともいう。)と、を補うことでNOx触媒3のアンモニア吸着量が目標吸着量となるように、添加弁42から供給する還元剤量(以下、還元剤供給量ともいう。)を算出する。
このため、ECU10は、NOx触媒3に流入するNOx量(以下、流入NOx量ともいう。)、NOx触媒3の温度(以下、触媒温度ともいう。)、NOx触媒3における目標吸着量に基づいて、供給間隔中に含まれる複数の演算周期毎に繰り返し還元剤供給量を算出し、供給間隔中に算出された還元剤供給量を積算していく。そして、還元剤の供給開始時点における還元剤供給量の積算値が、ECU10から添加弁42へ与えられる指令値となる。この還元剤供給量の指令値は、実際に添加弁42から供給するべき還元剤量である。還元剤供給量と添加弁42の開弁時間と還元剤の圧力とには相関関係があるため、この関係を予め実験またはシミュレーション等により求めておけば、算出された還元剤供給
量及び検出された還元剤圧力から添加弁42の開弁時間を決定することができる。ECU10は、還元剤供給量に応じた時間だけ添加弁42を開弁させることにより、還元剤を供給する。還元剤の供給は所定期間毎に実施される。
また、ECU10は、還元剤通路43内の圧力が所定圧力に近づくように、ポンプ44の回転速度をフィードバック制御している。所定圧力は、添加弁42から還元剤を供給するのに適した還元剤の圧力である。添加弁42から還元剤を供給すると還元剤通路43内の圧力が低下する。還元剤通路43内の圧力低下が圧力センサ45により検出された場合には、ポンプ44の回転速度を増加させることにより、還元剤通路43内の圧力を速やかに上昇させる。
また、ECU10は、還元剤供給装置4の異常診断を、還元剤供給時の還元剤の圧力低下量と、所定低下量と、を比較することにより実施する。還元剤供給時の還元剤の圧力低下量は、還元剤供給開始時点の圧力センサ45の検出値から、還元剤が供給されている期間(添加弁42が開いている期間としてもよい。)における圧力センサ45の検出値の最小値を減算することにより算出される。また、所定低下量は、還元剤供給装置4が正常である場合の圧力低下量として予め実験またはシミュレーション等により求めておく。
ここで、添加弁42及び還元剤通路43に詰まりがなく、添加弁42から還元剤が正常に供給された場合には、添加弁42から還元剤が供給されることにより還元剤通路43内の圧力が低下する。還元剤の圧力低下量は、添加弁42からの還元剤の供給量と相関関係にあるため、添加弁42または還元剤通路43に詰まりがある場合には、添加弁42から噴射される還元剤の量が少なくなる分、還元剤の圧力低下量も小さくなる。したがって、還元剤供給装置4が正常であるときの圧力低下量を所定低下量として設定しておけば、実際の圧力低下量と所定低下量とを比較することにより、還元剤供給装置4の異常診断が可能となる。ECU10は、圧力センサ45により検出される圧力低下量が所定低下量以上であれば、還元剤供給装置4が正常であると判定し、圧力センサ45により検出される圧力低下量が所定低下量未満であれば、還元剤供給装置4が異常であると判定する。
ところで、車両100の走行時には、走行振動が発生し、この走行振動は還元剤供給装置4にも伝わるため、還元剤供給装置4を構成する各部材も振動する。例えば還元剤通路43が振動により変形すると還元剤圧力に影響を与えるため、圧力センサ45の検出値が変動してしまう。このように、変動した圧力センサ45の検出値に基づいて還元剤供給装置4の異常診断を実施すると、誤診断の虞がある。
図2は、還元剤通路43の平均加速度(横軸)と圧力センサ45により検出される還元剤圧力の変化量(縦軸)との関係を示した図である。平均加速度は、還元剤通路43が振動した際のその振動の1周期において発生した加速度の絶対値を平均化した値である。還元剤圧力の変化量は、還元剤圧力が変動する際の最大値と最小値との差である。平均加速度が大きいほど、走行振動が大きいことを示している。このように、平均加速度が大きくなると、還元剤圧力の変化量も大きくなる。そして、還元剤圧力の変化量が大きくなると、還元剤供給時の還元剤の圧力低下量の変化量も大きくなるため、誤診断が起こる可能性も高まる。一方、車両100が停止している場合には、還元剤圧力の変化量は比較的小さい。そこで本実施例では、車両100が停止している場合には還元剤通路43の振動による還元剤圧力の変動は小さいものとして、還元剤供給装置4の異常診断を実施することとし、一方、車両が走行している場合には還元剤供給装置4の異常診断を停止させる。
図3は、還元剤供給装置4の異常診断を実施するときの車速、添加弁42の開閉状態、還元剤圧力の推移を示したタイムチャートである。T1において車速が0となり(車両100が停止し)、T2において還元剤供給装置4の異常診断を実施するために還元剤を供
給するように添加弁42が開かれている。T2において添加弁42が開かれることにより、T2から還元剤圧力が低下する。そして、T3において添加弁42が閉じられて還元剤の供給が停止されると、ポンプ44が還元剤を吐出していることにより還元剤圧力は元に戻る。
ECU10は、還元剤供給開始時点T2における還元剤圧力から、添加弁42が開いている期間(すなわちT2からT3までの期間)の還元剤圧力の最小値を減算することにより、還元剤の圧力低下量を算出し、この圧力低下量を所定低下量と比較することにより、還元剤供給装置4の異常判定を実施する。なお、添加弁42が開いている期間の還元剤圧力の最小値に代えて、還元剤供給開始時点T2から所定時間経過時点における還元剤圧力を用いてもよい。この所定時間経過時点は、T2からT3までの期間中の何れかの時点である。また、還元剤の圧力低下量を算出する際には、還元剤供給開始時点T2における還元剤圧力の代わりに、車両100の停止時点T1から還元剤供給開始時点T2までの期間の何れかの時点における還元剤圧力を用いてもよい。
図4は、本実施例に係る還元剤供給装置4の異常診断を実施するか否かを判定するフローを示したフローチャートである。本フローチャートは、ECU10により所定のタイミングに実施される。この所定のタイミングは、還元剤供給装置4の異常診断を実施するタイミングとしてもよい。
ステップS101では、車両100が停止中であるか否か判定される。例えば、車速センサ17により検出される車速が0のときに車両100が停止中であると判定され、車速センサ17により検出される車速が0よりも大きいときに車両100が走行中であると判定される。なお、内燃機関1の回転速度がアイドル運転に対応する回転速度である場合に、車両100が停止中であるとみなしてもよい。ステップS101で肯定判定がなされた場合には、ステップS102へ進む。
ステップS102では、還元剤供給装置4の異常診断用の還元剤供給が実施される。異常診断用の還元剤供給は、還元剤供給装置4の異常診断に適した量の還元剤を供給するように実施される。ただし、NOx触媒3を通過する排気中のNOxを還元するためにNOx触媒3へ還元剤を供給するための還元剤供給制御により、成り行きで還元剤供給を実施してもよい。なお、本ステップS102に係る還元剤供給時には、還元剤通路43内の圧力を所定圧力に近づけるポンプ44の回転速度のフィードバック制御を停止させてもよい。そうすると、還元剤供給時の圧力低下がより顕著に表れるため、異常診断の精度を向上させることができる。
ステップS103では、還元剤供給装置4の異常診断に必要なパラメータが算出される。ECU10は、還元剤が供給される期間(添加弁42が開いている期間としてもよい。)の圧力センサ45の検出値に基づいて、還元剤が供給される期間における還元剤圧力の最小値、還元剤供給開始時点における還元剤圧力、還元剤が供給される期間における還元剤の圧力低下量等を算出する。
ステップS104では、還元剤供給装置4の異常診断が実施される。還元剤供給装置4の異常診断については、後述の図5に基づいて説明する。一方、ステップS101で否定判定がなされた場合にはステップS105へ進んで、還元剤供給装置4の異常診断が停止される。なお、本実施例ではステップS101をECU10が処理することにより、本発明における判定部として機能する。
図5は、還元剤供給装置4の異常診断のフローを示したフローチャートである。本フローチャートは、ECU10により実行される。なお、本実施例では図5に示すフローチャ
ートをECU10が処理することにより、本発明における診断部として機能する。
ステップS201では、ステップS103で算出された還元剤が供給される期間における還元剤の圧力低下量が、所定低下量以上であるか否か判定される。すなわち、本ステップS201では、還元剤が正常に供給されているか否か判定している。ステップS201で肯定判定がなされた場合には、ステップS202へ進んで還元剤供給装置4は正常であると判定される。一方、ステップS201で否定判定がなされた場合には、ステップS203へ進んで還元剤供給装置4が異常であると判定される。
このようにして、車両100が走行中の場合には、還元剤供給装置4の異常診断が停止されるため、走行振動の影響を受けて誤診断が生じることを抑制できる。すなわち、本実施例によれば還元剤供給装置4の異常診断の精度を向上させることができる。
なお、本実施例では選択還元型NOx触媒を例に挙げて説明したが、還元剤を用いて排気を浄化する他の触媒(例えば、吸蔵還元型NOx触媒)において還元剤供給装置4の異常診断を実施する場合においても同様に考えることができる。還元剤については、尿素水及びアンモニア以外のものを用いることもできる。
1 内燃機関
2 排気通路
3 選択還元型NOx触媒
4 還元剤供給装置
6 吸気通路
7 スロットル
10 ECU
11 上流側NOxセンサ
12 下流側NOxセンサ
13 温度センサ
14 クランクポジションセンサ
15 アクセル開度センサ
16 エアフローメータ
17 車速センサ
41 タンク
42 添加弁
43 還元剤通路
44 ポンプ
45 圧力センサ
46 ポンプ回転速度センサ
47 リターン通路
48 チェック弁
100 車両

Claims (1)

  1. 車両に搭載される内燃機関の排気通路に設けられ還元剤を用いて排気を浄化する触媒と、
    還元剤を前記触媒へ供給する添加弁と、
    還元剤を吐出するポンプと、
    前記ポンプと前記添加弁とを接続して還元剤が流通する還元剤通路と、
    前記還元剤通路において還元剤の圧力を検出する圧力検出装置と、
    を備えた内燃機関の排気浄化装置の異常診断を実施する装置である内燃機関の排気浄化装置の異常診断装置において、
    前記車両が停止している場合に、前記異常診断を実施する条件が成立していると判定する判定部と、
    前記判定部によって前記異常診断を実施する条件が成立していると判定された場合に、前記添加弁から還元剤を供給したときの前記圧力検出装置によって検出される還元剤の圧力低下量に基づいて、前記異常診断を実施する診断部と、
    を備える内燃機関の排気浄化装置の異常診断装置。
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