JP6970557B2 - 車両用内装材の成形装置及び車両用内装材の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基材の表面に表皮材が貼着されてなる車両用内装材の製造方法及びそれに用いる成形装置に関する。
特許文献1には、車両用内装材の製造方法として、シート状の表皮材を基材の表面形状に真空成形して、その表皮材を基材の表面に接着する方法が示されている。
特開2016−222135号公報(段落[0052]〜[0053])
特許文献1の車両用内装材の製造方法では、基材の表面が凹部又は凸部を有し、該凹部の陥没量が大きかったり該凸部の突出量が大きかったりする場合、表皮材において凹部又は凸部に接着される部分が薄肉になって、表皮材が破れるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、表皮材の破れを抑制可能な車両用内装材の製造方法及び車両用内装材の成形装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた発明の第1態様は、シート状の表皮材を基材の表面形状に真空成形又は圧空成形して、その表皮材を前記基材の表面に貼着する車両用内装材の製造方法において、前記表皮材を真空成形又は圧空成形するにあたり、前記表皮材のうち前記基材の表面が有する凹部又は凸部に貼着される部位を局所的に弛ませておく車両用内装材の製造方法である。
発明の第2態様は、第1態様に記載の車両用内装材の製造方法において、前記表皮材の真空成形又は圧空成形に際して、互いに接離する1対の成形型を用い、前記1対の成形型のそれぞれに、その成形型の開閉方向に対して斜めに移動する傾斜クランプを取り付けておき、前記表皮材を真空成形又は圧空成形するにあたり、前記1対の成形型を開いた状態で前記表皮材のうち前記凹部又は前記凸部に貼着される部位の近傍を前記傾斜クランプによって挟み、前記1対の成形型を型締めしながら前記傾斜クランプを移動させて前記凹部又は前記凸部に貼着される部位を弛ませる車両用内装材の製造方法である。
発明の第3態様は、第2態様に記載の車両用内装材の製造方法において、前記1対の成形型のそれぞれには、前記成形型の開閉方向に対して斜めに延びて前記1対の成形型の合わせ面で開口する傾斜孔が設けられていて、前記傾斜孔に前記傾斜クランプを挿通して、前記傾斜クランプを前記傾斜孔に収容された収容位置と前記傾斜孔から突出した突出位置との間を移動可能に構成しておく車両用内装材の製造方法である。
発明の第4態様は、第2態様又は第3態様に記載の車両用内装材の製造方法において、前記傾斜クランプとは別のクランプによって前記表皮材の外縁部を固定した状態で、前記1対の成形型を開閉する車両用内装材の製造方法である。
発明の第5態様は、第2態様から第4態様のうち何れか1の態様に記載の車両用内装材の製造方法において、前記1対の成形型のうち一方の成形型に、前記表皮材を成形する成形面を内面に有する成形凹部が設けられると共に、他方の成形型に、前記基材が取り付けられると共に前記1対の成形型が型締めされたときに前記成形凹部内に突入する成形突部が設けられていて、前記他方の成形型を、前記成形型の開閉方向に延在する直動孔を有する固定ベースと、前記固定ベースに対して前記直動孔内を移動して、前記固定ベースから突出する前進位置と前記直動孔内に収容された後退位置とに配置される可動ベースと、で構成すると共に、前記可動ベースに、前記成形突部を形成しておき、前記表皮材を前記傾斜クランプで挟む際には、前記可動ベースを前記後退位置に配置する車両用内装材の製造方法である。
発明の第6態様は、シート状の表皮材を基材の表面形状に真空成形又は圧空成形して、前記基材の表面に貼着する車両用内装材の成形装置であって、互いに接離する1対の成形型と、前記1対の成形型のそれぞれに設けられて、前記成形型の開閉方向に対して斜めに移動する傾斜クランプと、を有し、前記1対の成形型のうち一方の成形型には、前記表皮材を成形する成形面を内面に有する成形凹部が設けられると共に、他方の成形型には、前記基材が取り付けられて前記成形凹部内に突入する成形突部が設けられ、前記傾斜クランプは、前記1対の成形型が開いた状態で、前記表皮材のうち前記基材の表面が有する凹部又は凸部に貼着される部位の近傍を挟み、前記1対の成形型の型締めに連動して1対の成形型の開閉方向と直交する方向に移動して前記凹部又は前記凸部に貼着される部位を弛ませる車両用内装材の成形装置である。
発明の第7態様は、第6態様に記載の車両用内装材の成形装置において、前記1対の成形型が開閉されるときに、前記表皮材の外縁部を固定する固定クランプを有する車両用内装材の成形装置である。
発明の第8態様は、第6態様又は第7態様に記載の車両用内装材の成形装置において、前記他方の成形型は、前記成形型の開閉方向に延在する直動孔を有する固定ベースと、前記固定ベースに対して前記直動孔内を移動して、前記固定ベースから突出する前進位置と前記直動孔内に収容された後退位置とに配置される可動ベースと、で構成され、前記成形突部は、前記可動ベースに形成されていると共に前記1対の成形型が型締めされたときに前記成形凹部内に突入する車両用内装材の成形装置である。
発明の第1態様
態様では、表皮材のうち基材の表面の凹部又は凸部に貼着される部位を局所的に弛ませてから、その部位を凹部又は凸部の形状に真空成形又は圧空成形するので、表皮材の薄肉化が抑えられる。これにより、表皮材の破れが抑制される。
発明の第2態様
態様によれば、表皮材の真空成形又は圧空成形に用いられる1対の成形型を型締めしながら、表皮材において基材の表面の凹部又は凸部に貼着される部位を弛ませることが可能となる。
発明の第3態様
態様では、1対の成形型を型締めしながら、傾斜クランプを傾斜孔に沿って移動させることで、傾斜クランプを1対の成形型の開閉方向と直交する方向にスライドさせることが可能となる。これにより、表皮材のうち傾斜クランプによって挟まれた部位を局所的に弛ませることが可能となる。
発明の第4態様
態様では、別のクランプによって表皮材を安定的に支持することが可能となる。
発明の第5態様
態様では、1対の成形型を型締めしたときに、基材を表皮材に押し付けて、表皮材を基材に圧着することが可能となる。しかも、本態様では、基材が取り付けられる成形型は、固定ベースに形成された直動孔を可動ベースが移動し、その可動ベースに基材が取り付けられる構成になっていて、表皮材を傾斜クランプで挟む際には、可動ベースが直動孔内に収容されるので、表皮材を成形するときに、基材が成形の妨げになることが抑制される。
発明の第6態様
態様では、表皮材の真空成形又は圧空成形に用いられる1対の成形型が開いた状態で、表皮材のうち基材の表面の凹部又は凸部に貼着される部位が傾斜クランプで挟まれ、1対の成形型の型締めに連動して、傾斜クランプが1対の成形型の開閉方向と直交する方向に移動し表皮材のうち凹部又は凸部に貼着される部位を弛ませる。このように、本態様によれば、表皮材のうち基材の表面の凹部又は凸部に貼着される部位を予め弛ませてから、その部位を凹部又は凸部の形状に真空成形又は圧空成形することが可能となるので、表皮材の薄肉化が抑えられる。これにより、表皮材の破れが抑制される。
発明の第7態様
態様では、固定クランプによって表皮材を安定的に支持することが可能となる。
発明の第8態様
態様では、1対の成形型を型締めしたときに、基材を表皮材に押し付けて、表皮材を基材に圧着することが可能となる。しかも、本態様では、基材が取り付けられる成形型は、固定ベースに形成された直動孔を可動ベースが移動し、その可動ベースに基材が取り付けられる構成になっていて、表皮材を傾斜クランプで挟む際には、可動ベースが直動孔内に収容されるので、表皮材を成形するときに、基材が成形の妨げになることが抑制される。
(A)本発明の一実施形態に係る車両用内装材の一部破断斜視図(B)車両用内装材の側断面図 成形装置の断面図 車両用内装材の製造工程を示す断面図 車両用内装材の製造工程を示す断面図 車両用内装材の製造工程を示す断面図 車両用内装材の製造工程を示す断面図 車両用内装材の製造工程を示す断面図 車両用内装材の製造工程を示す断面図 車両用内装材の製造工程を示す断面図 車両用内装材の製造工程を示す断面図 車両用内装材の製造工程における表皮材の斜視図 他の実施形態に係る車両用内装材の成形装置の断面図 他の実施形態に係る車両用内装材の製造工程を示す断面図 他の実施形態に係る車両用内装材の製造工程における表皮材の斜視図
図1に示されるように、本実施形態に係る車両用内装材10は、例えば、ドアトリムの肘掛け部分であって、基材11に表皮材15が貼着されてなる。基材11は、樹脂の射出成型品であって、基材11のうち車室側に臨む表側面11Aには、車室側に突出する凸部13が形成されている。表皮材15は、例えば、積層シートで構成され、基材11の表側面11Aに対応する形状に形成されて、表側面11Aに貼り付けられている。
車両用内装材10は、シート状の表皮材15を、基材11の表側面11Aに対応する形状に真空成形し、その成形後の表皮材15を基材11の表側面11Aに圧着することで製造される。この車両用内装材10の製造には、図2に示される成形装置20が用いられる。
図2に示されるように、成形装置20は、互いに接離する第1成形型21と第2成形型31を備えている。第1成形型21は、第2成形型31側に開放した箱形の第1支持体23の内側に第1主型22が支持された構成になっている。第1支持体23は、シリンダ24によって駆動され、第1固定板21Bに対して型開閉方向(第1成形型21と第2成形型31の対向方向)に移動する。第1主型22は、型開閉方向に延びて第2成形型31との対向面で開口した直動孔25Aを有する固定ベース25と、直動孔25Aに受容された可動ベース26と、からなる。可動ベース26は、直動孔25A内を型開閉方向に直動して、図9に示される前進位置と、図6に示される後退位置と、に配置される。そして、可動ベース26に、基材11が固定される成形突部22Tが設けられている。
第1成形型21は、固定ベース25を型開閉方向に貫通する1対の第1傾斜孔27,27を備えている。1対の第1傾斜孔27,27は、型開閉方向に対して傾斜し、第2成形型31に近づくにつれて互いに離れる。
1対の第1傾斜孔27,27のそれぞれには、第1傾斜クランプ41,41が挿通されている。第1傾斜クランプ41は、第1傾斜孔27に挿通された傾斜バー41Aと、傾斜バー41Aのうち第2成形型31に近い側の端部に形成されて型開閉方向に扁平となったグリップ部41Bと、を備えてなる。
第1傾斜クランプ41は、型開閉方向に移動するスライダ28に支持されている。スライダ28は、第1主型22(詳細には、固定ベース25)と第1支持体23の底壁との間を連絡する支持シャフト28Sに沿って移動する。スライダ28は、例えば、シリンダによって第2成形型31に向けて付勢される。スライダ28には、1対の第1傾斜孔27,27の並び方向に延びる1対の長孔28N,28Nが設けられていて、傾斜バー41Aのうち第2成形型31から遠い側の端部に設けられた係合ピン41Pが長孔28Nと係合している。そして、スライダ28の移動に伴って係合ピン41Pが長孔28N内を移動し、1対の第1傾斜クランプ41,41が1対の第1傾斜孔27,27の並び方向で接近、離間するようになっている。具体的には、スライダ28が第2成形型31に近づくと、1対の第1傾斜クランプ41,41は、1対の第1傾斜孔27,27から突出する突出位置に配置されると共に1対の第1傾斜孔27,27の並び方向で離れる。スライダ28が第2成形型31から離れると、1対の第1傾斜クランプ41,41は、1対の第1傾斜孔27,27に収容される収容位置に配置されると共に1対の第1傾斜孔27,27の並び方向で近づく。なお、スライダ28が第2成形型31から最も離れた位置に配置されると、各第1傾斜クランプ41のグリップ部41Bが第1主型22における第2成形型31との対向面と略面一になる。
第2成形型31は、第1成形型21側に開放した箱形の第2支持体33の内側に第2主型32が支持された構成になっている。第2支持体33は、シリンダ34によって駆動され、第2固定板31Bに対して型開閉方向に移動する。第2主型32には、第1成形型21との対向面で開口した成形凹部32Aが形成されていて、その成形凹部32Aの内面が、表皮材15を成形する成形面32Mとなっている。本実施形態では、第2成形型31は、真空成形の雌型を構成し、成形面32Mには、図示しない吸引孔が複数形成されている。
第2成形型31は、型開閉方向に貫通する1対の第2傾斜孔37,37を備えている。1対の第2傾斜孔37,37は、型開閉方向に対して傾斜し、第1成形型21に近づくにつれて互いに離れる。
1対の第2傾斜孔37,37のそれぞれには、第2傾斜クランプ42,42が挿通されている。第2傾斜クランプ42は、第1傾斜クランプ41と同様の構造になっていて、第2傾斜孔37に挿通された傾斜バー42Aと、傾斜バー42Aのうち第1成形型21に近い側の端部に形成されて型開閉方向に扁平となったグリップ部42Bと、を備えてなる。
第2傾斜クランプ42は、型開閉方向に移動するスライダ38に支持されている。スライダ38は、第2主型32と第2支持体33の底壁との間を連絡する支持シャフト38Sに沿って移動する。スライダ38は、例えば、シリンダによって第1成形型21に向けて付勢される。スライダ38には、1対の第2傾斜孔37,37の並び方向に延びる1対の長孔38N,38Nが設けられていて、傾斜バー42Aのうち第1成形型21から遠い側の端部に設けられた係合ピン42Pが長孔38Nと係合している。そして、スライダ38の移動に伴って係合ピン42Pが長孔38N内を移動し、1対の第2傾斜クランプ42,42が1対の第2傾斜孔37,37の並び方向で接近、離間するようになっている。具体的には、スライダ38が第1成形型21に近づくと、1対の第2傾斜クランプ42,42は、1対の第2傾斜孔37,37から突出する突出位置に配置されると共に1対の第2傾斜孔37,37の並び方向で離れる。スライダ28が第1成形型21から離れると、1対の第2傾斜クランプ42,42は、1対の第2傾斜孔37,37に収容される収容位置に配置されると共に1対の第2傾斜孔37,37の並び方向で近づく。なお、スライダ38が第1成形型21から最も離れた位置に配置されると、各第2傾斜クランプ42のグリップ部42Bが第2主型32における第1成形型21との対向面と略面一になる。
図2に示されるように、成形装置20には、第1成形型21と第2成形型31に設けられた第1傾斜クランプ41と第2傾斜クランプ42の他に、固定クランプ51が備えられている。固定クランプ51は、成形時に表皮材15を所定の位置に保持するものであり、第1成形型21及び第2成形型31と緩衝しない位置に配置されて、表皮材15の外縁部をグリップする。これにより、固定クランプ51によって表皮材15を安定的に支持することが可能となる。また、成形装置20には、固定クランプ51に固定された表皮材15を加熱するためのヒーター52が備えられている。
次に、成形装置20を用いた車両用内装材10の製造方法について説明する。車両用内装材10を製造するには、まず、第1成形型21と第2成形型31を開いた状態で、第1成形型21の成形突部22Tに基材11をセットする。このとき、基材11の成形突部22Tへの取り付けを容易にするために、可動ベース26を固定ベース25に対して突出させると共に、1対の第1傾斜クランプ41,41と1対の第2傾斜クランプ42,42を収容位置に配置しておく。なお、基材11は、例えば、樹脂の射出成形によって得られる。
次いで、固定クランプ51で表皮材15の外縁部をグリップすることで、表皮材15を第1成形型21と第2成形型31の間にセットする。そして、ヒーター52によって表皮材15を加熱処理する(図3参照)。
次いで、図4に示されるように、スライダ28を第2成形型31に向けて付勢して、1対の第1傾斜クランプ41,41を突出位置へと移動させると共に、スライダ38を第1成形型21に向けて付勢して、1対の第2傾斜クランプ42,42を突出位置へと移動させる。このとき、可動ベース26を後退位置へと後退させる。
図5に示されるように、1対の第1傾斜クランプ41,41と1対の第2傾斜クランプ42,42を突出位置に配置して、シリンダ24とシリンダ34を駆動して、第1成形型21と第2成形型31の型締めを開始する。型締め途中で1対の第1傾斜クランプ41,41のグリップ部41B,41Bと1対の第2傾斜クランプ42,42のグリップ部42B,42Bによって表皮材15が厚み方向に挟まれる。ここで、1対の第1傾斜クランプ41,41と1対の第2傾斜クランプ42,42は、表皮材15のうち基材11の凸部13に貼着される部位の周りを挟むように配置されている。なお、図11には、成形後の表皮材15において、第1傾斜クランプ41と第2傾斜クランプ42によって挟まれていた部分が2点鎖線で示されている。また、同図では、表皮材15における1点鎖線より外側の領域が、固定クランプ51によって挟まれていた部分を表している。
更に、図6,7に示されるように、シリンダ24とシリンダ34を駆動して、第1成形型21と第2成形型31を型締めする。このとき、両スライダ28、38への付勢力は、第1成形型21と第2成形型31を型締めする力より小さく設定されているため、スライダ28が第1成形型21(詳細には、固定ベース25)に対して相対的に移動し、スライダ38が第2成形型31(詳細には、第2主型32)に対して相対的に移動する。すると、1対の第1傾斜クランプ41,41が突出位置から収容位置に配置されると共に、第2傾斜クランプ42,42が突出位置から収容位置に配置される。ここで、1対の第1傾斜クランプ41、41は、突出位置から収容位置へ向かうにつれて互いに近づき、1対の第2傾斜クランプ42,42も、突出位置から収容位置へ向かうにつれて互いに近づくので、1対の第1傾斜クランプ41,41と1対の第2傾斜クランプ42,42に挟まれた表皮材15が内側に寄せられて弛む。
次いで、図8に示されるように、第2成形型31の図示しない吸引孔から成形凹部32A内の空気を吸引して、表皮材15を成形面32Mに密着させる。これにより、表皮材15が基材11の表側面11Aに対応した形状に成形される。
次いで、図9に示されるように、第1成形型21において、可動ベース26を後退位置から前進位置へと移動させて、表皮材15に基材11を圧着させる。これにより、基材11の表側面11Aに表皮材15が貼着される。
次いで、図10に示されるように、第1成形型21と第2成形型31を開くと共に、固定クランプ51から表皮材15を外す。このとき、第1傾斜クランプ41及び第2傾斜クランプ42を、スライダ28,38への付勢力により突出位置へ移動させてもよいし、スライダ28,38への付勢力を解除して第1傾斜クランプ41及び第2傾斜クランプ42を収容位置に収めておいてもよい。そして、基材11及び表皮材15を成形装置20から外して、表皮材15の不要部分(基材11からはみ出した部分)をトリミングする。必要に応じて、表皮材15の端縁部を基材11の裏側に巻き込んで固定することで、図1に示される車両用内装材10が得られる。
本実施形態に係る車両用内装材10の製造方法及び成形装置20に関する説明は以上である。なお、本実施形態では、第1成形型21と第2成形型31が本発明の「1対の成形型」に相当し、固定クランプ51が本発明の「傾斜クランプとは別のクランプ」に相当する。
次に、車両用内装材10の製造方法及び成形装置20の作用効果について説明する。本実施形態の車両用内装材10の製造方法では、表皮材15のうち基材11の表側面11Aの凸部13に貼着される部位を局所的に弛ませてから、その部位を凸部13の形状に真空成形するので、表皮材15の薄肉化が抑えられる。これにより、表皮材15の破れが抑制される。
また、本実施形態の車両用内装材10の製造方法では、表皮材15の真空成形に用いられる第1成形型21と第2成形型31を型締めしながら、表皮材15において基材11の表側面11Aの凸部13に貼着される部位を弛ませることが可能となる。
また、本実施形態の車両用内装材10の製造方法では、第1成形型21と第2成形型31を型締めしながら、第1傾斜クランプ41と第2傾斜クランプ42をそれぞれ第1傾斜孔27と第2傾斜孔37に沿って移動させることで、第1傾斜クランプ41と第2傾斜クランプ42を、第1成形型21と第2成形型31の開閉方向と直交する方向にスライドさせることが可能となる。これにより、表皮材15のうち第1傾斜クランプ41と第2傾斜クランプ42によって挟まれた部位を局所的に弛ませることが可能となる。
また、本実施形態の車両用内装材10の製造方法では、第1傾斜クランプ41と第2傾斜クランプ42とは別の固定クランプ51によって表皮材15を安定的に支持することが可能となる。
また、本実施形態の車両用内装材10の製造方法では、第1成形型21と第2成形型31を閉じたときに、基材11を表皮材15に押し付けて、表皮材15を基材11に圧着することが可能となる。しかも、本実施形態の車両用内装材10の製造方法では、基材11が取り付けられる第1成形型21は、固定ベース25に形成された直動孔25Aを可動ベース26が移動し、その可動ベース26に基材11が取り付けられる構成になっていて、表皮材15を第1傾斜クランプ41と第2傾斜クランプ42で挟む際には、可動ベース26が直動孔25A内に収容されるので、表皮材15を成形するときに、基材11が成形の妨げになることが抑制される。
また、本実施形態の成形装置20では、表皮材15の真空成形に用いられる第1成形型21と第2成形型31が開いた状態で、表皮材15のうち基材11の表側面11Aの凸部13に貼着される部位が第1傾斜クランプ41と第2傾斜クランプ42で挟まれ、第1成形型21と第2成形型31を型締めしながら、第1傾斜クランプ41と第2傾斜クランプ42が第1成形型21と第2成形型31と直交する方向に移動し表皮材15のうち凸部13に貼着される部位を弛ませる。このように、本実施形態の成形装置20によれば、表皮材15のうち基材11の表側面11Aの凸部13に貼着される部位を予め弛ませてから、その部位を凸部13の形状に真空成形又は圧空成形することが可能となるので、表皮材15の薄肉化が抑えられる。これにより、表皮材15の破れが抑制される。
また、本実施形態の成形装置20では、第1成形型21と第2成形型31を型締めしたときに、基材11を表皮材15に押し付けて、表皮材15を基材11に圧着することが可能となる。しかも、本実施形態の成形装置20では、基材11が取り付けられる第1成形型21は、固定ベース25に形成された直動孔25Aを可動ベース26が移動し、その可動ベース26に基材11が取り付けられる構成になっていて、表皮材15を第1傾斜クランプ41と第2傾斜クランプ42で挟む際には、可動ベース26が直動孔25A内に収容されるので、表皮材15を成形するときに、基材11が成形の妨げになることが抑制される。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、表皮材15が真空成形によって成形される例を示したが、圧空成形によって成形されてもよいし、真空圧空成形によって成形されてもよい。
(2)図12に示されるように、成形凹部32Aが、第2主型32から取り外し可能なベース部36に形成されていてもよい。これにより、基材11の形状の設計変更に応じて容易に成形凹部32Aを変更することができる。
(3)上記実施形態では、一対の第1傾斜クランプ41,41と一対の第2傾斜クランプ42,42によって表皮材15を挟み弛ませていたが、図13に示されるように、成形装置20が、一方の第1傾斜クランプ41と一方の第2傾斜クランプ42のみで表皮材15を寄せて弛ませる構成であってもよいし、図14に示されるように、複数の第1傾斜クランプ41と複数の第2傾斜クランプ42とで、複数の方向から表皮材15が挟まれて弛む構成であってもよい。
(4)上記実施形態では、成形突部22Tが第1主型22の可動ベース26に設けられていたが、第1主型22が可動ベース26を備えず、成形突部22Tが固定ベース25に突設されていてもよい。
(5)上記実施形態では、第1成形型21と第2成形型31の両成形型が可動する構成であったが、一方の成形型のみが可動する構成であってもよい。例えば、上記実施形態において、第1成形型21の第1支持体23を第1固定板21Bに固定して、第2成形型31の第2支持体33のみを第2固定板31Bから型開閉方向に移動させることで、第1成形型21と第2成形型31を型締めしてもよい。この場合でも、第1成形型21と第2成形型31を型締めする力より両スライダ28,38への付勢力が小さく設定されているため、スライダ28が第1成形型21(詳細には、固定ベース25)に対して相対的に第1固定板21Bに向かって移動し、スライダ38が第2成形型31(詳細には、第2主型32)に対して相対的に第2固定板31Bに向かって移動する。そして、表皮材15のうち第1傾斜クランプ41と第2傾斜クランプ42とで挟まれた部分を弛ませることができる。また、この場合、表皮材15を挟んでいる固定クランプ51が固定側の成形型へ近づくように可動すると成形は安定する。
(6)上記実施形態では、基材11の表側面11Aの凸部13に貼着される表皮材15の部位を予め弛ませていたが、基材11の表側面11Aが凹部を有していて、該凹部に貼着される表皮材15の部位を予め弛ませてもよい。
10 車両用内装材
11 基材
13 凸部
15 表皮材
20 成形装置
21 第1成形型
27 第1傾斜孔
31 第2成形型
37 第2傾斜孔
41 第1傾斜クランプ
42 第2傾斜クランプ
51 固定クランプ

Claims (9)

  1. シート状の表皮材を基材の表面形状に真空成形又は圧空成形して、その表皮材を前記基材の表面に貼着する車両用内装材の製造方法において、
    記表皮材を真空成形又は圧空成形するにあたり、成形型と前記表皮材を接近させるときに、その接近の方向に対して斜めに延びるクランプによって前記表皮材を挟んだ状態で、前記クランプを、前記成形型に設けた摺接部に前記接近により摺接させることで前記接近の方向に対して直交する方向に移動させて、前記表皮材のうち前記基材の表面が有する凹部又は凸部に貼着される部位を局所的に弛ませておく車両用内装材の製造方法。
  2. シート状の表皮材を基材の表面形状に真空成形又は圧空成形して、その表皮材を前記基材の表面に貼着する車両用内装材の製造方法において、
    前記表皮材の真空成形又は圧空成形に際して、互いに接離する1対の成形型を用い、
    前記1対の成形型のそれぞれに、その成形型の開閉方向に対して斜めに移動する傾斜クランプを取り付けておき、
    前記表皮材を真空成形又は圧空成形するにあたり、前記1対の成形型を開いた状態で前記表皮材のうち前記基材の表面が有する凹部又は凸部に貼着される部位の近傍を前記傾斜クランプによって挟み、前記1対の成形型を型締めしながら前記傾斜クランプを移動させて前記表皮材のうち前記凹部又は前記凸部に貼着される部位を局所的に弛ませておく車両用内装材の製造方法。
  3. 請求項2に記載の車両用内装材の製造方法において、
    前記1対の成形型のそれぞれには、前記成形型の開閉方向に対して斜めに延びて前記1対の成形型の合わせ面で開口する傾斜孔が設けられていて、
    前記傾斜孔に前記傾斜クランプを挿通して、前記傾斜クランプを前記傾斜孔に収容された収容位置と前記傾斜孔から突出した突出位置との間を移動可能に構成しておく車両用内装材の製造方法。
  4. 請求項2又は3に記載の車両用内装材の製造方法において、
    前記傾斜クランプとは別のクランプによって前記表皮材の外縁部を固定した状態で、前記1対の成形型を開閉する車両用内装材の製造方法。
  5. 請求項2乃至4のうち何れか1の請求項に記載の車両用内装材の製造方法において、
    前記1対の成形型のうち一方の成形型に、前記表皮材を成形する成形面を内面に有する成形凹部が設けられると共に、他方の成形型に、前記基材が取り付けられると共に前記1対の成形型が型締めされたときに前記成形凹部内に突入する成形突部が設けられていて、
    前記他方の成形型を、前記成形型の開閉方向に延在する直動孔を有する固定ベースと、前記固定ベースに対して前記直動孔内を移動して、前記固定ベースから突出する前進位置と前記直動孔内に収容された後退位置とに配置される可動ベースと、で構成すると共に、
    前記可動ベースに、前記成形突部を形成しておき、
    前記表皮材を前記傾斜クランプで挟む際には、前記可動ベースを前記後退位置に配置する車両用内装材の製造方法。
  6. シート状の表皮材を基材の表面形状に真空成形又は圧空成形して、前記基材の表面に貼着する車両用内装材の成形装置であって、
    互いに接離する1対の成形型と、
    前記1対の成形型のそれぞれに設けられて、前記成形型の開閉方向に対して斜めに移動する傾斜クランプと、を有し、
    前記1対の成形型のうち一方の成形型には、前記表皮材を成形する成形面を内面に有する成形凹部が設けられると共に、他方の成形型には、前記基材が取り付けられて前記成形凹部内に突入する成形突部が設けられ、
    前記傾斜クランプは、前記1対の成形型が開いた状態で、前記表皮材のうち前記基材の表面が有する凹部又は凸部に貼着される部位の近傍を挟み、前記1対の成形型の型締めに連動して1対の成形型の開閉方向と直交する方向に移動して前記凹部又は前記凸部に貼着される部位を弛ませる車両用内装材の成形装置。
  7. 請求項6に記載の車両用内装材の成形装置において、
    前記1対の成形型が開閉されるときに、前記表皮材の外縁部を固定する固定クランプを有する車両用内装材の成形装置。
  8. 請求項6又は7に記載の車両用内装材の成形装置において、
    前記他方の成形型は、前記成形型の開閉方向に延在する直動孔を有する固定ベースと、前記固定ベースに対して前記直動孔内を移動して、前記固定ベースから突出する前進位置と前記直動孔内に収容された後退位置とに配置される可動ベースと、で構成され、
    前記成形突部は、前記可動ベースに形成されていると共に前記1対の成形型が型締めされたときに前記成形凹部内に突入する車両用内装材の成形装置。
  9. シート状の表皮材を基材の表面形状に真空成形又は圧空成形して、前記基材の表面に貼着する車両用内装材の成形装置であって、
    前記表皮材を成形する成形型と、
    前記表皮材が真空成形又は圧空成形されるにあたり、前記成形型と前記表皮材が接近するときに、その接近の方向に対して斜めに延びると共に前記表皮材を挟んだ状態で前記接近により前記成形型に摺接することで前記接近の方向に対して直交する方向に移動して、前記表皮材のうち前記基材の表面が有する凹部又は凸部に貼着される部位を局所的に弛ませるクランプと、を有する車両用内装材の成形装置。
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