JP6972755B2 - レシート印刷装置およびレシート印刷装置の制御方法 - Google Patents

レシート印刷装置およびレシート印刷装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、レシート印刷装置およびレシート印刷装置の制御方法に関する。
例えば店舗において顧客が買い物をして代金の精算をすると、その証憑として領収書が顧客に渡される。当該領収書は、媒体に印刷されたレシート(以下、単にレシートという)であったり、精算内容が電子的に記録された電子データであったりする。
この種の技術として、例えば特許文献1には、決済処理装置が、精算内容が電子化された電子データを作成するとともに、あらかじめ設定されたレシートの受取り可否の情報に基づいてレシートの発行の有無を決定するシステムが開示されている。このシステムでは、決済処理装置は、作成した電子データをデータベースに記録させて保存する。そして、レシートの受取り可否の情報に基づいてレシートを受取らなかった顧客は、後々、店舗に出向き決済処理装置を介してデータベースに記録された電子データを読み出して印刷することで、レシートを取得できる。
特開2009−42931号公報
ところで、近年は、家庭のパーソナルコンピューター(PC)などにインストールされた家計簿ソフトウェアを利用して家計簿を作成するといった統計処理を行う顧客もいる。そのような場合、印刷物としてのレシートでは、印刷された内容を都度顧客が読み取ってPCに入力せねばならず、煩わしい。したがって、精算内容が電子的に記録された電子データから直接レシートの情報(精算内容)をPCに取り込めることが好ましい。また、精算内容の電子データを上述のPCのみならず様々な電子機器において利用するために、複写や転送ができることが好ましい。さらには、顧客が、証憑としてのレシートを必要とする時はいつでも電子データからレシートを印刷できることが好ましい。
しかしながら、レシートは、納税処理などに際して支出の証憑となるため、重複発行などを防ぐ必要がある。したがって、顧客が、電子データを自由に複写や転送することはできなかった。例えば、特許文献1のシステムでは、顧客がレシートを必要とする場合は、証憑となるレシートの重複発行などの不正を防ぐために、決済処理装置が設置された店舗に出向いて、決済処理装置を介してレシートを印刷して取得しなければならなかった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(適用例)
本適用例に係るレシート印刷装置は、顧客の購買に関する会計処理を行うPOS会計装置と通信を行う第1通信部と、前記POS会計装置とは異なる外部機器と通信を行う第2通信部と、領収書としてのレシートを印刷する印刷部と、制御プログラムを記憶する記憶部と、前記記憶部から前記制御プログラムを読み出して実行する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1通信部を介して、前記POS会計装置から前記購買に関するPOSデータを含むレシート印刷情報を受信し、前記レシート印刷情報に基づく生成データと処理履歴情報とを含むレシート情報を生成し、前記レシート印刷情報に基づいて前記印刷部に前記レシートを印刷させる処理、および前記第2通信部を介して前記レシート情報を前記外部機器へ送信する処理、の少なくともいずれか一方を実行し、前記処理履歴情報に、前記レシート情報が処理された経緯を示す情報を含ませることを特徴とする。
この構成によれば、レシート印刷装置は、POS会計装置から購買に関するPOSデータを含むレシート印刷情報を受信し、レシート印刷情報に基づく生成データと処理履歴情報とを含むレシート情報を生成する。さらに、レシート印刷情報に基づいて印刷部にレシートを印刷させる処理、および第2通信部を介してレシート情報を外部機器へ送信する処理、の少なくともいずれか一方を実行し、処理履歴情報に、レシート情報が処理された経緯を示す情報を含ませる。そのため、レシート印刷装置は、印刷物としてのレシートを印刷したり、レシート印刷情報に基づいて生成される生成データと処理履歴情報とを含むレシート情報を外部機器へ送信したりできる。さらに、処理履歴情報にはレシート情報が処理された経緯を示す情報が含まれるため、レシート情報を受信した外部機器は、処理履歴情報に基づいて、レシートの重複発行を避ける処理を行うことができる。
(適用例)
上記適用例において、前記制御部は、前記生成データとして、前記POSデータに基づくテキストデータおよび電子レシートとしての前記レシートのイメージデータの少なくともいずれか一方を生成することが好ましい。
この構成によれば、レシート印刷情報に基づき生成される生成データは、POSデータに基づくテキストデータおよびレシートのイメージデータの少なくともいずれか一方を含む。そのため、生成データがテキストデータを含む場合、顧客は、外部機器に送信されたレシート情報内のテキストデータから、直接レシートの情報(精算内容)をPCなどに取り込むことができる。また、生成データがレシートのイメージデータを含む場合、顧客は、当該イメージデータからレシートの画像を外部機器が備えるディスプレイなどに表示させて確認することができる。
(適用例)
上記適用例において、前記制御部は、前記レシートを印刷させた場合、前記レシートが印刷されたことを示す印刷済み情報を前記処理履歴情報に含ませ、前記レシート情報を前記外部機器へ送信する場合、少なくとも、送信元の前記レシート印刷装置を特定する情報、送信先の前記外部機器を特定する情報、および前記外部機器に送信した日時情報のいずれか1の情報を前記処理履歴情報に含ませることが好ましい。
この構成によれば、制御部は、レシートを印刷させた場合は、印刷済み情報を処理履歴情報に含ませ、レシート情報を外部機器へ送信する場合は、少なくとも、レシート印刷装置を特定する情報、外部機器を特定する情報、および送信した日時情報のいずれか1の情報を処理履歴情報に含ませる。そのため、処理履歴情報により、レシートが印刷されたこと、あるいはレシート情報が送信された時点の詳細情報が明確になる。
(適用例)
上記適用例において、前記処理履歴情報は、前記レシートが印刷されたか否かを示す印刷フラグを備え、前記制御部は、前記レシートが印刷されたことを示す印刷済み情報を前記処理履歴情報に含ませる場合、前記印刷フラグを印刷済みであることを示す状態に設定することが好ましい。
この構成によれば、処理履歴情報は印刷フラグを備え、制御部は、印刷済み情報を処理履歴情報に含ませる場合、印刷フラグを印刷済みであることを示す状態に設定する。そのため、印刷フラグの状態により、レシートが印刷されたか否かが明確になる。
(適用例)
上記適用例において、前記制御部は、前記レシートを印刷させた場合、前記生成データから前記電子レシートの少なくとも一部のデータを削除することが好ましい。
この構成によれば、制御部は、レシートを印刷させた場合、生成データから電子レシートの少なくとも一部のデータを削除する。そのため、一部のデータが削除された電子レシートからは本来の(正式な)レシートは印刷され得ず、レシートの重複発行を防ぐことができる。
(適用例)
上記適用例において、前記制御部は、前記レシートを印刷させた場合、前記レシートが印刷されたことを示すデータを前記電子レシートに付加することが好ましい。
この構成によれば、レシートが印刷されたことを示すデータが電子レシートに付加される。そのため、別のデータが付加された電子レシートからは本来の(正式な)レシートは印刷され得ず、レシートの重複発行を防ぐことができる。
(適用例)
本適用例に係るレシート印刷装置の制御方法は、顧客の購買に関する会計処理を行うPOS会計装置と通信を行う第1通信部と、前記POS会計装置とは異なる外部機器と通信を行う第2通信部と、領収書としてのレシートを印刷する印刷部と、制御プログラムを記憶する記憶部と、前記記憶部から前記制御プログラムを読み出して実行する制御部と、を備えるレシート印刷装置の制御方法であって、前記第1通信部を介して、前記POS会計装置から前記購買に関するPOSデータを含むレシート印刷情報を受信し、前記レシート印刷情報に基づく生成データと処理履歴情報とを含むレシート情報を生成し、前記レシート印刷情報に基づいて前記印刷部に前記レシートを印刷させること、および前記第2通信部を介して前記レシート情報を前記外部機器へ送信すること、の少なくともいずれか一方を実行し、前記処理履歴情報に、前記レシート情報が処理された経緯を示す情報を含ませることを特徴とする。
この方法によれば、POS会計装置からPOSデータを含むレシート印刷情報を受信し、生成データと処理履歴情報とを含むレシート情報を生成し、印刷部にレシートを印刷させる処理およびレシート情報を外部機器へ送信する処理の少なくともいずれか一方を実行し、処理履歴情報に、レシート情報が処理された経緯を示す処理履歴情報を含ませる。そのため、レシート印刷装置は、印刷物としてのレシートを印刷したり、レシート印刷情報に基づいて生成される生成データと処理履歴情報とを含むレシート情報を外部機器へ送信したりできる。さらに、処理履歴情報にはレシート情報が処理された経緯を示す情報が含まれるため、レシート情報を受信した外部機器は、処理履歴情報に基づいて、レシートの重複発行を避ける処理を行うことができる。
レシート情報処理システムの構成の一例を示す図。 レシート情報処理システムの機能構成図。 レシート情報処理システムの動作を示すフローチャート。 レシート情報処理システムの動作を示すフローチャート。 レシート情報の構成を示す図。 レシート情報の具体例を示す図。 レシート情報の具体例を示す図。 レシート情報の具体例を示す図。 レシート情報の具体例を示す図。 レシート情報の具体例を示す図。 レシート情報の具体例を示す図。 レシート情報の具体例を示す図。 レシート情報の構成を示す図。 レシート情報の構成を示す図。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態では、本発明を適用したレシート印刷装置2を含むレシート情報処理システム100として、POS会計装置1(POS:Point Of Sale)、スマートフォン3、スマートウォッチ(登録商標)5、ホームプリンター4(第2の印刷装置)、パーソナルコンピューター6(PC6)、およびデータサーバー7を備えたシステムを例に挙げて説明する。なお、スマートフォン3およびスマートウォッチ5は、ユーザー端末(外部機器の一例)であり、ホームプリンター4、PC6、およびデータサーバー7は周辺装置である。
また、以下の説明で参照する図面では、説明および図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺を実際のものとは異なるように表す場合がある。また、説明に必要な構成要素以外は、図示を省略する場合がある。
(レシート情報処理システムの全体構成)
まず、レシート情報処理システム100の全体構成について、図1を参照して説明する。図1は、レシート情報処理システム100の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態におけるレシート情報処理システム100においては、顧客(以下、単に客という)の購買に関する会計処理を行うPOS会計装置1と客に渡す領収書(印刷されたレシート25や電子レシート)を発行するレシート印刷装置2とがLAN(Local Area Network)で接続される。そして、レシート印刷装置2が、ネットワークNW(例えば、インターネット)を介して、スマートフォン3、ホームプリンター4、スマートウォッチ5、PC6、およびデータサーバー7と通信可能に接続される。
POS会計装置1は、例えば、客が買い物をする店舗に設置されて、客が購入した品物の売上額を計算して記録するPOSキャッシュレジスターである。POS会計装置1は、品物の情報(品名、品番、数量など)がキーボード11やバーコードリーダー12から入力されると、記憶する単価などに基づいて合計額を計算して店員および客が内容を確認できるように品物の情報や合計額を表示パネル13およびカスタマーディスプレイ14に表示する。その後、客の支払いが済むと、領収書としてのレシート25を発行するためにレシート印刷情報をレシート印刷装置2に送信する。レシート印刷情報は、どの店で、いつ、どの商品が、いくらで、いくつ売れたか等のPOSデータを含む。レシート印刷情報は、レシート印刷装置2におけるレシート25の印刷レイアウトを決定する印刷レイアウトコマンドあるいはレシート25のイメージデータを含んでもよい。レシート25のイメージデータとは、電子レシートであり、印刷されたレシート25の画像がデータ化されたものである。
レシート印刷装置2は、例えばサーマルプリンターやドットインパクトプリンターであり、POS会計装置1と同じ店舗に設置されて、POS会計装置1から送信されるレシート印刷情報に基づいて、領収書として客に渡すレシート25の印刷やレシート情報(図5参照。詳細は後述。)の生成を行う。
ホームプリンター4は、例えばインクジェットプリンターやレーザープリンターであり、ホスト装置から送信される印刷データを印刷媒体40に印刷する。本実施形態では、ホームプリンター4は、客が適宜容易に使用できる環境下に置かれた印刷装置である。レシート情報処理システム100において、ホームプリンター4はネットワークNWに接続されるため、スマートフォン3、スマートウォッチ5、およびPC6などがホームプリンター4のホスト装置として機能可能である。
スマートフォン3は、携帯機器用OS(Operating System)を備えた携帯型情報端末であり、音声通話やネットワークNWに接続しての情報通信などが可能である。また、スマートフォン3は、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標:Wireless Fidelity)、ZigBee(登録商標)、NFC(Near field communication)などの近距離無線通信WLCによって、ネットワークNWを介さずに、ホームプリンター4に印刷データを送信すること、およびスマートウォッチ5と通信することができる。スマートフォン3は、入力部31とタッチパネル32を備え、タッチパネル32に情報を表示するとともに、入力部31およびタッチパネル32が操作されて動作する。
スマートウォッチ5は、客が腕に装着して携帯するリストタイプの携帯型情報端末であり、タッチパネル52と入力部(非表示)とを備え、その機能はスマートフォン3に準ずる。スマートウォッチ5は、近距離無線通信WLCによって、ネットワークNWを介さずに、スマートフォン3と通信することができる。
なお、レシート情報処理システム100には、スマートフォン3、スマートウォッチ5、およびタブレット端末などが、ユーザー端末として複数台含まれてもよい。
データサーバー7は、データを蓄積(記憶)して共有する記憶装置であり、データベースとして機能可能なメモリーサイズを備えたコンピューター、HDD(Hard Disk Drive)、RAID(Redundant Arrays of Independent Disks)などで構成される。
なお、POS会計装置1とレシート印刷装置2とは、例えばUSB(Universal Serial Bus)接続された形態であってもよい。また、レシート印刷装置2が、ネットワークNWを介さず前述の近距離無線通信WLCにより直接スマートフォン3と通信を行って、スマートフォン3が、ネットワークNWを介して、ホームプリンター4、スマートウォッチ5、PC6、データサーバー7などと通信を行う形態であってもよい。
(レシート情報処理システムの動作)
次に、図2から図4に基づいて、図5から図10を参照しつつ、レシート情報処理方法(つまり、レシート情報処理システム100の動作および各構成要素間における情報の流れ)について説明する。
図2は、レシート情報処理システム100の各構成要件の機能と情報の流れとに基づいて、レシート情報処理システム100を説明する機能構成図である。
図3は、レシート情報処理システム100の動作を示すフローチャートであり、主にPOS会計装置1およびレシート印刷装置2の動作を説明する図である。
図4は、レシート情報処理システム100の動作を示すフローチャートであり、スマートフォン3の動作を中心にして、ホームプリンター4、スマートウォッチ5、PC6、およびデータサーバー7との連携動作を説明する図である。
図5は、レシート情報の構成を示す図であり、図6Aから図10は、レシート情報の具体例を示す図である。
POS会計装置1とレシート印刷装置2とは店舗内LANで接続されて(図2参照)、POS会計装置1が会計処理を行い(図3のステップS11)、生成された上述のレシート印刷情報がレシート印刷装置2に送信される(図3のステップS12)。
以下、レシート印刷情報を受信するレシート印刷装置2の構成および動作(制御方法)を説明する。
(レシート印刷装置の構成)
図2に示すように、レシート印刷装置2は、制御部20、第1通信部21、第2通信部22、記憶部23、および印刷部24を備える。制御部20、第1通信部21、第2通信部22、記憶部23、および印刷部24は、データバスなどで接続され、制御部20を中心にしてデータの交換が可能である。
第1通信部21は、制御部20に制御されて、POS会計装置1と通信をするためのインターフェイス(I/F)であり、通信回路や通信IC(Integrated Circuit)などを含み、LANの通信プロトコルに従って情報を通信する。
第2通信部22は、制御部20に制御されて、スマートフォン3と通信をするためのインターフェイス(I/F)であり、通信回路や通信IC(Integrated Circuit)などを含み、ネットワークNWの通信プロトコルに従って情報を通信する。
記憶部23は、レシート印刷装置2の動作を制御する制御プログラムを格納したり、制御部20の作業領域を確保するためのメモリーであり、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などの記憶素子やHDDなどの記憶装置である。
印刷部24は、印刷機構および印刷機構の駆動回路などを備え、制御部20に制御されてレシート25を印刷する。印刷機構は、POSデータが印刷される媒体(例えば、ロール状の連続紙)を搬送する搬送機構、媒体に印刷を行う印刷ヘッド、印刷された媒体を切り離してレシート25の形態に整えるカッター機構などを備える。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)を含み、記憶部23に書込まれた制御プログラムに基づいてCPUが動作して、第1通信部21、第2通信部22、および印刷部24を制御する。また、制御部20は、レシート印刷情報に基づいてレシート情報(図5参照。詳細は後述。)を生成する。制御部20は、必要に応じてRAM、ROM、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などを備えてもよい。
ここで、制御部20(ひいては、レシート印刷装置2)が生成するレシート情報について説明する。図5に示すように、レシート情報は、レシート印刷情報に基づいて生成される生成データとレシート情報が処理された履歴(経緯)を示す処理履歴情報とを含む。より具体的には、生成データは、テキストデータと電子レシート(イメージデータ)を含み、テキストデータは、レシート印刷情報のPOSデータから生成され、電子レシートは、POSデータおよび印刷レイアウトコマンドから生成されるレシート25の印刷画像がデータ化されたイメージデータである。
本実施形態においては、電子レシートは、レシート印刷装置2においてPOSデータおよび印刷レイアウトコマンドから生成されるものとして説明する。なお、電子レシートがPOS会計装置1によって生成されてレシート印刷情報に含まれレシート印刷装置2に送信される形態でも構わない。処理履歴情報には、生成されたレシート情報がどのように処理されてきたかという経緯を示す情報が記録される。
(レシート印刷装置の動作)
図3に示すように、レシート印刷装置2は、制御部20が第1通信部21を制御してPOS会計装置1からレシート印刷情報を受信する(ステップS21)。
レシート印刷情報を受信した制御部20は、POS会計装置1からの指示に従って、客に渡すレシート25を印刷するか否かを判断する(ステップS22)。その結果、レシート印刷装置2がレシート25を印刷する場合(ステップS22のY)はステップS23へ進み、レシート印刷装置2がレシート25を印刷しない場合(ステップS22のN)は、ステップS25へ進む。
レシート印刷装置2がレシート25を印刷する場合(ステップS22のY)は、制御部20は、レシート印刷情報に含まれるPOSデータおよび印刷レイアウトコマンドに基づいて、印刷部24を制御してレシート25を印刷する(ステップS23)。続いて、レシート25が印刷されたことを示す印刷済み情報を処理履歴情報に記録(付加)してステップS26に進む(ステップS24)。
図6Aは、レシート印刷装置2がレシート25を印刷した場合に、レシート印刷装置2が生成するレシート情報の具体例を示す図である。図6Aのレシート情報は、ステップS24以降ステップS28までの処理が行われて生成されるが、処理履歴情報について説明するために先行してここで開示する。図6Aに示すように、処理履歴情報には、ステップS24において、通し番号「1」に印刷済み情報としての「20XXYYZZ1530 TM12345"PRINT"」が記録される。印刷済み情報は、冒頭の日時情報「20XXYYZZ1530」によって「20XX年YY月ZZ日 15時30分」に処理が実行されたことを示し、続く「TM12345"PRINT"」によって、その処理が、レシート印刷装置2を特定する情報である固有番号「TM12345」のレシート印刷装置2による印刷「"PRINT"」であることを示す。
一方、レシート25を印刷しない場合(ステップS22のN)は、制御部20は、POSデータおよび印刷レイアウトコマンドから電子レシートを生成してステップS26に進む(ステップS25)。
図6Bは、レシート印刷装置2がレシート25を印刷しない場合に、レシート印刷装置2が生成するレシート情報の具体例を示す図である。図6Bのレシート情報は、ステップS25以降ステップS28までの処理が行われて生成されるが、電子レシートについて説明するために先行してここで開示する。図6Bに示すように、生成データには、ステップS25において生成された電子レシート(イメージデータ)が記録される。
ステップS24あるいはステップS25に続き、制御部20は、POSデータからテキストデータを生成する(ステップS26)。テキストデータは、レシート25に記載される情報(精算内容)が文字列で表されたデータであり、これにより、統計処理を行うPC6などが、精算内容を直接取り込むことができる。
具体的には、図6Aおよび図6Bに示すように、生成データにテキストデータが記録される。図6Bから分かるように、テキストデータの内容と電子レシートの内容とは整合する。つまり、テキストデータの「20XXYYZZ1530」は、電子レシートの「20XX年YY月ZZ日 15:30」に対応する。テキストデータの「5010-1-100」は、電子レシートの「歯ブラシ 1 \100」に対応し、冒頭の「5010」は歯ブラシの商品番号を示し、次の「1」は販売数量を示し、最後の「100」は歯ブラシの単価を示す。同様に、リンゴ、コーヒー豆、チーズについても、テキストデータには、商品番号、販売数量、単価が整列されて記録される。さらに、テキストデータの「TTL-1628」、「DPO-2000」、および「CNG-372」は、それぞれ電子レシートの「合計 \1,628」、「お預り \2,000」、および「おつり \372」を示す。
次に、制御部20は、生成するレシート情報をスマートフォン3に向けて送信するのに備えて、レシート情報がスマートフォン3に送信されたことを示す情報を処理履歴情報に記録(付加)する(ステップS27)。
具体的には、図6Aの処理履歴情報の通し番号「2」および図6Bの処理履歴情報の通し番号「1」に示すように、レシート情報がスマートフォン3に送信されたことを示す情報として「20XXYYZZ1535 TM12345⇒TAB2468"TRANS"」が処理履歴情報に記録される。「20XXYYZZ1535 TM12345⇒TAB2468"TRANS"」は、レシート情報が、「20XX年YY月ZZ日 15時35分」に、固有番号「TM12345」のレシート印刷装置2から外部機器を特定する情報である固有番号「TAB2468」のスマートフォン3に送信された("TRANS")ことを示す。
続いて、制御部20は、ステップS26で生成されたテキストデータとステップS27で生成された処理履歴情報とを含めてレシート情報(図6A参照)を生成する。また、レシート25を印刷しなかった場合は、テキストデータと処理履歴情報とに加えてステップS25で生成された電子レシートを含めてレシート情報(図6B参照)を生成する。そして、制御部20は、生成したレシート情報をスマートフォン3に送信する(ステップS28)。
なお、ここでは、レシート印刷装置2によりレシート25が印刷された場合、レシート情報は電子レシートを含まず生成される例を示したが、一部のデータが削除された電子レシートを含んでレシート情報が生成されるようにしてもよい。一部のデータが削除された電子レシートは、その詳細については後述するが(図7A参照)、電子レシートから一部のデータが削除されているために本来の(正式な)電子レシートではない。つまり、レシート情報は、本来の(正式な)レシート25のイメージデータではない電子レシートを含むことになる。
また、レシート印刷装置2によりレシート25が印刷された場合、電子レシートが印刷されたことを示すデータが電子レシートに付加されるようにしてもよい。印刷されたことを示すデータが付加された電子レシートは、その詳細については後述するが(図7B参照)、電子レシートの形態が変化するために本来の(正式な)電子レシートではない。つまり、レシート情報は、本来の(正式な)レシート25のイメージデータではない電子レシートを含むことになる。
スマートフォン3は、レシート印刷装置2から送信されたレシート情報を受信する(ステップS31)。レシート情報が電子レシート(イメージデータ)を含む場合は(図6B参照)、スマートフォン3は、客の要求などに応じてタッチパネル32に電子レシート(イメージデータ)を表示させることもできる。
また、図2に示すように、レシート情報を受信したスマートフォン3は、他のユーザー端末としてのスマートウォッチ5あるいは周辺装置としてのホームプリンター4、PC6、およびデータサーバー7との間で、例えば、次に示す処理のためにレシート情報あるいはレシート情報の一部を通信することができる。
スマートフォン3は、近距離無線通信WLCによってレシート情報の一部である電子レシートをホームプリンター4に送信して、印刷媒体40に電子レシートを印刷させる。その結果、印刷されたレシートが作成される。
また、スマートフォン3は、ネットワークNWを介してレシート情報を転送あるいは複写送信してスマートウォッチ5にレシート情報を送信する。ここで、転送とは、送信元のスマートフォン3にレシート情報を残さずに(保持せずに)送信先のスマートウォッチ5にレシート情報を受け渡すことであり、複写送信とは、送信元のスマートフォン3にレシート情報を残して(保持して)送信先のスマートウォッチ5にレシート情報を送信することである。
また、スマートフォン3は、ネットワークNWを介してレシート情報の一部であるテキストデータをPC6に送信する。PC6は、テキストデータを受信して、例えばインストールされている家計簿ソフトウェアなどによりテキストデータを利用した統計処理を行う。
また、スマートフォン3は、ネットワークNWを介してレシート情報を転送あるいは複写送信によりデータサーバー7にレシート情報を送る。データサーバー7は、送られたレシート情報を記憶して保存する。
上述の処理が成される時、レシート情報が転送された場合は、送信元にレシート情報が残らないため、証憑としての電子レシートの唯一性が担保される。一方、レシート情報が複写送信された場合は、送信元および送信先の両方にレシート情報が保持されることになるが、本願発明では、送信元および送信先のいずれかが保持するレシート情報に所定の処理(加工)を行うことによって、電子レシートの唯一性を担保し、証憑となるレシートの重複発行などの不正を防ぐ。
以下、図4のフローチャートに基づいて、上述の処理におけるレシート情報の流れとレシート情報に加えられる所定の処理(加工)とについて詳細に説明する。
スマートフォン3は、レシート印刷装置2から送信されたレシート情報を受信した後(図3のステップS31)、適宜レシート情報に対して実行する処理を選択する(図4のステップS32)。具体的には、スマートフォン3は、印刷処理301、転送処理302、複写送信処理303、データ送信処理304、サーバー保存処理305のいずれの処理を行うかを選択する。
スマートフォン3は、印刷処理301を選択すると、レシートの重複発行を防ぐために、レシート情報の処理履歴情報に印刷済み情報が存在するか確認して(ステップS41)、電子レシートの印刷を行ってもよいか否かを判断する(ステップS42)。
電子レシートが過去に印刷されている場合(印刷済み情報が存在する場合)は、レシートの重複発行を防ぐために電子レシートの印刷を行わずにステップS32に戻る(ステップS42のN)。この場合、スマートフォン3は、レシートが過去に発行されていることを客に知らせるために、タッチパネル32にレシートが発行できない旨などの情報を表示したりアラーム音でその旨を報知したりしてもよい。
一方、電子レシートが過去に印刷されていない場合(印刷済み情報が存在しない場合)は、電子レシートの印刷可(レシートの発行可)と判断してステップS43に進む(ステップS42のY)。スマートフォン3は、電子レシートの印刷可と判断すると、電子レシートをホームプリンター4に送信する(ステップS43)。スマートフォン3から電子レシートが送信されたホームプリンター4は、印刷媒体40に電子レシートを印刷する(ステップS40)。
続いて、スマートフォン3は、レシートの重複発行などの不正を防ぐために、電子レシートの一部のデータを削除(所定の処理の一例:ステップS44)し、処理履歴情報に印刷済み情報を記録(付加)する(ステップS45)。その後、スマートフォン3は、保持するレシート情報を、ステップS44で加工された電子レシートとステップS45で情報が付加された処理履歴情報とに更新してステップS32に戻る(ステップS46)。
図7Aは、ステップS46で更新されたレシート情報の具体例を示す図である。図6Bと図7Aとの対比から明らかなように、図7Aに示すレシート情報は、ステップS44において、図6Bのレシート情報の電子レシートから削除部201および削除部202の部分が削除されたものである。より具体的には、図7Aの電子レシートは、図6Bの電子レシートから、表題「<領収書>」と日時「20XX年YY月ZZ日 15:30」が削除され(削除部201)、「合計 \1,628」と「お預り \2,000」と「おつり \372」とが削除されている(削除部202)。
図7Bは、レシート情報の他の具体例を示す図である。図7Bの例は、ステップS44において、所定の処理として、電子レシートの一部のデータが削除されるのに代えて、電子レシートに電子レシートが過去に印刷されたこと(つまり、レシートが過去に発行されたこと)を示すデータ203が付加されたものである。データ203は、「印刷済み」の文字が記されたイメージデータであり、電子レシートに重畳される。
また、図7Aおよび図7Bに示すように、レシート情報の処理履歴情報の通し番号「2」には、ステップS45において付加された印刷済み情報としての「20AABBCC1020 TAB2468→PR0002"PRINT"」が記録される。つまり、「20AABBCC1020 TAB2468→PR0002"PRINT"」は、レシート情報が、「20AA年BB月CC日 10時20分」に、固有番号「TAB2468」のスマートフォン3から固有番号「PR0002」のホームプリンター4に送信されて印刷された("PRINT")ことを示す。
次に、スマートフォン3が、転送処理302を選択した場合の処理の流れとレシート情報の形態について説明する。ここでは、レシート情報が、スマートフォン3からスマートウォッチ5に転送される場合を例に挙げて説明する。
スマートフォン3は、レシート情報をスマートウォッチ5に転送するのに備えて、レシート情報が転送されたことを示す情報を処理履歴情報に付加して(ステップS51)、保持するレシート情報を、情報が付加された処理履歴情報に更新する(ステップS52)。続いて、スマートフォン3は、更新されたレシート情報をスマートウォッチ5に送信する(ステップS53)。スマートフォン3からレシート情報が送信されたスマートウォッチ5は、レシート情報を受信する(ステップS50)。その後、スマートフォン3は、電子レシートを含むレシート情報の唯一性を担保するために、保持しているレシート情報を消去してステップS32に戻る(ステップS54)。
以上の転送処理302により、スマートフォン3からはレシート情報が消去され、スマートウォッチ5には、オリジナルのレシート情報が保持される。
なお、オリジナルのレシート情報とは、テキストデータと電子レシートとを含む生成データに対して加工が加えられていないレシート情報を指す。また、処理履歴情報に情報が付加されても、生成データに加工が加えられていないレシート情報は、オリジナルのレシート情報と称する。
図8は、ステップS52で更新されたレシート情報の具体例を示す図である。図8に示すように、レシート情報の処理履歴情報の通し番号「2」には、ステップS51において付加されたレシート情報が転送されたことを示す情報としての「20AABBCC1020 TAB2468⇒TAB1357"TRANS"」が記録される。つまり、「20AABBCC1020 TAB2468⇒TAB1357"TRANS"」は、レシート情報が、「20AA年BB月CC日 10時20分」に、固有番号「TAB2468」のスマートフォン3から固有番号「TAB1357」のスマートウォッチ5に転送された("TRANS")ことを示す。
次に、スマートフォン3が、複写送信処理303を選択した場合の処理の流れとレシート情報の形態について説明する。ここでは、レシート情報が、スマートフォン3からスマートウォッチ5に複写送信される場合を例に挙げて説明する。
スマートフォン3は、レシート情報をスマートウォッチ5に複写送信するのに備えて、レシート情報が複写送信されたことを示す情報を処理履歴情報に付加して(ステップS55)、保持するレシート情報を、情報が付加された処理履歴情報に更新する(ステップS56)。続いて、スマートフォン3は、更新されたレシート情報をスマートウォッチ5に送信する(ステップS57)。スマートフォン3からレシート情報が送信されたスマートウォッチ5は、レシート情報を受信する(ステップS50)。その後、スマートフォン3は、レシートの重複発行などの不正を防ぐために、電子レシートの一部のデータを削除する(複写済み処理の一例:ステップS58)。続いて、保持するレシート情報を、ステップS58で一部のデータが削除された電子レシートとステップS55で情報が付加された処理履歴情報とに更新してステップS32に戻る(ステップS59)。
図9Aは、ステップS59で更新されたレシート情報の具体例を示す図である。図6Bと図9Aとの対比から明らかなように、図9Aに示すレシート情報は、ステップS58において、複写済み処理として図6Bのレシート情報の電子レシートから削除部201および削除部202の部分が削除されたものである。削除された内容は、図7Aの説明に準ずる。
図9Bは、レシート情報の他の具体例を示す図である。図9Bの例は、ステップS58において、複写済み処理として、電子レシートの一部のデータが削除されるのに代えて、電子レシートが過去に複写送信が実施されたことを示すデータ204が付加されたものである。データ204は、「コピー」の文字が記されたイメージデータであり、電子レシートに重畳される。
また、図9Aおよび図9Bに示すように、レシート情報の処理履歴情報の通し番号「2」には、ステップS55において付加されたレシート情報が複写送信されたことを示す情報としての「20AABBCC1020 TAB2468⇒TAB1357"COPY"」が記録される。つまり、「20AABBCC1020 TAB2468⇒TAB1357"COPY"」は、レシート情報が、「20AA年BB月CC日 10時20分」に、固有番号「TAB2468」のスマートフォン3から固有番号「TAB1357」のスマートウォッチ5に複写送信された("COPY")ことを示す。
なお、フローチャートを用いた説明は省略するが、スマートフォン3にオリジナルのレシート情報が保持され、スマートウォッチ5に複写済み処理が行われたレシート情報が保持されるように、複写送信処理303を構成することもできる。具体的には、例えば、ステップS56において、処理履歴情報が更新されたレシート情報に更新するとともに、更新されたレシート情報をスマートフォン3に保持し、ステップS57において、スマートウォッチ5に送信するレシート情報に対して、ステップS58およびステップS59におけるレシート情報の一部のデータの削除と更新を行う。それにより、スマートフォン3にオリジナルのレシート情報が保持され、スマートウォッチ5に複写済み処理が行われたレシート情報が保持される。
次に、PC6が統計処理をするために、スマートフォン3がレシート情報の一部であるテキストデータをPC6に送信するデータ送信処理304について説明する。
スマートフォン3は、保持するレシート情報からテキストデータを選択してネットワークNWを介してPC6に送信する(ステップS61)。PC6は、テキストデータを受信して家計簿の作成などの統計処理を実施する(ステップS60)。
スマートフォン3は、データ送信処理304を行う場合、レシート情報の形態を変化させない。したがって、スマートフォン3は、データ送信処理304が実施される前後で、オリジナルのレシート情報を保持する。
次に、スマートフォン3が、サーバー保存処理305を選択した場合の処理の流れとレシート情報の形態について説明する。
スマートフォン3は、レシート情報をデータサーバー7に保存するのに備えて、レシート情報がサーバー保存されたことを示すサーバー保存情報を処理履歴情報に付加して(ステップS71)、保持するレシート情報を、サーバー保存情報が付加された処理履歴情報に更新する(ステップS72)。続いて、スマートフォン3は、更新されたレシート情報をデータサーバー7に送信する(ステップS73)。スマートフォン3からレシート情報が送信されたデータサーバー7は、レシート情報を受信して保存する(ステップS70)。その後、スマートフォン3は、電子レシートを含むレシート情報の唯一性を担保するために、保持しているレシート情報を消去してステップS32に戻る(ステップS74)。
以上のサーバー保存処理305により、スマートフォン3からはレシート情報が消去され、データサーバー7には、オリジナルのレシート情報が保存される。
図10は、ステップS72で更新されたレシート情報の具体例を示す図である。図10に示すように、レシート情報の処理履歴情報の通し番号「2」には、ステップS71において付加されたサーバー保存情報としての「20AABBCC1020 TAB2468⇒DB0001"TRANS"」が記録される。つまり、「20AABBCC1020 TAB2468⇒DB0001"TRANS"」は、レシート情報が、「20AA年BB月CC日 10時20分」に、固有番号「TAB2468」のスマートフォン3から固有番号「DB0001」のデータサーバー7に転送された("TRANS")ことを示す。
なお、本実施形態では、データサーバー7にオリジナルのレシート情報が保存され、スマートフォン3からレシート情報が消去される例を示した(転送される例)。しかしながら、データサーバー7にオリジナルのレシート情報が保存され、スマートフォン3に複写済み処理が施されたレシート情報が保持されるように、サーバー保存処理305を構成することもできる(複写送信される例)。つまり、スマートフォン3は、ステップS73でレシート情報をデータサーバー7に送信した後、図9Aおよび図9Bに示したレシート情報と同様に、電子レシートの一部のデータを削除する加工、あるいは電子レシートが過去に複写送信が実施されたことを示すデータ204を付加する加工を行って、加工された電子レシートを含むレシート情報を保持するようにしてもよい。
(作用効果)
上述のように、本実施形態によれば、レシート印刷装置2は、印刷物としてのレシート25を印刷したり、レシート印刷情報に基づいて生成される生成データと処理履歴情報とを含むレシート情報を外部機器としてのスマートフォン3へ送信したりできる。さらに、処理履歴情報にはレシート情報が処理された経緯を示す情報が含まれるため、レシート情報を受信したスマートフォン3は、処理履歴情報に基づいて、レシートの重複発行を避ける処理を行うことができる。
また、印刷処理301により、客はいつでも容易に使用できる環境下に置かれたホームプリンター4によって、印刷媒体40に印刷されたレシートを取得できる。さらに、電子レシートの一部のデータの削除や電子レシートが印刷済みであることを示すデータ203の付加により電子レシートの形態が変化するので、形態が変化した電子レシートから本来の(正式な)レシートは印刷され得ず、レシートの重複発行を防ぐことができる。また、処理履歴情報への印刷済み情報の付加によって、スマートフォン3は、処理履歴情報の内容を確認してレシートの印刷可否を判断できるため、レシートの重複発行を防ぐことができる。
また、転送処理302および複写送信処理303で示したように、レシート情報の転送や複写(複写送信)が可能になる。転送処理302では、送信元のレシート情報が消去されるためレシート情報の唯一性が担保され、複写送信処理303では、送信元あるいは送信先の一方には、複写済み処理が施されたレシート情報が保持される。したがって、オリジナルのレシート情報とは異なり、複写済み処理が行われたレシート情報では、仮にそのレシート情報に含まれる電子レシートが印刷されても、正式なレシートは印刷され得ずレシートの重複発行を防ぐことができる。
また、本発明を適用したレシート情報処理システムによれば、電子データとしてのレシート情報を通信可能に接続された機器間で自由に通信でき、かつレシート情報の唯一性を担保し、証憑としてのレシートの重複発行を防ぐことができる。つまり、データ送信処理304で示したように、レシート情報に含まれるテキストデータからPOSデータを周辺装置に取り込むことができ、サーバー保存処理305で示したように、レシート情報を周辺装置で保存することもできる。
(変形例)
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、例えば下記のように変形が可能である。
図11は、レシート情報の構成を示す図であり、図5で示すレシート情報が変形されたものである。具体的には、図5で示すレシート情報に、ヘッダーと処理履歴情報に印刷フラグおよび複写フラグとが追加されたものである。
ヘッダーは、例えば、レシート情報の総データ容量を示す。これにより、ヘッダーは、レシート情報が送信されるユーザー端末や周辺装置が受け付け可能か否かの指標となり得る。その結果、ユーザー端末や周辺装置が受け付け不可の総データ容量である場合は、レシート情報の送信を行う前に総データ容量の分割や警告報知などが行えるため、問題発生を未然に防ぐことができる。
印刷フラグは、電子レシートが印刷されたこと(レシートが発行されたこと)を示す印刷済み情報の一つの例である。例えば、印刷フラグは、「1」または「0」を表す1bitのデータであり、電子レシートが印刷された場合に「1」にセットされる。このようにすれば、レシート情報を保持するユーザー端末や周辺装置が、ステップS42(図4)において電子レシートの印刷可否を判断する時、処理履歴情報に通し番号「n(n=1,2,・・・)」毎に記録された情報から印刷済み情報を検索することなく印刷フラグの値を確認することで電子レシートの印刷可否が判断できるため、処理の効率が向上する。
複写フラグは、レシート情報が複写送信されたことを示す情報の一つの例である。例えば、複写フラグは、「1」または「0」を表す1bitのデータであり、レシート情報が複写送信された場合に「1」にセットされる。このようにすれば、レシート情報を保持するユーザー端末や周辺装置が、ステップS42(図4)において電子レシートの印刷可否を判断する時、処理履歴情報に通し番号「n(n=1,2,・・・)」毎に記録された情報からレシート情報が複写送信されたことを示す情報を検索することなく複写フラグの値を確認することで電子レシートの印刷可否が判断できるため、処理の効率が向上する。
以上、本発明の実施形態と変形例について説明したが、本発明は、前述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、実施形態や変形例中の技術的特徴は、前述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、前述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
1…POS会計装置、2…レシート印刷装置、3…スマートフォン、4…ホームプリンター、5…スマートウォッチ、6…パーソナルコンピューター(PC)、7…データサーバー、20…制御部、21…第1通信部、22…第2通信部、23…記憶部、24…印刷部、25…レシート、31…入力部、32…タッチパネル、40…印刷媒体、52…タッチパネル、100…レシート情報処理システム、201,202…削除部、203,204…データ、301…印刷処理、302…転送処理、303…複写送信処理、304…データ送信処理、305…サーバー保存処理。

Claims (9)

  1. 顧客の購買に関する会計処理を行うPOS会計装置と通信を行う第1通信部と、
    前記POS会計装置とは異なる外部機器と通信を行う第2通信部と、
    領収書としてのレシートを印刷する印刷部と、
    制御プログラムを記憶する記憶部と、
    前記記憶部から前記制御プログラムを読み出して実行する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記第1通信部を介して、前記POS会計装置から前記購買に関するPOSデータを含
    むレシート印刷情報を受信し、
    前記レシート印刷情報に基づく生成データと処理履歴情報とを含むレシート情報を生成
    し、
    前記レシート印刷情報に基づいて前記印刷部に前記レシートを印刷させる処理、および
    前記第2通信部を介して前記レシート情報を前記外部機器へ送信する処理、の少なくとも
    いずれか一方を実行し、
    前記第2通信部を介して前記レシート情報を前記外部機器へ送信する処理を実行する場
    合、送信元のレシート印刷装置を特定する情報、または、送信先の前記外部機器を特定す
    る情報を含む送信情報を前記処理履歴情報に付加することを特徴とするレシート印刷装置
  2. 請求項1において、
    前記制御部は、前記生成データとして、前記POSデータに基づくテキストデータおよ
    び電子レシートとしての前記レシートのイメージデータの少なくともいずれか一方を生成
    することを特徴とするレシート印刷装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記制御部は、
    前記レシートを印刷させた場合、前記レシートが印刷されたことを示す印刷済み情報を
    前記処理履歴情報に付加し
    前記レシート情報を前記外部機器へ送信する場合、前記外部機器に送信した日時情報を
    前記処理履歴情報に付加することを特徴とするレシート印刷装置。
  4. 請求項3において、
    前記処理履歴情報は、前記レシートが印刷されたか否かを示す印刷フラグを備え、
    前記制御部は、前記レシートが印刷されたことを示す印刷済み情報を前記処理履歴情報
    付加する場合、前記印刷フラグを印刷済みであることを示す状態に設定することを特徴
    とするレシート印刷装置。
  5. 請求項2において、
    前記制御部は、前記レシートを印刷させた場合、前記生成データから前記電子レシート
    の少なくとも一部のデータを削除することを特徴とするレシート印刷装置。
  6. 請求項2において、
    前記制御部は、前記レシートを印刷させた場合、前記レシートが印刷されたことを示す
    データを前記電子レシートに付加することを特徴とするレシート印刷装置。
  7. 請求項1または2において、
    前記制御部は、
    前記レシートを印刷させた後に、前記レシート情報を前記外部機器へ送信する場合、前
    記レシートが印刷されたことを示す印刷済み情報、および、前記送信情報の両方を前記処
    理履歴情報に付加し、
    前記レシートを印刷させず、前記レシート情報を前記外部機器へ送信する場合、前記印
    刷済み情報を付加しないで、前記送信情報を前記処理履歴情報に付加することを特徴とす
    るレシート印刷装置。
  8. 請求項3または7において、
    前記制御部は、
    前記印刷済み情報に、印刷を行った前記レシート印刷装置を特定する情報を含めること
    を特徴とするレシート印刷装置。
  9. 顧客の購買に関する会計処理を行うPOS会計装置と通信を行う第1通信部と、
    前記POS会計装置とは異なる外部機器と通信を行う第2通信部と、
    領収書としてのレシートを印刷する印刷部と、
    制御プログラムを記憶する記憶部と、
    前記記憶部から前記制御プログラムを読み出して実行する制御部と、を備えるレシート
    印刷装置の制御方法であって、
    前記第1通信部を介して、前記POS会計装置から前記購買に関するPOSデータを含
    むレシート印刷情報を受信し、
    前記レシート印刷情報に基づく生成データと処理履歴情報とを含むレシート情報を生成
    し、
    前記レシート印刷情報に基づいて前記印刷部に前記レシートを印刷させること、および
    前記第2通信部を介して前記レシート情報を前記外部機器へ送信すること、の少なくとも
    いずれか一方を実行し、
    前記第2通信部を介して前記レシート情報を前記外部機器へ送信する処理を実行する場
    合、送信元の前記レシート印刷装置を特定する情報、または、送信先の前記外部機器を特
    定する情報を前記処理履歴情報に付加することを特徴とするレシート印刷装置の制御方法
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