JP6969486B2 - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
従来、カラープリンターなどが印刷を行う際に、ユーザーが求める画像とは微妙に色相が異なった画像が印刷されてしまうことがあった。その原因としては、カラー画像出力装置自体の個体差、環境変化及び経時的な変化など、出力条件の差が挙げられる。厳密に定められた色が要求されている場合、色相のずれ(色ずれ)が発生した紙は印刷不良紙になってしまう可能性がある。そのためハードコピー(紙への出力)の色違いや濃度差をなくすため、予めプリンターなどの色再現性を校正する多くの技術が提案されている。
特に、企業のロゴやデザインマークなどに使用されるコーポレートカラーなどは、ユーザーの要求レベルが高く、その場合ユーザーが指定する特定色を厳密に再現することが求められる。
このため、ユーザーの指定する特定色の色ずれを検出し、警告又は安定化制御を行う画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。この画像形成装置は、ユーザーが色ずれを許容できる閾値を設定するために、ユーザーの指定する特定色を中心に色合いを濃度に応じて微妙に変化させた複数の色ずれサンプルを印刷し、ユーザーがサンプル許容範囲を指定することで閾値を決定する。許容範囲を指定する際の複数の色ずれサンプルは、特定色を中心に色合いを微妙に変化させたサンプルを濃度によって順に1列に配置している。
また、特定色が目標色に近づくよう色補正を行うために、特定色の周辺色を含む色見本を印刷し、色見本の読取り画像から補正データを生成する画像形成装置が知られている(特許文献2参照)。色見本は、上下方向において特定色から明度を変更した色を配置し、左右方向において特定色から彩度及び色相を変更した色を配置している。
特開2013−1049号公報 特開2017−22648号公報
ところで、出力条件の差により特定色の色ずれが発生する時、実際には特定色を構成する単色のトナーなどの色材の記録媒体への付着量が変化することにより色ずれが生じる。例えば特定色が一次色(例:マゼンタ50%)の場合、マゼンタの色材の付着量が50%から変化することで色ずれとなる。特定色が二次色(例:イエロー50%+シアン50%)の場合、イエロー又はシアンの色材の付着量が50%から変化し混ぜ合わされた結果、色ずれとなる。
印刷のプロセスを考慮すると、二次色以上においてある単色の色材のみが変化する場合がある。例えば電子写真プロセスを用いて印刷する時、単色の色材毎に固有のパラメーター(現像剤の帯電量、トナー濃度、感光体の感度)が変化した時や、中間転写ベルト上の上流で付着させたトナーが下流で逆転写されて戻ってしまう現象が起きた場合などである。また印刷のプロセスを考慮すると、色ずれが生じる時は経時的な変化で別の色材が混じることはない。
特許文献1の画像形成装置では、二次色以上の場合について考慮されていない。特許文献2の画像形成装置では、サンプルの配置はある色材の変化量に沿った配置にはなっていない。つまり、特に実際の変化(特定色を構成する単色の色材の変化)を考慮したサンプルとはなっていない。
本発明の課題は、ユーザーが実際に見る可能性のある色ずれのサンプルを提示し、ユーザーが許容できる範囲を指定し易くすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の画像形成装置は、
特定色の入力を受け付ける第1の操作部と、
複数の色材を用いて画像データを用紙に画像形成する画像形成部と、
前記入力された特定色のサンプルと、当該特定色を構成する複数の色材のそれぞれの入力値を前記特定色から変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成し、当該サンプル画像データを前記画像形成部に画像形成させるサンプル画像形成制御部と、
前記サンプル画像データによりサンプル画像が形成された用紙を読み取り、当該サンプル画像の読取画像データを取得する画像読取部と、
前記形成されたサンプル画像のうち前記特定色として許容できるサンプルの許容範囲の入力を受け付ける第2の操作部と、
前記入力された許容範囲に対応する前記サンプル画像の読取画像データのサンプルの色データを前記入力された特定色に対応付け、当該特定色の許容範囲情報として記憶部に記憶する記憶制御部と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記特定色が含まれるコンテンツ画像データを前記画像形成部により用紙に画像形成させるコンテンツ画像形成制御部を備え、
前記画像読取部は、前記コンテンツ画像データによりコンテンツ画像が形成された用紙を読み取り、当該コンテンツ画像の読取画像データを取得し、
前記読み取られたコンテンツ画像の読取画像データの特定色の部分が、前記記憶された特定色の許容範囲情報内であるか否かを判別する許容範囲判別部を備える。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、
前記読み取られたコンテンツ画像の読取画像データの特定色の部分が、前記記憶された特定色の許容範囲情報内でない場合に、当該特定色の許容範囲情報内でない旨の警告情報を報知する警告部を備える。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の画像形成装置において、
前記第1の操作部は、前記コンテンツ画像データの一部分を前記特定色として入力を受け付ける。
請求項5に記載の発明は、請求項2から4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記サンプル画像は、前記コンテンツ画像データのうち特定色の部分を少なくとも含むコンテンツ部分画像のサンプルと、当該コンテンツ部分画像のうち当該特定色の部分の色材の入力値を当該特定色から変化したサンプルとを含む。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記第2の操作部は、前記形成されたサンプル画像のうち前記特定色として許容できる1つ又は複数のサンプルを許容範囲として入力を受け付ける。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記サンプル画像形成制御部は、前記入力された特定色のサンプルと、当該特定色を構成する複数の色材のうち、入力値が所定の閾値以上の色材の入力値を前記特定色から変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成する。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記サンプル画像形成制御部は、前記入力された特定色のサンプルと、当該特定色を構成する複数の色材のそれぞれに対応する軸に沿って配置され、当該色材の経時的な変化情報に応じて当該色材の入力値を当該特定色から変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成する。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の画像形成装置において、
前記色材の経時的な変化情報は、前記画像形成装置固有の情報である。
請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載の画像形成装置において、
前記画像形成装置の環境の情報を検知する検知部を備え、
前記サンプル画像形成制御部は、前記入力された特定色のサンプルと、前記検知された環境の情報に対応する、当該特定色を構成する複数の色材のそれぞれの経時的な変化情報に応じて当該色材の入力値を当該特定色から変化したサンプルとを含む前記サンプル画像データを生成する。
請求項11に記載の発明は、請求項1から10のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記記憶部は、色材の経時的な変化情報の履歴情報を記憶し、
前記サンプル画像形成制御部は、前記入力された特定色のサンプルと、前記記憶された当該特定色を構成する複数の色材のそれぞれの経時的な変化情報の履歴情報に応じて当該色材の入力値を当該特定色から変化したサンプルとを含む前記サンプル画像データを生成する。
請求項12に記載の発明は、請求項1から11のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
色材の経時的な変化情報を前記画像形成装置の他の機器から受信する受信部を備え、
前記サンプル画像形成制御部は、前記入力された特定色のサンプルと、前記受信された当該特定色を構成する複数の色材のそれぞれの経時的な変化情報に応じて当該色材の入力値を当該特定色から変化したサンプルとを含む前記サンプル画像データを生成する。
請求項13に記載の発明は、請求項1から12のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記サンプル画像形成制御部は、前記入力された特定色の許容範囲に応じて、前記入力された特定色のサンプルと、当該特定色を構成する複数の色材のそれぞれの入力値を変化したサンプルとを含み、当該サンプル間の入力値の差をより小さくしたサンプル画像データを生成し、当該サンプル画像データを前記画像形成部に画像形成させ、
前記第2の操作部は、前記形成されたサンプル間の入力値の差が小さいサンプル画像のうち前記特定色として許容できるサンプルの許容範囲の入力を受け付ける。
請求項14に記載の発明は、請求項1から13のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
サンプル画像のサンプル間の色材の入力値の差の入力を受け付ける第3の操作部を備え、
前記サンプル画像形成制御部は、前記入力された特定色のサンプルと、前記入力された当該特定色を構成する複数の色材のそれぞれの入力値の差に応じて当該色材の入力値を前記特定色から変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成する。
請求項15に記載の発明は、請求項1から14のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記サンプル画像形成制御部は、複数のスクリーンのそれぞれに対応し、前記入力された特定色のサンプルと、当該特定色を構成する複数の色材のそれぞれの入力値を変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成し、当該サンプル画像データを前記画像形成部に画像形成させ、
前記第2の操作部は、前記形成されたサンプル画像のうち前記特定色として許容できるスクリーンのサンプルの許容範囲の入力を受け付ける。
請求項16に記載の発明のプログラムは、
コンピューターを、
特定色の入力を受け付ける第1の操作部、
複数の色材を用いて画像データを用紙に画像形成する画像形成部、
前記入力された特定色のサンプルと、当該特定色を構成する複数の色材のそれぞれの入力値を前記特定色から変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成し、当該サンプル画像データを前記画像形成部に画像形成させるサンプル画像形成制御部、
前記サンプル画像データによりサンプル画像が形成された用紙を読み取り、当該サンプル画像の読取画像データを取得する画像読取部、
前記形成されたサンプル画像のうち前記特定色として許容できるサンプルの許容範囲の入力を受け付ける第2の操作部、
前記入力された許容範囲に対応する前記サンプル画像の読取画像データのサンプルの色データを前記入力された特定色に対応付け、当該特定色の許容範囲情報として記憶部に記憶する記憶制御部、として機能させる。
本発明によれば、ユーザーが実際に見る可能性のある色ずれのサンプルを提示でき、ユーザーが許容できる範囲を指定し易くできる。
本発明の実施の形態の画像形成装置の概略構成を示す図である。 本体ユニット及び画像読取装置の機能構成を示すブロック図である。 許容範囲設定処理を示すフローチャートである。 サンプル画像を示す図である。 濃度の順番に並べたサンプルを示す図である。 許容範囲が指定された状態のサンプル画像を示す図である。 時間に対する単色の色材の変化量を示す図である。 別のサンプル画像を示す図である。 色ずれ検査処理を示すフローチャートである。
添付図面を参照して、本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
(実施の形態)
図1〜図7を参照して、本発明に係る実施の形態を説明する。まず、図1及び図2を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1は、画像形成装置の概略構成を示す図である。図2は、本体ユニット130及び画像読取装置140の機能構成を示すブロック図である。
本実施の形態に係る画像形成装置100の全体構成について説明する。画像形成装置100は、電子写真方式のカラーの画像形成を行うMFP(Multifunction Peripheral:複合機)とするが、他の方式の画像形成装置であってもよい。図1に示すように、画像形成装置100は、プリントコントローラー110、給紙ユニット120、本体ユニット130、画像読取装置140及び後処理装置150を備える。
プリントコントローラー110は、通信ネットワーク上の機器としてのコンピューター端末などからPDL(Page Description Language)データを受信し、当該PDLデータをラスタライズ処理してビットマップ形式の画像データを生成する。プリントコントローラー110は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の色ごとに画像データを生成し、本体ユニット130に出力する。
給紙ユニット120は、大容量の給紙トレイを複数備える。給紙ユニット120は、本体ユニット130により指示された給紙トレイから本体ユニット130へ用紙を搬送する。
本体ユニット130は、スキャナー部6により原稿用紙Dを読み取って得られた画像データ又はプリントコントローラー110により生成された画像データに基づき、画像形成部8により用紙上に画像を形成する。本体ユニット130は、画像形成された用紙を画像読取装置140へ搬送する。
画像読取装置140は、画像読取部11において、用紙上に形成されたサンプル画像を読み取り、読み取られた画像データを、後述する制御部1に出力する。画像読取装置140は、画像読取部11により画像の読み取りが行われた用紙を後処理装置150へ搬送する。
後処理装置150は、画像読取装置140から搬送された用紙を後処理して排紙する。後処理としては、例えばステイプル処理、パンチ穴開け処理、折り処理、製本処理などが挙げられる。後処理は必須ではなく、後処理装置150は、本体ユニット130から指示された場合のみ実行する。後処理が無い場合、後処理装置150は搬送された用紙をそのまま排紙する。
ついで、本体ユニット130の構成について説明する。図1及び図2に示すように、本体ユニット130は、サンプル画像形成制御部、記憶制御部、コンテンツ画像形成制御部、許容範囲判別部、警告部としての制御部1と、記憶部2と、第1、第2、第3の操作部としての操作部3と、表示部4と、受信部としての通信部5と、自動原稿搬送部61と、スキャナー部6と、画像処理部7と、画像形成部8と、給紙部131と、矯正部9と、検知部10と、を備える。
制御部1は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)などを備える。制御部1のCPUは、記憶部2に記憶されているプログラムを読み出してRAMに展開し、展開された当該プログラムに従って画像形成装置100の各部を制御する。
例えば、制御部1は、投入されたジョブの設定に従い、給紙ユニット120又は給紙部131により用紙を給紙させ、画像形成部8により画像を形成させる。また、制御部1は、ジョブの設定に後処理の設定が含まれる場合、後処理装置150に指示して後処理を行わせる。
記憶部2は、制御部1が読み取り可能なプログラム、ファイルなどを記憶している。記憶部2としては、例えばハードディスク、フラッシュメモリーなどの不揮発性の読み出し及び書き込みが可能な記憶媒体を用いることができる。特に、記憶部2は、許容範囲設定処理を行うための許容範囲設定プログラム、色ずれ検査処理を行うための色ずれ検査プログラムが記憶されているものとする。
操作部3は、操作キーや表示部4と一体に構成されたタッチパネルなどを備え、これらの操作に応じた操作信号を制御部1に出力する。ユーザーは、操作部3を介して、ジョブの設定、処理内容の設定、変更などの指示を入力することができる。
表示部4は、LCD(Liquid Crystal Display)などで構成され、制御部1の指示に従って操作画面などの表示情報を表示する。通信部5は、ネットワークカードなどにより構成され、LAN(Local Area Network)などの通信ネットワークに接続され、通信ネットワーク上の機器と情報の送受信を行う。制御部1は、通信部5を介して、通信ネットワーク上のPC(Personal Computer)、他の画像形成装置などの機器と通信を行う。
自動原稿搬送部61は、原稿用紙Dを載置する載置トレイや原稿用紙Dを搬送する機構及び搬送ローラーなどを備え、制御部1の制御により、原稿用紙Dを所定の搬送経路に搬送する。スキャナー部6は、光源や反射鏡などの光学系を備えて構成され、所定の搬送経路を搬送された原稿用紙D又はプラテンガラスに載置された原稿用紙Dの画像を読み取って、R(赤)、G(緑)及びB(青)の色ごとの画像データを生成し、画像処理部7に出力する。
画像処理部7は、制御部1の制御により、スキャナー部6又はプリントコントローラー110から入力された画像データを補正し、画像処理を施して、画像形成部8に出力する。
画像形成部8は、制御部1の制御により、画像処理部7から出力された画像データに基づき、用紙上に画像を形成する。図1に示すように、画像形成部8は、4つの単色としてのC、M、Y及びKの色ごとに、露光部81、感光体82及び現像部83を、1セットずつ備える。また、画像形成部8は、中間転写ベルト84、2次転写ローラー85、定着部86を備える。
露光部81は、発光素子としてLD(Laser Diode)を備える。露光部81は、制御部1の制御により、画像データに基づいてLDを駆動し、帯電する感光体82上にレーザー光を照射して露光する。現像部83は、制御部1の制御により、帯電する現像ローラーにより感光体82上にトナーを供給し、露光により感光体82上に形成された静電潜像を現像する。このようにして4つの感光体82上に各色のトナーで形成された画像は、各感光体82から中間転写ベルト84上に順次重ねて転写される。これにより、中間転写ベルト84上にカラー画像が形成される。中間転写ベルト84は、複数のローラーに巻き回された無端ベルトであり、制御部1の制御により、各ローラーの回転に従って回転する。
2次転写ローラー85は、制御部1の制御により、中間転写ベルト84上のカラー画像を、給紙ユニット120又は給紙部131から給紙された用紙上に転写する。定着部86は、転写後の用紙を加熱及び加圧して定着処理する。
矯正部9は、制御部1の制御により、定着処理された用紙の変形を矯正し、用紙面を平面化する。ここで、用紙は定着処理によって変形しやすく、基準画像の読取時に用紙を平面化する必要がある。したがって、図1に示すように、矯正部9は、用紙の搬送方向において定着部86と画像読取部11の間に配置されている。
検知部10は、本体ユニット130の機内の温度を検知する温度センサー、当該機内の湿度を検知する湿度センサーを有し、温度センサー、湿度センサーで検知された温度情報及び湿度情報を制御部1に出力する。
つぎに、画像読取装置140の構成について説明する。画像読取装置140は、画像読取部11と、用紙搬送部13と、を備える。
画像読取部11は、制御部1の制御により、用紙搬送部13により搬送経路R1を搬送される用紙上に形成された画像を所定の読取位置で読み取り、読み取った画像データを制御部1に出力する。画像読取部11は、画像読取装置140の筐体内に固定された、照明部、光学系及び撮像素子を備える。
照明部は、LED(Light Emitting Diode)やハロゲンランプなどの光源を備え、制御部1の制御により、搬送ローラーにより画像読取部11による読取位置に搬送された用紙を照明する。光学系は、複数のミラーやレンズなどを備え、照明部から用紙に照らされた光(読取位置の像)を撮像素子に結像させる。撮像素子は、CCD(Charge Coupled Device)などで構成され、制御部1の制御により、所定の読取位置で用紙上に形成された画像の読み取りを行う。撮像素子は、用紙の幅方向における全幅の範囲を読み取り可能なカラーのインラインセンサーである。
用紙搬送部13は、制御部1の制御により、略直線状に構成された搬送経路R1において、画像が形成された用紙を読取位置へと案内するとともに、画像読取部11により画像が読み取られた用紙を排出方向の後処理装置150へと案内する。後処理装置150は、制御部1の制御により、搬送された用紙に対して、必要に応じて後処理を施し、当該用紙を排紙トレイEへ排出する。
つぎに、図3〜図9を参照して、画像形成装置100の動作を説明する。図3は、許容範囲設定処理を示すフローチャートである。図4は、サンプル画像200を示す図である。図5は、濃度の順番に並べたサンプル210,2111、2112を示す図である。図6は、許容範囲231が指定された状態のサンプル画像200を示す図である。図7は、時間に対する単色の色材の変化量を示す図である。図8は、別のサンプル画像200aを示す図である。図9は、色ずれ検査処理を示すフローチャートである。
画像形成装置100は、上述したように、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの代表的な4種の単色の色材(トナー)の組合せにより出力(印刷)の色を表現する。画像形成装置100は、ある色の入力値として、各々の色材の量が0%−100%の値を取り、その4種の色材のパーセンテージの組み合わせにより特定の色を表現する前提とする。
画像形成装置100において、例えば、企業のロゴやデザインマークなど、印刷物上で特定色を厳密に再現することが要求されるコンテンツ画像を印刷するものとする。その印刷前に予め、特定色の許容範囲をユーザーが決めることを要する。特定色とは、印刷時に厳密に再現する任意の色である。
許容範囲設定処理は、特定色のサンプル画像データを印刷し、印刷された特定色の周辺のサンプルをユーザーが選択することにより、特定色の許容範囲を設定する処理である。画像形成装置100において、例えば、操作部3を介してユーザーから許容範囲設定処理の指示が入力されたことをトリガーとして、制御部1は、記憶部に記憶された許容範囲設定プログラムに従い、許容範囲設定処理を実行する。
図3に示すように、制御部1は、操作部3を介してユーザーから特定色の指定入力を受け付ける(ステップS11)。ステップS11では、後に印刷するコンテンツ画像データを予めプリントコントローラー110、通信部5又はスキャナー部6を介して入力しておき、制御部1は、そのコンテンツ画像データを表示部4に表示し、操作部3を介してユーザーから表示されたコンテンツ画像の一部分を特定色として指定入力を受け付けることとする。なお、複数の色のサンプルを表示部4に表示し操作部3を介してユーザーから当該サンプルからの特定色の選択入力を受け付ける、あるいは操作部3を介してユーザーから特定色のRGB値などの数値入力を受け付けることにより、特定色の指定入力を行うこととしてもよい。
図3に戻り、制御部1は、ステップS11で入力された特定色を用いて、許容範囲設定用のサンプル画像データを生成し、画像形成部8により、生成したサンプル画像データを用紙に印刷し、画像読取部11により、画像生成された用紙の画像を読み取りサンプル読取画像データを取得する(ステップS12)。ステップS12では、例えば、図4に示すサンプル画像200を表すサンプル画像データが生成されるものとする。図4において、イエローを右上がりのハッチングで表し、マゼンタを右下がりのハッチングで表し、入力量が大きくなるほど斜線の太さをより太くして表し、図5、図6、図8でも同様である。
ここでは、一例として、ユーザーが特定色にイエロー50%、マゼンタ50%の二次色を選択したものとする。その場合、特定色を構成する色材はイエロー及びマゼンタの2種類となる。そのときの、許容範囲設定用のサンプル画像が、サンプル画像200である。サンプル画像200は、特定色のサンプル210を中心に、横軸にマゼンタの入力値を変化させ、縦軸にイエローの入力値を変化させた組合せの複数のサンプル211を配置している。サンプル画像200は、縦軸方向又は横軸方向のサンプル211間の色材の入力値の差が等量(10%)に設定されている。また、サンプル画像200は、サンプル210,211の配置に対応して、色材の入力値の文字情報としての色材量221を有する。色材量221は、例えばイエロー50%、マゼンタ50%である場合に、「Y50」、「M50」と表現されている。
実際の色の経時変化の現象を考えると、特定色を構成する色材の付着量が変化することにより色が変化する。色の経時変化とは、画像を用紙に(連続して)印刷する際の経時的な色の変化である。サンプル画像200は、すなわち中心の特定色のサンプル210から外側に向かう方向へ、経時変化に沿って色が変化するサンプル211を配置していることになる。また、特定色を構成する色材のみを変化させているため、実際に出力条件が変化したときに出現し得る色の組合せをユーザーに提供していることになる。
従来の技術では、濃度の軸で許容範囲設定用のサンプルを出力していたが、その場合、実際の経時的な変化と相関のないサンプルの配置となる場合がある。例えば、図5に示すように、濃度の薄い→濃い順に、サンプル210、2111、2112の順に配置される。サンプル210の色材の量は、イエロー50%、マゼンタ50%である。サンプル2111の色材の量は、イエロー90%、マゼンタ50%である。サンプル2112の色材の量は、イエロー50%、マゼンタ70%である。濃度については、サンプル2112>サンプル2111であるが、実際の経時的な変化と相関のある色の入力値の変化量は、サンプル2112<サンプル2111である。このため、濃度順にサンプルを並べた場合に、ユーザーは許容範囲を指定しにくくなってしまう。
サンプル画像200では、サンプル210,211は、ベタ塗りの一色としたが、これに限定されるものではない。例えば、ステップS11で予め入力されたコンテンツ画像データのコンテンツ画像の指定された特定色部分を少なくとも含む、コンテンツ画像の一部又は全部のうち、特定色部分の色材の入力値を特定色から変化させたコンテンツ部分画像をサンプルとしてもよい。特に企業のロゴやデザインマークなどに使用されるコーポレートカラーを特定色として指定し、監視したいニーズがあることが考えられ、その場合にサンプルとしては例えば企業ロゴそのもののコンテンツ画像を印刷した方が、ユーザーにとって許容範囲の判断がつき易い。
また、サンプル画像で変化させる色材を、特定色を構成する色材の中で入力値がある所定の閾値以上の色材に限定して変化させるように、サンプル画像を形成してもよい。複数の色材で構成される色が色ずれを起こす時、構成する色材の中で量が多く支配的な色材の入力値が変化した時の方が、色ずれに対し影響度が高いと考えられる。
サンプル画像200では、特定色が2次色である例としたが、これに限定されるものではない。単色の色材の入力値の変化量をサンプル画像上のある軸で表現すれば、3次色などでも同様のサンプル画像を適用できる。ただし、許容範囲のサンプルの選択肢は限定されている方がユーザーにとっては選択しやすい。
サンプル画像で変化させる単色の色材の入力値の変化量は、色材の経時的な変化の特徴に応じた変化量になっていてもよい。サンプル画像の隣り合うサンプル間の色材の入力値の変化量の間隔は、実際の経時的な変化の間隔と合致している方が望ましい。その様なサンプル画像の例を図8にサンプル画像200aとして示す。ユーザーが特定色にイエロー50%、マゼンタ50%の二次色を選択したとする。例えば図7に示すように、計時時間の経過により、イエローに比べマゼンタは最初は緩やかに、時間と共に急峻に変化する傾向がある場合に、サンプル画像のサンプル間のマゼンタの入力値の変化量にもその傾向を反映させることが好ましい。図7において、横軸に印刷の経過時間をとり、縦軸に色材の変化量をとり、実線をマゼンタとし、破線をイエローとした。サンプル画像200aの例では、サンプル211aについて、サンプル画像200と同様にイエローの入力値を10%ずつ変化させているのに対し、マゼンタの入力値を特定色のサンプル210aから近いサンプル211aは5%、同じく遠いサンプル211aは25%変化させている。この印刷の経過時間に応じた色材の変化量を示す経時変化情報は、例えば、画像形成装置100の機械固有の傾向に応じて予め設定しておいてもよい。
また、サンプル画像で変化させるサンプル間の単色の色材の入力値の変化量について、色材の経時的な変化の特徴に応じた変化量とさせる時、画像形成装置100の機械周囲の環境の情報を収集する検知部からの情報に応じて変化の特徴を予測し、サンプル間の色材の入力値の変化量を決定してもよい。画像形成装置100の印刷の出力条件は、例えば温度、湿度などの周囲の環境の影響を受けることがある。例えば、画像形成装置100において、温度情報及び湿度情報に応じた機械としての画像形成装置100の経時変化情報の傾向を、画像形成部8による色材の画像データの印刷と、画像読取部11による印刷された用紙の画像読み取りとにより、予め測定して記憶部2に記憶しておく。ステップS12において、制御部1は、検知部10により検知された環境の情報(温度情報及び湿度情報)を取得し、当該環境の情報に応じた経時変化情報を記憶部2から読み出し、読み出した経時変化情報に応じて、サンプル画像におけるサンプル間の色材の入力値の差を決定することで、これからその環境において実際に変化する経時変化情報に沿ったサンプル画像データを生成し印刷できる。
また、サンプル画像で変化させるサンプル間の単色の色材の入力値の変化量について、色材の経時的な変化の特徴に応じた変化量とさせる時、その画像形成装置100の機械の過去の変化の履歴情報から変化の特徴を予測し、サンプル画像におけるサンプル間の色材の入力値の差を決定してもよい。過去にある変化の特徴があった時、またその特徴に従って色材の変化量が変化する可能性がある。そのため、予め、制御部1は、画像形成部8による色の画像データの印刷と、画像読取部11による印刷された用紙の画像読み取りとを行い、過去にどのような印刷の色材の経時変化をしたかという経時変化履歴情報を取得して記憶部2に保存しておく。そして、ステップS12において、制御部1は、その経時変化履歴情報を記憶部2から読み出して参照することで、実際に変化する経時変化履歴情報に沿ったサンプル画像データを生成し印刷できる。
また、サンプル画像で変化させるサンプル間の単色の色材の入力値の変化量について、色材の経時的な変化の特徴に応じた変化量とさせる時、制御部1は、通信部5を介して、画像形成装置100の他の機械としての画像形成装置の経時変化情報を収集し、その経時変化情報から変化の特徴を予測し、サンプル画像データのサンプル間の色材の入力値の変化量を決定してもよい。例えば、複数台の画像形成装置を同じ環境で稼働している時、同種の機械であれば、同じ傾向で変化する可能性がある。そのため、制御部1は、同じサンプル画像を印刷するときに、同じ環境で稼働している画像形成装置から経時変化情報を取得して参照することで、実際に変化する経時変化情報に沿ったサンプル画像データを生成及び印刷できる。
また、サンプル画像データは、2枚生成され、1枚目のサンプル画像は、隣り合うサンプル間の入力値の変化量を粗目に変化させてユーザーが許容範囲を選択し、2枚目のサンプル画像は色材の入力値の変化量を1枚目より細かく変化させて生成してもよい。許容範囲を選択するユーザーにとっては、1枚目→2枚目のサンプル画像で許容範囲を段階的に絞れる方が選択しやすい。
また、サンプル画像で変化させる単色のサンプル間の色材の入力値の変化量は、操作部3を介したユーザーからの設定入力に応じて制御部1が設定してもよい。ユーザーによって許容できる色材の入力値の変化量(許容範囲)は異なることが予想され、例えば、少しの色材の入力値の変化も許容できないユーザーも居れば、それよりも大きく変化しても許容できるというユーザーがいると予想される。その場合、前者の少しの変化も許容できないユーザーの場合は、サンプル画像におけるサンプル間の色材の入力値の変化量を細かく設定し、後者のユーザーの場合は、サンプル間の色材の入力値の変化量を大きく設定することで、ユーザー毎の許容レベルにあったサンプル画像データを生成し印刷できる。
また、ステップS12において、制御部1は、用紙に印刷されたサンプル画像200のサンプル読取画像データを、RGB値、又はRGB値を色彩値(L*a*b*など)に換算した値を制御部1のRAM又は記憶部2に記憶しておく。
図3に戻り、ステップS12の後、ユーザーは、印刷されたサンプル画像の用紙を参照する。そして、制御部1は、操作部3を介して、ユーザーから印刷されたサンプル画像のうちの、どのサンプルまでを色ずれとして許容できるかを示す許容範囲の指定入力を受け付ける(ステップS13)。ステップS13では、例えば、サンプル画像200の許容範囲のサンプル211の位置情報が指定入力される。サンプル211の位置情報は、例えば、縦軸及び横軸の色材量221の情報(例えば、Y50M50)が指定入力されてもよい。あるいは、制御部1は、ステップS12で生成したサンプル画像データを表示部4に表示し、操作部3を介して許容範囲の選択入力を受け付けてもよい。ユーザーにより許容できる又はできない範囲は、特定色から等間隔の範囲であるとは限らないため、任意の許容範囲を指定することでユーザーの要求に合った設定ができる。
また、指定入力される許容範囲は、例えば、図6に示すサンプル画像200上の許容範囲231のように、複数のサンプル210,211を指定する許容範囲とする。なお、指定入力される許容範囲は、サンプル画像200上の1つのサンプルとしてもよい。さらに、指定入力される許容範囲は、特定色のサンプル210を含まなくてもよい。
そして、制御部1は、ステップS12で読み取られたサンプル読取画像データ(RGB値又は色彩値の色データ)のうち、ステップS13で指定入力された許容範囲のサンプルに対応する色データを許容範囲の色データとして、ステップS11で入力された特定色に対応付けて記憶部2に記憶し(ステップS14)、許容範囲設定処理を終了する。
ついで、図9を参照して、色ずれ検査処理を説明する。色ずれ検査処理は、コンテンツ画像のジョブが投入された場合に、印刷する用紙の特定色部分が色ずれしているか否かを検査する処理である。
画像形成装置100において、コンテンツ画像のコピー又は画像データ印刷のジョブ投入として、操作部3を介するユーザーからのコピーの開始操作入力、又はプリントコントローラー110を介する外部機器からの印刷用のコンテンツ画像データが受信されたことをトリガーとして、制御部1は、記憶部2に記憶された色ずれ検査プログラムに従い、色ずれ検査処理を実行する。ジョブがコピーである場合、制御部1は、コピーとしてスキャナー部6により、コンテンツ画像を含む原稿を読み取りコンテンツ画像データを取得する。
図9に示すように、まず、制御部1は、給紙ユニット120又は給紙部131と画像形成部8とにより、スキャナー部6により読み取られたコンテンツ画像データ、又は通信部5を介して受信されたコンテンツ画像データを1ページ分用紙に画像形成し、画像読取部11により、画像形成された用紙の画像を読み取りコンテンツ読取画像データを取得する(ステップS21)。
ステップS21では、制御部1は、コンテンツ画像データのみを用紙に画像形成することする。なお、制御部1は、コンテンツ画像データのコンテンツ画像の断裁しろ部分に、記憶部2に記憶される許容範囲の色データに対応する特定色を画像形成することとしてもよい。
そして、制御部1は、記憶部2に記憶される許容範囲の色データに対応する特定色を参照し、ステップS21で取得された現在のページのコンテンツ読取画像データが、当該特定色の含まれるページのデータか否かを判別する(ステップS22)。ステップS22において、制御部1は、ステップS21で取得された現在のページのコンテンツ画像データのコンテンツ画像に特定色部分が含まれるか否かにより、特定色の含まれるページのデータか否かを判別する。あるいは、制御部1は、ステップS21でコンテンツ画像の断裁しろに特定色の画像形成がされたか否かにより、特定色の含まれるページのデータか否かを判別する。コンテンツ画像の断裁しろに特定色の画像形成がされる場合には、ステップS21において、制御部1は、後処理装置150により、画像形成された用紙に必要に応じて断裁処理を行う。
特定色の含まれるページでない場合(ステップS22;NO)、制御部1は、コンテンツ画像データにこれから画像形成するページがなく、色ずれ検査処理を終了するか否かを判別する(ステップS23)。色ずれ検査処理を終了しない場合(ステップS23;NO)、ステップS21に移行される。色ずれ検査処理を終了する場合(ステップS23;YES)、色ずれ検査処理を終了する。
特定色の含まれるページである場合(ステップS22;YES)、制御部1は、記憶部2に記憶される特定色の許容範囲の色データを参照し、ステップS21で取得された現在のページのコンテンツ読取画像データの特定色の部分の色ずれが、当該特定色の許容範囲内であるかを検査する(ステップS24)。ステップS24において、制御部1は、読取画像データの特定色の部分のRGB値を取得したのち、当該RGB値又は色彩値に換算した値が、許容範囲の色データ(RGB値又は色彩値)内であるか否かにより色ずれの検査を行う。
そして、制御部1は、ステップS24の検査結果に応じて、現在のページのコンテンツ読取画像データの特定色の部分の色ずれが許容範囲内であるか否かを判別する(ステップS25)。許容範囲内である場合(ステップS25;YES)、ステップS23に移行される。許容範囲内でない場合(ステップS25;NO)、制御部1は、コンテンツ読取画像データの特定色の部分の色ずれが許容範囲内でない旨の警告情報を表示部4に表示し(ステップS26)、ステップS23に移行する。
以上、本実施の形態によれば、画像形成装置100は、特定色の入力を受け付ける操作部3と、複数の色材を用いて画像データを用紙に画像形成する画像形成部8と、入力された特定色のサンプルと、特定色を構成する複数の色材のそれぞれの入力値を特定色から変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成し、当該サンプル画像データを画像形成部8に画像形成させる制御部1と、サンプル画像データによりサンプル画像が形成された用紙を読み取り、サンプル読取画像データを取得する画像読取部11と、を備える。操作部3は、用紙に形成されたサンプル画像のうち特定色として許容できるサンプルの許容範囲の入力を受け付ける。制御部1は、入力された許容範囲に対応するサンプル読取画像データのサンプルの色データを前記入力された特定色に対応付け、特定色の許容範囲情報として記憶部2に記憶する。
このため、ユーザーが実際に見る可能性のある、特定色から各色材の入力値を変化した色ずれのサンプルを提示でき、ユーザーが許容範囲を指定入力し易くできる。
また、制御部1は、コンテンツ画像データを画像形成部8により用紙に画像形成させる。画像読取部11は、コンテンツ画像データによりコンテンツ画像が形成された用紙を読み取り、コンテンツ読取画像データを取得する。制御部1は、読み取られたコンテンツ読取画像データの特定色の部分が、記憶された特定色の許容範囲内であるか否かを判別する。このため、用紙に画像形成されたコンテンツ画像の特定色の色ずれを容易かつ正確に判別できる。
また、制御部1は、読み取られたコンテンツ読取画像データの特定色の部分が、記憶された特定色の許容範囲内でない場合に、特定色の許容範囲内でない旨の警告情報を表示部4に表示する。このため、ユーザーが警告情報により特定色に色ずれが発生したことを容易に視覚的に認識できる。なお、この警告情報は、音声などにより報知される構成としてもよい。
また、操作部3は、コンテンツ画像データの一部分を特定色として入力を受け付ける。このため、ユーザーにとって、コンテンツ画像における特定色を容易に指定入力できる。
また、サンプル画像データは、コンテンツ画像データのうち特定色の部分を少なくとも含むコンテンツ部分画像のサンプルと、コンテンツ部分画像のうち特定色の部分の色材の入力値を特定色から変化したサンプルとを含む。このため、ユーザーにとって、コンテンツ画像における特定色を容易に視覚的に認識でき、許容範囲の判断をつき易くできる。
また、操作部3は、用紙に形成されたサンプル画像のうち特定色として許容できる1つ又は複数のサンプルを許容範囲として入力を受け付ける。このため、1つのサンプルを入力する構成では、許容範囲の入力を簡単にでき、コンテンツ画像の特定色の部分が許容範囲内であるか否かの判別を容易にでき、複数のサンプルを入力する構成では、ユーザーの所望の許容範囲を入力できる。
また、制御部1は、入力された特定色のサンプルと、特定色を構成する複数の色材のうち、入力値が所定の閾値以上の色材の入力値を特定色から変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成する。このため、色ずれに対し影響度が高い色材についての許容範囲を容易に指定入力できる。
また、制御部1は、入力された特定色のサンプルと、特定色を構成する複数の色材のそれぞれに対応する軸に沿って配置され、当該色材の経時的な変化情報に応じて当該色材の入力値を特定色から変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成する。このため、実際の経時的な変化の間隔と合致して、色材の許容範囲を精度よく指定入力できる。
また、色材の経時的な変化情報は、画像形成装置100固有の情報である。このため、実際の画像形成装置100固有の経時的な変化の間隔と合致して、色材の許容範囲を精度よく指定入力できる。
また、画像形成装置100は、画像形成装置100の環境の情報としての温度情報及び湿度情報を検知する検知部10を備える。制御部1は、入力された特定色のサンプルと、検知された環境の情報に対応する特定色を構成する複数の色材のそれぞれの経時的な変化情報に応じて当該色材の入力値を特定色から変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成する。このため、これからその環境において実際に変化する色材の入力値の傾向に沿ったサンプル画像を印刷でき、色材の許容範囲を精度よく指定入力できる。
また、記憶部2は、色材の経時的な変化情報の履歴情報を記憶する。制御部1は、入力された特定色のサンプルと、記憶された特定色を構成する複数の色材のそれぞれの経時的な変化情報の履歴情報に応じて当該色材の入力値を特定色から変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成する。このため、これから実際に変化する色材の入力値の過去の傾向に沿ったサンプル画像を印刷でき、色材の許容範囲を精度よく指定入力できる。
また、画像形成装置100は、色材の経時的な変化情報を画像形成装置100の他の機器から受信する通信部5を備える。制御部1は、入力された特定色のサンプルと、受信された特定色を構成する複数の色材のそれぞれの経時的な変化情報に応じて当該色材の入力値を特定色から変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成する。このため、これから実際に変化する色材の入力値の、画像形成装置100と同様の他の機器の傾向に沿ったサンプル画像を印刷でき、色材の許容範囲を精度よく指定入力できる。
また、制御部1は、入力された特定色の許容範囲に応じて、入力された特定色のサンプルと、特定色を構成する複数の色材のそれぞれの入力値を変化したサンプルとを含み、当該サンプル間の入力値の差をより小さくしたサンプル画像データを生成し、サンプル画像データを画像形成部8に画像形成させる。操作部3は、形成されたサンプル間の入力値の差が小さいサンプル画像のうち特定色として許容できるサンプルの許容範囲の入力を受け付ける。このため、ユーザーにとっては、許容範囲を段階的に絞ることができ、許容範囲を容易にかつ精度よく指定入力できる。
また、操作部3は、サンプル画像のサンプル間の色材の入力値の差の入力を受け付ける。また、制御部1は、入力された特定色のサンプルと、入力された特定色を構成する複数の色材のそれぞれの入力値の差に応じて当該色材の入力値を特定色から変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成する。このため、ユーザー毎の許容レベルにあったサンプル画像を印刷でき、色材の許容範囲を容易かつ精度よく指定入力できる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としてハードディスク、フラッシュメモリーなどを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、CD−ROMなどの可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る好適な画像形成装置及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、画像形成装置100が、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種の単色の色材を用いる構成であるという代表的な例を上げたが、これに限定するものではない。画像形成装置100が、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種以外の単色の色材を用いる構成や、4種以上の単色の色材を用いる構成としてもよい。例えば、特殊な色材として、透明トナーや、金・銀トナーなどを用いる構成でも同様の許容範囲の指定入力や色ずれの検査が適用可能である。
また、上記実施の形態では、図3のステップS12や、図9のステップS21で、画像形成装置100の制御部1が、画像読取部11により、画像形成され搬送された用紙の画像を自動的に読み取り、読取画像データを取得する構成としたが、これに限定されるものではない。図3のステップS12や、図9のステップS21で、画像形成部8により画像形成された用紙が排出された後、ユーザーが自動原稿搬送部61やスキャナー部6のプラテンガラスに画像形成された用紙を手動でセットし、制御部1が、スキャナー部6により、当該用紙の画像を読み取る構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、許容範囲設定処理により、ユーザーが色材の入力値の変化量の許容範囲のみを設定する構成としたが、これに限定されるものではない。画像を印刷する際のスクリーン(網点)によって、色材の変化の経時変化の特徴が異なったり、変化の見え方が異なったりする特徴がある。スクリーンは、網点画像を表現する色材のパターンであり、ドットの集まりからなるドットスクリーンや、斜線の集まりからなるラインスクリーンなどがある。一般には高線数のスクリーンは出力条件の影響を大きく受けるため色材の変化量が大きく、低線数のスクリーンは安定性が高く色材の変化量も少ない特徴がある。高線数のドットスクリーンとは、ドットの大きさを小さくし、単位面積のドットの数を多くしたものである。高線数のラインスクリーンとは、ライン幅を短くし、単位面積のラインの数を多くしたものである。
しかし、高線数のスクリーンの方が滑らかな階調再現ができるなどの特徴もあり、ユーザーは画質への要求に応じてスクリーンを選択している場合がある。そのため、サンプル画像を印刷する時に複数のスクリーンも同じ条件で印刷し、許容範囲設定処理において、ユーザーから色材のサンプルの許容範囲とともに、複数のスクリーンから印刷に用いる1つのスクリーンの選択入力を受け付けることとしてもよい。
つまり、制御部1は、複数のスクリーンのそれぞれに対応し、入力された特定色でのサンプルと、特定色を構成する複数の色材のそれぞれの入力値を変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成し、サンプル画像データを画像形成部8に画像形成させる。操作部3は、用紙に形成されたサンプル画像のうち特定色として許容できるスクリーンのサンプルの許容範囲の入力を受け付ける。このため、ユーザーは色材の変化量とスクリーンによる画質の要求とを満たす許容範囲を指定入力できる。
また、以上の実施の形態における画像形成装置100を構成する各部の細部構成及び細部動作に関して本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100 画像形成装置
110 プリントコントローラー
120 給紙ユニット
130 本体ユニット
131 給紙部
1 制御部
2 記憶部
3 操作部
4 表示部
5 通信部
61 自動原稿搬送部
6 スキャナー部
7 画像処理部
8 画像形成部
9 矯正部
10 検知部
140 画像読取装置
11 画像読取部
13 用紙搬送部
150 後処理装置

Claims (16)

  1. 特定色の入力を受け付ける第1の操作部と、
    複数の色材を用いて画像データを用紙に画像形成する画像形成部と、
    前記入力された特定色のサンプルと、当該特定色を構成する複数の色材のそれぞれの入力値を前記特定色から変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成し、当該サンプル画像データを前記画像形成部に画像形成させるサンプル画像形成制御部と、
    前記サンプル画像データによりサンプル画像が形成された用紙を読み取り、当該サンプル画像の読取画像データを取得する画像読取部と、
    前記形成されたサンプル画像のうち前記特定色として許容できるサンプルの許容範囲の入力を受け付ける第2の操作部と、
    前記入力された許容範囲に対応する前記サンプル画像の読取画像データのサンプルの色データを前記入力された特定色に対応付け、当該特定色の許容範囲情報として記憶部に記憶する記憶制御部と、を備える画像形成装置。
  2. 前記特定色が含まれるコンテンツ画像データを前記画像形成部により用紙に画像形成させるコンテンツ画像形成制御部を備え、
    前記画像読取部は、前記コンテンツ画像データによりコンテンツ画像が形成された用紙を読み取り、当該コンテンツ画像の読取画像データを取得し、
    前記読み取られたコンテンツ画像の読取画像データの特定色の部分が、前記記憶された特定色の許容範囲情報内であるか否かを判別する許容範囲判別部を備える請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記読み取られたコンテンツ画像の読取画像データの特定色の部分が、前記記憶された特定色の許容範囲情報内でない場合に、当該特定色の許容範囲情報内でない旨の警告情報を報知する警告部を備える請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の操作部は、前記コンテンツ画像データの一部分を前記特定色として入力を受け付ける請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記サンプル画像は、前記コンテンツ画像データのうち特定色の部分を少なくとも含むコンテンツ部分画像のサンプルと、当該コンテンツ部分画像のうち当該特定色の部分の色材の入力値を当該特定色から変化したサンプルとを含む請求項2から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2の操作部は、前記形成されたサンプル画像のうち前記特定色として許容できる1つ又は複数のサンプルを許容範囲として入力を受け付ける請求項1から5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記サンプル画像形成制御部は、前記入力された特定色のサンプルと、当該特定色を構成する複数の色材のうち、入力値が所定の閾値以上の色材の入力値を前記特定色から変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成する請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記サンプル画像形成制御部は、前記入力された特定色のサンプルと、当該特定色を構成する複数の色材のそれぞれに対応する軸に沿って配置され、当該色材の経時的な変化情報に応じて当該色材の入力値を当該特定色から変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成する請求項1から7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記色材の経時的な変化情報は、前記画像形成装置固有の情報である請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成装置の環境の情報を検知する検知部を備え、
    前記サンプル画像形成制御部は、前記入力された特定色のサンプルと、前記検知された環境の情報に対応する、当該特定色を構成する複数の色材のそれぞれの経時的な変化情報に応じて当該色材の入力値を当該特定色から変化したサンプルとを含む前記サンプル画像データを生成する請求項8又は9に記載の画像形成装置。
  11. 前記記憶部は、色材の経時的な変化情報の履歴情報を記憶し、
    前記サンプル画像形成制御部は、前記入力された特定色のサンプルと、前記記憶された当該特定色を構成する複数の色材のそれぞれの経時的な変化情報の履歴情報に応じて当該色材の入力値を当該特定色から変化したサンプルとを含む前記サンプル画像データを生成する請求項1から10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 色材の経時的な変化情報を前記画像形成装置の他の機器から受信する受信部を備え、
    前記サンプル画像形成制御部は、前記入力された特定色のサンプルと、前記受信された当該特定色を構成する複数の色材のそれぞれの経時的な変化情報に応じて当該色材の入力値を当該特定色から変化したサンプルとを含む前記サンプル画像データを生成する請求項1から11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  13. 前記サンプル画像形成制御部は、前記入力された特定色の許容範囲に応じて、前記入力された特定色のサンプルと、当該特定色を構成する複数の色材のそれぞれの入力値を変化したサンプルとを含み、当該サンプル間の入力値の差をより小さくしたサンプル画像データを生成し、当該サンプル画像データを前記画像形成部に画像形成させ、
    前記第2の操作部は、前記形成されたサンプル間の入力値の差が小さいサンプル画像のうち前記特定色として許容できるサンプルの許容範囲の入力を受け付ける請求項1から12のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  14. サンプル画像のサンプル間の色材の入力値の差の入力を受け付ける第3の操作部を備え、
    前記サンプル画像形成制御部は、前記入力された特定色のサンプルと、前記入力された当該特定色を構成する複数の色材のそれぞれの入力値の差に応じて当該色材の入力値を前記特定色から変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成する請求項1から13のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  15. 前記サンプル画像形成制御部は、複数のスクリーンのそれぞれに対応し、前記入力された特定色のサンプルと、当該特定色を構成する複数の色材のそれぞれの入力値を変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成し、当該サンプル画像データを前記画像形成部に画像形成させ、
    前記第2の操作部は、前記形成されたサンプル画像のうち前記特定色として許容できるスクリーンのサンプルの許容範囲の入力を受け付ける請求項1から14のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  16. コンピューターを、
    特定色の入力を受け付ける第1の操作部、
    複数の色材を用いて画像データを用紙に画像形成する画像形成部、
    前記入力された特定色のサンプルと、当該特定色を構成する複数の色材のそれぞれの入力値を前記特定色から変化したサンプルとを含むサンプル画像データを生成し、当該サンプル画像データを前記画像形成部に画像形成させるサンプル画像形成制御部、
    前記サンプル画像データによりサンプル画像が形成された用紙を読み取り、当該サンプル画像の読取画像データを取得する画像読取部、
    前記形成されたサンプル画像のうち前記特定色として許容できるサンプルの許容範囲の入力を受け付ける第2の操作部、
    前記入力された許容範囲に対応する前記サンプル画像の読取画像データのサンプルの色データを前記入力された特定色に対応付け、当該特定色の許容範囲情報として記憶部に記憶する記憶制御部、として機能させるためのプログラム。
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